JP3754352B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の確率で大当たりを発生させるパチンコ遊技機等の遊技機に関し、さらに詳しくは不正に大当たりを発生させることが防がれるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にパチンコ遊技機は、裏面に設置された主基板にCPU(中央処理装置)が設けられ、そのメイン処理により、カラー液晶表示器等の図柄を変動させるとともに、ソレノイド,モータ等で種々の役物を作動させ、乱数カウンタの値を更新し、始動口等の入賞の有無を検知するように構成され、遊技者の打った打球が始動口に入って始動条件が成立した時に乱数カウンタから取得された値が所定値であるかどうかが判別され、所定値であった場合は大当たりを発生させ、可変入賞装置(大入賞口)の開閉扉がソレノイドの作動により継続的に開成状態にすることで、打球を極めて入り易くし、多数の景品球を獲得できるようにしている。
【0003】
また、スロットマシンは、周知のように、始動ボタンを押し始動条件を成立させたときの乱数カウンタの値が所定値であるかどうかが判別され、所定値であった場合にアタリとなって所定数のメタルが払出されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような乱数カウンタの値によって大当たりを発生させるように構成した遊技機では、主基板のCPUに対して初期化を強制的に実行させる信号が不正の目的で外部から発信されると、乱数カウンタの値も同時に初期化されるために、その不正信号を発信してから所定時間後に始動条件を成立させることで乱数カウンタから常に所定の大当たり値が取得されるようにする不正行為が行われるおそれがあった。即ち、図8のタイミングチャートに示したように、従来の遊技機では、不正な初期化信号が発信されるとCPUが初期化された後一定時間でメイン処理が開始され、乱数カウンタの更新が開始されるので初期化信号を発信した後一定時間で該乱数カウンタが大当たりを発生させる値となることから上記のような不正行為が容易に行われるおそれがあった。
そこで本発明はこのようなCPUを初期化させることによる不正行為が未然に防止されるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明は、CPUが初期化された後にメイン処理が開始され乱数カウンタの値が更新されるとともに、始動条件成立時に取得された乱数カウンタの値が所定値であったときに大当たりを発生させる遊技機において、CPUが初期化されると不特定のタイミングでメイン処理開始信号を出力するメイン処理開始信号出力手段を設け、該メイン処理開始信号が出力されてからメイン処理が開始されるようにすることでメイン処理の開始時期が不特定となるようにし、前記メイン処理開始信号出力手段にはメイン処理開始信号を自動的に不特定タイミングで出力する集積回路によるものと、メイン処理開始信号を人為的に出力するものとが設けられ、そのいずれかを適宜に設定し得る設定選択部を設けたことを特徴とする。
また本発明は、CPUが初期化された後にメイン処理が開始され乱数カウンタの値が更新されるとともに、始動条件成立時に取得された乱数カウンタの値が所定値であったときに大当たりを発生させる遊技機において、CPUが初期化されると不特定のタイミングでメイン処理開始信号を出力するメイン処理開始信号出力手段を設けるとともに、CPUが初期化されることで乱数カウンタの更新が開始され、メイン処理開始信号が出力されてからメイン処理が開始されるようにし、前記メイン処理開始信号出力手段にはメイン処理開始信号を自動的に不特定タイミングで出力する集積回路によるものと、メイン処理開始信号を人為的に出力するものとが設けられ、そのいずれかを適宜に設定し得る設定選択部を設けたことを特徴とする。
また本発明は上記パチンコ遊技機において、メイン処理開始信号出力手段は遊技機の裏面に設置された主基板に装備されたものであることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に発明の実施形態を図面に従い説明する。図1にこのパチンコ遊技機における遊技盤1の正面を示し、図中、2は該遊技盤1上に設けられたカラー液晶表示器からなる図柄変動表示器、3は普通入賞口、4は通過ゲート、5はソレノイドにより一対の羽根が開閉動し得るように設けられたチューリップ型の始動口、6は上部天入賞口である。7は該始動口5の下方に設けられた大きな長方形状の大入賞口からなる可変入賞装置で、該可変入賞装置7にはソレノイドの作動により開く開閉扉8が設けられ、該可変入賞装置7内には継続入賞口9が設けられている。10は装飾ランプである。
【0007】
図2は遊技機の裏面に設置された主基板11のブロック図で、該主基板11に設けられたCPU(中央処理装置)12に乱数カウンタ,大当たり判定手段,遊技制御手段等が構成されるとともに、該主基板11にメイン処理開始信号出力手段13,メイン処理開始信号出力機構部14,設定選択部15が設けられる。また、16は始動口5に入賞した打球を検出する始動スイッチ、17は前記可変入賞装置7への入賞球を計数するカウントスイッチ、18は前記継続入賞口9への入賞球を検出する特定領域スイッチであり、該主基板にはさらに図柄表示制御基板19を介して前記図柄変動表示器2が接続されるほか、前記装飾ランプ10、可変入賞装置7のソレノイド20と、始動口5の羽根を開閉動させるソレノイド21等が接続される。なお、メイン処理開始信号出力手段13は、例えばクロックとタイマとが組み合わせられた集積回路(IC)により構成され、始動時にクロックの現時刻を読み取り、その読取時刻をタイマの設定時間とし、その設定時間が経過した後にメイン処理開始信号を出力させるものとすることで、不特定の時間にメイン処理開始信号を出力させることができる。
【0008】
図3は本発明の要部の作動を示したフローチャートで、電源が投入されスタートすると、先ずステップ(1)にて上記CPUが初期化され、ステップ(2)では前記メイン処理開始信号出力手段13またはメイン処理開始信号出力機構部14からメイン処理開始信号が出力されるのが待たれ、メイン処理開始信号があるとステップ(4)〜ステップ(9)からなるメイン処理に移行する。このメイン処理は、前記始動スイッチ16,カウントスイッチ17,特定領域スイッチ18等の作動の有無を検出するステップ(4)と、前記装飾ランプ10を点滅させ,効果音等を発生させるステップ(5)と、前記図柄変動表示器2を変動表示させるステップ(6)と、前記乱数カウンタの値を更新するステップ(7)と、該乱数カウンタの値に従い大当たり発生の有無を判定するステップ(8)と、ソレノイド20,21等を作動させ大当たり動作をするステップ(9)等、遊技に関る処理全般とからなる。
【0009】
このためこの遊技機では、図4のタイミングチャートに示したように、CPUが初期化された後の不特定なる時間でメイン処理が開始され、乱数カウンタの更新が開始されるようになるので、CPUが初期化された後の不特定時間に該乱数カウンタが大当たりを発生させる値となり、不正な初期化信号が発信されてもそのタイミングに合せ始動口5に遊技球を入賞させ始動スイッチ16を作動させたとしても必ずしも大当たりを発生させることはできず、不正行為を未遂にすることができる。
【0010】
一方、図5に示した本発明の他の実施形態は、ステップ(2)のメイン処理開始信号が待たれる間にもステップ(3)にて乱数カウンタの更新がなされるようにしたもので、この場合、図6にタイミングチャートを示したように、このステップ(3)での乱数カウンタの更新はステップ(4)〜ステップ(9)のメイン処理における乱数カウンタの更新と異なり更新間隔が短時間であるうえ、メイン処理開始信号を待ってからメイン処理が開始されることから該乱数カウンタが大当たりを発生させる値となる時期を一層不特定なるものにすることができる。
【0011】
また、図7は、遊技中に突然停電があっても遊技状態が記憶され、電源復旧後にその停電前の遊技状態に戻されるようにしたバックアップ機能を備えた遊技機の場合のフローチャートを示し、この場合は、ステップ(a)にて通常の遊技停止によるものかどうかが判別され、その如何によって停電によるものであるときはステップ(b)を経ることにより電源復旧処理、即ち遊技状態が元の状態に戻され、そうでないときはステップ(1)を経ることにより通常どおりCPUの初期化処理がなされる。従ってこの場合も初期化後はステップ(2)にてメイン処理開始信号が待たれる。以下同様である。
【0012】
なお、図2に示した設定選択部15によってメイン処理開始信号をメイン処理開始信号出力手段13から出力させるかメイン処理開始信号出力機構部14から出力させるかを選択でき、メイン処理開始信号出力手段13から出力させるように設定されているときは、例えば集積回路によりメイン処理開始信号が自動的に不特定タイミングで出力されるようにし、メイン処理開始信号出力機構部14が選択されているときは例えばホールスタッフがスイッチ操作をすることによってメイン処理開始信号が人為的に出力されるようにすることができる。また、不正な初期化信号を検知することで警報が出され遊技を停止させることも可能である。
【0013】
【発明の効果】
このように本発明は、遊技機のCPUが初期化されると不特定のタイミングでメイン処理が開始されるようにすることにより、初期化されてから一定時間後の乱数カウンタの値が従来のように一定の値になることがないようにしたので、不正にCPU初期化信号を発信させその一定時間後に始動条件を成立させたとしても決して容易に大当たり等を発生させることはできず、不正行為を未然に防止できるようにする有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の遊技盤の実施形態を示す正面図。
【図2】本発明に係る遊技機の実施形態を示すブロック図。
【図3】本発明に係る遊技機の実施形態を示すフローチャート。
【図4】本発明に係る遊技機の実施形態を示すタイミングチャート。
【図5】本発明に係る遊技機の他の実施形態を示すフローチャート。
【図6】本発明に係る遊技機の他の実施形態を示すタイミングチャート。
【図7】本発明に係る遊技機の他の実施形態を示すフローチャート。
【図8】従来の遊技機のタイミングチャート。
【符号の説明】
1 遊技盤
2 図柄変動表示器
5 始動口
7 可変入賞装置
11 主基板
12 CPU
13 メイン処理開始信号出力手段
14 メイン処理開始信号出力機構部
15 設定選択部

Claims (3)

  1. CPUが初期化された後にメイン処理が開始され乱数カウンタの値が更新されるとともに、始動条件成立時に取得された乱数カウンタの値が所定値であったときに大当たりを発生させる遊技機において、CPUが初期化されると不特定のタイミングでメイン処理開始信号を出力するメイン処理開始信号出力手段を設け、該メイン処理開始信号が出力されてからメイン処理が開始されるようにすることでメイン処理の開始時期が不特定となるようにし、前記メイン処理開始信号出力手段にはメイン処理開始信号を自動的に不特定タイミングで出力する集積回路によるものと、メイン処理開始信号を人為的に出力するものとが設けられ、そのいずれかを適宜に設定し得る設定選択部を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. CPUが初期化された後にメイン処理が開始され乱数カウンタの値が更新されるとともに、始動条件成立時に取得された乱数カウンタの値が所定値であったときに大当たりを発生させる遊技機において、CPUが初期化されると不特定のタイミングでメイン処理開始信号を出力するメイン処理開始信号出力手段を設けるとともに、CPUが初期化されることで乱数カウンタの更新が開始され、メイン処理開始信号が出力されてからメイン処理が開始されるようにし、前記メイン処理開始信号出力手段にはメイン処理開始信号を自動的に不特定タイミングで出力する集積回路によるものと、メイン処理開始信号を人為的に出力するものとが設けられ、そのいずれかを適宜に設定し得る設定選択部を設けたことを特徴とする遊技機。
  3. メイン処理開始信号出力手段は遊技機の裏面に設置された主基板に装備されたものである請求項1または2に記載の遊技機。
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