JP3749193B2

JP3749193B2 - Air conditioner

Info

Publication number: JP3749193B2
Application number: JP2002084982A
Authority: JP
Inventors: 信太郎杉本
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 2002-03-26
Filing date: 2002-03-26
Publication date: 2006-02-22
Anticipated expiration: 2022-03-26
Also published as: JP2003279192A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドライ運転可能に構成された空気調和装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、圧縮機と、第１熱交換部及び第２熱交換部を有する室内熱交換器とを備え、第１熱交換部と第２熱交換部との間に電動式膨張弁を設け、ドライ運転可能に構成された空気調和装置が知られている。
【０００３】
例えば、図４に示すように、多パス（例えば２パス）の冷媒経路３７を有し、冷房運転時に蒸発器、ドライ運転時に凝縮器として機能する第１熱交換部３１Ａと、多パス（例えば２パス）の冷媒経路３８を有し、冷房運転時及びドライ運転時に蒸発器として機能する第２熱交換部３１Ｂとを備えた室内熱交換器３１を具備し、第１熱交換部３１Ａと第２熱交換部３１Ｂとの間に、電動式膨張弁３５を設けた空気調和装置が知られている。
【０００４】
ドライ運転時は電動式膨張弁３５の開度を調整して冷媒を膨張し、冷房運転時は電動式膨張弁３５を全開して冷媒を流すようにしている。尚、冷房運転時は、所定の冷凍能力（冷房能力）にすべく図示を省略した圧縮機の運転周波数（即ち、圧縮機の能力）を制御している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上述の空気調和装置を冷房運転した場合、圧力損失がない理想状態であれば、図５に示すモリエル線図を参照して、サイクルＡ−Ｂ−Ｅ−Ｈ−Ｉを辿るが、各冷媒経路３７を流れてきた冷媒は合流して電動式膨張弁３５を流れるので、この電動式膨張弁３５において圧力損失が生じ、電動式膨張弁３５の冷媒流入側の冷媒の圧力（蒸発温度）、即ち、第１熱交換部３１Ａの冷媒の圧力（蒸発温度）が高くなり、冷房能力が低下するため、この冷房能力の低下を補うべく図示を省略した圧縮機の運転周波数を上げる（即ち、圧縮機の能力を上げる）制御を行うので、冷房のＣＯＰ（成績係数）が低下する。
【０００６】
そこで、冷房運転を重視して、第２熱交換部３１Ｂの能力を第１熱交換部３１Ａ能力よりも大きくすると、冷房運転する場合、図５に示すモリエル線図を参照して、サイクルＡ−Ｃ−Ｅ−Ｈ−Ｉを辿り、冷房能力が向上する（冷房のＣＯＰが向上する）が、ドライ運転する場合、室内への空気の吹き出し温度が空気の吸い込み温度よりも低下してしまうという問題がある。
【０００７】
また、逆に、ドライ運転を重視して、第１熱交換部３１Ａの能力を第２熱交換部３１Ｂの能力よりも大きくすると、ドライ運転時は除湿が支障なく行われ、室内への空気の吹き出し温度の低下を防止することはできるが、冷房運転する場合、図５に示すモリエル線図を参照して、サイクルＡ−Ｃ−Ｆ−Ｈ−Ｉを辿り、第１熱交換部３１Ａの冷媒の圧力（蒸発温度）が高いため（サイクルＣ−Ｆ）、冷房能力が低下し、この冷房能力の低下を補うべく図示を省略した圧縮機の運転周波数を上げる（即ち、圧縮機の能力を上げる）制御を行うので、冷房のＣＯＰが向上しないという問題がある。
【０００８】
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、冷房運転時のＣＯＰ（成績係数）の向上を図り、ドライ運転時の室内への空気の吹き出し温度の低下を防止することができる空気調和装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
請求項１に記載の発明は、圧縮機と、ドライ運転時に上流に位置する第１熱交換部及びその下流に位置する第２熱交換部を有する室内熱交換器とを備え、前記第１熱交換部と前記第２熱交換部との間に膨張機構を設け、ドライ運転可能に構成された空気調和装置において、前記第１熱交換部は、第１冷媒経路及び第２冷媒経路を備え、第１冷媒経路及び第２冷媒経路の間には、ドライ運転時に室内への空気の吹出温度が許容される範囲を超えない程度に圧力損失が設定された冷媒を減圧する減圧手段を設けたことを特徴とするものである。
【００１０】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、前記第１冷媒経路及び前記第２冷媒経路が夫々多パスの冷媒経路であり、前記減圧手段が単パスの冷媒経路であることを特徴とするものである。
【００１１】
請求項３に記載の発明は、請求項１又は２に記載の発明において、前記第１熱交換部の能力は、前記第２熱交換部の能力よりも大きいことを特徴とするものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【００１５】
図１は、本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示す回路図である。
【００１６】
この図１に示すように、空気調和装置１０は室外機１１及び室内機１２を有してなり、室外機１１の室外冷媒配管１４と室内機１２の室内冷媒配管１５とが、連結配管１６及び１７を介して連結されている。
【００１７】
上記室外機１１は室外に配置される。室外冷媒配管１４には、圧縮機１８が配設されるとともに、この圧縮機１８の吸込側にアキュムレータ１９が配設され、圧縮機１８の吐出側に四方弁２０が配設され、この四方弁２０側に室外熱交換器２１、第１膨張機構としての第１電動式膨張弁２２が順次配設されて構成される。室外熱交換器２１には、この室外熱交換器２１へ向かって送風する室外ファン２３（例えば、プロペラファン）が隣接して配置されている。
【００１８】
上記の四方弁２０は冷房またはドライ運転時に実線で示すように切り換えられ、暖房運転時に点線で示すように切り換えられる。
【００１９】
室内機１２はそれぞれ室内に設置され、室内冷媒配管１５に室内熱交換器３１が配設される。この室内熱交換器３１には、これらの室内熱交換器３１から室内へ送風する室内ファン３３（例えば、クロスフローファン）が隣接して配置されている。
【００２０】
室内熱交換器３１は、図２に示すように、第１熱交換部３１Ａと第２熱交換部３１Ｂとからなる。第１熱交換部３１Ａは、多パス（例えば２パス）の冷媒経路３７を有し、冷房運転時に蒸発器、ドライ運転時に凝縮器として機能する。また、第２熱交換部３１Ｂは、多パス（例えば２パス）の冷媒経路３８を有し、冷房運転時及びドライ運転時に蒸発器として機能する。第１熱交換部３１Ａと第２熱交換部３１Ｂとの間には、第２膨張機構としての第２電動式膨張弁３５（膨張機構）が設けられている。
【００２１】
空気調和装置１０には、図示しない制御装置が備えられており、この制御装置は、室外機１１における圧縮機１８の運転周波数、四方弁２０の切り換え、室外ファン２３の回転数及び第１電動式膨張弁２２の開度をそれぞれ制御する。また、制御装置は、室内機１２の室内ファン３３の回転数及び第２電動式膨張弁３５の開度を制御する。つまり、制御装置は、四方弁２０を切り換えることにより、空気調和装置１０を冷房運転又は暖房運転に設定する。また、要求される空調負荷に応じて、冷房運転時は所定の冷房能力、暖房運転時は所定の暖房能力にすべく圧縮機１８の運転周波数等を制御する。
【００２２】
次に、運転動作について説明する。
【００２３】
図示しない制御装置は、図示しないリモートコントローラ等により冷房運転が選択して指令された場合には、室外機１１の圧縮機１８を起動させる。これにより、圧縮機１８から吐出された冷媒は、実線の矢印で示すように、四方弁２０を経て、室外熱交換器２１に流入し、ここから流出した冷媒は、第１電動式膨張弁２２で膨張された後、連結配管１７を介して、室内機１２に流入する。そして、室内熱交換器３１で蒸発して、連結配管１６、四方弁２０の順に流れ、アキュムレータ１９を経て圧縮機１８に戻される。この室内熱交換器３１により、室内機１２内へ導かれた室内空気が冷却されて室内を冷房する。
【００２４】
また、図示しない制御装置は、リモートコントローラ等によりドライ運転が選択して指令された場合には、室外機１１の圧縮機１８を起動させる。これにより、圧縮機１８から吐出された冷媒は、実線の矢印で示すように、四方弁２０を経て、室外熱交換器２１に流入し、ここから流出した冷媒は、第１電動式膨張弁２２を経た後、連結配管１７を介して、室内機１２に流入する。そして、室内熱交換器３１の第１熱交換部３１Ａ（図２）で凝縮し、第２電動式膨張弁３５で膨張し、第２熱交換部３１Ｂ（図２）で蒸発して、連結配管１６、四方弁２０の順に流れ、アキュムレータ１９を経て圧縮機１８に戻される。この第１熱交換部３１Ａで室内から吸い込んだ空気を暖めるとともに、第２熱交換部３１Ｂで室内から吸い込んだ空気を冷却して除湿し、これら空気を混合することで、適度な温度の空気を室内に吹き出して、室内を除湿する。
【００２５】
また、リモートコントローラ等により暖房運転が選択して指令された場合には、圧縮機１８から吐出された冷媒は、点線の矢印で示すように、四方弁２０を経て、連結配管１６を通って室内機１２に流入する。そして、室内熱交換器３１、連結配管１７、第１電動式膨張弁２２の順に流れ、室外熱交換器２１に流入し、ここから流出した冷媒は、四方弁２０を経た後、アキュムレータ１９を経て圧縮機１８に戻される。これにより、室内熱交換器３１が凝縮器として機能し、この室内熱交換器３１により、室内機１２内へ導かれた室内空気が加熱されて室内を暖房する。
【００２６】
本実施の形態において、図２を参照すると、室内熱交換器３１の第１熱交換部３１Ａの多パス（例えば２パス）の冷媒経路３７には、冷媒の減圧を目的とする配管（以下、「減圧用配管」という。）３２が設けられている。
【００２７】
この減圧用配管３２の内径や形状、長さは、所定の圧力損失となるように設定されている。例えば、この減圧用配管３２は、多パス（例えば２パス）の冷媒経路３７を流れる冷媒が減圧用配管３２の冷房・ドライ運転時の入口側で合流し、この減圧用配管３２の冷房・ドライ運転時の出口側で再び分流するように設けられている。即ち、多パス（例えば２パス）の冷媒経路３７は、冷房・ドライ運転時の第１熱交換部３１Ａの冷媒の入口側の多パス（例えば２パス）の第１冷媒経路３７Ａと、冷房・ドライ運転時の第１熱交換部３１Ａの冷媒の出口側の多パス（例えば２パス）の第２冷媒経路３７Ｂとからなり、多パス（例えば２パス）の第１冷媒経路３７Ａと第２冷媒経路３７Ｂとが単パスの冷媒経路（減圧用配管３２）でつながれている。
【００２８】
減圧用配管３２における所定の圧力損失は、ドライ運転時に室内への空気の吹き出し温度が冷えて不快感を与えない程度に設定される。即ち、所定の圧力損失は、ドライ運転時に室内への空気の吹き出し温度が許容される範囲を超えない程度に設定される。したがって、この減圧用配管３２における所定の圧力損失は、大きくする必要はなく、減圧用配管３２は短くて済む。即ち、省スペース化を図ることができる。
【００２９】
具体的に、第１熱交換部３１Ａは、図示は省略するが、平行に配設した複数のフィンに、伝熱管を複数挿通し、その伝熱管の開放端を適宜接続して多パス（例えば２パス）の冷媒経路３７が形成される。そして、減圧用配管３２は、この伝熱管の開放端に接続される。
【００３０】
尚、減圧用配管は各冷媒経路３７毎に設けてもよい。この場合、減圧用配管は、例えば、各冷媒経路３７における伝熱管よりも細く設定される。また、この減圧用配管の代わりにキャピラリチューブ、あるいは第１熱交換部３１Ａのフィンに挿通した伝熱管であってもよい。伝熱管を利用した場合は、配管を第１熱交換部３１Ａの外部に増設する必要がない。
【００３１】
従来の構成では、図４を参照して、冷房運転を重視して、第２熱交換部３１Ｂの能力を第１熱交換部３１Ａ能力よりも大きくすると、冷房運転する場合、図３に示すモリエル線図を参照して、サイクルＡ−Ｃ−Ｅ−Ｈ−Ｉを辿り、冷房能力が向上する（冷房のＣＯＰ（成績係数）が向上する）が、ドライ運転する場合、室内への空気の吹き出し温度が空気の吸い込み温度よりも低下してしまう。また、逆に、ドライ運転を重視して、第１熱交換部３１Ａの能力を第２熱交換部３１Ｂの能力よりも大きくすると、ドライ運転時は除湿が支障なく行われ、室内への空気の吹き出し温度の低下を防止することはできるが、冷房運転する場合、図３に示すモリエル線図を参照して、サイクルＡ−Ｃ−Ｆ−Ｈ−Ｉを辿り、第１熱交換部３１Ａの冷媒の圧力（蒸発温度）が高いため（サイクルＣ−Ｆ）、冷房能力が低下し、この冷房能力の低下を補うべく図示を省略した圧縮機の運転周波数を上げる（即ち、圧縮機の能力を上げる）制御を行うので、冷房のＣＯＰが向上しない。
【００３２】
本実施の形態では、第１熱交換部３１Ａが第２熱交換部３１Ｂよりも大きい。つまり、第１熱交換部３１Ａ及び第２熱交換部３１Ｂは、ドライ運転を重視した場合の熱交換器の大きさである。具体的には、第１熱交換部３１Ａのフィンを挿通する伝熱管の本数が第２熱交換部３１Ｂのフィンを挿通する伝熱管の本数よりも多い。即ち、第１熱交換部３１Ａの能力が第２熱交換部３１Ｂの能力よりも大きい。そして、減圧用配管３２は、ドライ運転時に室内への空気の吹き出し温度が冷えすぎず、冷房運転時に第１熱交換部３１Ａの冷房能力が向上するように冷媒経路３７の所定の箇所に設けられる。
【００３３】
図３に示す冷房運転時のモリエル線図における太線（サイクルＡ−Ｃ−Ｄ−Ｇ−Ｈ−Ｉ）は、室内熱交換器３１が蒸発器として機能した場合を示す。
【００３４】
第１熱交換部３１Ａに流入した冷媒は、まず、多パス（例えば２パス）の第１冷媒経路３７Ａを通過して蒸発する（図３中、サイクルＡ−Ｃ）。このように多パスとすることで、冷房運転時は効率よく冷媒を蒸発させることができ、ドライ運転時は効率よく冷媒を凝縮することができる。
【００３５】
そして、減圧用配管３２の入口側で冷媒が合流して、減圧用配管３２を通過することで圧力損失が生じ、冷媒が減圧される（図３中、サイクルＣ−Ｄ）。つまり、多パスから単パスとすることで圧力損失が生じ、冷媒が減圧される。
【００３６】
次に減圧用配管３２で減圧された冷媒は、再び分流されて多パス（例えば２パス）第２冷媒経路３７Ｂを通過して蒸発する（図３中、サイクルＤ−Ｇ）。即ち、単パスから多パスとなり、さらに減圧されているので、冷房運転時は従来のドライ重視の第１熱交換部よりも効率よく冷媒を蒸発させることができ、また、ドライ運転時は従来の冷房重視の第１熱交換部よりも効率よく冷媒を凝縮することができる。
【００３７】
第１熱交換部３１Ａの冷媒経路３７から流出した冷媒は、合流して第２電動式膨張弁３５を通過することで減圧される（図３中、サイクルＧ−Ｈ）。尚、第２電動式膨張弁３５の上流側にある減圧用配管３２で冷媒が減圧されているため、この第２電動式膨張弁３５における圧力損失は小さくなる。
【００３８】
そして、第２熱交換部３１Ｂの冷媒経路３８を通過することで蒸発する（図３中、サイクルＨ−Ｉ）。
【００３９】
以上、本実施の形態によれば、第１熱交換部３１Ａの冷媒経路３７に冷媒を減圧する減圧用配管３２を設けたことから、この第１熱交換部３１Ａにおける冷媒の蒸発温度（圧力）は、従来のドライ運転を重視した場合の室内熱交換器３１と比較して、減圧用配管３２により減圧されて低くなるので、冷房運転時は冷房能力が向上して冷房のＣＯＰが向上し、ドライ運転時は室内への空気の吹き出し温度が冷えすぎることはない。
【００４０】
また、本実施の形態によれば、第１熱交換部３１Ａの能力が第２熱交換部３１Ｂの能力よりも大きいことから、従来の冷房運転を重視した場合の室内熱交換器と比較して、ドライ運転を行う場合の凝縮能力、即ち、第１熱交換部３１Ａが大きいので、ドライ運転時の室内への空気の吹き出し温度の低下を防止することができる。
【００４１】
また、本実施の形態によれば、減圧用配管３２は、第１熱交換部３１Ａの伝熱管の開放端に接続して形成することができるから、接続作業が容易である。
【００４２】
尚、本実施の形態では、第１熱交換部３１Ａが多パス（例えば、２パス）の冷媒経路３７を有する場合について説明したが、これに限るものではなく、第１熱交換部が単パス（１パス）の冷媒経路を有する場合であっても適応できることは言うまでもない。この場合、第１熱交換部の単パスの冷媒経路には、この冷媒経路よりも圧力損失の大きい減圧用配管が設けられる。また、この減圧用配管の代わりにキャピラリチューブ、あるいは第１熱交換部のフィンに挿通した伝熱管であってもよい。
【００４３】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【００４４】
【発明の効果】
本発明に係る空気調和装置によれば、冷房運転時のＣＯＰ（成績係数）の向上を図ることができ、ドライ運転時の室内への空気の吹き出し温度の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示す冷媒回路図である。
【図２】図１の空気調和装置の室内熱交換器の説明図である。
【図３】図１の空気調和装置を冷房運転した場合のサイクルを示すモリエル線図である。
【図４】従来の空気調和装置の室内熱交換器の説明図である。
【図５】従来の空気調和装置を冷房運転した場合のサイクルを示すモリエル線図である。
【符号の説明】
１０空気調和装置
１８圧縮機
３１室内熱交換器
３１Ａ第１熱交換部
３１Ｂ第２熱交換部
３２減圧用配管（減圧手段、単パスの冷媒経路）
３７多パスの冷媒経路
３７Ａ多パスの第１冷媒経路
３７Ｂ多パスの第２冷媒経路
３５第２電動式膨張弁（膨張機構）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air conditioner configured to be capable of dry operation.
[0002]
[Prior art]
In general, a compressor and an indoor heat exchanger having a first heat exchange part and a second heat exchange part are provided, and an electric expansion valve is provided between the first heat exchange part and the second heat exchange part, An air conditioner configured to be operable is known.
[0003]
For example, as shown in FIG. 4, the first heat exchanging portion 31A has a multi-pass (for example, two-pass) refrigerant path 37, functions as an evaporator during cooling operation, and functions as a condenser during dry operation, and multi-pass (for example, 2 path) refrigerant path 38, and includes an indoor heat exchanger 31 including a second heat exchange unit 31B that functions as an evaporator during cooling operation and dry operation, and includes the first heat exchange unit 31A and the first heat exchange unit 31A. There is known an air conditioner in which an electric expansion valve 35 is provided between the two heat exchange units 31B.
[0004]
During the dry operation, the opening of the electric expansion valve 35 is adjusted to expand the refrigerant, and during the cooling operation, the electric expansion valve 35 is fully opened to allow the refrigerant to flow. During the cooling operation, the operation frequency (that is, the compressor capacity) of the compressor (not shown) is controlled so as to obtain a predetermined refrigeration capacity (cooling capacity).
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
When the above-described air conditioner is in a cooling operation, if it is in an ideal state with no pressure loss, the cycle A-B-E-H-I is traced with reference to the Mollier diagram shown in FIG. Since the refrigerant that has flown through 37 joins and flows through the electric expansion valve 35, pressure loss occurs in the electric expansion valve 35, and the refrigerant pressure (evaporation temperature) on the refrigerant inflow side of the electric expansion valve 35, that is, Since the refrigerant pressure (evaporation temperature) in the first heat exchanging portion 31A increases and the cooling capacity decreases, the operating frequency of the compressor (not shown) is increased to compensate for this decrease in cooling capacity (that is, the compressor The COP (coefficient of performance) for cooling is reduced.
[0006]
Therefore, if the cooling operation is regarded as important and the capacity of the second heat exchanging part 31B is made larger than the capacity of the first heat exchanging part 31A, in the case of the cooling operation, referring to the Mollier diagram shown in FIG. Following C-E-H-I, cooling capacity is improved (cooling COP is improved), but in a dry operation, the problem is that the air blowing temperature into the room is lower than the air suction temperature. There is.
[0007]
Conversely, if importance is attached to the dry operation and the capacity of the first heat exchanging part 31A is made larger than the capacity of the second heat exchanging part 31B, dehumidification is performed without trouble during the dry operation, Although it is possible to prevent the blowing temperature from being lowered, when performing the cooling operation, referring to the Mollier diagram shown in FIG. 5, the cycle A-C-F-H-I is followed, and the refrigerant of the first heat exchange unit 31A Since the pressure (evaporation temperature) is high (cycle C-F), the cooling capacity is reduced, and the operating frequency of the compressor (not shown) is increased to compensate for this reduction in cooling capacity (that is, the capacity of the compressor is increased). ) Since the control is performed, there is a problem that the COP of the cooling is not improved.
[0008]
The object of the present invention has been made in consideration of the above-mentioned circumstances, and aims to improve the COP (coefficient of performance) during cooling operation and prevent a decrease in the temperature of air blown into the room during dry operation. An object of the present invention is to provide an air-conditioning apparatus that can perform the above.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 includes a compressor, and an indoor heat exchanger having a first heat exchange section located upstream during a dry operation and a second heat exchange section located downstream thereof , and the first heat In the air conditioner configured to provide an expansion mechanism between the exchange unit and the second heat exchange unit and configured to be capable of dry operation, the first heat exchange unit includes a first refrigerant path and a second refrigerant path, Between the first refrigerant path and the second refrigerant path, there is provided a depressurizing means for depressurizing the refrigerant whose pressure loss is set to such an extent that the air blowing temperature into the room does not exceed an allowable range during dry operation. It is characterized by.
[0010]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, the first refrigerant path and the second refrigerant path are each a multi-pass refrigerant path, and the decompression means is a single-pass refrigerant path. It is characterized by this.
[0011]
The invention according to claim 3 is characterized in that, in the invention according to claim 1 or 2, the capacity of the first heat exchange section is larger than the capacity of the second heat exchange section .
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 is a circuit diagram showing an embodiment of an air conditioner according to the present invention.
[0016]
As shown in FIG. 1, the air conditioner 10 includes an outdoor unit 11 and an indoor unit 12, and an outdoor refrigerant pipe 14 of the outdoor unit 11 and an indoor refrigerant pipe 15 of the indoor unit 12 are connected to a connecting pipe 16 and 17 are connected.
[0017]
The outdoor unit 11 is disposed outdoors. A compressor 18 is disposed in the outdoor refrigerant pipe 14, an accumulator 19 is disposed on the suction side of the compressor 18, and a four-way valve 20 is disposed on the discharge side of the compressor 18. An outdoor heat exchanger 21 and a first electric expansion valve 22 as a first expansion mechanism are sequentially arranged on the 20 side. An outdoor fan 23 (for example, a propeller fan) that blows air toward the outdoor heat exchanger 21 is disposed adjacent to the outdoor heat exchanger 21.
[0018]
The four-way valve 20 is switched as indicated by a solid line during cooling or dry operation, and is switched as indicated by a dotted line during heating operation.
[0019]
Each indoor unit 12 is installed indoors, and an indoor heat exchanger 31 is disposed in the indoor refrigerant pipe 15. In the indoor heat exchanger 31, an indoor fan 33 (for example, a cross flow fan) for blowing air from the indoor heat exchanger 31 to the room is disposed adjacently.
[0020]
As shown in FIG. 2, the indoor heat exchanger 31 includes a first heat exchange part 31A and a second heat exchange part 31B. The first heat exchange unit 31A includes a multi-pass (for example, two-pass) refrigerant path 37, and functions as an evaporator during the cooling operation and as a condenser during the dry operation. The second heat exchanging section 31B has a multi-pass (for example, two passes) refrigerant path 38 and functions as an evaporator during the cooling operation and the dry operation. A second electric expansion valve 35 (expansion mechanism) as a second expansion mechanism is provided between the first heat exchange unit 31A and the second heat exchange unit 31B.
[0021]
The air conditioner 10 is provided with a control device (not shown). The control device operates the compressor 18 in the outdoor unit 11, switches the four-way valve 20, the rotational speed of the outdoor fan 23, and the first electric type. The opening degree of the expansion valve 22 is controlled. Further, the control device controls the rotation speed of the indoor fan 33 of the indoor unit 12 and the opening degree of the second electric expansion valve 35. That is, the control device sets the air conditioner 10 to the cooling operation or the heating operation by switching the four-way valve 20. Further, according to the required air conditioning load, the operating frequency of the compressor 18 is controlled so as to obtain a predetermined cooling capacity during the cooling operation and a predetermined heating capacity during the heating operation.
[0022]
Next, the driving operation will be described.
[0023]
A control device (not shown) activates the compressor 18 of the outdoor unit 11 when a cooling operation is selected and commanded by a remote controller (not shown) or the like. As a result, the refrigerant discharged from the compressor 18 flows into the outdoor heat exchanger 21 via the four-way valve 20 as indicated by the solid line arrow, and the refrigerant flowing out of the refrigerant flows through the first electric expansion valve 22. And then flows into the indoor unit 12 through the connecting pipe 17. Then, it evaporates in the indoor heat exchanger 31, flows in the order of the connecting pipe 16 and the four-way valve 20, and returns to the compressor 18 through the accumulator 19. The indoor heat exchanger 31 cools the indoor air guided into the indoor unit 12 and cools the room.
[0024]
The control device (not shown) activates the compressor 18 of the outdoor unit 11 when a dry operation is selected and commanded by a remote controller or the like. As a result, the refrigerant discharged from the compressor 18 flows into the outdoor heat exchanger 21 via the four-way valve 20 as indicated by the solid line arrow, and the refrigerant flowing out of the refrigerant flows into the first electric expansion valve 22. After passing through, it flows into the indoor unit 12 through the connecting pipe 17. And it condenses with the 1st heat exchange part 31A (FIG. 2) of the indoor heat exchanger 31, expands with the 2nd electric expansion valve 35, evaporates with the 2nd heat exchange part 31B (FIG. 2), and is connected piping. 16 and the four-way valve 20 flow in this order, and return to the compressor 18 via the accumulator 19. While the air sucked from the room is warmed by the first heat exchanging part 31A, the air sucked from the room is cooled and dehumidified by the second heat exchanging part 31B. It blows out into the room and dehumidifies the room.
[0025]
Further, when the heating operation is selected and commanded by a remote controller or the like, the refrigerant discharged from the compressor 18 passes through the four-way valve 20 and passes through the connecting pipe 16 as shown by the dotted arrow in the room. Flows into the machine 12. The refrigerant flows in the order of the indoor heat exchanger 31, the connecting pipe 17, and the first electric expansion valve 22, flows into the outdoor heat exchanger 21, and flows out of the refrigerant through the four-way valve 20 and then through the accumulator 19. Returned to the compressor 18. Thereby, the indoor heat exchanger 31 functions as a condenser, and the indoor heat led to the indoor unit 12 is heated by the indoor heat exchanger 31 to heat the room.
[0026]
In the present embodiment, referring to FIG. 2, a multi-pass (for example, two-pass) refrigerant path 37 of the first heat exchanging portion 31 </ b> A of the indoor heat exchanger 31 is provided with a pipe (hereinafter, referred to as refrigerant decompression). (Referred to as “decompression piping”) 32.
[0027]
The inner diameter, shape, and length of the decompression pipe 32 are set to have a predetermined pressure loss. For example, in the decompression pipe 32, the refrigerant flowing through the multi-pass (for example, two passes) refrigerant path 37 merges at the inlet side during the cooling / drying operation of the decompression pipe 32. It is provided to divert again at the exit side during operation. That is, the multi-pass (for example, two-pass) refrigerant path 37 includes a multi-pass (for example, two-pass) first refrigerant path 37A on the refrigerant inlet side of the first heat exchange unit 31A during the cooling / dry operation, The multi-pass (for example, two passes) second refrigerant path 37B on the refrigerant outlet side of the first heat exchange unit 31A during the dry operation, and the multi-pass (for example, two passes) first refrigerant path 37A and the second refrigerant. The path 37B is connected by a single-pass refrigerant path (decompression pipe 32).
[0028]
The predetermined pressure loss in the decompression pipe 32 is set to such an extent that the temperature of the air blown into the room during the dry operation is cooled and does not cause discomfort. That is, the predetermined pressure loss is set to such an extent that the temperature of air blown into the room during the dry operation does not exceed the allowable range. Therefore, the predetermined pressure loss in the decompression pipe 32 does not need to be increased, and the decompression pipe 32 may be short. That is, space saving can be achieved.
[0029]
Specifically, the first heat exchanging portion 31 </ b> A is not illustrated, but a plurality of heat transfer tubes are inserted into a plurality of fins arranged in parallel, and the open ends of the heat transfer tubes are appropriately connected to form multiple paths (for example, A two-pass refrigerant path 37 is formed. The decompression pipe 32 is connected to the open end of the heat transfer pipe.
[0030]
A decompression pipe may be provided for each refrigerant path 37. In this case, the decompression pipe is set to be narrower than the heat transfer pipe in each refrigerant path 37, for example. Further, instead of this decompression pipe, a capillary tube or a heat transfer pipe inserted into the fin of the first heat exchange section 31A may be used. When a heat transfer tube is used, it is not necessary to add a pipe outside the first heat exchange unit 31A.
[0031]
In the conventional configuration, referring to FIG. 4, when the cooling operation is emphasized and the capacity of the second heat exchanging part 31B is made larger than the capacity of the first heat exchanging part 31A, the Mollier shown in FIG. Referring to the diagram, the cycle A-C-E-H-I is followed and the cooling capacity is improved (the cooling COP (coefficient of performance) is improved). The temperature drops below the air intake temperature. Conversely, if importance is attached to the dry operation and the capacity of the first heat exchanging part 31A is made larger than the capacity of the second heat exchanging part 31B, dehumidification is performed without trouble during the dry operation, Although it is possible to prevent the blowing temperature from decreasing, in the case of cooling operation, referring to the Mollier diagram shown in FIG. 3, the cycle A-C-F-H-I is followed, and the refrigerant in the first heat exchange unit 31A Since the pressure (evaporation temperature) is high (cycle C-F), the cooling capacity is reduced, and the operating frequency of the compressor (not shown) is increased to compensate for this reduction in cooling capacity (that is, the capacity of the compressor is increased). ) Since the control is performed, the COP of the cooling is not improved.
[0032]
In the present embodiment, the first heat exchange unit 31A is larger than the second heat exchange unit 31B. That is, the first heat exchange unit 31A and the second heat exchange unit 31B are the size of the heat exchanger when the dry operation is emphasized. Specifically, the number of heat transfer tubes that pass through the fins of the first heat exchange unit 31A is larger than the number of heat transfer tubes that pass through the fins of the second heat exchange unit 31B. That is, the capacity of the first heat exchange unit 31A is greater than the capacity of the second heat exchange unit 31B. The decompression pipe 32 is provided at a predetermined location in the refrigerant path 37 so that the temperature of the air blown into the room during the dry operation is not excessively cooled and the cooling capacity of the first heat exchange unit 31A is improved during the cooling operation. .
[0033]
The thick line (cycle A-C-D-G-H-I) in the Mollier diagram during the cooling operation shown in FIG. 3 shows the case where the indoor heat exchanger 31 functions as an evaporator.
[0034]
The refrigerant that has flowed into the first heat exchange unit 31A first evaporates by passing through the first refrigerant path 37A having multiple paths (for example, two paths) (cycle AC in FIG. 3). By using multiple passes in this way, the refrigerant can be efficiently evaporated during the cooling operation, and the refrigerant can be efficiently condensed during the dry operation.
[0035]
And a refrigerant | coolant merges in the inlet side of the piping 32 for pressure reduction, a pressure loss arises by passing through the piping 32 for pressure reduction, and a refrigerant | coolant is pressure-reduced (in FIG. 3, cycle CD). That is, pressure loss is caused by changing from multiple passes to a single pass, and the refrigerant is decompressed.
[0036]
Next, the refrigerant depressurized by the depressurizing pipe 32 is diverted again and passes through a multi-pass (for example, two-pass) second refrigerant path 37B to evaporate (cycle DG in FIG. 3). That is, since the single pass is changed to multiple passes and the pressure is further reduced, the refrigerant can be evaporated more efficiently during the cooling operation than the conventional first heat exchange unit that places importance on dryness. It is possible to condense the refrigerant more efficiently than the first heat exchanging unit that places importance on cooling.
[0037]
The refrigerant that has flowed out of the refrigerant path 37 of the first heat exchanging portion 31A joins and passes through the second electric expansion valve 35 to be decompressed (cycle GH in FIG. 3). Since the refrigerant is decompressed by the decompression pipe 32 on the upstream side of the second electric expansion valve 35, the pressure loss in the second electric expansion valve 35 is reduced.
[0038]
And it evaporates by passing the refrigerant path 38 of the 2nd heat exchange part 31B (in FIG. 3, cycle HI).
[0039]
As described above, according to the present embodiment, the depressurizing pipe 32 for depressurizing the refrigerant is provided in the refrigerant path 37 of the first heat exchanging portion 31A. Therefore, the evaporation temperature (pressure) of the refrigerant in the first heat exchanging portion 31A. Compared with the indoor heat exchanger 31 in the case where importance is attached to the conventional dry operation, since the pressure is reduced by the pressure reducing pipe 32, the cooling capacity is improved during the cooling operation, and the COP of the cooling is improved. During dry operation, the temperature of air blown into the room will not be too cold.
[0040]
Moreover, according to this Embodiment, since the capability of 31 A of 1st heat exchange parts is larger than the capability of 2nd heat exchange part 31B, compared with the indoor heat exchanger at the time of attaching importance to the conventional cooling operation. Since the condensation capacity in the dry operation, that is, the first heat exchanging portion 31A is large, it is possible to prevent the temperature of air blown into the room during the dry operation from being lowered.
[0041]
Further, according to the present embodiment, the decompression pipe 32 can be formed by being connected to the open end of the heat transfer tube of the first heat exchanging portion 31A, so that the connection work is easy.
[0042]
In the present embodiment, the case where the first heat exchange unit 31A has the multi-pass (for example, two-pass) refrigerant path 37 has been described. However, the present invention is not limited to this, and the first heat exchange unit is a single pass. Needless to say, the present invention can be applied even when the refrigerant path has (one pass). In this case, the single-pass refrigerant path of the first heat exchange unit is provided with a decompression pipe having a larger pressure loss than the refrigerant path. Further, instead of the decompression pipe, a capillary tube or a heat transfer pipe inserted through the fin of the first heat exchange section may be used.
[0043]
As mentioned above, although this invention was demonstrated based on the said embodiment, this invention is not limited to this.
[0044]
【The invention's effect】
With the air conditioner according to the present invention, it is possible to improve the COP (coefficient of performance) during the cooling operation, and to prevent the temperature of the air blown out into the room during the dry operation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a refrigerant circuit diagram showing an embodiment of an air conditioner according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view of an indoor heat exchanger of the air conditioner of FIG.
FIG. 3 is a Mollier diagram showing a cycle when the air-conditioning apparatus of FIG. 1 is in cooling operation.
FIG. 4 is an explanatory diagram of an indoor heat exchanger of a conventional air conditioner.
FIG. 5 is a Mollier diagram showing a cycle when a conventional air-conditioning apparatus is in a cooling operation.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Air conditioning apparatus 18 Compressor 31 Indoor heat exchanger 31A 1st heat exchange part 31B 2nd heat exchange part 32 Pipe for pressure reduction (pressure reduction means, refrigerant path of single pass)
37 Multi-pass refrigerant path 37A Multi-pass first refrigerant path 37B Multi-pass second refrigerant path 35 Second electric expansion valve (expansion mechanism)

Claims

圧縮機と、ドライ運転時に上流に位置する第１熱交換部及びその下流に位置する第２熱交換部を有する室内熱交換器とを備え、前記第１熱交換部と前記第２熱交換部との間に膨張機構を設け、ドライ運転可能に構成された空気調和装置において、
前記第１熱交換部は、第１冷媒経路及び第２冷媒経路を備え、
第１冷媒経路及び第２冷媒経路の間には、ドライ運転時に室内への空気の吹出温度が許容される範囲を超えない程度に圧力損失が設定された冷媒を減圧する減圧手段を設けたことを特徴とする空気調和装置。A compressor, and an indoor heat exchanger having a first heat exchange part located upstream during the dry operation and a second heat exchange part located downstream thereof , the first heat exchange part and the second heat exchange part In an air conditioner configured to provide an expansion mechanism between and dry operation,
The first heat exchange unit includes a first refrigerant path and a second refrigerant path,
Between the first refrigerant path and the second refrigerant path, there is provided a depressurizing means for depressurizing the refrigerant whose pressure loss is set to such an extent that the air blowing temperature into the room does not exceed an allowable range during dry operation. An air conditioner characterized by.

前記第１冷媒経路及び前記第２冷媒経路が夫々多パスの冷媒経路であり、前記減圧手段が単パスの冷媒経路であることを特徴とする請求項１に記載の空気調和装置。 2. The air conditioner according to claim 1, wherein each of the first refrigerant path and the second refrigerant path is a multi-pass refrigerant path, and the decompression unit is a single-pass refrigerant path .

前記第１熱交換部の能力は、前記第２熱交換部の能力よりも大きいことを特徴とする請求項１又は２に記載の空気調和装置。 The air conditioner according to claim 1 or 2, wherein the capacity of the first heat exchange unit is greater than the capacity of the second heat exchange unit .