JP3753067B2 - 通信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

通信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、例えば、複数の家庭用通信機器やAV機器を相互に接続する場合に用いて好適な通信装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータやAV機器を相互に接続するネットワークシステムが企業、学校などに普及しつつ有り、この設備を利用してAV(オーディオビデオ)コンテンツを配信する試みがなされている。このようなネットワークシステムの考えを応用して、家庭内におけるAV機器のオーディオケーブルやビデオケーブルによる配線をデータバスネットワークで置換することが当然考えられる。このデータバスネットワークとしては、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394データバスネットワーク、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いるLAN(Local Area Network)などが考えられる。
【0003】
家庭内におけるAV機器の配線をデータバスネットワークで置き換えることは、例えばDVD(Digital Versatile Disk)プレイヤ、ディスプレイ(テレビジョン受像機を含む)、スピーカなどをそれぞれ所定のネットワークに接続することを意味する。例えば、DVDプレイヤによってDVDを再生した場合、再生されたAVデータがデータバスネットワークを介してディスプレイ、スピーカなどに供給され、それぞれから対応する動画映像や音声が出力されることになる。以下、AV機器をデータバスネットワークによって接続したシステムを、AVネットワークシステムと記述する。
【0004】
上述したようなAVネットワークシステムにおいては、基本的な操作はリモートコントローラ(以下、リモコンとも記述する)が用いられると考えられる。しかしながら、AVネットワークシステムに対するリモコン操作方法やその実現方法などについては、未だ充分な検討が行われていない。
【0005】
このため、既存のAVネットワークシステムに対しては、旧来のオーディオケーブルやビデオケーブルによって配線されたオーディオビデオシステムに対する操作と同様の操作が考えられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、1台のディスプレイ(テレビジョン受像機であってもよい)に、第1のDVDプレイヤと、第2のDVDプレイヤが接続されたAVネットワークシステムを想定する。このディスプレイにおいて、第1のDVDプレイヤからの入力を入力1、第2のDVDプレイヤからの入力を入力2として使用するためには、そのように、ユーザが意図的に初期設定を行う必要がある課題があった。また、さらに第3のDVDプレイヤを追加するなどしてシステムを拡張する場合、その都度、設定が必要となる課題があった。
【0007】
なお、ディスプレイに対するDVDプレイヤなどの入力に対し、入力1、入力2などの入力番号を自動的に割り振る機能を備えることにより、ユーザによる設定を代行することができる技術が存在するが、設定を行った後、第2のDVDプレイヤをディスプレイのソース機器としたい場合、すなわち、ディスプレイに第2のDVDプレイヤで再生した映像を表示させたい場合、ユーザはディスプレイに対してリモコンを操作し、表示するソース信号を指定する必要があるので、自動的に入力番号を割り振る機能を利用した場合、その結果にユーザが習熟しなければならない課題があった。
【0008】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、リモコンを利用した感覚的な操作によってソース機器と、ソース機器が供給するAVコンテンツデータを入力するシンク機器を選択することができるAVネットワークシステムを実現できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の通信装置は、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出手段と、ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信手段と、他の通信装置が送信した信号を、ネットワークを介して受信する受信手段と、制御信号検出手段、送信手段、および受信手段を制御するとともに、自己をソース機器またはシンク機器に設定する設定手段とを含み、設定手段は、制御信号検出手段によって制御信号の始端部分が検出された場合、送信手段を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に受信手段によって他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、送信手段を制御して自己がソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己をソース機器に設定し、受信手段によって他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、制御信号検出手段によって制御信号の中間部分が検出されている場合、送信手段を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、制御信号検出手段によって制御信号の終端部分が検出された場合、送信手段を制御して自己がシンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己をシンク機器に設定することを特徴とする。
【0010】
本発明の第1の通信方法は、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、他の通信装置が送信した信号を、ネットワークを介して受信する受信ステップと、制御信号検出ステップの処理、送信ステップの処理、および受信ステップの処理を制御するとともに、自己をソース機器またはシンク機器に設定する設定ステップとを含み、設定ステップの処理は、制御信号検出ステップの処理で制御信号の始端部分が検出された場合、送信ステップの処理を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に受信ステップの処理で他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、送信ステップの処理を制御して自己がソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己をソース機器に設定し、受信ステップの処理で他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、制御信号検出ステップの処理で制御信号の中間部分が検出されている場合、送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、制御信号検出ステップの処理で制御信号の終端部分が検出された場合、送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己をシンク機器に設定することを特徴とする。
【0011】
本発明の第1の記録媒体のプログラムは、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、他の通信装置が送信した信号を、ネットワークを介して受信する受信ステップと、制御信号検出ステップの処理、送信ステップの処理、および受信ステップの処理を制御するとともに、自己をソース機器またはシンク機器に設定する設定ステップとを含み、設定ステップの処理は、制御信号検出ステップの処理で制御信号の始端部分が検出された場合、送信ステップの処理を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に受信ステップの処理で他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、送信ステップの処理を制御して自己がソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己をソース機器に設定し、受信ステップの処理で他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、制御信号検出ステップの処理で制御信号の中間部分が検出されている場合、送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、制御信号検出ステップの処理で制御信号の終端部分が検出された場合、送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己をシンク機器に設定することを特徴とする。
【0012】
本発明の第1のプログラムは、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、他の通信装置が送信した信号を、ネットワークを介して受信する受信ステップと、制御信号検出ステップの処理、送信ステップの処理、および受信ステップの処理を制御するとともに、自己をソース機器またはシンク機器に設定する設定ステップとをコンピュータに実行させ、設定ステップの処理は、制御信号検出ステップの処理で制御信号の始端部分が検出された場合、送信ステップの処理を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に受信ステップの処理で他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、送信ステップの処理を制御して自己がソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己をソース機器に設定し、受信ステップの処理で他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、制御信号検出ステップの処理で制御信号の中間部分が検出されている場合、送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、制御信号検出ステップの処理で制御信号の終端部分が検出された場合、送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己をシンク機器に設定することを特徴とする。
【0013】
本発明の第2の通信装置は、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出手段と、ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信手段と、他の通信装置が送信した信号を、ネットワークを介して受信する受信手段と、制御信号検出手段、送信手段、および受信手段を制御するとともに、自己をソース機器に設定する設定手段とを含み、設定手段は、制御信号検出手段によって制御信号の始端部分が検出された場合、送信手段を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に受信手段によって他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、送信手段を制御して自己がソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己をソース機器に設定することを特徴とする。
【0014】
本発明の第2の通信方法は、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、他の通信装置が送信した信号を、ネットワークを介して受信する受信ステップと、制御信号検出ステップの処理、送信ステップの処理、および受信ステップの処理を制御するとともに、自己をソース機器に設定する設定ステップとを含み、設定ステップの処理は、制御信号検出ステップの処理で制御信号の始端部分が検出された場合、送信ステップの処理を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に受信ステップの処理で他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、送信ステップの処理を制御して自己がソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己をソース機器に設定することを特徴とする。
【0015】
本発明の第2の記録媒体のプログラムは、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、他の通信装置が送信した信号を、ネットワークを介して受信する受信ステップと、制御信号検出ステップの処理、送信ステップの処理、および受信ステップの処理を制御するとともに、自己をソース機器に設定する設定ステップとを含み、設定ステップの処理は、制御信号検出ステップの処理で制御信号の始端部分が検出された場合、送信ステップの処理を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に受信ステップの処理で他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、送信ステップの処理を制御して自己がソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己をソース機器に設定することを特徴とする。
【0016】
本発明の第2のプログラムは、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、他の通信装置が送信した信号を、ネットワークを介して受信する受信ステップと、制御信号検出ステップの処理、送信ステップの処理、および受信ステップの処理を制御するとともに、自己をソース機器に設定する設定ステップとをコンピュータに実行させ、設定ステップの処理は、制御信号検出ステップの処理で制御信号の始端部分が検出された場合、送信ステップの処理を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に受信ステップの処理で他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、送信ステップの処理を制御して自己がソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己をソース機器に設定することを特徴とする。
【0017】
本発明の第3の通信装置は、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出手段と、ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信手段と、他の通信装置が送信した信号を、ネットワークを介して受信する受信手段と、制御信号検出手段、送信手段、および受信手段を制御するとともに、自己をシンク機器に設定する設定手段とを含み、設定手段は、受信手段によって他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、制御信号検出手段によって制御信号の中間部分が検出されている場合、送信手段を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、制御信号検出手段によって制御信号の終端部分が検出された場合、送信手段を制御して自己がシンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己をシンク機器に設定することを特徴とする。
【0018】
本発明の第3の通信方法は、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、他の通信装置が送信した信号を、ネットワークを介して受信する受信ステップと、制御信号検出ステップの処理、送信ステップの処理、および受信ステップの処理を制御するとともに、自己をシンク機器に設定する設定ステップとを含み、設定ステップの処理は、受信ステップの処理で他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、制御信号検出ステップの処理で制御信号の中間部分が検出されている場合、送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、制御信号検出ステップの処理で制御信号の終端部分が検出された場合、送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己をシンク機器に設定することを特徴とする。
【0019】
本発明の第3の記録媒体のプログラムは、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、他の通信装置が送信した信号を、ネットワークを介して受信する受信ステップと、制御信号検出ステップの処理、送信ステップの処理、および受信ステップの処理を制御するとともに、自己をシンク機器に設定する設定ステップとを含み、設定ステップの処理は、受信ステップの処理で他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、制御信号検出ステップの処理で制御信号の中間部分が検出されている場合、送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、制御信号検出ステップの処理で制御信号の終端部分が検出された場合、送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己をシンク機器に設定することを特徴とする。
【0020】
本発明の第3のプログラムは、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、他の通信装置が送信した信号を、ネットワークを介して受信する受信ステップと、制御信号検出ステップの処理、送信ステップの処理、および受信ステップの処理を制御するとともに、自己をシンク機器に設定する設定ステップとをコンピュータに実行させ、設定ステップの処理は、受信ステップの処理で他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、制御信号検出ステップの処理で制御信号の中間部分が検出されている場合、送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、制御信号検出ステップの処理で制御信号の終端部分が検出された場合、送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己をシンク機器に設定することを特徴とする。
【0021】
本発明の第1の通信装置および方法、並びにプログラムにおいては、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号が検出され、ネットワークを介して他の通信装置に信号が送信され、他の通信装置が送信した信号がネットワークを介して受信される。さらに、制御信号検出の処理、送信の処理、および受信の処理が制御されるとともに、自己がソース機器またはシンク機器に設定される。設定の処理では、制御信号検出の処理で制御信号の始端部分が検出された場合、送信の処理を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号が送信され、その後、所定時間内に受信の処理で他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、送信の処理を制御して自己がソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号が送信されて自己がソース機器に設定される。また、受信の処理で他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、制御信号検出の処理で制御信号の中間部分が検出されている場合、送信の処理を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号が送信され、その後、制御信号検出の処理で制御信号の終端部分が検出された場合、送信の処理を制御して自己がシンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号が送信されて、自己がシンク機器に設定される。
【0022】
本発明の第2の通信装置および方法、並びにプログラムにおいては、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号が検出され、ネットワークを介して他の通信装置に信号が送信され、他の通信装置が送信した信号がネットワークを介して受信される。さらに、制御信号検出の処理、送信の処理、および受信の処理が制御されるとともに、自己がソース機器に設定される。設定の処理では、制御信号検出の処理で制御信号の始端部分が検出された場合、送信の処理を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号が送信され、その後、所定時間内に受信の処理で他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、送信の処理を制御して自己がソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号が送信されて自己がソース機器に設定される。
【0023】
本発明の第3の通信装置および方法、並びにプログラムにおいては、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号が検出され、ネットワークを介して他の通信装置に信号が送信され、他の通信装置が送信した信号がネットワークを介して受信される。さらに、制御信号検出の処理、送信の処理、および受信の処理が制御されるとともに、自己がシンク機器に設定される。設定の処理では、受信の処理で他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、制御信号検出の処理で制御信号の中間部分が検出されている場合、送信の処理を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号が送信され、その後、制御信号検出の処理で制御信号の終端部分が検出された場合、送信の処理を制御して自己がシンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号が送信されて、自己がシンク機器に設定される。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用したAVネットワークシステムの構成例を示している。
【0025】
このAVネットワークシステムは、ネットワーク3を介して接続されたDVDプレイヤ1−1,1−2、テレビジョン受像機2−1,2−2、およびリモートコントローラ(以下、リモコンと記述する)4から構成される。
【0026】
以下、DVDプレイヤ1−1,1−2を個々に区別する必要がない場合、単にDVDプレイヤ1と記述する。また、テレビジョン受像機2−1,2−2を個々に区別する必要がない場合、単にテレビジョン受像機2と記述する。受光部36−1,36−2などについても同様である。
【0027】
DVDプレイヤ1は、DVDメディアに記録されているAVコンテンツデータを読み出し、ネットワーク3を介してテレビジョン受像機2に供給する。DVDプレイヤ1は、その外面に、リモコン4が送信する操作信号(以下、リモコン信号とも記述する)を受信する受光部36、所定の色で所定の回数だけ点灯することによってDVDプレイヤ1の動作状況をユーザに通知するLED(発光ダイオード)表示部37を備える。
【0028】
テレビジョン受像機2は、図示せぬアンテナから入力されるテレビジョン放送信号に対応する映像を表示し、音声を出力する他、ネットワーク3を介してDVDプレイヤ1から供給されるAVコンテンツデータをデコードし、対応する映像を表示し、音声を出力する。テレビジョン受像機2は、その外面に、リモコン4が送信する操作信号を受信する受光部56、所定の色で所定の回数だけ点灯することによってテレビジョン受像機2の動作状況をユーザに通知するLED表示部57を備える。
【0029】
ネットワーク3は、例えば、IEEE1394データバスやTCP/IPに従うLANなどである。なお、ネットワーク3は、ケーブルによって構成しても、無線によって構成してもよい。
【0030】
リモコン4は、ユーザによって指向されたDVDプレイヤ1、テレビジョン受像機2などに対し、ユーザからの操作に対応する操作信号を送信する。
【0031】
図2は、図1のDVDプレイヤ1の構成例を示している。DVDプレイヤ1は、CPU31、ROM32、およびRAM33を備えており、これらはシステムバス34によって相互に接続されている。システムバス34には、ネットワーク3を介してテレビジョン受像機2にAVコンテンツデータのビットストリーム等を送信するネットワークインタフェース35が接続されている。
【0032】
また、システムバス34には、DVDドライブ39、およびバッファ40が接続されている。DVDドライブ39は、図示せぬDVDメディアを内部に格納し、CPU31からの指示に対応して、DVDメディアに記録されているAVコンテンツデータを読み出し、対応するビットストリームをバッファ40に出力する。バッファ40にバッファリングされたAVコンテンツデータのビットストリームは、システムバス34、ネットワークインタフェース35、およびネットワーク3を介して、テレビジョン受像機2などに供給される。
【0033】
さらに、システムバス34には、受光部36、LED表示部37、および確認音発生部38が接続されている。受光部36は、受信したリモコン4からの操作信号を、システムバス34を介してCPU31に出力する。LED表示部37は、CPU31からの制御に従って点灯する。確認音発生部38は、CPU31からの制御に従い、DVDプレイヤ1の動作状況を示す音(例えば、ピ、ピピなど)を発生する。
【0034】
なお、DVDプレイヤ1には、DVDドライブ39によって読み出されるAVコンテンツデータをデコードするデコーダ(不図示)を設けることができる。
【0035】
図3は、図1のテレビジョン受像機2の構成例を示している。テレビジョン受像機2は、CPU51、ROM52、およびRAM53を備えており、これらはシステムバス54によって相互に接続されている。CPU51は、タイマを内蔵されており、所定の時間を計測することができる。
【0036】
システムバス54には、ネットワーク3を介してDVDプレイヤ1からのAVコンテンツデータ等を取得するネットワークインタフェース55が接続されている。
【0037】
また、システムバス54には、受光部56、LED表示部57、および確認音発生部58が接続されている。受光部56は、受信したリモコン4からの操作信号を、システムバス54を介してCPU51に出力する。LED表示部57は、CPU51からの制御に従って点灯する。確認音発生部58は、CPU51からの制御に従い、テレビジョン受像機2の動作状況を示す音(例えば、ピ音、ピピ音など)を発生する。
【0038】
また、テレビジョン受像機2は、バッファ59、デマルチプレクサ60、オーディオデコーダ61、スピーカ62、ビデオデコーダ63、OSD(On Screen Display)64、ミキサ65、および表示部66を備えている。さらに、テレビジョン受像機2は、テレビジョン放送信号を受信するチューナ(不図示)を備えている。
【0039】
バッファ59は、ネットワークインタフェース55が取得するDVDプレイヤ1からのAVコンテンツデータのビットストリームをバッファリングする。デマルチプレクサ60は、AVコンテンツデータのビットストリームをオーディオストリームとビデオストリームに分離する。オーディオデコーダ61は、オーディオストリームをデコードする。スピーカ62は、オーディオデコーダ61の出力に対応する音声を出力する。ビデオデコーダ63は、ビデオストリームをデコードする。OSD64は、OSDデータを生成する。ミキサ65は、ビデオデコーダ63の出力にOSDデータを重畳する。表示部66は、ミキサ65の出力に対応する映像を表示する。
【0040】
図4は、リモコン4の構成例を示している。リモコン4は、CPU71、ROM72、およびRAM73を備えており、これらはシステムバス75によって相互に接続されている。CPU71は、タイマを内蔵しており、所定の時間を計測することができる。
【0041】
また、システムバス75には、電源が切られても書き込まれたデータを保持する不揮発メモリ74が接続されている。不揮発メモリ74には、リモコン4が前回発信した操作信号のセッションID(後述)が記録されている。
【0042】
さらに、システムバス75には、操作ボタン部76、および操作信号送信部77が接続されている。操作ボタン部76は、図5に示すように構成されており、ユーザからの操作(ボタンの押下、および押下の解除)を検知し、その情報を、システムバス75を介してCPU71に通知する。操作信号送信部77は、CPU71からの制御に基づき、ユーザの操作に対応する操作信号を送信する。
【0043】
なお、操作信号送信部77が送信する操作信号は、例えば、赤外線や電波を用いることができるが、ユーザによって指向された機器だけに操作信号が送信されるように、拡散することなく、ある程度の指向性を有している必要がある。
【0044】
図5は、操作ボタン部76の詳細な構成例を示している。操作ボタン部76は、1乃至12の数字を指示するときの押下する数字ボタン76−1乃至76−12、指向している機器の電源をオンまたはオフするときに押下する電源ボタン76A、ソース機器を設定するときに押下するセレクトボタン76B、右ボタン76C、DVDプレイヤ1などに対して再生を指示するときに押下する再生ボタンD、DVDプレイヤ1などに再生の遡りを指示するときなどに押下する前ボタン76E、DVDプレイヤ1などに再生の早送りを指示するときなどに押下する次ボタン76F、および予備ボタン76Gを有している。
【0045】
操作ボタン部76を構成するボタンが押下されたときのリモコン4の動作について、図6を参照して説明する。同図において、横軸は時間経過を表している。図6は、タイミングt1以前には、いずれのボタンの押下されていなかったが、タイミングt1において、操作ボタン部76のうちの任意のボタン(ボタンαとする)が押下され(押下され続け)、タイミングt5にボタンαが離され(押下が解除され)、タイミングt6に任意のボタン(ボタンβとする)が押下され(押下され続け)、タイミングt9にボタンβが離された(押下が解除された)場合の例を示している。
【0046】
上記のようなボタン操作に対応して、タイミングt1には、ボタンαが押下されたことに対応する操作信号α1、リモコンID、およびセッション番号‘S’が送信される。リモコンIDは、リモコン4に対して予め付与されている固有の識別情報である。セッション番号は、異なるボタンが押下される毎に1ずつインクリメントされる数値である。
【0047】
タイミングt1以降、ボタンαが押下され続けるタイミングt5までの間においては、所定の間隔のタイミング(図6の場合、タイミングt2、t3、t4)に、ボタンαを押下し続けていることを示す操作信号α2、リモコンID、およびセッション番号‘S’が送信される。タイミングt5においては、ボタンαが離されたことを示す操作信号α3、リモコンID、およびセッション番号‘S’が送信される。
【0048】
タイミングt6においては、ボタンβが押下されたことに対応する操作信号β1、リモコンID、およびセッション番号‘S+1’が送信される。タイミングt6以降、ボタンβが押下され続けるタイミングt9までの間においては、所定の間隔のタイミング(図6の場合、タイミングt7、t8)に、ボタンβを押下し続けていることを示す操作信号β2、リモコンID、およびセッション番号‘S+1’が送信される。タイミングt9においては、ボタンβが離されたことを示す操作信号β3、リモコンID、およびセッション番号‘S+1’を送信する。
【0049】
図7は、ROM72に記憶されているボタンテーブルを示している。ボタンテーブルには、操作ボタン部76を構成する各ボタンそれぞれについて、各ボタンが押下されたとき(以下、プレス時とも記述する)、押下され続けているとき(以下、ホールド時とも記述する)、押下が解除されたとき(以下、リリース時とも記述する)の動作を規定する動作フラグと、それぞれの場合に発信する操作信号の意味(コマンド)が記録されている。
【0050】
動作フラグは3ビットのフラグであり、最上位側の1ビットがプレス時の動作、最上位側から2番目の1ビットがホールド時の動作、最下位側の1ビットがリリース時の動作を示している。それぞれのビットは、‘1’である場合、操作信号を発信し、‘0’である場合、操作信号を発信しないことを意味している。
【0051】
例えば電源ボタン76Aは、動作フラグが“111”である。これはプレス時、ホールド時、リリース時のそれぞれに操作信号を発信することを示している。また、プレス時、ホールド時、リリース時のコマンドはそれぞれ“電源ボタン・プレス”、“電源ボタン・ホールド”、“電源ボタン・リリース”であることを示している。
【0052】
また、例えば、数字ボタン76−1は、動作フラグが“100”であり、これはプレス時に操作信号を発信するが、ホールド時およびリリース時には発信しないことを示している。また、プレス時のコマンドは“1”であることを示している。
【0053】
次に、AVネットワークシステムに対するユーザの操作と、AVネットワークシステムを構成するDVDプレイヤ1−1,1−2、テレビジョン受像機2−1,2−2、およびリモコン4の動作の概要について、図8乃至図19を参照して説明する。
【0054】
以下、再生するためのAVコンテンツデータを出力する機器をソース機器と記述し、ソース機器が出力するAVコンテンツデータを入力する機器をシンク機器と記述する。
【0055】
なお、図8乃至図19は、AVネットワークシステムを構成するDVDプレイヤ1−1,1−2、テレビジョン受像機2−1,2−2(図中においてはそれぞれを受像機2−1,2−2と表記する)、およびリモコン4が操作信号等を通信するタイミングを示している。
【0056】
すなわち、図8は、DVDプレイヤ1−1をソース機器に選択するための操作信号を、DVDプレイヤ1−2も受信した場合を示している。図9は、DVDプレイヤ1−1をソース機器に選択し、それを取り消す場合を示している。図10は、DVDプレイヤ1−2をソース機器に選択する場合を示している。図11は、テレビジョン受像機2−1をシンク機器に選択する操作を行い、ソース機器であるDVDプレイヤ1−2からの出力信号の仕様を、シンク機器候補であるテレビジョン受像機2−1が再生不可能である場合を示している。
【0057】
図12は、テレビジョン受像機2−1をシンク機器に選択する操作を行い、ソース機器であるDVDプレイヤ1−2からの出力信号の仕様を、シンク機器候補であるテレビジョン受像機2−1が再生可能である場合を示している。
【0058】
図13は、ソース機器であるDVDプレイヤ1−2から供給されるサムネイル画像などを、シンク機器候補であるテレビジョン受像機2−1が再生する場合を示している。図14は、シンク機器をテレビジョン受像機2−2に変更する場合を示している。図15は、ソース機器であるDVDプレイヤ1−2から供給されるサムネイル画像などを、シンク機器候補であるテレビジョン受像機2−2が再生する場合を示している。図16は、ソース機器であるDVDプレイヤ1−2と、シンク機器となったテレビジョン受像機2−2との接続が確立した場合を示している。
【0059】
図17は、ソース機器であるDVDプレイヤ1−2に対し、再生を指示する場合を示している。図18は、ソース機器であるDVDプレイヤ1−2に対し、再生の停止を指示する場合を示している。図19は、ソース機器であるDVDプレイヤ1−2に対して再生を指示する代わりに、シンク機器であるテレビジョン受像機2−2に対して再生を指示する場合を示している。
【0060】
例えば、DVDプレイヤ1−1をソース機器に、テレビジョン2−1をシンク機器に設定する場合、ユーザは、DVDプレイヤ1−1にリモコン4を向け、セレクトボタン76Bを押下し続ける。これにより、リモコン4から操作信号が送信される。操作信号を受信したDVDプレイヤ1−1は、LED表示部37−1を緑色で点灯するとともに、ネットワーク3上の他の機器(例えば、DVDプレイヤ1−2)によっても当該操作信号が受信されていないか否かを確認する。自己だけが当該操作信号を受信したと確認できた場合、自己がソース機器として指定されたと判断して、確認音発生部38−1からピ音を発生するとともに、LED表示部37−1を緑色で点滅して、ソース機器に指定されたことをユーザに通知するとともにネットワークに対してもその旨を発信する。
【0061】
しかしながら、このとき、他機器(例えば、DVDプレイヤ1−2)も当該操作信号を受信していた場合、DVDプレイヤ1−1は、それまで緑色で点灯していたLED表示部37−1を、赤色で点滅するとともに、確認音発生部38−1からピピ音を発生して、ソース機器の設定に失敗したことをユーザに通知する。その後、DVDプレイヤ1−1、2−1は、初期の待ち受け状態に遷移する。
【0062】
ソース機器の設定に失敗したことを認識したユーザは、いずれの機器も存在しない方向にリモコン4を向けて、セレクトボタン76Bの押下を解除する。
【0063】
DVDプレイヤ1−1をソースとして決定した後に、ユーザが当初の予定を変更し、DVDプレイヤ1−2をソース機器に指定しようとした場合、ユーザは、改めてDVDプレイヤ1−2にリモコン4を向けてセレクトボタン76Bを押下する。この後、DVDプレイヤ1−2は、上述したDVDプレイヤ1−1の動作と同様の動作を実行し、最後にソース機器に指定されたことをユーザとネットワークに通知する。DVDプレイヤ1−1は、DVDプレイヤ1−2からの通知を受信し、自己へのソース機器の指定は解除されたと判断する。
【0064】
DVDプレイヤ1−2がソース機器に指定されたことを認識したユーザは、セレクトボタン76Bを押下し続けた状態で、すなわち、セレクトボタン76Bを押下し続けた状態を示す操作信号を送信しているリモコン4をテレビジョン受像機2−1に向ける。これに対応して、テレビジョン受像機2−1は、自己がシンク機器候補に設定されたと判断する。
【0065】
シンク機器候補に設定されたテレビジョン受像機2−1は、ソース機器であるDVDプレイヤ1−2に対し、出力予定信号の仕様を問い合わせる。この問い合わせに対応して、DVDプレイヤ1−2は、出力予定信号の仕様、いまの場合、AVコンテンツデータのフォーマット形式、映像の解像度、アスペクト比などを、テレビジョン受像機2−1に通知する。
【0066】
テレビジョン受像機2−1は、通知された出力予定信号の仕様が、自己が再生可能であるか(映像を表示し、音声を出力することができるか)否かを判断し、再生不可能であると判断した場合、LED表示部57−1を、赤色で点滅するとともに、確認音発生部58−1からピピ音を発生して、ソース機器が出力する信号を再生できないことをユーザに通知する。
【0067】
反対に、通知された出力予定信号の仕様が、自己が再生可能であると判断した場合、テレビジョン受像機2−1は、LED表示部57−1を、緑色で点滅するとともに、確認音発生部58−1からピ音を発生して、ソース機器が出力する信号を再生できることをユーザに通知するとともにネットワークに対してもその旨を発信する。これに同期して、ソース機器であるDVDプレイヤ1−2のLED表示部37−2も緑色で点滅する。このように、ソース機器とシンク機器候補が同期して緑色で点滅することにより、ユーザに対し、ソース機器とシンク機器候補の結びつきを明確に通知することができる。
【0068】
この後、テレビジョン受像機2−1は、DVDプレイヤ1−2に対し、画像リクエストを通知する。この画像リクエストに対応して、DVDプレイヤ1−2は、例えば供給可能なAVコンテンツデータに対応するサムネイル画像をテレビジョン受像機2−1に供給する。テレビジョン受像機2−1は、供給されたサムネイル画像等を表示する。これにより、ユーザに対し、ソース機器とシンク機器候補の結びつきを一層明確に通知することができるとともに、ユーザはDVDプレイヤ1−2が供給可能なAVコンテンツデータを確認することができる。
【0069】
ところで、ユーザが当初の予定を変更して、テレビジョン受像機2−2をシンク機器にしようとした場合には、この時点でセレクトボタン76Bが押下され続けている状態のリモコン4をテレビジョン受像機2−2に向ければよい。
【0070】
このような操作に対応して、テレビジョン受像機2−2は、上述したテレビジョン受像機2−1の動作と同様の動作を実行して、シンク機器候補となり、その旨をユーザとネットワークに通知し、最終的にDVDプレイヤ1−2から供給されたサムネイル画像等を表示することになる。
【0071】
一方、先程までシンク機器候補であったテレビジョン受像機2−1は、テレビジョン受像機2−2からの通知を受信し、自己へのシンク機器候補の指定は解除されたと判断して、初期の待ち受け状態に遷移する。
【0072】
ソース機器としてのDVDプレイヤ1−2と、シンク機器候補としてのテレビジョン受像機2−2が同期して緑色で点滅することによって、両者の結びつきを確認したユーザは、テレビジョン受像機2−2に向けたリモコン4のセレクトボタン76Bの押下を解除する。これにより、リモコン4からは、セレクトボタン76Bの押下が解除されたことを示す操作信号が送信される。
【0073】
この操作信号を受信したテレビジョン受像機2−2は、DVDプレイヤ1−2に対して接続リクエストを通知する。これにより両者の接続が確立する。このとき、テレビジョン受像機2−2とDVDプレイヤ1−2は、同期して、緑色でLEDを点滅するとともにピ音を発生させて、接続が確立したことをユーザに通知する。
【0074】
この後、ユーザがDVDプレイヤ1−2にリモコン4を向けて再生ボタン76Dを押下すれば、DVDプレイヤ1−2に装着されているDVDメディアからAVコンテンツデータが読み出されてテレビジョン受像機2−2に供給される。テレビジョン受像機2−2は、対応する映像を表示するとともに音声を出力する。
【0075】
なお、テレビジョン受像機2−2にリモコン4を向けて再生ボタン76Dを押下した場合においても同様の処理が行われるようになっている。
【0076】
次に、AVネットワークシステムを構成するDVDプレイヤ1、テレビジョン受像機2、およびリモコン4のそれぞれの処理について、図20乃至図27のフローチャートを参照して説明する。
【0077】
図20は、リモコン4の処理を説明するフローチャートである。この処理を実現するプログラムはROM72に格納されており、CPU71により実行される。
【0078】
ここでは、操作ボタン部76のいずれのボタンも押下されていない状態から、いずれかのボタンが押下されたとき(プレス時)の処理について説明し、次にボタンが押下され続けているとき(ホールド時)の処理を説明し、最後にボタンの押下が解除されたとき(リリース時)の処理を説明する。
【0079】
ステップS101において、CPU71は、操作ボタン部76に対して状態の変更が有るか否かを問い合わせる。状態変更が有った場合、ステップS102に進み、状態の変更が無かった場合にはステップS112に進む。
【0080】
ステップS112において、CPU71は、ボタン変数を吟味し、現在ボタンが押されているか否かを調べる。すなわち、現在ボタンが押されている場合(ボタン変数≠0)にはステップS113に進み、ボタンが押されていなかった場合(ボタン変数=0)にはステップS101に戻る。
【0081】
ステップS113において、CPU71は、内部タイマを確認し、ステップS119あるいはステップS111でタイマを設定してから、一定時間経過したか否かを確認する。一定時間経っていなければステップS101に戻る。一定時間経っていたらステップS114に進む。
【0082】
ステップS102において、CPU71は、操作ボタン部76から押されているボタンを読み出す。この時操作ボタン部76から読み出される値は、ボタンが押されていなかった時に0となり、ボタンが押されていた時にはボタンに対応した値となる。
【0083】
ステップS103において、CPU71は、読み出したボタンの値を検査し、ボタンが押されていたか否かを判断する。ボタンが押されていた場合(ボタンの値≠0)、ステップS104に進み、ボタンが押されていなかった場合(ボタンの値=0)、ステップS120に進む。
【0084】
以降、プレス時について説明する。ステップS104に進んだ場合、操作ボタン部76の状態が変化した結果ボタンが押されているので、ボタンが押されていなかった状態から押された状態に変化したことになる。ステップS104において、CPU71は、ステップS102で読み出したボタンの値を、RAM73が保持するボタン変数に書き込む。
【0085】
ステップS105において、CPU71は、不揮発メモリ74に書き込まれている、前回発信した操作信号に対応するセッションIDを読み出し、1だけインクリメントして今回の操作信号のセッションIDとし、不揮発メモリ74に書き戻す。
【0086】
ステップS106において、CPU71は、ROM72のボタンテーブルを参照し、ボタン変数の対応する動作フラグとプレス時のコマンドを読み出す。例えば電源ボタン76Aが押されていた場合、読み出した動作フラグは“111”となる。そのプレス時のコマンドは“電源ボタン・プレス”となる。
【0087】
ステップS107において、CPU71は、動作フラグのプレス時のデータ(最上位ビット)が‘1’である場合、ステップS108に進む。反対に、‘0’である場合、ステップS111へ進む。
【0088】
ステップS108において、CPU71は、ROM72にあらかじめ記録されているリモコンIDを読み出す。ステップS109において、CPU71は、不揮発メモリ74に書き込まれているセッションIDを読み出す。ステップS110において、CPU71は、ステップS106で得たリモコンコマンド、ステップS108で得たリモコンID、およびステップS109で得たセッションIDを操作信号送信部77に供給して発信させる。この時点は図6のt1およびt6に相当する。
【0089】
ステップS111において、CPU71は、内部タイマにより所定の時間の計測を開始する。当該所定の時間は、予めプログラムの形でROM72に記録されている。この後、処理はステップS101に戻る。
【0090】
以降、ホールド時について説明する。ステップS114に進んだ場合、ボタンが押された状態で、タイマの計測開始から一定時間経過したことになる。ステップS114において、CPU71は、ROM72のボタンテーブルを参照し、ボタン変数に対応する動作フラグとホールド時のコマンドを読み出す。例えば電源ボタンが押下され続けていた場合、読み出される動作フラグは“111”であり、またホールド時のコマンドは“電源ボタン・ホールド”である。
【0091】
ステップS115において、CPU71は、動作フラグのホールド時のデータ(中央ビット)が‘1’である場合、ステップS116に進む。反対に、‘0’である場合、ステップS119に進む。
【0092】
ステップS116において、CPU71は、ROM72からリモコンIDを読み出す。ステップS117において、CPU71は、不揮発メモリ74からセッションIDを読み出す。ステップS118において、CPU71は、ステップS114で得たリモコンコマンド、ステップS116で得たリモコンID、およびステップS117で得たセッションIDを操作信号送信部77に供給して発信させる。この時点は図6のt2乃至t4、またはt7,t8に相当する。
【0093】
ステップS119において、CPU71は、内部タイマの計測を開始する。この後、処理はステップS101に戻る。
【0094】
以降、リリース時について説明する。ステップS120に進んだ場合、操作ボタン部76の状態が変化した結果ボタンが押されていないので、ボタンが押された状態から押されていない状態に変化したことになる。
【0095】
ステップS120において、CPU71は、ROM72のボタンテーブルを参照し、ボタン変数に対応する動作フラグとリリース時のコマンドを読み出す。例えば電源ボタン76Aの押下が解除された場合、読み出した動作フラグは“111”であり、リリース時のコマンドは“電源ボタン・リリース”である。ステップS121において、CPU71はボタン変数をクリアする。
【0096】
ステップS122において、CPU71は、動作フラグのリリース時のデータ(最下位ビット)が‘1’である場合、ステップS123に進む。反対に、‘0’である場合、ステップS101に戻る。
【0097】
ステップS123において、CPU71は、ROM72からリモコンIDを読み出す。ステップS124において、CPU71は、不揮発メモリ74からセッションIDを読み出す。ステップS125において、CPU71は、ステップS120で得たリモコンコマンド、ステップS123で得たリモコンID、およびとステップS124で得たセッションIDを操作信号送信部77に供給して発信させる。この時点は図6のt5またはt9に相当する。この後、処理はステップS101に戻る。以上、リモコン4の処理の説明を終了する。
【0098】
次に、DVDプレイヤ1−1の処理について説明する。DVDプレイヤ1−1が実行する処理は、リモコン4からの操作信号やネットワーク3を介して通信される各種信号を監視して状態遷移を行うメイン処理と、ネットワーク3を介して通信され各種信号を受信した場合において、それらをRAM33に格納してフラグを立て、メイン処理に通知する補助的なサブ処理である。なお、DVDプレイヤ1−2も同様な処理を実行するが、この説明では、DVDプレイヤ1−2を他の機器として扱う。
【0099】
なお、DVDプレイヤ1−1のCPU31によって実行される2つの処理のプログラムは、それぞれROM32に格納されており、CPU31によって平行して実行される。
【0100】
図21乃至図23は、メイン処理を説明するフローチャートである。ステップS201において、CPU31は、待ち受け状態に入る前の全体的な初期化を行う。これ以降、リモコン4からの操作信号を待ち受けている状態となる。また、CPU31は、サブ処理(図24を参照して後述する)も開始する。
【0101】
操作信号“セレクトボタン・プレス”の受信について
DVDプレイヤ1−1は待ち受け状態において、操作信号を常にチェックしている。すなわち、ステップS202において、CPU31は、受光部36が操作信号を受信したか否か確認する。受光部36が操作信号を受信している場合にはステップS203に進む。操作信号を受信していない場合にはステップS202に戻る。
【0102】
ステップS203において、CPU31は、受信した操作信号を読み出す。ステップS204において、CPU31は、読み出した操作信号が“セレクトボタン・プレス”であるか否かを判断し、“セレクトボタン・プレス”である場合にはステップS205に進む。異なる場合にはステップS202に戻る。
【0103】
記録されている“ソース指定キャンセル情報”によって不要なリモコンコマンドを無視することについて
ステップS205において、CPU31は、読み出した操作信号に付随するリモコンIDおよびセッションIDを、RAM33が保持するソース指定キャンセル情報に含まれるセッションIDと比較する。該当セッションがキャンセルされていない場合にはステップS206に進む。反対に、キャンセルされていた場合にはステップS202に戻る。
【0104】
“ソース指定候補情報”の発信について
操作信号“セレクトボタン・プレス”を受信したことに対応し、ステップS206において、CPU31は、LED表示部37を緑色で点灯させる。ステップS207において、CPU31は、“ソース指定候補情報”コマンド、リモコンID、セッションID、自己の識別情報、および自己の現在のステータス(いまの場合、“電源オン”)、およびネットワーク3における自己のアドレスを示すネットワークアドレス(IPアドレスなど)を含むソース指定候補情報を生成し、ネットワークインタフェース35に出力し、ネットワーク3を介してブロードキャストさせる(宛先を特定せずに送信させる)。
【0105】
これを受信するネットワーク3上の全ての機器は、リモコンIDおよびセッションIDで指定された今回のセッションにおいて、ソース機器の候補が指定されていることを認識する。さらに、DVDプレイヤ1−1が発信した“ソース指定候補情報”を記憶する。
【0106】
ステップS208において、CPU31は、RAM33の特定の場所にある“ソース指定候補情報受信フラグ”をクリアする。
【0107】
ソース指定候補情報の確認について
ステップS209において、CPU31は、所定の時間待った後、他の機器(DVDプレイヤ1−2など)から“ソース指定候補情報”がブロードキャストされていないことを確認する。この“ソース指定候補情報”の受信はサブ処理で行われており、サブ処理は“ソース指定候補情報”を受信した場合、その内容をRAM33に記録するとともに、情報を受信したことを示す“ソース指定候補情報受信フラグ”をセットするようになされている。
【0108】
他の機器(DVDプレイヤ1−2など)から“ソース指定候補情報”がブロードキャストされていない場合に自己をソース機器として成立させることについて
ステップS210において、CPU31は、RAM33にある“ソース指定候補情報受信フラグ”を検査し、このフラグがセットされていない場合、ステップS218に進む。この場合は、他の機器から“ソース指定候補情報”がブロードキャストされていないので、リモコンIDおよびセッションIDで指定された今回のセッションにおいてソース指定が成立して、DVDプレイヤ1−1がソース機器として確立したと判断される。
【0109】
他の機器から“ソース指定候補情報” がブロードキャストされ、受信された場合に受信した情報を吟味することについて
ステップS210において、“ソース指定候補情報受信フラグ”がセットされていた場合、ステップS211に進む。この場合、所定の時間内に他の機器からブロードキャストされた“ソース指定候補情報”を受信したということなので、受信した“ソース指定候補情報”に含まれるリモコンIDおよびセッションIDを順に吟味する。
【0110】
具体的には、ステップS211において、CPU31は、他の機器からの“ソース指定候補情報”に含まれるリモコンIDと、自己が生成した“ソース指定候補情報”に含まれるリモコンIDが一致するか否かを判定する。両者が異なる場合にはステップS218に進む。この場合、含まれるリモコンIDが異なる“ソース指定候補情報”なので無視してかまわない。したがって、今回のセッションにおいてソース指定が成立して、DVDプレイヤ1−1がソース機器として確立したと判断される。
【0111】
ステップS211において、両者が一致する場合はステップS212に進む。ステップS212において、CPU31は、他の機器からの“ソース指定候補情報”に含まれるセッションIDと、自己が生成した“ソース指定候補情報”に含まれるセッションIDが一致するか否かを判定する。両者が等しい場合には、ステップS214に進む。この状況はリモコン4から同時に2台以上のソース機器に対してソース指定がなされてしまったことによるので、リモコンIDおよびセッションIDで指定された今回のセッションにおいてソース指定が成立しなかったと判断されることになる。ステップS212において、両者が一致しない場合にはステップS213に進む。
【0112】
セッションIDが新しい場合には、自己をソース機器として成立させることについて
ステップS213において、CPU31は、2つのセッションIDを再び比較し、自己のセッションIDが新しい(ここでは大きな数値を持つ)場合にはステップS218に進む。この場合、リモコン4から指定された複数のセッションのうち、新しい方を自己が受信したということになり、リモコンIDおよびセッションIDで指定された今回のセッションにおいてソース指定が成立して、DVDプレイヤ1−1がソース機器として確立したと判断される。
【0113】
セッションIDが古い場合には、他の機器がソース機器として成立することについて
ステップS213において、自己のセッションIDが古い(ここでは小さな数値を持つ)場合にはステップS217に進む。この場合、リモコン4から指定された複数のセッションのうち、古い方ものを自己が受信したということになり、リモコンIDおよびセッションIDで指定された今回のセッションにおいて他の機器がソース機器として確立したと判断され、処理は、ステップS217に進む。
【0114】
他の機器(DVDプレイヤ1−2)がソース機器として確立したときについて
ステップS217において、CPU31は、LED表示部37を消灯させる。この後、処理はステップS202に戻り、待ち受け状態となる。
【0115】
このとき、ソース機器として確立した他の機器から“ソース確定情報”が発信されており、DVDプレイヤ1−1をはじめとするネットワーク上の全ての機器によって、この“ソース確定情報”が受信されて記録される。DVDプレイヤ1−1の場合、これはサブ処理によって実行される。
【0116】
自己がソース機器に確立したときについて
“ソース確定情報”の発信について
ステップS218では、自己がソース機器として確立したと判断したので、CPU31は、確認音発生部38にピ音を発生させ、LED表示部37に緑色で点滅させる。ステップS219において、CPU31は、“ソース確定情報”コマンド、リモコンID、セッションID、自己の識別情報、ステータス、およびネットワーク3上の自己のアドレスを含む“ソース確定情報”を生成してネットワークインタフェース35に出力し、ネットワーク3を介してブロードキャストさせる。
【0117】
“ソース確定情報”の受信と記録について
“ソース確定情報”により、ネットワーク3上の全ての機器に対して、リモコンIDおよびセッションIDで指定された今回のセッションのソース機器を通知することができる。DVDプレイヤ1−1が発信した“ソース確定情報”は、その他の機器に受信されて記憶される。
【0118】
もちろん、DVDプレイヤ1−1自身についても同様であり、ステップS220において、CPU31は、自己がソース機器として確定したこと、リモコンID、セッションID等をRAM33に記録する。この後、処理はステップ221に進む。
【0119】
“ソース指定キャンセル情報”の発信について
ソース指定が成立しなかったと判断した場合、ステップS214において、CPU31は、LED表示部37を消灯させ、確認音発生部38にピピ音を発生させ、LED表示部37に赤色でLEDを一定時間点滅させる。
【0120】
ステップS215において、CPU31は、“ソース指定キャンセル情報”コマンド、リモコンID、セッションID、自己の識別情報、ステータス、およびネットワークアドレスを含む“ソース指定キャンセル情報”を生成してネットワークインタフェース35に出力し、ネットワーク3を介してブロードキャストさせる。
【0121】
“ソース指定キャンセル情報”の受信と記録について
“ソース指定キャンセル情報”により、ネットワーク3上の全ての機器に対して、リモコンIDおよびセッションIDで指定された今回のセッションにおいてソース指定動作がキャンセルされたことを通知することができる。DVDプレイヤ1−1が発信した“ソース指定キャンセル情報”はネットワーク3上の全ての機器に受信されて記録される。
【0122】
DVDプレイヤ1−1自身も同様に、ステップS216において、自己がソース指定をキャンセルされたということと、リモコンID、セッションID等をRAM33に記録する。記録されたこれらの情報は、例えばステップS205の処理で、該当セッションの信号を無視するために使われる。
【0123】
ソース機器として確定後の動作について
DVDプレイヤ1−1は、ソース機器として確定した後、ネットワーク3を介して通信される情報を監視する。
【0124】
すなわち、ステップS221において、CPU31は、“ソース確定情報受信フラグ”、“受信フラグ”、および“シンク指定候補情報受信フラグ”をクリアして、ネットワーク監視に備える。これらフラグはサブ処理においてセットされる。
【0125】
ステップS222において、CPU31は、RAM33の“ソース確定情報受信フラグ”を検査し、このフラグがセットされているときにはステップS225に進む。反対に、セットされていないときにはステップS223に進む。
【0126】
ステップS223において、CPU31は、RAM33の“シンク指定候補情報受信フラグ”を検査し、このフラグがセットされているときにはステップS229に進む、反対に、セットされていないときにはステップS224に進む。
【0127】
ステップS224において、CPU31は、RAM33の“受信フラグ”を検査し、このフラグがセットされているときにはステップS232に進む。反対に、セットされていないときにはステップS222に戻る。
【0128】
ソース確定情報の受信について
DVDプレイヤ1−1は、他の機器が送信した“ソース確定情報”を受信した場合、リモコン4による新しいセッションで、新たにソース機器が確定された可能性があるので、受信した“ソース確定情報”に含まれるリモコンIDおよびセッションIDを吟味する。
【0129】
すなわち、ステップS225において、CPU31は、RAM33の特定の場所にある“ソース確定情報受信フラグ”をクリアする。ステップS226において、CPU31は、自己に対して確定しているソース指定のリモコンIDと、受信した“ソース確定情報”に含まれるリモコンIDが一致するか否かを判定する。両者が異なる場合、処理はステップS222に戻る。反対に、両者が一致する場合、ステップS227に進む。
【0130】
ステップS227において、CPU31は、自己に対して確定しているソース指定のセッションIDと、受信した“ソース確定情報”に含まれるセッションIDを比較して、受信したセッションIDが古い(小さい)場合、ステップS222に戻る。反対に、受信したセッションIDが新しいか(大きい)か、または等しい場合、ステップS228に進む。ステップS228において、CPU31は、LED表示部37を消灯させる。この後、処理はステップS202に戻る。
【0131】
すなわち、受信した“ソース確定情報”のリモコンIDが、自己がソース指定されたときのリモコンIDと同じであり、さらに、受信したセッションIDが、自己がソース指定されたときのセッションIDよりも新しいので、新しいソースが確定し、自己に対するソース指定がキャンセルされたと判断して待ち受け状態に戻る。
【0132】
シンク指定候補情報の受信について
DVDプレイヤ1−1は、“シンク指定候補情報”を受信した場合、受信した“シンク指定候補情報”に含まれるリモコンIDおよびセッションIDを吟味する。すなわち、ステップS229において、CPU31は、RAM33の特定の場所にある“シンク指定候補情報受信フラグ”をクリアする。ステップS230において、CPU31は、自己に対して確定しているソース指定のリモコンIDおよびセッションIDと、受信した“シンク指定候補情報”に含まれるリモコンIDおよびセッションIDが一致するか否かを判定する。二組のデータが異なる場合にはステップS222に戻る。反対に、二組のデータが一致した場合、ステップS231に進む。
【0133】
ステップ231において、CPU31は、LED表示部37に緑色で1回だけ点滅させる。このとき、シンク機器(例えば、テレビジョン受像機)も緑色で点滅している。すなわち、同一セッションのシンク機器が指定されようとしているとき、対応して既に指定されているソース機器のLEDが同期して点滅することで、ユーザにシンク機器とソース機器の組み合わせを知らせることができる。
【0134】
シンク機器が送信した“出力予定信号仕様問い合わせ”、“画像リクエスト”および“接続リクエスト”について
DVDプレイヤ1−1は、シンク機器が送信した“出力予定信号仕様問い合わせ”、“画像リクエスト”および“接続リクエスト”を受信した場合、それぞれに対応する動作を行う。
【0135】
すなわち、ステップS232において、CPU31は、RAM33の特定の場所にある“受信フラグ”をクリアする。さらに、CPU31は、RAM33の特定の場所にある受信キューから、受信した情報を読み込む。
【0136】
ステップS234において、CPU31は、受信した情報が“出力予定信号仕様問い合わせ”であるか否かを判定する。受信した情報が“出力予定信号仕様問い合わせ”である場合にはステップS237に進む。異なる場合にはステップS235に進む。
【0137】
ステップS235において、CPU31は、受信した情報が“画像リクエスト”であるか否かを判定する。受信した情報が“画像リクエスト”である場合にはステップS238に進む。異なる場合にはステップS236に進む。
【0138】
ステップS236において、CPU31は、受信した情報が“接続リクエスト”であるかを判定する。受信した情報が“接続リクエスト”である場合にはステップS239に進む。異なる場合にはステップS222に戻る。
【0139】
“出力予定信号仕様問い合わせ”の受信について
“出力予定信号仕様問い合わせ”を受信した場合、ステップS237において、CPU31は、ROM32に記録されている出力信号の仕様を返答する。この後、処理はステップS222に戻る。
【0140】
“画像リクエスト”の受信について
“画像リクエスト”を受信した場合、ステップS238において、CPU31は、DVDドライブ39に挿入されているDVDディスクメディアに記録されているAVコンテンツの中身を特定可能な画像(サムネイル画像等)を読み出して返送する。この後、処理はステップS222に戻る。
【0141】
“接続リクエスト”の受信について
“接続リクエスト”を受信した場合、ステップS239において、CPU31は、“接続アクノリッジ”を生成してネットワークインタフェース35に出力し、ネットワーク3を介して対応するシンク機器(例えば、テレビジョン受像機2−1)に送信させる。
【0142】
接続確立を示すLED点滅について
ステップS240において、CPU31は、シンク機器からの“同期信号”を受信するまで待機し、“同期信号”を受信した場合、ステップS241において、確認音発生部38にピピ音を発生させ、LED表示部37に緑色で点滅させる。これにより接続が確立したことをユーザが通知することができる。このとき、同時にシンク機器においても緑色でLEDが点滅されている。
【0143】
接続確立後について
接続が確立した後の状態において、DVDプレイヤ1−1はリモコン4からの操作信号を常に検出している。すなわち、ステップS242において、CPU31は、受光部36がリモコン4からの操作信号を受信するまで待機する。受光部36が操作信号を受信した場合にはステップS243に進む。
【0144】
ステップS243において、CPU31は、受信した操作信号を受光部36から読み出す。ステップS244において、CPU31は、読み出した操作信号が“セレクトボタン・プレス”であるか否かを判断する。“セレクトボタン・プレス”である場合にはステップS249に進む。異なる場合にはステップS245に進む。
【0145】
ステップS249において、CPU31は、読み出した操作信号に付随するリモコンIDおよびセッションIDを、RAM33に記録された“ソース指定キャンセル情報”のセッションIDと比較する。該当セッションがキャンセルされていない場合には、新しい接続の指定作業が始まったと判断して、ソース指定候補となるためにステップS206に戻る。反対に、キャンセルされていた場合にはステップS242に戻る。
【0146】
ステップS245において、CPU31は、読み出した操作信号が“再生ボタン”であるか否かを判断する。“再生ボタン”である場合にはステップS246に進む。異なる場合にはステップS247に進む。
【0147】
ステップS247において、CPU31は、読み出した操作信号が“停止ボタン”であるか否かを判断する。“停止ボタン”である場合にはステップS248に進む。異なる場合にはステップS242に戻る。
【0148】
ステップS246において、CPU31は、再生開始処理を行う。すなわち、DVDドライブ39に対し、装着されているDVDメディアの再生開始を指示し、読み出されたAVコンテンツデータのビットストリームを、バッファ40を介してネットワークインタフェース35に供給し、ネットワーク3を介してシンク機器に供給させる。この後、処理はステップS242に戻り、リモコン4からの操作信号の監視を継続する。
【0149】
ステップS248において、CPU31は、停止処理を行う。すなわち、DVDドライブ39に対して停止を指示し、ネットワークインタフェース35に対してビットストリームの送信停止を指示する。この後、処理はステップS242に戻り、リモコン4からの操作信号の監視を継続する。以上、DVDプレイヤ1−1によるメイン処理の説明を終了する。
【0150】
次に、DVDプレイヤ1−1のサブ処理について、図24を参照して説明する。このサブ処理は、上述したメイン処理と平行して実行される。
【0151】
ステップS301において、CPU31は、ネットワークインタフェース35がネットワーク3を介して他の機器または自己が送信した何らかの情報を受信するまで待機する。ネットワークインタフェース25が何らかの情報を受信した場合、ステップS302に進む。
【0152】
ステップS302において、CPU31は、受信した情報をネットワークインタフェース35から読み出す。
【0153】
ステップS303において、CPU31は、受信した情報が“ソース指定候補情報”であるか否かを判断する。“ソース指定候補情報”である場合、ステップS311に進む。異なる場合にはステップS304に進む。
【0154】
ステップS304において、CPU31は、受信した情報が“ソース確定情報”であるか否かを判断する。“ソース確定情報”である場合、ステップS313に進む。異なる場合にはステップS305に進む。
【0155】
ステップS305において、CPU31は、受信した情報が“シンク指定候補情報”であるか否かを判断する。“シンク指定候補情報”である場合にはステップS315に進む。異なる場合にはステップS306に進む。
【0156】
ステップS306において、CPU31は、受信した情報が“出力予定信号仕様問い合わせ”であるか否かを判断する。“出力予定信号仕様問い合わせ”である場合にはステップS317に進む。異なる場合にはステップS307に進む。
【0157】
ステップS307において、CPU31は、受信した情報が“画像リクエスト”であるか否かを判断する。“画像リクエスト”である場合、ステップS317に進む。異なる場合にはステップS308に進む。
【0158】
ステップS308において、CPU31は、受信した情報が“接続リクエスト”であるか否かを判断する。“接続リクエスト”である場合にはステップS317に進む。異なる場合にはステップS309に進む。
【0159】
ステップS309において、CPU31は、受信した情報が“ソース指定キャンセル情報”であるか否かを判断する。“ソース指定キャンセル情報”である場合にはステップS320に進む。異なる場合にはステップS310に進む。
【0160】
ステップS310において、CPU31は、受信した情報が“シンク確定情報”であるか否かを判断する。“シンク確定情報”である場合、ステップS320に進む。異なる場合にはステップS301に戻る。
【0161】
ステップS311において、CPU31は、受信した“ソース指定候補情報”をRAM33の特定の場所に書き込む。ステップS312において、CPU31は、RAM33の特定の場所にある“ソース指定候補情報受信フラグ”を立て、ステップS301に戻る。
【0162】
ステップS313において、CPU31は、受信した“ソース確定情報”をRAM33の特定の場所に書き込む。ステップS314において、CPU31は、RAM33の特定の場所にある“ソース確定情報受信フラグ”を立て、ステップS301に戻る。
【0163】
ステップS315において、CPU31は、受信した“シンク指定候補情報”をRAM33の特定の場所に書き込む。ステップS316において、CPU31は、RAM33の特定の場所にある“シンク指定候補情報受信フラグ”を立て、ステップS301に戻る。
【0164】
ステップS317において、CPU31は、ステップS302で読み出した情報を、RAM33のなかの受信キューに書き込む。ステップS318において、CPU31は、RAM33の特定の場所にある“受信フラグ”を立て、ステップS301に戻る。
【0165】
ステップS319において、CPU31は、受信した“ソース指定キャンセル情報”をRAM33の特定の場所に書き込み、ステップS301に戻る。
【0166】
ステップS320において、CPU31は、受信した“シンク確定情報”をRAM33の特定の場所に書き込み、ステップS301に戻る。
【0167】
以上説明したように、何らかの情報を受信した場合においては、新しく到着した情報を無条件に記録しているが、リモコンID毎にセッションIDを比較して、より新しい情報を保存するようにしてもよい。以上、DVDプレイヤ1−1によるサブ処理の説明を終了する。
【0168】
次に、テレビジョン受像機2−1の処理について説明する。テレビジョン受像機2−1が実行する処理は、リモコン4からの操作信号やネットワーク3を介して通信される各種信号を監視して状態遷移を行うメイン処理と、ネットワーク3を介して通信され各種信号を受信した場合において、それらをRAM53に格納してフラグを立て、メイン処理に通知する補助的なサブ処理である。なお、テレビジョン受像機2−2も同様な処理を実行するが、この説明では、テレビジョン受像機2−2を他の機器として扱う。
【0169】
なお、テレビジョン受像機2−1のCPU51によって実行される2つの処理のプログラムは、それぞれROM52に格納されており、CPU51によって平行して実行される。
【0170】
図25および図26は、メイン処理を説明するフローチャートである。ステップS401において、CPU51は、待ち受け状態に入る前の全体的な初期化を行う。これと同時にサブ処理(図27のフローチャートを参照して後述する)も開始される。
【0171】
待ち受け状態について
【0172】
操作信号“セレクトボタン・ホールド”の受信について
テレビジョン受像機2−1は、待ち受け状態において、リモコン4からの操作信号を常に監視している。すなわち、ステップS402において、CPU51は受光部56が操作信号を受信するまで待機する。受光部56が操作信号を受信した場合、ステップS403に進む。
【0173】
ステップS403において、CPU51は、受信した操作信号をネットワークインタフェース55から読み出す。ステップS404において、CPU51は、読み出した操作信号が“セレクトボタン・ホールド”であるか否かを判断する。“セレクトボタン・ホールド”である場合、ステップS405に進む。異なる場合にはステップS402に戻る。
【0174】
ステップS405において、CPU51は、受信した操作信号に含まれるリモコンIDおよびセッションIDを、RAM53に記録されている“ソース指定キャンセル情報”に含まれるリモコンIDおよびセッションIDと比較する。両者が一致する場合、該当セッションがキャンセルされていると判断されるので、ステップS402に戻る。両者が異なる場合、該当セッションはキャンセルされていなので、処理はステップS406に進む。
【0175】
ステップS406において、CPU51は、受信した操作信号に含まれるリモコンIDおよびセッションIDを、RAM53に記録されている“出力仕様不一致情報”に含まれるリモコンIDおよびセッションIDと比較する。両者が一致する場合、信号仕様のミスマッチにより接続することができないと前回判断されているので、ステップS402に戻る。両者が異なる場合、信号仕様のミスマッチは確認されないので、処理はステップS407に進む。
【0176】
ステップS407において、CPU51は、受信した操作信号に含まれるリモコンIDおよびセッションIDを、RAM53に記録された“ソース確定情報”に含まれるリモコンIDおよびセッションIDと比較する。両者が一致する場合、今回のセッションにおいてシンク候補として指定されたと判断して、ステップS408に進む。両者が異なる場合、ステップS402に戻る。
【0177】
能力確認について
自己をシンク機器候補として指定されたと判断したテレビジョン受像機2−1は、ソース機器に対して接続能力の確認を行う。すなわち、ステップS408において、CPU51は、当該セッションの“ソース確定情報”からネットワークアドレスを読み出す。ステップS409において、CPU51は、“出力予定信号仕様問い合わせ”を生成してネットワークインタフェース55に出力し、ネットワーク3を介してソース機器に送信させる。ステップS410において、CPU51は、“出力予定信号仕様受信フラグ”をクリアする。ステップS411において、CPU51は、内蔵するタイマを“出力予定信号仕様問い合わせ”に対するソース機器からの返答を待つための最大時間を設定して計測を開始する。
【0178】
ステップS412において、CPU51は、ソース機器から“出力予定信号仕様問い合わせ”に対する返答があったか否かを判断する。具体的には、RAM53の“出力予定信号仕様受信フラグ”を検査し、このフラグがセットされている場合、返答があったと判断してステップS414に進む。このフラグがセットされていない場合、まだ返答がないと判断して、ステップS413に進む。
【0179】
ステップS413において、CPU51は、内蔵するタイマの計測が設定した時間だけ経過したか否かを判定する。まだ設定した時間を経過していない場合、ステップS412に戻る。設定した時間を経過したステップS402に戻る。
【0180】
ステップS414において、CPU51は、RAM53の特定の場所にある“出力予定信号仕様受信フラグ”をクリアする。ステップS415において、CPU51は、ソース機器から返答された“出力予定信号仕様”が、自己が再生できる仕様と一致するか否かを判断する。一致する場合、ステップS418に進む。反対に、一致しない場合、すなわち、出力予定信号をテレビジョン受像機2−1が再生できない場合にはステップS416に進む。
【0181】
表示できない場合の例としては、例えばシンク機器が標準信号テレビジョン(SD)対応だが、ソース機器の出力予定の信号が高精細度テレビジョン(HD)である場合等が考えられる。
【0182】
出力予定信号の仕様が一致しない場合について
ステップS416において、CPU51は、LED表示部57に赤色で点滅させ、確認音発生部58にピピ音を発生させる。ステップS417において、CPU51は、今回のセッション、すなわち、リモコンIDおよびセッションIDを、“出力仕様不一致情報”を記録するRAM53の特定の場所に書き込み、ステップS402に戻る。“出力仕様不一致情報”は、このセッションの操作信号を無視するために使われる。
【0183】
出力予定信号の仕様が一致した場合について
ステップS418において、CPU51は、確認音発生部58にピ音を発生させ、ステップS419において、LED表示部57に1回だけ緑色で点滅させる。ステップS420において、CPU51は、“シンク指定候補情報”コマンド、リモコンID、セッションID、自己の識別情報、ステータス、およびネットワークアドレスを含む“シンク指定候補情報”を生成してネットワークインタフェース55に出力し、ネットワーク3を介してブロードキャストさせる。
【0184】
同一セッションで既に指定されているソース機器は、“シンク指定候補情報”を受信すると緑色LEDを1回だけ点滅する。すなわち、同一セッションのシンク機器が指定されようとしているとき、対応して既に指定されているソース機器のLEDが同期して点滅することで、ユーザにシンク機器とソース機器の組み合わせを知らせることができる。
【0185】
“シンク指定候補情報”をブロードキャストすることにより、ネットワーク3上の全ての機器に、今回のセッションにおいて、シンク機器候補が指定されたことを通知することができる。
【0186】
ステップS421において、CPU51は、“画像リクエスト”を生成してネットワークインタフェース55に出力し、ネットワーク3を介してソース機器に送信させる。ステップS422において、CPU51は、RAM53の“画像情報受信フラグ”と“シンク指定候補情報受信フラグ”をクリアする。処理は、ステップS423に進む。
【0187】
シンク機器候補について
シンク機器候補となったテレビジョン受像機2−1のCPU51は、ステップS423において、ネットワークインタフェース55がリモコン4からの操作信号を受信したか否かを判定する。リモコン4からの操作信号を受信した場合、ステップS424に進む。ステップS424において、CPU51は、受光部56が受信したリモコン4からの操作信号を読み出す。ステップS425において、CPU51は、操作信号が“セレクトボタン・リリース”であるか否かを判断する。“セレクトボタン・リリース”ではない場合、ステップS426に進む。“セレクトボタン・リリース”である場合には、ステップS435に進む。
【0188】
ステップS426において、CPU51は、操作信号が“セレクトボタン・ホールド”であるか否かを判断する。“セレクトボタン・ホールド”である場合、ステップS427に進む。“セレクトボタン・ホールド”ではない場合には、ステップS428に進む。
【0189】
ステップS427において、CPU51は、操作信号“セレクトボタン・ホールド”に付随するリモコンIDおよびセッションIDを、今回シンク候補に指定されたセッションのリモコンIDおよびセッションIDと比較する。両者が一致する場合、ステップS432に進む。一致しない場合にはステップS428に進む。
【0190】
ステップS428において、CPU51は、ソース機器に対してリクエストした“画像情報”が届いているかを調査するためにRAM53の“画像情報受信フラグ”を検査し、このフラグがセットされているときにはステップS430に進む。セットされていないときにはステップS429に進む。
【0191】
ステップS429において、CPU51は、他の機器からの“シンク指定候補情報”を受信したか確認するために、RAM53の“シンク指定候補情報受信フラグ”を検査し、このフラグがセットされているときにはステップS443に進む。セットされていないときにはステップS423に戻る。
【0192】
シンク指定候補情報を受信した場合について
ステップS443において、CPU51は、RAM53の特定の場所にある“シンク指定候補情報受信フラグ”をクリアする。ステップS444において、CPU51は、自己に対して行われたシンク指定候補のリモコンIDと、受信した“シンク指定候補情報”に含まれるリモコンIDを比較する。両者が一致する場合、ステップS445に進む。両者が異なる場合にはステップS423に戻る。
【0193】
ステップS445において、CPU51は、自己に対して行われたシンク指定候補のセッションIDと、受信した“シンク指定候補”に含まれるセッションIDを比較する。受信した“セッションID”が古い(小さい)場合、ステップS423に戻る。新しいか(大きい)か、または等しい場合にはステップS402に戻る。
【0194】
すなわち、受信した“シンク指定候補情報”のリモコンIDが自己が受けたシンク指定候補のリモコンIDと同じであり、さらに、受信したセッションIDが自己が受けたシンク指定候補のセッションIDと同じであるか、または新しい場合、新たなシンク機器候補が選ばれて、自己が受けたシンク機器候補の指定がキャンセルされたと判断して待ち受け状態に戻る。
【0195】
画像情報を受信した場合について
ステップS430において、CPU51は、RAM53の特定の場所にある“画像情報受信フラグ”をクリアする。ステップS431において、CPU51は、受信した画像を表示する。処理は、ステップS423に戻る。
【0196】
セレクトボタン・ホールドを受信した場合について
ステップS432において、CPU51は、LED表示部57に緑色で1回だけ点滅させる。この緑色LED点滅は、ソース機器と同期して行われる。
【0197】
ステップS433において、CPU51は、“シンク指定候補情報”コマンド、リモコンID、セッションID、自己の識別情報、ステータス、およびネットワークアドレスを含む“シンク指定候補情報”を生成してネットワークインタフェース55に出力し、ネットワーク3を介してブロードキャストさせる。同一セッションで既に指定されているソース機器は、“シンク指定候補情報”を受信すると緑色LEDを1回だけ点滅する。すなわち、同一セッションのシンク機器が指定されようとしているとき、対応して既に指定されているソース機器のLEDが同期して点滅することで、ユーザにシンク機器とソース機器の組み合わせを知らせることができる。
【0198】
ステップS434において、CPU51は、“画像リクエスト”を生成してネットワークインタフェース55に出力し、ネットワーク3を介してソース機器に送信させる。この後、処理はステップS423に戻る。
【0199】
操作信号“セレクトボタン・リリース”を受信した場合について
ステップS435において、CPU51は、LED表示部57に緑色で点灯させる。ステップS436において、CPU51は、“シンク確定情報”コマンド、リモコンID、セッションID、自己の識別情報、ステータス、およびネットワークアドレスを含む“シンク確定情報”を生成してネットワークインタフェース55に出力し、ネットワーク3を介してブロードキャストさせる。
【0200】
もちろん、テレビジョン受像機2−1自身も、ステップS437において、これを受信し、自己がシンク機器に確定したことと、リモコンID、セッションID等をRAM53に記録する。
【0201】
これにより、テレビジョン受像機2−1は、シンク機器として確定したので、接続を行う。すなわち、ステップS438において、CPU51は、“接続リクエスト”を生成してネットワークインタフェース55に出力し、ネットワーク3を介してソース機器に送信させる。ステップS439において、CPU51は、“接続アクノリッジ”がソース機器から返信されるまで待機する。“接続アクノリッジ”を受信した場合、ステップS440に進む。
【0202】
ステップS440において、CPU51は、LED表示部57に緑色で点滅させ、確認音発生部58にピピ音を発生させる。ステップS441において、CPU51は、“同期信号”を生成してネットワークインタフェース55に出力し、ネットワーク3を介してソース機器に送信させる。
【0203】
この後、ステップS442において、CPU51は、各部に対し、ソース機器から供給されるビットストリームを再生するための準備を開始させる。例えば、ネットワークインタフェース55に対し、ソース機器からのビットストリームを受信したらバッファ59に送るように指令する。この後、処理は、ステップS402に戻る。
【0204】
なお、本実施例においてテレビジョン受像機2−1は、リモコン4から発せられる操作信号“セレクトボタン・リリース”を受信した時点でシンク機器として確定するとしたが、“セレクトボタン・ホールド”を一定時間以上連続して受信した時点でシンク機器として確定するようにすることも可能である。
【0205】
この後、ソース機器から供給されたビットストリームは、ネットワークインタフェース55で受信され、バッファ59経由でデマルチプレクサ60に入力され、オーディオストリームはオーディオデコーダ61に、ビデオストリームはビデオデコーダ63に入力される。オーディオデコーダ61は入力されたオーディオストリームをデコードしてスピーカ62に出力する。ビデオデコーダ63は入力されたビデオストリームをデコードしてミキサ65に出力する。ミキサ65によってOSDデータが重畳されたビデオ信号は表示部66に出力される。そして最終的にスピーカ62から音声が出力され、表示部66には、映像が表示される。以上、テレビジョン受像機2−1によるメイン処理の説明を終了する。
【0206】
次に、テレビジョン受像機2−1のサブ処理について、図27を参照して説明する。このサブ処理は、上述したメイン処理と平行して実行される。
【0207】
ステップS501において、CPU51は、ネットワークインタフェース55がネットワーク3を介して何らかの情報を受信するまで待機する。ネットワークインタフェース55が何らかの情報を受信した場合、ステップS502に進む。ステップS502において、CPU51は、ネットワークインタフェース55が受信した情報を読み出す。
【0208】
ステップS503において、CPU51は、読み出した情報が“出力予定信号仕様”であるか否かを判断する。“出力予定信号仕様”である場合、ステップS509に進む。異なる場合にはステップS504に進む。
【0209】
ステップS504において、CPU51は、読み出した情報が“画像情報”であるか否かを判断する。“画像情報”である場合、ステップS511に進む。異なる場合にはステップS505に進む。
【0210】
ステップS505において、CPU51は、読み出した情報が“ソース指定キャンセル情報”であるか否かを判断する。“ソース指定キャンセル情報”である場合、ステップS513に進む。異なる場合にはステップS506に進む。
【0211】
ステップS506において、CPU51は、読み出した情報が“ソース確定情報”であるか否かを判断する。“ソース確定情報”である場合、ステップS514に進む。異なる場合にはステップS507に進む。
【0212】
ステップS507において、CPU51は、読み出した情報が“シンク指定候補情報”であるか否かを判断する。“シンク指定候補情報”である場合、ステップS515に進む。異なる場合にはステップS508に進む。
【0213】
ステップS508において、CPU51は、読み出した情報がソース機器から供給されたビットストリームであるか否かを判断する。ビットストリームである場合、ステップS517に進む。異なる場合にはステップS501に戻る。
【0214】
ステップS509において、CPU51は、読み出した“出力予定信号仕様”をRAM53の特定の場所に書き込む。ステップS510において、CPU51は、RAM53の特定の場所にある“出力予定信号仕様受信フラグ”を立てる。この後、処理はステップ501に戻る。
【0215】
ステップS511において、CPU51は、読み出した“画像情報”をRAM53の特定の場所に書き込む。ステップS512において、CPU51は、RAM53の特定の場所にある“画像情報受信フラグ”を立てる。この後、処理はステップ501に戻る。
【0216】
ステップS513において、CPU51は、読み出した“ソース指定キャンセル情報”をRAM53の特定の場所に書き込む。この後、処理はステップ501に戻る。
【0217】
ステップS514において、CPU51は、読み出した“ソース確定情報”をRAM53の特定の場所に書き込む。この後、処理はステップ501に戻る。
【0218】
ステップS515において、CPU51は、読み出した“シンク指定候補情報”をRAM53の特定の場所に書き込む。ステップS516において、CPU51は、RAM53の特定の場所にある“シンク指定候補情報受信フラグ”を立てる。この後、処理はステップ501に戻る。
【0219】
ステップS517において、CPU51は、ネットワークインタフェース55が受信したビットストリームストリームを、システムバス54を介してバッファ59に供給させる。この後、処理はステップ501に戻る。
【0220】
以上説明したように、ビットストリームを除く全ての情報を受信した場合において、新しく到着した情報を無条件に記録しているが、リモコンID毎にセッションIDを比較して、より新しい情報を保存するようにしてもよい。以上、テレビジョン受像機2−1によるサブ処理の説明を終了する。
【0221】
以上のように、本発明を適用したAVネットワークシステムによれば、ネットワークを構成している複数のAV機器のうち、ソース機器に指定したいAV機器にリモコン4を指向してセレクトボタン76Bを押下し、押下を継続した状態で、シンク機器に指定したいAV機器にリモコン4を指向して、セレクトボタン76Bの押下を解除するだけで、ソース機器とシンク機器を指定することができる。
【0222】
この操作は、パーソナルコンピュータの操作デバイスであるマウスによるドラッグアンドドロップの操作に慣れているユーザにとって感覚的に実行できるので、ユーザにとって利便性が高い。
【0223】
ところで、本実施の形態においては、AVネットワークシステムを介してAVコンテンツデータを伝送することについて説明したが、当然ながら、本発明は、オーディオコンテンツデータだけ、またはビデオコンテンツデータだけを伝送する場合にも適用することができる。
【0224】
また、AVネットワークシステムには、DVDプレイヤ、テレビジョン受像機の他、スピーカシステム、ディスプレイなどのAV機器、パーソナルコンピュータ等を接続することができる。
【0225】
さらに、本実施の形態においては、コンテンツデータ処理装置(例えばDVDプレイヤやテレビ受像機)がそれぞれ独立な動作プログラムにより自律的に動作したが、当然ながら1つのマスタコントローラ(サーバ)と複数のクライアントで動作するクライアント・サーバ方式や、その派生としてサーバが複数有る方式で実施することが考えられる。
【0226】
すなわち第1の方式では、DVDプレイヤとテレビジョン受像機の他にマスタコントローラ(制御装置)が存在し、DVDプレイヤおよびテレビジョン受像機が受信したリモコン信号はそのままマスタコントローラに送られる。マスタコントローラではDVDプレイヤおよびテレビジョン受像機の状態と受信したリモコン信号に応じて各機器の反応を決定してDVDプレイヤおよびテレビジョン受像機に送り返す。DVDプレイヤとテレビジョン受像機はマスタコントローラから送られる指令に従って動作するものとなる。このとき出力信号仕様の比較などもマスタコントローラが行なう。
【0227】
また第2の方式では、例えばテレビジョン受像機がDVDプレイヤの制御を引き受けるものであり、この場合、テレビジョン受像機がサーバになり、DVDプレイヤがクライアントになる。DVDプレイヤが受信したリモコン信号はテレビジョン受像機に送られる。テレビジョン受像機は自身の状態と自身が受けたリモコン信号やネットワークからの情報に対応して自分自身が反応することに加えて、DVDプレイヤの受けたリモコン信号やネットワークからの情報に従ってDVDプレイヤが行なうべき動作を代行して決定し、DVDプレイヤにも送り返す。
【0228】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0229】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0230】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、リモコンを利用した感覚的な操作により、ソース機器と、ソース機器が供給するAVコンテンツデータを入力するシンク機器を選択することができるAVネットワークシステムを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したAVネットワークシステムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のDVDプレイヤ1の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1のテレビジョン受像機2の構成例を示すブロック図である。
【図4】図4は、図1のリモコン4の構成例を示すブロック図である。
【図5】図4の操作ボタン部76の詳細を示す図である。
【図6】リモコン4が送信する操作信号を説明するための図である。
【図7】図4のROM72に記憶されているボタンテーブルを示す図である。
【図8】AVネットワークシステムの動作概要を説明するための図である。
【図9】AVネットワークシステムの動作概要を説明するための図である。
【図10】AVネットワークシステムの動作概要を説明するための図である。
【図11】AVネットワークシステムの動作概要を説明するための図である。
【図12】AVネットワークシステムの動作概要を説明するための図である。
【図13】AVネットワークシステムの動作概要を説明するための図である。
【図14】AVネットワークシステムの動作概要を説明するための図である。
【図15】AVネットワークシステムの動作概要を説明するための図である。
【図16】AVネットワークシステムの動作概要を説明するための図である。
【図17】AVネットワークシステムの動作概要を説明するための図である。
【図18】AVネットワークシステムの動作概要を説明するための図である。
【図19】AVネットワークシステムの動作概要を説明するための図である。
【図20】リモコン4の処理を説明するフローチャートである。
【図21】 DVDプレイヤ1−1によるメイン処理を説明するフローチャートである。
【図22】 DVDプレイヤ1−1によるメイン処理を説明するフローチャートである。
【図23】 DVDプレイヤ1−1によるメイン処理を説明するフローチャートである。
【図24】 DVDプレイヤ1−1によるサブ処理を説明するフローチャートである。
【図25】テレビジョン受像機2−1によるメイン処理を説明するフローチャートである。
【図26】テレビジョン受像機2−1によるメイン処理を説明するフローチャートである。
【図27】テレビジョン受像機2−1によるサブ処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 DVDプレイヤ, 2 テレビジョン受像機, 3 ネットワーク, 4 リモートコントローラ, 31 CPU, 35 ネットワークインタフェース,36 受光部, 37 LED表示部, 38 確認音発生部, 51 CPU, 55 ネットワークインタフェース, 56 受光部, 57 LED表示部, 58 確認音発生部, 71 CPU, 76 操作ボタン部, 77 操作信号送信部, 76B セレクトボタン

Claims (12)

  1. ネットワークを介してデータを通信する通信装置において、
    制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出手段と、
    前記ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信手段と、
    前記他の通信装置が送信した信号を、前記ネットワークを介して受信する受信手段と、
    前記制御信号検出手段、前記送信手段、および前記受信手段を制御するとともに、自己をソース機器またはシンク機器に設定する設定手段と
    を含み、
    前記設定手段は、
    前記制御信号検出手段によって前記制御信号の前記始端部分が検出された場合、前記送信手段を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に前記受信手段によって前記他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、前記送信手段を制御して自己が前記ソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己を前記ソース機器に設定し、
    前記受信手段によって前記他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、前記制御信号検出手段によって前記制御信号の前記中間部分が検出されている場合、前記送信手段を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、前記制御信号検出手段によって前記制御信号の前記終端部分が検出された場合、前記送信手段を制御して自己が前記シンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己を前記シンク機器に設定する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. ネットワークを介してデータを通信する通信装置の通信方法において、
    制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、
    前記ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、
    前記他の通信装置が送信した信号を、前記ネットワークを介して受信する受信ステップと、
    前記制御信号検出ステップの処理、前記送信ステップの処理、および前記受信ステップの処理を制御するとともに、自己をソース機器またはシンク機器に設定する設定ステップと
    を含み、
    前記設定ステップの処理は、
    前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記始端部分が検出された場合、前記送信ステップの処理を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に前記受信ステップの処理で前記他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、前記送信ステップの処理を制御して自己が前記ソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己を前記ソース機器に設定し、
    前記受信ステップの処理で前記他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記中間部分が検出されている場合、前記送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記終端部分が検出された場合、前記送信ステップの処理を制御して自己が前記シンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己を前記シンク機器に設定する
    ことを特徴とする通信方法。
  3. ネットワークを介してデータを通信するためのプログラムであって、
    制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、
    前記ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、
    前記他の通信装置が送信した信号を、前記ネットワークを介して受信する受信ステップと、
    前記制御信号検出ステップの処理、前記送信ステップの処理、および前記受信ステップの処理を制御するとともに、自己をソース機器またはシンク機器に設定する設定ステップと
    を含み、
    前記設定ステップの処理は、
    前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記始端部分が検出された場合、前記送信ステップの処理を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に前記受信ステップの処理で前記他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、前記送信ステップの処理を制御して自己が前記ソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己を前記ソース機器に設定し、
    前記受信ステップの処理で前記他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記中間部分が検出されている場合、前記送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記終端部分が検出された場合、前記送信ステップの処理を制御して自己が前記シンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己を前記シンク機器に設定する
    ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  4. ネットワークを介してデータを通信するコンピュータに、
    制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、
    前記ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、
    前記他の通信装置が送信した信号を、前記ネットワークを介して受信する受信ステップと、
    前記制御信号検出ステップの処理、前記送信ステップの処理、および前記受信ステップの処理を制御するとともに、自己をソース機器またはシンク機器に設定する設定ステップと
    を実行させ、
    前記設定ステップの処理は、
    前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記始端部分が検出された場合、前記送信ステップの処理を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に前記受信ステップの処理で前記他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、前記送信ステップの処理を制御して自己が前記ソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己を前記ソース機器に設定し、
    前記受信ステップの処理で前記他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記中間部分が検出されている場合、前記送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記終端部分が検出された場合、前記送信ステップの処理を制御して自己が前記シンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己を前記シンク機器に設定する
    ことを特徴とするプログラム。
  5. ネットワークを介してデータを送信する通信装置において、
    制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出手段と、
    前記ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信手段と、
    前記他の通信装置が送信した信号を、前記ネットワークを介して受信する受信手段と、
    前記制御信号検出手段、前記送信手段、および前記受信手段を制御するとともに、自己をソース機器に設定する設定手段と
    を含み、
    前記設定手段は、前記制御信号検出手段によって前記制御信号の前記始端部分が検出された場合、前記送信手段を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に前記受信手段によって前記他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、前記送信手段を制御して自己が前記ソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己を前記ソース機器に設定する
    ことを特徴とする通信装置。
  6. ネットワークを介してデータを送信する通信装置の通信方法において、
    制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、
    前記ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、
    前記他の通信装置が送信した信号を、前記ネットワークを介して受信する受信ステップと、
    前記制御信号検出ステップの処理、前記送信ステップの処理、および前記受信ステップの処理を制御するとともに、自己をソース機器に設定する設定ステップと
    を含み、
    前記設定ステップの処理は、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記始端部分が検出された場合、前記送信ステップの処理を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に前記受信ステップの処理で前記他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、前記送信ステップの処理を制御して自己が前記ソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己を前記ソース機器に設定する
    ことを特徴とする通信方法。
  7. ネットワークを介してデータを送信するためのプログラムであって、
    制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、
    前記ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、
    前記他の通信装置が送信した信号を、前記ネットワークを介して受信する受信ステップと、
    前記制御信号検出ステップの処理、前記送信ステップの処理、および前記受信ステップの処理を制御するとともに、自己をソース機器に設定する設定ステップと
    を含み、
    前記設定ステップの処理は、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記始端部分が検出された場合、前記送信ステップの処理を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に前記受信ステップの処理で前記他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、前記送信ステップの処理を制御して自己が前記ソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己を前記ソース機器に設定する
    ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  8. ネットワークを介してデータを送信するコンピュータに、
    制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、
    前記ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、
    前記他の通信装置が送信した信号を、前記ネットワークを介して受信する受信ステップと、
    前記制御信号検出ステップの処理、前記送信ステップの処理、および前記受信ステップの処理を制御するとともに、自己をソース機器に設定する設定ステップと
    を実行させ、
    前記設定ステップの処理は、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記始端部分が検出された場合、前記送信ステップの処理を制御して自己がソース機器候補に選択されたことを示すソース機器候補信号を送信させ、その後、所定時間内に前記受信ステップの処理で前記他の通信装置が送信したソース機器候補信号が受信されなかった場合、前記送信ステップの処理を制御して自己が前記ソース機器に確定されたことを示すソース機器確定信号を送信させて、自己を前記ソース機器に設定する
    ことを特徴とするプログラム。
  9. ネットワークを介してデータを受信する通信装置において、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出手段と、
    前記ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信手段と、
    前記他の通信装置が送信した信号を、前記ネットワークを介して受信する受信手段と、
    前記制御信号検出手段、前記送信手段、および前記受信手段を制御するとともに、自己をシンク機器に設定する設定手段と
    を含み、
    前記設定手段は、前記受信手段によって前記他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、前記制御信号検出手段によって前記制御信号の前記中間部分が検出されている場合、前記送信手段を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、前記制御信号検出手段によって前記制御信号の前記終端部分が検出された場合、前記送信手段を制御して自己が前記シンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己を前記シンク機器に設定する
    ことを特徴とする通信装置。
  10. ネットワークを介してデータを受信する通信装置の通信方法において、
    制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、
    前記ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、
    前記他の通信装置が送信した信号を、前記ネットワークを介して受信する受信ステップと、
    前記制御信号検出ステップの処理、前記送信ステップの処理、および前記受信ステップの処理を制御するとともに、自己をシンク機器に設定する設定ステップと
    を含み、
    前記設定ステップの処理は、前記受信ステップの処理で前記他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記中間部分が検出されている場合、前記送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記終端部分が検出された場合、前記送信ステップの処理を制御して自己が前記シンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己を前記シンク機器に設定する
    ことを特徴とする通信方法。
  11. ネットワークを介してデータを受信するためのプログラムであって、
    制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、
    前記ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、
    前記他の通信装置が送信した信号を、前記ネットワークを介して受信する受信ステップと、
    前記制御信号検出ステップの処理、前記送信ステップの処理、および前記受信ステップの処理を制御するとともに、自己をシンク機器に設定する設定ステップと
    を含み、
    前記設定ステップの処理は、前記受信ステップの処理で前記他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記中間部分が検出されている場合、前記送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記終端部分が検出された場合、前記送信ステップの処理を制御して自己が前記シンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己を前記シンク機器に設定する
    ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  12. ネットワークを介してデータを送信するコンピュータに、制御装置から送信された始端部分、中間部分、および終端部分からなる制御信号を検出する制御信号検出ステップと、
    前記ネットワークを介して他の通信装置に信号を送信する送信ステップと、
    前記他の通信装置が送信した信号を、前記ネットワークを介して受信する受信ステップと、
    前記制御信号検出ステップの処理、前記送信ステップの処理、および前記受信ステップの処理を制御するとともに、自己をシンク機器に設定する設定ステップと
    を実行させ、
    前記設定ステップの処理は、前記受信ステップの処理で前記他の通信装置が送信したソース機器確定信号が受信された後に、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記中間部分が検出されている場合、前記送信ステップの処理を制御して自己がシンク機器候補に選択されたことを示すシンク機器候補信号を送信させ、その後、前記制御信号検出ステップの処理で前記制御信号の前記終端部分が検出された場合、前記送信ステップの処理を制御して自己が前記シンク機器に確定されたことを示すシンク機器確定信号を送信させて、自己を前記シンク機器に設定する
    ことを特徴とするプログラム。
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