JP3741471B2 - コンクリートブロック敷設用支持台、及びコンクリートブロック敷設構造 - Google Patents

コンクリートブロック敷設用支持台、及びコンクリートブロック敷設構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、コンクリートブロック敷設用支持台、及びコンクリートブロック敷設構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
例えば、コンクリート建造物の陸屋根部分を施工するにあたり、打設コンクリートによって構築されたスラブ上には、一般に、断熱材を敷きつめてなる断熱材層や、アスファルトフェルト等からなる防水層が設けられており、これらの層の上には、当該断熱材層及び防水層を保護する等の目的で、コンクリートブロックを敷設する等している。
【0003】
ここで、コンクリートブロックを敷設するための施工手段としては、図8に示すようにモルタル10を格子点状に盛りつけて、これにコンクリートブロック8の四隅を支持固定させるというものが従来より知られているが、このような施工手段によってコンクリートブロックを敷設する場合には、コンクリートブロックの敷設面に不陸が生じないようにしたり、所定の間隔に目地幅を揃える等して仕上がりを良好ならしめるために熟練した技術が要求され、かかる技術を習得した作業者を確保しなければならないという問題があった。
【0004】
一方、特開昭59−213803号公報には、4つの支持台構成部材を分割可能に接合せしめ、隣接する支持台構成部材間にはスペーサーリブを立設してなる支持台が開示されており、当該支持台は、これを格子点状に配置し、コンクリートブロックの側面をスペーサーリブに当接させて敷設位置を決めるとともに、コンクリートブロックの四隅を支持台構成部材に支持させてこれを敷設するというものであって、かかる支持台を用いれば、コンクリートブロックの敷設作業が容易に行なえるように思われる。
【0005】
しかしながら、上記の如き支持台にあっては、コンクリートブロックの成形精度が高ければ、特に問題を生じることなくコンクリートブロックを敷設でき、隣合うコンクリートブロックの間に挟まれるスペーサーリブを利用して目地を形成し、当該リブの厚みでもって目地の幅を規定してコンクリートブロックを整然と敷設することができるものの、一般に用いられているコンクリートブロックはその成形精度が低く寸法誤差を有しているため、実際の敷設作業においてはコンクリートブロックの寸法誤差に応じて目地幅を適宜変更しなければならず、多くの場合にはスペーサーリブとコンクリートブロックとの間に隙間が生じてしまうため、このままではコンクリートブロックを水平方向に固定するこができず、そればかりか目地を揃えるのが困難となり仕上がりも悪くなってしまうという問題があった。
【0006】
また、上記した支持台の支持台構成部材は箱状に形成されており、その底部には浸入してきた雨水を排出するための排水孔が穿設されているが、かかる支持台を防水層等の上に載置してこれにコンクリートブロックを支持せしめると、その重みで当該支持台が沈むとともに防水層等の下地層が相対的に***して排水孔が塞がれ、排水孔としての用をなさなくなってしまうという問題もあった。
【0007】
本発明は上記の如き問題に鑑みなされた発明であって、コンクリートブロックの成形精度が低く寸法に誤差がある場合であっても当該コンクリートブロックを良好に支持固定することができるコンクリートブロック敷設用支持台、及びかかる支持台に排水孔を穿設して雨水等を排出することができるようにした場合であっても、当該排水孔が塞がれてしまわないようにすることができるコンクリートブロック敷設構造を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明コンクリートブロック敷設用支持台は、箱状に形成された四つの支持台構成部材の各々が、隣接する他の二つの支持台構成部材と分割可能に接合され、且つ隣接する支持台構成部材同士の間には、一方の支持台構成部材に属する垂直立片と、他方の支持台構成部材に属する垂直立片とが上記支持台構成部材同士の隣接辺に沿って同一直線上に並ぶよう設けられている支持台本体と、コンクリートブロックの目地幅に応じて外形幅を複数種類の中から選択しうる、上記垂直立片を挿嵌する被覆部材とからなることを特徴とする。
【0009】
一方、本発明コンクリートブロック敷設構造は、上記の如きコンクリートブロック敷設用支持台を用いてコンクリートブロックを敷設するにあたり、当該支持台と下地層との間に板状体を介在させることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明コンクリートブロック敷設用支持台、及びコンクリートブロック敷設構造の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明コンクリートブロック敷設用支持台1の一例を示す斜視図であり、本発明支持台1は、支持台本体2と、被覆部材3とから構成されており、例えば、硬質プラスチックを用いて射出成形する等して得ることができる。
【0012】
上記支持台本体2は、箱状に形成された四つの支持台構成部材2a、2a、2a、2aからなっており、本発明支持台1は、当該支持台構成部材2aによってコンクリートブロック8を直接支持するものであるため、その内部には、図示する一例の如く、垂直方向の荷重に対する補強のためのリブ6が設けられている。また、図中、7は支持台構成部材2a内に浸入してきた雨水等を排出するための排水孔である。尚、図2は支持台本体2の一例を示す平面図であり、図3は同側面図である。
【0013】
支持台本体2を構成する各支持台構成部材2a、2a、2a、2aの各々は、図示するように、接合片4を介して隣接する他の二つの支持台構成部材2aと接合されており、かかる接合片4を切断して隣接する支持台構成部材2aを分離することによって、当該支持台本体2を二分割、又は四分割することができるように構成されている。
【0014】
更に、本発明にあっては、隣接する支持台構成部材2a、2aの間に、一方の支持台構成部材2aに属する垂直立片5と、他方の支持台構成部材2aに属する垂直立片5とが、垂直に立ち上がるとともに、同一直線上に並ぶよう設けられている。
【0015】
一方、被覆部材3には、その長手方向に沿うスリット3aが設けられており、当該被覆部材3は、図1に示すように、上記スリット3aに垂直立片5を挿嵌することによって、垂直立片5に取り付けることができるよう構成されている。
【0016】
このような構成の本発明支持台1は、図4に示すようにしてコンクリートブロック8を敷設するものであり、図示する例において、各コンクリートブロック8は、その四隅が、当該コンクリートブロック8を囲むように格子点状に配置された支持台1によって支持されている。尚、周縁に敷設されるコンクリートブロック8aは、二分割した支持台1aによりその周縁側が支持されており、コーナー部に敷設されるコンクリートブロック8bは、四分割した支持台1bによりそのコーナー部が支持されている。ここで、図は図のA−A線断面図である。
【0017】
本発明にあっては、支持台本体2の垂直立片5に被覆部材3を取り付けるようにした点が特に重要であり、かかる構成を採用した本発明支持台1を用いてコンクリートブロック8を敷設すれば、厚みtの異なる被覆部材3を数種類用意しておき、かかる被覆部材3をコンクリートブロック8の目地幅Tに応じて適宜選択してこれを垂直立片5に取り付けるだけで、同一寸法で作られた支持台本体2を用いても、コンクリートブロック8を敷設する際の目地幅Tを任意に変更することができ、コンクリートブロック8を水平方向に確実に固定するとともに、目地を揃えてコンクリートブロック8を整然と敷設してその仕上がりを良好なものとし、コンクリートブロック8の敷設作業を容易ならしめることができる。
【0018】
また、周辺に敷設されるコンクリートブロック8aの周辺側を、二分割した支持台1aで支持する際には、長尺状に形成された図6の如き被覆部材3を用いて、これを図7に示すように隣接する支持台構成部材2a、2aのそれぞれに属する垂直立片5、5に跨がせて取り付けるようにするのが好ましく、これによってコンクリートブロック8周縁の仕上がりの見栄えを良くすることができる。
【0019】
ここで、垂直立片5の両側端をダンベル状に膨らませて膨出部5aを形成するとともに、これに対応する凹溝3bを被覆部材3のスリット3aの内壁に条設することによって、被覆部材3を垂直立片5に取り付けた際に、当該被覆部材3の横ズレを防止することができる。
【0020】
一方、本発明コンクリートブロック敷設構造は、上記の如きコンクリートブロック敷設用支持台1を用いてコンクリートブロック8を敷設するにあたり、図5、及び図7に示すように当該支持台1と、これを配置する防水層等の下地層11との間に板状体9を介在させるというものであり、上記板状体9は支持台本体2の平面寸法よりも大きめのものを用いるのが好ましく、かかる板状体9を支持台1と下地層11との間に介在させることによって、コンクリートブロック8の重みで当該支持台1が沈んでも、支持台構成部材2aに穿設された排水孔7が塞がれる虞がない。
【0021】
尚、本発明コンクリートブロック敷設用支持台、及びコンクリートブロック敷設構造は、コンクリート建造物の陸屋根部分を施工する場合に限られず、例えば、歩道等にコンクリートブロックを敷設して舗装するような場合にも適用することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明コンクリート敷設用支持台は、コンクリートブロックの目地幅に応じて被覆部材の厚みを適宜変更するだけで、同一寸法で作られた支持台本体を用いても、コンクリートブロックを敷設する際の目地幅を任意に変更することができ、コンクリートブロックを水平方向に確実に固定するとともに、目地を揃えてコンクリートブロックを整然と敷設してその仕上がりを良好なものとし、コンクリートブロックの敷設作業を容易ならしめることができる。
【0023】
また、本発明コンクリートブロック敷設構造によれば、支持台構成部材に排水孔を穿設して当該支持台構成部材内に浸入した雨水等を排出することができるようにした場合であっても、コンクリートブロックを敷設した際に当該コンクリートブロックの重みで支持台が沈んだ際に、支持台構成部材に穿設された排水孔が塞がれてしまう虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明コンクリート敷設用支持台の一例を示す斜視図である。
【図2】支持台本体の一例を示す平面図である。
【図3】支持台本体の一例を示す側面図である。
【図4】本発明コンクリート敷設用支持台を用いてコンクリートブロックを敷設した状態を示す平面図である。
【図5】図4におけるA−A線断面図である。
【図6】被覆部材の他の一例を示す斜視図である。
【図7】二分割した本発明支持台の垂直立片に被覆部材の他の一例を取り付けて周縁のコンクリートブロックを支持した状態を示す側面図である。
【図8】従来の施工手段によりコンクリートブロックを敷設した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 コンクリートブロック敷設用支持台
2 支持台本体
2a 支持台構成部材
3 被覆部材
4 接合片
5 垂直立片
9 板状体
11 下地層

Claims (2)

  1. 箱状に形成された四つの支持台構成部材の各々が、隣接する他の二つの支持台構成部材と分割可能に接合され、且つ隣接する支持台構成部材同士の間には、一方の支持台構成部材に属する垂直立片と、他方の支持台構成部材に属する垂直立片とが上記支持台構成部材同士の隣接辺に沿って同一直線上に並ぶよう設けられている支持台本体、及びコンクリートブロックの目地幅に応じて外形幅を複数種類の中から選択しうる、上記垂直立片を挿嵌する被覆部材からなることを特徴とするコンクリートブロック敷設用支持台。
  2. 請求項1記載のコンクリートブロック敷設用支持台を用いてコンクリートブロックを敷設するにあたり、当該支持台と下地層との間に板状体を介在させることを特徴とするコンクリートブロック敷設構造。
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