JP3722758B2 - 光通信ネットワークおよび光ノードおよび光波長パス設定方法 - Google Patents
光通信ネットワークおよび光ノードおよび光波長パス設定方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はRSVP(Resource Reservation Protocol)による光通信に利用する。特に、光波長選択技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のRSVPにおける波長選択の動作を図7に示す。シグナリング用のRSVPはリンクバイリンクで波長を選択する。光ノードAでは、空波長λ1〜λ4の波長のうち、ランダムもしくは、若番のλ1を使用し、光ノードBへ接続する。光ノードBでは、できるだけ波長変換を使わないために、同じ波長λ1を探し、たまたま空いていた波長λ1を接続する。
【0003】
一方、光ノードCでは、あいにく空波長はλ3〜λ5であるため、いかなる波長を選択しても、波長変換が必要となる。これらの結果、波長リレーとしてはλ1→λ1→λ3となり、光ノードCでは波長変換を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の波長選択は、発側の光ノードから着側の光ノードに向けて各光ノードが自律的に空波長を選択している。したがって、発側の光ノードが如何なる波長を選択すれば、着側の光ノードまでの経路で最も波長変換数を減らすことができるかといった考慮は全く行われない。例えば、図7の例では、発側の光ノードが波長λ3を選択していれば、λ3→λ3→λ3の波長リレーとなり、一切の波長変換を必要としない。しかし、従来は、このような波長選択を意図的に行うことはできない。
【0005】
本発明は、このような背景に行われたものであって、波長変換数を最も少なくした波長選択を行い、伝送効率の良い波長リレーを作成することができる光通信ネットワークおよび光ノードおよびプログラムおよび記録媒体および光波長パス設定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、発側の光ノードと、この発側の光ノードと着側の光ノードとの間の経路に含まれる複数の光ノードとが空波長情報を互いに交換し合い、その空波長の中から最も波長変換数の少ない波長を選択することにより、伝送効率の良い波長リレーを作成することを特徴とする。さらに、どうしても波長変換が必要である場合には、その波長変換箇所が3R(Reshaping/Retiming/Regenerating)処理などの光信号をいったん電気信号に変換する処理を必要とする光ノードと一致するようにし、波長変換に伴う伝送効率の低下を極力回避することができる。
【0007】
本明細書における発側の光ノードおよび着側の光ノードとは、データ転送に先立ってパス設定のためのリクエストを送出する側の光ノードを発側の光ノードといい、このリクエストの終端先となる光ノードを着側の光ノードという。パス設定後におけるデータ転送の際には、発側の光ノードまたは着側の光ノードのいずれもがデータ発信元またはデータ受信先になることができる。また、設定されたパスは、単方向パスであっても双方向パスであってもよい。
【0008】
すなわち、本発明の第一の観点は、光ノードと、この光ノード間を相互に接続する波長多重されたリンクとを備えた光通信ネットワークであって、本発明の特徴とするところは、発側の光ノードは、自光ノードと着側の光ノードとの間の経路に含まれる光ノードの空波長情報を収集するパケットを生成する手段を備え、前記経路に含まれる光ノードは、自光ノードの空波長情報を前記パケットに書込んで前記着側の光ノードに向けて転送する手段を備え、前記着側の光ノードは、前記パケットに書込まれた空波長情報に基づき前記経路における最も波長変換数の少ない空波長を選択する手段と、この選択する手段の選択結果を前記経路に含まれる光ノードにそれぞれ通知する手段とを備え、前記経路に含まれる光ノードは、それぞれ前記通知する手段により通知された空波長情報に基づき波長を設定する手段を備えたところにある。
【0009】
前記経路に含まれる光ノードは、空波長情報を前記パケットに書き込む際に、当該空波長を前記通知する手段による通知が行われるまでの間、空波長のまま保留する手段を備えることもできる。
【0010】
これによれば、空波長情報を収集している間に、その空波長の状況が変化してしまうことを回避でき、空波長情報の信頼度を高めることができる。
【0011】
前記選択する手段は、前記経路内に光信号をいったん電気信号に変換する処理を要する前記光ノードを含むときには、当該光ノードを波長変換を行う前記光ノードの候補とする手段を備えることが望ましい。
【0012】
これによれば、3R処理のような光信号をいったん電気信号に変換する処理を行う光ノードでついでに波長変換を行うことができるため、波長変換に伴う伝送効率の低下を極力回避することができる。
【0013】
本発明の第二の観点は光ノードであって、本発明の特徴とするところは、光ノードと、この光ノード間を相互に接続する波長多重されたリンクとを備えた光通信ネットワークに適用され、発側の光ノードとして、自己と着側の光ノードとの間の経路に含まれる光ノードの空波長情報を収集するパケットを生成する手段を備え、前記経路に含まれる光ノードとして、自己の空波長情報を前記パケットに書込んで前記着側の光ノードに向けて転送する手段を備え、前記着側の光ノードとして、前記パケットに書込まれた空波長情報に基づき前記経路における最も波長変換数の少ない空波長を選択する手段と、この選択する手段の選択結果を前記経路に含まれる光ノードにそれぞれ通知する手段とを備え、前記経路に含まれる光ノードとして、前記通知する手段により通知された空波長情報に基づき波長を設定する手段を備えたところにある。
【0014】
前記経路に含まれる光ノードとして、空波長情報を前記パケットに書き込む際に、当該空波長を前記通知する手段による通知が行われるまでの間、空波長のまま保留する手段を備えることもできる。
【0015】
前記選択する手段は、前記経路内に光信号をいったん電気信号に変換する処理を要する前記光ノードを含むときには、当該光ノードを波長変換を行う前記光ノードの候補とする手段を備えることが望ましい。
【0016】
本発明の第三の観点はプログラムであって、本発明の特徴とするところは、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、光通信ネットワークに適用される光ノードに相応する機能として、発側の光ノードに相応する機能として、自己と着側の光ノードとの間の経路に含まれる光ノードの空波長情報を収集するパケットを生成する機能を実現させ、前記経路に含まれる光ノードとして、自己の空波長情報を前記パケットに書込んで前記着側の光ノードに向けて転送する機能を実現させ、前記着側の光ノードに相応する機能として、前記パケットに書込まれた空波長情報に基づき前記経路における最も波長変換数の少ない空波長を選択する機能と、この選択する機能の選択結果を前記経路に含まれる光ノードにそれぞれ通知する機能とを実現させ、前記経路に含まれる光ノードに相応する機能として、前記通知する機能により通知された空波長情報に基づき波長を設定する機能を実現させるところにある。
【0017】
前記経路に含まれる光ノードに相応する機能として、空波長情報を前記パケットに書き込む際に、当該空波長を前記通知する機能による通知が行われるまでの間、空波長のまま保留する機能を実現させることもできる。
【0018】
前記選択する機能として、前記経路内に光信号をいったん電気信号に変換する処理を要する前記光ノードを含むときには、当該光ノードを波長変換を行う前記光ノードの候補とする機能を実現させることが望ましい。
【0019】
本発明の第四の観点は、本発明のプログラムが記録された前記情報処理装置読取可能な記録媒体である。本発明のプログラムは本発明の記録媒体に記録されることにより、前記情報処理装置は、この記録媒体を用いて本発明のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本発明のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接前記情報処理装置に本発明のプログラムをインストールすることもできる。
【0020】
これにより、コンピュータ装置等の情報処理装置により、波長変換数を最も少なくした波長選択を行い、伝送効率の良い波長リレーを作成することができる光通信ネットワークおよび光ノードを実現することができる。
【0021】
本発明の第五の観点は、光ノードと、この光ノード間を相互に接続する波長多重されたリンクとを備えた光通信ネットワークに適用される光波長パス設定方法である。
【0022】
ここで、本発明の特徴とするところは、発側の光ノードにより、自光ノードと着側の光ノードとの間の経路に含まれる光ノードの空波長情報を収集するパケットを生成し、前記経路に含まれる光ノードにより、自光ノードの空波長情報を前記パケットに書込んで前記着側の光ノードに向けて転送し、前記着側の光ノードにより、前記パケットに書込まれた空波長情報に基づき前記経路における最も波長変換数の少ない空波長を選択し、この選択結果を前記経路に含まれる光ノードにそれぞれ通知し、前記経路に含まれる光ノードは、それぞれ通知された空波長情報に基づき波長を設定するところにある。
【0023】
前記経路に含まれる光ノードは、空波長情報を前記パケットに書き込む際に、当該空波長を前記通知が行われるまでの間、空波長のまま保留することが望ましい。
【0024】
前記経路内に光信号をいったん電気信号に変換する処理を要する前記光ノードを含むときには、当該光ノードを波長変換を行う前記光ノードの候補とすることが望ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】
(第一実施例)
本発明第一実施例を図1ないし図3を参照して説明する。図1は第一実施例の光通信ネットワークにおける波長選択手順を説明するための図である。図2は第一実施例の光ノードのブロック構成図である。図3は空波長情報収集用パケットを説明するための図である。
【0026】
第一実施例は、図1に示すように、光ノードA〜Dと、この光ノードA〜D間を相互に接続する波長多重されたリンクとを備えた光通信ネットワークであって、第一実施例の特徴とするところは、発側の光ノードAは、図2に示すように、自光ノードAと着側の光ノードDとの間の経路に含まれる光ノードA〜Cの空波長情報を収集するパケットを生成する情報収集パケット生成部1を備え、前記経路に含まれる光ノードA〜Cは、それぞれ自光ノードの空波長情報を前記パケットに書込んで着側の光ノードDに向けて転送する空波長情報書込部2を備え、着側の光ノードDは、前記パケットに書込まれた空波長情報に基づき前記経路における最も波長変換数の少ない空波長を選択する波長選択部3と、この波長選択部3の選択結果を前記経路に含まれる光ノードA〜Cにそれぞれ通知する波長情報通知部4とを備え、前記経路に含まれる光ノードA〜Cは、それぞれ波長情報通知部4により通知された空波長情報に基づき波長を設定する波長設定部5を備えたところにある。
【0027】
なお、本実施例では、説明をわかりやすくするために、発側の光ノードA、着側の光ノードD、中継の光ノードB、Cとしてそれぞれ異なる構成であるかのように説明するが、実際には、同じ構成の光ノードが自己の役割に応じてこれらの光ノードの構成を実現する。図3に空波長収集用パケットのフォーマットを示す。
【0028】
次に、第一実施例の光ノードの動作を説明する。発側の光ノードAがデータ転送を行うときには、データ転送に先立って波長リレーを作成する。本実施例では、光ノードAの情報収集パケット生成部1により情報収集用パケットが生成される。このとき、光ノードAの空波長情報書込部2は、情報収集用パケットに光ノードAにおける空波長情報を書込み光ノードBに転送する。図1の例では、光ノードAにおける空波長はλ1〜λ4である。
【0029】
光ノードBの空波長情報書込部2が光ノードAからの情報収集用パケットを受け取ると、光ノードBにおける空波長情報を書込み光ノードCに転送する。図1の例では、光ノードBにおける空波長はλ1〜λ3である。同様に、光ノードCでも情報収集用パケットに光ノードCにおける空波長情報を書込み光ノードDに転送する。図1の例では、光ノードCにおける空波長はλ3〜λ5である。
【0030】
光ノードDの波長選択部3が情報収集用パケットを受け取ると、そこに書込まれた光ノードA〜Cの空波長情報を読み取り、波長選択を行う。この波長選択は、できるだけ少ない波長変換数により波長を選択するというポリシによって行われる。これにより波長λ3が選択される。
【0031】
波長選択部3により選択された波長λ3の情報は、波長情報通知部4から設定波長情報伝達用パケットに書込まれて発側の光ノードAに向けて送出される。これには、RSVPにおける通常のシグナリングパケットが用いられる。この設定波長情報伝達用パケットを受け取った光ノードA〜Cの波長設定部5は、光ノードAから光ノードDに向かうデータを伝送するための波長としてそれぞれλ3を設定する。これにより、光ノードAから光ノードDまで波長変換を行うことなく、効率の良いデータ伝送が行われる。図2の例ではλ3のみの波長リレーにより、光ノードAからDへの単方向パスが設定される。
【0032】
(第二実施例)
本発明第二実施例を図5を参照して説明する。図5は第二実施例の光ノードのブロック構成図である。第二実施例の光通信ネットワークでは、発側の光ノードAから着側の光ノードDに至る経路に含まれる光ノードA〜Cは、空波長情報を情報収集用パケットに書き込む際に、書込んだ当該空波長を波長情報通知部4から設定波長情報伝達用パケットによる通知が行われるまでの間、空波長のまま保留する空波長保留部6を備える。これにより、空波長情報収集期間中に空波長の状況が変化してしまうことを回避し、空波長情報の信頼性を向上させ、当該空波長が他のコネクションと重複して使用されることを防ぐ。
【0033】
(第三実施例)
本発明第三実施例を図6を参照して説明する。図6は第三実施例の動作を示すフローチャートである。第三実施例の光通信ネットワークでは、波長選択部3は、経路内に光信号をいったん電気信号に変換する処理を要する光ノードを含むときには、当該光ノードを波長変換を行う候補とする。
【0034】
すなわち、光通信ネットワークは、光ファイバの分散や、スイッチ等によりロスが生じる。そのために、無制限に無中継な伝送区間を増やすことはできず、ある一定段数毎に波長変換もしくは少なくとも3R処理が必要である。そのため波長変換をどこかで入れる必要がある場合は、図6のフローにあるように、無中継不可能な場所を1つの候補とする。このことにより、効率的な波長変換を実現できる。
【0035】
(第四実施例)
本実施例の光ノードは情報処理装置であるコンピュータ装置により実現することができる。すなわち、コンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置に、光通信ネットワークに適用される第一実施例の光ノードに相応する機能として、発側の光ノードAに相応する機能として、自己と着側の光ノードDとの間の経路に含まれる光ノードA〜Cの空波長情報を収集するパケットを生成する情報収集パケット生成部1に相応する機能を実現させ、前記経路に含まれる光ノードA〜Cに相応する機能として、自己の空波長情報を前記パケットに書込んで着側の光ノードDに向けて転送する空波長情報書込部2に相応する機能を実現させ、着側の光ノードDに相応する機能として、前記パケットに書込まれた空波長情報に基づき前記経路における最も波長変換数の少ない空波長を選択する波長選択部3に相応する機能と、この波長選択部3の選択結果を前記経路に含まれる光ノードA〜Cにそれぞれ通知する波長情報通知部4に相応する機能とを実現させ、前記経路に含まれる光ノードA〜Cに相応する機能として、波長情報通知部4により通知された空波長情報に基づき波長を設定する波長設定部5に相応する機能を実現させるプログラムをコンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置を第一実施例の光ノードに相応する装置とすることができる。
【0036】
さらに、前記経路に含まれる光ノードA〜Cに相応する機能として、空波長情報を前記パケットに書き込む際に、当該空波長を波長情報通知部4による通知が行われるまでの間、空波長のまま保留する空波長保留部6に相応する機能を実現させるプログラムをコンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置を第二実施例の光ノードに相応する装置とすることができる。
【0037】
さらに、波長選択部3に相応する機能として、前記経路内に光信号をいったん電気信号に変換する処理を要する光ノードを含むときには、当該光ノードを波長変換を行う光ノードの候補とする機能を実現させるプログラムをコンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置を第三実施例の光ノードに相応する装置とすることができる。
【0038】
本実施例のプログラムは本実施例の記録媒体に記録されることにより、コンピュータ装置は、この記録媒体を用いて本実施例のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本実施例のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接コンピュータ装置に本実施例のプログラムをインストールすることもできる。
【0039】
これにより、コンピュータ装置により、波長変換数を最も少なくした波長選択を行い、伝送効率の良い波長リレーを作成することができる光通信ネットワークおよび光ノードを実現することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、波長変換数を最も少なくした波長選択を行い、伝送効率の良い波長リレーを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の光通信ネットワークの波長選択手順を説明するための図。
【図2】第一実施例の光通信ネットワークの光ノードのブロック構成図。
【図3】本実施例の光波長収集用パケットを説明するための図。
【図4】第二実施例の光通信ネットワークの波長選択手順を説明するための図。
【図5】第二実施例の光通信ネットワークの光ノードのブロック構成図。
【図6】第三実施例の動作を示すフローチャート。
【図7】従来の波長選択手順を説明するための図。
【符号の説明】
1 情報収集パケット生成部
2 空波長情報書込部
3 波長選択部
4 波長情報通知部
5 波長設定部
6 空波長保留部
Claims (9)
- 光ノードと、この光ノード間を相互に接続する波長多重されたリンクとを備えた光通信ネットワークにおいて、
発側の光ノードは、自光ノードと着側の光ノードとの間の経路に含まれる光ノードの空波長情報を収集するパケットを生成する手段を備え、
前記経路に含まれる光ノードは、自光ノードの空波長情報を前記パケットに書込んで前記着側の光ノードに向けて転送する手段を備え、
前記着側の光ノードは、
前記パケットに書込まれた空波長情報に基づき前記経路における最も波長変換数の少ない空波長を選択する手段と、
この選択する手段の選択結果を前記経路に含まれる光ノードにそれぞれ通知する手段と
を備え、
前記経路に含まれる光ノードは、それぞれ前記通知する手段により通知された空波長情報に基づき波長を設定する手段を備え、
前記経路に含まれる光ノードは、空波長情報を前記パケットに書き込む際に、当該空波長を前記通知する手段による通知が行われるまでの間、空波長のまま保留する手段を備えた
ことを特徴とする光通信ネットワーク。 - 光ノードと、この光ノード間を相互に接続する波長多重されたリンクとを備えた光通信ネットワークにおいて、
発側の光ノードは、自光ノードと着側の光ノードとの間の経路に含まれる光ノードの空波長情報を収集するパケットを生成する手段を備え、前記経路に含まれる光ノードは、自光ノードの空波長情報を前記パケットに書込んで前記着側の光ノードに向けて転送する手段を備え、
前記着側の光ノードは、
前記パケットに書込まれた空波長情報に基づき前記経路における最も波長変換数の少ない空波長を選択する手段と、
この選択する手段の選択結果を前記経路に含まれる光ノードにそれぞれ通知する手段と
を備え、
前記経路に含まれる光ノードは、それぞれ前記通知する手段により通知された空波長情報に基づき波長を設定する手段を備え、
前記選択する手段は、前記経路内に光信号をいったん電気信号に変換する処理を要する前記光ノードを含むときには、当該光ノードを波長変換を行う前記光ノードの候補とする手段を備えた
ことを特徴とする光通信ネットワーク。 - 光ノードと、この光ノード間を相互に接続する波長多重されたリンクとを備えた光通信ネットワークに適用され、
発側の光ノードとして、自己と着側の光ノードとの間の経路に含まれる光ノードの空波長情報を収集するパケットを生成する手段を備え、
前記経路に含まれる光ノードとして、自己の空波長情報を前記パケットに書込んで前記着側の光ノードに向けて転送する手段を備え、
前記着側の光ノードとして、前記パケットに書込まれた空波長情報に基づき前記経路における最も波長変換数の少ない空波長を選択する手段と、
この選択する手段の選択結果を前記経路に含まれる光ノードにそれぞれ通知する手段と
を備え、
前記経路に含まれる光ノードとして、前記通知する手段により通知された空波長情報に基づき波長を設定する手段を備え、
前記経路に含まれる光ノードとして、空波長情報を前記パケットに書き込む際に、当該空波長を前記通知する手段による通知が行われるまでの間、空波長のまま保留する手段を備えた
ことを特徴とする光ノード。 - 光ノードと、この光ノード間を相互に接続する波長多重されたリンクとを備えた光通信ネットワークに適用され、
発側の光ノードとして、自己と着側の光ノードとの間の経路に含まれる光ノードの空波長情報を収集するパケットを生成する手段を備え、
前記経路に含まれる光ノードとして、自己の空波長情報を前記パケットに書込んで前記着側の光ノードに向けて転送する手段を備え、
前記着側の光ノードとして、前記パケットに書込まれた空波長情報に基づき前記経路における最も波長変換数の少ない空波長を選択する手段と、
この選択する手段の選択結果を前記経路に含まれる光ノードにそれぞれ通知する手段と
を備え、
前記経路に含まれる光ノードとして、前記通知する手段により通知された空波長情報に基づき波長を設定する手段を備え、
前記選択する手段は、前記経路内に光信号をいったん電気信号に変換する処理を要する前記光ノードを含むときには、当該光ノードを波長変換を行う前記光ノードの候補とする手段を備えた
ことを特徴とする光ノード。 - 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、光通信ネットワークに適用される光ノードに相応する機能として、
発側の光ノードに相応する機能として、自己と着側の光ノードとの間の前記経路に含まれる光ノードの空波長情報を収集するパケットを生成する機能を実現させ、
前記経路に含まれる光ノードに相応する機能として、自己の空波長情報を前記パケットに書込んで前記着側の光ノードに向けて転送する機能を実現させ、
前記着側の光ノードに相応する機能として、
前記パケットに書込まれた空波長情報に基づき前記経路における最も波長変換数の少ない空波長を選択する機能と、
この選択する機能の選択結果を前記経路に含まれる光ノードにそれぞれ通知する機能と
を実現させ、
前記経路に含まれる光ノードに相応する機能として、前記通知する機能により通知された空波長情報に基づき波長を設定する機能を実現させ、
前記経路に含まれる光ノードに相応する機能として、空波長情報を前記パケットに書き込む際に、当該空波長を前記通知する機能による通知が行われるまでの間、空波長のまま保留する機能を実現させる
ことを特徴とするプログラム。 - 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、光通信ネットワークに適用される光ノードに相応する機能として、
発側の光ノードに相応する機能として、自己と着側の光ノードとの間の前記経路に含まれる光ノードの空波長情報を収集するパケットを生成する機能を実現させ、
前記経路に含まれる光ノードに相応する機能として、自己の空波長情報を前記パケットに書込んで前記着側の光ノードに向けて転送する機能を実現させ、
前記着側の光ノードに相応する機能として、
前記パケットに書込まれた空波長情報に基づき前記経路における最も波長変換数の少ない空波長を選択する機能と、
この選択する機能の選択結果を前記経路に含まれる光ノードにそれぞれ通知する機能と
を実現させ、
前記経路に含まれる光ノードに相応する機能として、前記通知する機能により通知された空波長情報に基づき波長を設定する機能を実現させ、
前記選択する機能として、前記経路内に光信号をいったん電気信号に変換する処理を要する前記光ノードを含むときには、当該光ノードを波長変換を行う前記光ノードの候補とする機能を実現させる
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項5または6記載のプログラムが記録された前記情報処理装置読み取り可能な記録媒体。
- 光ノードと、この光ノード間を相互に接続する波長多重されたリンクとを備えた光通信ネットワークに適用される光波長パス設定方法において、
発側の光ノードにより、自光ノードと着側の光ノードとの間の経路に含まれる光ノードの空波長情報を収集するパケットを生成し、
前記経路に含まれる光ノードにより、自光ノードの空波長情報を前記パケットに書込んで前記着側の光ノードに向けて転送し、
前記着側の光ノードにより、
前記パケットに書込まれた空波長情報に基づき前記経路における最も波長変換数の少ない空波長を選択し、
この選択結果を前記経路に含まれる光ノードにそれぞれ通知し、
前記経路に含まれる光ノードは、それぞれ通知された空波長情報に基づき波長を設定し、
前記経路に含まれる光ノードは、空波長情報を前記パケットに書き込む際に、当該空波長を前記通知が行われるまでの間、空波長のまま保留する
ことを特徴とする光波長パス設定方法。 - 光ノードと、この光ノード間を相互に接続する波長多重されたリンクとを備えた光通信ネットワークに適用される光波長パス設定方法において、
発側の光ノードにより、自光ノードと着側の光ノードとの間の経路に含まれる光ノードの空波長情報を収集するパケットを生成し、前記経路に含まれる光ノードにより、自光ノードの空波長情報を前記パケットに書込んで前記着側の光ノードに向けて転送し、
前記着側の光ノードにより、
前記パケットに書込まれた空波長情報に基づき前記経路における最も波長変換数の少ない空波長を選択し、
この選択結果を前記経路に含まれる光ノードにそれぞれ通知し、
前記経路に含まれる光ノードは、それぞれ通知された空波長情報に基づき波長を設定し、
前記経路内に光信号をいったん電気信号に変換する処理を要する前記光ノードを含むときには、当該光ノードを波長変換を行う前記光ノードの候補とする
ことを特徴とする光波長パス設定方法。
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