JP3733571B2 - 3 piece wheel for automobile - Google Patents

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JP3733571B2 JP2003102202A JP2003102202A JP3733571B2 JP 3733571 B2 JP3733571 B2 JP 3733571B2 JP 2003102202 A JP2003102202 A JP 2003102202A JP 2003102202 A JP2003102202 A JP 2003102202A JP 3733571 B2 JP3733571 B2 JP 3733571B2
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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用の３ピースホイールに関する。
【０００２】
【従来の技術】
自動車用の３ピースアルミホイールの断面図を図１と図２に示す。これ等の図に示すアルミホイールは、インナーリム１とアウターリム２とディスク３とを止ネジ４で固定している。インナーリム１とアウターリム２は、対向する部分を内側に折曲してフランジ部５を設け、このフランジ部５とディスク３とを貫通する止ネジ４で固定している。
【０００３】
図１の３ピースホイールは、インナーリム１とアウターリム２の両方に凹部溝７を設けているノーマルリムのアルミホイールである。凹部溝７は、ホイールにタイヤ２０を装着するために必要である。それは、タイヤ２０のビート部２１の内径がリムフランジ６の外径よりも小さいので、タイヤ２０のビート部２１の一部を凹部溝７に入れないと、リムフランジ６を越えてタイヤ２０のビート部２１の全周をリム面８にセットできないからである。図１に示すアルミホイールは、アウターリム２に凹部溝７を設けて、凹部溝７の側壁１７を貫通してバルブ１０を固定している。バルブ１０は、本体部１１をホイールの内部に配置して、ロッド１２をバルブ孔１３に固定する。ロッド１２は、ディスク３の外側にあって、ホイールの外側に表出される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
図１の３ピースホイールは、アウターリム２に凹部溝７を設けて、この凹部溝７の底部にディスク３の外周を固定するので、ディスク３の外径が小さくなる。リム外径が同じで、ディスクの外径が小さい３ピースホイールは、高級で美しいデザインにできない欠点がある。３ピースホイールは、リムよりも美しいデザインにできるディスクを大きくして、その外周に固定している止ネジの軌跡を大きくして、高級なデザインにできるからである。アルミホイールを装着するユーザーは、多くの者が機能よりもデザインを優先する。とくに、アルミホイールを装着して自動車のデザインを美しくしたいユーザーは、できるかぎり大きなディスクのアルミホイールを装着する。このことから、３ピースホイールは、ディスク３の外径を大きくすることが極めて大切である。
【０００５】
さらにまた、図１のアルミホイールは、タイヤ２０がパンクして走行すると、バルブ１０がタイヤ２０に損傷を与える欠点もある。パンクして空気が抜けたタイヤ２０は、内部をビートワイヤーで補強しているビート部２１がリムフランジ６から離れて内側に移動し、これがバルブ１０の本体部１１に当たるからである。とくに、自動車がこの状態で走行すると、タイヤ２０のビート部２１がリムフランジ６からわずかにずれてもバルブ１０の本体部１１に強く当たって、タイヤ２０を著しく損傷させてしまう。このため、ビート部２１が損傷されたタイヤ２０は、パンクを修理しても再び走行できない。自動車は、タイヤがパンクしても、交通安全のことから、必ずしも直ちに停止できないことがある。たとえば高速道路等でタイヤがパンクすると、避難場所まで移動する必要がある。避難場所まで移動するときに、タイヤ２０のビート部２１が損傷されると、パンクを修理しても再び走行できなくなる。高速道路等におけるタイヤの修理は、修理業者が現場に移動して行われる。このとき修理業者は、全ての自動車に装備される種々のタイヤを持っていくことはできない。タイヤの種類が極めて多いからである。このことから、パンクしたタイヤは、現場で修理した後に走行できることが極めて大切である。パンクを修理しても走行できない自動車は、自動車をレッカーで牽引して移動させる必要がある。ただ、パンクした自動車をレッカーで牽引して移動させるのは、タイヤのパンクを修理するのに比較して極めて手間がかかり、また修理コストも極めて高くなる。それは、タイヤを新しいものに交換することに加えて、レッカーに移動費用がかかるからである。さらに、高速道路等をレッカーで自動車を牽引するのは交通安全のことからも決して好ましくない。さらに、貨物自動車に搭載して移動することもできるが、この方法ではさらに高い移動経費がかかる。このことから、パンクしたタイヤで走行して、タイヤの損傷を少なくすることは、安全性と経済的な両方から極めて大切である。
【０００６】
図２に示す３ピースホイールは、インナーリム１に凹部溝７を設けて、アウターリム２には凹部溝７を設けていない。この構造の３ピースホイールは、ディスク３の外径を大きくできる。凹部溝７のないアウターリム２にディスク３を固定できるからである。ただ、この構造の３ピースホイールも、タイヤ２０がパンクして自動車を走行させると、タイヤ２０が著しく損傷することがある。とくに、この構造の３ピースホイールは、タイヤ２０のビート部２１を装着するリムフランジ６から離してバルブ１０を固定しているが、バルブ１０がリム面８から内面に突出しているので、パンクして空気の抜けたタイヤ２０のビート部２１がこの位置までずれると著しく損傷する欠点がある。パンクして空気が抜けたタイヤ２０で走行するとき、タイヤ２０のビート部２１がリム面８の中央部分まで移動するのを皆無にはできない。このため、バルブ１０の本体部１１をリムフランジ６から離して中央部分に配置する構造では、パンクしたタイヤ２０で走行するときのビート部２１の損傷を確実には阻止できない。とくに、最近普及しつつある、タイヤ２０の空気圧のセンサを内蔵するバルブ１０は、リム面８からの突出部分が極めて大きくなる。このため、パンクしたタイヤ２０で走行すると、大きな突出部がタイヤ２０を著しく損傷させる。また、突出部がリム面８からも突出するので、パンクしたタイヤ２０で走行すると、空気圧のセンサ部分が、空気の抜けたタイヤ２０で直接に強く押されて故障することがある。
【０００７】
本発明は、従来の３ピースホイールが有するこのような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、ディスクを大きくして高級なデザインとしながら、パンクしたタイヤで走行するときに、タイヤのビート部の損傷を少なくできる自動車用の３ピースホイールを提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、バルブに空気圧のセンサを内蔵するタイプのものを使用して、タイヤがパンクしたときの故障を防止できる自動車用の３ピースホイールを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動車用の３ピースホイールは、インナーリム１と、このインナーリム１に連結されてホイールのリムを構成するアウターリム２と、このアウターリム２に連結してなるディスク３とを備える。インナーリム１とアウターリム２は、互いに対向する面を内側に折曲してディスク３に固定するフランジ部５を設けている。インナーリム１とアウターリム２のフランジ部５を貫通する止ネジ４でインナーリム１とアウターリム２をディスク３に固定して３ピースホイールとしている。インナーリム１は、フランジ部５とリムフランジ６との間の外側面に凹部溝７を設けている。この凹部溝７は、フランジ部５に近いアウター側壁９をリム面８のセンターよりもディスク３に近い側に配置している。さらに、凹部溝７は、アウター側壁９を貫通してバルブ１０を固定するバルブ孔１３を開口して、バルブ１０の本体部１１を凹部溝７の内部に配置できる構造としている。さらに、ディスク３にはバルブ孔１３に固定しているバルブ１０のロッド１２をディスク３の外部に表出させる空隙１５を設けている。
【０００９】
インナーリム１とアウターリム２のフランジ部５は、バルブ孔１３に固定されるバルブ１０のロッド１２を貫通させる貫通部１６を設けることができる。凹部溝７のアウター側壁９がリムのセンター面とのなす傾斜角αは、約２０度とすることができる。凹部溝７のアウター側壁９近傍の深さは、好ましくは、１５ｍｍ以上であって、３５ｍｍ未満とすることができる。アウター側壁９とフランジ部５との中心間隔（ｄ）は、１０〜６０ｍｍ、好ましくは１０〜５０ｍｍ、さらに好ましくは１０〜４０ｍｍとすることができる。さらに、バルブ孔１３には、空気圧センサを内蔵するバルブ１０を固定することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための自動車用の３ピースホイールを例示するものであって、本発明は自動車用の３ピースホイールを下記のものに特定しない。
【００１１】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【００１２】
図３の断面図に示す自動車用の３ピースホイールは、アルミで製作してなるインナーリム１とアウターリム２とディスク３からなる。インナーリム１とアウターリム２は、アルミニウム板をスピニング加工して製作し、あるいはアルミニウムを鍛造して製作し、あるいは又アルミニウムを鋳造して製作される。ディスク３は、アルミニウムを鍛造または鋳造して製造される。ただし、本明細書において、アルミニウムとは、アルミニウム合金を含む広い意味で使用するものとする。さらに、ディスクは、マグネシウムまたはマグネシウム合金を鍛造または鋳造して製造することもできる。さらにまた、ディスクは、鉄または鉄合金で製作することもできる。
【００１３】
インナーリム１とアウターリム２は円筒状で、一方の端縁に沿ってタイヤ２０のビート部２１を内側に案内するためのリムフランジ６を、他方の端縁であって互いに対向する面を内側に折曲してフランジ部５を設けている。インナーリム１とアウターリム２は、フランジ部５を貫通する止ネジ４でディスク３に固定されてホイールのリムを構成する。すなわち、３ピースホイールは、ホイールのリムをインナーリム１とアウターリム２からなるふたつのパーツで構成し、さらにディスク３を別のパーツで構成して、これらを止ネジ４で固定して製作される。インナーリム１とアウターリム２の境界は溶接される。連結しているインナーリム１とアウターリム２のフランジ部５の間から空気が漏れるのを阻止するためである。ただし、インナーリム１とアウターリム２のフランジ部５は、必ずしも溶接する必要はない。インナーリムとアウターリムのフランジ部の間にシーリング材を塗布して、空気の漏れを阻止できるからである。
【００１４】
インナーリム１は、アウターリム２よりも幅が広く、フランジ部５とリムフランジ６との間の外側面に凹部溝７を設けている。凹部溝７は、タイヤ２０をホイールに装着するために設けられる。伸びないタイヤ２０のビート部２１の一部を凹部溝７に案内して、ホイールのリムフランジ６をビート部２１に入れるためである。凹部溝７は、フランジ部５に近いアウター側壁９をリム面８のセンターよりもディスク３に近い側に配置して、図２に示す従来のホイールよりも凹部溝７の幅を広くしている。アウター側壁９にバルブ１０を固定して、このバルブ１０をディスク３に接近させるためである。このことを実現するために、図の３ピースホイールは、アウター側壁９とフランジ部５との中心間隔（ｄ）を約３０ｍｍとしている。ただし、本明細書において、「アウター側壁とフランジ部との中心間隔」とは、図３に示すように、バルブ１０のロッド１２とアウター側壁９の厚さ方向のセンターＡと、フランジ部５のセンターＢとの最短距離を意味するものとする。アウター側壁とフランジ部との中心間隔（ｄ）は、たとえば１０〜６０ｍｍ、好ましくは１０〜５０ｍｍ、より好ましくは１０〜４０ｍｍとすることができる。
【００１５】
凹部溝７の深さは、アウター側壁９の近傍において約２０ｍｍとする。ただし、凹部溝は、アウター側壁近傍における深さを、１５ｍｍ以上であって３５ｍｍ未満とすることもできる。凹部溝が浅すぎると、アウター側壁に固定するバルブ本体がリム面から突出し、反対に深すぎるとリム面の内面に大きく突出して、リム面の最小内径が小さくなって、ホイールの内部に配置するブレーキ機構やサスペンション機構等がホイールに衝突しやすくなるからである。
【００１６】
さらに、図の３ピースホイールは、凹部溝７のアウター側壁９と、リムのセンター面とのなす傾斜角αを約２０度としている。ただし、本明細書において、「傾斜角αが約２０度である」とは、傾斜角αが２０±５度の範囲、すなわち１５〜２５度であることを意味する。この傾斜角αのアウター側壁９は、ここに固定されるバルブ１０のロッド１２の方向を理想的な方向にできる。それは、アウター側壁９に固定されるバルブ１０のロッド１２が、わずかにディスク３の中心側に傾斜するので、ロッド１２の先端がアウターリム２の内面から離れて、空気を入れやすくできるからである。
【００１７】
アウター側壁９は、これを貫通してバルブ１０を固定するバルブ孔１３を開口して、バルブ１０を固定できるようにしている。バルブ１０は、バルブ孔１３に挿通するロッド１２の表面に雄ネジを設けている。ロッド１２は、バルブ孔１３に内側から外側に挿通され、アウター側壁９の外側でロッド１２にナット１４をねじ込み、ナット１４でバルブ１０をアウター側壁９に固定する。ナット１４は、パッキンを介して空気漏れしないように、気密にバルブ１０をアウター側壁９に固定する。ただし、本発明は、バルブ１０をアウター側壁９に固定する構造を特定するものではない。バルブは、空気漏れしない他の構造で、アウター側壁のバルブ孔に固定することができる。たとえば、バルブのロッドを、ナットを使用することなく、パッキンのみで気密に固定することもできる。このパッキンは、ゴム状弾性体をバルブ孔に挿通できる筒状に成形し、かつ筒部の両端にバルブ孔の両側を弾性的に挟着する鍔を設けてなる形状とする。
【００１８】
ロッド１２をバルブ孔１３に入れてアウター側壁９に固定されるバルブ１０は、バルブ１０の本体部１１を凹部溝７の内部に配置して、ロッド１２を外部に突出させる。本体部１１は、凹部溝７に配置されてリム面８から突出しいな外形とする。いいかえると、凹部溝７の深さを、本体部１１をリム面８から突出させない深さとする。図のバルブ１０は、本体部１１にタイヤ２０内の空気圧を検出する空気圧センサを内蔵している。空気圧センサは、タイヤ２０内の空気圧を検出し、検出した圧力信号を自動車に設けている受信機に無線伝送する電子回路を内蔵している。この空気圧センサは、タイヤ２０内の空気圧を圧力検出素子で検出し、圧力検出素子の出力信号で搬送波を変調して、変調された搬送波を無線伝送する。
【００１９】
空気圧センサは、電子回路を駆動する電源回路も内蔵している。電源回路は、自動車に装着している送信機から伝送される電磁波を受信するアンテナコイルを備える共振回路と、共振回路に誘導される交流を整流する整流回路と、整流回路から出力される脈流を平滑な直流にする平滑コンデンサとを備えている。この電源回路は、自動車から送信される電磁波から直流電源を得るので、本体部に電池を内蔵する必要がない。ただ、バルブは、本体部に電池を内蔵して、電子回路を駆動することもできる。また、バルブは、本体部に二次電池と電磁波から直流電源を得る回路の両方を内蔵し、電磁波を受信して二次電池を充電する回路構成とすることもできる。
【００２０】
図の本体部１１は、ひとつの面を凹部溝７の底面に沿う形状とし、この面と対向する外側面をホイールのリム面８から突出させないで、リム面８に沿う形状からリム面８に対してわずかに傾斜する平滑面としている。この形状のバルブ１０本体は、パンクしたタイヤ２０で走行してビート部２１の損傷を最も少なくできる。それは、タイヤ２０のビート部２１が広い面積で本体部１１に当接するからである。
【００２１】
アウター側壁９に固定されるバルブ１０のロッド１２に、空気を注入するノズルを連結するために、ディスク３には、バルブ孔１３に固定しているバルブ１０のロッド１２をディスク３の外部に表出させる空隙１５を設けている。さらに、図のバルブ１０のロッド１２は、アウターリム２とインナーリム１のフランジ部５を通過して外部に突出されるので、アウターリム２とインナーリム１のフランジ部５にも、バルブ１０のロッド１２を通過させる貫通部１６を設けている。
【００２２】
【発明の効果】
本発明の自動車用の３ピースホイールは、ディスクを大きくして高級なデザインにできる特長がある。それは、図３に示すように、インナーリムに凹部溝を設けているので、アウターリムに凹部溝を設ける必要がないからである。凹部溝のないアウターリムは、これを固定するディスクの外径を大きくできる。
【００２３】
さらに、本発明の自動車用の３ピースホイールは、パンクして走行するときのタイヤビート部の損傷を防止できる特長がある。それは、本発明の３ピースホイールが、インナーリムに凹部溝を設けて、この凹部溝のアウター側壁を、リム面のセンターよりもディスクに近い位置に配置し、ディスクに近い側に配置しているアウター側壁にバルブ孔を開口して、バルブ孔に固定するバルブの本体部を凹部溝に配置する構造としているからである。とくに、本発明の３ピースホイールは、タイヤを装着するために設けている凹部溝の位置を変更して、ここにバルブの本体部を入れている。この構造は、インナーリムに設けた凹部溝にバルブの本体部を配設しているので、アウター側壁に固定するバルブがリム面から内面に大きく突出することがない。したがって、パンクしたタイヤで走行するときに、ビート部がバルブに強く当たって損傷するのを有効に防止できる。とくに、パンクしたタイヤで走行するとき、タイヤはトレッドを設けた厚いクラウン部は変形せずに、図３の鎖線で示すようにサイドウォール部２３で折曲されて、ビート部２１とクラウン部２２とが積層された状態となってリム面８を押圧する。すなわち、タイヤのビート部は凹部溝に深く侵入することなく、このためビート部がバルブの本体部に強く当たって損傷することがない。また、この状態では、バルブの本体部が空気の抜けたタイヤで直接に強く押されることもないので、空気圧のセンサを内蔵する大きな本体部等がタイヤで直接に強く押されて故障するのを有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 従来の３ピースホイールの一例を示す断面図
【図２】 従来の３ピースホイールの他の一例を示す断面図
【図３】 本発明の一実施例にかかる自動車用の３ピースホイールの断面図
【符号の説明】
１…インナーリム
２…アウターリム
３…ディスク
４…止ネジ
５…フランジ部
６…リムフランジ
７…凹部溝
８…リム面
９…アウター側壁
１０…バルブ
１１…本体部
１２…ロッド
１３…バルブ孔
１４…ナット
１５…空隙
１６…貫通部
１７…側壁
２０…タイヤ
２１…ビート部
２２…クラウン部
２３…サイドウォール部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a three-piece wheel for an automobile.
[0002]
[Prior art]
1 and 2 show sectional views of a three-piece aluminum wheel for automobiles. In the aluminum wheels shown in these drawings, the inner rim 1, the outer rim 2, and the disk 3 are fixed by a set screw 4. The inner rim 1 and the outer rim 2 are provided with a flange portion 5 by bending an opposing portion inward, and are fixed by a set screw 4 penetrating the flange portion 5 and the disk 3.
[0003]
The three-piece wheel in FIG. 1 is a normal rim aluminum wheel in which recessed grooves 7 are provided in both the inner rim 1 and the outer rim 2. The recessed groove 7 is necessary for mounting the tire 20 on the wheel. This is because the inner diameter of the beat portion 21 of the tire 20 is smaller than the outer diameter of the rim flange 6, and if the beat portion 21 of the tire 20 is not partially inserted into the recessed groove 7, the beat of the tire 20 exceeds the rim flange 6. This is because the entire circumference of the portion 21 cannot be set on the rim surface 8. The aluminum wheel shown in FIG. 1 is provided with a recessed groove 7 in the outer rim 2 and penetrates a side wall 17 of the recessed groove 7 to fix the valve 10. In the valve 10, the main body 11 is disposed inside the wheel, and the rod 12 is fixed to the valve hole 13. The rod 12 is outside the disk 3 and is exposed outside the wheel.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The three-piece wheel in FIG. 1 has a concave groove 7 in the outer rim 2 and the outer periphery of the disk 3 is fixed to the bottom of the concave groove 7, so the outer diameter of the disk 3 is reduced. A three-piece wheel with the same rim outer diameter and a smaller disk outer diameter has a drawback that it cannot be made into a high-class and beautiful design. This is because the three-piece wheel can be made a high-grade design by enlarging the disc that can be designed more beautifully than the rim and increasing the trajectory of the set screw fixed to the outer periphery of the disc. Many users who wear aluminum wheels prioritize design over function. In particular, users who want to beautify their car design by installing aluminum wheels will install the largest disc aluminum wheels possible. For this reason, it is extremely important for the three-piece wheel to increase the outer diameter of the disk 3.
[0005]
Furthermore, the aluminum wheel of FIG. 1 also has a drawback that the valve 10 damages the tire 20 when the tire 20 runs punctured. This is because, in the tire 20 from which the air has been punctured, the beat portion 21 whose inside is reinforced with the beat wire moves away from the rim flange 6 and moves inward, which hits the main body portion 11 of the valve 10. In particular, when the automobile travels in this state, even if the beat portion 21 of the tire 20 slightly deviates from the rim flange 6, it strongly hits the main body portion 11 of the valve 10 and the tire 20 is significantly damaged. For this reason, the tire 20 in which the beat part 21 is damaged cannot run again even if the puncture is repaired. Even if the tire is punctured, the car may not always stop immediately due to traffic safety. For example, when a tire punctures on an expressway, it is necessary to move to an evacuation site. If the beat portion 21 of the tire 20 is damaged when moving to the evacuation site, the vehicle cannot run again even if the puncture is repaired. Repair of tires on an expressway or the like is performed by a repairer moving to the site. At this time, the repair shop cannot bring various tires equipped in all automobiles. This is because there are many types of tires. For this reason, it is extremely important that punctured tires can be run after being repaired on site. A car that cannot run even after repairing a puncture needs to be moved by towing it with a tow truck. However, towing and moving a punctured car with a tow truck is very laborious and repair costs are extremely high compared to repairing a tire puncture. This is because, in addition to replacing the tire with a new one, the tow truck incurs travel costs. Furthermore, towing a car on a highway or the like with a tow truck is not preferable from the viewpoint of traffic safety. Furthermore, although it can be moved by being mounted on a truck, this method requires a higher moving cost. For this reason, driving with punctured tires to reduce tire damage is extremely important for both safety and economy.
[0006]
The three-piece wheel shown in FIG. 2 has a recess groove 7 in the inner rim 1 and no recess groove 7 in the outer rim 2. The three-piece wheel having this structure can increase the outer diameter of the disk 3. This is because the disk 3 can be fixed to the outer rim 2 having no recessed groove 7. However, even in the three-piece wheel having this structure, when the tire 20 is punctured and the automobile is driven, the tire 20 may be significantly damaged. In particular, the three-piece wheel having this structure fixes the valve 10 apart from the rim flange 6 on which the beating portion 21 of the tire 20 is mounted, but the valve 10 protrudes from the rim surface 8 to the inner surface, so that it is punctured. If the beat portion 21 of the tire 20 from which the air has escaped is displaced to this position, there is a drawback that it is significantly damaged. When traveling with the tire 20 punctured and deflated, it is impossible for the beat portion 21 of the tire 20 to move to the central portion of the rim surface 8. For this reason, the structure in which the main body portion 11 of the valve 10 is disposed at the center portion away from the rim flange 6 cannot reliably prevent damage to the beat portion 21 when traveling with the punctured tire 20. In particular, the valve 10 incorporating the air pressure sensor of the tire 20 that has recently become widespread has a very large protruding portion from the rim surface 8. For this reason, when the vehicle travels with the punctured tire 20, the large protrusion significantly damages the tire 20. In addition, since the protruding portion protrudes from the rim surface 8, when the vehicle runs on the punctured tire 20, the air pressure sensor portion may be strongly pressed directly by the tire 20 that has been deflated and may break down.
[0007]
The present invention has been developed for the purpose of solving such drawbacks of the conventional three-piece wheel. An important object of the present invention is to provide a three-piece wheel for an automobile that can reduce damage to the beat portion of the tire when traveling with a punctured tire while increasing the size of the disk to make a high-grade design.
Another important object of the present invention is to provide a three-piece wheel for an automobile that can prevent a failure when a tire is punctured by using a valve with a built-in air pressure sensor. .
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The three-piece wheel for an automobile according to the present invention includes an inner rim 1, an outer rim 2 connected to the inner rim 1 to form a rim of the wheel, and a disk 3 connected to the outer rim 2. The inner rim 1 and the outer rim 2 are provided with a flange portion 5 that is bent to the inner side and fixed to the disk 3. The inner rim 1 and the outer rim 2 are fixed to the disk 3 with a set screw 4 penetrating the flange portion 5 of the inner rim 1 and the outer rim 2 to form a three-piece wheel. The inner rim 1 is provided with a recessed groove 7 on the outer surface between the flange portion 5 and the rim flange 6. The recessed groove 7 has an outer side wall 9 close to the flange portion 5 disposed closer to the disk 3 than the center of the rim surface 8. Further, the recess groove 7 has a structure in which a valve hole 13 that fixes the valve 10 through the outer side wall 9 is opened, and the main body 11 of the valve 10 can be disposed inside the recess groove 7. Further, the disk 3 is provided with a gap 15 for exposing the rod 12 of the valve 10 fixed to the valve hole 13 to the outside of the disk 3.
[0009]
The flange portion 5 of the inner rim 1 and the outer rim 2 can be provided with a through portion 16 through which the rod 12 of the valve 10 fixed to the valve hole 13 passes. The inclination angle α formed by the outer side wall 9 of the recessed groove 7 and the center surface of the rim can be about 20 degrees. The depth of the concave groove 7 in the vicinity of the outer side wall 9 is preferably 15 mm or more and can be less than 35 mm. The center distance (d) between the outer side wall 9 and the flange portion 5 can be 10 to 60 mm, preferably 10 to 50 mm, and more preferably 10 to 40 mm. Further, the valve 10 containing the air pressure sensor can be fixed to the valve hole 13.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. However, the embodiment shown below exemplifies a three-piece wheel for an automobile for embodying the technical idea of the present invention, and the present invention does not specify the three-piece wheel for an automobile as described below. .
[0011]
Further, in this specification, in order to facilitate understanding of the scope of claims, the numbers corresponding to the members shown in the embodiments are referred to as “claims” and “means for solving the problems”. It is added to the member shown by. However, the members shown in the claims are not limited to the members in the embodiments.
[0012]
The automobile three-piece wheel shown in the cross-sectional view of FIG. 3 includes an inner rim 1, an outer rim 2 and a disk 3 made of aluminum. The inner rim 1 and the outer rim 2 are manufactured by spinning an aluminum plate, manufactured by forging aluminum, or manufactured by casting aluminum. The disk 3 is manufactured by forging or casting aluminum. However, in this specification, aluminum is used in a broad sense including an aluminum alloy. Further, the disc can be manufactured by forging or casting magnesium or a magnesium alloy. Furthermore, the disc can be made of iron or an iron alloy.
[0013]
The inner rim 1 and the outer rim 2 have a cylindrical shape, and a rim flange 6 for guiding the beat portion 21 of the tire 20 inward along one edge, and a surface opposite to each other on the other edge. And a flange portion 5 is provided. The inner rim 1 and the outer rim 2 are fixed to the disk 3 with a set screw 4 penetrating the flange portion 5 to constitute a wheel rim. That is, the three-piece wheel is manufactured by configuring the rim of the wheel with two parts consisting of the inner rim 1 and the outer rim 2, and further configuring the disk 3 with other parts and fixing them with set screws 4. The The boundary between the inner rim 1 and the outer rim 2 is welded. This is to prevent air from leaking from between the flange portions 5 of the connected inner rim 1 and outer rim 2. However, the flange portions 5 of the inner rim 1 and the outer rim 2 are not necessarily welded. This is because a sealing material can be applied between the flange portions of the inner rim and the outer rim to prevent air leakage.
[0014]
The inner rim 1 is wider than the outer rim 2 and is provided with a recessed groove 7 on the outer surface between the flange portion 5 and the rim flange 6. The recessed groove 7 is provided for mounting the tire 20 on the wheel. This is because a portion of the beat portion 21 of the tire 20 that does not stretch is guided to the recess groove 7 and the rim flange 6 of the wheel is inserted into the beat portion 21. The recess groove 7 has an outer side wall 9 close to the flange portion 5 disposed closer to the disk 3 than the center of the rim surface 8 to make the recess groove 7 wider than the conventional wheel shown in FIG. . This is because the valve 10 is fixed to the outer side wall 9 so that the valve 10 approaches the disk 3. In order to realize this, in the illustrated three-piece wheel, the center distance (d) between the outer side wall 9 and the flange portion 5 is set to about 30 mm. However, in this specification, the “center distance between the outer side wall and the flange portion” refers to the center A in the thickness direction of the rod 12 of the valve 10 and the outer side wall 9 and the flange portion 5 as shown in FIG. It means the shortest distance from the center B. The center distance (d) between the outer side wall and the flange portion can be, for example, 10 to 60 mm, preferably 10 to 50 mm, and more preferably 10 to 40 mm.
[0015]
The depth of the recessed groove 7 is about 20 mm in the vicinity of the outer side wall 9. However, the depth of the recess groove in the vicinity of the outer side wall can be 15 mm or more and less than 35 mm. If the recessed groove is too shallow, the valve body that is fixed to the outer side wall protrudes from the rim surface. Conversely, if it is too deep, the valve body protrudes greatly from the inner surface of the rim surface, and the minimum inner diameter of the rim surface is reduced to be placed inside the wheel. This is because a brake mechanism, a suspension mechanism, and the like easily collide with the wheel.
[0016]
Further, in the illustrated three-piece wheel, an inclination angle α formed by the outer side wall 9 of the recessed groove 7 and the center surface of the rim is set to about 20 degrees. However, in this specification, “the inclination angle α is about 20 degrees” means that the inclination angle α is in the range of 20 ± 5 degrees, that is, 15 to 25 degrees. The outer side wall 9 having the inclination angle α can make the direction of the rod 12 of the valve 10 fixed thereto ideally. This is because the rod 12 of the valve 10 fixed to the outer side wall 9 is slightly inclined toward the center side of the disk 3, so that the tip of the rod 12 can be separated from the inner surface of the outer rim 2 and air can be easily introduced. .
[0017]
The outer side wall 9 penetrates the outer side wall 9 to open a valve hole 13 for fixing the valve 10 so that the valve 10 can be fixed. The valve 10 is provided with a male screw on the surface of the rod 12 inserted into the valve hole 13. The rod 12 is inserted into the valve hole 13 from the inside to the outside, a nut 14 is screwed into the rod 12 outside the outer side wall 9, and the valve 10 is fixed to the outer side wall 9 with the nut 14. The nut 14 hermetically fixes the valve 10 to the outer side wall 9 so as not to leak air through the packing. However, the present invention does not specify a structure for fixing the valve 10 to the outer side wall 9. The valve can be fixed to the valve hole in the outer side wall with another structure that does not leak air. For example, the rod of the valve can be hermetically fixed only by packing without using a nut. The packing is formed into a shape in which a rubber-like elastic body is formed into a cylindrical shape that can be inserted into the valve hole, and a flange that elastically sandwiches both sides of the valve hole is provided at both ends of the cylindrical portion.
[0018]
In the valve 10 that is fixed to the outer side wall 9 by inserting the rod 12 into the valve hole 13, the body portion 11 of the valve 10 is disposed inside the recessed groove 7, and the rod 12 is projected outside. The main body portion 11 is arranged in the recessed groove 7 and has an outer shape that protrudes from the rim surface 8. In other words, the depth of the recessed groove 7 is set to such a depth that the main body 11 does not protrude from the rim surface 8. The illustrated valve 10 has a built-in air pressure sensor for detecting the air pressure in the tire 20 in the main body 11. The air pressure sensor incorporates an electronic circuit that detects the air pressure in the tire 20 and wirelessly transmits the detected pressure signal to a receiver provided in the automobile. This air pressure sensor detects the air pressure in the tire 20 with a pressure detection element, modulates a carrier wave with an output signal of the pressure detection element, and wirelessly transmits the modulated carrier wave.
[0019]
The air pressure sensor also incorporates a power supply circuit that drives an electronic circuit. The power supply circuit includes a resonance circuit including an antenna coil that receives electromagnetic waves transmitted from a transmitter mounted on an automobile, a rectification circuit that rectifies alternating current induced in the resonance circuit, and a pulsating current output from the rectification circuit And a smoothing capacitor that makes the direct current smooth. Since this power supply circuit obtains a DC power supply from electromagnetic waves transmitted from the automobile, it is not necessary to incorporate a battery in the main body. However, the valve can also drive an electronic circuit by incorporating a battery in the main body. In addition, the valve may have a circuit configuration in which both a secondary battery and a circuit that obtains a DC power supply from electromagnetic waves are incorporated in the main body, and the secondary battery is charged by receiving the electromagnetic waves.
[0020]
The main body 11 shown in the figure has a shape along one bottom surface along the bottom surface of the recessed groove 7, and the outer surface facing this surface does not protrude from the rim surface 8 of the wheel. On the other hand, it is a smooth surface slightly inclined. The valve 10 body of this shape can travel with the punctured tire 20 to minimize damage to the beat portion 21. This is because the beat portion 21 of the tire 20 contacts the main body portion 11 with a large area.
[0021]
In order to connect the nozzle 12 for injecting air to the rod 12 of the valve 10 fixed to the outer side wall 9, the disk 12 has the rod 12 of the valve 10 fixed to the valve hole 13 on the outside of the disk 3. A void 15 is provided. Further, since the rod 12 of the valve 10 shown in the drawing passes through the flange portion 5 of the outer rim 2 and the inner rim 1 and protrudes to the outside, the flange 10 of the valve 10 is also disposed on the outer rim 2 and the flange portion 5 of the inner rim 1. A penetrating portion 16 through which the rod 12 passes is provided.
[0022]
【The invention's effect】
The three-piece wheel for automobiles of the present invention has a feature that a disk can be enlarged to make a high-class design. This is because, as shown in FIG. 3, since the recessed groove is provided in the inner rim, it is not necessary to provide the recessed groove in the outer rim. An outer rim without a recessed groove can increase the outer diameter of a disk for fixing the outer rim.
[0023]
Furthermore, the three-piece wheel for automobiles of the present invention has a feature that can prevent damage to the tire beat portion when traveling with puncture. In the three-piece wheel of the present invention, the inner rim is provided with a recessed groove, and the outer side wall of the recessed groove is disposed closer to the disk than the center of the rim surface, and is disposed closer to the disk. This is because a valve hole is opened in the outer side wall, and the main body of the valve fixed to the valve hole is arranged in the recess groove. In particular, in the three-piece wheel of the present invention, the position of the recessed groove provided for mounting the tire is changed, and the main body of the valve is inserted here. In this structure, since the main body portion of the valve is disposed in the recessed groove provided in the inner rim, the valve fixed to the outer side wall does not protrude greatly from the rim surface to the inner surface. Therefore, when running with a punctured tire, it is possible to effectively prevent the beat portion from hitting the valve strongly and damaging it. In particular, when running with a punctured tire, the tire is not deformed at the thick crown portion provided with the tread, but is bent at the sidewall portion 23 as shown by a chain line in FIG. And the rim surface 8 is pressed. In other words, the beat portion of the tire does not penetrate deeply into the recess groove, so that the beat portion does not hit the main body portion of the valve and is not damaged. Also, in this state, the main body of the valve is not directly pressed strongly by the tire from which air has been removed, so that a large main body with a built-in air pressure sensor is strongly pressed directly by the tire and may break down. It can be effectively prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing an example of a conventional three-piece wheel. FIG. 2 is a sectional view showing another example of a conventional three-piece wheel. FIG. 3 is a three-piece wheel for an automobile according to an embodiment of the invention. Sectional view of [Figure]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Inner rim 2 ... Outer rim 3 ... Disc 4 ... Set screw 5 ... Flange part 6 ... Rim flange 7 ... Recess groove 8 ... Rim surface 9 ... Outer side wall 10 ... Valve 11 ... Main-body part 12 ... Rod 13 ... Valve hole 14 ... Nut 15 ... Gap 16 ... Penetration part 17 ... Side wall 20 ... Tire 21 ... Beat part 22 ... Crown part 23 ... Side wall part

Claims (8)

インナーリム(1)と、このインナーリム(1)に連結されてホイールのリムを構成するアウターリム(2)と、このアウターリム(2)に連結してなるディスク(3)とを備えており、インナーリム(1)とアウターリム(2)は、互いに対向する面を内側に折曲してディスク(3)に固定するフランジ部(5)を設けており、インナーリム(1)とアウターリム(2)のフランジ部(5)を貫通する止ネジ(4)でインナーリム(1)とアウターリム(2)をディスク(3)に固定してなる自動車用の３ピースホイールにおいて、
インナーリム(1)が、フランジ部(5)とリムフランジ(6)との間の外側面に凹部溝(7)を設けており、この凹部溝(7)は、フランジ部(5)に近いアウター側壁(9)をリム面(8)のセンターよりもディスク(3)に近い側に配置すると共に、凹部溝 (7) のアウター側壁 (9) とリムのセンター面とのなす傾斜角αを１５〜２５度としており、このアウター側壁(9)を貫通してバルブ(10)を固定するバルブ孔(13)を開口して、バルブ(10)の本体部(11)を凹部溝(7)の内部に配置できる構造としており、さらに、ディスク(3)にはバルブ孔(13)に固定しているバルブ(10)のロッド(12)をディスク(3)の外部に表出させる空隙(15)を設け、さらにまた、インナーリム (1) とアウターリム (2) のフランジ部 (5) に、バルブ孔 (13) に固定されるバルブ (10) のロッド (12) を貫通させる貫通部 (16) を設けてなる自動車用の３ピースホイール。It has an inner rim (1), an outer rim (2) that is connected to the inner rim (1) and forms the rim of the wheel, and a disk (3) that is connected to the outer rim (2). The inner rim (1) and the outer rim (2) are provided with a flange (5) that bends the mutually facing surfaces inward and is fixed to the disc (3). In a three-piece wheel for automobiles, in which an inner rim (1) and an outer rim (2) are fixed to a disk (3) with a set screw (4) that penetrates the flange (5) of (2),
The inner rim (1) has a recessed groove (7) on the outer surface between the flange portion (5) and the rim flange (6), and this recessed groove (7) is close to the flange portion (5). The outer side wall (9) is arranged closer to the disc (3) than the center of the rim surface (8), and the inclination angle α formed by the outer side wall (9) of the recessed groove (7 ) and the center surface of the rim is set. The valve hole (13) for fixing the valve (10) is opened through the outer side wall (9), and the body (11) of the valve (10) is formed in the recess groove (7). In addition, the disc (3) has a gap (15) that exposes the rod (12) of the valve (10) fixed to the valve hole (13) to the outside of the disc (3). ), And further, a through-portion ( through the rod (12) of the valve (10) fixed to the valve hole (13) in the flange portion (5) of the inner rim (1) and outer rim (2) ( 16) is provided and consists of automotive Piece wheel. インナーリムInner rim (1)(1) と、このインナーリムAnd this inner rim (1)(1) に連結されてホイールのリムを構成するアウターリムOuter rim connected to the wheel to form a wheel rim (2)(2) と、このアウターリムAnd this outer rim (2)(2) に連結してなるディスクDisk connected to (3)(3) とを備えており、インナーリムWith an inner rim (1)(1) とアウターリムAnd outer rim (2)(2) は、互いに対向する面を内側に折曲してディスクFold the discs facing each other inwards (3)(3) に固定するフランジ部Flange part fixed to (5)(Five) を設けており、インナーリムHas an inner rim (1)(1) とアウターリムAnd outer rim (2)(2) のフランジ部Flange part (5)(Five) を貫通する止ネジSet screw penetrating through (4)(Four) でインナーリムWith inner rim (1)(1) とアウターリムAnd outer rim (2)(2) をディスクThe disc (3)(3) に固定してなる自動車用の３ピースホイールにおいて、In the three-piece wheel for automobiles fixed to
インナーリム  Inner rim (1)(1) が、フランジ部But the flange (5)(Five) とリムフランジAnd rim flange (6)(6) との間の外側面に凹部溝Recessed groove on the outer surface between (7)(7) を設けており、この凹部溝This recessed groove is provided with (7)(7) は、フランジ部The flange part (5)(Five) に近いアウター側壁Near the outer side wall (9)(9) をリム面The rim surface (8)(8) のセンターよりもディスクDisc than the center of (3)(3) に近い側に配置すると共に、凹部溝And located on the side closer to the recess groove (7)(7) のアウター側壁Outer side wall (9)(9) とリムのセンター面とのなす傾斜角αを１５〜２５度としており、このアウター側壁The outer side wall has an inclination angle α of 15 to 25 degrees with the center surface of the rim. (9)(9) を貫通してバルブThrough the valve (10)(Ten) を固定するバルブ孔To fix the valve hole (13)(13) を開口して、タイヤOpen the tire (20)(20) 内の空気圧を検出する空気圧センサを内蔵しているバルブValve with built-in air pressure sensor that detects air pressure inside (10)(Ten) の本体部Main body (11)(11) を凹部溝Recessed groove (7)(7) の内部に配置できる構造としており、The structure can be placed inside the
さらに、ディスクIn addition, the disc (3)(3) にはバルブ孔There is a valve hole (13)(13) に固定しているバルブValve fixed to (10)(Ten) のロッドRod (12)(12) をディスクThe disc (3)(3) の外部に表出させる空隙Air gaps exposed outside (15)(15) を設け、さらにまた、インナーリムIn addition, the inner rim (1)(1) とアウターリムAnd outer rim (2)(2) のフランジ部Flange part (5)(Five) に、バルブ孔In the valve hole (13)(13) に固定されるバルブValve fixed to (10)(Ten) のロッドRod (12)(12) を貫通させる貫通部Penetrating part that penetrates (16)(16) を設けており、Has been established,
また、凹部溝Also recessed groove (7)(7) の深さは、バルブの本体部The depth of the valve body (11)(11) をホイールのリム面The wheel rim surface (8)(8) から突出させない深さとし、かつ、凹部溝The depth is such that it does not protrude from the concave groove (7)(7) に配置されるバルブの本体部The main body of the valve (11)(11) は、ひとつの面を凹部溝Has a concave groove on one side (7)(7) の底面に沿う形状とし、この面と対向する外側面をホイールのリム面The outer surface facing this surface is the rim surface of the wheel. (8)(8) から突出させないで、リム面Do not protrude from the rim surface (8)(8) に沿う形状からリム面From the shape along the rim surface (8)(8) に対して傾斜する面としている自動車用の３ピースホイール。A three-piece wheel for automobiles that is inclined to the surface. 凹部溝(7)のアウター側壁(9)近傍の深さが１５ｍｍ以上である請求項１に記載される自動車用の３ピースホイール。  The three-piece wheel for an automobile according to claim 1, wherein the depth of the concave groove (7) in the vicinity of the outer side wall (9) is 15 mm or more. 凹部溝(7)のアウター側壁(9)近傍の深さが３５ｍｍ未満である請求項１又は３に記載される自動車用の３ピースホイール。3-piece wheel for a motor vehicle set forth in claim 1 or 3 outer side wall (9) in the vicinity depth of the recess groove (7) is less than 35 mm. アウター側壁(9)とフランジ部(5)との中心間隔（ｄ）が１０〜６０ｍｍである請求項１に記載される自動車用の３ピースホイール。  The three-piece wheel for an automobile according to claim 1, wherein a center distance (d) between the outer side wall (9) and the flange portion (5) is 10 to 60 mm. アウター側壁(9)とフランジ部(5)との中心間隔（ｄ）が１０〜５０ｍｍである請求項１に記載される自動車用の３ピースホイール。  The three-piece wheel for an automobile according to claim 1, wherein a center distance (d) between the outer side wall (9) and the flange portion (5) is 10 to 50 mm. アウター側壁(9)とフランジ部(5)との中心間隔（ｄ）が１０〜４０ｍｍである請求項１に記載される自動車用の３ピースホイール。  The three-piece wheel for an automobile according to claim 1, wherein a center distance (d) between the outer side wall (9) and the flange portion (5) is 10 to 40 mm. バルブ孔(13)に空気圧センサを内蔵するバルブ(10)を固定している請求項１に記載される自動車用の３ピースホイール。  The three-piece wheel for an automobile according to claim 1, wherein a valve (10) having a built-in air pressure sensor is fixed in the valve hole (13).
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