JP3724641B2 - 媒体搬送装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばプリンタにおける供給される媒体の印字紙を搬送させる装置であって、搬送するときこの印字紙の存在の有無を検出するセンサなどを取付けた媒体搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、例えばセンサを搭載した回路基板をプリンタなどの電子機器に直接取付ける場合、または、センサを予めホルダーに収納しておき、このホルダーを電子機器に取付ける場合、その取付け方法は複数の個所をねじ止めすることによるものと接着剤によるものとがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ねじ止め方法ではねじの弛みによるずれの発生を防止するため、電子機器の複数個所にねじ止めすることが必要であり、接着剤を使用する場合には乾燥時間が必要であるため煩雑な手間と時間がかかっていた。
【０００４】
そこで、本発明の目的はなるべく短時間にセンサ（光学的スイッチ、リミットスイッチなど）を簡単に取り付けることのできる媒体搬送装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本願発明に係る媒体搬送装置の特徴は、請求項１に記載しているように、ガイドとセンサホルダーとを有し、上記ガイドには媒体搬送路とこの媒体搬送路に連通する開口部とが形成してあり、上記センサホルダーは媒体検出用センサを保持するもので、本体部と一対の係止片とからなり、上記一対の係止片は弾性変形可能で、その先端にはそれぞれ係止爪が形成してあり、上記係止爪には傾斜面が形成してある。そして、上記係止片を上記ガイドの上記開口部に挿入するとき、上記係止爪の上記傾斜面はこの係止爪の上記開口部への挿入動作によって上記一対の係止片を弾性変形させ上記開口部への挿入を許容するものであり、上記係止爪は上記係止片の上記開口部の挿入状態で上記ガイドの内面に係止されて上記係止片の抜け止め作用をなし、且つ媒体搬送方向に対向し、上記センサホルダーの本体部は上記ガイドの外面に当接し、上記係止爪の上記傾斜面は上記ガイドの内面への係止状態で上記媒体の先端が接触したときに上記媒体の先端をその下流に案内するものであるところにある。
【０００６】
本発明の他の特徴は請求項２に記載しているように、上記本体部は上記センサを収納する箱状に形成されているところにある。
【０００７】
本発明のさらに他の特徴は請求項３に記載しているように、上記本体部は上記ガイドの外面に弾接しているところにある。
【０００８】
勿論、上記センサは光学的なスイッチばかりでなく、リミットスイッチであってもよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の態様を説明すると、図１においてプリンタの印字ヘッド１に対向してプラテン２が設けてあり、この印字ヘッドとプラテンの両側には、それぞれ搬送手段である駆動ローラ３、３１とこの各駆動ローラには押圧ローラ４、４１が弾接し、この押圧ローラは駆動ローラの回転に従動しいる。さらに、両駆動ローラ３、３１の外側には、それぞれセンサＳ１、Ｓ２が設けてある。そのため、図１において、その左側から印字媒体の印字紙Ｐが供給され搬送される場合には、先ず左側に設置してある駆動ローラ３と押圧ローラ４でこの印字紙は挟持されて搬送され、次に印字ヘッド１とプラテン２により印字され、さらに右方に向けて搬送されて右側の駆動ローラ３１と押圧ローラ４１により挟持され、さらに搬送され右方向へ排出される。
【００１０】
この場合、印字紙Ｐは左側の駆動ローラ３と押圧ローラ４に挟持される前にセンサＳ１によりその存在が予め検知され、印字された後、さらに、右側に位置する駆動ローラ３１と押圧ローラ４１の間を通過した後でセンサＳ２により印字紙が存在しなくなったことが検知される。
【００１１】
なお、これとは逆に印字紙Ｐが右側から左側に向けて供給される場合も、プラテン２や駆動ローラ３、３１や押圧ローラ４、４１の回転方向と、検知の順序が逆になるだけで、作動状態は実質的に同一である。
【００１２】
次に、本発明の特徴のプリンタにおける媒体搬送装置について説明する。図２、図３に示すように、この構成を大別すると、印字媒体である印字紙Ｐを搬送する場合にガイドする２枚の第１、第２のガイド５、５１とセンサホルダーの本体部６とからなり、この両ガイドの間は媒体搬送路９になっている。さらに、第１のガイド５には、この媒体搬送路９に連通する検知用及び係止用の開口部５ａが形成してある。さらに、第２のガイド５１にも反射型センサＳの検知の誤動作防止用の開口５１ａが形成してある。
【００１３】
また、センサホルダーは媒体検出用のセンサＳを保持するもので、このセンサホルダーは本体部６と一対の係止片８２、８２とからなり、この本体部の構造は回路基板７とこの回路基板の下面にビス１０でねじ止めしてある中空状で下端開口の収納箱体８とから構成してあり、この収納箱体は左右方向に長い長方形である。この収納箱体８の全外周壁８１の下端面は第１のガイド５の上面に当接する。また、収納箱体８の内部には、この収納箱体の長手方向に直交する方向に一対の係止片８２、８２が対向状態で一体的に形成してあり、この係止片は弾性変形可能である。また、係止片８２、８２の間の空間はセンサＳを収納するための収納室８ａになっている。なお、センサＳは回路基板７に搭載してあり、このセンサはこの実施例では反射型のものである。
【００１４】
一対の係止片８２、８２の下端は自由端になって、下端にはそれぞれ係止爪８２ａ、８２ａが一体的に形成してある。そして、この係止片８２、８２及び係止爪８２ａ、８２ａの幅は、第１のガイド５の開口部５ａに挿入可能なもので、この係止爪には傾斜面８２ｂ、８２ｂが形成してある。そのため、係止爪８２ａ、８２ａはガイド５の開口部５ａを貫通し、この第１のガイド５の開口部５ａに係止可能なものであるが、この係止爪の傾斜面８２ｂ，８２ｂは、この係止爪のこの開口部への挿入動作によって一対の係止片８２、８２を弾性変形させ、この開口部への挿入を容易にし許容するものである。また、係止片８２、８２の内面で、反射型センサＳとの間には若干の空隙があり、これは係止爪８２ａ、８２ａをスムーズに開口部５ａに係止させるためである。そして、係止爪８２ａ、８２ａは係止片８２、８２の抜け止め作用をし、また、この係止爪は媒体搬送路９において印字紙Ｐの搬送方向に対向する。
【００１５】
そして、センサＳの下面は係止爪８２ａ、８２ａの下端と同一レベルまたはそれよりも上方に位置するものである。さらに、この係止爪８２ａ、８２ａの傾斜面８２ｂ，８２ｂは、印字紙Ｐの先端が接触したとき、この印字紙の先端をその下流に案内するものである。そのため、実線にて示すように印字紙Ｐが媒体搬送路９の左方向から供給される場合でも、２点鎖線にて示すように印字紙Ｐが媒体搬送路の右方向から供給される場合でも、この印字紙の先端がこの係止爪８２ａに接触しても、その傾斜面８２ｂにより円滑にガイドされて下流に移動できるようになっている。
【００１６】
したがって、センサホルダーの本体部６を第１のガイド５に取付ける場合には、予め工場にて回路基板７に収納箱体８が固着してあるこの本体部６を、このガイドの上面から押下すると、係止片８２、８２の下端の係止爪８２ａ、８２ａの傾斜面８２ｂ，８２ｂは、このガイドの開口部５ａの縁に当接して、さらに押下するとこの係止片は自己の弾性力に抗して内方に向けて弾性的に変形し、係止爪８２ａ、８２ａが開口部５ａを貫通した瞬間、自己の弾性力により自動的に復元し、この開口部５ａの下面に係止する。そのため、センサホルダーの取付けが簡単であり、かつ敏速に行うことができる。
【００１７】
そして、印字紙Ｐが搬送路９内を搬送されているとき、この印字紙がセンサＳの下面を通過すると、このセンサからの投光がこの印字紙で反射し、この印字紙の存在がセンサＳにより検知される。
【００１８】
次に、図４を参照して他の実施の態様について説明する。この特徴は本体部６の収納箱体８の全外周壁８１のうち、対向する外周壁８１１、８１１の下端を自由端にし、この外周壁の長さを、前記の実施の態様の外周壁８１よりも長く、例えば係止片８２、８２の長さとほぼ同一にしておくものである。
【００１９】
したがって、センサホルダーを第１のガイド５に取付ける場合には、先に説明した実施の態様と同様に、このガイドの上面から押下すると、係止爪８２ａ、８２ａが開口部５ａを貫通した瞬間、自己の弾性力により自動的に復元し、この開口部の下面に係止する。これと同時に、外周壁８１１は自己の弾性力に抗して外側に湾曲し、この弾性力を保持したまま係止爪８２ａ、８２ａは開口部５ａに係止する。そのため、センサホルダーは、ガイド５に対してばね性をもったまま保持されているので、上下にがたつくことがなくなり、前記の実施の態様と同様にセンサホルダーの取付けが簡単であり、かつ敏速に行うことができる。
【００２０】
【発明の効果】
本発明によると、センサホルダーをガイドに取付けるのが簡単であり、かつ敏速に行うことができる。また、センサホルダーの本体部をガイドの上面に弾接するようにすると、センサホルダーの本体部はばね性をもったままであるので、ガイドに対して上下にがたつくことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】プリンタ全体を示す正面図である。
【図２】センサホルダーの平面図である。
【図３】センサホルダーにセンサを取付けた状態の垂直断面図である。
【図４】他の実施の態様を示す垂直断面図である。
【符号の説明】
５ ガイド
５ａ ガイドの開口部
５１ ガイド
６ センサホルダーの本体部
８２ 係止片
８２ａ 係止爪
８２ｂ 係止爪の傾斜面
９ 媒体搬送路
８１１ 本体部（外周壁）
Ｐ 媒体（印字紙）
Ｓ センサ
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばプリンタにおける供給される媒体の印字紙を搬送させる装置であって、搬送するときこの印字紙の存在の有無を検出するセンサなどを取付けた媒体搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、例えばセンサを搭載した回路基板をプリンタなどの電子機器に直接取付ける場合、または、センサを予めホルダーに収納しておき、このホルダーを電子機器に取付ける場合、その取付け方法は複数の個所をねじ止めすることによるものと接着剤によるものとがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ねじ止め方法ではねじの弛みによるずれの発生を防止するため、電子機器の複数個所にねじ止めすることが必要であり、接着剤を使用する場合には乾燥時間が必要であるため煩雑な手間と時間がかかっていた。
【０００４】
そこで、本発明の目的はなるべく短時間にセンサ（光学的スイッチ、リミットスイッチなど）を簡単に取り付けることのできる媒体搬送装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本願発明に係る媒体搬送装置の特徴は、請求項１に記載しているように、ガイドとセンサホルダーとを有し、上記ガイドには媒体搬送路とこの媒体搬送路に連通する開口部とが形成してあり、上記センサホルダーは媒体検出用センサを保持するもので、本体部と一対の係止片とからなり、上記一対の係止片は弾性変形可能で、その先端にはそれぞれ係止爪が形成してあり、上記係止爪には傾斜面が形成してある。そして、上記係止片を上記ガイドの上記開口部に挿入するとき、上記係止爪の上記傾斜面はこの係止爪の上記開口部への挿入動作によって上記一対の係止片を弾性変形させ上記開口部への挿入を許容するものであり、上記係止爪は上記係止片の上記開口部の挿入状態で上記ガイドの内面に係止されて上記係止片の抜け止め作用をなし、且つ媒体搬送方向に対向し、上記センサホルダーの本体部は上記ガイドの外面に当接し、上記係止爪の上記傾斜面は上記ガイドの内面への係止状態で上記媒体の先端が接触したときに上記媒体の先端をその下流に案内するものであるところにある。
【０００６】
本発明の他の特徴は請求項２に記載しているように、上記本体部は上記センサを収納する箱状に形成されているところにある。
【０００７】
本発明のさらに他の特徴は請求項３に記載しているように、上記本体部は上記ガイドの外面に弾接しているところにある。
【０００８】
勿論、上記センサは光学的なスイッチばかりでなく、リミットスイッチであってもよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の態様を説明すると、図１においてプリンタの印字ヘッド１に対向してプラテン２が設けてあり、この印字ヘッドとプラテンの両側には、それぞれ搬送手段である駆動ローラ３、３１とこの各駆動ローラには押圧ローラ４、４１が弾接し、この押圧ローラは駆動ローラの回転に従動しいる。さらに、両駆動ローラ３、３１の外側には、それぞれセンサＳ１、Ｓ２が設けてある。そのため、図１において、その左側から印字媒体の印字紙Ｐが供給され搬送される場合には、先ず左側に設置してある駆動ローラ３と押圧ローラ４でこの印字紙は挟持されて搬送され、次に印字ヘッド１とプラテン２により印字され、さらに右方に向けて搬送されて右側の駆動ローラ３１と押圧ローラ４１により挟持され、さらに搬送され右方向へ排出される。
【００１０】
この場合、印字紙Ｐは左側の駆動ローラ３と押圧ローラ４に挟持される前にセンサＳ１によりその存在が予め検知され、印字された後、さらに、右側に位置する駆動ローラ３１と押圧ローラ４１の間を通過した後でセンサＳ２により印字紙が存在しなくなったことが検知される。
【００１１】
なお、これとは逆に印字紙Ｐが右側から左側に向けて供給される場合も、プラテン２や駆動ローラ３、３１や押圧ローラ４、４１の回転方向と、検知の順序が逆になるだけで、作動状態は実質的に同一である。
【００１２】
次に、本発明の特徴のプリンタにおける媒体搬送装置について説明する。図２、図３に示すように、この構成を大別すると、印字媒体である印字紙Ｐを搬送する場合にガイドする２枚の第１、第２のガイド５、５１とセンサホルダーの本体部６とからなり、この両ガイドの間は媒体搬送路９になっている。さらに、第１のガイド５には、この媒体搬送路９に連通する検知用及び係止用の開口部５ａが形成してある。さらに、第２のガイド５１にも反射型センサＳの検知の誤動作防止用の開口５１ａが形成してある。
【００１３】
また、センサホルダーは媒体検出用のセンサＳを保持するもので、このセンサホルダーは本体部６と一対の係止片８２、８２とからなり、この本体部の構造は回路基板７とこの回路基板の下面にビス１０でねじ止めしてある中空状で下端開口の収納箱体８とから構成してあり、この収納箱体は左右方向に長い長方形である。この収納箱体８の全外周壁８１の下端面は第１のガイド５の上面に当接する。また、収納箱体８の内部には、この収納箱体の長手方向に直交する方向に一対の係止片８２、８２が対向状態で一体的に形成してあり、この係止片は弾性変形可能である。また、係止片８２、８２の間の空間はセンサＳを収納するための収納室８ａになっている。なお、センサＳは回路基板７に搭載してあり、このセンサはこの実施例では反射型のものである。
【００１４】
一対の係止片８２、８２の下端は自由端になって、下端にはそれぞれ係止爪８２ａ、８２ａが一体的に形成してある。そして、この係止片８２、８２及び係止爪８２ａ、８２ａの幅は、第１のガイド５の開口部５ａに挿入可能なもので、この係止爪には傾斜面８２ｂ、８２ｂが形成してある。そのため、係止爪８２ａ、８２ａはガイド５の開口部５ａを貫通し、この第１のガイド５の開口部５ａに係止可能なものであるが、この係止爪の傾斜面８２ｂ，８２ｂは、この係止爪のこの開口部への挿入動作によって一対の係止片８２、８２を弾性変形させ、この開口部への挿入を容易にし許容するものである。また、係止片８２、８２の内面で、反射型センサＳとの間には若干の空隙があり、これは係止爪８２ａ、８２ａをスムーズに開口部５ａに係止させるためである。そして、係止爪８２ａ、８２ａは係止片８２、８２の抜け止め作用をし、また、この係止爪は媒体搬送路９において印字紙Ｐの搬送方向に対向する。
【００１５】
そして、センサＳの下面は係止爪８２ａ、８２ａの下端と同一レベルまたはそれよりも上方に位置するものである。さらに、この係止爪８２ａ、８２ａの傾斜面８２ｂ，８２ｂは、印字紙Ｐの先端が接触したとき、この印字紙の先端をその下流に案内するものである。そのため、実線にて示すように印字紙Ｐが媒体搬送路９の左方向から供給される場合でも、２点鎖線にて示すように印字紙Ｐが媒体搬送路の右方向から供給される場合でも、この印字紙の先端がこの係止爪８２ａに接触しても、その傾斜面８２ｂにより円滑にガイドされて下流に移動できるようになっている。
【００１６】
したがって、センサホルダーの本体部６を第１のガイド５に取付ける場合には、予め工場にて回路基板７に収納箱体８が固着してあるこの本体部６を、このガイドの上面から押下すると、係止片８２、８２の下端の係止爪８２ａ、８２ａの傾斜面８２ｂ，８２ｂは、このガイドの開口部５ａの縁に当接して、さらに押下するとこの係止片は自己の弾性力に抗して内方に向けて弾性的に変形し、係止爪８２ａ、８２ａが開口部５ａを貫通した瞬間、自己の弾性力により自動的に復元し、この開口部５ａの下面に係止する。そのため、センサホルダーの取付けが簡単であり、かつ敏速に行うことができる。
【００１７】
そして、印字紙Ｐが搬送路９内を搬送されているとき、この印字紙がセンサＳの下面を通過すると、このセンサからの投光がこの印字紙で反射し、この印字紙の存在がセンサＳにより検知される。
【００１８】
次に、図４を参照して他の実施の態様について説明する。この特徴は本体部６の収納箱体８の全外周壁８１のうち、対向する外周壁８１１、８１１の下端を自由端にし、この外周壁の長さを、前記の実施の態様の外周壁８１よりも長く、例えば係止片８２、８２の長さとほぼ同一にしておくものである。
【００１９】
したがって、センサホルダーを第１のガイド５に取付ける場合には、先に説明した実施の態様と同様に、このガイドの上面から押下すると、係止爪８２ａ、８２ａが開口部５ａを貫通した瞬間、自己の弾性力により自動的に復元し、この開口部の下面に係止する。これと同時に、外周壁８１１は自己の弾性力に抗して外側に湾曲し、この弾性力を保持したまま係止爪８２ａ、８２ａは開口部５ａに係止する。そのため、センサホルダーは、ガイド５に対してばね性をもったまま保持されているので、上下にがたつくことがなくなり、前記の実施の態様と同様にセンサホルダーの取付けが簡単であり、かつ敏速に行うことができる。
【００２０】
【発明の効果】
本発明によると、センサホルダーをガイドに取付けるのが簡単であり、かつ敏速に行うことができる。また、センサホルダーの本体部をガイドの上面に弾接するようにすると、センサホルダーの本体部はばね性をもったままであるので、ガイドに対して上下にがたつくことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】プリンタ全体を示す正面図である。
【図２】センサホルダーの平面図である。
【図３】センサホルダーにセンサを取付けた状態の垂直断面図である。
【図４】他の実施の態様を示す垂直断面図である。
【符号の説明】
５ ガイド
５ａ ガイドの開口部
５１ ガイド
６ センサホルダーの本体部
８２ 係止片
８２ａ 係止爪
８２ｂ 係止爪の傾斜面
９ 媒体搬送路
８１１ 本体部（外周壁）
Ｐ 媒体（印字紙）
Ｓ センサ
Claims (3)
- ガイドとセンサホルダーとを有し、
上記ガイドには媒体搬送路とこの媒体搬送路に連通する開口部とが形成してあり、
上記センサホルダーは媒体検出用センサを保持するもので、本体部と一対の係止片とからなり、
上記一対の係止片は弾性変形可能で、その先端にはそれぞれ係止爪が形成してあり、
上記係止爪には傾斜面が形成してあり、
上記係止片は上記ガイドの上記開口部に挿入され、
上記係止爪の上記傾斜面はこの係止爪の上記開口部への挿入動作によって上記一対の係止片を弾性変形させ上記開口部への挿入を許容するものであり、
上記係止爪は上記係止片の上記開口部の挿入状態で上記ガイドの内面に係止されて上記係止片の抜け止め作用をなし、且つ媒体搬送方向に対向し、
上記センサホルダーの本体部は上記ガイドの外面に当接し、
上記係止爪の上記傾斜面は上記ガイドの内面への係止状態で上記媒体の先端が接触したときに上記媒体の先端をその下流に案内するものである
ことを特徴とする媒体搬送装置。 - 請求項１において、上記本体部は上記センサを収納する箱状に形成されていることを特徴とする媒体搬送装置。
- 請求項１または２において、上記本体部は上記ガイドの外面に弾接していることを特徴とする媒体搬送装置。
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|---|---|---|---|
| JP2001334878A JP3724641B2 (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 媒体搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001334878A JP3724641B2 (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 媒体搬送装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003137456A JP2003137456A (ja) | 2003-05-14 |
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ID=19149939
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001334878A Expired - Fee Related JP3724641B2 (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 媒体搬送装置 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103802499A (zh) * | 2012-11-07 | 2014-05-21 | 西铁城控股株式会社 | 打印机 |
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| JP6350049B2 (ja) * | 2014-07-08 | 2018-07-04 | 株式会社リコー | 検知装置及び画像形成装置 |
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2001
- 2001-10-31 JP JP2001334878A patent/JP3724641B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103802499A (zh) * | 2012-11-07 | 2014-05-21 | 西铁城控股株式会社 | 打印机 |
| CN103802499B (zh) * | 2012-11-07 | 2017-12-01 | 西铁城时计株式会社 | 打印机 |
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|---|---|
| JP2003137456A (ja) | 2003-05-14 |
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