JP3744395B2 - Weather strip manufacturing method - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱可塑性材料で形成され、少なくとも中空状のシール部を有するウエザーストリップの製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、自動車等の車両のドア開口周縁、或いはドア周縁等には、ウエザーストリップが設けられる。かかるウエザーストリップは、例えば基部と、該基部から突出形成された中空状のシール部とを有しており、基部がドア開口周縁、或いはドア周縁の被取着部に対し嵌め込まれることによって、取付けられる。また、ドア閉時等には、前記シール部がドア開口周縁又はドア周縁との押圧により潰れ変形することによって、ドアとボディとの間がシールされる。かかるウエザーストリップは、通常、ＥＰＤＭ等のゴム材料により構成され、そのうち長手方向の多くの部分が所謂押出成形法によって成形される。但し、コーナー部分等については、湾曲或いは屈曲によって前記シール部が潰れ、外観品質の低下やシール性の低下を招いてしまうおそれがあるため、別途型成形法によって成形されるのが一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、押出成形部と型成形部とは、それぞれ別の工程によって、かつ、別材料で成形されるものであるため、両者の境界部分に接続段差が生じやすく、しかも両者の色艶に微妙な差異が生じやすく、色艶を合わせるのに困難性を伴うといった不具合の生じるおそれがある。特に、型成形部の箇所が多い場合には、上記不具合は顕著なものとなる。
【０００４】
これに対し、押出成形に際し、シール部の大きさを部位によって変化させる所謂可変押出成形を行うことが考えられる。かかる可変押出成形によって、予めコーナー部に対応するシール部を大きめに成形しておくことで、潰れによるシール性の低下等の抑制が図られ、しかも、型成形部の箇所を少なくできることで接続段差や色艶に関する不具合の抑制が図られる。ところが、上記技術では、シール部の大きさを変更させる制御が難しく、しかも可変押出成形を行うための高価な設備が必要となるという問題がある。
【０００５】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、比較的簡易な設備で、かつ、困難性を伴うことなく製造できるとともに、潰れによるシール性の低下の抑制、及び、接続段差や色艶に関する不具合の抑制を図ることのできるウエザーストリップの製造方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
以下、上記目的を解決するのに適した各手段につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【００１１】
手段１．基部と、該基部から突出形成された中空状のシール部とを有するウエザーストリップの製造方法であって、
加熱により可塑化状態にある熱可塑性材料を用いて少なくとも基部及び中空状のシール部を有する長尺状の押出成形体を得る押出成形工程と、
前記押出成形体の前記シール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位を、直線状部位に対応するシール部の外形と同等又はほぼ同等形状の成形面を有する金型又は治具にセットし、かつ、シール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位を再度の加熱により軟化させた状態で、シール部内部にガスを吹き込むことで、前記シール部のうち少なくとも湾曲部に対応する軟化させられた部位を膨張させる膨張工程と
を備えたことを特徴とするウエザーストリップの製造方法。
【００１２】
手段１によれば、押出成形工程では、加熱により可塑化状態にある熱可塑性材料が用いられて、少なくとも基部及び中空状のシール部を有する長尺状の押出成形体が得られる。また、膨張工程では、前記押出成形体のシール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位が、直線状部位に対応するシール部の外形と同等又はほぼ同等形状の成形面を有する金型又は治具にセットされ、かつ、シール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位が再度の加熱により軟化させられた状態で、シール部内部にガスが吹き込まれることで、前記シール部のうち少なくとも湾曲部に対応する軟化させられた部位が膨張させられる。これにより、所定の湾曲部においては潰れ変形がなくなることから、シール性が低下してしまうといった事態が抑制される。しかも、所定の湾曲部については型成形部としなくてもよいことから、型成形部の箇所を少なくできる。そのため、接続段差や色艶に関する不具合の抑制を図ることができる。また、押出成形に際しシール部の大きさを変更させるといった制御を行わなくてもよいことから、設備が複雑で高価なものとはならず、しかも、製造に困難性を伴わない。
【００１３】
手段２．基部と、該基部から突出形成された中空状のシール部とを有するウエザーストリップの製造方法であって、
加熱により可塑化状態にある熱可塑性材料を用いて少なくとも基部及び中空状のシール部を有する長尺状の押出成形体を得る押出成形工程と、
前記押出成形体の両端を型成形法により型接続する型接続工程と、
前記押出成形体の前記シール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位を、直線状部位に対応するシール部の外形と同等又はほぼ同等形状の成形面を有する金型又は治具にセットし、かつ、シール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位を再度の加熱により軟化させた状態で、シール部内部にガスを吹き込むことで、前記シール部のうち少なくとも湾曲部に対応する軟化させられた部位を膨張させる膨張工程と
を備えたことを特徴とするウエザーストリップの製造方法。
【００１４】
手段２によれば、押出成形工程では、加熱により可塑化状態にある熱可塑性材料が用いられて、少なくとも基部及び中空状のシール部を有する長尺状の押出成形体が得られる。また、型接続工程では、押出成形体の両端が型成形法により型接続され、環状とされる。さらに、膨張工程では、前記押出成形体のシール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位が、直線状部位に対応するシール部の外形と同等又はほぼ同等形状の成形面を有する金型又は治具にセットされ、かつ、シール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位が再度の加熱により軟化させられた状態で、シール部内部にガスが吹き込まれることで、前記シール部のうち少なくとも湾曲部に対応する軟化させられた部位が膨張させられる。これにより、所定の湾曲部においては潰れ変形がなくなることから、シール性が低下してしまうといった事態が抑制される。しかも、所定の湾曲部については型成形部としなくてもよいことから、型成形部の箇所を少なくできる。そのため、接続段差や色艶に関する不具合の抑制を図ることができる。また、押出成形に際しシール部の大きさを変更させるといった制御を行わなくてもよいことから、設備が複雑で高価なものとはならず、しかも、製造に困難性を伴わない。
【００１５】
手段３．前記膨張工程に際しては、前記シール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位の両側を封鎖した状態で、前記シール部内部にガスを吹き込むことを特徴とする手段１又は２に記載のウエザーストリップの製造方法。
【００１６】
手段３によれば、膨張工程に際しては、シール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位の両側が封鎖された状態で、シール部内部にガスが吹き込まれる。このため、前記部位の膨張が行われやすく、しかもガスが漏出してしまうことによる不具合を抑制でき、内部圧力の調整等も比較的容易に行うことができる。
【００１７】
手段４．前記膨張工程に際しては、先端が前記シール部内部に臨むようノズルを差し込み、該ノズルから前記シール部内部にガスを吹き込むことを特徴とする手段１乃至３のいずれかに記載のウエザーストリップの製造方法。
【００１８】
手段４によれば、膨張工程に際しては、先端が前記シール部内部に臨むようノズルが差し込まれ、この状態においてノズルからシール部内部にガスが吹き込まれる。このため、膨張を効率的に行うことができ、しかも膨張に際しての痕跡も残りにくい。なお、「基部と、該基部から突出形成された中空状のシール部とを有するウエザーストリップの製造方法において、前記膨張工程に際しては、先端が前記シール部内部に臨むよう前記基部側からノズルを差し込み、該ノズルから前記シール部内部にガスを吹き込むこと」としてもよい。すなわち、手段５としてもよい。
手段５．前記膨張工程に際しては、先端が前記シール部内部に臨むよう前記基部側からノズルを差し込み、該ノズルから前記シール部内部にガスを吹き込むことを特徴とする手段４に記載のウエザーストリップの製造方法。
この場合には、ノズルが基部側から差込まれることから、ノズル差込によって形成された孔等の痕跡を外部から視認される機会がほとんどなく、痕跡による外観品質の低下を抑制することができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下に、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【００２０】
図２，３に示すように、自動車１の側方のドア２の周縁には、ウエザーストリップ３が設けられる。ウエザーストリップ３は、環状をなし、ドア２の全周にわたって取付けられている。また、ウエザーストリップ３は、ドア２の後上部に対応する第１コーナー部４（図３において網掛模様を付した部分）と、ドアミラー近傍に位置する第２コーナー部５（図３におけるα部分）とを備えている。本実施の形態では、第１コーナー部４を除く部分は所謂押出成形法により成形されており、第１コーナー部４については、従来と同様、型成形法により接続成形されている。つまり、本実施の形態では、第２コーナー部５については、直線状の部位と同様、押出成形法により成形されている。
【００２１】
さらに、図４に示すように、ウエザーストリップ３は、取付基部１１及びシール部１２を備えている。両者１１，１２は、共に熱可塑性材料であるＴＰＥ（熱可塑性エラストマー）によって構成されている。本実施の形態におけるウエザーストリップ３は、取付基部１１がドア２周縁に設けられた図示しないリテーナに嵌め込まれることで、取付けられている。また、シール部１２は前記取付基部１１に対し車内側に突出して設けられており、中空状をなしている。そして、ドア２閉時には、ドア開口周縁との押圧によりシール部１２が潰れ変形することで、ドア２と自動車１のボディとの間がシールされるようになっている。
【００２２】
さて、上記ウエザーストリップ３は、第２コーナー部５においても、直線状の部位と同様に、図４に示すような断面形状を具備している。次に、このような構成を有してなるウエザーストリップ３の製造方法について説明する。
【００２３】
まず、公知の押出成形法により、長尺状の押出成形体を得る。次に、公知の型成形法により、押出成形体の両端部を図示しない金型にセットし、型接続成形を施し（第１コーナー部４を成形し）、環状とする。
【００２４】
続いて、図５に示すように、第２コーナー部５に対応する部分５Ａを湾曲状の成形面１３を有する金型１４にセットする。セットに際し、金型１４をＴＰＥの軟化点よりも高温（例えば１８０℃）に加熱しておく。なお、本実施の形態では、押出成形体は、ゴム材料ではなく、ＴＰＥによって構成されているため、このように再度の加熱を施したとしても、過加硫等のおそれが生じない。また、前記第２コーナー部５に対応する部分５Ａの両端のシール部１２をクランプ等を用いて挟み込むことでシール部１２を封鎖状態にする。
【００２５】
ここで、上記のセット状態では、図５に示すように、シール部１２のうち、第２コーナー部５に対応する部分５Ａが、他の直線状部位に比べ、湾曲によって幾分潰れることとなる。本実施の形態では、この状態から、図１に示すように、取付基部１１の裏側からノズル１５を差込み、該ノズル１５から中空部に対し、所定圧力でガスとしての高温のエアーを吹き込む。これにより、軟化状態にあるシール部１２が金型１４の成形面１３に沿って膨張する。その後、金型１４を冷却することで、シール部１２が固化させられ、直線状部位と同様の断面形状を有する第２コーナー部５が成形されることとなる。
【００２６】
以上のように、本実施の形態によれば、ウエザーストリップ３を熱可塑性材料により構成するとともに、シール部１２のうち第２コーナ部５に対応する部位５Ａを、直線状部位に対応するシール部１２と同等形状の成形面を有する金型１４にセットし、軟化させた状態で、シール部１２内部にガスを吹き込むことで、当該部位５Ａを膨張させることとしている。このため、第２コーナー部５におけるシール部１２は潰れ変形がなくなり、直線部位と同様の断面形状を確保することができる。そのため、シール性が低下してしまうといった事態を抑制することができる。しかも、当該第２コーナー部５については型成形部としなくてもよいことから、その分だけ型成形部の箇所を少なくすることができる。そのため、接続段差や色艶に関する不具合の抑制を図ることができる。また、可変押出成形、つまり、押出成形に際しシール部の大きさを変更させるといった制御を行わなくてもよいことから、設備が複雑で高価なものとはならず、しかも、製造に困難性を伴うことなく製造することができる。
【００２７】
尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。
【００２８】
（ａ）上記実施の形態では、環状のウエザーストリップ３の製造方法について具体化しているが、必ずしも環状である必要はない。例えば、図６に示すように、ドア下部に対応する部位の一部が省略された長尺状のウエザーストリップ２１の製造に適用することも可能である。このような非環状のウエザーストリップ２１の場合には、型接続成形を行う必要がないため、全て押出成形法によって構成することが可能となる。すなわち、上記実施の形態では、第１コーナー部４については型接続成形を行うことで押出成形体の両端を接続することとしているが、図６に示す例の場合には、同図α部分に対応する第２コーナー部２２のみならず、同図β部分に対応する第１コーナー部２３についても、押出成形によって構成するとともに上記実施の形態と同様の膨張を施すことで、シール部の断面形状を直線状部位と同様に確保することができる。
【００２９】
（ｂ）上記実施の形態では、（サイドフロント）ドア２に取付けられるウエザーストリップ３の製造方法について具体化しているが、他の部位、例えば、リヤドア、バックドア、ラッゲージドア（トランクリッド）、ルーフドア（スライディングルーフパネル）等の他のドアに設けられるウエザーストリップについて適用することも可能である。また、ドアのみならず、ドアに対応するボディ側のドア開口周縁に設けられるウエザーストリップの製造方法について適用することも可能である。
【００３０】
（ｃ）上記実施の形態では、取付基部１１及びシール部１２からなるウエザーストリップ３の製造方法について具体化しているが、少なくとも中空状のシール部を有するウエザーストリップであれば、如何なる断面形状を有していても差し支えない。従って、例えば断面略Ｕ字状をなすトリム部と、該トリム部に一体形成された中空状のシール部とを有するウエザーストリップにも具体化することができる。
【００３１】
（ｄ）上記実施の形態では、ウエザーストリップ３を構成する熱可塑性材料としてＴＰＥを例示しているが、軟質のポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂材料により構成してもよい。但し、ウエザーストリップを構成する素材としてはある程度ゴム状弾性を有しているのが望ましい。
【００３２】
（ｅ）上記実施の形態では、取付基部１１の裏側からノズル１５を差込み、該ノズル１５から中空部に対し、所定圧力でガスを吹き込むこととしているが、シール部１２側からノズル１５を差込んでガスを吹き込むこととしてもよい。また、吹き込むガスとしてはエアーの他に、例えばアルゴン等の不活性ガス等を吹き込むようにしてもよい。
【００３３】
（ｆ）シール部１２を封鎖状態にする手法としては、挟み込み以外にも、例えばシール部１２内に栓を嵌め込んだりしてもよい。
【００３４】
（ｇ）上記実施の形態では、膨張工程に際し、第２コーナー部５に対応する部分５Ａを金型１４にセットすることとしているが、金型１４の代わりに、別途の受け治具等を用いることとしてもよい。また、圧力の調整によっては、金型１４等を省略することも可能である。
【００３５】
（ｈ）上記実施の形態では、膨張工程に際し、第２コーナー部５に対応する部分５Ａの両側を封鎖した状態で、ノズル１５からエアーを吹き込むこととしているが、押出成形体の一端を封鎖しておき、他端からエアーを吹き込むことで軟化した部分を膨張させることとしてもよい。このような手法は、非環状のウエザーストリップの場合に好適に用いられるが、環状のウエザーストリップを製造する場合には、上記のような膨張工程の後に型接続成形を行うこととすれば、上記の手法を採用することも可能となる。
【００３６】
（ｉ）上記実施の形態では、膨張工程に際し、シール部を直線部分と同じ断面になる膨張の例を示したが、コーナー部に合った断面形状（直線部分よりも大きな断面形状）に膨張させるようにしてもよい。この場合、金型や受け治具の形状を大きくして対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】一実施の形態におけるウエザーストリップの製造方法のうち膨張工程を示す金型等の断面図である。
【図２】自動車を示す斜視図である。
【図３】ウエザーストリップの概略構成を示す模式的な側面図である。
【図４】ウエザーストリップの直線状部位を示す断面図である。
【図５】湾曲によりシール部が潰れている状態を示す断面図である。
【図６】別の実施の形態におけるウエザーストリップの概略構成を示す平面図である。
【符号の説明】
１…車両としての自動車、２…ドア、３…ウエザーストリップ、５…湾曲部としての第２コーナー部、１１…取付基部、１２…シール部、１４…金型、１５…ノズル、２１…ウエザーストリップ、２２…湾曲部としての第２コーナー部、２３…湾曲部としての第１コーナー部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for manufacturing a weather strip formed of a thermoplastic material and having at least a hollow seal portion.
[0002]
[Prior art]
Generally, a weather strip is provided at the door opening periphery or the door periphery of a vehicle such as an automobile. Such a weather strip has, for example, a base portion and a hollow seal portion protruding from the base portion, and the base portion is attached to the door opening periphery or the door periphery attachment portion. It is done. Further, when the door is closed, the seal portion is crushed and deformed by pressing with the door opening periphery or the door periphery, thereby sealing between the door and the body. Such a weather strip is usually made of a rubber material such as EPDM, and many parts of the weather strip are formed by a so-called extrusion method. However, the corner portion or the like is generally molded by a separate molding method because the seal portion may be crushed by bending or bending, leading to deterioration in appearance quality and sealing performance. .
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the extrusion molding part and the molding part are formed by different processes and using different materials, a connection step is likely to occur at the boundary between them, and the color gloss of both is delicate. Differences are likely to occur, and there is a risk of problems such as difficulty in matching the color luster. In particular, when there are many portions of the molded part, the above-mentioned problem becomes remarkable.
[0004]
On the other hand, at the time of extrusion molding, it is conceivable to perform so-called variable extrusion molding in which the size of the seal portion is changed depending on the part. By forming the seal portion corresponding to the corner portion in advance by such variable extrusion molding, it is possible to suppress degradation of the sealing performance due to crushing, etc., and to reduce the number of locations of the mold forming portion. And defects related to color gloss can be suppressed. However, in the above technique, there is a problem that it is difficult to control the size of the seal portion, and that expensive equipment for performing variable extrusion molding is required.
[0005]
The present invention was made in order to solve the above-mentioned problems, and the object thereof is relatively simple equipment and can be manufactured without difficulty, and suppresses deterioration in sealing performance due to crushing, And it is providing the manufacturing method of the weather strip which can aim at suppression of the malfunction regarding a connection level | step difference or color luster.
[0006]
[Means for Solving the Problems and Effects of the Invention]
In the following, each means suitable for solving the above-described object will be described in terms of items. In addition, the effect etc. peculiar to the means to respond | correspond as needed are added.
[0011]
Means 1 . A method of manufacturing a weather strip having a base and a hollow seal portion protruding from the base,
An extrusion process for obtaining a long extruded body having at least a base portion and a hollow seal portion using a thermoplastic material in a plasticized state by heating ; and
A portion corresponding to at least a predetermined curved portion of the seal portion of the extrusion-molded body is set in a mold or a jig having a molding surface that is the same as or substantially equivalent to the outer shape of the seal portion corresponding to the linear portion. And, in a state where at least a portion corresponding to a predetermined curved portion of the seal portion is softened by heating again , a gas is blown into the seal portion to soften at least the curved portion of the seal portion. A method of manufacturing a weather strip, comprising: an expansion step of expanding a portion formed.
[0012]
According to the means 1 , in the extrusion molding step, a thermoplastic material that is in a plasticized state by heating is used to obtain a long extruded body having at least a base portion and a hollow seal portion. Further, in the expansion step, a mold having a molding surface in which at least a portion corresponding to a predetermined curved portion of the seal portion of the extruded molded body has a molding surface that is the same as or substantially equivalent to the outer shape of the seal portion corresponding to the linear portion. The gas is blown into the seal portion in a state where the portion corresponding to the predetermined curved portion of the seal portion is set in a jig and softened by heating again, so that at least the seal portion The softened part corresponding to the curved part is expanded. Thereby, since the crushing deformation is eliminated in the predetermined curved portion, the situation where the sealing performance is deteriorated is suppressed. In addition, since the predetermined curved portion does not have to be a molded portion, the number of the molded portions can be reduced. Therefore, it is possible to suppress problems related to connection steps and color gloss. In addition, since it is not necessary to perform control such as changing the size of the seal portion during extrusion molding, the equipment is not complicated and expensive, and there is no difficulty in manufacturing.
[0013]
Means 2 . A method of manufacturing a weather strip having a base and a hollow seal portion protruding from the base,
An extrusion process for obtaining a long extruded body having at least a base portion and a hollow seal portion using a thermoplastic material in a plasticized state by heating ; and
A mold connection step in which both ends of the extruded product are connected by a mold forming method;
A portion corresponding to at least a predetermined curved portion of the seal portion of the extrusion-molded body is set in a mold or a jig having a molding surface that is the same as or substantially equivalent to the outer shape of the seal portion corresponding to the linear portion. And, in a state where at least a portion corresponding to a predetermined curved portion of the seal portion is softened by heating again , a gas is blown into the seal portion to soften at least the curved portion of the seal portion. A method of manufacturing a weather strip, comprising: an expansion step of expanding a portion formed.
[0014]
According to the means 2 , in the extrusion molding step, a thermoplastic material that is in a plasticized state by heating is used to obtain a long extruded body having at least a base portion and a hollow seal portion. In the mold connection step, both ends of the extrusion-molded body are mold-connected by a mold-molding method to form an annular shape. Furthermore, in the expansion step, a mold having a molding surface in which a portion corresponding to at least a predetermined curved portion of the seal portion of the extruded molded body has a molding surface that is equivalent or substantially equivalent to the outer shape of the seal portion corresponding to the linear portion, or The gas is blown into the seal portion in a state where the portion corresponding to the predetermined curved portion of the seal portion is set in a jig and softened by heating again, so that at least the seal portion The softened part corresponding to the curved part is expanded. Thereby, since the crushing deformation is eliminated in the predetermined curved portion, the situation where the sealing performance is deteriorated is suppressed. In addition, since the predetermined curved portion does not have to be a molded portion, the number of the molded portions can be reduced. Therefore, it is possible to suppress problems related to connection steps and color gloss. In addition, since it is not necessary to perform control such as changing the size of the seal portion during extrusion molding, the equipment is not complicated and expensive, and there is no difficulty in manufacturing.
[0015]
Means 3 . The weather strip according to means 1 or 2 , wherein, in the expansion step, gas is blown into the seal portion in a state where both sides of a portion corresponding to a predetermined curved portion of the seal portion are sealed. Manufacturing method.
[0016]
According to the means 3 , in the expansion step, gas is blown into the seal portion in a state where both sides of the portion corresponding to the predetermined curved portion of the seal portion are sealed. For this reason, the expansion | swelling of the said part is easy to be performed, the malfunction by gas leaking out can be suppressed, and adjustment of an internal pressure etc. can also be performed comparatively easily.
[0017]
Means 4 . 4. The method of producing a weather strip according to any one of means 1 to 3 , wherein in the expansion step, a nozzle is inserted so that a tip thereof faces the inside of the seal portion, and gas is blown into the seal portion from the nozzle. .
[0018]
According to the means 4 , in the expansion step, the nozzle is inserted so that the tip faces the inside of the seal portion, and in this state, gas is blown into the seal portion from the nozzle. For this reason, expansion can be performed efficiently, and traces during expansion are unlikely to remain. In the method of manufacturing a weather strip having a base and a hollow seal portion protruding from the base, the nozzle is inserted from the base side so that the tip faces the inside of the seal portion during the expansion step. The gas may be blown into the seal portion from the nozzle. That is, the means 5 may be used.
Means 5. 5. The method for producing a weather strip according to claim 4, wherein, in the expansion step, a nozzle is inserted from the base side so that a tip faces the inside of the seal portion, and gas is blown into the seal portion from the nozzle.
In this case, since the nozzle is inserted from the base side, traces such as holes formed by the nozzle insertion are hardly seen from the outside, and deterioration in appearance quality due to the traces can be suppressed. .
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment will be described with reference to the drawings.
[0020]
As shown in FIGS. 2 and 3, a weather strip 3 is provided on the periphery of the door 2 on the side of the automobile 1. The weather strip 3 has an annular shape and is attached over the entire periphery of the door 2. Further, the weather strip 3 includes a first corner portion 4 (a portion with a shaded pattern in FIG. 3) corresponding to the rear upper portion of the door 2 and a second corner portion 5 (a portion in FIG. 3) located in the vicinity of the door mirror. And. In the present embodiment, the portion excluding the first corner portion 4 is molded by a so-called extrusion molding method, and the first corner portion 4 is connected and molded by a mold molding method as in the conventional case. That is, in the present embodiment, the second corner portion 5 is molded by an extrusion molding method as in the case of the linear portion.
[0021]
Further, as shown in FIG. 4, the weather strip 3 includes an attachment base portion 11 and a seal portion 12. Both 11 and 12 are comprised by TPE (thermoplastic elastomer) which is a thermoplastic material. The weather strip 3 in the present embodiment is attached by fitting the attachment base 11 into a retainer (not shown) provided on the periphery of the door 2. Further, the seal portion 12 is provided so as to protrude toward the inside of the vehicle with respect to the mounting base portion 11 and has a hollow shape. When the door 2 is closed, the seal portion 12 is crushed and deformed by pressing with the door opening periphery, so that the space between the door 2 and the body of the automobile 1 is sealed.
[0022]
The weather strip 3 has a cross-sectional shape as shown in FIG. 4 in the second corner portion 5 as well as the linear portion. Next, the manufacturing method of the weather strip 3 which has such a structure is demonstrated.
[0023]
First, a long extruded product is obtained by a known extrusion method. Next, both ends of the extruded molded body are set in a mold (not shown) by a known mold molding method, and mold connection molding is performed (the first corner portion 4 is molded) to form an annular shape.
[0024]
Subsequently, as shown in FIG. 5, a portion 5 </ b> A corresponding to the second corner portion 5 is set in a mold 14 having a curved molding surface 13. In setting, the mold 14 is heated to a temperature (for example, 180 ° C.) higher than the softening point of TPE. In the present embodiment, the extrusion molded body is not made of a rubber material but is made of TPE. Therefore, even if heating is performed again in this way, there is no fear of overvulcanization or the like. Further, the seal portion 12 is put in a sealed state by sandwiching the seal portions 12 at both ends of the portion 5A corresponding to the second corner portion 5 using a clamp or the like.
[0025]
Here, in the above set state, as shown in FIG. 5, the portion 5 </ b> A corresponding to the second corner portion 5 of the seal portion 12 is somewhat crushed by the curve as compared with other linear portions. . In the present embodiment, from this state, as shown in FIG. 1, the nozzle 15 is inserted from the back side of the mounting base 11, and high-temperature air as gas is blown from the nozzle 15 into the hollow portion at a predetermined pressure. Thereby, the seal part 12 in the softened state expands along the molding surface 13 of the mold 14. Thereafter, by cooling the mold 14, the seal portion 12 is solidified, and the second corner portion 5 having the same cross-sectional shape as the linear portion is formed.
[0026]
As described above, according to the present embodiment, the weather strip 3 is made of a thermoplastic material, and the portion 5A corresponding to the second corner portion 5 of the seal portion 12 is replaced with the seal portion corresponding to the linear portion. The part 5 </ b> A is expanded by blowing gas into the seal portion 12 in a softened state after being set in a mold 14 having a molding surface having the same shape as 12. For this reason, the seal | sticker part 12 in the 2nd corner part 5 loses crushing deformation, and can ensure the cross-sectional shape similar to a linear site | part. Therefore, it is possible to suppress a situation where the sealing performance is deteriorated. Moreover, since the second corner portion 5 does not have to be a molded portion, the number of portions of the molded portion can be reduced accordingly. Therefore, it is possible to suppress problems related to connection steps and color gloss. In addition, variable extrusion molding, that is, there is no need to perform control such as changing the size of the seal portion at the time of extrusion molding, so that the equipment is not complicated and expensive, and it is difficult to manufacture. It can be manufactured without.
[0027]
In addition, it is not limited to the description content of the said embodiment, For example, you may implement as follows.
[0028]
(A) In the above embodiment, the method of manufacturing the annular weather strip 3 is embodied, but it is not necessarily required to be annular. For example, as shown in FIG. 6, the present invention can be applied to manufacture of a long weather strip 21 in which a part of a portion corresponding to the lower portion of the door is omitted. In the case of such a non-annular weather strip 21, it is not necessary to perform die connection molding, and therefore all can be configured by an extrusion molding method. That is, in the above embodiment, both ends of the extruded product are connected by performing die connection molding for the first corner portion 4, but in the case of the example shown in FIG. Not only the corresponding second corner portion 22 but also the first corner portion 23 corresponding to the β portion in the same figure is formed by extrusion and expanded in the same manner as in the above embodiment, so that the cross-sectional shape of the seal portion Can be secured in the same manner as in the linear portion.
[0029]
(B) In the above embodiment, the method of manufacturing the weather strip 3 attached to the (side front) door 2 is embodied, but other parts, for example, a rear door, a back door, a luggage door (trunk lid), a roof door It is also possible to apply to weather strips provided on other doors such as (sliding roof panel). Moreover, it is also possible to apply not only to the door but also to a method of manufacturing a weather strip provided on the door opening periphery on the body side corresponding to the door.
[0030]
(C) In the above embodiment, the method of manufacturing the weather strip 3 including the mounting base portion 11 and the seal portion 12 is embodied. However, any cross-sectional shape can be used as long as the weather strip has at least a hollow seal portion. You can do it. Therefore, for example, a weather strip having a trim portion having a substantially U-shaped cross section and a hollow seal portion integrally formed with the trim portion can be embodied.
[0031]
(D) In the above embodiment, TPE is exemplified as the thermoplastic material constituting the weather strip 3, but it may be constituted by a thermoplastic resin material such as soft polyvinyl chloride. However, it is desirable that the material constituting the weather strip has a certain degree of rubber elasticity.
[0032]
(E) In the above embodiment, the nozzle 15 is inserted from the back side of the mounting base 11 and gas is blown from the nozzle 15 into the hollow portion at a predetermined pressure. However, the nozzle 15 is inserted from the seal portion 12 side. It is good also as blowing in gas. Further, as the gas to be blown, in addition to air, for example, an inert gas such as argon may be blown.
[0033]
(F) As a method of putting the seal portion 12 in a sealed state, a plug may be fitted into the seal portion 12, for example, in addition to pinching.
[0034]
(G) In the above-described embodiment, the portion 5A corresponding to the second corner portion 5 is set in the mold 14 during the expansion step, but a separate receiving jig or the like is used instead of the mold 14. It is good as well. Further, depending on the pressure adjustment, the mold 14 and the like can be omitted.
[0035]
(H) In the above-described embodiment, air is blown from the nozzle 15 in a state where both sides of the portion 5A corresponding to the second corner portion 5 are blocked during the expansion step, but one end of the extruded molded body is blocked. It is good also as expanding the softened part by blowing air from the other end. Such a method is preferably used in the case of a non-annular weather strip. However, in the case of manufacturing an annular weather strip, if the die connection molding is performed after the expansion step as described above, It is also possible to adopt this method.
[0036]
(I) In the above embodiment, an example of expansion in which the seal portion has the same cross section as the straight portion is shown in the expansion step. However, the seal portion is expanded to have a cross-sectional shape that matches the corner portion (a cross-sectional shape larger than the straight portion). You may do it. In this case, it is possible to cope with an increase in the shape of the mold or the receiving jig.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a mold or the like showing an expansion step in a weather strip manufacturing method according to an embodiment.
FIG. 2 is a perspective view showing an automobile.
FIG. 3 is a schematic side view showing a schematic configuration of a weather strip.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a linear portion of a weather strip.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a state in which a seal portion is crushed by bending.
FIG. 6 is a plan view showing a schematic configuration of a weather strip in another embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Automobile as a vehicle, 2 ... Door, 3 ... Weather strip, 5 ... 2nd corner part as a curved part, 11 ... Mounting base, 12 ... Seal part, 14 ... Mold, 15 ... Nozzle, 21 ... Weather strip 22 ... 2nd corner part as a curved part, 23 ... 1st corner part as a curved part.

Claims (5)

基部と、該基部から突出形成された中空状のシール部とを有するウエザーストリップの製造方法であって、
加熱により可塑化状態にある熱可塑性材料を用いて少なくとも基部及び中空状のシール部を有する長尺状の押出成形体を得る押出成形工程と、
前記押出成形体の前記シール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位を、直線状部位に対応するシール部の外形と同等又はほぼ同等形状の成形面を有する金型又は治具にセットし、かつ、シール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位を再度の加熱により軟化させた状態で、シール部内部にガスを吹き込むことで、前記シール部のうち少なくとも湾曲部に対応する軟化させられた部位を膨張させる膨張工程と
を備えたことを特徴とするウエザーストリップの製造方法。A method of manufacturing a weather strip having a base and a hollow seal portion protruding from the base,
An extrusion process for obtaining a long extruded body having at least a base portion and a hollow seal portion using a thermoplastic material in a plasticized state by heating ; and
A portion corresponding to at least a predetermined curved portion of the seal portion of the extrusion-molded body is set in a mold or a jig having a molding surface that is the same as or substantially equivalent to the outer shape of the seal portion corresponding to the linear portion. And, in a state where at least a portion corresponding to a predetermined curved portion of the seal portion is softened by heating again , a gas is blown into the seal portion to soften at least the curved portion of the seal portion. A method of manufacturing a weather strip, comprising: an expansion step of expanding a portion formed. 基部と、該基部から突出形成された中空状のシール部とを有するウエザーストリップの製造方法であって、
加熱により可塑化状態にある熱可塑性材料を用いて少なくとも基部及び中空状のシール部を有する長尺状の押出成形体を得る押出成形工程と、
前記押出成形体の両端を型成形法により型接続する型接続工程と、
前記押出成形体の前記シール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位を、直線状部位に対応するシール部の外形と同等又はほぼ同等形状の成形面を有する金型又は治具にセットし、かつ、シール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位を再度の加熱により軟化させた状態で、シール部内部にガスを吹き込むことで、前記シール部のうち少なくとも湾曲部に対応する軟化させられた部位を膨張させる膨張工程と
を備えたことを特徴とするウエザーストリップの製造方法。A method of manufacturing a weather strip having a base and a hollow seal portion protruding from the base,
An extrusion process for obtaining a long extruded body having at least a base portion and a hollow seal portion using a thermoplastic material in a plasticized state by heating ; and
A mold connection step in which both ends of the extruded product are connected by a mold forming method;
A portion corresponding to at least a predetermined curved portion of the seal portion of the extrusion-molded body is set in a mold or a jig having a molding surface that is the same as or substantially equivalent to the outer shape of the seal portion corresponding to the linear portion. And, in a state where at least a portion corresponding to a predetermined curved portion of the seal portion is softened by heating again , a gas is blown into the seal portion to soften at least the curved portion of the seal portion. A method of manufacturing a weather strip, comprising: an expansion step of expanding a portion formed. 前記膨張工程に際しては、前記シール部のうち少なくとも所定の湾曲部に対応する部位の両側を封鎖した状態で、前記シール部内部にガスを吹き込むことを特徴とする請求項１又は２に記載のウエザーストリップの製造方法。 3. The weather according to claim 1, wherein in the expansion step, gas is blown into the seal portion in a state where both sides of a portion corresponding to a predetermined curved portion of the seal portion are sealed. Strip manufacturing method. 前記膨張工程に際しては、先端が前記シール部内部に臨むようノズルを差し込み、該ノズルから前記シール部内部にガスを吹き込むことを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載のウエザーストリップの製造方法。During the expansion process, the tip insert the nozzle to face the inside of the sealing portion, fabrication of the weather strip according to any one of claims 1 to 3, wherein the blowing gas into the sealing portion from the nozzle Method. 前記膨張工程に際しては、先端が前記シール部内部に臨むよう前記基部側からノズルを差し込み、該ノズルから前記シール部内部にガスを吹き込むことを特徴とする請求項４に記載のウエザーストリップの製造方法。5. The method of manufacturing a weather strip according to claim 4, wherein, in the expansion step, a nozzle is inserted from the base side so that a tip faces the inside of the seal portion, and gas is blown into the seal portion from the nozzle. .

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