JP3752368B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、現像剤担持体の表面に担持されるトナー層厚を薄層に規制し、且つ、トナーに潜像を現像するための摩擦電荷を付与させる手段の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、電子写真式画像形成装置は次のようなプロセスで印字を行っている。即ち、帯電装置によって感光体の表面を均一に帯電し、光学系による画像情報に基づく静電潜像を該表面に形成する。次いで、前記静電潜像が現像装置の対向位置を通過する際にトナーの付着によって当該潜像を可視像化し、タイミングを合わせて搬送されてくる被記録材と重ね、転写器を用いて、トナー像を被記録材に転写する。転写されたトナー像は定着装置を通過することによって被記録材上に定着される。一方、転写処理後の感光体はクリーニング装置によって残留トナーを除去され、感光体上の残留電荷は除電装置によって除電される。
【0003】
このような一連のプロセスを行う画像形成装置に用いる現像装置としては、内部に貯蔵されたトナーを、現像装置筐体内に回転可能に支持された磁石内蔵の現像剤担持体により、感光体の表面に供給して該表面に形成された潜像を可視像化するものが広く実用化されている。この種の現像装置においては、現像剤担持体の表面に担持されるトナー層を一定厚に規制し、且つ、トナーに潜像を現像するための摩擦電荷を付与させる手段として、該現像剤担持体の表面に規制部材を当接させる方法が広く用いられている。
【0004】
一方、近年、省エネルギーの観点から、画像形成に用いる顕像体として、従来よりも低い温度で上記定着を行うための低融点トナー(シャープメルトトナー)が普及されるようになった。しかし、前記シャープメルトトナーは規制部材に付着し易いので、長期間の使用によって規制部材へのトナー融着を起こし易い。このため、現像剤担持体上に形成されるトナー薄層に厚みムラが生じ、被記録材上の形成画像に濃度ムラを引き起こすという不具合が生じる。上記トナー融着は、現像剤担持体と規制部材の当接圧を軽圧化することによって軽減できるが、該軽圧化を行うとトナーに適切な摩擦電荷量を付与することが困難となる。そこで、規制部材を、金属製の支持部材と、該支持部材に接着されたポリアミドエラストマーを有する電荷付与層とで構成することにより、上記軽圧化を行ってもトナーに適切な摩擦電荷量を付与することができる現像装置が提案されている(例えば特開平9−50185号公報参照)。
【0005】
また一方、近年、形成画像の高品質化に伴い、トナーの粒径を従来より微粒子化する必要性が高まっている。このような微粒子のトナーの薄層を現像剤担持体上に均一に形成させるためには、上記現像剤担持体と上記規制部材との当接面における当接圧力を、より均一なものにしなければならない。そこで、上記規制部材の上記当接面とは反対側の面にローラ状の補強部材を設け、この補強部材で、該規制部材を現像剤担持体としての現像ローラの方向に該規制部材を付勢するようにして、前記当接圧力を均一化する現像装置が提案されている(例えば8−194373号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特開平9−50185号公報、及び、上記上記特開平8−194373号公報の現像装置においては、上記規制部材の上記現像ローラとの当接面が一定位置であるので、該当接面よりも現像ローラ回転方向下流側における規制部材表面の一定位置にトナーが堆積する。この堆積したトナーは、長期間放置すると前記規制部材表面から解離し難くなる融着を起こし、融着したトナーの上に新たなトナーが堆積する。このように、上記当接面が一定位置であることにより、上記規制部材表面の一定位置に堆積するトナーの層厚が増加し、該当接面におけるトナー層厚の均一化を阻害するという不具合を引き起こす。
【0007】
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、潜像担持体に対向した現像領域へ現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に当接することにより、該現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規制する規制部材とを有する現像装置を用いる画像形成装置において、該現像剤担持体上に均一で厚みムラのない現像剤薄層を長期間安定して形成することができる画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、潜像担持体に対向した現像領域へ現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に当接することにより、該現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規制する規制部材とを有する現像装置を用いる画像形成装置において、該規制部材を、該現像剤担持体を押圧する押圧部材と、該現像剤担持体と該押圧部材との間に挟まれた帯電補助部材とで構成し、該現像剤担持体と該帯電補助部材との当接面よりも該現像剤担持体の現像剤の搬送方向上流側で該帯電補助部材の一端部を支持する回動可能な回動部材を設けるとともに、該帯電補助部材のもう一端部は何も固定しない自由端とし、且つ、該回動部材の回動により、該帯電補助部材の一端部を該回動部材に巻き取ったり該回動部材から送り出したりすることで、該帯電補助部材を該現像剤担持体の現像剤の搬送方向に往復移動させるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項1の発明においては、上記帯電補助部材が上記上流側もしくは上記下流側に移動することにより、該帯電補助部材の表面に堆積した現像剤が、該帯電補助部材と上記現像剤担持体との当接面における現像剤薄層の均一化を阻害しない位置に移動する。
また、上記帯電補助部材が現像剤担持体の現像剤の搬送方向上流側に移動することにより、該帯電補助部材の表面に堆積した現像剤が該帯電補助部材と上記現像剤担持体との当接面に移動する。前記当接面に移動した前記現像剤は、上記現像剤担持体に摩擦されることによって上記帯電補助部材の表面から剥離される。前記剥離の後、上記帯電補助部材が現像剤担持体の現像剤の搬送方向下流側に移動することにより、該帯電補助部材は再びもとの位置で上記現像剤担持体と当接する。このように、上記帯電補助部材が上記上流側と上記下流側とで往復移動することにより、該帯電補助部材の表面に堆積した現像剤が除去される。
また、上記帯電補助部材が、厚みの大きいブロック状帯電補助部材よりも変形され易いシート状の構造であり、上記現像剤担持体との当接面における形状の変化が該ブロック状帯電補助部材よりも大きくなる。このため、前記ブロック状帯電補助部材を用いる場合よりも、上記現像剤担持体と上記帯電補助部材との当接面に生ずる隙間を小さくする。
また、シート状の上記帯電補助部材の一端部を支持する上記回動部材が回動することにより、該帯電補助部材の巻き取りおよび巻き送りを行う。前記巻き取りおよび巻き送りが行われると、前記帯電補助部材は上記上流側もしくは上記下流側に移動される。このように、上記回動部材の回動によって、上記帯電補助部材の上記移動がなされる。
【0018】
請求項の発明は、請求項1の画像形成装置において、現像装置内に補充する補充用現像剤を貯蔵する現像剤カートリッジを設け、上記帯電補助部材と該現像剤カートリッジを一体化させたことを特徴とするものである。
【0019】
の発明においては、上記現像剤カートリッジ内に貯蔵される補充用現像剤が無くなったときには、該現像剤カートリッジを新品と交換することにより現像剤の現像装置への補充が継続される。上記帯電補助部材は上記現像剤カートリッジと一体化になっており、前記交換の際、上記帯電補助部材も同時に新品と交換される。このため、現像剤カートリッジ交換時、つまり、一定量の現像剤を消費した時に、上記帯電補助部材と上記現像剤担持体との間に堆積した現像剤が除去される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を画像形成装置である電子写真複写機(以下、複写機という)に適用した一実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る複写機の概略構成図である。この複写機は、原稿読み取り用のスキャナー部20と、このスキャナー部20から出力されるデジタル信号を電気的に処理する画像処理部21と、該画像処理部から出力されるデジタル信号に基づいて画像を転写紙上に形成するプリンタ部22からなっている。
【0021】
上記スキャナー部20においては、原稿載置台上に置かれた原稿の画像は、図示を省略した照射ランプ、ミラー、レンズを介して画像読取装置(図示省略)によって読み取られ、そのデータが画像処理部21に送られる。
上記画像処理部21においては、このデータに必要な処理が施され、画像信号に変換され、プリンタ部22へ送られる。
【0022】
上記プリンタ部22においては、図中矢印A方向に回転駆動される像担持体としての感光体ドラム1は、帯電器2により表面が一様帯電される。そして、感光体ドラム1表面には、画像処理部21からの画像信号に基づいて、半導体レーザ、ポリゴンミラー、反射ミラー等からなる露光装置3により、原稿の画像に対応した潜像が形成される。この感光体ドラム1上の潜像は、現像装置50との対向部の現像領域Pで、現像装置50の現像剤担持体としての現像ローラ53から供給されるトナーで現像されて顕像となる。前記顕像は、給紙トレイ5からレジストローラ6でタイミングをとられてベルト状の搬送装置7上に載置されて感光体ドラム1との対向部に搬送されてきた例えば転写紙(図示せず)に、転写装置8により転写される。前記転写の際、図示を省略したカウンタ手段により複写回数がカウントされる。顕像が転写された転写紙は搬送装置7により搬送され、定着装置9を通る際に顕像が定着されて排紙トレイ10に排出される。顕像転写後の感光体ドラム1上に残留した未転写トナーは、クリーニング装置11によって感光体ドラム1上からクリーニングされ、クリーニング装置11に回収される。そして、クリーニング後の感光体ドラム1表面は、除電ランプ(図示せず)によって残留電荷が除電される。
【0023】
現像装置50は、主にホッパ部56と、その上方に設けられた現像剤補充容器としてのトナーカートリッジ60とから構成されている。トナーカートリッジ60とホッパ部56との間には、トナーを補給するためのトナー補給口が設けられ、トナーカートリッジ60内のトナーは、自重によりホッパ部56内に落下する。ホッパ部56内には、前述の現像ローラ53の他に、トナーを撹拌する撹拌手段としてのアジテータ55、現像ローラ53に当接する供給ローラ54が設けられている。上記アジテータ55は、ホッパ部56内でトナーを撹拌しながら供給ローラ54上へ搬送する。
【0024】
以上の構成の複写機において、本実施形態の感光体ドラム1及び現像ローラ53の回線速度は、共に100[mm/S]である。
【0025】
次に、本実施形態の複写機において、請求項1乃至6の構成を適用した一実施例について詳述する。
図2は、本実施例の複写機に用いられる現像装置の概略構成図である。現像ローラ53は、現像領域(図1中のP)で感光体ドラム1の表面と所定間隙(以下、現像ギャップGという)をおいて対向し、バイアス電圧が印可されることにより交番電界が形成されている。供給ローラ54の回転は現像ローラ53に対してカウンタ方向の回転で、線速比=0.9、喰い込み量=1[mm]となっている。しかし、前記の数値はトナーの帯電特性、供給性に依存するので、更に広い範囲で最適条件を設定することが望ましい。また、供給ローラ54の現像ローラ53に対する喰い込み量は、両者を駆動するモータの特性にも依存するので、前記帯電特性、前記供給性、該モータ特性を総合的に考慮して設定されることが望ましい。なお、本発明に係る画像形成装置に使用する前記モータのトルクは、1〜1.5[kgfcm]の範囲内であれば、問題なく作動されると考えられる。
【0026】
供給ローラ54は、発泡ウレタン製で、可撓性を有し、50〜500[μm]径の複数セル構造を有しており、アジテータ55によって搬送されたトナーを担持しやすい構造となっている。硬度は、JIS−Aで20〜30[度]程度で、比較的柔らかく、現像ローラ53との当接が均一になる。供給ローラ54にはトナーの帯電を助長させるためのACバイアスが印加されている。供給ローラ54上のトナーは、供給ローラ54の回転とはカウンタの方向に回転する現像ローラ53との当接面(以下、当接面と称する)において、本実施例では負の帯電電荷を得て現像ローラ3上に担持される。
【0027】
現像ローラ53は、材質がアルミで、その表面に金属(若しくはガラス)の均一な粒子を高速で衝突させるブラスト処理を施すことにより、トナーの搬送性能が高められている。前記ブラスト処理によって、現像ローラ53表面の粗さはRZで1〜4[μm]の範囲内となる。この表面の粗さは、トナー粒子に対して13〜80[%]となるので、トナー粒子は、現像ローラ53の表面に埋没することなく搬送される。本発明に係る画像形成装置における現像ローラ表面の処理方法としては、上記ブラスト処理の他に、樹脂等による被覆加工を施す処理方法がある。前記処理方法では、現像ローラ表面の品質を長期間一定に維持することができ、樹脂材料にはトナー帯電が良好となるシリコン系のものや、トナーの離型性が良好となるテフロン系のものを用いる。また、特殊なコーティング手段によって、アルミの金属部分を一部露出させるように加工しても良好なトナー搬送性能が得られる。また、現像ローラの材料には、低硬度を有するゴム材料を用いても良い。この場合、硬度がJIS−Aで15〜40[度]程度の比較的柔らかいものを用いると、現像ローラと供給ローラとの当接圧を、両ローラの軸線方向に沿って均一にすることができる。
【0028】
供給ローラ54によって現像ローラ53上に担持されたトナーは、層の厚みが均一ではなく、また、現像に必要な量よりも過剰に付着している[1〜3mg/cm2。このため、現像ローラ53と現像ローラ53を押圧する押圧ブレード52との間に帯電補助部材59を挟み込み、帯電補助部材59を現像ローラ53に当接させることでトナーの薄層を形成させている。本実施例の複写機に用いる現像装置においては、帯電補助部材59と押圧ブレード52との間には接着層がなく、該接着層の厚みムラによって帯電補助部材59と現像ローラ53との当接圧力にバラツキが生じることがない。このため、現像ローラ53上に形成されるトナーの薄層厚を均一にすることができる。
【0029】
本実施例では、現像ローラ53に対する押圧ブレード52の配設方向はトレーリング方向となっているが、押圧ブレード52の自由端が固定端よりも現像ローラ53の回転上流側に位置するカウンタ方向であっても良い。押圧ブレード52は、材質がSUS304、厚みが0.1[mm]のものを用いている。押圧ブレード52の現像ローラ53への押圧は、圧力が30〜150[g/cm]で、角度が現像ローラ53と帯電補助部材59との接線に対して30〜45°となるように配設されている。本発明に係る画像形成装置における押圧部材の材料としては、ステンレス等の金属を用い、厚さは0.1〜0.15[mm]、固定用ホルダからの自由端長は10〜15[mm]の範囲内であることが望ましい。前記自由端長が、前記の上限値を越えると現像装置の大きさが増加するので、画像形成装置内に大きな配置スペースを確保する必要が生じ、また、前記の下限値を下回ると現像ローラの表面との摩擦の際に振動が生じ易くなるので、形成画像に濃度ムラが発生する。また、押圧部材の現像ローラへの押圧力は10〜150[g/cm]の範囲が望ましく、上限値を越えると現像ローラ上のトナー付着量が減少し、且つ、トナー帯電量が過剰になるので、結果的に形成画像の濃度が低くなる。逆に、前記の下限値を下回るとトナー薄層が均一に形成されずに、トナーの塊が上記当接面を通過してしまうので、形成画像の品質が著しく低下する。
【0030】
帯電補助部材59は、材質がシリコンで、厚さが0.2[mm]のものを用いており、シート状に構成されている。このように、帯電補助部材59をシート状にすることにより、変化し易しい構造となっている。また、帯電補助部材59の表面粗さはRZで1[μm]未満、電気抵抗は108[Ω・cm]に設定されている。本発明に係る画像形成装置の帯電補助部材には、材質は上記シリコンの他にウレタン、PET等の樹脂を用い、厚さが0.2[mm]程度、表面粗さがRZで1[μm]以下であることが望ましい。また、電気抵抗はカーボン等の分散により105〜1010[Ω・cm]の範囲内で調整可能であるが、後述する理由により比較的高めに設定することが望ましい。
【0031】
前述した押圧ブレード52にはDCバイアスが印加され、帯電補助部材59を介して、帯電補助部材59と現像ローラ53との間に現像ローラ53の発生する現像電界とは逆極性の電界が形成される。前記DCバイアスの値はVBl=VB-l−VBl=500[V]程度で、比較的高電圧である。このため、帯電補助部材59の上記電気抵抗を比較的高めに設定することで、帯電補助部材59と現像ローラ53との間に電界を形成することが可能となる。このような印加条件により、帯電補助部材59と現像ローラ53との間で、且つ、両者の非当接面の近傍に存在するトナーは、両者の間で往復運動をしようとする。このため、現像ローラ53上のトナーは、上記当接面を通過する前に、現像ローラ53上を軸線方向に沿って隙間なく充填され、該通過後は、余分なトナーが剥ぎ取られ、層厚のばらつきが極めて少ない均一な薄層が形成できる。本実施例の複写機においては、形成されたトナー薄層は単位面積当たり0.5〜1[mg/cm2の均一な厚みとなり、トナー帯電量は、−5〜−20[μC/g]の範囲であった。
【0032】
本実施例の複写機は、感光体ドラム1の直径=100[mm]、現像ローラの直径=16[mm]であり、この場合、現像領域Pの領域幅は約5〜10[mm]となる。感光体ドラム1上の潜像は、前記領域幅の範囲内において、現像ローラ53によって搬送されてくるトナーによって現像される。現像領域Pにおける、現像ギャップは200[μm]である。また、現像ローラ53へのACバイアスのピーク・ツー・ピーク電圧(Vpp)は400[V]、周波数は4[kHz]に設定した短形波、Dutyは15[%]である。
【0033】
図3は本実施例の複写機に用いた現像装置50内の押圧ブレード52、現像ローラ53及び帯電補助部材59の詳細図である。帯電補助部材59は、厚みが大きいブロック状帯電補助部材よりも変形し易いシート状の構造であり、現像ローラ53との当接面における形状の変化が該ブロック状帯電補助部材よりも大きくなる。このため、前記ブロック状帯電補助部材を用いる場合よりも、現像ローラ53と帯電補助部材との当接面に生ずる隙間を小さくする。また、帯電補助部材59には、上記当接面において現像ローラ53の回転方向へ移動させようとする力が加わる。このため、上記当接面より前記回転方向の上流側に位置する帯電補助部材59の一端部を回動部材61に支持し、張力を持たせることで前記移動が防止されている、。
【0034】
図3に示すように、回動部材61は、図示しない回転駆動系によって図面実線矢印方向及び図面点線矢印方向にそれぞれ最大で60°回動する。この回動部材61の回動により、帯電補助部材59は上記上流側もしくは上記下流側に移動される。前記移動の距離は、回動部材61の直径が10[mm]であるので、最大で5.2[mm]程度である。また、回動部材61の1動作当たりの回転角度は12°もしくは24°であり、回動部材61が1動作すると帯電補助部材59は1.04[mm]もしくは2.08[mm]移動される。
【0035】
トナーが帯電補助部材59に融着・堆積する部位は、上記当接面よりも現像ローラ53の回転方向下流側0.25〜0.75[mm]の範囲内(以下、堆積範囲内と称する)であり、その長さは、上記当接面の現像ローラ53の軸線方向全域に相当する距離と同程度である(以下、帯電補助部材59において、工場出荷直後の該堆積範囲内に相当する面を1次融着面と称する)。回動部材61を図面点線矢印方向に12°回転させることにより、前記1次融着面に融着・堆積したトナーは現像ローラ53の回転方向上流側に1.04[mm]移動して現像ローラ53と当接する。この当接により前記トナーと現像ローラ53との間に摩擦力が生じ、該トナーが帯電補助部材59から剥離される。また、前記剥離の後、回動部材61を図面実線矢印方向に12°回転させることにより、上記1次融着面は、現像ローラ53の回転方向下流側に1.04[mm]移動して再び上記堆積範囲内に位置する。
このように、本実施例の複写機によれば、上記範囲内に堆積したトナーが除去されるので、現像ローラ53上に均一で厚みムラのないトナー薄層を長期間安定して形成することができる。
また、帯電補助部材59は、厚みの大きいブロック状帯電補助部材を用いる場合よりも、現像ローラ53と帯電補助部材との当接面に生ずる隙間を小さくするので、現像ローラ53上に、より均一な厚みのトナー薄層を形成することができる。
なお、本実施例では、帯電補助部材59は現像ローラ53の回転方向の上流側と下流側とで往復移動されているが、該上流側もしくは該下流側のどちらか一方に移動するようにしても良い。この場合は、回動部材61の回転角度を調整することによって、帯電補助部材59上に堆積したトナーが、上記当接面におけるトナーの薄層化を阻害しない位置に移動させることによって、均一なトナー薄層の形成が実現される。
【0036】
図4は本実施例の複写機における制御動作を示すフローチャートである。図に示すように、複写機の電源がONされた後、複写機の電源OFF命令の信号受信の有無が判断される(ステップ100)。前記信号受信がなされた場合は、プリント枚数カウンタの値Pt、回動部材61の回動回数カウンタの値R1及び上記当接面の更新動作カウンタの値R2をEPP ROMに書き込んだ後に電源をOFFする(ステップ101及び102)。上記信号受信がなされない場合は、複写動作命令の信号受信の有無を判断し(ステップ103)、さらに、該複写動作命令の信号受信が無い場合は、再び上記ステップ100以降の動作を行う。
【0037】
上記ステップ103において、上記複写動作命令の信号受信がなされた場合は、複写動作を行い(ステップ104)、用紙1枚の複写を終了した時点でPt=Pt+1とする(ステップ105及び106)。次に、Pt=400であるかを判断し(ステップ107)、Pt≠400[枚]の場合は、全ての複写動作が終了されたかを判断する(ステップ108)。全ての複写動作が終了された場合はステップ100以降の動作、全ての複写動作が終了されていない場合はステップ104以降の動作を、それぞれ行う。
このような制御動作において、本実施例の複写機ではPt=400になるまで、つまり、用紙400枚の複写が行われるまでは、通常の複写動作を行う。
【0038】
複写した用紙の枚数が400枚に達する、つまり、Pt=400になる、と回動部材61を時計回り(正転)に対して−12°回転させて(ステップ109)、帯電補助部材59を現像ローラ53の回転方向上流側に1.04[mm]移動させる。この移動により、上記1次融着面に融着・堆積したトナーは現像ローラ53と当接し、現像ローラ53の回転(ステップ110)によって、該1次融着面から剥離される。前記剥離後、R1が9以上であるかを判断し(ステップ111)、R1が9以上でない場合は、回動部材61を上記正転に対して12°回転させる(ステップ112)。この回転により、上記1次融着面は再び上記範囲内に位置される。前記回転後は、R1=R1+1及びPt=0として(ステップ113から114)、ステップ108以降の動作を行う。
このような制御動作により、本実施例の複写機では、用紙を400枚複写する毎に回動部材61が回動され、帯電補助部材59の現像ローラ53との当接位置が、複写動作時の当接位置と上記1次融着面との間で往復される(以下、工場出荷直後の複写時の該当接位置を初期当接位置と称する)。この往復及び現像ローラ53の回転により、上記1次融着面に融着・堆積したトナーが除去される。
【0039】
帯電補助部材59が上記往復を繰り返していると、上記1次融着面に融着したトナーは次第に剥離され難くなる。また、上記1次融着面と現像ローラ53との当接時における上記堆積範囲内にトナーの融着・堆積が生じるようになる(以下、該当接時における帯電補助部材59の上記堆積範囲内に相当する面を2次融着面と称する)。このため、ステップ111においてR1が9であるとき、つまり、回動部材の回動回数が10回目であるときは、回動部材61を時計回りに対して24°回転させて(ステップ116)、帯電補助部材59を上記下流側に2.08[mm]移動させる。この移動により、複写動作時における帯電補助部材59の現像ローラ53との当接位置は、上記初期当接位置よりも現像ローラ53の回転方向下流側に1.04[mm]移動され、これまで現像ローラ53と当接しなかった新しい位置とされる。回動部材61が上記24°回転された後は、 R1、R2がそれぞれ0、R2+1に変更されて(ステップ117及び118)ステップ114以降の動作を行う。従って、本実施例の複写機では、用紙4000枚の複写が行われる毎に、複写時における帯電補助部材59の現像ローラ53との当接位置(以下、当接位置と称する)は上記下流側に1.04[mm]移動される。
【0040】
帯電補助部材59の初期当接位置からの移動量が5.2[mm]を超えないように、上記ステップ116の動作を行う前に、R2=4であるか否かの判断がなされる(ステップ115)。ステップ115において、R2=4の場合は表示部に帯電補助部材59の交換が必要である旨を表示(ステップ119)した後、ステップ112以降の動作を行う。従って、R2=4となった、つまり、回動部材61が図面実線矢印方向に60°回転した、後は、複写時における上記当接位置は更新されない。
このような制御動作において、本実施例の複写機では、回動部材61が上記回動を10回行う毎に、上記24°の回転がなされ、複写時における上記当接位置が変更される。このため、帯電補助部材59上に形成されるトナー堆積層の位置が変更され、該堆積層からのトナーの除去を容易にする。
【0041】
以上の制御動作を繰り返すことにより、回動部材61は最大で図面矢印方向60°の回転動作を行い、帯電補助部材59の現像ローラ53との当接位置は最大で、上記初期当接位置よりも現像ローラ53回転方向の下流側の5.2[mm]下流側に移動する。従って、回動部材61の交換サイクルは49[動作]×400[枚]=19600[枚]、つまり、用紙19600枚の複写を行う毎であり、長期間安定した画像品質を得ることができる。
【0042】
図5は本実施例の複写機に用いた現像装置内部の現像ローラ53、帯電補助部材59及び回動部材61を上方から見た平面図である。なお、本図においては、見やすいように押圧部材52を取り外してある。図に示すように、帯電補助部材79及び回動部材11は、図示を省略した駆動手段によって図の矢印方向に往復運動されている。前記駆動手段としては、例えば、前記両部材の片端にバネを固定し、他端には糸状の部材を固定して、該糸状の部材を回動部材で引っ張っては戻すことにより実現される。また、前記他端にラックやピニオンの歯先の当接・離間を繰り返すことによっても実現される。このような帯電補助部材59の往復運動の距離は数[mm]程度で、周期は0.5[秒]すなわち2[Hz]程度に設定されている。前記往復運動により、現像ローラ53と帯電補助部材59との間に生ずるトナー塊は崩され、該間におけるトナーの流動性が高まる。このため、トナーの帯電補助部材59への融着が軽減され、帯電補助部材59と現像ローラ53との間におけるトナーの堆積が起こり難くなる。
以上のように、本実施例の複写機によれば、帯電補助部材59と現像ローラ53との間におけるトナーの堆積が起こり難くなるので、現像ローラ53上に形成されるトナー薄層厚の均一化を長期間安定して行うことができる。
【0043】
次に上記実施形態の複写機において、請求項6の構成を適用した一実施例について説明する。
図6は本実施例に用いられる現像装置のトナーカートリッジ60a及び帯電補助部材59aの詳細図である。図に示すように、帯電補助部材59aはトナーカートリッジ60aに固定されており、両者は一体に構成されている。このため、トナーカートリッジ60aの交換の際に、帯電補助部材59aも同時に交換されることになる。従って、一定量のトナーを消費した時点で、帯電補助部材59aと現像ローラ53との間に堆積したトナーは除去される。なお、帯電補助部材59aの耐久性は、その材質及びトナーの特性に依存するが、トナーカートリッジ交換サイクルとしての2000枚〜4000枚の複写は十分にその品質を維持することが可能である。
【0044】
トナーカートリッジ60a交換の際には、帯電補助部材59aは、押圧部材52によって現像ローラ53へ押圧されているが、トナーカートリッジ60aを図6の矢印方向に引くことによって、十分弱い力で引き抜くことが可能である。また、新しい帯電補助部材59aを押圧部材52と現像ローラ53の間に挟み込む際には、まず、帯電補助部材59aの自由端を押圧部材52と現像ローラ53との間に差し込み、次に、現像ローラ53を所定数回転させることにより、帯電補助部材59aは現像ローラ53の回転方向に移動され、押圧部材52と現像ローラ53との間に挟み込まれる。
【0045】
図7は本実施例の複写機における制御動作を示すフローチャートである。図に示すように、本実施例の複写機では、複写動作命令の信号受信を待機している時にカートリッジ交換作業の開始命令信号を受け付け、該開始命令信号を受信した際には、カートリッジ交換用の動作制御(ステップ206から210)が起動される。
【0046】
以上の構成において、本実施例の複写機では、トナーカートリッジ60a内に貯蔵される補充用トナーが無くなったときには、トナーカートリッジ60aを新品と交換することによりトナーの現像装置内への補充が継続される。帯電補助部材59aはトナーカートリッジ60aと一体化になっており、前記交換の際、帯電補助部材59aも同時に新品と交換される。従って、一定量のトナーを消費した時点で、帯電補助部材59aと現像ローラ53との間に堆積したトナーが除去される。
【0047】
以上のように本実施例によれば、一定量のトナーを消費した時点で、帯電補助部材59aと現像ローラ53との間に堆積したトナーが除去されるので、現像ローラ53に形成されるトナー薄層の厚さを、長期間安定して均一化することができる。
【0048】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、上記帯電補助部材の表面に堆積した現像剤が、該帯電補助部材と上記現像剤担持体との当接面における現像剤薄層の均一化を阻害しない位置に移動するので、該現像剤担持体上に均一で厚みムラのない現像剤薄層を長期間安定して形成することができるという優れた効果がある。
また、上記帯電補助部材の表面に堆積した現像剤が除去されるので、上記現像剤担持体上に均一で厚みムラのない現像剤薄層を長期間安定して形成することができるという優れた効果がある。
また、厚みの大きいブロック状帯電補助部材を用いる場合よりも、上記現像剤担持体と上記帯電補助部材との当接面に生ずる隙間を小さくするので、該現像剤担持体上に、より均一な厚みの現像剤薄層を形成させることができる。
また、上記回動部材の回動によって上記帯電補助部材の上記移動がなされるので、該移動の手段を容易にすることができるという優れた効果がある。
【0053】
請求項の発明によれば、一定量の現像剤を消費した時に、上記帯電補助部材と上記現像剤担持体との間に堆積した現像剤が除去されるので、上記現像剤担持体上に均一で厚みムラのない現像剤薄層を長期間安定して形成させることができるという優れた効果がある。
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る複写機の概略構成図。
【図2】同複写機に用いられる現像装置に請求項1乃至5の構成を適用した一実施例の概略構成図。
【図3】同現像装置内の詳細図。
【図4】同現像装置を用いる複写機における制御動作を示すフローチャート。
【図5】同現像装置内の現像ローラ53、帯電補助部材59及び回動部材61を上方から見た平面図。
【図6】上記実施形態の複写機に用いられる現像装置に請求項6の構成を適用した一実施例における、トナーカートリッジ60a及び帯電補助部材59aの詳細図。
【図7】前記実施例の現像装置を用いる複写機における制御動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 感光体ドラム
2 帯電器
3 露光装置
5 給紙トレイ
6 レジストローラ
7 搬送装置
8 転写装置
9 定着装置
10 排紙トレイ
11 クリーニング装置
20 スキャナー部
21 画像処理部
22 プリンタ部
50 現像装置
52 押圧ブレード
53 現像ローラ
54 供給ローラ
55 アジテータ
56 ホッパ部
57 現像バイアス電源
58 供給バイアス電源
59 帯電補助部材
60 トナーカートリッジ
61 回動部材
62 薄層化バイアス電源

Claims (2)

  1. 潜像担持体に対向した現像領域へ現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に当接することにより、該現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規制する規制部材とを有する現像装置を用いる画像形成装置において、
    該規制部材を、該現像剤担持体を押圧する押圧部材と、該現像剤担持体と該押圧部材との間に挟まれるシート状の帯電補助部材とで構成し、該現像剤担持体と該帯電補助部材との当接面よりも該現像剤担持体の現像剤の搬送方向上流側で該帯電補助部材の一端部を支持する回動可能な回動部材を設けるとともに、該帯電補助部材のもう一端部は何も固定しない自由端とし、且つ、該回動部材の回動により、該帯電補助部材の一端部を該回動部材に巻き取ったり該回動部材から送り出したりすることで、該帯電補助部材を該現像剤担持体の現像剤の搬送方向に往復移動させるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    現像装置内に補充する補充用現像剤を貯蔵する現像剤カートリッジを設け、上記帯電補助部材と該現像剤カートリッジを一体化させたことを特徴とする画像形成装置。
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