JP3733368B2 - 密封容器の蓋体係止構造 - Google Patents

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Description

【技術分野】
本発明は、容器本体とこれに螺合する蓋体とからなる容器の蓋体係止構造に関し、容器本体首部に設けた切欠部とキャップ部外周に設けた切欠部を相当接させることで、キャップ部と一体成形した蓋体の一領域を常に容器本体の決まった一領域に対応さることを可能とし、さらに、キャップ底部中央に設けた傾斜加工が施された環状スカート部により密封性を向上させた密封容器の蓋体係止構造に関するものである。
【背景技術】
従来、容器首部とキャップとが螺合するタイプの容器にあっては、単に雄螺子と雌螺子とを嵌合させるだけの構造を有するものが多い。さらに、安価に製造加工する目的、及び取扱いの容易さから、容器及びキャップ共々雄螺子、雌螺子が合成樹脂により成形されている。
しかしながら、上記のような容器においては、キャップの締め付けすぎ、あるいは締め付け不足は使用者の感覚に左右され、完全な螺合状態が常に得られるとは限らない。また、度重なる使用によって螺子山に摩耗を伴うことから、螺合に不具合が生じ、前述の事象は経年とともに一層顕著となる。
さらに、前述の理由から、容器本体に対して常にキャップの同じ一側面あるいは同じ領域を対応させるものとなっておらず、例えば、容器本体とキャップを一体と捉えたデザインを施そうとしても、両者の間にズレが生じることが多いことから、これまで別々にデザインが施されてきたり、キャップはデザインの対象から外されてきたりしてきた。
そこで、本発明は上記の問題点に鑑み、キャップの密封性を向上させるとともに、キャップと容器本体とを常に一定の領域で対応させ、使用者の感覚に依らずとも、完全な螺合状態を常に得ることができ、キャップの締め付け具合によるズレ、また経年の摩耗によるズレや不具合が生じない密封容器の蓋体係止構造を提供することを目的とする。
【発明の開示】
本発明の密封容器の蓋体係止構造は、容器首部と螺合する蓋体を有する密封容器の蓋体係止構造であって、当該蓋体は、透明の断面凹形把持部と把持部中央内側に設けたキャップ部とからなり、また、当該蓋体は容器本体より硬質であって、容器本体頂上部にキャップの周壁に合わせて円形の嵌合溝を容器本体首部の周囲に設け、さらに当該嵌合溝に螺旋状底部を形成し、一端に鋭角に切欠部を設け、キャップ部の周壁端部は、当該切欠部に合わせて鋭角に切欠部を成形され、かつ、嵌合溝の螺旋状溝底部の形状に合わせて成形された構造を有し、さらに、前記キャップ部内側上底には容器開口部方向へ延設した先細りする傾斜を有する環状スカート部を有し、当該環状スカート部の外周が容器本体開口部内周に係合し、当該容器本体首部周壁が当該環状スカート部の傾斜に沿って半径外方向に撓変形し、シール係合するとともに、該キャップ部の周壁端部に成形される切欠部が、該嵌合溝内に納まって、該嵌合溝に設けられる切欠部と当接して、該キャップ部と該容器本体首部との螺合が完了されることを特徴とし、かつ、前記把持部内壁とキャップ部とを支持片により補強した構造とし、閉蓋時に把持部の一領域が、容器本体の決まった一領域に常に対応することを要旨とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第一の参考例に係る密封容器の蓋体係止構造有する容器の全体参考図であり、第2図は、第一の参考例に係る蓋体の構造を示した拡大斜視図であり、第3図は、第一の参考例に係る螺合完了した蓋体と容器首部の端面図であり、第4図は、第一の参考例に係る容器本体首部を示す一部省略斜視図であり、第5図は、本発明の実施例を示す蓋体係止構造を示す斜視図であり、第6図は、第二の参考例を示す蓋体係止構造説明略図であり、第7図は、第三の参考例を示す蓋体係止構造説明略図であり、第8図は、第四の参考例を示す蓋体係止構造説明略図である。
【発明を実施するための最良の形態】
本発明の密封容器の蓋体係止構造を有する密封容器は、断面凹形把持部が把持部中央内側に設けられたキャップ部と一体成形された蓋体と、首部に開口部を有する容器本体とからなる密封容器であって、その構成材料は、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂やフェノール樹脂などの熱硬化性樹脂その他の合成プラスチックを材料とし、蓋体は容器本体より硬質に成形されている。そしてこれらの成形は射出成形、中空成形、真空成形、圧縮成形その他の周知の成形法による。また、内容物の種類に応じて、本願の特徴を損なわないものであれば、前記材料に限らず他の材料によっても良い。
第1図及び第3図に示す第一の参考例と同様に、本発明の密封容器の蓋体係止構造を有する密封容器の蓋体は、断面凹形状の把持部(3)と、当該把持部中央内側に設けた、内周に雌螺子(11)を有するキャップ部(4)とを一体成形した構造を有する。把持部(3)は透明に構成する。また、第2図に示す第一の参考例と同様に、補強のためさらに前記把持部内壁とキャップ部とを支持片(7)により支持する構造とする。そして、当該キャップ部周壁端面には、第5図に示すように、鋭角に設けた切欠部(6)を形成する。
容器本体首部(9)には、第3図に示す第一の参考例と同様に、前記キャップ部雌螺子と螺合する雄螺子(10)を設け、かつ、第5図に示すように、容器本体頂上部にキャップ(4)の周壁に合わせて円形の嵌合溝(15)を容器本体首部(9)の周囲に設け、さらに当該嵌合溝に螺旋状底部を成形し、一端には鋭角に切欠部(13)を形成し、当該切欠部(13)と前記切欠部(6)とが相当接することでキャップ部と容器本体首部との螺合がその位置で停止される。
また、第3図に示す第一の参考例と同様に、キャップ部内側上底には容器開口部方向へ延設した先細りする傾斜(14)を有する環状スカート部(8)を有し、当該傾斜に容器本体首部先端内周が係合し、キャップ部と容器本体首部との螺合完了時には、当該容器本体首部周壁に半径外方向への力が加わり、シール係合する。この際、容器本体は蓋体より軟質な材料により成形しているため、首部周壁先端部は第3図に示す第一の参考例と同様に、若干半径外方向へ変形する。
なお、容器本体の形状は、後述の実施例に掲げる形状に限られず、本願の特徴を有したものであれば、その他の立体形状としてよい。
【参考例1】
以下に、第一の参考例を第1図〜第4図を参照して説明する。
第1図は、第一の参考例に係る密封容器の蓋体係止構造有する容器の全体参考図、第2図は、第一の参考例に係る蓋体の構造を示した拡大斜視図、第3図は、第一の参考例に係る螺合完了した蓋体と容器首部の端面図、第4図は、第一の参考例に係る容器本体首部を示す一部省略斜視図である。なお、第2図中、雌螺子を、また、第4図中、雄螺子、雌螺子、把持部を省略して図示している。(1)は容器、(2)は蓋体、(3)は把持部、(4)はキャップ部、(5)は容器本体、(6)はキャップ部周壁に設けた切欠部、(7)は支持片、(8)は環状スカート部、(9)は容器本体首部、(10)は雄螺子、(11)は雌螺子、(12)は肉盛部、(13)は肉盛部に設けた切欠部、(14)は環状スカート部の外側傾斜である。
本参考例における密閉容器(1)は第1図に示したように、首部(9)を有する直方体の容器本体(5)と、当該容器本体の形状と外径に合わせた蓋体(2)とから構成される。
第1図及び第3図に示すように、本参考例に係る密封容器の蓋体係止構造を有する密封容器の蓋体(2)は、断面凹形状の把持部(3)と当該把持部中央内側に設けたキャップ部(4)とからなり、当該キャップ部内周には雌螺子(11)が形成され、キャップ部周壁の端面には、螺子山と直交方向に切欠部(6)が形成されている。さらに、第2図に示すように、補強のために把持部内壁とキャップ部とを支持片(7)により支持する構造とする。
一方、容器本体(5)の首部(9)には雄螺子(10)が設けられ、当該容器本体の首基部には、前記キャップ部外周と同外径の肉盛部(12)を形成するとともに、当該肉盛部に螺子山と直交方向に設けた切欠部(13)を形成する。
なお、螺子山と直交方向に設けた、とは第4図に示すように容器開口部の中心を通る軸( P )を含む面で切り欠く意である。
本参考例における密閉容器(1)は、1辺55mm、全長140mmを有し、その内蓋体の高さは30mmである。
材質は容器本体(5)がポリエチレン、蓋体(2)はポリスチレンによりそれぞれ成形され、蓋体(2)は容器本体(5)より硬質である。なお、材質は本願の特徴を損なわないものであればその他の合成樹脂等を材料としても良い。
把持部(3)を手掛かりに、容器本体首部(9)の雄螺子(10)キャップ部(4)内周に設けた雌螺子(11)に嵌合させ、さらに螺合を進めるが、第4図に示すように、キャップ部周壁端面の切欠部(6)が、容器本体首基部肉盛部(12)の螺子山と直交方向に設けた切欠部(13)と相当接した時点で螺合が完了する。
容器本体は蓋体より軟質な材料により成形しているため、第3図に示すように、容器本体首部先端の内壁が螺合を進めるとともに環状スカート部(8)に嵌合し、当該先端が環状スカート部(8)の外側傾斜(14)に沿って半径外側方向に若干変形し、シール係合することでより一層密封性を高めることができる。
以上のことから、本参考例によれば、容器の密封性を高めることができるだけでなく、つまり、キャップ部周壁端面の切欠部(6)と容器本体首基部肉盛部(12)の切欠部(13)とが相当接した時点が螺合完了時点であることから、閉蓋操作が使用者の感覚に依らずに容易に確実となり、合成樹脂を材料とした容器であっても、永年使用に伴う螺子山の摩耗による螺合の不具合が生じることなく、また、螺合完了時に蓋体の一側面が容器本体の一側面とズレることなく常に面一に対応することから蓋体と容器本体とを一体と捉えたデザインを施すことが可能となる。
さらに、キャップ部に設けた切欠部(6)、及び容器本体首基部肉盛部に設けた切欠部(13)の位置を、容器本体正面と決定したい側面中央部近傍に定めておけば、容器本体(5)と蓋体(2)とが別々になっていても、正面がどの側面であるか夫々一目瞭然となり、取扱いに便利である。
【実施例】
本発明の実施例を第5図を参照しながら説明する。
第5図は本発明の実施例を示す蓋体係止構造を示す斜視図であり、雄螺子、雌螺子は省略して図示している。(15)は嵌合溝を示し、その他図中に示す数字は第一の参考例と同様に対応するものである。
本実施例における容器本体(5)は円柱状体であり、当該形状及び外径に合わせて、キャップ部(4)と一体成形された把持部(3)が形成されている。また、容器本体頂上部にキャップ(4)の周壁に合わせて円形の嵌合溝(15)を容器本体首部(9)の周囲に設け、さらに当該嵌合溝に螺旋状底部を成形し、図示するように一端には鋭角に切欠部(13)を設けた。
キャップ部(4)の周壁端部は、上記切欠部(13)の形状に合わせて切欠部(6)が鋭角に成形され、かつ、嵌合溝(15)の螺旋状溝底部の形状に合わせて成形されている。
その他、環状スカート部、雄螺子、雌螺子等については図示しないが、これらの構成及び構造は第一の参考例と同様である。
本実施例に示す構造にあっても、閉蓋操作の確実性及び把持部の一領域と容器本体の一領域が常に対応するといった効果は、第一の参考例と同様に得られるものである。また、前述の第一の参考例においては、直角に面を立てた両切欠部であるが、本実施例のように鋭角に成形することで、螺合がより確実に完了する。
そして、本実施例により蓋体と容器本体との螺合が完了した場合には、切欠部が嵌合溝(15)内に納まるため、把持部(3)を透明とした場合にはすっきりとしたデザインとなる。
【参考例2】
第二の参考例を第6図を参照しながら説明する。
第6図は第二の参考例を示す蓋体係止構造説明略図である。(16)は雄螺子の容器開口部側先端面、(17)は雌螺子の上底部側先端溝面であり、その他図中に示す数字は第一 の参考例と同様に対応するものである。なお、第6図は(16)(17)の構造と形状を示す略図であるため、一部の雄螺子、雌螺子は省略している。
雄螺子の開口部側先端(16)を螺子山と直交方向に面を立てて雄螺子成形し、かつ、キャップ部に設けた雌螺子の上底部側先端溝を螺子山と直交方向に面を立てて雌螺子溝を終了させる。かかる構造により、容器本体首部(9)の雄螺子(10)の先端をキャップ部(4)の雌螺子溝に嵌合させ、螺合を進め、最終的に雄螺子の容器開口部側先端面(16)が雌螺子の上底部側先端溝面(17)に当接した時点で螺合が完了する。
雄螺子先端面(16)、雌螺子先端溝面(17)を設ける位置を予め決まった側面に対応させておけば、螺合完了時には常に把持部の一領域と容器本体の決まった一領域に対応させることが可能となる。
また、キャップ部の環状スカート部を本参考例に示す構造と合わせて設けることで、密封性を高めることができる。
【参考例3】
第三の参考例を第7図を参照しながら説明する。
第7図は、第三の参考例を示す蓋体係止構造説明略図である。なお、第7図の最下段の図は、蓋体(2a)と容器本体(1)との係止状態を示す略図であるため、容器首部をはじめ、雄螺子、雌螺子は省略している。(2a)は蓋体、(4a)は透明キャップ、(18)は嵌合孔、(19)は蓋体(2a)に設けた係止凸部、(20)は蓋体(2a)に設けた係止凹部、(21)は容器(1)に設けた係止凸部、(22)は容器(1)に設けた係止凹部、その他、図中に示す数字は第一の参考例と同様に対応するものである。
本参考例においては、蓋体(2a)と透明キャップ(4a)とを別体に構成し、蓋体(2a)に当該透明キャップ(4a)と嵌合する嵌合孔(10)を設け、かつ、蓋体(3a)と容器本体(1)とが係止する係止手段を有する。
容器首部に透明キャップ(4a)を螺合し、その後、蓋体(2a)と容器本体(1)を、蓋体(2a)に設けた係止凸部(19)と容器本体(1)に設けた係止凹部(22)を、また、蓋体(2a)に設けた係止凹部(20)と容器本体(1)に設けた係止凸部(21)を夫々係止させるものである。
第7図の最下段の図は容器本体(1)と透明キャップ(4a)、蓋体(2a)の嵌合状態を示す断面略図であるが、当該図に示すように、透明キャップ(4a)と蓋体(2a)とは面一になるように構成されている。
なお、容器側の係止手段(21)(22)は第7図の中段の図に示すように一部に設けるものの他、周囲に設ける態様でも構わない。
本参考例による構成によれば、透明キャップが蓋体によりカバーされていることから緩む可能性は少なく、また、キャップが透明であるため、内容物の混合状態をキャップを空けることなく容易に確認でき、さらに、係止手段により蓋体と容器本体との係合が確実となり好ましい。
【参考例4】
第四の参考例を第8図を参照しながら説明する。
第8図は、第四の参考例を示す蓋体係止構造説明略図である。なお、第8図の最下段の図は、蓋体(2a)と透明キャップ(4a)との係止状態を示す略図であるため、容器首部をはじめ、雄螺子、雌螺子は省略している。(23)は蓋体(2a)に設けた係止凸部、(24)は透明キャップ(4a)に設けた係止凹部、その他、図中に示す数字は先の参考例と同様に対応するものである。
本参考例は、第三の参考例のバリエーションの発明に係るものであり、
第8図の最上段の図に示すように、嵌合孔(18)に幅を持たせ、当該嵌合孔(18)側壁に係止凸部(23)を4箇所設け、第8図の中段の図に示すように、当該係止凸部(23)に対応させて透明キャップ(4a)に係止凹部(24)を設けてなるものである。なお、第8図の最下段の図に示すように、本参考例においても、透明キャップ(4a)と蓋体(2a)とは面一になるように構成されている。
本参考例による構成によっても、内容物の混合状態をキャップを空けることなく容易に確認でき、さらに、蓋体と透明キャップとが係合することから、容器本体(1)への特別な加工が不要である。
【産業上の利用可能性】
以上のように、本発明によれば、密封性を高めつつ、容器本体側及びキャップ部に形成した両切欠部が相当接することにより閉蓋操作の完了を正確、かつ容易に認識でき、合成樹脂製の容器でも、永年使用に伴う螺子山の摩耗による螺合の不具合を生じることがない。
また、螺合完了時に蓋体の一側面あるいは一領域と、容器本体の一側面あるいは一領域とがズレることなく、常に面一に対応することから、蓋体と容器本体とを一体と捉えたデザインを施すことが可能となる。

Claims (1)

  1. 容器首部と螺合する蓋体を有する密封容器の蓋体係止構造であって、
    当該蓋体は、透明の断面凹形把持部と把持部中央内側に設けたキャップ部とからなり、
    また、当該蓋体は容器本体より硬質であって、
    容器本体頂上部にキャップの周壁に合わせて円形の嵌合溝を容器本体首部の周囲に設け、
    さらに当該嵌合溝に螺旋状底部を形成し、一端に鋭角に切欠部を設け、
    キャップ部の周壁端部は、当該切欠部に合わせて鋭角に切欠部を成形され、かつ、嵌合溝の螺旋状溝底部の形状に合わせて成形された構造を有し、
    さらに、
    前記キャップ部内側上底には容器開口部方向へ延設した先細りする傾斜を有する環状スカート部を有し、
    当該環状スカート部の外周が容器本体開口部内周に係合し、当該容器本体首部周壁が当該環状スカート部の傾斜に沿って半径外方向に撓変形し、シール係合するとともに、該キャップ部の周壁端部に成形される切欠部が、該嵌合溝内に納まって、該嵌合溝に設けられる切欠部と当接して、該キャップ部と該容器本体首部との螺合が完了されることを特徴とし、
    かつ、前記把持部内壁とキャップ部とを支持片により補強した構造とし、
    閉蓋時に把持部の一領域が、容器本体の決まった一領域に常に対応する密封容器の蓋体係止構造。
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