JP3732950B2 - 鋼帯接合装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼帯の連続処理ラインにおける鋼帯相互の突き合わせ接合を行う鋼帯接合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、先に、特開平7−284815号公報において、上記した目的に供されるストリップ接合装置Bを開示し、その構成を図14(a)に示す。図示するように、ストリップ接合装置Bは、実質的に、先行ストリップ100の切断端部付近をクランプする先行側固定クランプ手段102と、後行ストリップ101の切断端部付近をクランプする後行側可動クランプ手段103と、切断端部の開先加工刃104を有して、開先加工刃104をライン直交方向へ移動させる開先加工手段105と、開先加工手段105に取付けられて、開先加工刃104を先行ストリップ100の開先加工位置と後行ストリップ101の開先加工位置との間でシフトさせる開先刃シフト手段(図示せず)と、後行側可動クランプ手段103により突き合わされた切断端部を接合する接合手段(図示せず)を具備する。
上記した構成によって、成形機の上流側にルーバー設備が有る無しにかかわらず、先、後行ストリップ100、101を接合することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記したストリップ接合装置Bは、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。
▲1▼ 即ち、図14(b)〜(e)において、先、後行ストリップ100、101の突き合わせ接合において、先行ストリップ100と後行ストリップ101の突き合わせ面(接合シーム)を平行にするため、先、後行ストリップ100、101を固定した後、開先加工手段105によって突き合わせ面を切削し、平行度を確保して、突き合わせ作業を行っている。しかし、このような開先加工手段105は構造が複雑であり、ストリップ接合装置Bを大型化すると共に設備費を増大する。また、切削工程を必要とするため、工程時間が長くなる。
▲2▼ 先行ストリップ100と後行ストリップ101の先端反りによって段差が生じ、次工程において接合破断を生じるおそれがある。
▲3▼ ストリップの初期通板時、突っ掛けによって、通板ができないなどの不具合を生じるおそれがある。
上記した問題は、ストリップが熱間材料の場合、特に顕著に現れる。
【0004】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、開先加工を行うことなく先行鋼帯と後行鋼帯の突き合わせ面の平行度を容易にかつ短時間で確保して設備費の低減を図ることができ、かつ、突き合わせ面に段差や、反り、曲がりがある場合でも確実に接合することができる鋼帯接合装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の鋼帯接合装置は、形状不良な鋼帯の後端部が切断された先行鋼帯の切断端部をクランプする先行側固定クランプ手段と、形状不良な鋼帯の前端部が切断された後行鋼帯の切断端部をクランプする移動可能な後行側可動クランプ手段と、前記後行側可動クランプ手段の移動により突き合わされた前記先行鋼帯及び後行鋼帯の切断端部同士を接合する接合手段と、前記先行鋼帯の切断端部の両側部と前記後行鋼帯の切断端部の対応する両側部との間の水平距離をそれぞれ測定する距離測定手段と、前記測定した水平距離間の偏差に基づいて、前記後行側可動クランプ手段の一側部を他側部に対して所定距離相対移動させ、前記両切断端部同士を水平面上で平行にするシフト手段とを具備し、しかも、前記先行側固定クランプ手段を昇降する昇降手段を具備する。
【0006】
請求項2記載の鋼帯接合装置は、請求項1記載の鋼帯接合装置において、前記シフト手段は、前記後行側可動クランプ手段の両側部に沿って配設され、それぞれ、伸縮ロッドが前記後行側可動クランプ手段の両側部に連結される一対の左、右シフトシリンダから構成される。
請求項記載の鋼帯接合装置は、請求項1及び2のいずれか1項に記載の鋼帯接合装置において、前記先行側固定クランプ手段と前記後行側可動クランプ手段間に形成される空間でパスラインより下方に配置され、通板ロールの昇降によって前記鋼帯の切断端部を容易に通板できる通板ロール昇降手段を具備する。
【0007】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
【0008】
以下、図1〜図9を参照して、鋼帯接合装置Aの構成を具体的に説明する。
鋼帯接合装置Aの全体構成を示す図1〜図5から明らかなように、形状不良な後端部が切断された先行鋼帯10Aの切断端部20(特に図5参照)をクランプする先行側固定クランプ手段の一例である先行側固定クランプ装置21と、形状不良な前端部が切断された後行鋼帯10Bの切断端部22(特に図5参照)をクランプする移動可能な後行側可動クランプ手段の一例である後行側可動クランプ装置23が、通板ラインの下流側と上流側に、所定の間隔を開けて配置されている。
【0009】
図1〜図3に示すように、先行側固定クランプ装置21と後行側可動クランプ装置23との間に形成される空間の上部には、後行側可動クランプ装置23の移動により突き合わされた先行鋼帯10Aと後行鋼帯10Bの切断端部、20、22同士を接合する接合手段の一例である接合機24が配設されており、この接合機24は、待機状態では、通板ラインの外部に位置する。
【0010】
図1〜図3に示すように、先行側固定クランプ装置21と後行側可動クランプ装置23との間に形成される空間の上方には、先行鋼帯10Aの切断端部20の両側部20a、20bと後行鋼帯10Bの切断端部22の対応する両側部22a、22bとの間の水平距離a、b(図5及び図10参照)をそれぞれ測定する距離測定手段の一例であるCCDカメラ25が配置されている。
また、図1に示すように、後行側可動クランプ装置23の両側方には、測定した水平距離a、b間の偏差(a−b)に基づいて、後行側可動クランプ装置23の一側部を他側部に対して所定距離相対移動させ、両切断端部20、22同士を水平面上で平行にするシフト手段の一例である左、右シフトシリンダ26、27が配列されている。
【0011】
以下、上記した構成を有する鋼帯接合装置Aの各部の構成について、図1〜図9を参照して詳細に説明する。
まず、特に、図1及び図6〜図8を参照して、先行側固定クランプ装置21の構成について説明する。
図6及び図7に示すように、先行側固定クランプ装置21は、左、右垂直枠30、31と上、下水平枠32、33とから構成される矩形状の昇降フレーム34を具備しており、昇降フレーム34の左、右垂直枠30、31は左、右固定ガイドフレーム35、36に昇降自在に取付けられており、その上部には左、右側方へ伸延するブラケット37、38が突設されている。そして、ブラケット37、38の下部には、それぞれ基部が左、右固定ガイドフレーム35、36の上部外面に固着されている全体昇降シリンダ39、40の伸縮ロッド41、42の先部が連結されている。
【0012】
図7に示すように、昇降フレーム34の下水平枠33上には下クランプビーム43が固着されており、下クランプビーム43の上方には、下クランプビーム43と協働して先行鋼帯10Aの切断端部20をクランプ可能な上クランプビーム44が昇降自在に配設されている。
【0013】
上水平枠32には、左、右対称に、昇降手段の一例である一対の上クランプビーム昇降シリンダ45、46と、昇降案内ロッド47、48が取付けられており、その下端は、それぞれ上クランプビーム44の上面に連結されている。
【0014】
上記した構成によって、鋼帯の通板時には、全体昇降シリンダ39、40を駆動して昇降フレーム34の全体を下降し、下クランプビーム43によって鋼帯が傷付けられるのを防止すると共に、鋼帯の接合時には、全体昇降シリンダ39、40を駆動して昇降フレーム34の全体を上昇すると共に、上クランプビーム昇降シリンダ45、46を駆動して、先行鋼帯10Aの切断端部20を上、下クランプビーム44、43によってクランプすることができる。
【0015】
昇降フレーム34の左、右垂直枠30、31は左、右固定ガイドフレーム35、36に所定の遊びをもって昇降自在に取付けられており、かつ、図7及び図8に示すように、全体昇降シリンダ39、40の伸縮ロッド41、42の先部に球面ブッシュ49が形成されており、球面ブッシュ49にブラケット37、38の下面に形成された球面受け座50が支承されている。
かかる構成によって、全体昇降シリンダ39、40を独立して駆動することによって昇降フレーム34を左右方向に傾斜させることができ、図13に示すように、後行鋼帯10Bの切断端部22が左右方向に傾斜している場合でも、この傾斜に合わせて、先行鋼帯10Aの切断端部20を傾斜させることによって容易に合わせることができる。
【0016】
また、図6及び図7に示すように、先行側固定クランプ装置21と後行側可動クランプ装置23との間に形成される空間の下部には通板ロール51が昇降自在に取付けられており、この通板ロール51の昇降を行う通板ロール昇降手段の一例であるロール昇降装置52、、53が先行側固定クランプ装置21の両側方に配設されている。
【0017】
図6に示すように、左、右固定ガイドフレーム35、36の上部外面にロール昇降シリンダ54、55の基部が固着されており、ロール昇降シリンダ54、55の伸縮ロッド56、57は下方に伸延している。先行側固定クランプ装置21と後行側可動クランプ装置23との間に形成される空間の下部に配置された軸受ボックス58、59に揺動軸60、61が枢支されており、揺動軸60、61の一端には第1の揺動アーム62、63の一端が固着されており、第1の揺動アーム62、63の他端はロール昇降シリンダ54、55の伸縮ロッド56、57の先端に枢支連結されている。また、揺動軸60、61の他端には第2の揺動アーム64、65の基部が固着されており、第2の揺動アーム64、65の先部によって、通板ロール51の両端が回転自在に枢支されている。
【0018】
かかる構成によって、図2、図3及び図12等に示すように、ロール昇降シリンダ54、55を駆動することによって、鋼帯10の切断端部が反っている場合であっても、通板ロール51をパスラインまで持ち上げることによって、鋼帯10の切断端部が下クランプフレーム43に突っ掛かることなく容易に通板ができる。
【0019】
次に、図1、図4、図5及び図9を参照して、後行側可動クランプ装置23の構成について説明する。
図4、図9に示すように、後行側可動クランプ装置23は、上、下水平枠66、67とこれらの両端同士を連結する左、右垂直ロッド68、69とから構成される矩形状の昇降フレーム70を具備している。昇降フレーム70の左、右垂直ロッド68、69は左、右昇降側板71、72にブッシュ68a、69aを介して回転自在に取付けられており、左、右昇降側板71、72は左、右固定ガイドフレーム73、74に昇降自在に取付けられている。左、右昇降側板71、72の上部には左、右側方へ伸延するブラケット75、76が突設されている。そして、ブラケット75、76の下部には、それぞれ基部が左、右固定ガイドフレーム73、74の上面に固着されている全体昇降シリンダ77、78の伸縮ロッド79、80の先部が連結されている。
【0020】
図4に示すように、昇降フレーム70の下水平枠67上には下クランプビーム81が固着されており、下クランプビーム81の上方には、下クランプビーム81と協働して後行鋼帯10Bの切断端部22をクランプ可能な上クランプビーム82が昇降自在に配設されている。
【0021】
上水平枠66には、左、右対称に、一対の上クランプビーム昇降シリンダ83、84と、昇降案内ロッド85、86が取付けられており、その下端は、それぞれ上クランプビーム82の上面に連結されている。
【0022】
上記した構成によって、鋼帯を通板時には、全体昇降シリンダ77、78を駆動して昇降フレーム70の全体を下降し、下クランプビーム81によって鋼帯が傷付けられるのを防止すると共に、鋼帯の接合時には、全体昇降シリンダ77、78を駆動して昇降フレーム70の全体を上昇すると共に、上クランプビーム昇降シリンダ83、84を駆動して、後行鋼帯10Bの切断端部22を上、下クランプビーム82、81によってクランプすることができる。
【0023】
また、図1及び図4に示すように、左、右固定ガイドフレーム73、74は、シフトガイドフレーム87、88に通板ラインと平行に摺動自在に取付けられているシフトフレーム89、90に固着されている。そして、図5に示すように、これらのシフトフレーム89、90の上流側端面には、後行側可動クランプ装置23の両側方に配置された左、右シフトシリンダ26、27の伸縮ロッド91、92の先部が枢軸93、94によって連結されている。
【0024】
かかる構成によって、図10に示すように、先行鋼帯10Aの切断端部20の両側部20a、20bと後行鋼帯10Bの切断端部22の対応する両側部22a、22bとの間の水平距離a、bに偏差があっても、CCDカメラ25とその制御装置で水平距離a、bを正確に測定・演算し、その演算値に基づいて、駆動信号を左、右シフトシリンダ26、27に送り、後行側可動クランプ装置23の一側部を他側部に対して所定距離相対移動させることによって、両切断端部20、22同士を水平面上で平行にすることができる。
【0025】
次に、上記した構成を有する鋼帯接合装置Aを用いた鋼帯の継ぎ合わせ方法について説明する。
図1に示すように、先行鋼帯10Aの切断端部20と後行鋼帯10Bの切断端部22が鋼帯接合装置Aに通板されてくると、先行鋼帯10Aの切断端部20と後行鋼帯10Bの切断端部22は、それぞれ先行側固定クランプ装置21と後行側可動クランプ装置23によってクランプされることになる。
【0026】
次に、CCDカメラ25が、上述した要領で、先行鋼帯10Aの切断端部20の両側部20a、20bと後行鋼帯10Bの切断端部22の対応する両側部22a、22bとの間の水平距離a、bを測定し、偏差(a−b)がある場合は、その偏差をなくすように、左、右シフトシリンダ26、27を駆動する。具体的には、同一時間内に、左シフトシリンダ26を水平距離a、右シフトシリンダ27を水平距離b移動する。これによって、先行鋼帯10Aの切断端部20に後行鋼帯10Bの切断端部22が全幅にわたって隙間無く密接状態に当接することになる。
【0027】
その後、接合機24を通板ラインと直交する方向に移動して、先行鋼帯10Aと後行鋼帯10Bの突き合わされた切断端部20、22を接合する。
このように、本実施の形態では、開先加工を行うことなく、先行鋼帯10Aの切断端部20に後行鋼帯10Bの切断端部22が全幅にわたって密接状態に当接して、突き合わせ面の平行度を容易にかつ短時間に確保することができ、設備費の大幅な低減を図ることができる。
【0028】
また、本実施の形態では、図11に示すように、先行側固定クランプ装置21を後行側可動クランプ装置23に対して相対的に昇降可能としたので、先行鋼帯10Aの切断端部20と後行鋼帯10Bの切断端部22との間に高さ方向の段差がある場合であっても、先行側固定クランプ装置21を昇降することによって、容易に、両切断端部20、21の高さを合わせて接合することができ、後工程での接合部の破断トラブルを効果的に防止することができる。
【0029】
さらに、本実施の形態では、図12に示すように、先行側固定クランプ装置21と後行側可動クランプ装置23間に形成される空間でパスラインより下方に、鋼帯10の切断端部をパスラインまで上昇することができる通板ロール51を具備するので、鋼帯10の切断端部が反りや曲がりを有する場合であっても、いわゆる、突っ掛けトラブルを防止することができ、円滑な通板を行うことができる。
【0030】
以上、本発明を、一実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
例えば、鋼帯接合装置は、固定式の鋼帯接合装置のみならず、通板作業に同期して鋼帯同士を接合することができる走間式の鋼帯接合装置も含むものである。
【0031】
【発明の効果】
請求項1〜3記載の鋼帯接合装置においては、距離測定手段で先行鋼帯の切断端部の両側部と後行鋼帯の切断端部の対応する両側部との間の水平距離a、bを測定し、偏差(a−b)がある場合は、その偏差をなくすように、シフト手段を駆動することによって、先行鋼帯の切断端部に後行鋼帯の切断端部を全幅にわたって隙間無く密接状態に当接することができる。このように、開先加工を行うことなく、先行鋼帯の切断端部に後行鋼帯の切断端部を全幅にわたって密接状態に当接して、突き合わせ面の平行度を容易にかつ短時間に確保することができ、設備費の大幅な低減を図ることができる。
また、先行側固定クランプ手段を後行側可動クランプ手段に対して相対的に昇降可能としたので、先行鋼帯の切断端部と後行鋼帯の切断端部との間に高さ方向の段差がある場合であっても、先行側固定クランプ手段を昇降することによって、容易に、両切断端部の高さを合わせて接合することができ、後工程での接合部の破断トラブルを効果的に防止することができる。
【0032】
請求項2記載の鋼帯接合装置においては、シフト手段が、後行側可動クランプ手段の両側部に沿って配設され、それぞれ、伸縮ロッドが後行側可動クランプ手段の両側部に連結される一対の左、右シフトシリンダから構成されているので、シフト手段を安価に製作することができると共に、メンテナンスを容易に行うことができる。
【0034】
請求項記載の鋼帯接合装置においては、通板ロール昇降手段によって鋼帯の切断端部をパスラインまで上昇することができるので、鋼帯の切断端部が反りや曲がりを有する場合であっても、突っ掛けトラブルを防止することができ、円滑な通板を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る鋼帯接合装置の全体斜視図である。
【図2】同側面図である。
【図3】同側断面図である。
【図4】同正面図である。
【図5】同平面図である。
【図6】先行側固定クランプ装置の斜視図である。
【図7】先行側固定クランプ装置の正面図である。
【図8】先行側固定クランプ装置の要部斜視図である。
【図9】後行側可動クランプ装置の要部斜視図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る鋼帯接合装置の動作説明図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る鋼帯接合装置の動作説明図である。
【図12】本発明の一実施の形態に係る鋼帯接合装置の動作説明図である。
【図13】本発明の一実施の形態に係る鋼帯接合装置の動作説明図である。
【図14】従来の鋼帯接合装置の構成及び動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
A 鋼帯接合装置 a 水平距離
b 水平距離 10 鋼帯
10A 先行鋼帯 10B 後行鋼帯
20 切断端部 20a 側部
20b 側部 21 先行側固定クランプ装置
22 切断端部 22a 側部
22b 側部 23 後行側可動クランプ装置
24 接合機 25 CCDカメラ
26 左シフトシリンダ 27 右シフトシリンダ
30 左垂直枠 31 右垂直枠
32 上水平枠 33 下水平枠
34 昇降フレーム 35 左固定ガイドフレーム
36 右固定ガイドフレーム 37 ブラケット
38 ブラケット 39 全体昇降シリンダ
40 全体昇降シリンダ 41 伸縮ロッド
42 伸縮ロッド 43 下クランプビーム
44 上クランプビーム 45 上クランプビーム昇降シリンダ
46 上クランプビーム昇降シリンダ 47 昇降案内ロッド
48 昇降案内ロッド 49 球面ブッシュ
50 球面受け座 51 通板ロール
52 ロール昇降装置 53 ロール昇降装置
54 ロール昇降シリンダ 55 ロール昇降シリンダ
56 伸縮ロッド 57 伸縮ロッド
58 軸受ボックス 59 軸受ボックス
60 揺動軸 61 揺動軸
62 第1の揺動アーム 63 第1の揺動アーム
64 第2の揺動アーム 65 第2の揺動アーム
66 上水平枠 67 下水平枠
68 左垂直ロッド 68a ブッシュ
69 右垂直ロッド 69a ブッシュ
70 昇降フレーム 71 左昇降側板
72 右昇降側板 73 左固定ガイドフレーム
74 右固定ガイドフレーム 75 ブラケット
76 ブラケット 77 全体昇降シリンダ
78 全体昇降シリンダ 79 伸縮ロッド
80 伸縮ロッド 81 下クランプビーム
82 上クランプビーム 83 上クランプビーム昇降シリンダ
84 上クランプビーム昇降シリンダ 85 昇降案内ロッド
86 昇降案内ロッド 87 シフトガイドフレーム
88 シフトガイドフレーム 89 シフトフレーム
90 シフトフレーム 91 伸縮ロッド
92 伸縮ロッド 93 枢軸
94 枢軸

Claims (3)

  1. 形状不良な鋼帯の後端部が切断された先行鋼帯の切断端部をクランプする先行側固定クランプ手段と、
    形状不良な鋼帯の前端部が切断された後行鋼帯の切断端部をクランプする移動可能な後行側可動クランプ手段と、
    前記後行側可動クランプ手段の移動により突き合わされた前記先行鋼帯及び後行鋼帯の切断端部同士を接合する接合手段と、
    前記先行鋼帯の切断端部の両側部と前記後行鋼帯の切断端部の対応する両側部との間の水平距離をそれぞれ測定する距離測定手段と、
    前記測定した水平距離間の偏差に基づいて、前記後行側可動クランプ手段の一側部を他側部に対して所定距離相対移動させ、前記両切断端部同士を水平面上で平行にするシフト手段とを具備し、
    しかも、前記先行側固定クランプ手段を昇降する昇降手段を具備することを特徴とする鋼帯接合装置。
  2. 前記シフト手段は、前記後行側可動クランプ手段の両側部に沿って配設され、それぞれ、伸縮ロッドが前記後行側可動クランプ手段の両側部に連結される一対の左、右シフトシリンダから構成されることを特徴とする請求項1記載の鋼帯接合装置。
  3. 前記先行側固定クランプ手段と前記後行側可動クランプ手段間に形成される空間でパスラインより下方に配置され、通板ロールの昇降によって前記鋼帯の切断端部を前記パスラインまで上昇することができる通板ロール昇降手段を具備することを特徴とする請求項1及び2のいずれか1項に記載の鋼帯接合装置。
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