JP3727745B2 - 複合操作型スイッチ - Google Patents

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  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作方法の違いにより異種の切換え信号を出力する複合操作型スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、実開平5−43439号公報に開示されているように、ロータリスイッチとプッシュスイッチを一体化した複合操作型スイッチが知られている。同公報に記載された複合操作型スイッチは、ロータリスイッチの構成部品であるウエハの中央に貫通孔を穿設し、この貫通孔の内底部にプッシュスイッチを固定すると共に、該貫通孔にプッシュスイッチの押圧操作用キートップを上下動可能に嵌合するように構成されている。
【0003】
このように構成された複合操作型スイッチでは、ロータを正逆いずれかの方向へ回転操作すると、ロータリスイッチに内蔵された摺動子片がパターンと接離を繰り返すことによってパルス信号が発生し、一方、キートップを真下へ押圧操作すると、プッシュスイッチに内蔵された可動接点が固定接点に接触することによってオン/オフの切換え信号が発生する。したがって、使用者がロータとキートップのいずれかを選択することにより、ロータリスイッチとプッシュスイッチという2種類のスイッチを操作することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した従来の複合操作型スイッチは、ロータリスイッチの中央に配置されたスイッチがプッシュスイッチであるため、ロータの回転操作によるパルス信号と、キートップの押圧操作によるオン/オフの切換え信号という2通りの信号しか発生することができず、複合操作型スイッチであるにも拘らずその用途は狭いという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ロータリスイッチの中央部に開口を設けて中空とし、この中空内にステムの傾倒操作またはプッシュ操作によって切換え信号を出力する多方向スイッチを配置することとする。このように構成された複合操作型スイッチによれば、ロータの回転操作によるパルス信号と、ステムの傾倒操作によるオン/オフの切換え信号、およびステムのプッシュ操作によるオン/オフの切換え信号をそれぞれ発生することができるため、用途範囲が大幅に拡がる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の複合操作型スイッチでは、ロータの回転操作によって順次オン・オフの切換え信号を出力するロータリスイッチと、ステムの傾倒操作による切換え信号およびプッシュ操作による切換え信号をそれぞれ出力する多方向スイッチとを具備し、前記ロータリスイッチの中央部に開口を設けて中空とし、この中空内に前記多方向スイッチを配置した。
【0007】
前記ロータリスイッチと前記多方向スイッチは予め機械的に連結しておいても良いが、これらロータリスイッチと多方向スイッチのそれぞれの端子を同一のプリント基板のランドに半田付けすると、該プリント基板を介してロータリスイッチと多方向スイッチを一体化することができる。
【0008】
また、前記ステムに円錐状のテーパ面を有するキャップを一体化し、前記ロータに一体化した回転つまみの中央部に前記キャップの動きを許容する円形孔を設けると共に、この円形孔の内周縁に前記キャップのテーパ面に対向する円錐状のテーパ面を形成すると、キャップと回転つまみ間に必要とされる隙間を最小限に抑えることができる。
【0009】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、図1は複合操作型スイッチの分解斜視図、図2は該複合操作型スイッチの平面図、図3は該複合操作型スイッチの断面図、図4は該複合操作型スイッチに備えられるロータリスイッチの断面図、図5は該ロータリスイッチに備えられるウエハの平面図、図6は該ロータリスイッチに備えられるロータをウエハ側から見た底面図、図7は該複合操作型スイッチに備えられる多方向スイッチの断面図、図8は該多方向スイッチの分解斜視図、図9は該多方向スイッチに備えられるハウジングの平面図、図10は該多方向スイッチの傾倒操作を示す断面図、図11は該多方向スイッチのプッシュ操作を示す断面図である。
【0010】
図1〜図3に示すように、本実施例に係る複合操作型スイッチは、ロータリスイッチ1と、このロータリスイッチ1を回転操作する回転つまみ2と、このロータリスイッチ1の中央に配置された多方向スイッチ3と、この多方向スイッチ3を傾倒およびプッシュ操作するキャップ4とで構成されており、これらロータリスイッチ1と多方向スイッチ3は同一のプリント基板5上に実装されている。
【0011】
まず、図4〜図6に基づいてロータリスイッチ1について説明すると、このロータリスイッチ1は、合成樹脂製のウエハ6と、ウエハ6に回転自在に装着された合成樹脂製のロータ7と、ウエハ6の上部に被着された金属板製のカバー8とで構成されている。図5に示すように、ウエハ6の中央部には円形の開口9が形成されており、この開口9の周囲に筒体10が立設されている。この筒体10の下部にはクリック出し用の凹凸部11が形成されており、この凹凸部11は筒体10の周面に沿って連続的に延びている。また、ウエハ6の外周縁には外輪壁12が立設されており、この外輪壁12と前記筒体10とは平面視リング状の凹溝13を介して対向している。この凹溝13の内底面にはコモンパターン14とA相パターン15およびB相パターン16が配設されており、各パターン14,15,16はそれぞれ端子17を介してウエハ6の外部に導出され、これら端子17は前記プリント基板5の図示せぬランドに半田付けされている。コモンパターン14は同一トラック上に所定間隔を存して複数配列されており、このコモンパターン14の外側の同一トラック上にA相パターン15とB相パターン16がそれぞれ約180度の範囲にわたって配列されている。
【0012】
前記ロータ7は、円筒状の軸部18と、この軸部18の下端から径方向外側へ突出するリング状の保持部19とを有し、軸部18の内周面が筒体10の上部周面にガイドされることにより、ウエハ6に対して回転自在に連結されている。図6に示すように、保持部19の下面には一対の係止突起19aと一対のガイド突起19bがそれぞれ形成されており、中央に突部20aを有するクリックばね20の両端がこれら係止突起19aに係止されている。このクリックばね20は線ばねをフォーミングしたものからなり、突部20aは両ガイド突起19bに位置規制された状態で前記凹凸部11に弾接している。また、保持部19の下面には一対の摺動子21,22がかしめ固定されており、これら摺動子21,22は開口9を介して180度の対向位置にある。一方の摺動子21は中央のかしめ部分から互いに反対方向へ延びる腕部を有し、各腕部の先端にそれぞれ接点21a,21bが形成されている。他方の摺動子22も同様に構成されており、互いに反対方向へ延びる腕部の先端にそれぞれ接点22a,22bが形成されている。これら接点21a,21b,22a,22bは前記ウエハ6の凹溝13の内底面に弾接しているが、図5に示すように、摺動子21,22の接点21a,22aはコモンパターン14が配列されたトラック上に弾接し、摺動子21,22の接点21b,22bはA相パターン15とB相パターン16が配列されたトラック上に弾接している。
【0013】
前記軸部18の外周面の180度対向位置には一対の係止溝18aが形成されており、また、軸部18の上端の180度対向位置には一対の位置決め溝18bが形成されている。図3に示すように、前記回転つまみ2には一対のスナップ爪2aと一対の係合突起(図示せず)とが形成されており、これらスナップ爪2aを前記係止溝18aに係止すると共に、係合突起を前記係止溝18aに嵌合することにより、回転つまみ2はロータ7の軸部18に一体化されている。この回転つまみ2の天面中央部には円形孔23が穿設されており、この円形孔23の内周縁には円錐状のテーパ面23aが形成されている。
【0014】
前記カバー8はウエハ6の外輪壁12の上面に熱がしめや接着等を用いて固定されており、このカバー8は凹溝13の上端を被覆している。前記ロータ7の保持部19はカバー8の下面に摺接しており、カバー8によってロータ7の抜け止めがなされている。
【0015】
次に、図7〜図9に基づいて多方向スイッチ3について説明すると、この多方向スイッチ3は、合成樹脂製のハウジング24と、このハウジング24の内部に配置された1つの中央タクトばね25および4つの周縁タクトばね26と、各周縁タクトばね26を選択的に駆動する第1のステム27と、中央タクトばね25を駆動する第2のステム28と、ハウジング24の上部に被着された金属板製の蓋体29とで構成されている。
【0016】
図9に示すように、前記ハウジング24の内底部には、円形の中央固定接点30と、該中央固定接点30を囲むコモン接点31、および該コモン接点31の周囲の前後左右4個所に位置する周縁固定接点32とが露出させてあり、これら中央固定接点30とコモン接点31および各周縁固定接点32は端子33としてハウジング24の両側面から外部に導出され、各端子33は前記プリント基板5の図示せぬランドに半田付けされている(図3参照)。また、ハウジング24の内底部には、中央固定接点30を囲むように4本の突起24aが立設されており、各突起24aに対向するハウジング24の四隅には位置決め部24bとボス24cがそれぞれ形成されている。
【0017】
前記中央タクトばね25と周縁タクトばね26は、母材にリン青銅やSUS等の弾性に富む材料を使用し、表面にAg処理が施されている。中央タクトばね25は全体的に円椀(ドーム)状にフォーミングされており、この中央タクトばね25は中央固定接点30の周囲のコモン接点31上に載置され、各突起24aの内側によって位置決めされている。一方、周縁タクトばね26は全体的に矩形状にフォーミングされており、その中央に両持ち状の膨出部26aが一体形成されている。この周縁タクトばね26は各周縁固定接点32の内方のコモン接点31上に載置されており、ハウジング24の内壁と各突起24aの外側とで位置決めされている。
【0018】
前記第1のステム27は円柱部27aと該円柱部27aから斜め下方へ拡がるスカート部27bとを有し、スカート部27bの下面には4個の突部27cが約90度の等間隔を保って一体形成され、これら突部27cは各周縁タクトばね26の膨出部26aに接している。円柱部27aの中央には上下方向に貫通するガイド孔34が設けられており、また、スカート部27bの下部周縁には4個の突片27dが一体形成されており、これら突片27dは隣接する2個の突部27cの中間から外方へ延び、ハウジング24の前述した位置決め部24bと係合している。この第1のステム27は各突部27cを対応する各周縁タクトばね26上に載置することにより、ハウジング24に対して揺動可能に支承されるが、かかる組み込み時に、各突片27dが対応する位置決め部24bに挿入されるため、組立時の位置合わせが容易で組立後の回り止めもなされる。
【0019】
前記第2のステム28は下端に鍔部28aを有し、この鍔部28aの下面はハウジング24の各突起24aの上面と所定間隔を保って対向している。第2のステム28はガイド孔34内の下方から挿入されて第1のステム27の上方へ突出し、鍔部28aによって抜け止めがなされており、該第2のステム28の先端に前記キャップ4が嵌合されている。このキャップ4は前記回転つまみ2の円形孔23内に露出しており、該キャップ4に形成された円錐状のテーパ面4aは前記回転つまみ2のテーパ面23aと所定間隔を保って対向している。また、第2のステム28の下面中央には押圧突起28bが一体形成されており、この押圧突起28bの下端は中央タクトばね25に接している。
【0020】
前記蓋体29は中央に円形の中央孔29aを、四隅に取付孔29bをそれぞれ有し、中央孔29aの周縁には下方に向かって拡がるテーパが形成されている。この蓋体29は、中央孔29aに第1のステム27のスカート部27bを貫通させた状態で、各取付孔29bに挿通したボス24cをかしめつけることにより、ハウジング24の上部開口端に被着されている。
【0021】
このように構成された複合操作型スイッチにおいて、使用者が回転つまみ2を回転操作することによりロータリスイッチ1が動作され、キャップ4を傾倒またはプッシュ操作するすることにより多方向スイッチ3が動作される。例えば、回転つまみ2を正逆いずれかの方向へ回転操作すると、つまみ2に連動してロータ7の軸部18がウエハ6の筒体10をガイド面として回転し、該軸部18と一体の保持部19が凹溝13内を同方向に回動するため、保持部19の下面に固定された両摺動子21,22の各接点21a,21b,22a,22bが凹溝13の内底面上を摺動する。ここで、両摺動子21,22は180度の対向位置にあるため、摺動子21の接点21bがA相パターン15上を摺動する時に摺動子22の接点22bはB相パターン16上を摺動し、その反対に、摺動子21の接点21bがB相パターン16上を摺動する時に摺動子22の接点22bはA相パターン15上を摺動する。したがって、例えば、摺動子21の一方の接点21bがA相パターン15上を摺動し、他方の接点21aがコモンパターン14と接離を繰り返すことにより、A相信号用のパルス波形が出力され、この時、摺動子22の一方の接点22bがB相パターン16上を摺動し、他方の接点22aがコモンパターン14と接離を繰り返すことにより、B相信号用のパルス波形が出力される。そして、A相信号とB相信号の立ち上がりパルスを判定することによってロータ7の回転方向が検出され、パルス数をカウントすることによってロータ7の回転量が検出される。
【0022】
上記の如くロータ7が回転すると、保持部19の下面に保持されたクリックばね20の突部20aは筒体10の下部に形成された凹凸部11と係脱を繰り返し、その際にクリック感触が生起される。凹凸部11とコモンパターン14の数は対応しているため、接点21a,22aがコモンパターン14と接離を繰り返す度にクリック感触が生起され、かかるクリック感触はロータ7と回転つまみ2を介して使用者に伝達される。なお、突部20aは両ガイド突起19bによって周方向の動き(横ぶれ)が防止されているため、凹凸部11とスムーズに係脱を繰り返し、確実なクリック動作が実現される。
【0023】
一方、使用者が回転つまみ2の円形孔23内に露出するキャップ4を各周縁固定接点32が配置された前後左右の4方向のいずれか1方向に向けて傾倒操作すると、図10に示すように、キャップ4に連動して第2のステム28が同方向に傾倒し、該第2のステム28によって第1のステム27も同方向に傾倒する。その結果、傾倒方向に位置する突部27cがその下方に位置する周縁タクトばね26を押圧し、周縁タクトばね26が反転してクリック感が生起された時点で、該周縁タクトばね26を介してその下方に位置する周縁固定接点32とコモン接点31とが導通するため、スイッチオン状態が得られる。この時の傾倒角度は第2のステム28の鍔部28aがハウジング24の突起24aに当接することによって規制され、鍔部28aの下面が突起24aに当接した時点で第2のステム28がそれ以上傾倒しないため、中央タクトばね25が誤って反転動作して中央固定接点30に接触することを確実に防止できる。また、第2のステム28を隣合う2つの周縁固定接点32の中間に向けて傾倒させると、傾倒方向に位置する2つの突部27cがその下方に位置する周縁タクトばね26をそれぞれ押圧するため、これら周縁タクトばね26を介してその下方に位置する周縁固定接点32とコモン接点31とがそれぞれ導通し、スイッチオン状態が得られる。なお、第2のステム28に対する傾倒方向への押圧力を除去すると、反転した周縁タクトばね26の自己復帰力によって第1のステム27が元位置に戻り、該第1のステム27と共に第2のステム28も元位置に戻るため、図7に示すスイッチオフ状態に復帰する。その際、蓋体29の中央孔29aの周縁にテーパが形成されているため、第1のステム27はスムーズに復帰することができる。
【0024】
また、使用者がキャップ4を真下に押し込むと、図11に示すように、第2のステム28が第1のステム27のガイド孔34に沿って下降し、押圧突起28bがその下方に位置する中央タクトばね25を押圧する。そして、中央タクトばね25が反転してクリック感が生起された時点で、該中央タクトばね25を介してその下方に位置する中央固定接点30とコモン接点31とが導通するため、スイッチオン状態が得られる。この場合、第1のステム27は4個の周縁タクトばね26によって中立状態に支持されており、第2のステム28の押圧(プッシュ)操作を案内するガイド部材として機能する。なお、第2のステム28に対する真下への押圧力を除去すると、反転した中央タクトばね25の自己復帰力によって第2のステム28とキャップ4は元位置に戻り、図7に示すスイッチオフ状態に復帰する。
【0025】
このように、本実施例に係る複合操作型スイッチは、回転つまみ2の回転操作によってロータリスイッチ1から連続的なパルス信号を発生することができるのみならず、キャップ4の傾倒方向を選択することにより、多方向スイッチ3から所望の1つの周縁タクトばね26を周縁固定接点32に導通させる4種類のオン/オフ切換え信号と、所望の2つの隣合う周縁タクトばね26を周縁固定接点32に導通させる4種類のオン/オフ切換え信号の計8種類のオン/オフの切換え信号を発生することができ、さらに、キャップ4のプッシュ操作によって多方向スイッチ3からオン/オフの切換え信号を発生することができる。このため、複合操作型スイッチの用途が著しく拡がり、例えば本実施例に係る複合操作型スイッチをオーディオ装置に適用した場合、キャップ4の傾倒操作によってLCD等の表示部に表示された各種メニューの中から1つを選択した後、選択されたメニューをキャップ4のプッシュ操作によって決定し、さらに、決定されたメニューの音量ゃ音質等を回転つまみ2の回転操作によって調整することができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】
ロータの回転操作によって順次オン・オフの切換え信号を出力するロータリスイッチと、ステムの傾倒操作による切換え信号およびプッシュ操作による切換え信号をそれぞれ出力する多方向スイッチとを具備し、前記ロータリスイッチの中央部に開口を設けて中空とし、この中空内に前記多方向スイッチを配置し、前記ステムに円錐状のテーパ面を有するキャップを一体化し、前記ロータに一体化した回転つまみの中央部に前記キャップの動きを許容する円形孔を設けると共に、この円形孔の内周縁に前記キャップのテーパ面に対向する円錐状のテーパ面を形成すると、ロータの回転操作によるパルス信号と、ステムの傾倒操作によるオン/オフの切換え信号、およびステムのプッシュ操作によるオン/オフの切換え信号をそれぞれ発生することができ、用途範囲が大幅に拡がり、また、キャップと回転つまみ間に必要とされる隙間を最小限に抑えることができる。
【0028】
また、前記ロータリスイッチと前記多方向スイッチのそれぞれの端子を同一のプリント基板のランドに半田付けすると、該プリント基板を介してロータリスイッチと多方向スイッチを一体化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る複合操作型スイッチの分解斜視図である。
【図2】該複合操作型スイッチの平面図である。
【図3】該複合操作型スイッチの断面図である。
【図4】該複合操作型スイッチに備えられるロータリスイッチの断面図である。
【図5】該ロータリスイッチに備えられるウエハの平面図である。
【図6】該ロータリスイッチに備えられるロータをウエハ側から見た底面図である。
【図7】該複合操作型スイッチに備えられる多方向スイッチの断面図である。
【図8】該多方向スイッチの分解斜視図である。
【図9】該多方向スイッチに備えられるハウジングの平面図である。
【図10】該多方向スイッチの傾倒操作を示す断面図である。
【図11】該多方向スイッチのプッシュ操作を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ロータリスイッチ
2 回転つまみ
3 多方向スイッチ
4 キャップ
4a テーパ面
5 プリント基板
6 ウエハ
7 ロータ
9 開口
14 コモンパターン
15 A相パターン
16 B相パターン
17 端子
18 軸部
20 クリックばね
21,22 摺動子
23 円形孔
23a テーパ面
24 ハウジング
25 中央タクトばね
26 周縁タクトばね
27 第1のステム
28 第2のステム
30 中央固定接点
31 コモン接点
32 周縁固定接点
33 端子
34 ガイド孔

Claims (2)

  1. ロータの回転操作によって順次オン・オフの切換え信号を出力するロータリスイッチと、ステムの傾倒操作による切換え信号およびプッシュ操作による切換え信号をそれぞれ出力する多方向スイッチとを具備し、
    前記ロータリスイッチの中央部に開口を設けて中空とし、この中空内に前記多方向スイッチを配置し
    前記ステムに円錐状のテーパ面を有するキャップを一体化し、前記ロータに一体化した回転つまみの中央部に前記キャップの動きを許容する円形孔を設けると共に、この円形孔の内周縁に前記キャップのテーパ面に対向する円錐状のテーパ面を形成したことを特徴とする複合操作型スイッチ。
  2. 請求項1の記載において、前記ロータリスイッチと前記多方向スイッチのそれぞれの端子を同一のプリント基板のランドに半田付けしたことを特徴とする複合操作型スイッチ。
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