JP3753919B2 - マルチファイバ用光学コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバコネクタに関し、特に、高密度のアプリケーション用の小型の光学コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信技術の進歩により光ファイバは、幅広いバンド幅のアプリケーションにおいて非常にポピュラーな伝送媒体となっている。特に光学技術は、高速の光学チャネル上で行われるシステム間の通信のようなブロードバンドのシステムにさらに用いられている。このような傾向がますます勢いづくと回路基板,ラック/棚,バックプレーン,分配用キャビネット等の搭載表面を効率よく利用する必要性がますます重要となってきている。
【0003】
産業界に広がるこのような期待を満たすために、光電子モジュールと光ファイバデバイスは、さらに小型化する必要があり、それにより成熟したマイクロ電子技術および光学電子技術を利用してブロードバンドサービスと低コストでエンドユーザの幅広いバンド幅の需要に対しサービスを、提供し、送り、管理し、分配している。かくして、産業界は、ルーセントテクノロジー社からのICコネクタのような小型の光学コネクタの開発に力を注いでいる。
【0004】
しかし、この小型化は、伝送効率の要件により抑制されている。例えば、ギガビットのイーサネットのような新たな標準規格の出現により、伝送効率がより一層必要不可欠なものとなり、その結果光コネクタの性能もそれに応じてシステムの適正な動作にとって重要なものとなりつつある。かくして、伝送効率を犠牲にすることなく、そしてときには伝送効率を上げながら素子を小型化する必要がある。
【0005】
光学モジュールと光ファイバデバイスを小型化するに伴い、光ファイバの管理の複雑さが光学インタフェースと接続分配点において重要な問題となっている。その1つの解決方法は、マルチファイバ用リボンを用いることであり、このリボンにおいては複数の光ファイバが組織化されプラスチック製のリボン上に並べてモールドされている。シリコンのような単結晶材料製の2個の支持部材の間に光ファイバを支持することにより、これらのリボンケーブルを相互接続できる。この支持部材内には、光リソグラフマスクとエッチング技術を用いて形成されたV型溝が形成されている。光ファイバはこの支持部材内の個々のV型溝内に並べて配置され、それに対応したV型溝を有する他の支持部材をその光ファイバの上に配置し、この光ファイバを対応するV型溝の間に高精度に配置し結合する。
【0006】
マルチファイバ用リボンを挟み込む上部支持部材と下部支持部材は、クランプあるいは接着剤により接合してマルチファイバ用コネクタのフェルールを形成する。その後、同一のファイバ間隙を具備する2つの適合するフェルールをつきあわせて配置して、それぞれのフェルールの光ファイバの端部が互いに同軸上に整合するようにしてマルチファイバ用接続を形成する。必要によっては、このようなフェルールを積層して相互接続の密度を上げることもできる。
【0007】
マルチファイバ用リボンとコネクタは、光学通信システムで多くのアプリケーションを有している。例えば、光学スイッチ,光学パワースプリッタ/コンバイナ,ルータ等のある種の光電子と光アプリケーション仕様の集積回路(optical application specific integrated circuits=OASIC)は、複数のファイバが接続されるような線形のアレイとして配列された数個の入力ポートおよび/または出力ポートを有する。
【0008】
さらにまた、光ファイバは光学信号をこれらのデバイスに送信し、そしてこれらのデバイスから光学信号を取り出すために何らかの形で取り付けられるため、このようなデバイスへの光ファイバのアレイをスプライスすること(即ち、マルチファイバリボンを形成すること)は、マルチファイバコネクタを用いて行われる。さらに別のアプリケーションは、光学ファンアウトファブリークに関連し、このファブリークにおいては、マルチファイバリボン内の光ファイバのアレイが分配する為にシンプレクスチャネルあるいはデュープレクスチャネル内に分割されるものである。
【0009】
マルチファイバコネクタの光学的な効率に対する重要なファクタは、それが積層されているか否かに関わらず、互いに適合するフェルールの正確な整合性である。マルチファイバ接続の光ファイバ同士の正確な軸方向の整合を達成するために用いられるフェルール構造体が小型になるにつれて、スペース効率のよいコネクタの必要性が高まり、小型化したフェルールの利点は高密度の相互接続で実現される。さらにまた、マルチファイバコネクタがユーザフレンドリになることが必要であるためにマルチファイバコネクタの動作および利便性は、光学素子を用いるシステムを設置する作業者に対し直感的に必要なものである。例えば、装置、デバイスあるいは他のコネクタに速くかつ容易に取り付けられるようなプラグアンドプレイの機能をマルチファイバコネクタが有するのが望ましい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、マルチファイバコネクタの使用を容易にしかつその機能を向上させながら、よりスペース効率のよい光学フェルールを有する小型化されたマルチファイバコネクタを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の小型のマルチファイバコネクタは、高密度アプリケーションようにLCコネクタの断面寸法を有する。マルチファイバフェルールは、それが積層されていようといまいとハウジングの前面部に収納される。選択的事項としてスプリング部材がハウジング内に配置され、このマルチファイバフェルールを外側に軸方向から付勢する。これによりフェルールの端面をフェルールが接続されるデバイスと面一に維持する。本発明のハウジングは、ハウジングボディ内に取り付けられスプリング部材を保持するエンドキャップを有する。このため本発明の積層可能なマルチファイバコネクタは、構造および組立が簡単で安価でかつユーザフレンドリである。
【0012】
本発明の一態様によれば、本発明は請求項1に記載した特徴を有する。さらに本発明のハウジングは、請求項2に記載した特徴を有する。本発明のマルチファイバフェルールは、請求項3,4,5,6に記載した特徴を有する。
【0013】
本発明のハウジングは、請求項7,8,9に記載した特徴を有する。このアダプタは別のアダプタに接続され、2本あるいはそれ以上の数のファイバの接続を容易にし、あるいはこのアダプタはトランシーバのような光学デバイスに接続してもよい。本発明の他の態様によれば、本発明は請求項10および13に記載した特徴を有する。
【0014】
本発明は、さらに請求項11,12,14に記載した特徴を有する。本発明の他の態様によれば、本発明のマルチファイバ光学コネクタは請求項15に記載した特徴を有する。
【0015】
さらに本発明は、請求項16,17,18,19,20に記載した特徴を有する。光学インタフェースの他の側には、同一のコネクタ1D(一次元)または2D(二次元)の列の光学トランシーバ受信機あるいは他のデバイスが具備されている。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明は、高密度の相互接続システムのアプリケーションにおいて、特に有用な小型のマルチファイバコネクタを提供する。本発明の小型のコネクタは、製造および組立が容易で、特に従来のコネクタに比較してスペース効率が優れている。したがって、本明細書では、まず本発明のマルチファイバコネクタの使用に適したマルチファイバフェルールを説明し、その後本発明のマルチファイバフェルールの他の実施例を示す。本発明は、ここに開示したマルチファイバフェルールとコネクタに限定されるものではなく、例えばVCSELベース1Dと2Dの送信機アレイのモジュールおよび受信機モジュールあるいは他の装置のような光電子モジュールの光学インタフェースを含むフェルールの構造にも適用可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の一実施例の積層可能なマルチファイバ用フェルール10を示す。このフェルール10は同一の内部支持部材14を挟み込んだ2個の外側支持部材12を有する。図1に示した実施例においては、フェルール10はマルチファイバリボン16を3個終端しているが、いかなる数のマルチファイバリボン16も終端可能である。例えば、図4と5に示したマルチファイバフェルールは、2本の光ファイバからなる1本のマルチファイバリボンを終端するが、フェルールの端面の光ファイバの終端のスペースは、光ファイバコネクタのインタフェースの標準に適合したものである。
【0018】
この支持部材12,14は、マルチファイバリボン16の光ファイバを互いに正確に離間して整合して保持する平行なV型溝を有し、そして隣接する支持部材のV型溝が適合するように合わせられる。かくして、マルチファイバリボン16の個々のファイバは、フェルール10のフロントエンドフェース18に対しほぼ同一面となり、その結果ファイバは別のフェルールあるいは光学送信器あるいは受信器のようなデバイスに光学的に結合される。
【0019】
本発明の一態様においては、支持部材12,14内の整合ピン用の溝により形成された整合ピンホール20が光ファイバの1つおきの列に形成され、即ち隣接する支持部材の交互のインタフェースに形成される(言い換えると、整合ピンホール20は積み重ねられた対向面に1つおきに形成される)。特に、内部支持部材14の整合ピン用の溝は、内部支持部材の反対側には形成されない。ここに示した実施例においては、整合ピン用の溝は一面にのみ形成されている。別の構成例として、整合ピン用の溝は、対向する面上では互いに45度の角度をなすようにしてもよい。整合ピン用の溝は一面にのみ形成されるため、内部支持部材14は2つの対向する整合ピン用の溝が形成できる程の厚さは必要ではなく、従来の構成より薄くできる。したがってフェルール10の全体高さ即ち厚さが低減しそして全相互接続密度が増加する。
【0020】
図2A,Bに、外側支持部材12の内側表面30と外側表面32がそれぞれ示されている。外側支持部材12は前端部分34と後端部分36とを含む。マルチファイバリボン16の光ファイバを互いに整合した位置で収納し保持する平行なV型溝38の列が内側表面30の前端部分34に形成されている。さらに内側表面30は、整合ピン用のV型溝40と称する深いV型溝を有し、これがV型溝38の何れかの側に側面方向に配置され、整合ピンを保持する大きさと形状をしている。
【0021】
整合ピン用のV型溝40は、前端部分34から後端部分36の方向に延びるが前端部分34から後端部分36の方向に延び、そして内側表面30の一端から他端に延びている。V型溝38,40の間の側面方向のスペースは、必要により光ファイバコネクタインタフェースの標準に従って規定される。さらに、外側支持部材12が個のV型溝38を具備しているが、個よりも大きな数あるいは少ない数でもよい。例えば、デュープレックスシステムにおいては、2個のV型溝38を有するが、他のシステムにおいては最大32個のV型溝を有する。例えば、線形の列に配列された6本の光ファイバは、本発明のコネクタと共に使用されるマルチファイバフェルール内で終端され、そしてそのLCの取り付け寸法は、4.6×4.6mmである。LCコネクタの取り付け面積が四角形であるために、単一のマルチファイバリボンの光ファイバの線形の列は、コネクタ内で水平方向に整合する(図4)または垂直方向に整合する(図示せず)。
【0022】
後端部分36はリボン用凹部42を有し、このリボン用凹部42はリボンの個々の光ファイバが分離されはぎ取られた点あるいはその近傍でマルチファイバリボン16を保持する。このリボン用凹部42は、隣接する支持部材を接着するのに用いられる接着剤用のスペースを提供する。さらにまた、リボン用凹部42は、歪み開放素子用凹部43を有し、マルチファイバリボンの外部の応力開放素子の一端で、リップあるいは他の保持用構造台を収納し係合している。
【0023】
ピン44とスロット46は、リボン用凹部42の何れかの側に具備され、隣接する支持部材を根元部で整合し保持する。ピン44とスロット46は、隣接する支持部材の側面方向の整合性を与え、その結果V型溝の対応する列が互いに整合する。適合するV型溝は、以下に述べるようにV型溝が個々のファイバに正確に整合するような精度で製造される。
【0024】
これは、V型溝の側で正確に所定の整合性をもって保持される個々の光ファイバを収納するために、各V型溝のオープンエンドあるいは上部で収納領域を有するようにしたV型の設計に固有のものである。隣接する支持部材の正確な整合性により隣接する支持部材の適合するV型溝は、互いに見当が合わせられる。後端部分36の位置にある***部48がフェルールが用いられるようなハウジング(図示せず)内のエンドストップを規定する。
【0025】
図2C、Dを参照すると、内部支持部材14の対向する第1表面50と第2表面52が示されている。内部支持部材14は前端部分54と後端部分56とを有する。平行なV型溝58の第1列は、前端部分54の第1表面50に形成され、マルチファイバリボン16の光ファイバを収納し保持し、そしてより深い整合ピン用の溝60がV型溝58の第1列の何れかの側の側面に形成されている。さらにまた内部支持部材14の第2表面52は並列なV型溝62の第2列を有する。
【0026】
かくして内部支持部材14は、隣接する支持部材内に形成されたV型溝の対応する列に適合するように反対表面上のV型溝58,62の同一の整合列を含む。さらにまたピン64,66とスロット68,70は、内部支持部材14のV型溝58の位置における表面50,52の上に形成され、外側支持部材12について説明したように隣接する支持部材を整合し保持する。さらにまた、リボン用凹部71と歪み開放素子用凹部73が表面50,52の両方に形成され、これは外側支持部材12に説明したのと同じである。
【0027】
本発明によれば、内部支持部材14は反対表面上に整合ピン用の溝は有さない。具体的に図2CとDの実施例を例に説明すると、第2表面52は整合ピン用のV型溝を有さない。しかし、別の構成例では、この第2表面52は第1表面50内の整合ピン用溝60に対しずれている整合ピン用溝を有してもよい。しかし、ずれた位置にある整合ピン用の溝を用いた場合には、V型溝の列の何れかの側にある側面スペースが増加しある種のアプリケーションにおいてはこれは受け入れられないものである。
【0028】
かくして、ある表面が整合ピン用の溝を有している場合、あるいは反対側の表面上にずれた位置にある整合ピン用溝を有している場合の何れかにおいても、内側支持部材の厚さは従来の支持部材の厚さよりも薄できるが、その理由は、支持部材は対向する整合ピン用溝を収納できるほど厚くなる必要はないからである。例えば図3を参照すると、内部支持部材の厚さ72は、この実施例においては、740μmであるが、一方従来の支持部材は2500μmの厚さを有する。したがって内側支持部材の厚さを減らすことにより、より多くのマルチファイバリボンを同一サイズのフェルールで終端でき相互接続の密度が増加する。
【0029】
さらにまた、内部支持部材の厚さ72は、インタフェースにおけるV型溝の中心と隣接するインタフェースにおけるV型溝の中心との間の距離76がアレイ内の隣接するV型溝の中心間の距離74の整数倍となるようにするのが望ましい。したがって内部支持部材の厚さ72は約740μmで、隣接する支持部材間のインタフェースにおけるスペースは約10μmで、その結果、距離76は、750(=740+10)μmとなり250μmの距離74の整数倍(3倍)である。
【0030】
隣接する支持部材間に10μmの距離(隙間)が存在することにより、2つの適合する支持部材が、マルチファイバリボンを収納するよう配置されたときに、ファイバが圧縮状態にあるようになる。これによりその外径が公称偏差を有する光ファイバを適合するV型溝の間に正確に整合できる。V型溝の制御は、適用可能な相互接続インタフェース標準により制御するのが好ましい。本明細書においては、V型溝の中心はV型溝内に保持される光ファイバの中心である。かくしてより大きなフレキシビリティは、積層可能なフェルールのインタフェース面が接続用フェルールのインタフェースに平行あるいは直交するかによて得られる。
【0031】
かくして、フェルール積層体に各積み重ねられた内部支持部材14を積み重ねるすることにより、整合ピン用の溝により形成された整合ピン用ホール20は、1つおきのインタフェース75に形成される。この構造体は図1と3に示したような光ファイバの列と称する。フェルール10を光学的に結合される他のフェルールに対し動かしながら十分に整合し固着するためには少なくとも2本の整合ピンが必要である。本発明は光ファイバの各列に2つの整合用ホールを必ずしも具備しないが、大部分のアプリケーションにおいては、十分な正確さと剛性を与えかつ従来の設計に対しフェルール積層体の全体圧さを低減させている。
【0032】
したがって本発明のフェルール10は、2個の外側支持部材12と適宜の数の内部支持部材14とを用いることにより理論的には無数のマルチファイバリボンを終端できる。2つの構造体素子のみが必要とされるが、本発明による積層可能なマルチファイバフェルールの全体コストは、3個の構成素子を必要とするようなほぼ同機能の積層可能なフェルールのそれよりも安い。即ち支持部材は、2つのモールド(即ち、外側支持部材12用のものと内部支持部材14用のもの)を使うプラスチック注入モールド技術を用いて形成されているからである。これはさらにV型溝の精度を上げることができるが、その理由は隣り合う部品は同一のモールドから形成されるからである。
【0033】
特に支持部材12,14は、米国特許第5,388,174号、第5,620,634号、第5,603,870号に記載された技術を用いて形成されている。このプロセスは、1μmのオーダーの精度でもって、信頼性高く特徴物を形成できることが示されている。一般的にこのプロセスは、次の通りである。まずシリコンチップのような単結晶ボディを従来のマスキングとエッチング技術を用いて異方性エッチングを行いV型溝を形成する。
【0034】
例えば、KOH/水またはEDP/水の水溶液がエッチング剤として用いられる。シリコンのエッチングレートは、マスク層のエッチングレートよりも数桁速いので、マスクされていない部分は、エッチング溶剤に曝されたときには、エッチングで除去され、それによりシリコンの{111}結晶面に沿ってV型溝が形成される。マスクパターンとエッチングプロセスを正確に制御することにより、所定の間隔,幅,深さが正確な溝がシリコンウェハに形成される。
【0035】
光ファイバ用のV型溝は、必ずしもV字形状をしているわけではない。例えば、光ファイバと整合ピンは断面が丸いためにV型の底部は、整合ピン用のV型溝40,60と同様に台形となっている。台形の場合には、整合ピン用のV型溝40,60は、整合ピン用に十分なクリアランスを提供できるほど深くなければならない。溝の深さと底部は機能的には問題とならない。しかし、溝の深さは支持部材の必要な構造強度により制限され、特に支持部材の一部が整合ピン用の溝を規定している場合にはその深さは制限される。
【0036】
後続のモールドプロセスの間、プラスチックが収縮するために、シリコンチップ上のV型溝およびその間隔のような特徴物は、意図した最終支持部材の寸法よりも若干大きく作らなければならない。その後薄い金属層をV型溝の上に電気的手法により形成する。その後、シリコンボディを例えばHF,HNO3と水あるいはKOHと水(あるいは他のシリコンのエッチング剤)でエッチングすることにより除去する。
【0037】
この実施例においては、金属層はシリコンウェハ上に電気メッキによるニッケル層として形成される。ニッケルが好ましいのは、適正な硬度(例えば、〜50ロックウェル)で従来の電気的方法により形成されるという理由からである。電気的に形成された金属層はシリコンウェハチップの逆レプリカを構成し、これはV型溝を規定する注入モデルの挿入物としておよび支持部材12,14の他の特徴物として用いるために機械加工される。
【0038】
最適なモールド条件を見つけ出すために、注入モールドについて実験を行った。この実験は最も適切なモールド用化合物と平滑な表面を形成するためのモールドパラメータそして最も重要なモールドの収縮率を選択するためである。この実験により最適な結果が得られる動作パラメータが決定される。支持部材を形成する好ましい材料は フッ化ポリフェニレン(polyphenylene sulfide:PPS)であり、この収縮率は元のシリコンマスタの寸法に対し0.4%収縮するだけである。したがってシリコンマスタの寸法は最終の所望の寸法よりも0.4%大きくなければならない。支持部材12,14を結合するために様々な種類の光学接着剤は用いられた。例えば、Epo−Tek353NDであり、これはマサチューセッツ州ビレリカのエポキシテクノロジー社から市販されている。
【0039】
この光ファイバフェルールが1列当たり5本の光ファイバを終端する場合には、中央の光ファイバは側面方向に離間した整合ピン用の溝の中心に配置するのがよい。そして残りの4本の光ファイバは中央のファイバの両側に対称に配置し、そして5本の光ファイバは隣接するファイバから等しいスペースで離され、その結果約1mmのスペース内に全ての光ファイバを配置できる。LCの取り付け装置内の4.6mmの残りの領域は、整合ピン用の溝とフェルールの構造上の要件を受け入れるためのものである。
【0040】
1本のファイバの接続を行うためには、中央の光ファイバを用いる。2本のファイバの接続が望ましい場合には、中央の光ファイバのいずれかの側の隣接する2本の光ファイバあるいは外側の2本の光ファイバをそれぞれの対として用いる。3本の光ファイバの接続は中央のファイバと2本の外側のファイバを用いるかあるいは中央のファイバと、中央のファイバのいずれか側にある2本の隣接するファイバを用いる。4本のファイバを接続するには、中央のファイバのいずれかの側にある外側の2本のファイバを用いる。最後に5本の光ファイバの接続を行うには、5本の光ファイバ全てを用いる。
【0041】
上記のようなマルチファイバフェルールは、米国特許出願09/262,112(発明の名称“Stackable Multi-Fiber Ferrule Assembly Methods And Tools”)と米国特許出願09/262,107(発明の名称“Stackable Multi-Fiber Ferrules Having Improved Interconnection Density”)に記載されている。
【0042】
マルチファイバコネクタ
図4A,4Bを参照すると、本発明による小型のマルチファイバコネクタ102が中心軸103と共に展開図で示されている。マルチファイバコネクタ102は細長いハウジング104とエンドキャップ106とスプリング部材108とマルチファイバフェルール110とを有する。同図に示すように、組み立てられたマルチファイバコネクタ102は、アダプタ112に軸方向から挿入され、マルチファイバコネクタ102をパッシブあるいはアクティブなデバイスあるいはコネクタに接続する。
【0043】
ハウジング104は、前端部120と後端部122とを有する。内部通路124は、前端部120と後端部122とを接続している。このハウジング104は、さらに上面126と底面128と一対の対向した側面130とを有する。各側面130はスロット132を規定する。したがって、ハウジング104はLCコネクタの寸法で、ほぼ四角形の断面をしており、側面から側面までが約5mmの長さである。ハウジング104の一般的なスタイルは、マルチファイバコネクタ102の使用を容易にするためのRJ45ハウジングのスタイルである。
【0044】
ハウジング104は一体構造が好ましく、例えばポリエーテルイミドのような柔軟性のあるポリマー材料から構成され、軽量かつ耐久性であるものが望ましい。このハウジング104は、様々な方法を用いて組み立てられる。例えば、公知のモールド技術である。したがって、ハウジング104は製造するのに安価である。
【0045】
スプリングラッチ134は、ハウジング104の上面126から外側に延びる。このスプリングラッチ134は、比較的簡単かつ公知のデバイスで様々な方向により構成できる。好ましくは、スプリングラッチ134は幅の広いベース部分136を有し、このベース部分136はハウジング104の上面126と共に一体で構成される。ベース部分136から片持ち部分138が延び、この片持ち部分138は一対の側面方向に延びた肩部140を有する。片持ち部分138は、力を加えることにより若干変形し、力を取り除いた後は元の形状に戻るような材料から形成するのが好ましい。
【0046】
一部が傾斜したリッジ164は、ハウジング104の上面126の内側表面と、前端部120の底面128の上に具備されている。したがって、マルチファイバフェルール110がハウジング104内に配置されたときには、マルチファイバフェルール110のリッジ164は、上面126の前端部分と底面128とをマルチファイバコネクタ102の中心軸103に直交する方向に矢印で示すように変形させる。リップ部168が完全にハウジング104内に配置されると、リッジ164を通過して上面126と底面128の前端部分は元の位置に戻る。
【0047】
さらにリッジ164がリップ部168に係合すると、マルチファイバフェルール110の中心軸103に沿った外側への動きを制限する。フェルールがハウジング104内に配置されると、リップ部168の側面方向の側は側面130内でスロット132を超えて少なくとも部分的に延びる。しかし、この側壁130の構造は、本発明にとって必須なものではない。そして必要によっては、この側壁130はスロットを含んでもよく、また前端部120と後端部122から連続して一体のものでもよい。このような場合、マルチファイバフェルール110のリップ部168は、前面部分170の側面エッヂを超えて側面方向には延びないのが好ましい。マルチファイバフェルール110が一端ハウジング104内に収納されると、マルチファイバフェルール110は軸方向の移動量を有するのが好ましい。したがって、他の光学デバイスあるいはコネクタにマルチファイバフェルール110が接続されていない場合には、このマルチファイバフェルール110は軸方向に付勢され、その結果リップ部168はスプリング部材108のような付加機構によりリッジ164に当たる(図5A,5Bに示すように)。
【0048】
エンドキャップ106は、ハウジング104の後端部122で内部通路124内に収納できるようなサイズと構造をしている。特に、直線部分150は内部通路124内でスライドして係止部分152により保持され、そしてこの係止部分152はハウジング104の側面130内の対応する開口部154に係合する。直線部分150よりも大きな断面を有する156は、エンドキャップ106がハウジング104内に挿入されたときにハウジング104の後端部122に当接する。
【0049】
管状ネック部158は中心軸103に沿って軸方向に延びマルチファイバフェルール110が終端するマルチファイバリボンのガイドとして動作し、エンドキャップ106により規定される円筒状の通路160内に延びる。直線部分150により規定されるこの円筒状の通路160の一部は、スプリング部材108を保持するようなサイズと形状をしている。スプリング部材108は、マルチファイバフェルール110に対し軸方向に付勢し、それにより光学接続の間押しつける圧力をかけている。
【0050】
ハウジング104と同様に、エンドキャップ106は商用の熱可塑性材料からモールドで形成され、これにより低コスト、軽重量のコネクタができる。例えば、エンドキャップ106を形成するのに用いられる好ましい材料はポリエーテルイミドである。さらにまたエンドキャップ106は必要によってはハウジング104と一体に形成してもよい。
【0051】
アダプタ112は前面182と後面184との間に延びる内部通路180とを有する一体構造の細長い構造体である。アダプタ112の前面182において、内部通路180はマルチファイバコネクタ102を受け入れるような形状に形成される。特に凹部186は、リップ部168の寸法に対応した大きさであり、その結果凹部186がアダプタ112内のマルチファイバフェルール110の軸方向の動きを正確にガイドするようになる。
【0052】
さらにまた、ノッチ188はスプリングラッチ134と共に動作してマルチファイバコネクタ102をアダプタ112内に保持する。アダプタ112の後面184においては、内部通路180は開口190として規定され、この開口190がマルチファイバフェルール110の前面部分170を収納するサイズと形状をしている。したがって、開口190はマルチファイバフェルール110の要件に応じてそのサイズと形状が変わる。例えば、異なる産業界の標準に従って設計されたフェルールあるいは異なる数の光ファイバを含むフェルールは、異なるサイズあるいは形状の開口190を必要とする。前述したように、アダプタ112は受動型の接続デバイス(例えば、第2の適合する光ファイバコネクタを受け入れる別のアダプタ)あるいはアクティブシステム(例、光学トランシーバあるいは面発光レーザ)に接続される。
【0053】
ハウジング104とエンドキャップ106と同様に、アダプタ112は市販の熱活性材料からモールドされて構成され、その結果低コスト、軽重量のコネクタを形成できる。アダプタ112を形成するのに用いられる好ましい材料は、ポリエーテルイミドである。
【0054】
図5A,5Bには、組み立てられた状態でアダプタ112に接続されたマルチファイバコネクタ102の部分断面図が示されている。同図に示すようにリップ部168はスプリング部材108によりリッジ164に当てられており、このスプリング部材108はエンドキャップ106の円筒状通路160内のステップ191に当たってバイアスがかけられている。さらにまた凹部186は、リップ部168の側面部分を収納して、マルチファイバフェルール110をアダプタ112内に正確に配置させている。しかし、リップ部168はステップ192を有し、このステップ192にスロット132を通って部分的に延びるリップ部168の側面部分が当たっている。
【0055】
スプリングラッチ134の肩部140は、アダプタ112内の凹部に入り、マルチファイバコネクタ102をアダプタ112内にロックしている。アダプタ112からマルチファイバコネクタ102を取り出すために、ユーザは片持ち部分138の先端部196を下方向に押して、肩部140をその凹部から取り外し、これによりマルチファイバコネクタ102をアダプタ112から外して軸方向に移動させる。マルチファイバフェルール110の配置を正確に維持しながら、マルチファイバコネクタ102をアダプタ112内に配置すること、あるいはアダプタ112からの取り外しが容易となり、ユーザフレンドリであり、光学相互システムに必要な正確な配置ができる点で好ましい。
【0056】
図5Aを参照すると、開口190はマルチファイバフェルール110の前端面198を受け入れ正確に配置する。前端面198は第2のフェルールに適合して、それぞれのフェルールが終端した複数本の光ファイバを接続する。それぞれの光ファイバを正確に整合させておくために、それぞれのフェルールの端面は、力を加えて互いに適合させ、フェルールを隣接する位置に保持する。
【0057】
前述したようにこの力は、スプリング部材108により与えられる。スプリング部材108はマルチファイバフェルール110をリッジ164とステップ192に当てるよう力をかけているが、マルチファイバフェルール110は、軸の動作201のうごき量を具備して適合するフェルールが互いに押し合うときにはこのずれを受け入れることができる。
【0058】
図6に本発明の他の実施例を示す。図6Aにおいて、本発明のマルチファイバコネクタ202は一体構造の線形のハウジング204を有し、それが前面208から後面210に延びる通路206を規定する。図6Bの断面図に示すように、通路206は前面208に隣接する小通路部分212と、後面210に隣接する大通路部分214とを有する。そして小通路部分212と大通路部分214は、ステップ216でぶつかり合う。
【0059】
後面210がハウジング204内に配置されると、後面210の前端部分220は小通路部分212と後端部分222内に収納され、そして後面210のリップ部224は、図6Cに示すように大通路部分214内に収納される。ステップ216の配置は後面210の端面226が図6Dに示すように通路206に対し、外部に延びるようになるように決定される。ハウジング204は市販の熱可塑性材料から構成され、例えばポリエーテルイミドから構成されて低コスト、軽重量のハウジングを構成している。通路206を規定する壁の厚さは、マルチファイバコネクタ202が利用されるようなアプリケーションに必要な構造的強度を与えるのに必要な以外には、本発明にとって臨界的な意義を有するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による積層可能なマルチファイバフェルールの斜視図
【図2】A 本発明の一実施例による外側支持部材の上面斜視図
B 本発明の一実施例による外側支持部材の底面斜視図
C 本発明の一実施例による内部支持部材の上面斜視図
D 本発明の一実施例による内部支持部材の底部斜視図
【図3】図1の積層可能なマルチファイバフェルールの前面図
【図4】A 本発明の一実施例による小型のマルチファイバコネクタの前面部の展開斜視図
B 本発明の一実施例による小型のマルチファイバコネクタの後面部の展開斜視図
【図5】A マルチファイバコネクタハウジングの組立体がアダプタ内に挿入された前面図
B マルチファイバコネクタハウジングの組立体がアダプタ内に挿入された後面図
【図6】本発明のマルチファイバコネクタの他の実施例の斜視図であり、BとCはその断面図を示す
【符号の説明】
10 積層可能なマルチファイバ用フェルール
12 外側支持部材
14 内部支持部材
16 マルチファイバリボン
18 フロントエンドフェース
30 内側表面
32 外側表面
34,54 前端部分
36,56 後端部分
38,58,62 V型溝
40 整合ピン用のV型溝
42,71 リボン用凹部
43,73 歪み開放素子用凹部
44,64,66 ピン
46,68,70 スロット
48 ***部
50 第1表面
52 第2表面
72 厚さ
74,76 距離
75 インタフェース
78,81 注入モールド
79 第1部分
80 第2部分
82 第3部分
84 組立ツール
86 支持ボディ
88 スロット
90 リボン用キャビティ
92 支持部材用キャビティ
94 拡張部
98 エンド部分
102 マルチファイバコネクタ
103 中心軸
104 ハウジング
106 エンドキャップ
108 スプリング部材
110 マルチファイバフェルール
112 アダプタ
120 前端部
122 後端部
124 内部通路
126 上面
128 底面
130 側面
132 スロット
134 スプリングラッチ
136 ベース部分
138 片持ち部材
140 肩部
150 直線部分
152 係止部分
154 開口部
158 管状ネック部
160 円筒状通路
164 リッジ
168 リップ部
170 前面部分
180 内部通路
182 前面
184 後面
186 凹部
188 ノッチ
190 開口
191,192 ステップ
196 先端部
198 前端面
202 マルチファイバコネクタ
204 ハウジング
206 通路
208 前面
210 後面
212 小通路部分
214 大通路部分
216 ステップ
220 前端部分
222 後端部分
224 リップ部
226 端面

Claims (5)

  1. 積層された複数の光ファイバを終端する積層可能なマルチファイバフェルールと、
    上面及び下面を有するU字型のハウジングであって、前記上面及び下面は、前記マルチファイバフェルールを収納するために変形し、前記ハウジングは、第1端、第2端、及び前記第1端から前記第2端まで延在する軸方向通路を有し、前記第1端において前記マルチファイバフェルールを収納する、ハウジングと、
    前記軸方向通路内に配置され、前記マルチファイバフェルールと相互作用して前記マルチファイバフェルールを外側に向けて軸方向に付勢するスプリング部材とを有し、
    前記ハウジングは、前記ハウジングの前記第2端に結合されたエンドキャップを含み、前記エンドキャップは、前記マルチファイバフェルールと反対側のスプリング部材と相互作用し、
    前記ハウジングが、前記ハウジングから延在するスプリングラッチをさらに有する、マルチファイバ用光学コネクタ。
  2. 垂直方向に隣接する光ファイバ列の間の間隔が、1つの光ファイバ列内で水平方向に隣接する光ファイバ間の間隔の整数倍となるように、前記積層された複数の光ファイバ列が構成されている請求項記載のコネクタ。
  3. 前記マルチファイバフェルールによって終端される水平方向に隣接する光ファイバ間の間隔が約250μmである請求項記載のコネクタ。
  4. 前記ハウジングは、対向するスロットを有し、 前記マルチファイバフェルールは、前記スロットを介して少なくとも部分的に延在する請求項記載のコネクタ。
  5. 前記ハウジングを収納する第1端と、前記マルチファイバフェルールの端面が突出する開口を含む第2端とを有するアダプタをさらに有する請求項1記載のコネクタ。
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