JP3751815B2

JP3751815B2 - Service provision system

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Publication number: JP3751815B2
Application number: JP2000304496A
Authority: JP
Inventors: 浩久谷口
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 2000-10-04
Filing date: 2000-10-04
Publication date: 2006-03-01
Anticipated expiration: 2020-10-04
Also published as: JP2002108814A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子商取引システムなどのようなネットワークを介して不特定多数のユーザに対して所定のサービスを提供するサービス提供システムに関し、特に、特定の優先ユーザに対して、一般ユーザよりも良好なレスポンスにてサービスを提供できるようにするサービス提供システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
現在おこなわれているような不特定多数のインターネットユーザに向けた電子商取引サービスでは、予期せぬ急激なアクセスが集中し、計算機資源やネットワーク帯域幅などのサーバ資源の競合が起きる結果、ユーザからみたレスポンスが劣化してしまい、ビジネスに支障をきたすといった問題がある。
【０００３】
電子商取引サービスのユーザからみたレスポンスは、サーバ設備やインターネットの混雑状況、クライアント端末の状態など複数の要因に支配されるが、１つのサイトにアクセスが急激に集中する結果として最もボトルネックとなりやすいのは、サービスを提供する計算機資源である。例えば、データベースサーバのＩ／ＯやＣＧＩプロセスによるＣＰＵ使用率の増加がレスポンス低下の原因となる。
【０００４】
もう１つのボトルネックとなりやすい資源は、サーバ設備をインターネットに接続するためのサーバ接続回線である。画像など大きな情報量を持つコンテンツを提供するサーバが存在する場合、そのコンテンツをインターネットに送りだすネットワークの帯域幅が不足し、ユーザからみたレスポンスの劣化に結びつく場合がある。
【０００５】
計算機資源やネットワーク帯域幅を、特定の条件のトランザクションや通信に優先的に割り当てる仕組みは従来から存在している。例えば、ネットワーク帯域幅に関しては、Lucent Technologies 社から提供されているＡccess ＰointシリーズなどのＣ帯域制御装置がある。
【０００６】
この装置は、あらかじめ優先対象の通信の条件を装置に固定的に記述しておく。この条件には、送信／受信端末のＩＰアドレスやドメイン名、プロトコル種別などがある。こうした通信の条件は、管理者によってこの装置の内部メモリに固定的に書き込まれている。
【０００７】
こうした帯域制御装置を用いれば、たとえばサーバファームにサーバＡ、サーバＢ、サーバＣの３台のサーバがある場合に、ネットワーク帯域幅をこれらサーバ間で均等に割り振ることが可能となる。これは、ホスティングサービスをおこなう場合などに有用である。
【０００８】
こうした優先制御技術を電子商取引サービスに適用する場合の問題は、優先ユーザの条件をあらかじめ登録しておくことが難しいことである。何故ならば、不特定多数のインターネットユーザに向けたＢ２Ｃ型の電子商取引サービスでは、潜在的なユーザの数はほぼ無限であり、優先ユーザの条件をあらかじめ帯域制御装置に固定的に記憶しておくことは不可能であるからである。
【０００９】
例えば前述のＡccess Ｐointシリーズの帯域制御装置において、優先ユーザを識別するために優先ユーザのＩＰアドレスを使用するとする。ところが、帯域制御装置においては通信の条件を記述したクラスの数は最大でも数百であり、すべての優先ユーザを登録しておくことはできない。
【００１０】
計算機資源に関しても同様な問題がある。ＵＮＩＸにおけるniceコマンド、あるいは、setpriority() システムコールが存在し、プロセスの優先度を指定することができる。この機構を用いれば、特定の条件を満たすプロセスに特定の優先度を与えることが可能である。
【００１１】
しかし、この機構を電子商取引サービスに適用する場合にも、前述の帯域制御装置と同様の問題が生ずる。すなわち、優先ユーザの条件をあらかじめ登録しておき、そのユーザが起動するプロセスを優先処理することは、優先ユーザの数が潜在的には無限であるためほとんど不可能である。
【００１２】
今まで述べてきたように、従来の優先制御技術をそのまま不特定多数のユーザに向けた電子商取引サービスに応用して、ユーザ単位で優先ユーザを識別し優先制御をおこなうのは困難である。
【００１３】
その最も主要な理由は、これらの優先制御装置は、非常に多くの優先条件を記憶しつつ優先処理をするときのオーバーヘッドが大きく、実際上優先処理が不可能となってしまうことにある。
【００１４】
帯域制御装置の例でいえば、優先ユーザが２０００人登録されている場合、今きたユーザがこの２０００人の誰と一致するのかを、パケット毎に確認するのは、この装置の性能を著しく低下させてしまう、ということである。しかも、ユーザの要求する１つの電子取引で発行されるパケットの数は数百以上になることが普通であり、この問題を更に大きなものにしている。
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】
このような優先制御技術の問題に関連して、不特定多数のユーザに対して所定のサービスを提供するサービス提供システムにおいては、特定の優先ユーザに対して、一般ユーザよりも良好なレスポンスにてサービスを提供できるようにする必要があるという問題がある。
【００１７】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、電子商取引サービスなどのようなネットワークを介して不特定多数のユーザに対して所定のサービスを提供するサービス提供システムにおいて、特定の優先ユーザに対して、一般ユーザよりも良好なレスポンスにてサービスを提供できることを実現する技術の提供を目的とする。
【００１８】
【課題を解決するための手段】
本発明のサービス提供システムは、ユーザに対して所定のサービスを提供するシステムとして構築され、接続するユーザの数を制限して、ユーザの接続要求がある場合に、その制限数を超える場合には、その接続要求を受け付けないように制御するという構成を採るときにあって、（１）システムを利用する可能性のある各ユーザが優先ユーザであるのか一般ユーザであるのかについての情報を記憶する記憶手段と、（２）接続中の優先ユーザの数を計数する優先ユーザ計数手段と、（３）接続中の一般ユーザの数を計数する一般ユーザ計数手段と、（４）記憶手段の情報を参照することで、接続を要求してきたユーザが優先ユーザであるのか一般ユーザであるのかを判断する判断手段と、（５）判断手段が一般ユーザであることを判断する場合に、一般ユーザ計数手段の計数値に従って、その一般ユーザからの接続要求を受け付けるのか否かを制御する第１の制御手段と、（６）判断手段が優先ユーザであることを判断する場合に、一般ユーザ計数手段の計数値が上限値に到達していないときには、その優先ユーザを一般ユーザとして扱って接続要求を受け付け、一方、上限値に到達しているときには、優先ユーザ計数手段の計数値に従って、その優先ユーザからの接続要求を受け付けるのか否かを制御する第２の制御手段と、（７）一般ユーザが接続の解除を要求してくる場合に、その一般ユーザからの接続解除要求を受け付ける第３の制御手段と、（８）優先ユーザが接続の解除を要求してくる場合に、優先ユーザ計数手段の計数値がゼロを示しているときには、その優先ユーザを一般ユーザとして扱って接続解除要求を受け付け、ゼロを示していないときには、その優先ユーザからの接続解除要求をそのまま受け付ける第４の制御手段とを備えるように構成する。
このように構成される本発明のサービス提供システムでは、第１の制御手段は、判断手段が接続を要求してきたユーザが一般ユーザであることを判断すると、一般ユーザ計数手段の計数値が上限値に到達しているのか否かを判断して、上限値に到達していないことを判断する場合には、一般ユーザ計数手段の計数値を１つインクリメントしてから、その一般ユーザからの接続要求を受け付け、一方、上限値に到達していることを判断する場合には、その一般ユーザからの接続要求を受け付けないように制御する。
そして、第２の制御手段は、判断手段が接続を要求してきたユーザが優先ユーザであることを判断すると、一般ユーザ計数手段の計数値が上限値に到達しているのか否かを判断して、上限値に到達していないことを判断する場合には、一般ユーザ計数手段の計数値を１つインクリメントしてから、その優先ユーザからの接続要求を受け付け、一方、上限値に到達していることを判断する場合には、続いて、優先ユーザ計数手段の計数値が上限値に到達しているのか否かを判断して、上限値に到達していないことを判断する場合には、優先ユーザ計数手段の計数値を１つインクリメントしてから、その優先ユーザからの接続要求を受け付け、一方、上限値に到達していることを判断する場合には、その優先ユーザからの接続要求を受け付けないように制御する。
そして、第３の制御手段は、一般ユーザが接続の解除を要求してくる場合には、一般ユーザ計数手段の計数値を１つディクリメントしてから、その一般ユーザからの接続解除要求を受け付けるように制御する。
そして、第４の制御手段は、優先ユーザが接続の解除を要求してくる場合には、優先ユーザ計数手段の計数値がゼロを示しているのか否かを判断して、ゼロを示していないことを判断する場合には、優先ユーザ計数手段の計数値を１つディクリメントしてから、その優先ユーザからの接続解除要求を受け付け、一方、ゼロを示していることを判断する場合には、一般ユーザ計数手段の計数値を１つディクリメントしてから、その優先ユーザからの接続解除要求を受け付けるように制御する。
このようにして、本発明のサービス提供システムでは、優先ユーザが接続を要求してきたときに、一般ユーザ計数手段の計数値が上限値に到達していない場合には、その優先ユーザを一般ユーザとして扱って接続要求を受け付けるとともに、優先ユーザが接続の解除を要求してきたときに、優先ユーザ計数手段の計数値がゼロを示している場合には、その優先ユーザを一般ユーザとして扱って接続解除要求を受け付けることで、優先ユーザ計数手段の計数値を可能な限り小さな値になるように制御し、これにより、優先ユーザの接続要求を最大限に受け付け可能とするように処理するのである。
この構成に従って、本発明のサービス提供システムによれば、特定の優先ユーザに対して、一般ユーザよりも良好なレスポンスにてサービスを提供できるようになる。
【００３４】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
本発明の実施の形態の説明に入る前に、本発明に関連する技術について説明する。
本発明に関連する技術では、ネットワークを介して不特定多数のユーザがアクセスするシステムにおいて、資源を優先的に割り当てる機能を有して、その機能を使って、ユーザへのサービス提供を制御する制御手段と、ユーザに割り当てられる優先情報を記憶する記憶手段と、記憶手段の記憶する優先情報に従って、アクセス要求のユーザが優先ユーザであるのか否かを判断して、そのユーザが優先ユーザであることを判断する場合に、制御手段に対して、そのユーザを優先処理するように指示する第１の指示手段と、優先処理するユーザに対するサービス提供が終了するのか否かを検出して、そのサービス提供が終了することを検出する場合に、制御手段に対して、そのユーザに対する優先処理を止めさせるように指示する第２の指示手段とを備えるように構成する。
このように構成される本発明に関連する技術では、第１の指示手段は、アクセス要求のユーザがログインする際に、そのユーザが優先ユーザであることを判断すると、制御手段に対して、そのユーザを優先処理するように指示し、第２指示手段は、その優先処理されるユーザに対するサービス提供の終了を検出すると、制御手段に対して、そのユーザに対する優先処理を止めさせるように指示する。
この第１及び第２の指示手段の指示を受けて、制御手段は、動的に指示される現在優先処理しなければならない優先ユーザに対する条件のみに基づいて、優先ユーザに対する優先処理（優先／非優先といった優先処理や、優先度に応じた優先処理などがある）を実行する。
このように、本発明に関連する技術では、不特定多数のユーザの優先制御を実現するために、現在優先処理しなければならない優先ユーザと、その他の一般ユーザとを区別するための少ない条件に基づいて優先処理を行うという構成を採っており、従来技術のように、優先ユーザとして扱うユーザに関しての非常に沢山の条件をあらかじめ固定的に登録する構成を採って、その固定登録される非常に沢山の条件に基づいて優先処理を行うというような構成を採っていないので、不特定多数のユーザがアクセスするシステムにおいて、特定の優先ユーザに対して、一般ユーザよりも良好なレスポンスを提供できることを実現できるようになる。
次に、電子商取引サービスを実現するシステムに適用した場合を具体例にして、本発明に関連する技術について更に詳細に説明する。
本発明に関連する技術で電子商取引サービスを実現する場合、ＷＷＷサーバや顧客ＤＢ、商品ＤＢなど基本的な電子商取引サービスを提供するための一連の機能を提供する装置に加えて、
（１）各登録ユーザの優先度を記録する顧客データベース（上述の記憶手段に相当する）、
（２）アクセスしてくるユーザが登録済みの優先ユーザかどうかを判定し、そのユーザが優先ユーザであった場合に、スケジューラにその優先ユーザを優先処理するように伝える優先ユーザ認証部（上述の第１の指示手段に相当する）、
（３）優先ユーザがサービス利用を終えて去っていくことを検出し、スケジューラにその優先ユーザを優先処理することをやめるように伝える優先ユーザ条件削除部（上述の第２の指示手段に相当する）、
（４）サーバ資源競合時に、各ユーザの優先度に応じてサービスの実行順序を決定し、サービスをその実行順序に従って実行させるスケジューラ（上述の制御手段に相当する）、
を備えたシステムにより電子商取引サービスを提供する。
ここで、このスケジューラには、メモリ上に保持し管理する、「各時点でシステム内の存在する優先ユーザのリスト」が備えられることになる。
本発明に関連する技術で電子商取引サービスを実現する場合、優先ユーザの来店／退去を検出し、優先制御機構にそのユーザを優先処理する条件の登録／削除を指示する装置を備えることを最も主要な特徴とする。従来の技術とは、優先ユーザを識別する条件が、優先制御機構に動的に設定される点が異なる。
このように構成される本発明に関連する技術により実現される電子商取引サービスにおいて、サーバ資源を制御するスケジューラは、優先ユーザ認証部から通知される条件に従って優先ユーザを優先処理する。そのため、優先ユーザはサーバ資源を優先的に利用することができる。
一方で、優先ユーザ認証部と優先ユーザ条件削除部は、優先ユーザの来店／退去を検出し、スケジューラにそのユーザを優先するための条件を動的に登録したり削除したりする。
従って、システム内の優先制御機構は、各時点において必要最小限の数の条件に基づいて優先処理を実行することができるようになる。
その結果、スケジューラは実質上、不特定多数のユーザを対象に優先処理をおこなうことができるようになり、本発明に関連する技術によれば、本発明の目的であるところの、不特定多数のユーザを対象とした電子商取引における優先制御をおこなうことができるようになる。
再び繰り返すと、従来の技術によれば、不特定多数のユーザの優先制御をおこなうためには、非常に多くの数の条件をスケジューラにあらかじめ登録しておく必要があり、優先制御機構がこの条件に基づいて処理を行う際に、優先制御機構そのものの性能が劣化してしまうという問題点があった。
これに対して、本発明に関連する技術によれば、優先制御機構は、各時点における優先ユーザ（現在来店中の優先ユーザ）と、その他の一般ユーザを区別するための少数の条件に基づいて優先処理をおこなうことができるため、優先処理の性能を劣化させずに、優先処理をおこなうことができるようになる。
例えば帯域制御装置を具体例にして説明するならば、従来の技術に従うと、図１（ａ）に示すように、固定的に登録された非常に沢山の数の条件に基づいて帯域制御の優先処理をおこなわなくてはならないのに対して、本発明に関連する技術に従うと、図１（ｂ）に示すように、動的に登録される現在来店中の優先ユーザについての非常に少ない数の条件に基づいて帯域制御の優先処理をおこなえばよいので、不特定多数のユーザに対する優先制御をおこなうことができるのである。
なお、以上に述べた優先度は優先あるいは非優先の２段階であるが、本発明に関連する技術の範囲は２段階の優先度に限ったものではない。図１にも示すように、例えば３段階といったような複数の優先クラスを設けて、まったく同様な処理をおこなうことが可能である。
【００３５】
図２に、本発明に関連する技術の第１の構成例を図示する。
【００３６】
この本発明に関連する技術の第１の構成例では、電子商取引サービスにおける「ネットワーク帯域制御による優先処理」を想定している。
【００３７】
図中、１は本発明に関連する技術を具備する電子商取引システム、２は優先ユーザや一般ユーザが操作する端末、３は電子商取引システム１と端末２との間を接続するインターネットである。
【００３８】
この本発明に関連する技術を具備する電子商取引システム１は、業務サーバ１０と、顧客認証サーバ１１と、帯域制御機構１２と、優先ユーザ認証部１３と、優先ユーザ条件削除部１４とを備える。
【００３９】
業務サーバ１０は、ＷＷＷサーバや決裁サーバや検索エンジンを備えて、電子商取引サービスを提供する。顧客認証サーバ１１は、各登録ユーザのユーザ情報を管理する顧客データベース１５を備えて、アクセス要求してきたユーザの認証処理を実行する。
【００４０】
この顧客データベース１５は、本発明に関連する技術を実現するために、図３に示すように、各登録ユーザに割り当てられる優先度を管理する。この優先度は、優先するしないを示す値のこともあるし、優先の度合いを示す値のこともある。
【００４１】
帯域制御機構１２は、サーバ設備をインターネットに接続する回線の途中に設けられるものであり、ＣＢＱアルゴリズムを実装して、優先ユーザには最低帯域保証をおこなう。このＣＢＱアルゴリズムでは、通信の条件（例えば送信／受信者のアドレス）によってクラスを定義し、そのクラスに属する通信に最低帯域保証をおこなうことができる。
【００４２】
この帯域制御機構１２は、サーバ資源の競合時に、各ユーザの優先度に応じてサービスの実行順序を決定するというスケジューラとしての機能と、その決定された実行順序に従ってサービスを実行するという優先制御機構としての機能とを持つ。
【００４３】
優先ユーザ認証部１３は、帯域制御機構１２に対して、動的に、来店したユーザを優先ユーザとして扱うということと、その優先ユーザに与える優先の仕方（顧客データベース１５に管理される優先度に応じて決定する）とを設定する。すなわち、図４に示すように、来店したユーザを優先ユーザとして扱うということと、その優先ユーザに対する優先の仕方とを設定するのである。
【００４４】
優先ユーザ条件削除部１４は、帯域制御機構１２に登録される優先ユーザが退去するときに、帯域制御機構１２から、その優先ユーザについての優先条件情報を動的に削除する。すなわち、図４に示すように、優先ユーザが退去するときに、優先ユーザ認証部１３が設定したその優先ユーザについての優先条件情報を動的に削除するのである。
【００４５】
この優先ユーザ認証部１３と優先ユーザ条件削除部１４との処理に従って、帯域制御機構１２は、図４から分かるように、現在どの優先ユーザが来店中であるのかということを示す情報をリスト形式で管理するとともに、それらの優先ユーザに与える優先の仕方とについて管理して、それに基づいて、優先ユーザや一般ユーザに帯域を割り当てる処理を実行する。
【００４６】
次に、このように構成される本発明に関連する技術の第１の構成例の処理について説明する。
【００４７】
（１）顧客認証サーバ１１は、ユーザがログインしてくるときに、顧客データベース１５を参照することで、そのユーザが優先ユーザ（優先処理の割り当てを示す優先度を持つユーザ）であるのか否かを判断して、優先ユーザであることを判断する場合には、優先ユーザ認証部１３に対して、優先ユーザが来店した旨とその優先ユーザの持つ優先度とを通知する。
【００４８】
（２）優先ユーザ認証部１３は、顧客認証サーバ１１からの通知に従って優先ユーザが来店したことを知ると、そのユーザのＩＰアドレスをＷＷＷサーバから取得する。
【００４９】
すなわち、ユーザはＷＷＷサーバにアクセスして、ＩＰアドレスとパスワードとを入力してＷＷＷサーバに向けて送信し、これを受けて、ＷＷＷサーバでは、これを受け取るＣＧＩプログラムが起動するので、その際に、そのユーザのＩＰアドレスをＷＷＷサーバプロセスから取得するのである。
【００５０】
（３）優先ユーザ認証部１３は、続いて、例えば優先度Ａには128kbps 、優先度Ｂには32kbps、優先度Ｃには８kbpsを割り当てるというように、顧客認証サーバ１１から通知された優先度の規定する帯域を特定する。
【００５１】
そして、優先ユーザ認証部１３は、その優先ユーザのＩＰアドレスとサーバのＩＰアドレスとの対によって定義される通信に対して１つのクラスを作成して、帯域制御機構１２に対して、その作成したクラスにその特定した帯域を保証するように通知する。具体的には、優先ユーザ認証部１３は、帯域制御機構１２にＴＣＰなどのプロトコルによりセッションを確立し、優先クラスの設定をおこなうようなコマンドを送信することで、この処理をおこなう。
【００５２】
（４）帯域制御機構１２は、この優先ユーザ認証部１３からの指示を受けて、ログインしてきた優先ユーザに関するクラスを作成して、優先処理を行う。
【００５３】
（５）優先ユーザ条件削除部１４は、優先ユーザがサービス利用を終了し退去したら、そのことを業務サーバ１０から連絡を受けることにより検出する。
【００５４】
具体的には、優先ユーザは店を退去するために、ブラウザ上にてログアウトボタンをクリックする。このボタンをクリックすることにより、ＷＷＷサーバ側ではＣＧＩプログラムが起動し、そのユーザが退去することを優先ユーザ条件削除部１４に伝えるので、優先ユーザ条件削除部１４は、この通知に従って、優先ユーザが退去することを検出するのである。
【００５５】
（６）優先ユーザ条件削除部１４は、続いて、上述の（４）にて作成した退去した優先ユーザについてのクラスを削除するように帯域制御機構１２に通知する。具体的には、帯域制御機構１２にＴＣＰなどのプロトコルによりセッションを確立し、優先クラスの削除をおこなうようなコマンドを送信することで、この処理をおこなう。
【００５６】
（７）帯域制御機構１２は、この優先ユーザ条件削除部１４からの指示を受けて、当該クラスを削除する。
【００５７】
図５に、本発明に関連する技術の第１の構成例でおこなう処理の概略な処理フローを図示する。
【００５８】
この処理フローで示すように、本発明に関連する技術の第１の構成例では、来店してきたユーザが優先ユーザである場合には、優先ユーザ認証部１３の処理に従って、その優先ユーザの通信に対してクラスを設定して、帯域制御機構１２に対して、その優先ユーザの持つ優先度に応じた帯域を保証するように動的に設定し、そして、優先ユーザが退去するときには、優先ユーザ条件削除部１４の処理に従って、その優先ユーザに設定した通信クラスを帯域制御機構１２から動的に削除していくことで、帯域制御機構１２が現在来店中の優先ユーザのみに割り当てられる優先制御情報に基づいて帯域制御の優先処理を実行できるように処理するのである。
【００５９】
このようにして、本発明に関連する技術の第１の構成例によれば、電子商取引サービスにおいて、ネットワーク帯域制御による優先処理を実行するというときに、不特定多数のユーザに対する優先制御を実現できるようになる。
【００６０】
図６に、本発明に関連する技術の第２の構成例を図示する。
【００６１】
この本発明に関連する技術の第２の構成例では、電子商取引サービスにおける「計算機資源の制御による優先処理」を想定している。
【００６２】
ＵＮＩＸベースのＯＳで管理される業務サーバにおいて、注文処理がＣＧＩプログラムによって処理されるシステムでは、優先ユーザから発行される注文によって起動されるＣＧＩプロセスに対して、setpriority() システムコールにより計算機資源の割り当てに関して高い優先度を割り当てることが可能である。
【００６３】
本発明に関連する技術の第２の構成例では、この構成に従って優先ユーザの注文処理を優先処理することを実現する。
【００６４】
図６中、図２で説明したものと同一のものについては同じ記号で示してある。２０はＣＧＩプログラムであって、ユーザ毎に生成されて、ユーザの注文処理を実行するもの、２１は来店中優先ユーザリストであって、来店中の優先ユーザの識別情報（顧客ＩＤ）を保持するものである。以下、説明の便宜上、本発明に関連する技術の第２の構成例では、顧客データベース１５は、優先するしないを示す優先度を管理することを想定している。
【００６５】
この本発明に関連する技術の第２の構成例に従う場合、優先ユーザ認証部１３は、優先ユーザが来店するときに、その優先ユーザの顧客ＩＤを来店中優先ユーザリスト２１に登録する処理をおこない、一方、優先ユーザ条件削除部１４は、優先ユーザが退去するときに、その優先ユーザの顧客ＩＤを来店中優先ユーザリスト２１から削除する処理をおこなう。
【００６６】
次に、このように構成される本発明に関連する技術の第２の構成例の処理について説明する。
【００６７】
（１）顧客認証サーバ１１は、ユーザがログインしてくるときに、顧客データベース１５を参照することで、そのユーザが優先ユーザであるのか否かを判断して、優先ユーザであることを判断する場合には、優先ユーザ認証部１３に対して、優先ユーザが来店した旨を通知する。
【００６８】
（２）優先ユーザ認証部１３は、顧客認証サーバ１１からの通知に従って優先ユーザが来店したことを知ると、その優先ユーザの顧客ＩＤを来店中優先ユーザリスト２１に登録する。
【００６９】
（３）注文処理を行うＣＧＩプログラム２０は、Ｃookie を利用してそのユーザの顧客ＩＤをそのＨＴＴＰヘッダから知ることができる。これから、ＣＧＩプログラム２０は、起動される際に、ＨＴＴＰヘッダから自分を起動したユーザの顧客ＩＤを得て、その顧客ＩＤが来店中優先ユーザリスト２１にあるかどうかをチェックする。
【００７０】
（４）このチェック結果に従って、ＣＧＩプログラム２０を起動したユーザが来店中優先ユーザリストに登録されていることが判断されると、すなわち、優先ユーザがＣＧＩプログラム２０を起動したことが判断されると、ＯＳは、setpriority() システムコールにより、そのＣＧＩプログラム２０に高い優先度を与えて計算機資源を割り当てることで処理を行う。一方、そうでない場合には、通常の優先度により計算機資源を割り当てることで処理をおこなう。
【００７１】
（５）優先ユーザ条件削除部１４は、優先ユーザがサービス利用を終了し退去したら、そのことを業務サーバ１０から連絡を受けることにより検出する。
【００７２】
（６）優先ユーザ条件削除部１４は、優先ユーザの退去を検出すると、その優先ユーザの顧客ＩＤを来店中優先ユーザリスト２１から削除する。
【００７３】
図７に、本発明に関連する技術の第２の構成例でおこなう処理の概略な処理フローを図示する。
【００７４】
この処理フローで示すように、本発明に関連する技術の第２の構成例では、来店してきたユーザが優先ユーザである場合には、優先ユーザ認証部１３の処理に従って、その優先ユーザの顧客ＩＤを来店中優先ユーザリスト２１に動的に登録し、そして、優先ユーザが退去するときには、優先ユーザ条件削除部１４の処理に従って、その優先ユーザの顧客ＩＤを来店中優先ユーザリスト２１から動的に削除していくことで、優先ユーザにより起動されたＣＧＩプログラム２０に対して、高い優先度でもって計算機資源が割り当てられるように処理するのである。
【００７５】
このようにして、本発明に関連する技術の第２の構成例によれば、電子商取引サービスにおいて、計算機資源の制御による優先処理を実行するというときに、不特定多数のユーザに対する優先制御を実現できるようになる。
【００７６】
図８に、本発明の一実施形態例を図示する。
【００７７】
この実施形態例では、ストリーミングコンテンツ配信サービスにおける「配信サービスの優先受け付け」を想定している。
【００７８】
ＲealSystems社のRealAudio,RealMedia に代表されるようなコンテンツを配信するサービスにおいて、配信サーバでは通常、接続数の制限をおこなっており、一定数以上にクライアントが接続している状態では新たにアクセスしてきたユーザ（クライアント）はサービスを受けることができない。
【００７９】
そこで、優先度別にクラスを分けることにより、一般ユーザの受付数が上限に達していても優先ユーザの受付数に余裕があれば、優先ユーザを受け付けるというサービスをおこなうことが可能である。
【００８０】
本発明では、この構成に従って優先ユーザへのコンテンツの配信サービスを優先処理することを実現するものであり、図８中に示す３０は本発明を具備するストリーミングコンテンツ配信システムである。
【００８１】
この本発明を具備するストリーミングコンテンツ配信システム３０は、図８に示すように、配信サーバ３１と、顧客認証サーバ３２と、優先スケジューラ３３と、優先ユーザ認証部３４と、優先ユーザ条件削除部３５とを備える。
【００８２】
配信サーバ３１は、接続中の一般ユーザ（優先ユーザを含むことある）の人数を計数する接続中一般ユーザカウンタ３７と、接続中の優先ユーザの人数を計数する接続中優先ユーザカウンタ３８とを備えて、この２つのカウンタ３７，３８の計数源となったユーザに対してコンテンツを配信する。
【００８３】
顧客認証サーバ３２は、各登録ユーザのユーザ情報を管理する顧客データベース３６（図２に示した顧客データベース１５と同じユーザ情報を管理する）を備えて、アクセス要求してきたユーザの認証処理を実行する。
【００８４】
優先スケジューラ３３は、優先ユーザ来店ルーチンや、一般ユーザ来店ルーチンや、優先ユーザ退去ルーチンや、一般ユーザ退去ルーチンを実行することで、接続中一般ユーザカウンタ３７及び接続中優先ユーザカウンタ３８の計数処理を制御する。
【００８５】
優先ユーザ認証部３４は、優先ユーザや一般ユーザの来店に応じて、優先スケジューラ３３に対して、優先ユーザ来店ルーチンの実行を指示したり、一般ユーザ来店ルーチンの実行を指示する。
【００８６】
優先ユーザ条件削除部３５は、優先ユーザや一般ユーザの退去に応じて、優先スケジューラ３３に対して、優先ユーザ退去ルーチンの実行を指示したり、一般ユーザ退去ルーチンの実行を指示する。
【００８７】
次に、このように構成される本発明の処理について説明する。
【００８８】
（１）顧客認証サーバ３２は、ユーザがログインしてくるときに、顧客データベース３６を参照することで、そのユーザが優先ユーザであるのか否かを判断して、優先ユーザであることを判断する場合には、優先ユーザ認証部３４に対して優先ユーザが来店した旨を通知し、一般ユーザであることを判断する場合には、優先ユーザ認証部３４に対して一般ユーザが来店した旨を通知する。
【００８９】
（２）優先ユーザ認証部３４は、顧客認証サーバ３２からの通知に従って優先ユーザが来店したことを知ると、優先スケジューラ３３に対して優先ユーザ来店ルーチンの実行を指示し、一方、顧客認証サーバ３２からの通知に従って一般ユーザが来店したことを知ると、優先スケジューラ３３に対して一般ユーザ来店ルーチンの実行を指示する。
【００９０】
（３）優先スケジューラ３３は、優先ユーザ認証部３４から優先ユーザ来店ルーチンの実行指示を受け取ると、図９の処理フローに示すように、接続中一般ユーザカウンタ３７に余裕がある場合には、接続中一般ユーザカウンタ３７の計数値を１つインクリメントしてから、配信プロセスに対してアクセスを許可し、接続中一般ユーザカウンタ３７に余裕がないものの、接続中優先ユーザカウンタ３８に余裕がある場合には、接続中優先ユーザカウンタ３８の計数値を１つインクリメントしてから、配信プロセスに対してアクセスを許可し、それ以外の場合には、配信プロセスに対してアクセスを不許可する。
【００９１】
一方、優先スケジューラ３３は、優先ユーザ認証部３４から一般ユーザ来店ルーチンの実行指示を受け取ると、図１０の処理フローに示すように、接続中優先ユーザカウンタ３８を用いずに、接続中一般ユーザカウンタ３７に余裕がある場合には、接続中一般ユーザカウンタ３７の計数値を１つインクリメントしてから、配信プロセスに対してアクセスを許可し、それ以外の場合には、配信プロセスに対してアクセスを不許可する。
【００９２】
（４）優先ユーザ条件削除部３５は、配信プロセスから優先ユーザが退去することの連絡を受けることにより優先ユーザの退去を検出すると、優先スケジューラ３３に対して優先ユーザ退去ルーチンの実行を指示し、一方、配信プロセスから一般ユーザが退去することの連絡を受けることにより一般ユーザの退去を検出すると、優先スケジューラ３３に対して一般ユーザ退去ルーチンの実行を指示する。
【００９３】
（５）優先スケジューラ３３は、優先ユーザ条件削除部３５から優先ユーザ退去ルーチンの実行指示を受け取ると、優先ユーザができる限りアクセス可能となるようにするために、図１１（ａ）の処理フローに示すように、接続中優先ユーザカウンタ３８の計数値がゼロ値を示していない場合には、接続中優先ユーザカウンタ３８の計数値を１つディクリメントし、ゼロ値を示している場合には、接続中一般ユーザカウンタ３７の計数値を１つディクリメントする。
【００９４】
一方、優先スケジューラ３３は、優先ユーザ条件削除部３５から一般ユーザ退去ルーチンの実行指示を受け取ると、図１１（ｂ）の処理フローに示すように、接続中一般ユーザカウンタ３７の計数値を１つディクリメントする。
【００９５】
このようにして、本発明によれば、アクセスできるユーザの数に制限がある場合に、一般ユーザに対してアクセスを許可できない状態になっても、優先ユーザに対してアクセスを許可できるようになる。
【００９６】
図１２に、本発明でおこなう処理の概略な処理フローを図示する。
【００９７】
この処理フローで示すように、本発明では、優先ユーザ認証部１３の処理に従って、来店してきたユーザが優先ユーザであるのか一般ユーザであるのかに応じて、優先ユーザ来店ルーチンや一般ユーザ来店ルーチンを起動することで、一般ユーザが受け付けられなくなる場合にも優先ユーザを受け付けていくようにするとともに、優先ユーザ条件削除部３５の処理に従って、退去するユーザが優先ユーザであるのか一般ユーザであるのかに応じて、優先ユーザ退去ルーチンや一般ユーザ退去ルーチンを起動することで、次に来店する優先ユーザをできる限り受け付けられるようにと処理するのである。
【００９８】
このようにして、本発明によれば、接続可能なユーザ数に制限があるコンテンツ配信サービスにおいて、優先ユーザに対して、一般ユーザよりも優先的にサービスを提供できるようになる。
【００９９】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、例えばオンライントレーディングやオークションといったレスポンスが重視されるようなサービスにおいて、お得意様などの重要ユーザ、あるいは一定の料金を支払ってくれるユーザに対して良好なサービスを提供することが可能になり、こうしたサービスメニューを提供できるサイトとして、その他の同業の電子商取引サイトなどよりも競争力を持つことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に関連する技術と従来技術との違いを示す説明図である。
【図２】本発明に関連する技術の第１の構成例である。
【図３】顧客データベースのデータ構造の説明図である。
【図４】優先ユーザ認証部及び優先ユーザ条件削除部の実行処理の説明図である。
【図５】本発明に関連する技術の第１の構成例でおこなう処理の概略な処理フローである。
【図６】本発明に関連する技術の第２の構成例である。
【図７】本発明に関連する技術の第２の構成例でおこなう処理の概略な処理フローである。
【図８】本発明の一実施形態例である。
【図９】優先ユーザ来店ルーチンの実行する処理フローの一実施形態例である。
【図１０】一般ユーザ来店ルーチンの実行する処理フローの一実施形態例である。
【図１１】優先／一般ユーザ退去ルーチンの実行する処理フローの一実施形態例である。
【図１２】本発明でおこなう処理の概略な処理フローである。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention provides an unspecified number of users via a network such as an electronic commerce system.A service provision system that provides a predetermined service toRegarding the stemSpeciallyTo be able to provide services with a better response than regular users for certain priority usersService deliveryAbout the system.
[0002]
[Prior art]
In the e-commerce service for unspecified large number of Internet users as currently being conducted, unexpected rapid access is concentrated and server resources such as computer resources and network bandwidth compete. There is a problem that the response is deteriorated and the business is hindered.
[0003]
Responses seen by users of e-commerce services are governed by multiple factors such as server equipment, Internet congestion, and client terminal status, but they are most likely to become the bottleneck as a result of sudden concentration of access to one site. Is a computer resource that provides a service. For example, an increase in the CPU usage rate due to the I / O of the database server or the CGI process causes a decrease in response.
[0004]
Another resource that is likely to become a bottleneck is a server connection line for connecting server equipment to the Internet. When there is a server that provides a content having a large amount of information such as an image, the bandwidth of the network for sending the content to the Internet may be insufficient, which may lead to a deterioration in response as viewed from the user.
[0005]
Conventionally, there is a mechanism for preferentially allocating computer resources and network bandwidth to transactions and communications under specific conditions. For example, with respect to network bandwidth, there is a C band control device such as the Access Point series provided by Lucent Technologies.
[0006]
In this device, the priority communication conditions are described in advance in the device. This condition includes the IP address, domain name, and protocol type of the transmission / reception terminal. Such communication conditions are fixedly written in the internal memory of the apparatus by the administrator.
[0007]
If such a bandwidth control device is used, for example, when there are three servers A, B and C in the server farm, the network bandwidth can be evenly allocated among these servers. This is useful for hosting services.
[0008]
A problem in applying such priority control technology to the electronic commerce service is that it is difficult to register the conditions of the priority user in advance. This is because in the B2C type electronic commerce service for an unspecified number of Internet users, the number of potential users is almost infinite, and the priority user conditions are fixedly stored in the bandwidth control device in advance. Because it is impossible.
[0009]
For example, it is assumed that the IP address of the priority user is used to identify the priority user in the above-described Access Point series bandwidth control apparatus. However, in the bandwidth control apparatus, the maximum number of classes describing communication conditions is several hundreds, and it is not possible to register all priority users.
[0010]
There are similar problems with computer resources. The nice command in UNIX or the setpriority () system call exists, and the priority of the process can be specified. By using this mechanism, it is possible to give a specific priority to a process that satisfies a specific condition.
[0011]
However, when this mechanism is applied to an electronic commerce service, the same problem as that of the band control device described above occurs. That is, it is almost impossible to register the priority user conditions in advance and preferentially process the processes activated by the user because the number of priority users is potentially infinite.
[0012]
As described so far, it is difficult to apply the prioritized priority control technology as it is to an electronic commerce service for an unspecified number of users, to identify the priority user for each user and perform priority control.
[0013]
The main reason for this is that these priority control devices have a large overhead when performing priority processing while storing a large number of priority conditions, making it impossible to perform priority processing in practice.
[0014]
In the example of the bandwidth control device, when 2000 priority users are registered, checking for each packet whether the current user matches the 2000 users significantly reduces the performance of the device. It is to let you. Moreover, the number of packets issued in one electronic transaction requested by the user is usually several hundreds or more, which further exacerbates this problem.
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
  In relation to such a problem of priority control technology, in a service providing system that provides a predetermined service to an unspecified number of users, a better response than a general user can be achieved with respect to a specific priority user. There is a problem that it is necessary to be able to provide services.
[0017]
  The present inventionIs made in view of such circumstances,Unspecified number of users via networks such as child commerce servicesA service provision system that provides a predetermined service toBetter response than regular users for certain priority usersService atThe purpose is to provide a technology that realizes that it can be provided.
[0018]
[Means for Solving the Problems]
  The service providing system of the present invention is constructed as a system for providing a predetermined service to a user. When the number of users to be connected is limited and there is a user connection request, the limit is exceeded. When the configuration is adopted so that the connection request is not accepted, (1) information on whether each user who may use the system is a priority user or a general user is stored. Storage means, (2) priority user counting means for counting the number of connected priority users, (3) general user counting means for counting the number of connected general users, and (4) information in the storage means. By referring to, a determination means for determining whether the user who has requested connection is a priority user or a general user, and (5) determining that the determination means is a general user. In addition, according to the count value of the general user counting means, a first control means for controlling whether or not to accept a connection request from the general user, and (6) when judging that the judging means is a priority user When the count value of the general user counting means has not reached the upper limit value, the priority user is treated as a general user and a connection request is received. On the other hand, when the count value has reached the upper limit value, The second control means for controlling whether or not to accept the connection request from the priority user, and (7) when the general user requests the connection release, The third control means to accept, and (8) when the priority user requests to cancel the connection, and the count value of the priority user counting means indicates zero, the priority user Accepting a connection release request is treated as a general user to The, when not a zero is configured with a fourth control means for accepting as a connection release request from the priority user.
  In the service providing system of the present invention configured as described above, when the first control unit determines that the user who has requested connection is a general user, the count value of the general user counting unit is the upper limit value. When it is determined whether or not the upper limit value has been reached, the count value of the general user counting means is incremented by one and then a connection request from the general user On the other hand, when it is determined that the upper limit has been reached, control is performed so as not to accept a connection request from the general user.
  Then, when the determination means determines that the user who has requested connection is a priority user, the second control means determines whether or not the count value of the general user count means has reached the upper limit value. When it is determined that the upper limit value has not been reached, the count value of the general user counting means is incremented by 1, and then a connection request from the priority user is accepted, while the upper limit value is reached. If it is determined that the count value of the priority user counting means has reached the upper limit value, and if it is determined that it has not reached the upper limit value, After the count value of the user counting means is incremented by 1, a connection request from the priority user is accepted. On the other hand, when it is determined that the upper limit value has been reached, a connection request from the priority user is accepted. Absent The sea urchin control.
  Then, when the general user requests to cancel the connection, the third control unit decrements the count value of the general user counting unit by one and then accepts the connection cancellation request from the general user. To control.
  Then, when the priority user requests to release the connection, the fourth control means determines whether the count value of the priority user counting means indicates zero, and does not indicate zero. In the case of determining that, the decrement value of the priority user counting means is decremented by one, and then receiving a connection release request from the priority user, After the count value of the general user counting means is decremented by one, control is performed to accept a connection release request from the priority user.
  Thus, in the service providing system of the present invention, when the priority user requests connection, if the count value of the general user counting means has not reached the upper limit value, the priority user is set as a general user. When the priority user requests to cancel the connection, and the count value of the priority user counting means shows zero, the priority user is treated as a general user and the connection cancellation request is received. Is received so that the count value of the priority user counting means is controlled to be as small as possible, and processing is performed so that the connection request of the priority user can be received to the maximum.
  According to this configuration, according to the service providing system of the present invention, a service can be provided to a specific priority user with a better response than a general user.The
[0034]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, the present invention will be described in detail according to embodiments.
  Prior to describing embodiments of the present invention, techniques related to the present invention will be described.
  In the technology related to the present invention, in a system accessed by an unspecified number of users via a network, the system has a function of preferentially allocating resources, and uses this function to control the provision of services to users. And determining whether or not the user of the access request is a priority user according to the means, storage means for storing priority information assigned to the user, and priority information stored in the storage means, and that the user is a priority user The first instruction means for instructing the control means to preferentially process the user and whether or not the service provision for the user to be preferentially processed is detected, and the service provision is performed. Second instruction means for instructing the control means to stop the priority processing for the user when it is detected that the process is terminated Configured to include a.
  In the technology related to the present invention configured as described above, when the first instructing unit determines that the user who is an access request logs in as a priority user when logging in, the first instructing unit The second instruction means instructs the control means to stop the priority processing for the user when detecting the end of service provision for the user to be preferentially processed.
  In response to the instructions from the first and second instruction means, the control means performs priority processing (priority / non-priority) for the priority user based only on the condition for the priority user that should be dynamically prioritized and currently given priority processing. Priority processing such as priority and priority processing according to priority).
  As described above, in the technology related to the present invention, in order to realize priority control of an unspecified number of users, the number of conditions for distinguishing between a priority user that should be prioritized at present and other general users is reduced. Based on the configuration in which priority processing is performed based on the above, a configuration in which a large number of conditions relating to a user treated as a priority user are fixedly registered in advance as in the prior art, and the fixed registration is very Since it does not adopt a configuration that performs priority processing based on many conditions, it can provide a better response than a general user to a specific priority user in a system accessed by an unspecified number of users. Can be realized.
  Next, the technology relating to the present invention will be described in more detail by taking a case where the present invention is applied to a system for realizing an electronic commerce service as a specific example.
  In the case of realizing an electronic commerce service with the technology related to the present invention, in addition to a device that provides a series of functions for providing basic electronic commerce services such as a WWW server, a customer DB, and a product DB,
  (1) a customer database (corresponding to the above-mentioned storage means) that records the priority of each registered user;
  (2) A priority user authentication unit that determines whether the accessing user is a registered priority user and tells the scheduler to preferentially process the priority user when the user is a priority user (described above) Corresponding to the first instruction means),
  (3) A priority user condition deletion unit (corresponding to the above-described second instruction means) that detects that a priority user has finished using the service and leaves the scheduler to stop priority processing of the priority user. ),
  (4) A scheduler (corresponding to the above-described control means) that determines the execution order of services according to the priority of each user when server resources compete, and executes the services according to the execution order;
E-commerce services are provided by a system equipped with
  Here, the scheduler is provided with a “list of priority users existing in the system at each time point” which is stored and managed in the memory.
  Visiting / leaving priority users when implementing e-commerce services with technology related to the present invention And a device for instructing the priority control mechanism to register / delete a condition for preferentially processing the user. This is different from the conventional technique in that the condition for identifying the priority user is dynamically set in the priority control mechanism.
  In the electronic commerce service realized by the technology related to the present invention configured as described above, the scheduler that controls the server resource preferentially processes the priority user according to the condition notified from the priority user authentication unit. Therefore, the priority user can use server resources preferentially.
  On the other hand, the priority user authentication unit and the priority user condition deletion unit detect visiting / leaving a priority user, and dynamically register or delete a condition for prioritizing the user in the scheduler.
  Therefore, the priority control mechanism in the system can execute the priority processing based on the minimum number of conditions at each time point.
  As a result, the scheduler can practically perform priority processing for an unspecified number of users, and according to the technology related to the present invention, an unspecified number of unspecified users It is possible to perform priority control in electronic commerce for users.
  Again, according to the prior art, in order to perform priority control for an unspecified number of users, it is necessary to register a very large number of conditions in advance in the scheduler. When performing processing based on the above, there is a problem that the performance of the priority control mechanism itself deteriorates.
  On the other hand, according to the technology related to the present invention, the priority control mechanism is based on a small number of conditions for distinguishing the priority user (priority user currently visiting the store) at each time point from other general users. Since priority processing can be performed, priority processing can be performed without degrading the performance of the priority processing.
  For example, if a band control device is described as a specific example, according to the prior art, as shown in FIG. 1 (a), priority of band control based on a very large number of conditions registered in a fixed manner. Whereas processing must be performed, according to the technology related to the present invention, as shown in FIG. 1B, a very small number of dynamically registered priority users currently visiting the store Since it is sufficient to perform priority processing for bandwidth control based on the conditions, priority control for an unspecified number of users can be performed.
  The priorities described above have two levels of priority and non-priority, but the scope of the technology related to the present invention is not limited to two levels of priority. As shown in FIG. 1, it is possible to perform a completely similar process by providing a plurality of priority classes such as three stages.
[0035]
  Figure 2 shows theFirst configuration of technology related to MingAn example is illustrated.
[0036]
  ThisFirst configuration example of technology related to the present inventionAssumes “priority processing by network bandwidth control” in the electronic commerce service.
[0037]
  In the figure, 1 is the present invention.Related technologies2 is a terminal operated by a priority user or a general user, and 3 is an Internet connecting the electronic commerce system 1 and the terminal 2.
[0038]
  This inventionRelated technologiesThe electronic commerce system 1 including the business server 10, the customer authentication server 11, the bandwidth control mechanism 12, the priority user authentication unit 13, and the priority user condition deletion unit 14.
[0039]
The business server 10 includes a WWW server, an approval server, and a search engine, and provides an electronic commerce service. The customer authentication server 11 includes a customer database 15 that manages user information of each registered user, and executes authentication processing of the user who has requested access.
[0040]
  This customer database 15 is used in the present invention.Related technologiesAs shown in FIG. 3, the priority assigned to each registered user is managed. This priority may be a value indicating that priority is not given, or may be a value indicating the degree of priority.
[0041]
The bandwidth control mechanism 12 is provided in the middle of a line connecting the server facility to the Internet, and implements a CBQ algorithm to guarantee the minimum bandwidth to the priority user. In this CBQ algorithm, a class is defined according to communication conditions (for example, the address of a sender / receiver), and a minimum bandwidth guarantee can be performed for communications belonging to the class.
[0042]
This bandwidth control mechanism 12 functions as a scheduler that determines the execution order of services in accordance with the priority of each user when server resources compete, and a priority control mechanism that executes services according to the determined execution order. As a function.
[0043]
The priority user authentication unit 13 dynamically treats the user who has visited the store as a priority user with respect to the bandwidth control mechanism 12 and the priority method given to the priority user (the priority managed in the customer database 15). Set as appropriate). That is, as shown in FIG. 4, the user who visits the store is treated as a priority user, and the priority method for the priority user is set.
[0044]
The priority user condition deletion unit 14 dynamically deletes the priority condition information for the priority user from the bandwidth control mechanism 12 when the priority user registered in the bandwidth control mechanism 12 leaves. That is, as shown in FIG. 4, when the priority user leaves, the priority condition information for the priority user set by the priority user authentication unit 13 is dynamically deleted.
[0045]
According to the processing of the priority user authentication unit 13 and the priority user condition deletion unit 14, the bandwidth control mechanism 12 displays information indicating which priority user is currently visiting the store in a list format, as can be seen from FIG. In addition to management, the priority method to be given to those priority users is managed, and based on this, processing for allocating bandwidth to the priority users and general users is executed.
[0046]
  Then configured like thisFirst configuration example of technology related to the present inventionThe process will be described.
[0047]
(1) When the user logs in, the customer authentication server 11 refers to the customer database 15 to determine whether or not the user is a priority user (a user having a priority indicating allocation of priority processing). When it is determined that the user is a priority user, the priority user authentication unit 13 is notified of the fact that the priority user has visited the store and the priority of the priority user.
[0048]
(2) When the priority user authentication unit 13 knows that the priority user has visited the store according to the notification from the customer authentication server 11, the priority user authentication unit 13 acquires the IP address of the user from the WWW server.
[0049]
In other words, the user accesses the WWW server, inputs the IP address and password, transmits it to the WWW server, and the WWW server starts the CGI program that receives it. The IP address of the user is acquired from the WWW server process.
[0050]
(3) The priority user authentication unit 13 subsequently assigns the priority notified from the customer authentication server 11 such that 128 kbps is assigned to the priority A, 32 kbps is assigned to the priority B, and 8 kbps is assigned to the priority C. The band specified by is specified.
[0051]
Then, the priority user authentication unit 13 creates one class for the communication defined by the pair of the priority user IP address and the server IP address, and creates the class for the bandwidth control mechanism 12. Notify the class to guarantee the specified bandwidth. Specifically, the priority user authentication unit 13 performs this process by transmitting a command for establishing a session and setting a priority class to the bandwidth control mechanism 12 using a protocol such as TCP.
[0052]
(4) In response to the instruction from the priority user authentication unit 13, the bandwidth control mechanism 12 creates a class related to the priority user who has logged in and performs priority processing.
[0053]
(5) When the priority user finishes using the service and leaves, the priority user condition deletion unit 14 detects this by receiving a notification from the business server 10.
[0054]
Specifically, the priority user clicks a logout button on the browser in order to leave the store. By clicking this button, the CGI program is started on the WWW server side and the priority user condition deletion unit 14 notifies the priority user condition deletion unit 14 that the user is leaving. It detects that you are leaving.
[0055]
(6) Subsequently, the priority user condition deletion unit 14 notifies the bandwidth control mechanism 12 to delete the class for the retired priority user created in (4) above. Specifically, this process is performed by establishing a session with the bandwidth control mechanism 12 using a protocol such as TCP and sending a command for deleting the priority class.
[0056]
(7) The bandwidth control mechanism 12 receives the instruction from the priority user condition deletion unit 14 and deletes the class.
[0057]
  FIG.First, a first configuration example of the technology related to the present inventionFIG. 2 shows a schematic processing flow of processing performed in FIG.
[0058]
  As shown in this process flowFirst, a first configuration example of the technology related to the present inventionThen, when the user who has visited the store is a priority user, according to the process of the priority user authentication unit 13, a class is set for the communication of the priority user, and the bandwidth control mechanism 12 is notified of the priority user. The bandwidth is dynamically set so as to guarantee the bandwidth according to the priority, and when the priority user leaves, the bandwidth control mechanism 12 sets the communication class set for the priority user according to the processing of the priority user condition deletion unit 14. The bandwidth control mechanism 12 performs processing so that bandwidth control priority processing can be executed on the basis of priority control information assigned only to the priority users currently visiting the store.
[0059]
  Like thisFirst configuration example of technology related to the present inventionAccordingly, in the electronic commerce service, priority control for an unspecified number of users can be realized when priority processing by network bandwidth control is executed.
[0060]
  Figure 6 shows theSecond configuration example of technology related to MingIs illustrated.
[0061]
  ThisSecond configuration example of technology related to the present inventionAssumes “priority processing by controlling computer resources” in the electronic commerce service.
[0062]
In a business server managed by a UNIX-based OS, in a system in which order processing is processed by a CGI program, a computer resource of a computer resource is set by a setpriority () system call for a CGI process activated by an order issued by a priority user. It is possible to assign a high priority with respect to the assignment.
[0063]
  Second configuration example of technology related to the present inventionThen, according to this configuration, the priority user order processing is realized.
[0064]
  In FIG. 6, the same components as those described in FIG. 2 are indicated by the same symbols. Reference numeral 20 denotes a CGI program which is generated for each user and executes the user's ordering process. Reference numeral 21 denotes a priority user list while visiting the store, which holds identification information (customer ID) of the priority user who is visiting the store. Is. Below, for convenience of explanationSecond, second configuration example of technology related to the present inventionThen, it is assumed that the customer database 15 manages the priority indicating that priority is not given.
[0065]
  ThisSecond configuration example of technology related to the present inventionWhen the priority user visits the store, the priority user authentication unit 13 performs a process of registering the customer ID of the priority user in the visiting user priority list 21 while the priority user condition deletion unit 14 When the user leaves, the process deletes the customer ID of the priority user from the priority user list 21 during visit.
[0066]
  Then configured like thisSecond configuration example of technology related to the present inventionThe process will be described.
[0067]
(1) When the user logs in, the customer authentication server 11 refers to the customer database 15 to determine whether or not the user is a priority user, and determines that the user is a priority user. In this case, the priority user authentication unit 13 is notified that the priority user has visited the store.
[0068]
(2) When the priority user authentication unit 13 learns that the priority user has visited the store according to the notification from the customer authentication server 11, the priority user authentication unit 13 registers the customer ID of the priority user in the priority user list 21 during the store visit.
[0069]
(3) The CGI program 20 that performs order processing can know the user ID of the user from the HTTP header by using Cookie. From now on, when the CGI program 20 is activated, it obtains the customer ID of the user who has activated itself from the HTTP header, and checks whether the customer ID is in the priority user list 21 during the store visit.
[0070]
(4) According to this check result, when it is determined that the user who started the CGI program 20 is registered in the priority user list during the visit, that is, when it is determined that the priority user has started the CGI program 20 The OS performs processing by assigning computer resources by giving a high priority to the CGI program 20 by the setpriority () system call. On the other hand, if not, processing is performed by allocating computer resources according to normal priority.
[0071]
(5) When the priority user finishes using the service and leaves, the priority user condition deletion unit 14 detects this by receiving a notification from the business server 10.
[0072]
(6) When the priority user condition deletion unit 14 detects the removal of the priority user, the priority user condition deletion unit 14 deletes the customer ID of the priority user from the priority user list 21 during the store visit.
[0073]
  FIG.In addition, the second configuration example of the technology related to the present inventionFIG. 2 shows a schematic processing flow of processing performed in FIG.
[0074]
  As shown in this process flowIn addition, the second configuration example of the technology related to the present inventionThen, when the user who has visited the store is a priority user, according to the process of the priority user authentication unit 13, the customer ID of the priority user is dynamically registered in the store-based priority user list 21, and the priority user leaves. When the CGI program 20 started by the priority user is deleted by dynamically deleting the customer ID of the priority user from the priority user list 21 during the visit according to the process of the priority user condition deletion unit 14. Processing is performed so that computer resources are allocated with high priority.
[0075]
  Like thisSecond configuration example of technology related to the present inventionAccording to the electronic commerce service, when priority processing is executed by controlling computer resources, priority control for an unspecified number of users can be realized.
[0076]
  FIG. 8 shows the present invention.The fruit ofAn example embodiment is illustrated.
[0077]
  ThisThe fruitIn the embodiment, “delivery service priority reception” in the streaming content distribution service is assumed.
[0078]
In services that distribute content such as RealSystems RealAudio and RealMedia, the distribution server normally restricts the number of connections, and when a client is connected to a certain number or more, new access has been made. The user (client) cannot receive the service.
[0079]
Therefore, by classifying by priority, it is possible to provide a service of accepting a priority user if the number of acceptance of the priority user has a margin even if the number of acceptance of the general user has reached the upper limit.
[0080]
  In the present invention, thisIn accordance with the above configuration, the content distribution service to the priority user is preferentially processed. Reference numeral 30 shown in FIG. 8 denotes a streaming content distribution system including the present invention.
[0081]
As shown in FIG. 8, the streaming content distribution system 30 including the present invention includes a distribution server 31, a customer authentication server 32, a priority scheduler 33, a priority user authentication unit 34, and a priority user condition deletion unit 35. Is provided.
[0082]
The distribution server 31 includes a connected general user counter 37 that counts the number of connected general users (which may include priority users), and a connected priority user counter 38 that counts the number of connected priority users. Thus, the content is distributed to the user who is the counting source of the two counters 37 and 38.
[0083]
The customer authentication server 32 includes a customer database 36 (managing the same user information as the customer database 15 shown in FIG. 2) for managing user information of each registered user, and executes an authentication process for the user who has requested access. .
[0084]
The priority scheduler 33 executes the priority user visit routine, the general user visit routine, the priority user exit routine, and the general user exit routine to perform the counting process of the connected general user counter 37 and the connected priority user counter 38. Control.
[0085]
The priority user authentication unit 34 instructs the priority scheduler 33 to execute the priority user visit routine or the execution of the general user visit routine according to the priority user or general user visit.
[0086]
The priority user condition deleting unit 35 instructs the priority scheduler 33 to execute the priority user leaving routine or the general user leaving routine in response to the leaving of the priority user or the general user.
[0087]
  Then configured like thisOf the present inventionProcessing will be described.
[0088]
(1) When the user logs in, the customer authentication server 32 refers to the customer database 36 to determine whether or not the user is a priority user, and determines that the user is a priority user. In this case, the priority user authentication unit 34 is notified that the priority user has visited the store, and when it is determined that the user is a general user, the priority user authentication unit 34 is notified that the general user has visited the store. To do.
[0089]
(2) When the priority user authentication unit 34 learns that the priority user has visited the store according to the notification from the customer authentication server 32, the priority user authentication unit 34 instructs the priority scheduler 33 to execute the priority user store routine, while the customer authentication server 32 When it is known that the general user has visited the store in accordance with the notification from, the priority scheduler 33 is instructed to execute the general user store routine.
[0090]
(3) When the priority scheduler 33 receives the execution instruction of the priority user visit routine from the priority user authentication unit 34, as shown in the processing flow of FIG. When the count value of the medium general user counter 37 is incremented by one and then the access to the distribution process is permitted and the connected general user counter 37 has no room, but the connected priority user counter 38 has a room Increments the count value of the connected priority user counter 38 by one and then permits access to the distribution process, and otherwise denies access to the distribution process.
[0091]
On the other hand, when the priority scheduler 33 receives the execution instruction of the general user visit routine from the priority user authentication unit 34, as shown in the processing flow of FIG. 10, the connected general user counter does not use the connected priority user counter 38. If there is room in 37, the count value of the connected general user counter 37 is incremented by one, and then the access to the distribution process is permitted. In other cases, the access to the distribution process is allowed. Disallow.
[0092]
(4) When the priority user condition deletion unit 35 detects the removal of the priority user by receiving notification that the priority user leaves from the distribution process, the priority user condition deletion unit 35 instructs the priority scheduler 33 to execute the priority user removal routine. On the other hand, when the general user's withdrawal is detected by receiving a notice that the general user is leaving from the distribution process, the priority scheduler 33 is instructed to execute the general user's leaving routine.
[0093]
(5) When the priority scheduler 33 receives the execution instruction of the priority user leaving routine from the priority user condition deletion unit 35, in order to make the priority user accessible as much as possible, the processing flow of FIG. As shown, when the count value of the connected priority user counter 38 does not indicate a zero value, the count value of the connected priority user counter 38 is decremented by one, and when the count value of the connected priority user counter 38 indicates a zero value, The count value of the connected general user counter 37 is decremented by one.
[0094]
On the other hand, when receiving a general user leaving routine execution instruction from the priority user condition deleting unit 35, the priority scheduler 33 increments the count value of the connected general user counter 37 by one as shown in the processing flow of FIG. Decrement.
[0095]
  Like thisAccording to the present invention,When there is a limit to the number of users who can access, even if the general user cannot be permitted access, the priority user can be permitted access.
[0096]
  FIG.In the present inventionThe schematic process flow of the process to perform is illustrated.
[0097]
  As shown in this process flowIn the present inventionThe general user is accepted by starting the priority user visit routine or the general user visit routine according to whether the user who has visited the store is a priority user or a general user according to the process of the priority user authentication unit 13. The priority user is accepted even when there are no more users, and the priority user leaving routine or the general user is determined according to whether the user to leave is a priority user or a general user according to the processing of the priority user condition deletion unit 35. By starting the leaving routine, processing is performed so that priority users who will come to the next store can be accepted as much as possible.
[0098]
  Like thisIn the present inventionAccording to the content distribution service where the number of connectable users is limited.Service to priority users over general users.I can do it.
[0099]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is good for important users such as customers or users who pay a fixed fee in a service such as online trading or auction where importance is attached to the response. It becomes possible to provide services, and as a site that can provide such a service menu, it becomes more competitive than other e-commerce sites in the same industry.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows the present invention.Related technologiesIt is explanatory drawing which shows the difference with a prior art.
FIG. 2Related technologiesThe first ofConfiguration exampleIt is.
FIG. 3 is an explanatory diagram of a data structure of a customer database.
FIG. 4 is an explanatory diagram of an execution process of a priority user authentication unit and a priority user condition deletion unit.
[Figure 5]First configuration example of technology related to the present inventionIt is a rough processing flow of the processing performed in.
FIG. 6Related technologiesSecond ofConfiguration exampleIt is.
[Fig. 7]Second configuration example of technology related to the present inventionIt is a rough processing flow of the processing performed in.
FIG. 8The fruit ofIt is an example of embodiment.
FIG. 9 is an example of a processing flow executed by a priority user store routine.
FIG. 10 is an example of a processing flow executed by a general user visit routine.
FIG. 11 is an example of a processing flow executed by a priority / general user leaving routine.
FIG.In the present inventionIt is a rough processing flow of the processing to perform.

Claims

ユーザに対して所定のサービスを提供するシステムとして構築され、接続するユーザの数を制限して、ユーザの接続要求がある場合に、その制限数を超える場合には、その接続要求を受け付けないように制御するサービス提供システムであって、
システムを利用する可能性のある各ユーザが優先ユーザであるのか一般ユーザであるのかについての情報を記憶する記憶手段と、
接続中の優先ユーザの数を計数する優先ユーザ計数手段と、
接続中の一般ユーザの数を計数する一般ユーザ計数手段と、
上記記憶手段の情報を参照することで、接続を要求してきたユーザが優先ユーザであるのか一般ユーザであるのかを判断する判断手段と、
上記判断手段が一般ユーザであることを判断する場合に、上記一般ユーザ計数手段の計数値に従って、その一般ユーザからの接続要求を受け付けるのか否かを制御する第１の制御手段と、
上記判断手段が優先ユーザであることを判断する場合に、上記一般ユーザ計数手段の計数値が上限値に到達していないときには、その優先ユーザを一般ユーザとして扱って接続要求を受け付け、一方、上限値に到達しているときには、上記優先ユーザ計数手段の計数値に従って、その優先ユーザからの接続要求を受け付けるのか否かを制御する第２の制御手段と、
一般ユーザが接続の解除を要求してくる場合に、その一般ユーザからの接続解除要求を受け付ける第３の制御手段と、
優先ユーザが接続の解除を要求してくる場合に、上記優先ユーザ計数手段の計数値がゼロを示しているときには、その優先ユーザを一般ユーザとして扱って接続解除要求を受け付け、ゼロを示していないときには、その優先ユーザからの接続解除要求をそのまま受け付ける第４の制御手段とを備えることを、
特徴とするサービス提供システム。It is constructed as a system that provides a predetermined service to users. When there is a user connection request by limiting the number of users to connect, if that limit is exceeded, the connection request will not be accepted. A service providing system for controlling
Storage means for storing information about whether each user who may use the system is a priority user or a general user;
Priority user counting means for counting the number of priority users currently connected;
General user counting means for counting the number of connected general users;
Determining means for determining whether the user who has requested connection is a priority user or a general user by referring to the information in the storage means;
A first control unit configured to control whether or not to accept a connection request from the general user according to the count value of the general user counting unit when determining that the determination unit is a general user;
When determining that the determination means is a priority user, if the count value of the general user counting means has not reached the upper limit value, the priority user is treated as a general user and a connection request is received. A second control means for controlling whether or not to accept a connection request from the priority user according to the count value of the priority user counting means when reaching the value ;
A third control means for accepting a connection release request from the general user when the general user requests the connection release;
When a priority user requests release of the connection, if the count value of the priority user counting means indicates zero, the priority user is treated as a general user, accepts the connection release request, and does not indicate zero. Sometimes, including a fourth control unit that accepts a connection release request from the priority user as it is,
Characteristic service provision system.