JP3732054B2 - Wireless communication system - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば特定小電力無線局の無線電話用無線設備の中継機能を有するシステムに関するものであって、特に、通話設定を確実に提供することができる無線通信システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
特定小電力無線局の無線電話用無線設備は、電波法並びにその関係省令及び告示により、次のように規定されている。
【０００３】
通信積算時間制限機能については、「通信時間を自動的に３分以内に制限し、かつ、通信終了後２秒経過しなければ、その後の通信を行わないもの」（平成元年郵政省告示第４９号）とうたわれ、また、キャリアセンスについては、「次に示す値以上の他の無線局の電波を受信した場合、当該無線局の発射する電波と同一の周波数（複信方式及び半複信方式のものにあっては、受信周波数に対応する送信周波数）の電波の発射を行わないもの」（平成元年郵政省告示第４９号）とうたわれている。なお、通話に入る前の通話路設定のための電波の発射は認められている。
【０００４】
半複信通信方式とは、通話路の一端においては単信方式であり、他の一端においては複信方式である通信方式である。中継機を有するシステムも半複信方式に該当する。
【０００５】
中継機が存在するシステムの場合、子機からの電波は中継機で、異なる周波数に変換されて送信される。例えば、子機１が中継機を介して子機２と通話するとき、子機１から送信された周波数Ｆ１の電波は中継機によって、周波数Ｆ１とは異なる周波数Ｆ２の電波に変換されて子機２に向けて送信される。そこで、子機１が通話を開始する場合、「通話路設定動作」と呼ばれる下記の一連の動作が行われる。
１）子機１は、子機２の受信周波数Ｆ２についてキャリアセンスを行う。即ち、子機２の受信周波数Ｆ２が空きかどうかを調べる。
２）子機１は、周波数Ｆ２の電波が受信できなければ、周波数Ｆ１の電波を一瞬だけ（約）５０ミリ秒だけ）送信して中継機に通話開始を示した後、一旦送信を中止する。これは、その後に中継機がキャリアセンスを行った際に子機１が送信していると、中継機は子機１が「使用中」であると判断するからである。
３）中継機は周波数Ｆ１についてキャリアセンスを行い、子機１の周波数Ｆ１が空きかどうかを調べる。
４）中継機は、周波数Ｆ１の電波が受信できなければ、周波数Ｆ２で送信を開始する。
５）子機１は中継機からの周波数Ｆ２の電波を検出し、周波数Ｆ１で送信を開始する。
６）中継機は子機１からの周波数Ｆ１の電波を受信して周波数Ｆ２の電波として送信する。
７）子機２は中継機からの周波数Ｆ２の電波を受信する。
【０００６】
図３〜図５は、上記の通話路設定動作を含む、子機１の送信時の動作、中継機において行われる動作及び子機２の受信時の動作をそれぞれ詳細に示すフロー図である。子機１が子機２との通話を開始する場合及び子機１と子機２との間に通話路が設定されている（即ち、子機１が既に子機２と通話状態にある）場合、システムの動作は、子機１が子機２への送信を要求する（図３のステップＳ１）ことで開始される。送信要求に応じて、子機１が通話状態にあり（即ち、子機１に既に通話路が設定され）、通話積算時間タイマーが動作中であるかどうかの判定が行われる（ステップＳ２）。
【０００７】
子機１が通話状態になく、したがって通話積算時間タイマーが動作していないと判定したときには（ステップＳ２のＮＯ）、子機１は子機２の受信周波数である周波数Ｆ２が現在使用されているかどうかを調べる（ステップＳ３）。もし、周波数Ｆ２が使用されていないと判定されたならば、子機１は通話を開始するために周波数Ｆ１の電波を中継機へ向けて一瞬だけ送信する（ステップＳ４）。これに応答して中継機から発射された周波数Ｆ２の電波を受信すると（ステップＳ５）、子機１は自己の通話積算時間タイマーをスタートさせ（ステップＳ６）、子機２に対する送信を開始する（ステップＳ７）。
【０００８】
一方、子機１が既に子機２と通話状態にあり、通話積算時間タイマーが既に動作しているとき（ステップＳ２のＹＥＳ）には、子機１は子機２に対する送信を周波数Ｆ１で行う（ステップＳ８）。
【０００９】
図４に示すとおり、中継機は、通常は待ち受け状態にある（ステップＳ９）。そこで、子機１がステップＳ４又はステップＳ８において電波を送信すると、中継機はこの電波を受信し（ステップＳ１０）、次いで、中継機を介して通話路が設定され、通話積算時間タイマーが動作中であるかどうかを調べる（ステップＳ１１）。もし子機１と子機２との間に通話路が設定されておらず、したがって中継機の通話積算時間タイマーが動作していないならば（ステップＳ１１のＮＯ）、周波数Ｆ１が現在使用されていないことを確認し（ステップＳ１２）、周波数Ｆ２の電波を送信する（ステップＳ１３）と共に、通話積算時間タイマーをスタートさせる（ステップＳ１４）。
【００１０】
中継機がステップＳ１３で周波数Ｆ２の電波を送信したのを受けて、子機１はステップＳ５において中継機からの当該電波を受信し、ステップＳ７で送信を開始するので、中継機は子機１からの周波数Ｆ１の電波を受信し（ステップＳ１５）、子機１と子機２との通話の中継を開始する（ステップＳ１６）。
【００１１】
また、中継機は、子機１と子機２との間に既に通話路が設定されているときには、ステップＳ１１でＹＥＳの判定を行い、子機１から受信された通話を子機２に対して中継する（ステップＳ１７）。
【００１２】
相手方の子機２は、通常は待ち受け状態にある（図５のステップＳ１８）。この状態にあるときに、中継機がステップＳ１３において周波数Ｆ２の電波を送信したとき、子機２はこの周波数Ｆ２の電波を受信して（ステップＳ１９）、通話積算時間タイマーをスタートさせる（ステップＳ２０）と共に、中継機からステップＳ１６及びＳ１７において中継された周波数Ｆ２の電波を受信する（ステップＳ２１）。
【００１３】
なお、子機２から子機１へ送信を開始する場合には、子機２は上記の子機１の動作を行い、子機１は上記の子機２の動作を行うことになる。
ここで、上記の通信積算時間タイマーによる通話制限について付言すると、
１）上記のようにステップＳ５、Ｓ１３及びＳ１９において通話が設定された時点から中継機及び子機１、２の通話積算時間タイマーがスタートされる。
２）それぞれの子機は、中継機の電波が２秒途切れた時点で通話積算時間タイマーをリセットする。これによって通話が終了する。
３）通話の途切れが２秒以内のときには通話中と判断する。
４）通話終了後に通話を行う場合には、通話設定動作を再度行う。
【００１４】
このように通話積算時間制限が課されるシステムには、次のような課題がある。いま、図６の（イ）に示すように、中継機Ｒの通話可能エリアＡ内に子機１と子機２が存在し、図６の（ロ）に示すように、これらの子機１と子機２とが中継機Ｒを介して時点ｔ１に通話を開始したとする。この場合、子機１及び子機２は中継機Ｒを介して通話積算時間Ｔが経過する時点ｔ３まで通話を行うことが可能である。
【００１５】
この通話積算時間Ｔ内の任意の時点ｔ２に、通話可能エリアＡの外にいた子機３が通話可能エリアＡ内に入って通話設定動作を行ったとすると、子機３が他の子機１又は子機２と通話することができるのは、時点ｔ２からその通話積算時間が経過する時点ｔ４までの期間である筈である。しかしながら、図６の（ロ）から理解されるように、時点ｔ３において中継機Ｒはその通話積算時間を過ぎてしまっていて通話不可能の状態にあるので、時点ｔ３から時点ｔ４までの期間は、子機３から発射された電波は中継されないことになる。
【００１６】
また、従来のシステムにおいては、通話開始時にキャリアセンスを行うのみであるので、子機が一旦通話を開始した後に通話可能エリアＡの外に出てしまったときには、当該子機には、通話が中継されていないことがわからないという課題がある。
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、こうした従来の無線通信システムの課題を解決するために提案されたものであって、この発明の目的は、子機間に既に通話路が設定されている場合であっても、送信を開始する毎に通話路設定動作を行うことにより、確実に通話路を設定することができるようにした、例えば特定小電力無線局用の無線通信システムを提供することにある。
【００１８】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、
請求項１の発明は、
複数の子機と少なくとも１つの中継機とを有する半複信の無線通信システムであって、
夫々の子機が、送信開始毎に通話路設定手順を行うための手段を備え、
前記通話路設定手順が、
通話路が設定されているか否かを判定する判定手段と、
第１の周波数の信号を送信するステップと、
前記第１の周波数とは異なる第２の周波数の信号を前記中継器から受信するステップと、
前記判定の結果に応じて通話積算時間タイマーを始動させるステップと、
を含むことを特徴とする無線通信システム、
を提供する。
【００１９】
請求項２の発明は、
複数の子機と少なくとも１つの中継機とを有する半複信の無線通信システムであって、
それぞれの前記子機が、前記中継器を介して、第１の周波数で送信を行い、該第１の周波数とは異なる第２の周波数で受信を行い、且つ、送信開始毎に通話路設定手順を行うための手順実行手段を備え、
前記手順実行手段が、
通話路が設定されているか否かを判定する判定手段と、
前記第１の周波数の信号を送信する送信手段と、
前記中継機から前記第２の周波数の信号を受信する受信手段と、
を具備し、
前記判定手段が前記通話路が設定されていないとの判定結果に応じて通話積算時間タイマーを始動させ、且つ、前記送信手段から前記第１の周波数の信号を送信した後に前記受信手段が前記第２の周波数を受信することによって送信可能状態となり、
前記判定手段が前記通話路が設定されていると判定したときには、前記送信手段から前記第１の周波数の信号を送信した後に前記受信手段が前記第２の周波数を受信したことによって送信可能状態になる
ことを特徴とする無線通信システム、
を提供する。
【００２０】
請求項３の発明は、前記子機が、
前記第２の周波数の電波を受信したかどうかを監視するための監視手段と、
前記監視手段に応答して警報を発する警報手段と、
を備えることを特徴とする。
【００２１】
請求項４の発明は、
少なくとも１つの中継機を介して、第１の周波数で送信を行い、前記第１の周波数とは異なる第２の周波数で受信を行う子機であって、
送信開始毎に通話路設定手順を行うための手段と、通話路が設定されているか否かを判定する判定手段とを備え、
前記通話路設定手順が、
第１の周波数を送信するステップと、
前記第１の周波数とは異なる第２の周波数を前記中継器から受信するステップと、
を含み、
前記判定手段が、前記通話路が設定されていないとの判定結果に応じて通話積算時間タイマーを始動させることを特徴とする子機、
を提供する。
【００２２】
請求項５の発明は、
通話積算時間タイマーが動作している期間、中継機を介して第１の周波数で送信を行い、前記第１の周波数とは異なる第２の周波数で受信を行う子機であって、
前記第２の周波数が使用されているか否かを検出する検出手段と、
前記第２の周波数が使用されていないことを前記検出手段が検出したことに応答して、前記通話積算時間タイマーが動作しているか否かにより通話状態にあるか否かを判定する判定手段と、
前記第１の周波数の信号を短時間送信する送信手段と、
前記第２の周波数の信号を受信する受信手段と、
を具備し、
通話状態にないと前記判定手段が判定し、且つ、前記送信手段から前記第１の周波数の信号を送信した後に前記受信手段が前記第２の周波数を受信したことに応答して、通話可能な状態となり、
通話状態にあると前記判定手段が判定し、且つ、前記送信手段から前記第１の周波数の信号を送信した後に前記受信手段が前記第２の周波数を受信したことに応答して送信可能状態となる
ことを特徴とする子機、
を提供する。
【００２３】
請求項６の発明は、前記受信手段が、前記送信手段の動作後に前記第２の周波数が受信されないときに警報を発する警報手段を備えることを特徴とする。
【００２４】
【作用】
子機は、通話路が既に設定されている場合であっても、送信開始毎に通話路設定動作を行う。これにより、中継機の通話積算時間タイマーが停止しているときにも該タイマーを再スタートさせ、中継動作を行わせることができる。
【００２５】
【発明の実施の形態】
この発明に係る無線通信システムは、子機の送信動作に改良を加え、中継機及び子機の受信動作には変更を加えることなく従来と同様に動作させるようにしたものである。以下、この発明に係る無線通信システムにおける子機１の送信時の動作を示す図１のフロー図と、中継機の動作を示す図２とを用いて、この発明に係る無線通信システムの動作を説明する。なお、図１及び図２において、図３及び図４と同一の動作を行うステップには同一の符号を付すこととする。
【００２６】
子機１の送信時の動作を説明するためのフロー図である図１を、従来の無線通信システムにおける子機の動作を示す図３とを比較すると、図１のフロー図は、子機２の受信周波数Ｆ２が使用されているかどうかを調べるステップＳ３が、送信を要求するステップＳ１と通話状態にあるかどうかを判定するステップＳ２との間に配置されている点、及び、ステップＳ８が除去され、その代りにステップＳ２２及びステップＳ２３が設けられている点で相違するが、その他の動作は同じである。以下、子機１が子機２と通話を開始する場合、子機２との間に既に通話路が設定されている場合及び通話積算時間が経過して中継機が待ち受け状態にある場合における動作をそれぞれ説明する。
【００２７】
（１）子機１が子機２との通話を開始する場合
子機１は子機２との通話を開始するとき、まず、送信要求を行い（図１のステップＳ１）、子機２の受信周波数である周波数Ｆ２が現在使用されているかどうかを調べる（ステップＳ３）。もし、周波数Ｆ２が使用されていないと判定されたならば、子機１と子機２との間に既に通話路が設定され、通話積算時間タイマーが動作中であるかどうかの判定が行われる（ステップＳ２）。
【００２８】
子機１が子機２との間に通話路が設定されておらず、通話積算時間タイマーが動作していないと判定されたときには（ステップＳ２のＮＯ）、子機２との通話を開始するために、子機１は周波数Ｆ１の電波を中継機へ向けて一瞬だけ送信する（ステップＳ４）。
【００２９】
一方、図２に示すとおり、通常は待ち受け状態にある（ステップＳ９）中継機は、子機１がステップＳ４において送信した周波数Ｆ１の電波を受信すると（ステップＳ１０）、既に中継機を介して通話路が設定されていて中継機の通話積算時間タイマーが動作中であるかどうかを判定する（ステップＳ１１）。ここでは、まだ子機１と子機２との間に通話路は設定されておらず、通話積算時間タイマーは動作していない（ステップＳ１１のＮＯ）ので、中継機は周波数Ｆ１が現在使用されていないことを確認し（ステップＳ１２）、周波数Ｆ２の電波の送信を開始する（ステップＳ１３）と共に、通話積算時間タイマーをスタートさせる（ステップＳ１４）。
【００３０】
中継機がステップ１３において周波数Ｆ２の電波を送信すると、子機１は中継機からの当該電波を受信し（ステップＳ５）、自己の通話積算時間タイマーをスタートさせて（ステップＳ６）、子機２に対して周波数Ｆ１で送信を開始する（ステップＳ７）ので、中継機は子機１からの周波数Ｆ１の電波を受信し（ステップＳ１５）、子機１と子機２との通話の中継を開始する（ステップＳ１６）。中継された電波を受信する子機２の動作は、図５に基づいてステップＳ１８〜ステップＳ２１として説明したとおりであり、その説明は省略する。
【００３１】
（２）子機１と子機２との間に既に通話路が設定されている場合
子機１が既に子機と通話状態にある場合には、子機１においては、子機２への送信を要求するステップＳ１及び子機２の受信周波数である周波数Ｆ２が現在使用されていないことを確認するステップＳ３の後、既に子機２との間に通話路が設定されていて通話積算時間タイマーが動作中であるとの判定が行われる（ステップＳ２のＹＥＳ）。次いで、子機１は周波数Ｆ１の電波を中継機へ向けて一瞬だけ送信する（ステップ２２）。
【００３２】
中継機は、子機１がステップＳ２２において送信した周波数Ｆ１の電波を受信すると（ステップＳ１０）、既に中継機を介して通話路が設定されていて中継機の通話積算時間タイマーが動作中であると判定して（ステップＳ１１のＹＥＳ）、通話中継動作を行って周波数Ｆ２の電波を送信する（ステップＳ１７）。子機１はこの電波を受信して（ステップＳ２３）送信を開始する（ステップＳ７）ので、中継機は子機１からの周波数Ｆ１の電波を受信し（ステップＳ１５）、子機１と子機２との通話の中継を開始する（ステップＳ１６）。中継された電波を受信する子機２の動作は、図５に基づいてステップＳ１９として説明したとおりであり、その説明は省略する。
【００３３】
なお、上記の（１）及び（２）の場合において、子機２から子機１へ送信を開始する場合には、子機２は上記の子機１の動作を行い、子機１は上記の子機２の動作を行うことになる。
【００３４】
（３）中継機が待ち受け状態のとき
子機１と子機２との間の通話の通話積算時間が経過して中継機が待ち受け状態に入っているときに第３の子機がステップＳ２２において一瞬だけ送信を行った場合、中継機はステップＳ１０、Ｓ１１、Ｓ１２、Ｓ１３を経てステップＳ１４において通話積算時間タイマーをスタートさせるので、中継機は第３の子機の通話を中継することができ、一方、第３の子機はステップＳ５において中継機からの電波を受信することによって送信を開始することができる。また、相手方の子機は中継機がステップＳ１３で送信する電波を受信して通話積算時間タイマーをスタートさせるので、第３の子機からの通話を受信することができる。
【００３５】
上記の（１）、（２）及び（３）の場合において、各子機に、ステップＳ５及びステップＳ２３において中継機からの周波数Ｆ２の電波を受信することができたかどうかを監視し、受信できない場合には、中継が行われていないことを指示する警告音を発するための手段を設けることができる。これにより、子機が移動している場合であっても、中継機の通話可能エリアの中にいるか、外に出てしまったかを知ることが可能となる。
【００３６】
なお、これまでの説明では、中継機は１個設けられているが、必要によっては中継機は複数個設けてもよい。
【００３７】
【発明の効果】
一般に、半複信の中継システムは、子機の送信部と受信部とのいずれか一方しか動作していないため、回路が簡単で子機のコストが安いうえ、電源容量の少なくて済むという長所があるが、送信中は受信動作を行うことができないため、送信した通話が中継されているかどうか不明であるという欠点がある。
【００３８】
これに対して、以上説明したとおり、この発明は、各子機の送信開始毎に通話路設定のための手順を行うようにしたものであるから、２つの子機の間での通話が行われている期間に第３の子機が中継機の通話可能エリア内に入った場合にも、この第３の子機は通話を開始し、第３の子機における通話積算時間が経過するまで通話を行うことができるという格別の効果を奏する。また、この発明は、子機が移動する場合であっても、送信開始時に中継機からの応答がないかどうかを監視することにより、当該子機が中継機の通話可能エリア内にいるかどうかを使用者に知らせることができるという効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明に係る無線通信システムにおける子機の動作の一例を説明するためのフロー図である。
【図２】 この発明に係る無線通信システムにおける中継機の動作の一例を説明するためのフロー図である。
【図３】 従来の無線通信システムにおける子機の送信時の動作を説明するフロー図である。
【図４】 従来の無線通信システムにおける中継機の動作を説明するフロー図である。
【図５】 従来の無線通信システムにおける子機の受信時の動作を説明するフロー図である。
【図６】 （イ）及び（ロ）は、従来の無線通信システムの欠点を説明するための図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a system having a relay function for radio equipment for radio telephones of a specific low power radio station, for example, and more particularly to a radio communication system capable of reliably providing call settings.
[0002]
[Prior art]
Radio equipment for radio telephones of specified low-power radio stations is defined as follows according to the Radio Law and related ministerial ordinances and notifications.
[0003]
Regarding the function for restricting the accumulated communication time, “the communication time is automatically limited to 3 minutes and no further communication is made unless 2 seconds have passed after the end of the communication” (Posted by the Ministry of Posts and Telecommunications in 1989) 49) and the carrier sense, “When receiving radio waves from other radio stations exceeding the following values, the same frequency as the radio waves emitted by the radio stations (duplex mode and half duplex) In the case of the system, it is said that “the radio wave of the transmission frequency corresponding to the reception frequency) is not emitted” (Ministry of Posts and Telecommunications No. 49 in 1989). In addition, it is allowed to emit radio waves for setting the communication path before entering a call.
[0004]
The half-duplex communication method is a communication method that is a simplex method at one end of a communication path and a duplex method at the other end. A system having a repeater also falls under the half-duplex system.
[0005]
In the case of a system in which a repeater is present, the radio wave from the slave unit is converted to a different frequency and transmitted by the repeater. For example, when the handset 1 makes a call with the handset 2 via the repeater, the radio wave having the frequency F1 transmitted from the handset 1 is converted into a radio wave having a frequency F2 different from the frequency F1 by the repeater. Sent to 2. Therefore, when the handset 1 starts a call, the following series of operations called “call path setting operation” are performed.
1) The subunit | mobile_unit 1 performs a carrier sense about the receiving frequency F2 of the subunit | mobile_unit 2. FIG. That is, it is checked whether or not the reception frequency F2 of the slave unit 2 is empty.
2) If the handset 1 cannot receive the radio wave of the frequency F2, it transmits the radio wave of the frequency F1 only for an instant (for about 50 milliseconds) and indicates the start of a call to the repeater, and then temporarily stops the transmission. . This is because if the slave unit 1 is transmitting when the repeater performs carrier sense after that, the repeater determines that the slave unit 1 is “in use”.
3) The repeater performs carrier sense for the frequency F1, and checks whether the frequency F1 of the slave unit 1 is empty.
4) If the relay station cannot receive the radio wave of frequency F1, it starts transmission at frequency F2.
5) The subunit | mobile_unit 1 detects the electromagnetic wave of the frequency F2 from a relay machine, and starts transmission with the frequency F1.
6) The repeater receives the radio wave with the frequency F1 from the slave unit 1 and transmits it as the radio wave with the frequency F2.
7) The subunit | mobile_unit 2 receives the electromagnetic wave of the frequency F2 from a relay machine.
[0006]
3 to 5 are flowcharts showing in detail the operation at the time of transmission of the child device 1, the operation performed at the relay device, and the operation at the time of reception of the child device 2, including the above-described speech path setting operation. When the handset 1 starts a call with the handset 2 and a communication path is set between the handset 1 and the handset 2 (that is, the handset 1 is already in a call state with the handset 2). In this case, the operation of the system is started when the handset 1 requests transmission to the handset 2 (step S1 in FIG. 3). In response to the transmission request, it is determined whether or not the handset 1 is in a call state (that is, a call path has already been set in the handset 1) and the call integration time timer is operating (step S2).
[0007]
When it is determined that the handset 1 is not in a call state and therefore the call integration time timer is not operating (NO in step S2), is the handset 1 currently using the frequency F2 that is the reception frequency of the handset 2? A check is made (step S3). If it is determined that the frequency F2 is not used, the handset 1 transmits a radio wave of the frequency F1 to the repeater for a moment in order to start a call (step S4). In response to this, when receiving the radio wave of frequency F2 emitted from the repeater (step S5), the handset 1 starts its own call integration time timer (step S6) and starts transmission to the handset 2 (step S6). Step S7).
[0008]
On the other hand, when handset 1 is already in communication with handset 2 and the call integration time timer is already operating (YES in step S2), handset 1 transmits to handset 2 at frequency F1. (Step S8).
[0009]
As shown in FIG. 4, the repeater is normally in a standby state (step S9). Therefore, when the handset 1 transmits a radio wave in step S4 or step S8, the repeater receives this radio wave (step S10), then a call path is set via the repeater and the call integration time timer is operating. (Step S11). If the communication path is not set between the handset 1 and handset 2, and therefore the call integration time timer of the repeater is not operating (NO in step S11), the frequency F1 is currently used. It confirms that there is not (step S12), transmits the radio wave of frequency F2 (step S13), and starts the call integration time timer (step S14).
[0010]
In response to the relay device transmitting the radio wave having the frequency F2 in step S13, the slave unit 1 receives the radio wave from the repeater in step S5, and starts transmission in step S7. The radio wave of frequency F1 is received (step S15), and the relay of the call between the slave unit 1 and the slave unit 2 is started (step S16).
[0011]
In addition, when a call path has already been set between the slave unit 1 and the slave unit 2, the repeater makes a determination of YES in step S11, and sends the call received from the slave unit 1 to the slave unit 2. And relay (step S17).
[0012]
The counterpart child device 2 is normally in a standby state (step S18 in FIG. 5). In this state, when the relay station transmits a radio wave having the frequency F2 in step S13, the handset 2 receives the radio wave having the frequency F2 (step S19), and starts a call integration time timer (step S20). ) And the radio wave having the frequency F2 relayed in steps S16 and S17 from the repeater (step S21).
[0013]
When transmission from the child device 2 to the child device 1 is started, the child device 2 performs the operation of the child device 1, and the child device 1 performs the operation of the child device 2.
Here is a supplementary note on call restriction by the above-mentioned communication accumulated time timer.
1) As described above, the call integration time timers of the repeater and the slave units 1 and 2 are started from the time when the call is set in steps S5, S13 and S19.
2) Each slave unit resets the call integration time timer when the radio wave from the repeater is interrupted for 2 seconds. This ends the call.
3) If the call is interrupted within 2 seconds, it is determined that the call is in progress.
4) When a call is made after the call ends, the call setting operation is performed again.
[0014]
There are the following problems in the system in which the call integration time limit is imposed as described above. Now, as shown in FIG. 6 (a), the handset 1 and handset 2 exist in the callable area A of the repeater R. As shown in FIG. 6 (b), these handset 1 And the slave unit 2 start a call at time t1 via the relay unit R. In this case, the handset 1 and handset 2 can make a call through the repeater R up to the time t3 when the call integration time T elapses.
[0015]
If the handset 3 outside the callable area A enters the callable area A and performs a call setting operation at an arbitrary time t2 within the call integration time T, the handset 3 is in the other handset 1. Alternatively, it is possible that a call can be made with the handset 2 from the time t2 to the time t4 when the call integration time elapses. However, as understood from (b) of FIG. 6, at time t3, the repeater R has passed its accumulated call time and is in a state incapable of calling, so the period from time t3 to time t4 is The radio wave emitted from the handset 3 is not relayed.
[0016]
Further, in the conventional system, only carrier sense is performed at the start of a call. Therefore, when the handset starts out of the call and then goes out of the callable area A, the handset receives a call. There is a problem of not knowing that it is not being relayed.
[0017]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been proposed to solve the problems of the conventional wireless communication system, and the object of the present invention is to perform transmission even when a communication path is already set between the slave units. It is an object of the present invention to provide a radio communication system for specific low-power radio stations, for example, which can surely set a call path by performing a call path setting operation every time the communication is started.
[0018]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above objective,
The invention of claim 1
A half-duplex wireless communication system having a plurality of slave units and at least one repeater,
Each handset has a means for performing a communication path setting procedure every time transmission is started,
The call path setting procedure includes:
A determination means for determining whether or not a communication path is set;
Transmitting a signal of a first frequency;
Receiving a signal of a second frequency different from the first frequency from the repeater;
Starting a call integration time timer according to the result of the determination;
A wireless communication system, comprising:
I will provide a.
[0019]
The invention of claim 2
A half-duplex wireless communication system having a plurality of slave units and at least one repeater,
Each slave unit transmits via the repeater at the first frequency, receives at a second frequency different from the first frequency, and each time the transmission starts, a speech path setting procedure A procedure execution means for performing
The procedure execution means is
A determination means for determining whether or not a communication path is set;
Transmitting means for transmitting a signal of the first frequency;
Receiving means for receiving a signal of the second frequency from the repeater;
Comprising
The determination means starts a call integration time timer according to a determination result that the communication path is not set, and the reception means transmits the first frequency signal from the transmission means. By receiving the frequency of 2, it becomes possible to transmit,
When the determination unit determines that the speech path is set, the transmission unit is in a transmittable state when the reception unit receives the second frequency after transmitting the signal of the first frequency from the transmission unit. A wireless communication system, characterized in that
I will provide a.
[0020]
The invention of claim 3 is characterized in that the slave unit is
Monitoring means for monitoring whether radio waves of the second frequency have been received;
Alarm means for issuing an alarm in response to the monitoring means;
It is characterized by providing.
[0021]
The invention of claim 4
A slave that transmits at a first frequency and receives at a second frequency different from the first frequency via at least one repeater;
A means for performing a call path setting procedure every time transmission is started, and a determination means for determining whether or not a call path is set,
The call path setting procedure includes:
Transmitting a first frequency;
Receiving from the repeater a second frequency different from the first frequency;
Including
The slave unit characterized in that the determination means starts a call integration time timer according to a determination result that the call path is not set;
I will provide a.
[0022]
The invention of claim 5
A slave unit that transmits at a first frequency via a repeater and receives at a second frequency different from the first frequency during a period when the call accumulation time timer is operating,
Detecting means for detecting whether or not the second frequency is used;
Determining means for determining whether or not a call state is established according to whether or not the call integration time timer is operating in response to the detection means detecting that the second frequency is not used; ,
Transmitting means for transmitting the signal of the first frequency for a short time;
Receiving means for receiving a signal of the second frequency;
Comprising
The determination means determines that it is not in a call state, and a call can be made in response to the reception means receiving the second frequency after transmitting the signal of the first frequency from the transmission means. State
The determination means determines that it is in a call state, and the transmission means is ready to transmit in response to the reception means receiving the second frequency after transmitting the signal of the first frequency from the transmission means. A handset characterized by
I will provide a.
[0023]
The invention according to claim 6 is characterized in that the receiving means includes alarm means for issuing an alarm when the second frequency is not received after the operation of the transmitting means.
[0024]
[Action]
The slave unit performs a call path setting operation every time transmission is started even when a call path has already been set. Thereby, even when the call integration time timer of the repeater is stopped, the timer can be restarted and the relay operation can be performed.
[0025]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The radio communication system according to the present invention is such that the transmission operation of the slave unit is improved, and the reception operation of the relay unit and the slave unit is operated in the same manner as before without any change. Hereinafter, the operation of the radio communication system according to the present invention will be described with reference to the flowchart of FIG. 1 showing the operation of the slave unit 1 during transmission in the radio communication system according to the present invention and FIG. 2 showing the operation of the repeater. explain. In FIG. 1 and FIG. 2, steps that perform the same operations as in FIG. 3 and FIG.
[0026]
Comparing FIG. 1, which is a flowchart for explaining the operation of the slave unit 1 at the time of transmission, with FIG. 3 showing the operation of the slave unit in the conventional wireless communication system, the flowchart of FIG. The step S3 for checking whether or not the reception frequency F2 is used is arranged between the step S1 for requesting transmission and the step S2 for determining whether or not the communication state is established, and the step S8 is removed. However, it is different in that step S22 and step S23 are provided instead, but the other operations are the same. Hereinafter, when the handset 1 starts a call with the handset 2, the operation when the call path has already been set up with the handset 2, and when the call integration time has elapsed and the repeater is in a standby state Each will be described.
[0027]
(1) When the handset 1 starts a call with the handset 2 When the handset 1 starts a call with the handset 2, first, a transmission request is made (step S1 in FIG. 1). It is checked whether or not the frequency F2 that is the reception frequency is currently used (step S3). If it is determined that the frequency F2 is not used, a call path has already been set between the handset 1 and handset 2, and it is determined whether the call integration time timer is operating. (Step S2).
[0028]
When it is determined that the communication path is not set between the handset 1 and the handset 2 and the call integration time timer is not operating (NO in step S2), a call with the handset 2 is started. Therefore, the subunit | mobile_unit 1 transmits the electromagnetic wave of the frequency F1 only for a moment toward the relay machine (step S4).
[0029]
On the other hand, as shown in FIG. 2, the repeater, which is normally in a standby state (step S9), receives a radio wave of the frequency F1 transmitted from the slave unit 1 in step S4 (step S10), and has already made a call through the repeater. It is determined whether the route is set and the call integration time timer of the repeater is operating (step S11). Here, since the communication path is not yet set between the slave unit 1 and the slave unit 2 and the call integration time timer is not operating (NO in step S11), the frequency F1 is currently used for the repeater. (Step S12), the transmission of the radio wave having the frequency F2 is started (step S13), and the call integration time timer is started (step S14).
[0030]
When the repeater transmits a radio wave of frequency F2 in step 13, the slave unit 1 receives the radio wave from the repeater (step S5), starts its own call integration time timer (step S6), and the slave unit 2 Since the transmission is started at the frequency F1 (step S7), the repeater receives the radio wave of the frequency F1 from the slave unit 1 (step S15), and starts relaying the call between the slave unit 1 and the slave unit 2 (Step S16). The operation of the handset 2 that receives the relayed radio wave is as described in Steps S18 to S21 based on FIG. 5, and the description thereof is omitted.
[0031]
(2) When a communication path is already set between the slave unit 1 and the slave unit 2 When the slave unit 1 is already in a call state with the slave unit, the slave unit 1 After step S1 for requesting transmission and step S3 for confirming that the frequency F2 that is the reception frequency of the handset 2 is not currently used, a call path is already set up with the handset 2 and the call integration time It is determined that the timer is operating (YES in step S2). Subsequently, the subunit | mobile_unit 1 transmits the electromagnetic wave of the frequency F1 only for a moment toward the relay machine (step 22).
[0032]
When the relay station receives the radio wave having the frequency F1 transmitted from the handset 1 in step S22 (step S10), the call path has already been set via the relay station and the call integration time timer of the relay station is operating. (YES in step S11), a call relay operation is performed and a radio wave having a frequency F2 is transmitted (step S17). Since the slave unit 1 receives this radio wave (step S23) and starts transmission (step S7), the relay unit receives the radio wave of the frequency F1 from the slave unit 1 (step S15), and the slave unit 1 and the slave unit Relay of the call with 2 is started (step S16). The operation of the handset 2 that receives the relayed radio wave is as described in step S19 based on FIG. 5, and the description thereof is omitted.
[0033]
In the above cases (1) and (2), when transmission from the child device 2 to the child device 1 is started, the child device 2 performs the operation of the child device 1, and the child device 1 The slave unit 2 is operated.
[0034]
(3) When the repeater is in the standby state When the call integration time of the call between the slave unit 1 and the slave unit 2 has elapsed and the repeater is in the standby state, the third slave unit is in step S22. When transmitting for a moment, the repeater starts the call integration time timer in step S14 through steps S10, S11, S12, and S13, so the repeater can relay the call of the third slave unit, On the other hand, the third slave unit can start transmission by receiving the radio wave from the repeater in step S5. In addition, since the other handset receives the radio wave transmitted by the repeater in step S13 and starts the call integration time timer, the call from the third handset can be received.
[0035]
In the case of (1), (2) and (3) above, each slave unit is monitored whether or not it has received the radio wave of frequency F2 from the repeater in step S5 and step S23, and cannot be received. In some cases, means for emitting a warning sound instructing that relaying is not being performed can be provided. As a result, even when the slave unit is moving, it is possible to know whether the relay unit is within the callable area or has gone outside.
[0036]
In the above description, one repeater is provided. However, a plurality of repeaters may be provided if necessary.
[0037]
【The invention's effect】
In general, a half-duplex relay system operates only one of the transmitting unit and receiving unit of the slave unit, so that the circuit is simple, the cost of the slave unit is low, and the power capacity is small. However, since the receiving operation cannot be performed during transmission, there is a drawback that it is unclear whether the transmitted call is being relayed.
[0038]
In contrast, as described above, according to the present invention, a procedure for setting a speech path is performed every time transmission of each slave unit is started. Even if the third handset enters the callable area of the repeater during the specified period, the third handset starts a call until the call integration time of the third handset elapses. There is an extraordinary effect of being able to make a call. In addition, even when the slave unit moves, the present invention monitors whether there is no response from the repeater at the start of transmission, thereby determining whether the slave unit is within the callable area of the repeater. There is also an effect that the user can be notified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart for explaining an example of operation of a slave unit in a wireless communication system according to the present invention.
FIG. 2 is a flowchart for explaining an example of the operation of a repeater in the wireless communication system according to the present invention.
FIG. 3 is a flowchart illustrating an operation at the time of transmission of a slave in a conventional wireless communication system.
FIG. 4 is a flowchart for explaining the operation of a repeater in a conventional wireless communication system.
FIG. 5 is a flowchart illustrating an operation at the time of reception of a slave unit in a conventional wireless communication system.
6 (a) and 6 (b) are diagrams for explaining a defect of a conventional wireless communication system.

Claims (6)

複数の子機と少なくとも１つの中継機とを有する半複信の無線通信システムであって、
夫々の子機が、送信開始毎に通話路設定手順を行うための手段を備え、
前記通話路設定手順が、
通話路が設定されているか否かを判定するステップと、
第１の周波数の信号を送信するステップと、
前記第１の周波数とは異なる第２の周波数の信号を前記中継器から受信するステップと、
前記判定の結果に応じて通話積算時間タイマーを始動させるステップと、
を含むことを特徴とする無線通信システム。A half-duplex wireless communication system having a plurality of slave units and at least one repeater,
Each handset has a means for performing a communication path setting procedure every time transmission is started,
The call path setting procedure includes:
Determining whether a call path is set; and
Transmitting a signal of a first frequency;
Receiving a signal of a second frequency different from the first frequency from the repeater;
Starting a call integration time timer according to the result of the determination;
A wireless communication system comprising: 複数の子機と少なくとも１つの中継機とを有する半複信の無線通信システムであって、
それぞれの前記子機が、前記中継器を介して、第１の周波数で送信を行い、該第１の周波数とは異なる第２の周波数で受信を行い、且つ、送信開始毎に通話路設定手順を行うための手順実行手段を備え、
前記手順実行手段が、
通話路が設定されているか否かを判定する判定手段と、
前記第１の周波数の信号を送信する送信手段と、
前記中継機から前記第２の周波数の信号を受信する受信手段と、
を具備し、
前記判定手段が前記通話路が設定されていないとの判定結果に応じて通話積算時間タイマーを始動させ、且つ、前記送信手段から前記第１の周波数の信号を送信した後に前記受信手段が前記第２の周波数を受信することによって送信可能状態となり、
前記判定手段が前記通話路が設定されていると判定したときには、前記送信手段から前記第１の周波数の信号を送信した後に前記受信手段が前記第２の周波数を受信したことによって送信可能状態になる
ことを特徴とする無線通信システム。A half-duplex wireless communication system having a plurality of slave units and at least one repeater,
Each slave unit transmits via the repeater at the first frequency, receives at a second frequency different from the first frequency, and each time the transmission starts, a speech path setting procedure A procedure execution means for performing
The procedure execution means is
A determination means for determining whether or not a communication path is set;
Transmitting means for transmitting a signal of the first frequency;
Receiving means for receiving a signal of the second frequency from the repeater;
Comprising
The determination means starts a call integration time timer according to a determination result that the communication path is not set, and the reception means transmits the first frequency signal from the transmission means. By receiving the frequency of 2, it becomes possible to transmit,
When the determination unit determines that the speech path is set, the transmission unit is in a transmittable state when the reception unit receives the second frequency after transmitting the signal of the first frequency from the transmission unit. A wireless communication system. 請求項２記載の無線通信システムであって、
前記子機が、
前記第２の周波数の電波を受信したかどうかを監視するための監視手段と、
前記監視手段に応答して警報を発する警報手段と、
を備えることを特徴とする無線通信システム。A wireless communication system according to claim 2,
The slave is
Monitoring means for monitoring whether radio waves of the second frequency have been received;
Alarm means for issuing an alarm in response to the monitoring means;
A wireless communication system comprising: 少なくとも１つの中継機を介して、第１の周波数で送信を行い、前記第１の周波数とは異なる第２の周波数で受信を行う子機であって、
送信開始毎に通話路設定手順を行うための手段と、通話路が設定されているか否かを判定する判定手段とを備え、
前記通話路設定手順が、
第１の周波数を送信するステップと、
前記第１の周波数とは異なる第２の周波数を前記中継器から受信するステップと、
を含み、
前記判定手段が、前記通話路が設定されていないとの判定結果に応じて通話積算時間タイマーを始動させることを特徴とする子機。A slave that transmits at a first frequency and receives at a second frequency different from the first frequency via at least one repeater;
A means for performing a call path setting procedure every time transmission is started, and a determination means for determining whether or not a call path is set,
The call path setting procedure includes:
Transmitting a first frequency;
Receiving from the repeater a second frequency different from the first frequency;
Including
The slave unit, wherein the determination unit starts a call integration time timer according to a determination result that the call path is not set. 通話積算時間タイマーが動作している期間、中継機を介して第１の周波数で送信を行い、前記第１の周波数とは異なる第２の周波数で受信を行う子機であって、
前記第２の周波数が使用されているか否かを検出する検出手段と、
前記第２の周波数が使用されていないことを前記検出手段が検出したことに応答して、前記通話積算時間タイマーが動作しているか否かにより通話状態にあるか否かを判定する判定手段と、
前記第１の周波数の信号を短時間送信する送信手段と、
前記第２の周波数の信号を受信する受信手段と、
を具備し、
通話状態にないと前記判定手段が判定し、且つ、前記送信手段から前記第１の周波数の信号を送信した後に前記受信手段が前記第２の周波数を受信したことに応答して、通話可能な状態となり、
通話状態にあると前記判定手段が判定し、且つ、前記送信手段から前記第１の周波数の信号を送信した後に前記受信手段が前記第２の周波数を受信したことに応答して送信可能状態となる
ことを特徴とする子機。A slave unit that transmits at a first frequency via a repeater and receives at a second frequency different from the first frequency during a period when the call accumulation time timer is operating,
Detecting means for detecting whether or not the second frequency is used;
Determining means for determining whether or not a call state is established according to whether or not the call integration time timer is operating in response to the detection means detecting that the second frequency is not used; ,
Transmitting means for transmitting the signal of the first frequency for a short time;
Receiving means for receiving a signal of the second frequency;
Comprising
The determination means determines that it is not in a call state, and a call can be made in response to the reception means receiving the second frequency after transmitting the signal of the first frequency from the transmission means. State
The determination means determines that it is in a call state, and the transmission means is ready to transmit in response to the reception means receiving the second frequency after transmitting the signal of the first frequency from the transmission means. A handset characterized by 請求項５記載の子機であって、前記受信手段が、前記送信手段の動作後に前記第２の周波数が受信されないときに警報を発する警報手段を備えることを特徴とする子機。  6. The slave unit according to claim 5, wherein the reception unit includes an alarm unit that issues an alarm when the second frequency is not received after the operation of the transmission unit.

Images