JP3733016B2 - 携帯型電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉又は折畳み式の携帯電話機や携帯型ビデオカメラ、デジタルカメラ等の携帯型電子機器のヒンジ接続部分の開き防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
開閉又は折畳み式(以下「開閉式」という)の携帯電話機や、液晶パネルが開閉する携帯型のビデオカメラ、デジタルカメラなどの携帯型電子機器は、開閉部分がヒンジ接続されている。
以下、携帯電話機を例に挙げて説明する。
開閉式の携帯電話機(10)は、図1に示すように、操作ボタン(12)、バッテリー(13)、マイク(14)等が配備された第1筐体(20)と、表示部(16)、スピーカ(17)等が配備された第2筐体(40)をヒンジ接続して構成される。
第1筐体(20)及び第2筐体(40)は、図1に示すように、ケース(23)(24)、ケース(43)(44)を夫々嵌め合わせ、図2に示すようにネジ止め(70)(70)して構成される。
筐体(20)(40)どうしのヒンジ接続は、本発明の図3及び図4を参照して説明すると、第1筐体(20)を構成する第1フロントケース(23)の基端両側又は片側に形成された軸受(22)(22)と、第2筐体(40)を構成する第2フロントケース(43)の基端に同軸に形成された軸受(42)(42)とをヒンジ軸(82)(82)で回動可能に連結して行なわれる。
軸受(42)(42)間には、第1筐体(20)の内部基板(62)と第2筐体(40)の内部基板(63)とを電気的に接続するフレキシブル回路基板(60)が、図3及び図8(a)に示すように、ループ状に巻回された状態で円筒状カバー(25)(45)内に収容されている。円筒状カバー(25)(45)は、夫々、ケース(23)(24)、ケース(43)(44)の基端に突設された円弧体(26)(27)(46)(47)から構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
携帯電話機(10)を開いた状態から閉じるときに、図7に示すように、フロントケース(23)(43)間に指や物(90)が挟まっていたり、携帯電話機(10)を捻ったときに、筐体(20)(40)に曲げ力が加わる。具体的には、図7に示すように、ヒンジ接続部の近傍に物(90)が挟まっていたり、ヒンジ軸(82)に近いネジ止め部分(70)よりも開放側に物が挟まっている状態で、閉じ方向に力Fを加えると、筐体(20)(40)は屈曲する。
このとき、フロントケース(23)(43)は、挟まっている物(90)を支点として屈曲するが、リアケース(24)(44)は、ネジ止め部分(70)(70)を支点として屈曲する。このように、屈曲支点の違いにより、フロントケース(23)(43)とリアケース(24)(44)は力Fによって異なる曲率で屈曲する。その結果、第1フロントケース(23)と第1リアケース(24)の先端の円弧体(26)(27)間及び第2フロントケース(43)と第2リアケース(44)の円弧体(46)(47)間に、図8(b)に示すように夫々隙間が生じてしまうことがあった。
第1筐体(20)の第1リアケース(24)には、バッテリー(13)が配備されているため、第1筐体(20)は第2筐体(40)よりも剛性を有している。従って、このような現象は、特に第2筐体(40)に顕著に現れていた。
【0004】
円筒状カバー(25)(45)内には、フレキシブル回路基板(60)が収容されており、さらに、円筒状カバー(25)(45)は、筐体(20)(40)の内部に直接空間的に接続しているから、円筒状カバー(25)(45)の開いた隙間部分から水や埃が侵入すると、誤動作や電気系のトラブルが発生する虞れがあった。
【0005】
本発明の目的は、フレキシブル回路基板を収容する円筒状カバーの開き防止構造を具えた携帯型電子機器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の携帯型電子機器は、操作ボタン(12)を具える第1フロントケース(23)と、該第1フロントケース(23)を閉じる第1リアケース(24)とから形成され、第1フロントケース(23)の基端に第1軸受(22)と、両ケース(23)(24)の基端を円筒状に形成してなる第1円筒状カバー(25)が突設された第1筐体(20)と、
表示部(16)を具える第2フロントケース(43)と、該第2フロントケース(43)を閉じる第2リアケース(44)とから形成され、第2フロントケース(43)の基端に、前記第1軸受(22)に隣接して第2軸受(42)が突設され、第2軸受(42)と前記第1円筒状カバー(25)との間に両ケース(43)(44)の基端を円筒状に形成してなる第2円筒状カバー(45)が突設された第2筐体(40)と、
第1円筒状カバー(25)と第2円筒状カバー(45)内に収容され、第1筐体(20)の内部に配備された基板(62)と、第2筐体(40)の内部に配備された基板(63)とを電気的に接続するフレキシブル回路基板(60)と、
軸受(22)(42)を回動可能に連結するヒンジ軸(82)とを具える携帯電子機器において、
第2円筒状カバー(45)は、第2フロントケース(43)に形成され、第2軸受(42)に連続又は隣接して突設された第2フロント円弧体(46)と、第2リアケース(44)に形成され、先端が第2フロント円弧体(46)に繋がる第2リア円弧体(47)とから構成され、
前記第2軸受(42)には、第2リア円弧体(47)と対向する側面に係止孔(50)を開設し、第2リア円弧体(47)の側部に、前記係止孔(50)に嵌まる係止片(52)を突設しており、第2リア円弧体(47)の係止片(52)を第2軸受(42)の係止孔(50)に嵌めて、第2リア円弧体(47)の開きを抑えるようにした。
【0007】
また、本発明の請求項3に記載の携帯型電子機器は、操作ボタン(12)を具える第1フロントケース(23)と、該第1フロントケース(23)を閉じる第1リアケース(24)とから形成され、第1フロントケース(23)の基端に第1軸受(22)と、両ケース(23)(24)の基端を円筒状に形成してなる第1円筒状カバー(25)が突設された第1筐体(20)と、
表示部(16)を具える第2フロントケース(43)と、該第2フロントケース(43)を閉じる第2リアケース(44)とから形成され、第2フロントケース(43)の基端に、前記第1軸受(22)に隣接して第2軸受(42)が突設され、第2軸受(42)と前記第1円筒状カバー(25)との間に両ケース(43)(44)の基端を円筒状に形成してなる第2円筒状カバー(45)が突設された第2筐体(40)と、
第1円筒状カバー(25)と第2円筒状カバー(45)内に収容され、第1筐体(20)の内部に配備された基板(62)と、第2筐体(40)の内部に配備された基板(63)とを電気的に接続するフレキシブル回路基板(60)と、
軸受(22)(42)を回動可能に連結するヒンジ軸(82)とを具える携帯電子機器において、
ヒンジ軸(82)の先端は、第2円筒状カバー(45)内に臨出しており、
第2円筒状カバー(45)は、第2フロントケース(43)に形成され、第2軸受(42)に連続又は隣接して突設された第2フロント円弧体(46)と、第2リアケース(44)に形成され、先端が第2フロント円弧体(46)に繋がる第2リア円弧体(47)とから構成され、
第2リア円弧体(47)にヒンジ軸(82)の臨出した先端に嵌まる輪部(56)の開設された係止リング(54)を内向きに突設し、ヒンジ軸(82)の臨出した先端に、係止リング(54)の輪部(56)を嵌めて、第2リア円弧体(47)の開きを抑えるようにした。
【0008】
【作用及び効果】
本発明の請求項1に記載の携帯型電子機器は、第2リア円弧体(47)の係止片(52)を、第2軸受(42)の係止孔(50)に挿入することによって、第2リア円弧体(47)を第2フロントケース(43)に係止している。従って、第2筐体(40)に曲げ力が加わっても、第2円筒状カバー(45)が開いてしまうことはない。
また、第2円筒状カバー(45)の内部には、係止のための部材が突出していないので、第2円筒状カバー(45)の容積は変わらず、フレキシブル回路基板(60)を収容を妨げない。
係止孔(50)と係止片(52)の形成は、金型構造的にも簡単であり、簡便な係止構造により、第2円筒状カバー(45)の開きを防止して、強度向上を達成できる。
第2円筒状カバー(45)が開かないから、円弧体(46)(47)の継ぎ目から筐体(20)(40)の内部に水や埃が入ることはなく、製品の信頼性、耐久性を高めることができる。
【0009】
また、本発明の請求項3に記載の携帯型電子機器は、係止リング(54)をヒンジ軸(82)に嵌めることにより、第2リア円弧体(47)を係止しているから、第2筐体(40)に曲げ力が加わっても、第2円筒状カバー(45)が開いてしまうことはない。
係止リング(54)の形成は、金型構造的にも簡単であり、簡便な係止構造により、第2円筒状カバー(45)の開きを防止して、強度向上を達成できる。
係止リング(54)は、第2円筒状カバー(45)の内面から突設されているため、第2円筒状カバー(45)が補強され、強度が向上する。
第2円筒状カバー(45)が開かないから、円弧体(46)(47)の継ぎ目から筐体(20)(40)の内部に水や埃が入ることはなく、製品の信頼性、耐久性を高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を開閉式の携帯電話機(10)に適用した実施例について説明するが、本発明は、携帯電話機に限らず、液晶パネルが開閉するビデオカメラやデジタルカメラ、ノート型パソコン等にも適用できることは勿論である。
また、以下に示す携帯電話機(10)は一例であって、操作ボタン、バッテリー、表示部、アンテナ等の配置、形状及び大きさ等は、下記の実施例に限定されるものではない。
【0011】
開閉式の携帯電話機(10)は、図1に示すように、操作ボタン(12)、バッテリー(13)、マイク(14)等が配された第1筐体(20)と、表示部(16)、スピーカ(17)等が配された第2筐体(40)とを、相互に回動可能にヒンジ接続され、折り畳み可能な構成となっている。
【0012】
第1筐体(20)は、操作ボタン(12)、マイク(14)等が配された第1フロントケース(23)と、その裏面を閉じる第1リアケース(24)から構成され、第1リアケース(24)には、バッテリー(13)等が配備されている。
また、第2筐体(40)は、表示部(16)、スピーカ(17)等が配された第2フロントケース(43)と、その裏面を閉じる第2リアケース(44)から構成される。
第1筐体(20)及び第2筐体(40)は、夫々図2に示すように、リアケース(24)(44)をフロントケース(23)(43)に被せて、ネジ止め(70)(70)することにより封止される。
【0013】
第1筐体(20)及び第2筐体(40)の内部には、図3に示すように、夫々回路の実装された基板(62)(63)が内蔵され、夫々種々の電子部品が電気的に接続されている。
【0014】
筐体(20)(40)は、第1フロントケース(23)の基端両側から斜め上方に向けて突設された第1軸受(22)(22)と、第2フロントケース(43)から突設された第2軸受(42)(42)をヒンジ軸(82)(82)によって回動可能に相互にヒンジ接続される。
また、第2軸受(42)(42)間には、基板(62)(63)を電気的に接続するフレキシブル回路基板(60)が収容される第1、第2円筒状カバー(25)(45)が配備される。
【0015】
ヒンジ軸(82)は、図3に示すように、第1軸受(22)及び第2軸受(42)を貫通し、先端の凹み部(83)に抜止め(84)を嵌めて取り付けられる。抜止め(84)は、一部に切欠き部を有する略環状であり、取付後にヒンジ軸(82)上で回転可能であるものを用いることが望ましい。その理由については後述する。
例えば、抜止め(84)を金属製ではなく、ポリスライダー等の樹脂製のEリングやスナップリングとすることにより、ヒンジ軸(82)に対して回転方向の力を加えると、ヒンジ軸(82)上で回転する。
【0016】
第1円筒状カバー(25)は、第1筐体(20)の基端に形成される。第1円筒状カバー(25)は、図3に示すように、第1フロントケース(23)の基端に形成された第1フロント円弧体(26)と、図4に示すように、第1リアケース(24)の基端から突設され、前記第1フロント円弧体(26)と先端が連結する第1リア円弧体(27)から構成される。図示の実施例では、第1フロント円弧体(26)を半円筒状に形成し、第1リア円弧体(27)を4分の1円弧状に形成している。
【0017】
第2円筒状カバー(45)は、第2筐体(40)の基端に形成される。第2円筒状カバー(45)は、図3及び図5に示すように、第2フロントケース(43)の基端に形成された第2フロント円弧体(46)と、図4及び図5に示すように、第2リアケース(44)の基端から突設され、前記第2フロント円弧体(46)と先端が連結する第2リア円弧体(47)から構成される。図示の実施例では、第2フロント円弧体(46)を半円筒状として、前述の第2軸受(42)の内側に一体に形成し、第2リア円弧体(47)を4分の1円弧状に形成している。
【0018】
第2フロント円弧体(46)が一体に形成された第2軸受(42)には、図3及び図5に示すように、第2リア円弧体(47)と対向する側面に係止孔(50)が開設される。係止孔(50)は、第2リアケース(44)を取り付けたときに、第2リア円弧体(47)の係止片(52)が嵌まる位置に開設される。
係止孔(50)の開設位置が、図5に示すように、ヒンジ軸(82)に接近しており、抜止め(84)の取付位置と重なる場合には、上述のように、抜止め(84)にポリスライダー等の樹脂製のEリングを使用し、Eリングの切欠き部が係止孔(50)と一致するようにEリングを回転させて、係止孔(50)が露出するようにしておく。
なお、係止孔(50)をヒンジ軸(82)と接近して開設すると、係止孔(50)を開設するために、第2軸受(42)を大径化する必要はない。
【0019】
また、第2リアケース(44)の第2リア円弧体(47)の側面には、図4及び図5に示すように、前記係止孔(50)に嵌まる係止片(52)が突設される。係止片(52)は、第2リア円弧体(47)の先端に近い位置に設けることが望ましい。これは、第2筐体(40)に曲げ力が加わったときに、第2リア円弧体(47)の先端側が最も開きやすいからである。
【0020】
上記構成の第1筐体(20)と第2筐体(40)について、第1フロントケース(23)と第2フロントケース(43)の軸受(22)(42)を位置合わせして、ヒンジ軸(82)(82)にてヒンジ止めを行ない、ヒンジ軸(82)(82)に抜止め(84)(84)を取り付けた後、内部基板(62)(63)間をフレキシブル回路基板(60)にて電気的に接続し、フロント円弧体(26)(46)に夫々収容する。なお、内部基板(62)(63)の一方又は両方をフレキシブル回路基板(60)と一体に形成しておいてもよい。
【0021】
次に、リアケース(24)(44)をフロントケース(23)(43)に夫々取り付ける。リアケース(24)(44)の取付順序は問わない。
なお、第2リアケース(44)は、図5に示すように、係止片(52)が係止孔(50)に嵌まるように、予め抜止め(84)を回転させて係止孔(50)を露出させた状態で、第2フロントケース(43)に取り付ける。
リアケース(24)(44)をフロントケース(23)(43)に取り付けた後、夫々ネジ止め(70)(70)を行なって封止して、携帯電話機(10)の組み立てが完了する。
【0022】
上記構成の携帯電話機(10)によれば、第2リアケース(44)の第2リア円弧体(47)を第2フロントケース(43)に係止しているから、第2筐体(40)に図7に示すような曲げ力が加わっても、第2円筒状カバー(45)が開いてしまうことはない。特に、第2リア円弧体(47)の側面に係止片(52)を設けており、第2円筒状カバー(45)の内部には、係止のための部材が配備されていない。従って、フレキシブル回路基板(60)の通路も確保される。
【0023】
上記実施例では、第2筐体(40)にのみ係止片(52)と係止孔(50)を形成したが、一方の第1軸受(22)と第2軸受(42)の形成する位置を変えて、第1軸受(22)が内側となるように形成し、第1軸受(22)に係止孔を開設し、第1リア円弧体(27)に係止片を突設して、第1円筒状カバー(25)の開きを防止することもできる。
【0024】
《実施例2》
係止孔及び係止片に代えて、係止リング(54)を用いた実施例について説明する。なお、その他については、実施例1と同じであるため、説明を省略する。
【0025】
第2リアケース(44)の第2リア円弧体(47)には、上記係止片(52)に代えて、図6に示すように、係止リング(54)が内向きに突設されている。係止リング(54)は、隣接する第2軸受(42)側に突設され、係止リング(54)の略中央には、ヒンジ軸(82)の先端に嵌まる輪部(56)が開設されている。
【0026】
一方、第2リア円弧体(47)と隣接する第2軸受(42)を貫通するヒンジ軸(82)は、先端が第2円筒状カバー(45)に僅かに臨出している。
【0027】
然して、係止リング(54)の輪部(56)がヒンジ軸(82)の先端に嵌まるように、第2リアケース(44)を第2フロントケース(43)に取り付けて、実施例1と同様にネジ止め(70)(70)を行なう。
【0028】
組み立てられた携帯電話機(10)は、第2リアケース(44)の第2リア円弧体(47)をヒンジ軸(82)に係止しているから、実施例1と同様に、第2筐体(40)に図7に示すような曲げ力が加わっても、第2円筒状カバー(45)が開いてしまうことはない。
【0029】
上記実施例では、第2筐体(40)にのみ係止リング(54)を形成したが、一方の第1軸受(22)と第2軸受(42)の形成する位置を変えて、第1軸受(22)が内側となるように形成し、第1リアケース(24)の第1リア円弧体(27)に係止リングを設けて、第1円筒状カバー(25)の開きを防止することもできる。
【0030】
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話機の斜視図である。
【図2】携帯電話機を閉じた状態を示す側面図である。
【図3】図1に示す携帯電話機のフロントケースとリアケースの分割面に沿って開いたフロントケース側のヒンジユニットの拡大図である。
【図4】図1に示す携帯電話機のフロントケースとリアケースの分割面に沿って開いたリアケース側のヒンジユニットの拡大図である。
【図5】本発明の実施例1の第2筐体基端側を拡大して示す斜視図である。
【図6】本発明の実施例2の第2筐体基端側を拡大して示す斜視図である。
【図7】携帯電話機に曲げ力が加わる状態を示す側面図である。
【図8】 (a)は無負荷状態の第2円筒状カバーを示す断面図、(b)は筐体に曲げ力が加わったときに第2円筒状カバーが開く状態を示す断面図である。
【符号の説明】
(10) 携帯電話機
(20) 第1筐体
(40) 第2筐体
(45) 第2円筒状カバー
(50) 係止孔
(52) 係止片
Claims (3)
- 操作ボタン(12)を具える第1フロントケース(23)と、該第1フロントケース(23)を閉じる第1リアケース(24)とから形成され、第1フロントケース(23)の基端に第1軸受(22)と、両ケース(23)(24)の基端を円筒状に形成してなる第1円筒状カバー(25)が突設された第1筐体(20)と、
表示部(16)を具える第2フロントケース(43)と、該第2フロントケース(43)を閉じる第2リアケース(44)とから形成され、第2フロントケース(43)の基端に、前記第1軸受(22)に隣接して第2軸受(42)が突設され、第2軸受(42)と前記第1円筒状カバー(25)との間に両ケース(43)(44)の基端を円筒状に形成してなる第2円筒状カバー(45)が突設された第2筐体(40)と、
第1円筒状カバー(25)と第2円筒状カバー(45)内に収容され、第1筐体(20)の内部に配備された基板(62)と、第2筐体(40)の内部に配備された基板(63)とを電気的に接続するフレキシブル回路基板(60)と、
軸受(22)(42)を回動可能に連結するヒンジ軸(82)とを具える携帯電子機器において、
第2円筒状カバー(45)は、第2フロントケース(43)に形成され、第2軸受(42)に連続又は隣接して突設された第2フロント円弧体(46)と、第2リアケース(44)に形成され、先端が第2フロント円弧体(46)に繋がる第2リア円弧体(47)とから構成され、
前記第2軸受(42)には、第2リア円弧体(47)と対向する側面に係止孔(50)を開設し、第2リア円弧体(47)の側部に、前記係止孔(50)に嵌まる係止片(52)を突設しており、第2リア円弧体(47)の係止片(52)を第2軸受(42)の係止孔(50)に嵌めて、第2リア円弧体(47)の開きを抑えることを特徴とする携帯型電子機器。 - 係止孔(50)は、ヒンジ軸(82)に接近して開設され、ヒンジ軸(82)の先端には、一部に切欠き部を有する略環状の抜止め(84)が嵌められており、該抜止め(84)は、切欠き部が係止孔(50)と一致している請求項1に記載の携帯型電子機器。
- 操作ボタン(12)を具える第1フロントケース(23)と、該第1フロントケース(23)を閉じる第1リアケース(24)とから形成され、第1フロントケース(23)の基端に第1軸受(22)と、両ケース(23)(24)の基端を円筒状に形成してなる第1円筒状カバー(25)が突設された第1筐体(20)と、
表示部(16)を具える第2フロントケース(43)と、該第2フロントケース(43)を閉じる第2リアケース(44)とから形成され、第2フロントケース(43)の基端に、前記第1軸受(22)に隣接して第2軸受(42)が突設され、第2軸受(42)と前記第1円筒状カバー(25)との間に両ケース(43)(44)の基端を円筒状に形成してなる第2円筒状カバー(45)が突設された第2筐体(40)と、
第1円筒状カバー(25)と第2円筒状カバー(45)内に収容され、第1筐体(20)の内部に配備された基板(62)と、第2筐体(40)の内部に配備された基板(63)とを電気的に接続するフレキシブル回路基板(60)と、
軸受(22)(42)を回動可能に連結するヒンジ軸(82)とを具える携帯電子機器において、
ヒンジ軸(82)の先端は、第2円筒状カバー(45)内に臨出しており、
第2円筒状カバー(45)は、第2フロントケース(43)に形成され、第2軸受(42)に連続又は隣接して突設された第2フロント円弧体(46)と、第2リアケース(44)に形成され、先端が第2フロント円弧体(46)に繋がる第2リア円弧体(47)とから構成され、
第2リア円弧体(47)に、ヒンジ軸(82)の臨出した先端に嵌まる輪部(56)の開設された係止リング(54)を内向きに突設し、ヒンジ軸(82)の臨出した先端に、係止リング(54)の輪部(56)を嵌めて、第2リア円弧体(47)の開きを抑えることを特徴とする携帯型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000313335A JP3733016B2 (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | 携帯型電子機器 |
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