JP3747331B2 - トラックボール構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラックボール構造に関し、特に、ボールを押さえるための輪状ダストシールをボールと輪状カバーとの間に落とし込んで押さえることなく配設し、清掃等を容易にするための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のトラックボール構造としては、一般に、図4及び図5で示す構成が採用されている。すなわち、図4及び図5において符号1で示されるものは全体形状が上部開口形の箱形をなすケースであり、このケース1内には周知の図示しない二軸検出機構が設けられている。このケース1内にはボール2が回転自在に設けられていると共に、このボール2は、前記ケース1上に設けられた輪状ダストシール3及び輪状カバー4によって、回転自在かつ防塵となるように構成されている。従って、この輪状ダストシール3は輪状カバー4によって押さ付けられて保持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のトラックボール装置は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。すなわち、従来の輪状ダストシールは輪状カバーとボールの間に挟持された状態で半固定の状態となっており、輪状ダストシールと輪状カバーとの隙間は極めて小さく、各成形部品の成形状態等によっては詰まりが発生し、ボールの回転が困難となることがあった。また、ケース内の清掃を行う場合、分解作業には特殊な技術を必要とするため、一般のユーザーには不適であった。
【0004】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、ボールを押さえるための輪状ダストシールをボールと輪状カバーとの間に落とし込んで押さえることなく配設し、清掃等を容易にしたトラックボール構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるトラックボール構造は、ケースに設けた輪状カバーの開口から一部を露出させて回転自在としたボールを有するトラックボール構造において、前記開口に設けられ前記輪状カバーとボールとの間に位置する輪状ダストシールと、前記輪状ダストシールに形成され前記ボールと摺接する円状斜面と、前記輪状ダストシールに形成され前記開口に沿う円状壁面と、前記輪状ダストシールの外縁に形成された円状突部とを備え、前記輪状ダストシールは前記ボールと前記輪状カバーとの間に配設され、前記円状突部が前記輪状カバーの内縁上面に接合している構成である。
従って、ボールと輪状カバーとの間の隙間に輪状ダストシールを落とし込むことにより、円状突部が輪状カバーの内縁上面に接合し、輪状ダストシールはボールと輪状カバーとの間に簡単に配設され、かつ、分解を必要とする場合には簡単に輪状ダストシールを除去することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明によるトラックボール構造の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。
図1において符号1で示されるものは、全体形状が上部開口形の箱形をなすケースであり、このケース1内には周知の図示しない二軸検出機構が設けられている。このケース1内にはボール2が回転自在に設けられていると共に、このボール2は、前記ケース1上の輪状カバー4に設けられた輪状ダストシール3により回転自在かつ防塵となるように構成されている。従って、このボール2は輪状カバー4の開口4aから一部を露出させて回転自在に設けられている。
【0007】
前記輪状ダストシール3は、前記ボール2と輪状カバー4との間に形成された隙間5内に上方より落とし込んだ状態で設けられており、この輪状ダストシール3は、ボール2と摺接する円状斜面3aと、開口4aに沿う円状壁面3bと、その外縁に形成された円状突部3cとを有し、この円状突部3cが輪状カバー4の開口4aに沿う内縁上面4aに接合している。
従って、このボール2は落とし込まれた前記輪状ダストシール3によって軽く保持(勿論、実際の動作特性は十分得られている)されているため、成形品のばらつきを吸収し、組立及び清掃が容易となる。
【0008】
【発明の効果】
本発明によるトラックボール構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。すなわち、輪状ダストシールがボールと輪状カバー間の隙間に落とし込んだだけの構造であるため、成形品のばらつきを吸収することができると共に、内部の清掃等も容易となり、従来のトラックボールの不便さを全て解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトラックボール構造を示す分解図である。
【図2】図1の組立断面図である。
【図3】図2の要部の拡大断面図である。
【図4】従来構造の分解図である。
【図5】図4の組立断面図である。
【符号の説明】
1 ケース
2 ボール
3 輪状ダストシール
3a 円状斜面
3b 円状壁面
3c 円状突部
4 輪状カバー
4a 開口

Claims (1)

  1. ケース(1)に設けた輪状カバー(4)の開口(4a)から一部を露出させて回転自在としたボール(2)を有するトラックボール構造において、前記開口(4a)に設けられ前記輪状カバー(4)とボール(2)との間に位置する輪状ダストシール(3)と、前記輪状ダストシール(3)に形成され前記ボール(2)と摺接する円状斜面(3a)と、前記輪状ダストシール(3)に形成され前記開口(4a)に沿う円状壁面(3b)と、前記輪状ダストシール(3)の外縁に形成された円状突部(3c)とを備え、前記輪状ダストシール(3)は前記ボール(2)と前記輪状カバー(4)との間に配設され、前記円状突部(3c)が前記輪状カバー(4)の内縁上面(4a)に接合している構成よりなることを特徴とするトラックボール構造。
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