JP3748340B2 - 流体加熱装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は流体加熱装置、特にセラミックヒーターを用いた流体加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より給湯器、循環温水器等の分野で流体加熱装置が用いられている。これは図4に示すと内部に流体を通過させるための金属管19を有する二つの金属加熱器16、17と、前記二つの金属加熱器16、17の間で両金属加熱器17に接するように配置され、前記二つの金属加熱器16、17を加熱するためのセラミックヒーター18とを備えた流体加熱装置であり前記二つの金属加熱器17の材質としては熱効率を良くするためにアルミニウムが使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、流体加熱装置の省スペース化、又は流体の温度を上げるよう要求がされるようになった。しかしながら、前記従来の流体加熱装置においては、金属加熱器17として使用するアルミニウムの、クリープによる熱変形が200℃より急速に進む事によりセラミックヒーター18のクラック、断線や金属加熱器17への熱伝導が悪くなり熱効率の低下を引き起こすという問題点があった。
【0004】
このため流体加熱装置を小さくするため、または流体の温度を上げるためにセラミックヒーター18の電力密度を上げると、アルミニウムが変形してしまうという問題があった。そのためセラミックヒーター18の電力密度は35W/cm2 までしか使用することができなかった。
【0005】
また、金属加熱器16、17を他の金属にした場合、熱伝導性が悪くなるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らが鋭意検討した結果、流体加熱装置の金属加熱器の材質を、クリープラプチャー強さが300℃で20kgf/mm2 以上の耐熱温度の高い材質にすることにより、セラミックヒーターの電力密度をあげ金属加熱器を従来の半分の大きさにすることができ、また電力密度を上げることにより効率の低下分をカバーすることができる事がわかった。また寸法をそのままでセラミックヒーターの電力密度を上げ流体の温度を上げる事も可能である。
【0007】
このクリープラプチャー強さとはある温度下で一定時間ある圧力(クリープ)下に置かれることにより金属が変形するということを、その温度下の変形する最低の圧力とにより数値化したものである。本発明では300℃で1000時間、ある圧力を加えた時に0.1mm以上変形する圧力をクリープラプチャー強さとした。
【0008】
また、金属管と接する部分の金属加熱器の厚みを10mm以下とすることにより熱効率を向上させることが可能となる。さらに、金属加熱器の耐熱性を上げたことによりセラミックヒーターの電力密度を35W/cm2 以上に上げる事が可能となる。また、前記金属管の内部の表面粗さを20S以下とすることにより付着に対し抑止効果を持つとともに熱効率の低下を抑えることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以上、本発明の実施形態を図によって説明する。
【0010】
図1に示すように、流体加熱装置1は、浴槽2内の湯を吸引して加熱した後で浴槽2内に戻し、湯温を調節するための装置である。流体加熱装置1内では、循環ポンプ5と、フィルタ6と、天然石室8と、調圧室9と、本発明の一実施例としての加熱装置12とが、上流側からこの順に連結されている。
【0011】
循環ポンプ5は、浴槽2内の湯を流体加熱装置1内に吸い込むための装置であり、浴槽2側から延びるホース4に連結されている。ホース4の他端は浴槽2内に配置されており、ヘアキャッチフィルタ3が取り付けられている。フィルタ6は、縦長に構成されており、上部に循環ポンプ5からの連絡管5aが接続されている。なお連絡管5aは、フィルタ、フィルタ6との接続部の近傍に水位センサ7を有している。天然石室8は、フィルタ6と同様の縦長に構成されており、フィルタ6と平行に配置されている。天然石室8は、下部にフィルタ6の下部から延びる連絡管6aが接続されており、また内部にミネラル鉱石が充填されている。調圧室9は、入口側が天然石室8の上部に接続されており、上部に自動エア逃がし弁10を、下部に温度センサ11をそれぞれ備えている。温度センサ11は、調圧室9内の湯温を測定し、その信号を後述する電圧印加装置(図示せず)に送るためのものである。
【0012】
調圧室9の出口側は、ホース13aを介して加熱装置12に連結されている。この加熱装置12の出口側には、ホース13bが連結されている。ホース13bの先端は浴槽2内に延びており、ジェットノズル14に連結されている。図2〜図5を参照して、上述の加熱装置12を詳細に説明する。なお、図においてはケース及び断熱材としてのグラスウールは取り除かれている。
【0013】
加熱装置12は、第1金属加熱器16と、第2金属加熱器17と、両金属加熱器16、17間に配置されたセラミックヒータ18とから主に構成されている。両金属加熱器16、17は、平坦な圧接面を有する直方体のアルミニウム製であり、中心にチタンやステンレス製等の金属管19が鋳込み方式でそれぞれ挿入固定されている。第1金属加熱器16の金属管19の右端にはホース13a の一端が、第2金属加熱器17の金属管19の右端ホース13bの一端が接続されている。これにより、ホース13aから送られてきた湯は第1金属加熱器内の金属管19を通ってホース13bに流れるようになっている。
【0014】
両金属加熱器16、17は、両側に4つずつ突出して互いに近接する台座16a、17a(図5)を有している。この台座16a、17aにステンレス製のバネ部材から成る固定具20が取り付けられることにより、第1金属加熱器16及び第2金属加熱器17の圧接面がセラミックヒータ18を狭持する構造となっている。
【0015】
第1金属加熱器16及び第2金属加熱器17のほぼ中央部には、角形部16b、17bが形成されている。角形部16b、17bの側面には、サーモスタットを取り付けるための円形の凹部16c、17cがそれぞれ形成されている。なお、この実施例では、サーモスタット21が第1金属加熱器16の角形部16bに固定されている。
【0016】
第1金属加熱器16及び第2金属加熱器17の両端部には四角形のフランジ16d、17dが設けられている。このフランジ16d、17dの側面(図3の紙面直交方向)には複数のねじ孔16e、17eが形成されており、このねじ孔16e、17eにより加熱装置12を他の部材に固定することができる。第1金属加熱器16の金属管19の左端には第1アルミニウムブロック22が、第2金属加熱器17の金属管19の右端には第2アルミニウムブロック23がそれぞれ固定されている。両アルミニウムブロック22、23はセラミックヒータ18の両端に当接している。
【0017】
セラミックヒータ18は、アルミナ、ムライトまたは窒化珪素からなる板状部材であり、図4、5に示すように、両主面が第1金属加熱器16及び第2金属加熱器17の圧接面に面接触している。なお、セラミックヒータ18と両加熱器16、17の圧接面は、両者の接触面が平坦に仕上げられているので、密着状態となっている。
【0018】
セラミックヒータ18の内部には、図6に示すように連続した1本の発熱抵抗体パターン25が屈折状態で埋設されている。この発熱抵抗体パターン25は、たとえば、タングステン、モリブテン、マンガン、レニウム、窒化チタンまたは酸化チタン製である。発熱抵抗体パターン25の両端は、ヒータリード線26及び27にロウ材により固定されている。このロウは金銅ロウ/銀銅ロウ/銀ロウいずれでもかまわない。このロウ材固定部の背面にアルミニウムブロック23が当接している。ヒータリード線26、27は図示しない電圧印加装置に接続されている。
【0019】
次に、前記流体加熱装置1の動作について説明する。図示しないスイッチがONされると、循環ポンプ5が作動し、浴槽2からホース4を介して流体加熱装置1内に湯が吸い込まれる。流体加熱装置1内に吸い込まされた湯は、循環ポンプ5からフィルタ6に送り込まれ、ゴミ等の浮遊物が濾過される。続いて、濾過された湯は、天然石室8に送られてミネラル鉱石により不純物等が除去され、清浄化される。清浄化された湯は、調圧室9に送られる。この調圧室9では、自動エア逃し弁10により圧力が調整される。また、調圧室9では、温度センサ11により循環湯の湯温が計測され、その信号が図示しない電圧印加装置に送られる。電圧印加装置は、温度センサ11からの情報に基づいて、セラミックヒータ18に印加する電圧を調整する。これにより、加熱装置12では、セラミックヒータ18が発熱し、第1金属加熱器16及び第2金属加熱器17が加熱される。
【0020】
調圧室からの湯は、ホース13aを介して加熱装置12に送られ、第1金属加熱器16内の金属管19を通過しさらには第2金属加熱器17内の金属管19を通過する際に加熱される。そして、加熱された湯は、ホース13bを介してジェットノズル14に送られ、浴槽2内に戻される。ここでは、セラミックヒータ18には循環湯が直接触れないで、従来例のようセラミックヒータ18に水垢等付着することなはく、セラミックヒータ18の加熱効率は長時間良好に維持される。
【0021】
また、セラミックヒータ18の両面が第1金属加熱器16と第2金属加熱器17の双方を加熱する構造となっているために、セラミックヒータ18の熱が有効に利用され、加熱効率が向上する。なお、上述の実施例によれば、さらに以下の効果が期待できる。
【0022】
(a)たとえば循環ポンプ5の故障により加熱装置12内に湯が供給されない場合であっても、第1金属加熱器16に取り付けられたサーモスタット21に基づいてセラミックヒータ18への電圧印加が停止されるので、加熱装置12の空炊きは防止される。
【0023】
(b)仮に加熱装置12に熱衝撃が加わった場合(たとえば、加熱された第1金属加熱器16及び第2金属加熱器17内に冷水が通過して両金属加熱器16、17が急冷されたような場合)であっても、熱膨張特性の異なる両金属加熱器16、17とセラミックヒータ18とは圧接されているだけで固定されていないので、セラミックヒータ18に損傷が生じにくい。
【0024】
(c)セラミックヒータ18のロウ材固定部背面にはアルミブロック23が当接しているために、ロウ材固定部の熱はアルミブロック23に良好に伝達され、ロウ材固定部の温度を低温とする。このため、酸化腐食を受けにくくなり、ヒータリード線16,17は、セラミックヒータ18から外れにくい。
【0025】
(d)加熱装置12は、組み立て及び分解が容易である。すなわち、固定具20の取り付け及び取り外し動作で組み立て及び分解を簡単に行える。その結果、セラミックヒータに故障が生じた際のメンテナンス作業が容易である。
【0026】
本発明では、上記金属加熱器16、17の材質として、300℃におけるクリープラプチャー強さが20kg/mm2 以上のものを用いた。300℃におけるクリープラプチャー強さとは、300℃の環境下で、5mmφの円柱状の金属サンプルに引っ張り応力を1000時間掛け、破壊の発生しない最大応力を意味する。
【0027】
アルミニウムの200℃におけるクリープラプチャー強さは20kgf/mm2 であり200℃以上では急激に弱くなるため、本発明では300℃で20kgf/mm2 以上の強度を持つもの、例えばジュラルミン、8/2黄銅、チタン、ステンレスが流体加熱装置に対し良好であることを見出した。これに対し、300℃におけるクリープラプチャー強さが20kgf/cm2 以下であるアルミニウム、9/1黄銅、チタン合金は、金属加熱器の熱効率の低下とヒーター割れ等の問題が発生する。ここで、9/1黄銅、8/2黄銅は、それぞれCuとZnの重量比が9:1および8:2の合金であることを示している。また、チタン合金は、具体的には、96.45Ti−5Al−2.55Nからなる合金である。
【0028】
また金属加熱器16、17のセラミックヒーター18と接する面と金属管19間の厚みbを10mm以下とすることにより、熱伝導性の低い金属を使用しても特に問題とならない。前記厚みbを10mmより大きくすると、セラミックヒーター18から金属管19への熱伝導が悪くなり、流体の加熱効率が低下する。
【0029】
なお、セラミックヒーターの電力密度は金属加熱器16、17の変形との関係より35W/cm2 以上とすることが望ましい。また、金属管19の内面の表面粗さを20S以下とすることによって付着を防止し、熱効率の低下を防止できる。金属管19の内面にスケール等が付着すると、金属管19から流体への熱伝導が阻害されるので、流体の加熱効率が低下する。
【0030】
【実施例】
実施例 1
この実施例では従来例としてアルミニウムを用い(No.1)、クリープラプチャー強さの異なる様々な材質の金属加熱器16、17を準備した。試験方法としては、図2〜5に示したように金属加熱器16、17の間にセラミックヒーター18を挟み込んだ温水加熱器を準備し、金属管19に20リットル/分の水を流しながら、セラミックヒーター18の温度が300℃になるように電圧を印加し1000時間試験した前後の変位量と効率の変化を比較した。変位量は0.1mm以上の変位をNGとし効率は1%以上の変化をNGとして評価した。
【0031】
加熱効率は、循環する水を断熱し閉鎖系として、水に吸収された熱量を水の温度上昇と水量の積から換算し、この熱量をセラミックヒーター18に印加した熱量で割って求めた。表の効率変化は、試験前後の効率の増減を示したものである。
【0032】
【表1】
【0033】
その結果、アルミニウム及び300℃で18、19kgf/mm2の強度の材質を用いたテスト1〜3においては外観、効率ともに変化し不適であるとの結果を得た。これに対し、テスト4〜7に示した、300℃のクリープラプチャー強さが本発明の請求範囲内の20kgf/mm2 以上であるジュラルミン、8/2黄銅、チタン、ステンレス等は300℃で外観、効率ともに変化せず耐久性良好との結果を得た。
【0034】
実施例 2
試験サンプルは金属加熱器16、17の材質として、従来のアルミニウムとステンレス、8/2黄銅、9/1黄銅、チタン、チタン合金からなる長さ75mmと150mmの金属加熱器16、17を準備し、セラミックヒーター18に印加する電力密度を振って、金属管19内に水を流しながら1000時間連続運転した。金属加熱器16、17の長さa以外の温水加熱器の構成は実施例1と同様である。
【0035】
セラミックヒーター18に印加する電力密度と金属管19内を流れる水量については、前記金属加熱器16、17の長さaが75mmのものは前記電力密度が40W/cm2 で水温が40℃になるように調整し、金属加熱器16、17の長さaが150mmのものについては、前記電力密度が70W/cm2 もしくは80W/cm2 とし水温が70℃になるように調整した。テスト2、5、8、10、13の金属加熱器16、17の長さaは75mmとした。その外のサンプルは150mmとした。
【0036】
各テスト品について、セラミックヒーター18に印加する電力に対する1000時間連続運転後の水温を温度欄に示した。また、テスト中に変化が生じたものについては、温度欄に異常を表記した。
【0037】
結果を表2に示した。
【0038】
【表2】
【0039】
まず、金属加熱器16、17の長さaを75mmとしたテスト品については、アルミニウムを用いたテスト1は、ヒーター割れが発生した。これに対し、ステンレス、8/2黄銅、9/1黄銅、チタン、チタン合金を用いたテスト2、5、8、10、13は、電力密度を40W/cm2 に上げて水温を現行品と同等の温度にすることができた。
【0040】
次に、金属加熱器16、17の長さaを150mmとしたテスト品については、前記電力密度を70W/cm2 としたものは、9/1黄銅、チタン合金を用いたテスト8と13はヒーター割れが発生した。これに対し、300℃におけるクリープラプチャー強さが本発明の請求範囲内であるステンレス、8/2黄銅、チタンについては水温の変化がほとんどなく、70℃を維持していた。
【0041】
また、前記電力密度を80W/cm2 としたものは、テスト4、7、12に示したようにヒーター割れが発生した。電力密度を80W/cm2 以上にすると、アルミナからなるセラミックヒーター18が限界となるようである。例えば、窒化珪素等の高温強度の高いセラミックヒータを使用すれば、さらに電力密度を向上できる可能性がある。
【0042】
実施例 3
金属加熱器16、17と金属管19の間の距離、即ち金属加熱器16、17の厚みbを7〜13mmの間で変量した金属加熱器16、17を作製して、実施例1と同様にして試験サンプルを作成し、作製初期の効率との相関を取った。金属加熱器16、17の長さaは150mmとした。判定基準としては現行と同じ90%以上の効率はOKと判定した。効率の測定は、実施例1と同様にして実施した。結果を表3に示した。
【0043】
【表3】
【0044】
その結果、金属加熱器16、17の厚みbが10mmを越える従来品とテスト3、4、7、8、11、14、17は熱伝達が悪くなり効率が落ちるという不具合が出てしまう。これに対し金属加熱器16、17の厚みbを本発明の請求範囲である10mm以下としたテスト1、2、5、6、9、10、12、13、15、16は、効率を維持できることが分かった。
【0045】
実施例 4
試験サンプルは金属加熱器16、17の材質としてステンレスを用い、金属管19の内面の表面粗さを10〜25Sの間で変更して、浴槽内のお湯を金属管19内に循環しながら500時間連続通電する試験を行った。途中、100時間と500時間の時点で、実施例1の要領で効率の評価を行った。金属加熱器16、17の長さaは150mmとし厚みは10mmのものを用いた。結果は、表4に示した。
【0046】
【表4】
【0047】
その結果金属管の内面の表面粗さが20Sを越えると効率が低下し使用に適さないことが分かった。一方、前記表面粗さが20S以下であれば効率の低下が少なく使用に適していることが分かった。
【0048】
【発明の効果】
本発明に係わる流体加熱装置は、金属加熱器を300℃におけるクリープラプチャー強さが20Kgf/mm2 以上の材質にすることにより、セラミックヒーターの電力密度を高くし金属加熱器を含む流体加熱装置全体の寸法を小さくすることができる。しかもセラミックヒーター、金属加熱器が小さくなることによりセラミックヒーターの熱が金属加熱器に効率的に伝わるようになる。また流体の温度を上げる場合は、従来と同じ大きさでもセラミックヒーターの電力密度を上げることにより、金属加熱器の温度が上がり流体の温度も上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体加熱装置の概略図である。
【図2】本発明の流体加熱器の正面図である。
【図3】本発明の流体加熱器の平面図である。
【図4】図2に示した流体加熱装置のIV−IV断面図である。
【図5】図2に示した流体加熱装置のV−V断面図である。
【図6】本発明に使用するセラミックヒーターの正面図である。
【符号の説明】
12:加熱装置
16:第1金属加熱器
17:第2金属加熱器
18:セラミックヒーター
19:金属管
Claims (3)
- 内部に液体を通過させるための金属管を有する二つの金属加熱器と、前記二つの金属加熱器の間で両金属加熱器に接するように配置され、前記二つの金属加熱器を加熱するためのセラミックヒーターとを備えた流体加熱装置であって、前記二つの金属加熱器を300℃におけるクリープラプチャー強さが20kgf/mm2 以上の材質で形成したことを特徴とする流体加熱装置。
- 上記金属管と接する部分の金属加熱器の厚みを10mm以下としたことを特徴とする請求項1記載の流体加熱装置。
- 上記セラミックヒーターの電力密度を35W/cm2 以上としたことを特徴とする請求項1記載の流体加熱装置。
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