JP3745909B2

JP3745909B2 - File management method

Info

Publication number: JP3745909B2
Application number: JP36239698A
Authority: JP
Inventors: 耕一塩野
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1998-12-21
Filing date: 1998-12-21
Publication date: 2006-02-15
Anticipated expiration: 2018-12-21
Also published as: JP2000181788A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置等に適用されるファイルシステムにおけるファイル管理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、低価格化競争の激化に伴い、低価格／低機能なＣＰＵ（Ｃentral Ｐrocessor Ｕnit）を搭載したファイルシステム、例えば、ファクシミリ装置において、メモリに関しては低価格化によって大容量のメモリを搭載することが期待されている。
【０００３】
この結果、ＣＰＵのアドレス空間に対して実際のメモリ空間の方が大きくて直接アクセスできないようなケースが発生することから、バンク切替えにより入出力を行なうことでメモリにアクセス可能とすることが知られている。
【０００４】
また、各種Ｉ／Ｏに対しては専用のＤＭＡ（Ｄirect Ｍemory Ａccess）を操作することにより、処理速度の向上とＣＰＵの負担の軽減を図ることも広く行なわれている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ここに、メモリを１つのジョブ（タスク）だけで占有できればよいが、例えばファクシミリ装置では、通信或いは印刷中に別のファイルを作成するためにスキャナからの読取りを行なうといった別ファイルに対してのアクセスが発生することも多々ある。このようなマルチタスクオペレーション環境でのソフトウェアの動作に対応したファイル管理システムが構築されている。マルチタスク環境であるため、各ジョブはバンクを切替えることにより然るべきアドレスにアクセスするが、例えば、優先度の高いジョブにスイッチされ、その後に実行権が自分に戻ってときには、そのジョブ自身がバンクを元に戻すことができないこととなる。この場合、実際の画データへのアクセスはＣＰＵの場合もあればＤＭＡの場合もあるが、基本的には、システム全体に依存してしまい、必ずしもＣＰＵとＤＭＡとでアクセスできず、汎用性に欠ける。
【０００６】
つまり、元々、従来であれば、ＲＡＭ上でファイル管理する場合、実際のメモリ空間がＣＰＵのアドレス空間を超えることがなく、また、ＤＭＡアクセスとＣＰＵアクセスとの併用方式自体はあるが、ファイル管理システムとしては常にＣＰＵのアドレスを入出力し、ファイル管理システムの利用側であるジョブでＤＭＡアクセスを判断し、アドレス換算を行なっているものであり、ＣＰＵのアクセスにはバンクが含まれていないため、特別に考慮する必要のなかったものである。このため、上記のようにＣＰＵのアドレス空間を超える場合のファイル管理については特に考慮されていない。
【０００７】
そこで、本発明は、システムに依存することなくＣＰＵやＤＭＡでファイルアクセスできる汎用性を持つファイルシステムにおけるファイル管理方法を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の発明は、記憶手段に割り当てられたアドレス空間である第１のメモリアドレス空間のアドレスを指定して前記記憶手段にアクセスするダイレクトメモリアクセス（ＤＭＡ）、または、前記第１のメモリアドレス空間と異なるアドレス空間である第２のメモリアドレス空間のアドレスを指定してＣＰＵを用いて前記記憶手段にアクセスするＣＰＵアクセスにより情報を読み出す前記記憶手段に記憶されたファイルを管理するファイル管理方法において、前記ＤＭＡまたは前記ＣＰＵアクセスのいずれにより前記記憶手段に記憶されたファイルにアクセスするかを示すアクセス方法をオペレーションシステム側のジョブから受付けるアクセス方法受付ステップと、前記アクセス方法受付ステップが、前記アクセス方法として前記ＤＭＡを受付けた場合に前記第１のメモリアドレス空間における前記ファイルのアドレスを出力し、前記アクセス方法として前記ＣＰＵアクセスを受付けた場合に前記第２のメモリアドレス空間における前記ファイルのアドレスを前記ジョブへ出力するアドレス出力ステップと、を備えたことを特徴とする。従って、ＤＭＡ／ＣＰＵの２つのモードでファイルへのアクセスが可能となり、システム全体に依存しない汎用性を持たせることができる。
【０００９】
請求項２記載の発明は、記憶手段に割り当てられたアドレス空間である第１のメモリアドレス空間のアドレスを指定して前記記憶手段にアクセスするダイレクトメモリアクセス（ＤＭＡ）、または、前記第１のメモリアドレス空間を分割した領域である複数のバンクを一意に識別するバンク番号と前記バンクの先頭アドレスからの相対位置を表すアドレスとに基づいて算出したアドレスであって、前記第１のメモリアドレス空間より小さいアドレス空間である第２のメモリアドレス空間のアドレスを指定してＣＰＵを用いて前記記憶手段にアクセスするＣＰＵアクセスにより情報を読み出す前記記憶手段に記憶されたファイルを管理するファイル管理方法において、前記ＤＭＡまたは前記ＣＰＵアクセスのいずれにより前記記憶手段に記憶されたファイルにアクセスするかを示すアクセス方法をオペレーションシステム側のジョブから受付けるアクセス方法受付ステップと、前記アクセス方法受付ステップが、前記アクセス方法として前記ＤＭＡを受付けた場合に前記第１のメモリアドレス空間における前記ファイルのアドレスを出力し、前記アクセス方法として前記ＣＰＵアクセスを受付けた場合に前記ファイルが存在する前記バンクの前記バンク番号と、前記ファイルが存在する前記バンクの先頭アドレスからの相対位置を表すアドレスとを前記ジョブへ出力するアドレス出力ステップと、を備えたことを特徴とする。従って、請求項１記載の発明に加えて、バンクの切替えによりＣＰＵによってファイルへのアクセスが可能なシステムへの適用も可能となり、汎用性を向上させることができる。
【００１０】
請求項３記載の発明は、記憶手段に割り当てられたアドレス空間である第１のメモリアドレス空間のアドレスを指定して前記記憶手段にアクセスするダイレクトメモリアクセス（ＤＭＡ）、または、前記第１のメモリアドレス空間を分割した領域である複数のバンクを一意に識別するバンク番号と前記バンクの先頭アドレスからの相対位置を表すアドレスとに基づいて算出したアドレスであって、前記第１のメモリアドレス空間より小さいアドレス空間である第２のメモリアドレス空間のアドレスを指定してＣＰＵを用いて前記記憶手段にアクセスするＣＰＵアクセスにより情報を読み出す前記記憶手段に記憶されたファイルを管理するファイル管理方法において、前記ＤＭＡまたは前記ＣＰＵアクセスのいずれにより前記記憶手段に記憶されたファイルにアクセスするかを示すアクセス方法をオペレーションシステム側のジョブから受付けるアクセス方法受付ステップと、前記アクセス方法受付ステップが、前記アクセス方法として前記ＤＭＡを受付けた場合に前記第１のメモリアドレス空間における前記ファイルのアドレスを出力し、前記アクセス方法として前記ＣＰＵアクセスを受付けた場合に前記ファイルが存在する前記バンクの前記バンク番号と前記ファイルが存在する前記バンクの先頭アドレスからの相対位置を表すアドレスとに基づいて前記第２のメモリアドレス空間における前記ファイルのアドレスを算出し、算出したアドレスを前記ジョブへ出力するアドレス出力ステップと、を備えたことを特徴とする。従って、請求項２記載の発明に加えて、ファイル管理システムを利用するジョブ側が一切バンクを意識する必要がないので、一層、汎用性を向上させることができる。
【００１１】
請求項４記載の発明は、記憶手段に割り当てられたアドレス空間である第１のメモリアドレス空間のアドレスを指定して前記記憶手段にアクセスするダイレクトメモリアクセス（ＤＭＡ）、または、前記第１のメモリアドレス空間と異なるアドレス空間である第２のメモリアドレス空間のアドレスを指定してＣＰＵを用いて前記記憶手段にアクセスするＣＰＵアクセスにより情報を読み出す前記記憶手段に記憶されたファイルを管理するファイル管理方法において、前記ＤＭＡまたは前記ＣＰＵアクセスのいずれにより前記記憶手段に記憶されたファイルにアクセスするかを示すアクセス方法をオペレーションシステム側のジョブから受付けるアクセス方法受付ステップと、前記アクセス方法受付ステップが、前記アクセス方法として前記ＤＭＡを受付けた場合に前記第１のメモリアドレス空間における前記ファイルのアドレスを出力し、前記アクセス方法として前記ＣＰＵアクセスを受付けた場合に前記第２のメモリアドレス空間に含まれる領域であって前記記憶手段に記憶するファイルを一時的に記憶する領域のアドレスを前記ジョブへ出力するアドレス出力ステップと、前記記憶手段からファイルを読み出す場合には前記アドレス出力ステップが出力したアドレスに対して前記記憶手段から読み出すファイルを転送し、前記記憶手段にファイルを書込む場合には前記アドレス出力ステップが出力したアドレスに対して前記ジョブにより書込まれたファイルを前記記憶手段に転送するファイル転送ステップと、を備えたことを特徴とする。従って、オペレーションシステムにファイルシステムが依存せずにバンクを切替えてＣＰＵによってアクセスできるので、前述した請求項記載の発明の場合よりも、より一層汎用性を持たせることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態を図１ないし図５に基づいて説明する。本実施の形態は、例えばファクシミリ装置のファイルシステムに適用されている。図１は外部バス２４ビットのＣＰＵのアドレス空間を示しており、０ｘ００００００〜０ｘＦＦＦＦＦＦなるアドレス空間内にコモン領域やバンク領域が割当てられている。ＲＡＭはアドレス０ｘ８０００００〜なるコモン領域に割当てられ、ファイル管理システムの管理情報はコモン領域に割当てられ、画データはアドレス０ｘＣ０００００〜０ｘＦＦＦＦＦＦなるバンク領域に割当てられている。バンクとしては、バンク番号０〜ＮなるＮ＋１個のバンクが用意されている。また、内部レジスタは３２ビットを持つものとする。
【００１３】
図２は、ＤＭＡのアドレス空間を示しており、ＣＰＵのアドレス空間におけるアドレス０ｘ８０００００（ＲＡＭ用のコモン領域の先頭アドレス）に相当するアドレス０ｘ００００００からアドレス０ｘＦＦＦＦＦＦまでの空間が割当てられている。このＤＭＡのアドレス空間には、コモン領域、バンク０、バンク１、…、バンクＮに各々相当する領域が割当てられている。
【００１４】
次に、ファイルシステム全体の管理について図３の模式的ブロック図を参照して説明する。ファイルシステム全体を管理する管理部Ｓと、各々のファイルを管理するファイル管理部Ｄと、ファイル中の各ページを管理するページ管理部Ｐと、ページ中の画データを管理するデータ管理部Ｔとに分かれている。管理部Ｓは、未使用ファイルへのリンク、使用中ファイルへのリンク、未使用ページへのリンク、未使用ブロックへのリンク、残ファイル数カウンタ、残ページ数カウンタ、残ブロック数カウンタ、等を備え、ファイル管理部Ｄはファイル１〜ファイルｎなるｎ個のファイル、ページ管理部Ｐはページ１〜ページｎなるｎ個のページ、ブロック管理部Ｔはブロック１〜ブロックｎなるｎ個のブロックを備えている。ここに、これらの管理部Ｓ，Ｄ，Ｐ，ＴはＳ→Ｄ→Ｐ→Ｔの順に階層構造化されている。
【００１５】
図４に作成されたファイル管理例を示す。例えば、使用中ファイルへのリンク←→ファイル１←→ページ１←→ブロック１←→…←→ブロックｉのルートでファイル管理される。管理部はコモン領域に置かれ、画データはバンク領域に置かれる。また、画データが存在するバンク領域は適当なブロックに分割され、ブロック管理部Ｔが使用状況とアドレスとの管理を行なう。
【００１６】
このような前提の下、請求項１記載の発明に相当する本実施の形態によるファイル管理方法について図５を参照して説明する。即ち、バンク領域に置かれる画データへのアクセスが、ファイル単位若しくはページ単位によってＣＰＵによるものか、ＤＭＡによるものかが切替わる場合であり、ここでは、ファイル単位の例で説明する。まず、ファイルオープン要求時にＣＰＵ／ＤＭＡの何れのモードによるアクセスであるかのモード指定を伴い、オペレーションシステム側のジョブがファイル管理システムに通知する。これを受けて、ファイル管理システム側ではアクセス用テンポラリファイルを作成し、指定されたモードをそこに記憶する。ページ単位の場合にはページオープン要求時にこのような処理が行なわれる。
【００１７】
ファイル管理システム側からのＯＫ通知を受けて、実際に画データの入出力を行なう際には（ジョブ側から先頭ブロックリード／ライト要求があったとき）、ファイル管理システムにおいてはブロック管理部Ｔがテンポラリファイルを参照することで指定されたモードを判定し、ＤＭＡモードが指定されていた場合には画情報ブロックをＤＭＡアドレスで算出し、ＣＰＵモードが指定されていた場合には画情報ブロックをＣＰＵアドレスで算出する。そして、算出したアドレスをアクセス可能なアドレスとしてジョブ側に通知することで、指定されたモードでのアクセスを可能とし実際に画情報のリード／ライトを行ない、その後、同様に、次ブロック以降のリード要求等を受け付ける。
【００１８】
これにより、例えば図１及び図２に示したアドレス空間例において、ＣＰＵバスのアドレス０ｘＣ０００００に位置する画情報のブロックへのアクセスの場合であれば、ＣＰＵモードの場合にはアドレス０ｘＣ０００００となり、ＤＭＡモードの場合にはアドレス０ｘ４０００００となり、何れのモードでもアクセス可能である。
【００１９】
よって、本実施の形態によれば、ＤＭＡ／ＣＰＵの２つのモードでファイルへのアクセスが可能となり、システム全体に依存しない汎用性を持たせることができる。
【００２０】
本発明の第二の実施の形態を図６に基づいて説明する。実際のメモリ空間がＣＰＵのアドレス空間内に収まる第一の実施の形態の場合と異なり、本実施の形態は、ＣＰＵのアドレス空間に対して実際のメモリ空間が大きくてバンクの切替えによりこのメモリへの入出力を行い、オペレーションシステムが各ジョブの現在アクセス中のバンク番号を管理することで多重動作（印刷、読取り、通信等）が可能なファイルシステムに適用されている。
【００２１】
即ち、本実施の形態では、ＣＰＵのアドレス空間を変えた場合は、そのアドレスの算出方法をＣＰＵのアドレス空間を超えてリニアに存在するものと仮定し、１つのパラメータでバンク番号とバンクのベースアドレスからのオフセットを表現させることで、ファイル管理システムにおけるブロック管理部Ｔによるモード判定に基づきＣＰＵによるアクセス時であれば定められたルールのアドレス表現でジョブに然るべきアドレスを通知させる。１つのパラメータに収まらない場合には、２つのパラメータを用いてもよい。何れにしても、これらのバンク番号とバンクのベースアドレスからのオフセットとの組合せにより表現されるアドレスを“論理アドレス”という。例えば、メモリサイズに応じて、３２ビットで表現できる場合は、上位８ビットをバンク番号とし、残りの２４ビットをオフセットとすれば、１つのパラメータで済む。３２ビットで表現できなければ、２つのパラメータによる表現とすればよい。このようなアドレス通知を受けたジョブは、パラメータを判断してバンク番号を切替えることにより、ＣＰＵによるアクセスが可能となる。
【００２２】
例えば、図１に示したＣＰＵの空間アドレスの論理アドレスを３２ビットで表現できる場合は、
バンクサイズ；０ｘ４００００バイト
コモン領域；０ｘ００００００００〜０ｘ００ＢＦＦＦＦＦ
バンク０；０ｘ００Ｃ０００００〜０ｘ００ＦＦＦＦＦＦ
バンク１；０ｘ０１００００００〜０ｘ０１０３ＦＦＦＦ
バンク２；０ｘ０１０４００００〜０ｘ０１０７ＦＦＦＦ
…
のようになる。
【００２３】
このような前提の下、請求項２記載の発明に相当する本実施の形態によるファイル管理方法について図６を参照して説明する。まず、ファイルオープン要求時にＣＰＵ／ＤＭＡの何れのモードによるアクセスであるかのモード指定を伴い、オペレーションシステム側のジョブがファイル管理システムに通知する。これを受けて、ファイル管理システム側ではアクセス用テンポラリファイルを作成し、指定されたモードをそこに記憶する。ページ単位の場合にはページオープン要求時にこのような処理が行なわれる。
【００２４】
ファイル管理システム側からのＯＫ通知を受けて、実際に画データの入出力を行なう際には（ジョブ側から先頭ブロックリード／ライト要求があったとき）、ファイル管理システムにおいてはブロック管理部Ｔがテンポラリファイルを参照することで指定されたモードを判定し、ＤＭＡモードが指定されていた場合には画情報ブロックをＤＭＡアドレスで算出し、ＣＰＵモードが指定されていた場合には画情報ブロックを論理アドレスで算出する。そして、算出したアドレスをアクセス可能なアドレスとしてジョブ側に通知することで、指定されたモードでのアクセスを可能とし実際に画情報のリード／ライトを行ない、その後、同様に、次ブロック以降のリード要求等を受け付ける。従って、ＣＰＵモードの場合であれば、ジョブ側では論理アドレスによるアドレス通知を受けることにより、論理アドレスからバンク番号とＣＰＵにおけるアドレス空間上でのアドレスの算出とを行ない、バンクの切替えを行なう。この場合、ジョブ側が算出するアドレスは、常に、０ｘＣ０００００〜０ｘＦＦＦＦＦなるバンク領域の値をとる。
【００２５】
従って、本実施の形態によれば、第一の実施の形態の効果に加えて、バンクの切替えによりＣＰＵによってファイルへのアクセスが可能なシステムへの適用も可能となり、汎用性が増す。
【００２６】
本発明の第三の実施の形態を図７に基づいて説明する。本実施の形態も、第二の実施の形態と同様に、実際のメモリ空間がＣＰＵのアドレス空間内に収まる第一の実施の形態の場合と異なり、ＣＰＵのアドレス空間に対して実際のメモリ空間が大きくてバンクの切替えによりこのメモリへの入出力を行い、オペレーションシステムが各ジョブの現在アクセス中のバンク番号を管理することで多重動作（印刷、読取り、通信等）が可能なファイルシステムに適用されている。
【００２７】
ここに、第二の実施の形態による場合、ある固定化されたシステムでしかファイルシステムを実現できないのに対して、本実施の形態では、ジョブ側が一切バンクを意識せずにＣＰＵによりメモリにアクセス可能として、汎用性を広げたものである。この場合、システムに依存するのがファイル管理部Ｓとオペレーティングシステムであるので、この部分だけをチューニングすればよいといえる。このため、本実施の形態では、ファイル管理システムがバンク設定することによりＣＰＵモードに対処可能とし、ジョブ側がバンクを意識せずにＣＰＵによりメモリにアクセス可能としたものである。
【００２８】
このような前提の下、請求項３記載の発明に相当する本実施の形態によるファイル管理方法について図７を参照して説明する。まず、ファイルオープン要求時にＣＰＵ／ＤＭＡの何れのモードによるアクセスであるかのモード指定を伴い、オペレーションシステム側のジョブがファイル管理システムに通知する。ここでは、ＣＰＵモードによるアクセス指定があったものとする。これを受けて、ファイル管理システム側ではアクセス用テンポラリファイルを作成し、指定されたモード、即ち、ＣＰＵモードをそこに記憶する。ページ単位の場合にはページオープン要求時にこのような処理が行なわれる。
【００２９】
ファイル管理システム側からのＯＫ通知を受けて、実際に画データの入出力を行なう際には（ジョブ側から先頭ブロックリード／ライト要求があったとき）、ファイル管理システムにおいてはブロック管理部Ｔがテンポラリファイルを参照することで指定されたモードを判定する。ＣＰＵモードが指定されていた場合にはそのバンク番号とオフセットの値はブロック管理部Ｔだけが認識し、このブロック管理部Ｔがバンクを切替えた後、オフセット値のみを加味したＣＰＵによるジョブアクセス用アドレスを算出する。この処理が、バンク設定に相当する。そして、算出したジョブアクセス用のアドレスをアクセス可能なアドレスとしてジョブ側に通知することで、ＣＰＵモードでのアクセスを可能とし実際に画情報のリード／ライトを行ない、その後、同様に、次ブロック以降のリード要求等を受け付ける。ＤＭＡモードが指定された場合には第二の実施の形態の場合と同様に処理される。
【００３０】
従って、本実施の形態によれば、第二の実施の形態の効果に加えて、ファイル管理システムを利用するジョブ側が一切バンクを意識する必要がないので、一層、汎用性が増す。
【００３１】
本発明の第四の実施の形態を図８及び図９に基づいて説明する。本実施の形態も、第二、三の実施の形態と同様に、ＣＰＵのアドレス空間に対して実際のメモリ空間が大きくてバンクの切替えによりこのメモリへの入出力を行うことで多重動作（印刷、読取り、通信等）が可能なファイルシステムに適用されるが、バンクを管理できるオペレーションシステムを利用できない場合への適用例である。このため、1ブロック単位に相当するバッファをコモン領域中に多重動作分用意することを前提とする。そこで、例えばファイルオープン時に複数のバッファの内、どれを取得したかをテンポラリファイルに保持し、ＤＭＡ転送によってバッファから画情報ブロックへ、又は、画情報ブロックからバッファへ転送する。そして、実際の画情報の入出力を行なう場合、ブロック管理部Ｔは指定されたモードを判定し、ＣＰＵモードが指定されていた場合には、リード時にあっては、ＤＭＡ転送により画情報ブロックからバッファへ転送した後、そのバッファのアドレスをジョブ側に通知する。そこで、ジョブ側はバッファに転送された画情報をリードする。一方、ライト時には、まず、バッファのアドレスをジョブ側に通知した後、ジョブ側ではそのバッファに対して画情報を書込む。そして、ジョブ側から書込終了の通知を受けた時点で、ＤＭＡ転送にて画情報ブロックに転送する。
【００３２】
このような前提の下、請求項４記載の発明に相当する本実施の形態によるファイル管理方法について図８及び図９を参照して説明する。図８は、リード時の管理方法を示している。まず、ファイルオープン要求時にＣＰＵ／ＤＭＡの何れのモードによるアクセスであるかのモード指定を伴い、オペレーションシステム側のジョブがファイル管理システムに通知する。ここでは、ＣＰＵモードによるアクセス指定があったものとする。これを受けて、ファイル管理システム側ではアクセス用テンポラリファイルを作成し、指定されたモード、即ち、ＣＰＵモードをそこに記憶する。同時に、コモン領域中からバッファを取得し、アドレスを保存する。ページ単位の場合にはページオープン要求時にこのような処理が行なわれる。
【００３３】
ファイル管理システム側からのＯＫ通知を受けて、実際に画データの入力を行なう際には（ジョブ側から先頭ブロックリード要求があったとき）、ファイル管理システムにおいては画情報ブロックのアドレスの計算処理を行なう。即ち、ブロック管理部Ｔがテンポラリファイルを参照することで指定されたモードを判定し、本例のように、ＣＰＵモードが指定されていた場合には、ＤＭＡ転送により画情報ブロックからバッファに転送し、ＤＭＡ転送終了待ち状態となる。ＤＭＡ転送終了後、そのバッファのアドレスをＣＰＵアドレスとしてジョブ側に通知する。そこで、ジョブ側はバッファに転送された画情報をリードする。その後、同様に、次ブロック以降のリード要求等を受け付ける。ＤＭＡモードが指定された場合には第二の実施の形態の場合と同様に処理される。
【００３４】
図９は、ライト時の管理方法を示している。まず、ファイルオープン要求時にＣＰＵ／ＤＭＡの何れのモードによるアクセスであるかのモード指定を伴い、オペレーションシステム側のジョブがファイル管理システムに通知する。ここでは、ＣＰＵモードによるアクセス指定があったものとする。これを受けて、ファイル管理システム側ではアクセス用テンポラリファイルを作成し、指定されたモード、即ち、ＣＰＵモードをそこに記憶する。同時に、コモン領域中からバッファを取得し、アドレスを保存する。ページ単位の場合にはページオープン要求時にこのような処理が行なわれる。
【００３５】
ファイル管理システム側からのＯＫ通知を受けて、実際に画データの出力を行なう際には（ジョブ側から先頭ブロックライト要求があったとき）、ファイル管理システムにおいては画情報ブロック計算処理を行なう。即ち、ＤＭＡアドレスをテンポラリファイルに保存した後、まず、バッファのアドレスをＣＰＵアドレスとしてジョブ側に通知する。そこで、ジョブ側ではそのバッファに対して画情報を書込む。そして、ジョブ側から先頭ブロックに対する書込終了の通知を受けた時点で、テンポラリファイルを参照の上、バッファからＤＭＡ転送にて画情報ブロックに転送し、ＤＭＡ転送終了待ち状態となる。このとき、バッファのアドレスをＤＭＡアドレスに換算することにより、その後のＤＭＡアクセスを可能とする。そして、ジョブ側にＯＫ通知を出すことにより、同様に、次ブロック以降のライト要求等を受け付ける。ＤＭＡモードが指定された場合には第二の実施の形態の場合と同様に処理される。
【００３６】
従って、本実施の形態によれば、オペレーションシステムにファイルシステムが依存せずにバンクを切替えてＣＰＵによってアクセスできるので、前述した実施の形態の場合よりも、より一層汎用性を持たせることができる。
【００３７】
【発明の効果】
請求項１記載の発明によれば、ＤＭＡ／ＣＰＵの２つのモードでファイルへのアクセスが可能となり、システム全体に依存しない汎用性を持たせることができる。
【００３８】
請求項２記載の発明によれば、請求項１記載の発明の効果に加えて、バンクの切替えによりＣＰＵによってファイルへのアクセスが可能なシステムへの適用も可能となり、汎用性を向上させることができる。
【００３９】
請求項３記載の発明によれば、請求項２記載の発明の効果に加えて、ファイル管理システムを利用するジョブ側が一切バンクを意識する必要がないので、一層、汎用性を向上させることができる。
【００４０】
請求項４記載の発明によれば、オペレーションシステムにファイルシステムが依存せずにバンクを切替えてＣＰＵによってアクセスできるので、前述した請求項記載の発明の場合よりも、より一層汎用性を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第一の実施の形態を示すＣＰＵのアドレス空間の説明図である。
【図２】ＤＭＡのアドレス空間を示す説明図である。
【図３】ファイルシステム全体管理構成を示す説明図である。
【図４】作成されたファイル管理例を示す説明図である。
【図５】ファイル管理処理例を示すシーケンス図である。
【図６】本発明の第二の実施の形態によるファイル管理処理例を示すシーケンス図である。
【図７】本発明の第三の実施の形態によるファイル管理処理例を示すシーケンス図である。
【図８】本発明の第四の実施の形態によるリード時のファイル管理処理例を示すシーケンス図である。
【図９】本発明の第四の実施の形態によるライト時のファイル管理処理例を示すシーケンス図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a file management method in a file system applied to a facsimile machine or the like.
[0002]
[Prior art]
In recent years, as price competition has intensified, file systems equipped with low-priced / low-function CPUs (Central Processor Units), such as facsimile machines, can be equipped with large-capacity memories due to lower prices. Is expected.
[0003]
As a result, there are cases where the actual memory space is larger than the CPU address space and cannot be accessed directly. It is known that the memory can be accessed by performing input / output by bank switching. Yes.
[0004]
For various I / Os, a dedicated DMA (Direct Memory Access) is operated to increase the processing speed and reduce the load on the CPU.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Here, it is sufficient that the memory can be occupied by only one job (task). For example, in a facsimile apparatus, access to another file such as reading from a scanner to create another file during communication or printing. Often occur. A file management system corresponding to the operation of software in such a multitask operation environment has been constructed. Since it is a multitasking environment, each job accesses the appropriate address by switching the bank.For example, when the job is switched to a job with a higher priority and then the execution right returns to itself, the job itself changes the bank. It cannot be restored. In this case, the actual image data may be accessed by the CPU or DMA, but basically depends on the entire system and cannot be accessed by the CPU and DMA. Lack.
[0006]
In other words, in the past, when managing files on the RAM, the actual memory space does not exceed the CPU address space, and there is a combined method of DMA access and CPU access itself, but file management. The system always inputs / outputs the CPU address, judges the DMA access by the job on the side of the file management system, converts the address, and the CPU access does not include the bank. It was something that did not need to be specially considered. For this reason, the file management when the address space of the CPU is exceeded as described above is not particularly considered.
[0007]
Therefore, an object of the present invention is to provide a file management method in a file system having versatility that allows file access by a CPU or DMA without depending on the system.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 Direct memory access (DMA) for specifying the address of the first memory address space, which is an address space allocated to the storage means, to access the storage means, or an address space different from the first memory address space In the file management method for managing a file stored in the storage means for reading information by CPU access that designates an address in a second memory address space and accesses the storage means using a CPU, the DMA or the CPU access An access method reception step of receiving from the job on the operation system side an access method indicating which of the files stored in the storage means is accessed, and the access method reception step receives the DMA as the access method Before An address output step of outputting an address of the file in the first memory address space and outputting the address of the file in the second memory address space to the job when the CPU access is accepted as the access method; It is characterized by having . Accordingly, the file can be accessed in two modes of DMA / CPU, and versatility independent of the entire system can be provided.
[0009]
The invention according to claim 2 Direct memory access (DMA) for accessing the storage means by designating an address of the first memory address space, which is an address space allocated to the storage means, or an area obtained by dividing the first memory address space A second address which is an address calculated based on a bank number for uniquely identifying a plurality of banks and an address representing a relative position from the leading address of the bank, and is an address space smaller than the first memory address space. In a file management method for managing a file stored in the storage means for reading out information by CPU access by designating an address in a memory address space and accessing the storage means using a CPU, by either the DMA or the CPU access Access files stored in the storage means An access method reception step for receiving an access method indicating whether or not from an operation system side job, and the access method reception step when the access method reception step accepts the DMA as the access method, the address of the file in the first memory address space When the CPU access is accepted as the access method, the bank number of the bank in which the file exists and an address indicating a relative position from the start address of the bank in which the file exists are displayed in the job. And an address output step of outputting to . Therefore, in addition to the first aspect of the present invention, application to a system in which a file can be accessed by a CPU by switching banks is also possible, and versatility can be improved.
[0010]
The invention described in claim 3 Direct memory access (DMA) for accessing the storage means by designating an address of the first memory address space, which is an address space allocated to the storage means, or an area obtained by dividing the first memory address space A second address which is an address calculated based on a bank number for uniquely identifying a plurality of banks and an address representing a relative position from the leading address of the bank, and is an address space smaller than the first memory address space. In a file management method for managing a file stored in the storage means for reading out information by CPU access by designating an address in a memory address space and accessing the storage means using a CPU, by either the DMA or the CPU access Access files stored in the storage means An access method reception step for receiving an access method indicating whether or not from an operation system side job, and the access method reception step when the access method reception step accepts the DMA as the access method, the address of the file in the first memory address space And when the CPU access is accepted as the access method, based on the bank number of the bank where the file exists and an address representing a relative position from the start address of the bank where the file exists An address output step of calculating an address of the file in a second memory address space and outputting the calculated address to the job. . Therefore, in addition to the invention described in claim 2, since the job side using the file management system does not need to be aware of the bank at all, the versatility can be further improved.
[0011]
The invention according to claim 4 Direct memory access (DMA) for specifying the address of the first memory address space, which is an address space allocated to the storage means, to access the storage means, or an address space different from the first memory address space In the file management method for managing a file stored in the storage means for reading information by CPU access that designates an address in a second memory address space and accesses the storage means using a CPU, the DMA or the CPU access An access method reception step of receiving from the job on the operation system side an access method indicating which of the files stored in the storage means is accessed, and the access method reception step receives the DMA as the access method Before The address of the file in the first memory address space is output, and when the CPU access is accepted as the access method, the file stored in the storage means that is an area included in the second memory address space is temporarily stored An address output step for outputting the address of the area to be stored to the job, and when reading the file from the storage means, the file read from the storage means is transferred to the address output by the address output step, and And a file transfer step of transferring a file written by the job to the address output by the address output step when the file is written to the storage means. . Accordingly, the bank can be switched and accessed by the CPU without the file system depending on the operation system, so that it can be made more versatile than the case of the invention described in the claims.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. This embodiment is applied to a file system of a facsimile machine, for example. FIG. 1 shows an address space of a 24-bit CPU of an external bus, and a common area and a bank area are allocated in an address space of 0x000000 to 0xFFFFFF. The RAM is assigned to a common area having an address of 0x800000, the management information of the file management system is assigned to a common area, and the image data is assigned to a bank area having an address of 0xC00000 to 0xFFFFFF. As banks, N + 1 banks with bank numbers 0 to N are prepared. The internal register has 32 bits.
[0013]
FIG. 2 shows a DMA address space, and a space from an address 0x000000 to an address 0xFFFFFF corresponding to an address 0x800000 (a leading address of a common area for RAM) in the CPU address space is allocated. In this DMA address space, areas corresponding to the common area, bank 0, bank 1,.
[0014]
Next, management of the entire file system will be described with reference to the schematic block diagram of FIG. A management unit S that manages the entire file system, a file management unit D that manages each file, a page management unit P that manages each page in the file, and a data management unit T that manages image data in the page It is divided into. The management unit S includes a link to an unused file, a link to a file in use, a link to an unused page, a link to an unused block, a remaining file number counter, a remaining page number counter, a remaining block number counter, etc. The file management unit D includes n files of file 1 to file n, the page management unit P includes n pages of page 1 to page n, and the block management unit T includes n blocks of block 1 to block n. I have. Here, these management units S, D, P, and T have a hierarchical structure in the order of S → D → P → T.
[0015]
FIG. 4 shows an example of file management created. For example, the file is managed in the link of the file in use ← → file 1 ← → page 1 ← → block 1 ← →. The management unit is placed in the common area, and the image data is placed in the bank area. Further, the bank area where the image data exists is divided into appropriate blocks, and the block management unit T manages the usage status and the address.
[0016]
Under such a premise, a file management method according to the present embodiment corresponding to the invention described in claim 1 will be described with reference to FIG. That is, this is a case where the access to the image data placed in the bank area is switched by the CPU or DMA depending on the file unit or page unit. Here, an example of the file unit will be described. First, a job on the operation system side notifies the file management system with a mode designation as to which mode of CPU / DMA is used when a file open request is made. In response to this, the file management system creates an access temporary file and stores the designated mode there. In the case of page units, such processing is performed when a page open request is made.
[0017]
When an image data is actually input / output in response to an OK notification from the file management system side (when a head block read / write request is received from the job side), the block management unit T in the file management system The designated mode is determined by referring to the temporary file. When the DMA mode is designated, the image information block is calculated by the DMA address. When the CPU mode is designated, the image information block is determined by the CPU. Calculate by address. Then, the calculated address is notified to the job side as an accessible address so that access in the designated mode is possible, and the image information is actually read / written. Accept requests.
[0018]
Thus, for example, in the example of the address space shown in FIGS. 1 and 2, in the case of access to the block of image information located at the address 0xC00000 of the CPU bus, the address becomes 0xC00000 in the case of the CPU mode. In this case, the address is 0x400000, and access is possible in any mode.
[0019]
Therefore, according to the present embodiment, the file can be accessed in two modes of DMA / CPU, and versatility independent of the entire system can be provided.
[0020]
A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. Unlike the first embodiment in which the actual memory space is within the CPU address space, this embodiment has a larger actual memory space than the CPU address space, and this memory can be transferred to the memory by switching the bank. This is applied to a file system capable of multiple operations (printing, reading, communication, etc.) by managing the bank number of each job currently accessed by the operation system.
[0021]
That is, in this embodiment, when the CPU address space is changed, it is assumed that the address calculation method exists linearly beyond the CPU address space, and the bank number and bank base are set with one parameter. By expressing the offset from the address, the job is notified of the appropriate address by the address expression of the rule determined when the access is performed by the CPU based on the mode determination by the block management unit T in the file management system. If it does not fit in one parameter, two parameters may be used. In any case, an address expressed by a combination of these bank numbers and an offset from the base address of the bank is called a “logical address”. For example, if it can be expressed in 32 bits according to the memory size, one parameter is sufficient if the upper 8 bits are used as the bank number and the remaining 24 bits are used as the offset. If it cannot be expressed in 32 bits, it may be expressed by two parameters. A job that has received such an address notification can be accessed by the CPU by determining the parameters and switching the bank number.
[0022]
For example, if the logical address of the CPU space address shown in FIG.
Bank size: 0x40000 bytes
Common area: 0x00000000-0x00BFFFFF
Bank 0; 0x00C00000-0x00FFFFFF
Bank 1: 0x01000000-0x0103FFFF
Bank 2; 0x0104000 to 0x0107FFFF
...
become that way.
[0023]
Under such a premise, a file management method according to the present embodiment corresponding to the invention described in claim 2 will be described with reference to FIG. First, a job on the operation system side notifies the file management system with a mode designation as to which mode of CPU / DMA is used when a file open request is made. In response to this, the file management system creates an access temporary file and stores the designated mode there. In the case of page units, such processing is performed when a page open request is made.
[0024]
When an image data is actually input / output in response to an OK notification from the file management system side (when a head block read / write request is received from the job side), the block management unit T in the file management system The designated mode is determined by referring to the temporary file. When the DMA mode is designated, the image information block is calculated by the DMA address. When the CPU mode is designated, the image information block is logically calculated. Calculate by address. Then, the calculated address is notified to the job side as an accessible address so that access in the designated mode is possible, and the image information is actually read / written. Accept requests. Therefore, in the case of the CPU mode, the job side receives an address notification by a logical address, thereby calculating the bank number from the logical address and the address in the address space in the CPU, and switching the bank. In this case, the address calculated by the job always takes the value of the bank area of 0xC00000 to 0xFFFFF.
[0025]
Therefore, according to the present embodiment, in addition to the effects of the first embodiment, the present invention can be applied to a system in which a CPU can access a file by switching banks, and versatility is increased.
[0026]
A third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. Unlike the first embodiment in which the actual memory space fits in the CPU address space, the present embodiment also differs from the CPU address space in the actual memory space, as in the second embodiment. This is applied to a file system that can perform multiple operations (printing, reading, communication, etc.) by performing input / output to this memory by switching banks and managing the bank number currently accessed for each job by the operation system. Has been.
[0027]
Here, according to the second embodiment, the file system can be realized only by a fixed system, but in this embodiment, the job side accesses the memory by the CPU without being aware of the bank at all. It expands versatility as possible. In this case, since the file management unit S and the operating system depend on the system, it can be said that only this part needs to be tuned. For this reason, in the present embodiment, the CPU mode can be dealt with by setting the bank in the file management system, and the memory can be accessed by the CPU without the bank being aware of the bank.
[0028]
Under such a premise, a file management method according to this embodiment corresponding to the invention described in claim 3 will be described with reference to FIG. First, a job on the operation system side notifies the file management system with a mode designation as to which mode of CPU / DMA is used when a file open request is made. Here, it is assumed that there is an access designation in the CPU mode. In response, the file management system creates an access temporary file and stores the designated mode, that is, the CPU mode. In the case of page units, such processing is performed when a page open request is made.
[0029]
When an image data is actually input / output in response to an OK notification from the file management system side (when a head block read / write request is received from the job side), the block management unit T in the file management system The specified mode is determined by referring to the temporary file. When the CPU mode is specified, the bank number and the offset value are recognized only by the block management unit T, and after this block management unit T switches the bank, the job access by the CPU taking into account only the offset value Calculate the address. This process corresponds to bank setting. Then, the calculated job access address is notified to the job side as an accessible address so that the CPU mode can be accessed and the image information is actually read / written. The lead request is received. When the DMA mode is designated, processing is performed in the same manner as in the second embodiment.
[0030]
Therefore, according to the present embodiment, in addition to the effects of the second embodiment, the job side using the file management system does not need to be aware of the bank at all, and therefore versatility is further increased.
[0031]
A fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In this embodiment, as in the second and third embodiments, the actual memory space is larger than the CPU address space, and multiple operations (printing) are performed by performing input / output to this memory by switching banks. This is an application example when an operation system that can manage a bank cannot be used. For this reason, it is assumed that buffers corresponding to one block unit are prepared for multiple operations in the common area. Therefore, for example, which of the plurality of buffers is acquired when the file is opened is stored in a temporary file, and transferred from the buffer to the image information block or from the image information block to the buffer by DMA transfer. When the actual image information is input / output, the block management unit T determines the designated mode. When the CPU mode is designated, the DMA mode transfers from the image information block at the time of reading. After the data is transferred to the buffer, the address of the buffer is notified to the job side. Therefore, the job side reads the image information transferred to the buffer. On the other hand, at the time of writing, first the buffer address is notified to the job side, and then the image information is written to the buffer on the job side. When the writing end notification is received from the job side, it is transferred to the image information block by DMA transfer.
[0032]
Under such a premise, a file management method according to this embodiment corresponding to the invention described in claim 4 will be described with reference to FIGS. FIG. 8 shows a management method at the time of reading. First, a job on the operation system side notifies the file management system with a mode designation as to which mode of CPU / DMA is used when a file open request is made. Here, it is assumed that there is an access designation in the CPU mode. In response, the file management system creates an access temporary file and stores the designated mode, that is, the CPU mode. At the same time, a buffer is acquired from the common area and the address is saved. In the case of page units, such processing is performed when a page open request is made.
[0033]
When the image data is actually input after receiving an OK notification from the file management system (when the head block read request is received from the job side), the file management system calculates the address of the image information block. To do. That is, the block management unit T determines the mode specified by referring to the temporary file, and when the CPU mode is specified as in this example, the image is transferred from the image information block to the buffer by DMA transfer. Then, the DMA transfer completion waiting state is entered. After the DMA transfer is completed, the buffer address is notified to the job side as the CPU address. Therefore, the job side reads the image information transferred to the buffer. Thereafter, similarly, a read request or the like after the next block is accepted. When the DMA mode is designated, processing is performed in the same manner as in the second embodiment.
[0034]
FIG. 9 shows a management method at the time of writing. First, a job on the operation system side notifies the file management system with a mode designation as to which mode of CPU / DMA is used when a file open request is made. Here, it is assumed that there is an access designation in the CPU mode. In response, the file management system creates an access temporary file and stores the designated mode, that is, the CPU mode. At the same time, a buffer is acquired from the common area and the address is saved. In the case of page units, such processing is performed when a page open request is made.
[0035]
In response to the OK notification from the file management system, when image data is actually output (when the head block write request is received from the job side), the file management system performs image information block calculation processing. That is, after the DMA address is stored in the temporary file, first, the job side is notified of the buffer address as the CPU address. Therefore, the image information is written in the buffer on the job side. When the job side receives a notice of the end of writing to the first block, the temporary file is referred to, transferred from the buffer to the image information block by DMA transfer, and enters a DMA transfer end waiting state. At this time, by converting the buffer address into a DMA address, the subsequent DMA access is made possible. Then, by issuing an OK notification to the job side, similarly, a write request or the like after the next block is accepted. When the DMA mode is designated, processing is performed in the same manner as in the second embodiment.
[0036]
Therefore, according to the present embodiment, the bank can be switched and accessed by the CPU without the file system depending on the operation system, so that it can be made more versatile than in the above-described embodiment. .
[0037]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the file can be accessed in the two modes of DMA / CPU, and versatility independent of the entire system can be provided.
[0038]
According to the invention described in claim 2, in addition to the effect of the invention described in claim 1, it is also possible to apply to a system in which a file can be accessed by a CPU by switching banks, thereby improving versatility. it can.
[0039]
According to the invention described in claim 3, in addition to the effect of the invention described in claim 2, since the job side using the file management system does not need to be aware of the bank at all, the versatility can be further improved. .
[0040]
According to the invention described in claim 4, since the file system is not dependent on the operation system and the bank can be switched and accessed by the CPU, it can be made more versatile than the case of the invention described in the above-mentioned claim. Can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a CPU address space showing a first embodiment of the present invention;
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a DMA address space;
FIG. 3 is an explanatory diagram showing an overall file system management configuration;
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a created file management example;
FIG. 5 is a sequence diagram illustrating an example of a file management process.
FIG. 6 is a sequence diagram showing an example of file management processing according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a sequence diagram showing an example of file management processing according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a sequence diagram showing an example of file management processing at the time of reading according to the fourth embodiment of the present invention;
FIG. 9 is a sequence diagram showing an example of file management processing at the time of writing according to the fourth embodiment of the present invention;

Claims

記憶手段に割り当てられたアドレス空間である第１のメモリアドレス空間のアドレスを指定して前記記憶手段にアクセスするダイレクトメモリアクセス（ＤＭＡ）、または、前記第１のメモリアドレス空間と異なるアドレス空間である第２のメモリアドレス空間のアドレスを指定してＣＰＵを用いて前記記憶手段にアクセスするＣＰＵアクセスにより情報を読み出す前記記憶手段に記憶されたファイルを管理するファイル管理方法において、Direct memory access (DMA) for specifying the address of the first memory address space, which is an address space allocated to the storage means, to access the storage means, or an address space different from the first memory address space In a file management method for managing a file stored in the storage means for reading information by CPU access that designates an address of a second memory address space and accesses the storage means using a CPU,
前記ＤＭＡまたは前記ＣＰＵアクセスのいずれにより前記記憶手段に記憶されたファイルにアクセスするかを示すアクセス方法をオペレーションシステム側のジョブから受付けるアクセス方法受付ステップと、  An access method accepting step for accepting an access method indicating whether to access the file stored in the storage means by the DMA or the CPU access from a job on the operation system side;
前記アクセス方法受付ステップが、前記アクセス方法として前記ＤＭＡを受付けた場合に前記第１のメモリアドレス空間における前記ファイルのアドレスを出力し、前記アクセス方法として前記ＣＰＵアクセスを受付けた場合に前記第２のメモリアドレス空間における前記ファイルのアドレスを前記ジョブへ出力するアドレス出力ステップと、  The access method accepting step outputs the address of the file in the first memory address space when the DMA is accepted as the access method, and the second address when the CPU access is accepted as the access method. An address output step of outputting the address of the file in a memory address space to the job;
を備えたことを特徴とするファイル管理方法。  A file management method comprising:

記憶手段に割り当てられたアドレス空間である第１のメモリアドレス空間のアドレスを指定して前記記憶手段にアクセスするダイレクトメモリアクセス（ＤＭＡ）、または、前記第１のメモリアドレス空間を分割した領域である複数のバンクを一意に識別するバンク番号と前記バンクの先頭アドレスからの相対位置を表すアドレスとに基づいて算出したアドレスであって、前記第１のメモリアドレス空間より小さいアドレス空間である第２のメモリアドレス空間のアドレスを指定してＣＰＵを用いて前記記憶手段にアクセスするＣＰＵアクセスにより情報を読み出す前記記憶手段に記憶されたファイルを管理するファイル管理方法において、Direct memory access (DMA) for accessing the storage means by designating an address of the first memory address space, which is an address space allocated to the storage means, or an area obtained by dividing the first memory address space A second address which is an address calculated based on a bank number for uniquely identifying a plurality of banks and an address representing a relative position from the leading address of the bank, and is an address space smaller than the first memory address space. In a file management method for managing a file stored in the storage unit that reads information by CPU access that specifies an address in a memory address space and accesses the storage unit using a CPU.
前記ＤＭＡまたは前記ＣＰＵアクセスのいずれにより前記記憶手段に記憶されたファイルにアクセスするかを示すアクセス方法をオペレーションシステム側のジョブから受付けるアクセス方法受付ステップと、  An access method accepting step for accepting an access method indicating whether to access the file stored in the storage means by the DMA or the CPU access from a job on the operation system side;
前記アクセス方法受付ステップが、前記アクセス方法として前記ＤＭＡを受付けた場合に前記第１のメモリアドレス空間における前記ファイルのアドレスを出力し、前記アクセス方法として前記ＣＰＵアクセスを受付けた場合に前記ファイルが存在する前記バンクの前記バンク番号と、前記ファイルが存在する前記バンクの先頭アドレスからの相対位置を表すアドレスとを前記ジョブへ出力するアドレス出力ステップと、  When the access method accepting step accepts the DMA as the access method, the address of the file in the first memory address space is output, and when the CPU access is accepted as the access method, the file exists. An address output step of outputting, to the job, the bank number of the bank and an address representing a relative position from the start address of the bank where the file exists;
を備えたことを特徴とするファイル管理方法。  A file management method comprising:

記憶手段に割り当てられたアドレス空間である第１のメモリアドレス空間のアドレスを指定して前記記憶手段にアクセスするダイレクトメモリアクセス（ＤＭＡ）、または、前記第１のメモリアドレス空間を分割した領域である複数のバンクを一意に識別するバンク番号と前記バンクの先頭アドレスからの相対位置を表すアドレスとに基づいて算出したアドレスであって、前記第１のメモリアドレス空間より小さいアドレス空間である第２のメモリアドレス空間のアドレスを指定してＣＰＵを用いて前記記憶手段にアクセスするＣＰＵアクセスにより情報を読み出す前記記憶手段に記憶されたファイルを管理するファイル管理方法において、Direct memory access (DMA) for accessing the storage means by designating an address of the first memory address space, which is an address space allocated to the storage means, or an area obtained by dividing the first memory address space A second address which is an address calculated based on a bank number for uniquely identifying a plurality of banks and an address representing a relative position from the leading address of the bank, and is an address space smaller than the first memory address space. In a file management method for managing a file stored in the storage unit that reads information by CPU access that specifies an address in a memory address space and accesses the storage unit using a CPU.
前記ＤＭＡまたは前記ＣＰＵアクセスのいずれにより前記記憶手段に記憶されたファイルにアクセスするかを示すアクセス方法をオペレーションシステム側のジョブから受付けるアクセス方法受付ステップと、  An access method accepting step for accepting an access method indicating whether to access the file stored in the storage means by the DMA or the CPU access from a job on the operation system side;
前記アクセス方法受付ステップが、前記アクセス方法として前記ＤＭＡを受付けた場合に前記第１のメモリアドレス空間における前記ファイルのアドレスを出力し、前記アクセス方法として前記ＣＰＵアクセスを受付けた場合に前記ファイルが存在する前記バンクの前記バンク番号と前記ファイルが存在する前記バンクの先頭アドレスからの相対位置を表すアドレスとに基づいて前記第２のメモリアドレス空間における前記ファイルのアドレスを算出し、算出したアドレスを前記ジョブへ出力するアドレス出力ステップと、  When the access method accepting step accepts the DMA as the access method, the address of the file in the first memory address space is output, and when the CPU access is accepted as the access method, the file exists. Calculating the address of the file in the second memory address space based on the bank number of the bank and an address representing a relative position from the start address of the bank where the file exists, and calculating the calculated address Address output step to output to the job,
を備えたことを特徴とするファイル管理方法。  A file management method comprising:

記憶手段に割り当てられたアドレス空間である第１のメモリアドレス空間のアドレスを指定して前記記憶手段にアクセスするダイレクトメモリアクセス（ＤＭＡ）、または、前記第１のメモリアドレス空間と異なるアドレス空間である第２のメモリアドレス空間のアドレスを指定してＣＰＵを用いて前記記憶手段にアクセスするＣＰＵアクセスにより情報を読み出す前記記憶手段に記憶されたファイルを管理するファイル管理方法において、Direct memory access (DMA) for specifying the address of the first memory address space, which is an address space allocated to the storage means, to access the storage means, or an address space different from the first memory address space In a file management method for managing a file stored in the storage means for reading information by CPU access that designates an address of a second memory address space and accesses the storage means using a CPU,
前記ＤＭＡまたは前記ＣＰＵアクセスのいずれにより前記記憶手段に記憶されたファイルにアクセスするかを示すアクセス方法をオペレーションシステム側のジョブから受付けるアクセス方法受付ステップと、  An access method accepting step for accepting an access method indicating whether to access the file stored in the storage means by the DMA or the CPU access from a job on the operation system side;
前記アクセス方法受付ステップが、前記アクセス方法として前記ＤＭＡを受付けた場合に前記第１のメモリアドレス空間における前記ファイルのアドレスを出力し、前記アクセス方法として前記ＣＰＵアクセスを受付けた場合に前記第２のメモリアドレス空間に含まれる領域であって前記記憶手段に記憶するファイルを一時的に記憶する領域のアドレスを前記ジョブへ出力するアドレス出力ステップと、  The access method accepting step outputs the address of the file in the first memory address space when the DMA is accepted as the access method, and the second address when the CPU access is accepted as the access method. An address output step of outputting an address of an area that is included in the memory address space and temporarily stores a file to be stored in the storage unit to the job;
前記記憶手段からファイルを読み出す場合には前記アドレス出力ステップが出力したアドレスに対して前記記憶手段から読み出すファイルを転送し、前記記憶手段にファイルを書込む場合には前記アドレス出力ステップが出力したアドレスに対して前記ジョブにより書込まれたファイルを前記記憶手段に転送するファイル転送ステップと、  When reading a file from the storage means, the file read from the storage means is transferred to the address output by the address output step, and when writing the file to the storage means, the address output by the address output step. A file transfer step of transferring a file written by the job to the storage means;
を備えたことを特徴とするファイル管理方法。  A file management method comprising: