JP3741499B2 - 圧延材接合装置のカッター冷却装置 - Google Patents

圧延材接合装置のカッター冷却装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱間圧延設備において圧延材の端部を相互に接合する圧延材接合装置のカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の熱間圧延設備(ホットストリップミル)では、粗圧延機で圧延されたバー材を、それぞれ別々に仕上圧延機に供給し、所望の板厚のストリップ材を得ていた。しかし、かかる手段では、圧延材全体を均一に圧延できず、圧延材の端部(前端部と後端部)に欠陥が生じやすく圧延材の歩留りを低下させ、かつ噛込み/尻抜けなどのため圧延速度を高速化しにくい問題点があった。かかる問題点を解決するために、先行圧延材と後行圧延材を挟持したまま台車が走行し、先行圧延材と後行圧延材の端部を還元状態に保持したまま、接合面を切削加工し、加工面を重ね合わせて圧接する圧延材接合装置(特開平7−323306号など)が提案されている。
【0003】
図3は、特開平7−323306号公報に記載されている圧延材接合装置の全体構成図である。この図に示す圧延材接合装置は、圧延方向に走行する台車16と、台車16上に取付られ先行する圧延材17の後端部を水平に挟持して上下動可能な後端クランプ装置18と、台車16上に取付られ後行する圧延材19の先端部を水平に挟持する先端クランプ装置20と、先行圧延材17の後端部下面と後行圧延材19の先端部上面を同時に面一に切削加工する面一加工装置21と、加工面を還元状態に保持する還元保持装置22と、先行圧延材17と後行圧延材19の加工面を重ね合わせて圧延材とほぼ同一厚さまで圧縮して接合する圧接装置23と、を備えているものである。前記面一加工装置21は、圧延材の幅方向の軸心を中心に回転する円筒形カッター21aと、カッター21aを斜め方向に揺動させる揺動装置21bと、カッター21aを圧延方向(図で左右)に前後進させる復動装置21cと、からなる。カッター21aは、圧延材の全幅より長く、その外周部には複数の刃が同径に設けられ、圧延材の全幅にわたり単一のカッター21aにより同時に切削加工するようになっている。また、還元保持装置22は、COG(コークス炉ガス),LPG,LNGなどの可燃性ガスを完全燃焼させる量よりも少ない酸素で燃焼させて、還元性ラジカルを含有する還元炎にて還元状態を形成する還元炎バーナである。かかる構成により、短時間に圧延材の幅全体にわたり先行圧延材17の後端部下面と後行圧延材19の先端部上面を同時に切削加工することができ、圧接装置23によりこれを圧接することにより、短時間に圧延材の幅全体にわたり十分な接合強度で接合することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した圧延材接合装置のカッターは、▲1▼前記還元保持装置により高温雰囲気に晒されていること、▲2▼繰り返し加熱されること、▲3▼高速回転すること、▲4▼前記円筒形カッターの刃としてカッターチップを使用した場合には熱容量が小さくなること、などを要因として寿命が極端に短かかった。また、カッターの軸にはトルクを伝達するためにキーが設けられており、Oリングなどのシールを設けることが困難であり、冷却機構を設けることが困難であった。
【0005】
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、圧延材接合装置のカッター(とくにカッターチップ)を効率よく冷却することができる圧延材接合装置のカッター冷却装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、圧延材の幅方向の軸心を中心に回転するカッターにより圧延材の全幅にわたって切削加工してから接合する圧延材接合装置のカッター冷却装置であって、
前記カッターは、中空円筒形をなし、表面に複数のカッターチップ(例えば、WC(タングステンカーバイト)を主成分としてCo(コバルト)で焼結した超硬合金からなるもの)を有し中空部には軸が挿着されており、前記軸は、キーにより前記カッターにトルクを伝達するようになっており、前記軸には、その一端部と他端部のうち他端部側に拡径したつば部が設けられており、一端部側には補助リングが挿着されるようになっており、前記カッターは、前記つば部と前記補助リングとの間で固定されるようになっており、前記軸の他端にロータリージョイントが設けられ、そのロータリージョイントから前記軸の内部を通って前記つば部の前記カッターとの接触面まで連通する供給通路が設けられ、さらに、前記カッターには、前記供給通路と連通し、前記カッターチップまで延びる冷却通路が設けられ、前記ロータリージョイントから冷却用不活性ガスを送気して前記カッターチップを冷却する、ことを特徴とする圧延材接合装置のカッター冷却装置が提供される。
【0007】
上述した本発明の圧延材接合装置のカッターは、カッターが晒されている高温雰囲気の外部からではなく、内部からカッターチップに冷却媒体(ここでは冷却用不活性ガス)を接触させるようにしたものである。すなわち、冷却媒体が、ロータリージョイントから供給通路および冷却通路を経由してカッターチップの内面(接続されている側の面)に到達できるようになっている。カッターチップの内面に到達した冷却媒体は、その隙間から外部に噴出し、流れが形成される。したがって、常に新鮮な冷却媒体をカッターチップに供給することができ、効率よく冷却することができる。
【0008】
また、本発明によれば、圧延材の幅方向の軸心を中心に回転するカッターにより圧延材の全幅にわたって切削加工してから接合する圧延材接合装置のカッター冷却装置であって、前記カッターは、中空円筒形をなし、表面に複数のカッターチップを有し中空部には軸が挿着されており、前記軸は、キーにより前記カッターにトルクを伝達するようになっており、前記軸には、その一端部と他端部のうち他端部側に拡径したつば部が設けられており、一端部側には補助リングが挿着されるようになっており、前記カッターは、前記つば部と前記補助リングとの間で固定されるようになっており、前記軸の他端にロータリージョイントが設けられ、そのロータリージョイントから前記軸の内部を通って前記つば部の前記カッターとの接触面まで連通する供給往路と、そのロータリージョイントから前記軸の内部を通って前記補助リングまで延びる供給復路と、が設けられ、前記カッターには、その供給往路と連通し、前記カッターチップの近傍を通過して前記補助リングとの接触面まで延びる冷却通路が設けられ、前記補助リングには、その冷却通路および前記供給復路と連通する補助通路が設けられ、前記ロータリージョイントから冷却水を供給して前記カッターチップを冷却する、ことを特徴とする圧延材接合装置のカッター冷却装置が提供される。
【0009】
上述した本発明の圧延材接合装置のカッター冷却装置は、カッターが晒されている高温雰囲気の外部からではなく、内部からカッターチップの近傍に冷却媒体(ここでは冷却水)を循環させるようにしたものである。すなわち、ロータリージョイントから供給往路,冷却通路,補助通路および供給往路を経由して冷却水をカッターチップの近傍に循環させている。したがって、冷却水を利用してカッターを冷却することにより、冷却効率を向上させることができる。
【0010】
さらに、本発明の実施の形態によれば、前記カッターは、軸方向に複数の環状のチップホルダーに分割されていることが好ましい。
【0011】
上述した本発明の実施の形態によれば、前記カッターを軸方向に複数に分割したことにより、冷却媒体の通路となる冷却通路の成形(加工)が容易になり、部分的にカッターを交換でき、その交換作業を容易に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を図1および図2を参照して説明する。なお、圧延材接合装置の全体構成については、図3に示すものと同様である。
図1は本発明の圧延材接合装置のカッター冷却装置を示す側面断面図である。この図に示す本発明の圧延材接合装置のカッター冷却装置は、圧延材の幅方向の軸1を中心に回転するカッター2により圧延材の全幅にわたって切削加工してから接合する圧延材接合装置に設けられるものであり(図3参照)、カッター2は、表面に複数のカッターチップ2tを有し、軸1の一端側から挿着されて他端側に設けられたつば部3と最後に挿着される補助リング4との間で固定されるようになっており、軸1の他端にロータリージョイント5が設けられ、そのロータリージョイント5から軸1の内部を通ってつば部3のカッター2との接触面まで連通する供給通路6が設けられ、さらに、カッター2には、供給通路6と連通し、カッターチップ2tまで延びる冷却通路7が設けられ、ロータリージョイント5から冷却用不活性ガス(例えば、窒素ガス)を送気してカッターチップ2tを冷却するようになっている。なお、ここでは、カッター2として、軸方向に複数の環状のチップホルダー2hに分割したものを使用している。
【0013】
図1に示すように、前記軸1は、両端部でアームの軸受け8,8により回転可能に支持されており、その一端に駆動装置(図示せず)が接続され、他端にロータリージョイント5が設けられている。その一方の軸受け8の内側に拡径したつば部3が設けられている。このつば部3からチップホルダー2hに冷却媒体が供給される。軸1から直接的にカッターチップ2tに冷却媒体を供給しようとすると、軸1とチップホルダー2hとの間にシール部材を設ける必要がある。しかし、軸1にはチップホルダー2hにトルクを伝達するためのキー15が設けられており、Oリングなどを設けることができなかった。そこで、本発明では、軸1につば部3を設け、そのつば部3からチップホルダー2hに冷却媒体を供給するようにしている。前記供給通路6は、ロータリージョイント5からつば部3までの軸1内部の軸方向に設けられた主供給通路6aと、つば部3で主供給通路6aから半径方向に放射状に穿孔された孔に、チップホルダー2hとの接触面から穴を開けて連通させた分配供給通路6bと、から構成されている。なお、分配供給通路6bの放射状に穿孔された孔の端部(周面部)にはプラグ6pが挿入されて塞がれ、気密に密封されている。
【0014】
前記冷却通路7は、分配供給通路6bと連通するように軸方向に穿孔された主冷却通路7aと、その主冷却通路7aから半径方向に放射状にカッターチップ2tに向かって穿孔された分配冷却通路7bと、から構成されている。また、チップホルダー2hの補助リング4と接触する部分の主冷却通路7aには、プラグ7pが挿入されて塞がれ、気密に密封されている。さらに、各チップホルダー2h間には、主冷却通路7aを挟むように二重にOリング9が設けられてシールされている。このようにOリング9,9でシールするために、主冷却通路7aは、チップホルダー2hに設けられたキー溝よりも外側(縁寄り)に設けられている。なお、各チップホルダー2hおよび補助リング4は、図示しないネジにより締め付けられて連結されている。
【0015】
上述した本発明の圧延材接合装置のカッター冷却装置によれば、ロータリージョイント5から冷却用不活性ガスを供給することにより、供給通路6および冷却通路7を経由してカッターチップ2tの内面(接続されている側の面)に到達する。また、カッターチップ2tの内面に到達した冷却用不活性ガスは、その隙間から外部に噴出するようになっており、窒素ガスに流れが形成され、常に新鮮な窒素ガスをカッターチップ2tに供給することができる。また、その冷却用不活性ガスの噴出により、カッターチップ2t周辺の熱気を拡散することができ、冷却効率を向上させることができる。以上より、カッターチップ2tの寿命を大幅に延ばすことができる。
【0016】
図2は本発明の圧延材接合装置のカッター冷却装置の他の実施の形態を示す側面断面図である。この図に示す本発明の圧延材接合装置のカッター冷却装置は、圧延材の幅方向の軸1を中心に回転するカッター2により圧延材の全幅にわたって切削加工してから接合する圧延材接合装置に設けられるものであって、カッター2は、表面に複数のカッターチップ2tを有し、軸1の一端側から挿着されて他端側に設けられたつば部3と最後に挿着される補助リング4との間で固定されるようになっており、軸1の他端にロータリージョイント5が設けられ、そのロータリージョイント5から軸1の内部を通ってつば部3のカッター2との接触面まで連通する供給往路10と、そのロータリージョイント5から軸1の内部を通って補助リング4まで延びる供給復路11と、が設けられ、カッター2には、その供給往路10と連通し、カッターチップ2tの近傍を通過して補助リング4の接触面まで延びる冷却通路12が設けられ、補助リング10には、その冷却通路12および供給復路11と連通する補助通路13が設けられ、ロータリージョイント5から冷却水を供給してカッターチップ2tを冷却するようになっている。なお、ここでも、カッター2として、軸方向に複数の環状のチップホルダー2hに分割したものを使用している。
【0017】
この図に示す実施の形態は、ロータリージョイント5から供給往路10,冷却通路12,補助通路13および供給復路11を経由して冷却水をカッターチップ2tの近傍に循環させて冷却するものである。前記軸1は、ロータリージョイント5からつば部3のカッター2との接触面まで連通する供給往路10と、ロータリージョイント5から補助リング10まで延びる供給復路11と、が別々に設けられており、その他の部分については、図1の説明したものと同様であり、説明を省略する。供給往路10は、ロータリージョイント5からつば部3までの軸1内部の軸方向に設けられた主供給往路10aと、つば部3で主供給往路10aから半径方向に放射状に穿孔された孔に、チップホルダー2hとの接触面から穴を開けて連通させた分配供給往路10bと、から構成されている。なお、分配供給往路10bの放射状に穿孔された孔の端部(周面部)にはプラグ10pが挿入されて塞がれ、気密に密封されている。また、主供給往路10aはわずかに軸中心から外れた位置に設けられている。軸中心には供給復路11が設けられているからである。この供給復路11は、ロータリージョイント5から補助リング4まで軸方向に延びる主供給復路11aと、補助リング10の位置で半径方向に放射状に穿孔された分配供給復路11bと、から構成されている。
【0018】
前記冷却通路12は、図2に示すように、例えば、分配供給往路10bと連通し、そのまま軸方向にカッターチップ2tの近傍を通過して補助リング10に至るように形成される。なお、ここでは、つば部3を図1に示すものよりも拡径し、冷却通路12が真っ直ぐにカッターチップ2tの近傍を通過できるようにしている。もちろん、冷却通路12はこの構成に限定されるものではなく、蛇行させたり、斜めに形成したり、途中で拡径または縮径させたりしてもよい。
【0019】
前記補助通路13は、チップホルダー2hと軸受け7との間に挿着される補助リング4に設けられており、隣接するチップホルダー2hの冷却通路12と連通し、さらに、軸1に設けられた供給復路11の分配供給復路11bと連通するように形成されている。すなわち、補助リング4に設けられた補助通路13により冷却水の循環を可能にしている。この補助リング4と隣接するチップホルダー2hとの間には、チップホルダー2h間と同様に二重のOリング9が設けられてシールされている。また、補助リング4と軸1との間にも、補助通路13(分配供給復路11b)を挟むようにOリング14が設けられてシールされている。
【0020】
上述した本発明の圧延材接合装置のカッター冷却装置によれば、ロータリージョイント5から供給往路10,冷却通路12,補助通路13および供給復路11を経由し、各通路間を確実に密封した状態で冷却水をカッターチップ2tの近傍に循環させて冷却することができ、冷却効率のよい冷却を行うことができる。
【0021】
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されず、分割されていない円筒形状のカッターにも適用することができるなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】
上述したように、本発明の圧延材接合装置のカッター冷却装置によれば、カッター(とくにカッターチップ)を冷却することが可能となり、その寿命を大幅に延ばすことができる。また、カッターをチップホルダーに分割することにより、冷却媒体の通路を形成しやすく、メンテナンスも容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧延材接合装置のカッター冷却装置を示す側面断面図である。
【図2】本発明の圧延材接合装置のカッター冷却装置の他の実施の形態を示す側面断面図である。
【図3】特開平7−323306号公報に記載されている圧延材接合装置の全体構成図である。
【符号の説明】
1 軸
2 カッター
2t カッターチップ
2h チップホルダー
3 つば部
4 補助リング
5 ロータリージョイント
6 供給通路
6a 主供給通路
6b 分配供給通路
7 冷却通路
7a 主冷却通路
7b 分配冷却通路
8 軸受け
9,14 Oリング
10 供給往路
10a 主供給往路
10b 分配供給往路
11 供給復路
11a 主供給復路
11b 分配供給復路
12 冷却通路
13 補助通路
15 キー
16 台車
17 先行圧延材
18 後行圧延材
19 後端クランプ装置
20 先端クランプ装置
21 面一加工装置
21a カッター
21b 揺動装置
21c 復胴装置
22 還元保持装置
23 圧接装置

Claims (3)

  1. 圧延材の幅方向の軸心を中心に回転するカッターにより圧延材の全幅にわたって切削加工してから接合する圧延材接合装置のカッター冷却装置であって、
    前記カッターは、中空円筒形をなし、表面に複数のカッターチップを有し中空部には軸が挿着されており、
    前記軸は、キーにより前記カッターにトルクを伝達するようになっており、
    前記軸には、その一端部と他端部のうち他端部側に拡径したつば部が設けられており、一端部側には補助リングが挿着されるようになっており、
    前記カッターは、前記つば部と前記補助リングとの間で固定されるようになっており、
    前記軸の他端にロータリージョイントが設けられ、そのロータリージョイントから前記軸の内部を通って前記つば部の前記カッターとの接触面まで連通する供給通路が設けられ、
    さらに、前記カッターには、前記供給通路と連通し、前記カッターチップまで延びる冷却通路が設けられ、前記ロータリージョイントから冷却用不活性ガスを送気して前記カッターチップを冷却する、
    ことを特徴とする圧延材接合装置のカッター冷却装置。
  2. 圧延材の幅方向の軸心を中心に回転するカッターにより圧延材の全幅にわたって切削加工してから接合する圧延材接合装置のカッター冷却装置であって、
    前記カッターは、中空円筒形をなし、表面に複数のカッターチップを有し中空部には軸が挿着されており、
    前記軸は、キーにより前記カッターにトルクを伝達するようになっており、
    前記軸には、その一端部と他端部のうち他端部側に拡径したつば部が設けられており、一端部側には補助リングが挿着されるようになっており、
    前記カッターは、前記つば部と前記補助リングとの間で固定されるようになっており、
    前記軸の他端にロータリージョイントが設けられ、そのロータリージョイントから前記軸の内部を通って前記つば部の前記カッターとの接触面まで連通する供給往路と、そのロータリージョイントから前記軸の内部を通って前記補助リングまで延びる供給復路と、が設けられ、
    前記カッターには、その供給往路と連通し、前記カッターチップの近傍を通過して前記補助リングとの接触面まで延びる冷却通路が設けられ、
    前記補助リングには、その冷却通路および前記供給復路と連通する補助通路が設けられ、前記ロータリージョイントから冷却水を供給して前記カッターチップを冷却する、
    ことを特徴とする圧延材接合装置のカッター冷却装置。
  3. 前記カッターは、軸方向に複数の環状のチップホルダーに分割されている、請求項1または請求項2に記載の圧延材接合装置のカッター冷却装置。
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