JP3734307B2 - Manual aperture mechanism for lens barrel - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はレンズ鏡胴の手動式絞り機構、特に監視カメラ等に適用され、手動操作により動作させるレンズ鏡胴の絞り機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】
監視カメラ（ＣＣＴＶ）等のレンズ鏡胴では、一般に自動絞り機構が設けられており、駆動モータ等によって絞り開口を可変調整することにより、最適な明るさの映像が得られるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のレンズ鏡胴を用いた監視カメラ等では、監視対象となる場所の明るさが常に一定で、一旦調整した絞り開口を自動的に変化させる必要がない場合も多く、このような場合まで自動絞り機構を設けることは無駄である。そこで、手動式の絞り機構を採用したレンズ鏡胴を提案することとしたものであるが、従来の手動式の絞り機構としては、図８に示す構造のものがある。
【０００４】
図８において、この絞り機構では、図（Ａ）に示されるように、６枚の羽根１が保持部２に軸３で回転自在に軸支され、この羽根１のそれぞれの後側に係合ピン４が取り付けられる。そして、図（Ｂ）に示されるように、この係合ピン４にぞれぞれ係合する案内溝５が形成された菊座６が上記保持部２に重ねられるようにして配置されており、この菊座６は連結ピン７等を介して鏡胴外周部に配置される絞りリング８に連結される。
【０００５】
このような絞り機構によれば、上記の絞りリング８を回動操作して菊座６を回転させ、６枚の羽根１を軸３を中心に同時に揺動させることにより、図（Ａ）に示されるように、絞り開口量１００を変化させることができる。しかし、このような手動式絞り機構では、６枚の羽根１や菊座６等の部品点数が多く、組立ても煩雑となるという問題があった。
【０００６】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、監視カメラ等に使用されるレンズ鏡胴において、部品点数が削減でき、かつ低コストで製作することが可能となるレンズ鏡胴の手動式絞り機構を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第１請求項記載の発明に係るレンズ鏡胴の手動式絞り機構は、弧面を有する絞り枠と、この絞り枠の弧面に沿って揺動自在となる状態で鏡胴の支持筒に軸支され、外部に露出した部分を直接操作するように構成された絞りレバーと、この絞りレバーに係合させた状態でそれぞれが重ね合わせられて上記絞り枠に配置され、それぞれに絞り開口量を設定するための開口部を有し、上記絞りレバーの揺動操作によって絞り開閉動作を行う２枚の絞り羽根と、上記絞りレバーに外部に露出した部分として配置され、先端が上記絞り枠の弧面に当接することにより上記絞りレバーを絞り調整位置で固定するためのネジ固定式のロックツマミと、を含んでなることを特徴とする。
第２請求項記載の発明は、上記絞りレバーに、その支持軸に対し対称となる位置に２個の駆動ピンを設け、この２個の駆動ピンを上記絞り羽根のそれぞれに形成された係合孔に係合し、絞りレバーの揺動動作により２枚の絞り羽根を互いに逆方向となるように駆動したことを特徴とする。
【０００８】
上記の構成によれば、鏡胴の外周に露出した絞りレバーのロックツマミ等を持って、この絞りレバーを揺動させると、例えば絞りレバーに設けられた駆動ピンが２枚の絞り羽根を互いに逆関係となる方向に直線移動させることになる。このとき、絞り羽根の開口部は互いの重なりで絞られ、これによって絞り開口量を任意に調整することが可能となる。また、上記ネジ固定式ロックツマミによれば、調整した位置で絞りレバーが強固に固定され、絞りの設定位置を長期間維持することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
図１乃至図７には、実施形態の一例であるレンズ鏡胴の手動式絞り機構の構成が示されており、図１はレンズ鏡胴の側面図であり、各部材が現れるように適当な位置で断面している。また、図２は押え板を除いた状態で絞り羽根部を正面から見た図であり、当該例のレンズ鏡胴は、カメラ本体側に着脱自在となるように構成したものである。図１及び図２において、複数のレンズからなるレンズ群１０は支持筒（鏡胴本体）１１に取り付けられており、この支持筒１１の後側（図１の右側）に、ネジ部１２Ａを形成したマウントリング１２が設けられる。従って、このマウントリング１２を図１の右側に配置されるカメラ本体側の結合部に連結することにより、レンズ鏡胴がカメラ本体に取り付られるようになっている。なお、上記マウントリング１２の前側にフォーカスリング１４が設けられる。
【００１０】
そして、上記支持筒１１に絞りレバー１５が揺動自在に軸支される。即ち、この支持筒１１には、軸受け１６（図１）が形成され、この軸受け１６に絞りレバー１５の軸１５Ａが取り付けられる。この絞りレバー１５の構成は、図３に示されており、この絞りレバー１５では、上記軸１５Ａに対して点対称となる位置に駆動ピン１７Ａ，１７Ｂが形成され、その上部にはネジ締め固定式のロックツマミ１８が外周部を貫通して配置されている。なお、このロックツマミ１８は、絞りレバー１５の操作部としての役割もすることになる。
【００１１】
この絞りレバー１５の前側に、後述する羽根を配置するための配置枠（絞り枠）２０が設けられ、この配置枠２０には、図４に示されるように、上記絞りレバー１５の軸１５Ａを支持する孔２０Ａ、上記駆動ピン１７Ａ，１７Ｂを通して移動させるための２つの弧状溝２０Ｂ、上記ロックツマミ１８の先端を当接させ、締め付けるための弧面（上面）２０Ｃ、そして開口部２０Ｄが形成され。また、この配置枠２０では、後述する２枚の羽根の動きを直線運動に規制するための規制ピン２１が２個ずつ左右に配置される。
【００１２】
そうして、このような配置枠２０に、図５の羽根（絞り羽根）２２，２３が配置される。即ち、図５（Ａ）に示されるように、羽根２２には、絞り開口を設定する開口部２２Ａ、上記配置枠２０の規制ピン２１を係合させる直線溝２２Ｂ、上記絞りレバー１５の駆動ピン１７Ａを係合させる長溝２２Ｃが形成され、図５（Ｂ）に示される他方の羽根２３にも、同様に開口部２３Ａ、直線溝２３Ｂ、長溝２３Ｃが設けられる。従って、これらの羽根２２，２３を重ねて組み付けると、図２に示されるように、開放時（最大開口量）で開口部２２Ａ，２３Ａが一致するように重ね合わせられ、絞りレバー１５の揺動により、互いに反対方向となる状態で直線上を往復動作することになる。
【００１３】
更に、上記の２枚の羽根２２，２３の前側には押え板２５が配置され、この押え板２５は、図６に示されるように、上記絞りレバー１５の駆動ピン１７Ａ，１７Ｂを通して移動させるための２つの弧状溝２５Ａと開口部２５Ｂが形成される。
【００１４】
実施形態例は以上の構成からなり、以下にその作用を図７の動作図を参照しながら説明する。
図２は、上記羽根２２，２３による絞り開口が最大値となるときの状態である。即ち、ロックツマミ１８を持ちながら絞りレバー１５を図の右側に操作することにより、駆動ピン１７Ａが羽根２２を上側へ、他方の駆動ピン１７Ｂが羽根２３を下側へ移動させ、両者の開口部２２Ａ，２３Ａが一致して絞り開口１０１が最大となる。
【００１５】
この状態から、絞りレバー１５を図の左側に揺動操作すると、図７（Ａ）に示されるように、駆動ピン１７Ａにより羽根２２が下側へ、他方の駆動ピン１７Ｂにより羽根２３が上側へ移動し、かつ羽根２２，２３は規制ピン２１で上下に正確に直線運動するように規制される。従って、両羽根２２，２３の開口部２２Ａ，２３Ａの重なる領域が小さくなり、図示１０２のように、絞り開口が小さく絞られることになる。そして、絞りレバー１５を最左端まで操作すると、羽根２２が最下端へ移動してその開口部２２Ａが羽根２３で遮蔽され、羽根２３が最上端へ移動してその開口部２３Ａが羽根２２で遮蔽されることになり、絞り開口は閉状態（０）となる。
【００１６】
このようにして、上記絞りレバー１５によれば、軸１５Ａを中心として揺動動作をすることにより、２枚の羽根２２，２３を互いに逆方向に直線移動させ、絞り開口を任意に開閉調整することが可能となり、撮影場所の明るさに応じて入射光強度を最適な値に設定できることになる。
【００１７】
また、最適な絞り開口の設定が終了した後は、ロックツマミ１８を締め付けることにより、絞りレバー１５を配置枠２０に固定し、設定絞り値を固定状態とすることができる。これによれば、明るさが変化しない場所等に設置する監視カメラ等に適用することができ、しかも一旦設定した絞り値を長期間に渡って維持できるという利点がある。
【００１８】
上記実施形態例では、上記の絞りレバー１５と配置枠２０の固定手段として、ネジ締め固定式のロックツマミ１８を設けたが、ネジ式以外の固定構造を固定手段として用いることができる。
【００１９】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、絞り枠の弧面に沿って揺動自在となる状態で鏡胴の支持筒に軸支した絞りレバーを、ロックツマミ等で直接操作して揺動動作させ、重ね合わされた２枚の絞り羽根により絞り開口量を調整するようにしたので、監視カメラ等に使用されるレンズ鏡胴においては、従来の６枚羽根の場合と比較すると、菊座が不要で、羽根数も少なくなるので、部品点数が削減でき、しかも構造が複雑とならないので、レンズ鏡胴の低コスト化が可能となる。
【００２０】
また、上記ロックツマミにより、調整した位置で絞りレバーを強固に固定でき、絞りの設定位置を長期間維持することが可能となるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態例に係る手動式絞り機構を適用したレンズ鏡胴の構成を示す断面図である。
【図２】図１において押え板を除いた絞り羽根部（開放状態）の構成を示す正面図である。
【図３】実施形態例の絞りレバーを示す正面図である。
【図４】図１で用いた絞り羽根の配置枠を示す正面図である。
【図５】実施形態例の２枚の絞り羽根［図（Ａ），（Ｂ）］を示す図である。
【図６】図１の絞り羽根部の押え板を示す正面図ある。
【図７】実施形態例の絞り動作を示す図で、図（Ａ）は駆動レバーを中間点まで動作させたとき、図（Ｂ）は駆動レバーを絞り閉位置まで動作させたときの状態を示す図である。
【図８】従来のレンズ鏡胴における手動式絞り機構を示し、図（Ａ）は羽根部の構成、図（Ｂ）は菊座の構成を示す図である。
【符号の説明】
１０ … レンズ群、
１１ … 支持筒、
１５ … 絞りレバー、
１５Ａ … 軸、
１７Ａ，１７Ｂ … 駆動ピン、
１８ … ロックツマミ、
２０ … 配置枠、
２０Ｄ，２２Ａ，２３Ａ，２５Ｂ … 開口部、
２１ … 規制ピン、
２２，２３ … 羽根、
２２Ｂ，２３Ｂ … 直線溝、
２２Ｃ，２３Ｃ … 長溝、
２５ … 押え板。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a manual aperture mechanism for a lens barrel, and more particularly to an aperture mechanism for a lens barrel that is applied to a surveillance camera and is operated by manual operation.
[0002]
[Prior art]
In a lens barrel such as a surveillance camera (CCTV), an automatic diaphragm mechanism is generally provided, and an image with optimum brightness can be obtained by variably adjusting a diaphragm opening by a drive motor or the like.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional surveillance camera using the lens barrel, there are many cases where the brightness of the place to be monitored is always constant and it is not necessary to automatically change the aperture aperture once adjusted. It is useless to provide an automatic throttle mechanism until the case. Accordingly, a lens barrel employing a manual diaphragm mechanism is proposed, but a conventional manual diaphragm mechanism has a structure shown in FIG.
[0004]
In FIG. 8, in this aperture mechanism, as shown in FIG. 8A, six blades 1 are rotatably supported by a holding portion 2 on a shaft 3 and engaged with each rear side of the blade 1. Pin 4 is attached. As shown in FIG. (B), the seat 6 having guide grooves 5 that engage with the engaging pins 4 is arranged so as to overlap the holding portion 2. The Kikusa 6 is connected to a diaphragm ring 8 disposed on the outer periphery of the lens barrel via a connecting pin 7 or the like.
[0005]
According to such a diaphragm mechanism, the diaphragm ring 8 is rotated to rotate the star seat 6 and the six blades 1 are simultaneously swung around the shaft 3 as shown in FIG. As shown, the aperture opening 100 can be varied. However, such a manual diaphragm mechanism has a problem that the number of parts such as the six blades 1 and the Kikuza 6 is large, and the assembly becomes complicated.
[0006]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a lens barrel that can be manufactured at a low cost with a reduced number of parts in a lens barrel used for a surveillance camera or the like. The object is to provide a manual throttle mechanism for the barrel.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a manual diaphragm mechanism for a lens barrel according to the first aspect of the present invention includes a diaphragm frame having an arc surface and a state in which the lens barrel can swing along the arc surface of the diaphragm frame. in it is pivotally supported on the lens barrel of the support cylinder, placing a portion exposed to the outside and configured aperture lever to operate directly on the diaphragm frame are brought respectively superimposed while remaining engaged in the aperture lever is, having an opening to set the diaphragm aperture amounts respectively, and two diaphragm blades performing iris operation by the swinging operation of the throttle lever, is arranged as a portion exposed to the outside on the diaphragm lever And a screw fixing type lock knob for fixing the aperture lever at the aperture adjustment position by abutting the arc surface of the aperture frame.
According to a second aspect of the present invention, the diaphragm lever is provided with two drive pins at positions symmetrical with respect to the support shaft, and the two drive pins are respectively formed on the diaphragm blades. The two diaphragm blades are driven so as to be opposite to each other by engaging the hole and swinging the diaphragm lever.
[0008]
According to the above configuration, when the diaphragm lever is rocked by holding the lock lever of the diaphragm lever exposed on the outer periphery of the lens barrel, for example, the drive pin provided on the diaphragm lever causes the two diaphragm blades to mutually move. A straight line is moved in the opposite direction. At this time, the apertures of the aperture blades are throttled by overlapping each other, thereby making it possible to arbitrarily adjust the aperture aperture. Further, according to the screw fixing type lock knob , the aperture lever is firmly fixed at the adjusted position, and the aperture setting position can be maintained for a long time .
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIGS. 1 to 7 show a configuration of a manual diaphragm mechanism of a lens barrel as an example of the embodiment, and FIG. 1 is a side view of the lens barrel, which is appropriate so that each member appears. Cross section at position. FIG. 2 is a front view of the aperture blade portion with the presser plate removed, and the lens barrel of this example is configured to be detachable from the camera body side. 1 and 2, a lens group 10 composed of a plurality of lenses is attached to a support cylinder (lens barrel body) 11, and a screw portion 12A is formed on the rear side (right side in FIG. 1) of the support cylinder 11. The mount ring 12 is provided. Accordingly, the lens barrel can be attached to the camera body by connecting the mount ring 12 to the camera body side coupling portion arranged on the right side of FIG. A focus ring 14 is provided on the front side of the mount ring 12.
[0010]
A diaphragm lever 15 is pivotally supported on the support cylinder 11 so as to be swingable. That is, a bearing 16 (FIG. 1) is formed on the support cylinder 11, and the shaft 15 </ b> A of the aperture lever 15 is attached to the bearing 16. The configuration of the diaphragm lever 15 is shown in FIG. 3. In the diaphragm lever 15, drive pins 17A and 17B are formed at positions that are point-symmetric with respect to the shaft 15A, and screwed and fixed on the top thereof. A lock knob 18 of the type is disposed through the outer periphery. The lock knob 18 also serves as an operation unit for the aperture lever 15.
[0011]
An arrangement frame (diaphragm frame) 20 for arranging blades, which will be described later, is provided on the front side of the diaphragm lever 15, and the arrangement frame 20 is provided with a shaft 15A of the diaphragm lever 15 as shown in FIG. A supporting hole 20A, two arc-shaped grooves 20B for moving through the drive pins 17A and 17B, an arc surface (upper surface) 20C for abutting and tightening the tip of the lock knob 18 and an opening 20D are formed. . Further, in this arrangement frame 20, two regulation pins 21 for regulating the movement of two blades, which will be described later, to a linear motion are arranged two by two on the left and right.
[0012]
Thus, the blades (diaphragm blades) 22 and 23 of FIG. That is, as shown in FIG. 5A, the blade 22 has an opening 22A for setting an aperture opening, a linear groove 22B for engaging the restriction pin 21 of the arrangement frame 20, and a drive pin for the aperture lever 15. A long groove 22C for engaging with 17A is formed, and the other blade 23 shown in FIG. 5B is similarly provided with an opening 23A, a linear groove 23B, and a long groove 23C. Therefore, when these blades 22 and 23 are assembled in an overlapped manner, as shown in FIG. 2, the apertures 22A and 23A are overlapped when opened (maximum opening amount), and the aperture lever 15 swings. As a result, reciprocation is performed on a straight line in a state in which the directions are opposite to each other.
[0013]
Further, a presser plate 25 is disposed in front of the two blades 22 and 23, and the presser plate 25 is moved through the drive pins 17A and 17B of the aperture lever 15 as shown in FIG. Two arc-shaped grooves 25A and an opening 25B are formed.
[0014]
The embodiment is configured as described above, and its operation will be described below with reference to the operation diagram of FIG.
FIG. 2 shows a state in which the aperture opening by the blades 22 and 23 has a maximum value. That is, by operating the aperture lever 15 to the right in the figure while holding the lock knob 18, the drive pin 17A moves the blade 22 upward, and the other drive pin 17B moves the blade 23 downward, so that the opening of both 22A and 23A coincide with each other, and the aperture 101 is maximized.
[0015]
From this state, when the aperture lever 15 is swung to the left in the figure, the blade 22 is moved downward by the drive pin 17A and the blade 23 is moved upward by the other drive pin 17B, as shown in FIG. 7A. The blades 22 and 23 are regulated by the regulation pin 21 so as to accurately move linearly up and down. Therefore, the overlapping region of the openings 22A and 23A of both the blades 22 and 23 is reduced, and the aperture opening is reduced to a small size as shown in FIG. When the aperture lever 15 is operated to the leftmost end, the blade 22 is moved to the lowermost end, the opening 22A is shielded by the blade 23, the blade 23 is moved to the uppermost end, and the opening 23A is shielded by the blade 22. As a result, the aperture opening is closed (0).
[0016]
In this way, according to the diaphragm lever 15, the two blades 22 and 23 are linearly moved in opposite directions by swinging around the shaft 15A, and the diaphragm opening is arbitrarily opened and closed. Thus, the incident light intensity can be set to an optimum value according to the brightness of the shooting location.
[0017]
Further, after the setting of the optimum aperture opening is completed, the aperture lever 15 can be fixed to the arrangement frame 20 by tightening the lock knob 18 so that the set aperture value can be fixed. According to this, it can be applied to a monitoring camera or the like installed in a place where the brightness does not change, and there is an advantage that the aperture value once set can be maintained for a long period of time.
[0018]
In the above-described embodiment, the screw tightening lock type lock knob 18 is provided as the fixing means for the diaphragm lever 15 and the arrangement frame 20, but a fixing structure other than the screw type can be used as the fixing means.
[0019]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the diaphragm lever axially supported on the lens barrel supporting cylinder in a state that the swingable along an arc surface of the diaphragm frame, the swing is operated directly by the lock knob or the like Since the aperture opening is adjusted by the two aperture blades that are superposed, the lens barrel used in a surveillance camera or the like has a chrysanthemum compared to the conventional 6-blade case. Since it is unnecessary and the number of blades is reduced, the number of parts can be reduced and the structure is not complicated, so that the cost of the lens barrel can be reduced.
[0020]
In addition, the lock knob has an advantage that the aperture lever can be firmly fixed at the adjusted position, and the aperture setting position can be maintained for a long time.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a configuration of a lens barrel to which a manual diaphragm mechanism according to an embodiment of the present invention is applied.
2 is a front view showing a configuration of a diaphragm blade portion (open state) excluding a presser plate in FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a front view showing an aperture lever of an embodiment.
4 is a front view showing an arrangement frame of diaphragm blades used in FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a diagram illustrating two diaphragm blades [FIGS. (A) and (B)] according to an embodiment.
6 is a front view showing a presser plate of the diaphragm blade portion of FIG. 1. FIG.
FIGS. 7A and 7B are diagrams showing the diaphragm operation of the embodiment, in which FIG. (A) shows the state when the drive lever is operated to the middle point, and FIG. (B) shows the state when the drive lever is operated to the diaphragm closed position. FIG.
8A and 8B show a manual diaphragm mechanism in a conventional lens barrel. FIG. 8A is a diagram showing a configuration of a blade portion, and FIG. 8B is a diagram showing a configuration of a chrysanthemum.
[Explanation of symbols]
10 ... lens group,
11 ... support cylinder,
15 ... Aperture lever,
15A ... shaft,
17A, 17B ... drive pins,
18… Rock knob,
20 ... arrangement frame,
20D, 22A, 23A, 25B ... opening,
21… Restriction pin,
22, 23 ... feathers,
22B, 23B ... straight groove,
22C, 23C ... long groove,
25 ... Presser plate.

Claims (2)

弧面を有する絞り枠と、
この絞り枠の弧面に沿って揺動自在となる状態で鏡胴の支持筒に軸支され、外部に露出した部分を直接操作するように構成された絞りレバーと、
この絞りレバーに係合させた状態でそれぞれが重ね合わせられて上記絞り枠に配置され、それぞれに絞り開口量を設定するための開口部を有し、上記絞りレバーの揺動操作によって絞り開閉動作を行う２枚の絞り羽根と、
上記絞りレバーに外部に露出した部分として配置され、先端が上記絞り枠の弧面に当接することにより上記絞りレバーを絞り調整位置で固定するためのネジ固定式のロックツマミと、を含んでなるレンズ鏡胴の手動式絞り機構。 An aperture frame having an arc surface;
This along an arc surface of the diaphragm frame is pivotally supported on the lens barrel supporting cylinder in a state that the swingable, a stop lever configured to operate the portion exposed to the outside directly,
In the state where they are engaged with the aperture lever, they are overlapped and arranged on the aperture frame , each has an opening for setting the aperture opening amount, and the aperture is opened and closed by swinging the aperture lever. and two aperture blades to perform,
A screw fixing type lock knob that is disposed as an exposed portion on the diaphragm lever and that fixes the diaphragm lever at the diaphragm adjustment position by abutting the tip of the diaphragm lever on the arc surface of the diaphragm frame. Manual aperture mechanism for lens barrel. 上記絞りレバーに、その支持軸に対し対称となる位置に２個の駆動ピンを設け、この２個の駆動ピンを上記絞り羽根のそれぞれに形成された係合孔に係合し、絞りレバーの揺動動作により２枚の絞り羽根を互いに逆方向となるように駆動したことを特徴とする上記第１請求項記載のレンズ鏡胴の手動式絞り機構。  The diaphragm lever is provided with two drive pins at positions symmetrical with respect to the support shaft, and the two drive pins are engaged with engagement holes formed in the diaphragm blades, respectively. 2. A manual diaphragm mechanism for a lens barrel according to claim 1, wherein the two diaphragm blades are driven so as to be in opposite directions by a swinging motion.

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