JP3722125B2 - 撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置を有する撮像装置に関する。ここで言う撮像装置は、撮影機能と表示部とを有するものであれば、特定のものに限定されるものではないが、例えば、銀塩カメラやデジタルカメラ、撮像部を有するコンピュータ、あるいは撮影機能を備えた携帯電話等が代表的である。
【0002】
【従来の技術】
従来から、銀塩カメラにCCD(charge coupled device)等の撮像素子を併設し、長秒時露光撮影時において、撮影後の最終的な被写体像の予想を可能にしたものが知られている。すなわち、CCDで取り込んだ画像データを加工して、予想される撮影後の被写体像を表示装置に表示している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6-121222号公報(段落番号「0083〜0113」、図10及び図11)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては、長秒時露光における実際の露光前においてのみ(すなわち、レリーズボタン半押しの状態においてのみ)、予想被写体像の取込および表示の更新が行なわれるに過ぎない。したがって、レリーズボタンが全押しされて実際の露光が始まった後においては、予想被写体像は表示されないか、あるいは表示されたとしても、レリーズボタンが半押しされていた間における最後の予想被写体像が表示され続けるだけである。
これでは、長秒時露光撮影時における最終的な被写体像の予測は、精度の低いものとなってしまうし、撮影中においてはその進行状況が全くわからない。
【0005】
【課題を解決するための手段・作用・効果】
本発明は、このような問題を有効に解決するために創案されたものであり、撮影時に所定時間以上の露光時間が設定された場合、またはバルブ撮影モードが選択された場合に、露光を行なっている間に、ほぼリアルタイムに近い状態で予想被写体像を表示することを可能にするものである。
【0006】
本発明の撮像装置は、「撮像部」と「撮像部にて撮影した画像の表示部」と「測光手段」と「撮影者が選択した撮影モードを判定する判定手段」と「判定手段により判定された撮影モードが長秒時露光撮影を行なう場合に、撮影時の表示における書換インターバルの設定を行なう設定手段」と「撮影指示手段(例えば、レリーズボタン)」と「撮影指示手段からの撮影指示に応じて、プレ撮影画像を撮像するプレ撮像を行ない、該プレ撮影画像を上記表示部に表示するプレ撮像手段」と「プレ撮像に引き続き、上記判定手段で判定された撮影モードで本撮像を行なう本撮像手段」と「上記本撮像中において、上記表示部に表示された上記プレ撮像画像を、上記設定手段で設定された書換インターバル毎に、上記測光手段で測定した明るさにより決まる比例定数をもって、当該書換インターバルの時間長さに比例して輝度を上げる加工を施したうえで順次書き換える表示書換え手段」とを備えたことを特徴としている。
【0007】
上記構成を有する本発明の表示装置においては、例えばレリーズボタンを全押しして撮影指示が出された時点から、プレ撮影画像の表示、およびその後の予測画像の表示切換が行なわれる。つまり、長秒時露光を行なっている場合に、ほぼリアルタイムで予測画像を確認できるので、予測画像の精度が高い。特に、バルブ撮影時においては、シャッタを閉じるのか、バルブ撮影を続行するのかを判断する際の有効な基準を提供することができる。
このような「プレ撮影画像の表示に始まって、所定の書換インターバルが経過する毎に更新画像を作成し、それを予測画像としてディスプレイ(表示部)に表示する」ような表示を、本発明において『長秒時露光表示』と呼ぶ。
また、『長秒時露光撮影』とは、例えば、バルブ撮影や、シャッタ速度優先モードで撮影者が所定時間(例えば、4秒)以上のシャッタ速度を設定した場合等を意味する。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
【0009】
カメラの全体構成(図1〜図3)
図1は、本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラ10の上面図を示しており、図2は同カメラ10の背面図を示している。カメラ10は、ズームレンズ鏡胴11を前面に備えるとともに、カメラの上面および背面に液晶(LCD)表示部12aおよび12bを備える。
ダイヤル14は、メインスイッチとして機能するが、モード設定機能も兼ね備える。図示のカメラ10では、「カメラモード」「再生モード」「動画モード」「設定モード」の4つのモードを選択可能である。ダイヤル14を操作して「カメラモード」を選択すると、静止画の撮影が可能となる。「カメラモード」時に、モニタ選択ダイアル15で液晶モニタを選ぶと、カメラ背面側のLCD表示部12bにライブビューが表示される。
レリーズボタン16を半押しすることで、測光および測距が行なわれて制御値が決定される。レリーズボタン16が全押しされると、上記制御値に基いて露光が行なわれる。
【0010】
「カメラモード」を選択している場合、ファクションダイアル17およびダイアル18を操作して、各種露出モードを設定することができる。具体的には、図3に示したように、ファンクションダイアル17上の表示「PASM」をカメラ本体表面に設けたポインタ5に合わせ、ダイアル17中央のボタン17aを押圧しながら、ダイアル18を回転することで、P(プログラムモード)、A(露出優先モード)、S(シャッタ速度優先モード)、M(マニュアルモード)を選択できる。
【0011】
シャッタ速度優先モード(図4および図5)
図4および図5は、Sモードが選択された場合におけるディスプレイ12aの表示を示している。Sを示す表示部51が黒く点灯して、Sモードが選択されていることを示している。また、表示部52における「2.8」はF値を、表示部53における「124」は撮影可能な残り枚数を表示している。なお、Sモードにおいては、F値は、測光結果と設定されたシャッタ速度とから自動的に決定される。
図4中で表示部55における「125」は、シャッタ速度が1/125秒であることを表示している。一方、図5中においては同表示部55の「30」はシャッタ速度が30秒であることを表示している。図5においては、シャッタ速度が1/30秒ではなく30秒であることを明確にするために、表示部55aに「秒」の文字が合わせて表示されている。
この例では、Sモードにおいて設定されたシャッタ速度(露光時間)が4秒以上である場合には、『長秒時露光表示』を行なうこととしている。したがって、シャッタ速度が30秒である図5の状態では、『長秒時露光表示』モードにあることを示すために、表示部58に黒い四角が表示される。
なお、露光時間が何秒以上となった場合に『長秒時露光表示』を行なうかについては、任意に決めることができる。
【0012】
マニュアルモード(図6)
図6は、Mモードが選択された場合におけるディスプレイ12aの表示を示している。Mを示す表示部51aが黒く点灯して、Mモードが選択されていることを示している。
Mモードにおいても、シャッタ速度が4秒以上に設定された場合には、『長秒時露光表示』が行なわれる。特に、設定するシャッタ速度が30秒以上になると、バルブ撮影モードとなり、その場合にも同様の『長秒時露光表示』が行なわれる。図6は、バルブ撮影モードの状態を示しており、表示部55に「bulb」の文字が表示されている。表示部52におけるF値は、撮影者が任意で設定した値が表示される。
なお、図6においても、図5の場合と同様に、表示部58に黒い四角が表示されて、『長秒時露光表示』モードにあることが示されている。
【0013】
ブロック図(図7)
次に図7のブロック図を参照して、カメラ10の内部構造について説明する。
レンズ101を通して、被写体像がCCD102の受光面に結像する。CCD102から出力される画像信号(アナログ信号)は、信号処理回路103において、ノイズ低減およびレベル調整等の処理が施され、A/D変換回路104によって12ビットのデジタル信号に変換される。
A/D変換された画像信号は、全体制御部110において所定の補正処理が施された後、RAM120に記憶されるとともに、全体制御部110内の表示用RAM領域111に転送され、表示部(LCD)12bに表示される。
全体制御部110内の黒レベル補正回路113は、A/D変換された画像信号(画素データ)を基準の黒レベルに補正するものである。また、WB(ホワイトバランス)回路114は、黒レベル補正後にホワイトバランスが調整されるように、R,G,B各色成分の画素データのレベル変換を行う。γ補正回路115は、画素データのγ特性を補正する。
AFモータ131は、撮像部CPU136からの制御信号に基づいて、フォーカスレンズを駆動するモータである。ズームモータ132およびAFモータ131は、ステッピングモータで構成され、撮像部CPU136で発生させた駆動パルスに基いて、モータドライバ133を介して制御される。操作部134は、レリーズボタン16等のカメラ本体に設けた種々のスイッチ類である。
クロック発生回路135は、タイミングジェネレータ137に対するクロック信号を発生する。タイミングジェネレータ137は、CCD102の駆動を制御するための各種のタイミングパルスを生成するものであって、A/D変換用のクロック信号をA/D変換回路104に送信する。
フラッシュ制御回路143は、全体制御部110からの制御信号に基づいて、内蔵フラッシュ144の発光の有無、発光量及び発光タイミングなどを制御する。操作部141は、ダイヤル14、15および十字キー19等、カメラ本体に設けたスイッチ類である。また、クロック発生回路142は、全体制御部110に対するクロック信号を発生する。
接続端子147は、カメラ本体に設けられていて、コンピュータ等が外部接続される。接続されたコンピュータは、通信用I/F147を介して、全体制御部110と交信する。また、カメラ本体には、DC入力端子145が設けられている。
LED151は、カメラ本体に設けられたものであって、主電源ONの状態で点灯するLED、あるいは、メモリカードにアクセス中の状態を表示するLEDである。バックライト152は、LCD12bの背後から照明を行なって視認性を高める。
カードI/F153は、メモリカード155への画像データの書き込み及び読出しを行うインターフェースである。メモリカード155は、メモリカードスロット154に挿入される。
『長秒時露光表示』を行なう場合には、
▲1▼レリーズボタンが全押しされた後、長秒時露光前に、プレ撮影を行なってその画像信号(プレ撮影画像)をRAM120に記録しておく。
▲2▼長秒時露光が開始され、CCD102で光電変換された画像信号を蓄積している間に、RAM120に記録された前記プレ撮影画像を全体制御部110内に取り込み、露光時間に応じた輝度レベルとなるように、処理加工部112においてプレ撮影画像を加工処理する。
▲3▼加工後の画像信号を全体制御部110内の表示用RAM領域111に転送して、LCD12bに表示する。
【0014】
『長秒時露光表示』処理のためのフローチャート(図8、図9)
図1および図2に示したカメラにおいて、『長秒時露光表示』を行なう場合の動作手順を、図8および図9に示したフローチャートを参照して説明する。
【0015】
ユーザの操作に従って露光モードの設定を行なう(♯200)とともに、それがシャッタ速度優先モードであるか、またはバルブ撮影モードであるかを判定する(判定手段)。露光モードがシャッタ速度優先モードではなく、またバルブ撮影モードでもない場合、液晶表示部への表示は、『長秒時露光表示』以外の通常の表示モードにて行なう(♯201→♯230→♯240)。
【0016】
露光モードがシャッタ速度優先モードである場合には、ユーザの選択に従ってシャッタ速度を設定し(♯202)、それが4秒以上であるか否かを判断する(♯203)。シャッタ速度が4秒未満である場合には、♯240へ進んで、通常の表示モードによる表示を行なう。
【0017】
シャッタ速度が4秒以上である場合には、ユーザが設定したシャッタ速度に応じて、長秒時露光表示における条件設定(プレ撮影時間および書換インターバル)を行なう(♯204、設定手段)。これは、予め定めたテーブルに従って、シャッタ速度に対して自動的に決定されるもので、後述する。なお、プレ撮影用の絞り値としては、開放絞り値が設定される。
一方、♯230においてバルブ撮影モードであると判断された場合には、撮影者の選択に従って、本撮影用の絞り値、プレ撮影時間、および表示インターバルを設定する(♯231→♯232)。
ここで、プレ撮影時間とは、プレ撮影画像を撮影するときの露光時間を意味する。また、書換インターバルとは、プレ撮影画像から始まって複数の予測画像を順次書き換えていく場合において、1つの画像が表示され続ける時間(すなわち、書換え時のタイムスパン)を意味する。
【0018】
ここまでの説明で分かるように、シャッタ速度優先モードにおいて『長秒時露光表示』を行なう場合には、プレ撮影時間および書換インターバルは自動的に設定されるが、バルブ撮影モードにおいて『長秒時露光表示』を行なう場合には、それらは、ユーザが任意に選択して設定する。これは、バルブ撮影の際には、撮影者が、その意図する本撮影時間に応じて、プレ撮影時間および書換インターバルを任意で設定することで、プレ撮影画像が適切(暗すぎたり、明るすぎたりしない)となるようにするためである。この点を割り切るなら、自動設定でもよい。その後、♯205以下の手順に進む。
【0019】
まずS1オンを待ち、オンされた時点で測光を行なう(♯205→♯206)。シャッタ速度優先モードの場合は、測光値に基いて本撮影用の絞り値を設定する。レリーズボタンが全押しされる(♯207、撮影指示手段からの撮影指示)と、まず、プレ撮影を行ない(♯208)、この撮影画像(プレ撮影画像)をRAM120に記録する(♯209)。プレ撮影においては、♯204または♯232において設定されたプレ撮影時間だけCCD102に対して露光を行なう。また、得られたプレ撮影画像は、ノイズ低減およびレベル調整等の処理を施した後で、RAM120に記録される。また、これらの処理を施されたプレ撮影は、全体制御部110内の表示用RAM領域111にも転送されて、LCD12bに表示される(♯210)。本発明においては、♯208→♯209→♯210の処理がプレ撮像手段を構成する。この後、♯201または♯230で判定された撮影モードに従って、本撮像が行なわれる(本撮像手段)。
【0020】
本撮像中においては、LCD12bに表示されたプレ撮影画像に対して、全体制御部111内の加工処理部112において所定の加工を施す。加工後の画像(予測画像)は、♯204または♯232において為された長秒時露光表示に関する条件設定(書換インターバル)に従って、書き換えを行ない、その結果をLCD12bに順次表示する(表示書換え手段)。具体的には以下の通りである。
【0021】
長秒時露光が開始された後、設定された書換インターバルに対応する時間が経過するのを待つ(♯211→♯212)。当該インターバルに対応する時間が経過した時点で長秒時露光処理が終了していない場合には、プレ撮影時における測光データ(輝度レベル)に基いて、輝度ゲインを1段階上げる等の調整を施して(♯213→♯214)、RAM領域111内の画像メモリを書換え(♯215)、これをLCD12bに表示する(♯216)。以上の手順を長秒時露光が終了するまで繰返し、長秒時露光が終了すると、長秒時露光によって得られた画像データに対して所定の画像処理を行ない、予測画像が記録されたRAM111の画像メモリを書き換え、LCD12bに表示すると共に、メモリカード155にに画像データを記録する(♯213→♯217→♯218→♯219→♯220)。
【0022】
別例のフローチャート(図10)
図10は、別例のフローチャートである。図8および図9の例では、表示書換え手段は、プレ撮影を行なった時点での測光データのみを考慮して、その後もその状態が不変であるとの仮定に基いて長秒時露光表示を行なっていた。これに対して、図10の例では、表示書換え手段がプレ撮影の終了後においても、測光を継続し、その後の周囲の明るさの変化を加味して長秒時露光表示を行なうので、予測精度が高くなるという利点がある。例えば、長秒時露光を開始した後に光の射し方が急変した場合であっても、それを加味して、精度の高い予測画像を表示することができる。
【0023】
この例では、図8で説明した♯200から♯210までの処理と同じ処理を経て、♯210から♯309へと進む。
【0024】
長秒時露光が開始された後、設定された書換インターバルに対応する時間が経過するのを待つ(♯309→♯310)。当該インターバルに対応する時間が経過した時点で長秒時露光処理が終了していない場合には、再度その時点で測光を行ない(♯311→♯312)、その結果(輝度レベル)に基いて輝度ゲインを調整する(♯313)。次に、RAM領域111内の画像メモリを処理加工後のものに書き換え(♯314)、これをLCD12bに表示する(♯315)。以上の手順を長秒時露光が終了するまで繰返し、長秒時露光が終了すると、長秒時露光によって得られた画像データに対して所定の画像処理を行ない、予測画像が記録されたRAM111の画像メモリを書き換え、LCD12bに表示すると共に、メモリカード155にに画像データを記録する(♯311→♯316→♯317→♯318→♯319)。
【0025】
各撮影モードにおける設定方法(図 11 〜図 16 )
次に図11〜図16を参照して、各撮影モードにおける設定方法を詳述する。
【0026】
撮影モードにあるときメニューボタン20を押すと、液晶表示部12bに撮影条件の設定画面が表示される。図11〜図16は、これらの設定画面を示している。各設定画面を見ながら、ダイヤル14および十字キー19を操作して、設定項目の変更および決定を行なうことができる。
【0027】
図11は、初期状態にある設定画面を示している。「基本」、「応用1」、「応用2」の3つのシートがあり、十字キー19を操作して、いずれか1つのシートを選択できる。初期状態においては、「基本」シートの「露出モード」の位置にカーソルがある。
【0028】
そこから十字キー19を右方向に押すと、カーソルが「P(プログラム優先)モード」に移動する(図12)。さらにそこから、十字キー19を上下すると、「P(プログラム優先)モード」、「S(シャッタ速度優先)モード」、「A(絞り優先)モード」、「M(マニュアル)モード」、「B(バルブ撮影)モード」の各露出モードが順次表示される。これらは、リスト表示されてもよい。
【0029】
所望の露出モードが表示されている状態で決定ボタン19aを押圧すると、そのモードの選択が確定する。例えば、「B(バルブ撮影)モード」が表示されている状態(図13)において決定ボタン19aを押圧すると、当該モードが確定し、本撮影用の絞り値の入力画面が表示(不図示)され、撮影者が絞り値を入力した後、詳細設定画面が表示される(図14)。ここで、プレ撮影用の撮影時間、表示インターバルを入力する。プレ撮影時の絞り値としては、開放絞り値が設定されている。
また、「S(シャッタ速度優先)モード」が表示されている状態(図15)において決定ボタン19aを押圧すると、当該モードが確定し、詳細設定画面が表示される(図16)。ここで、プレ撮影用のシャッタ速度を入力する。これにより、プレ撮影時間と表示インターバルが自動的に設定される。また、絞り値としては、開放絞り値が設定される。
【0030】
すなわち、「S(シャッタ速度優先)モード」においては、ユーザが指定した各シャッタ速度に対して、プレ撮影時間(プレ撮影における露光時間)および書換インターバル(LCDにおける予測画像表示を切り換えるためのタイムスパン)は、予めテーブル化して記憶しておく。これにより、ユーザが所定時間以上の露光時間を設定すると、当該設定された露光時間に対応して、プレ撮影時間や書換インターバルを自動的に設定することができる。テーブルの一例を下の表に示す。図16では、それらの設定された値が表示されている。
このように、「B(バルブ撮影)モード」の場合、または「S(シャッタ速度優先)モード」においてシャッタ速度(露光時間)が所定値(例えば4秒)以上の場合には、長秒時露光表示を行なうようにしている。これにより、撮影時間が長く本発明の効果が顕著な場合には自動的に長秒時露光表示を行なうことになる。
【0031】
【表1】
【0032】
図17〜図19は、本実施形態のデジタルカメラにおいて、書換インターバルが5秒の場合における、5秒後、10秒後、15秒後の予測画像を示している。本発明では、レリーズボタンが全押しされた時点を基準として、5秒後、10秒後、15秒後に、ディスプレイの表示が各予測画像に切り換わる。したがって、長秒時露光を行なっている場合に、ほぼリアルタイムで予測画像を確認できるので、予測画像の精度が高く、撮影の進行状態がわかる。特に、バルブ撮影時においては、シャッタを閉じるのか、バルブ撮影を続行するのかを判断する際の有効な基準を提供することができる。
【0033】
銀塩カメラの場合のブロック図
本発明は、デジタルカメラだけでなく、銀塩カメラに適用することも当然可能である。その場合のブロック図を図20に示した。『長秒時露光表示』を行なうための画像は、撮影系とは別個に設けた撮像部400により撮影する。レンズ401を通してCCD402に取り込んだ画像は、カメラCPU内の加工処理部410によって画像処理されて、表示用RAM411に転送され、これがEVF(液晶表示装置)403に表示される。『長秒時露光表示』のための処理手順は、図8〜図10を参照して説明したデジタルカメラの場合の手順と同じである。
【0034】
次に、本発明の長秒時露光表示における画像の更新方法を、シャッタ速度優先モードおよびバルブ撮影モードの各場合について説明する。
【0035】
画像の更新方法 ( シャッタ速度優先モードの場合 )
プレ撮影の前に、測光を行なって周囲の「明るさA」を測定する。そして、測定された測光値および撮影者が指定したシャッタ速度(露光時間T)に対して、APEX演算により適正絞り値Fを算出する。本実施例では、開放絞り値が設定されるようにしている。つまり、被写体光がレンズ(絞り値F)を通してフィルム面または撮像素子面にT秒間、照射・蓄積されると、撮影画像は適正露光となる。露光時間と露光量との関係を示すグラフを図21に示した。グラフは、シャッタ速度がT秒、プレ撮影の露光時間が2秒、画像の表示更新間隔が4秒の場合を示している。グラフの傾きは、明るさをパラメータとして変化し、「明るさA」よりも明るい「明るさB」では、グラフの傾きがより大きくなり、「明るさA」の場合よりも短い時間で適正露光量に到達する。
本撮影の前にプレ撮影を行なう。プレ撮影画像は露光時間が2秒なので、適正露光量の2/T倍の光量しか受けていない。この画像を記録・表示した後、本撮影の露光を開始する。
本撮影開始後、4秒経過したとき、プレ撮影画像データに対してゲインを2倍(=4秒/2秒)にした画像を作成し、液晶表示部12bに表示する。8秒後には、前回の表示画像データに対してゲインを2倍(=8秒/4秒:プレ撮影画像から見た場合には4倍)にした画像を作成して表示する。12秒後には、前回の表示画像データに対してゲインを1.5倍(=12秒/8秒:プレ撮影画像から見た場合には6倍)にした画像を作成して表示する。以降、同様の書換えを繰り返して、T秒後に露光を停止する。
なお、プレ撮影の終了後においても測光を継続し、その後の周囲の明るさの変化を加味して長秒時露光表示を行なう場合(図10のフローチャートに示した例)には、例えば、8秒後の再測光時には明るさが「明るさB」となっていた場合、その後は、図21中の破線B'に沿って制御が行なわれる。
【0036】
画像の更新方法 ( バルブ撮影モードの場合 )
バルブ撮影モードでは、事前に測光して、絞り値(F:本実施例では、開放絞り値)に対する適正露光時間(T)を求める。これにより、グラフの傾きが決まる。
撮影者が設定したプレ撮影の露光時間および書換え更新間隔から、次の表示画像に対するゲインが決定される。なお、バルブ撮影においては、撮影者が露光終了のタイミングを決めるので、適正時間経過後撮影を終了しない(例えば、レリーズボタンを離さない)場合には、その後も露光が継続され、表示画像も更新される。適正時間経過後の表示画像は、全体的に徐々に暗くなっていき、最終的には真っ黒になる。
【0037】
付記
上述した本発明の実施形態には、特許請求の範囲に記載した発明以外にも、次のような発明(1)〜(3)が含まれている。
【0038】
(1)撮像装置はさらに測光手段を有し、撮像装置の表示書換え手段は、撮影開始時の測光結果に基いて、その後もその状態が不変であると仮定してプレ撮像画像を順次書き換える。これは、表示書換え手段が、図21を参照して説明したように、本撮像における時間経過に比例した露光量に基いて上記書換えを行なう場合に相当する。
【0039】
(2)上記判定手段で判定された撮影モードがシャッタ速度優先モードである場合、上記設定手段は、撮影者が設定したシャッタ速度(露光時間)に対応したプレ撮影のための露光時間を自動的に設定する。
【0040】
(3)上記判定手段で判定された撮影モードがシャッタ速度優先モードである場合、上記設定手段は、撮影者が設定したシャッタ速度(露光時間)に対応した書換インターバルを自動的に設定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラの上面図である。
【図2】 図1のデジタルカメラの背面図である。
【図3】 図1のデジタルカメラが備えるファンクションダイアルを示す説明図である。
【図4】 図1のデジタルカメラにおいてSモードが選択されている場合の液晶表示部の表示を示す説明図である。
【図5】 図1のデジタルカメラにおいてSモードが選択されている場合の液晶表示部の表示を示す説明図である。
【図6】 図1のデジタルカメラにおいてMモードが選択されている場合の液晶表示部の表示を示す説明図である。
【図7】 図1のデジタルカメラの内部構造を説明するブロック図である。
【図8】 図1のカメラにおける長秒時露光表示処理の一例を説明するフローチャートである。
【図9】 図1のカメラにおける長秒時露光表示処理の一例を説明するフローチャートである。
【図10】 図1のカメラにおける長秒時露光表示処理の他の例を説明するフローチャートである。
【図11】 図1のカメラにおいて「基本」シートが選択されている場合の液晶表示部の表示を示す説明図である。
【図12】 図1のカメラにおいて露出モードが「プログラム優先」である場合の液晶表示部の表示を示す説明図である。
【図13】 図1のカメラにおいて露出モードが「バルブ撮影」である場合の液晶表示部の表示を示す説明図である。
【図14】 「バルブ撮影」モードにおける詳細設定画面を説明する説明図である。
【図15】 図1のカメラにおいて露出モードが「シャッタ速度優先」である場合の液晶表示部の表示を示す説明図である。
【図16】 「シャッタ速度優先」モードにおける詳細設定画面を説明する説明図である。
【図17】 本発明の長秒時露光表示における5秒後の予測画像を示す説明図である。
【図18】 本発明の長秒時露光表示における10秒後の予測画像を示す説明図である。
【図19】 本発明の長秒時露光表示における15秒後の予測画像を示す説明図である。
【図20】 本発明を銀塩カメラに適用した場合を説明するブロック図である。
【図21】 露光時間と露光量との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
5 ポインタ
10 デジタルカメラ
11 ズームレンズ鏡胴
12a、12b 液晶表示部
14 モード選択ダイヤル
15 モニタ選択ダイアル
16 レリーズボタン
17 ファンクションダイアル
17a ボタン
18 ダイアル
19 十字キー
19a 決定ボタン
20 メニューボタン
51、51a、52、53、55、58 表示部
Claims (3)
- 露光動作を行う撮像部と、
撮像部にて撮影した画像の表示部と、
測光手段と、
撮影者が選択した撮影モードを判定する判定手段と、
上記判定手段により判定された撮影モードが長秒時露光撮影を行なう場合に、撮影時の表示における書換インターバルの設定を行なう設定手段と、
撮影開始を指示する撮影指示手段と、
上記撮影指示手段からの撮影指示に応じて、本撮像よりも短い露光時間でプレ撮影画像を撮像するプレ撮像を行ない、上記プレ撮影画像を上記表示部に表示するプレ撮像手段と、
プレ撮像に引き続き、上記判定手段で判定された撮影モードで本撮像を行なう本撮像手段と、
上記本撮像中において、上記表示部に表示された上記プレ撮像画像を、上記設定手段で設定された書換インターバル毎に、上記測光手段で測定した明るさにより決まる比例定数をもって、当該書換インターバルの時間長さに比例して輝度を上げる加工を施したうえで順次書き換える表示書換え手段と、を備えたことを特徴とする、撮像装置。 - 上記判定手段で判定された撮影モードがシャッタ速度優先モードであることを特徴とする、請求項1記載の撮像装置。
- 上記判定手段で判定された撮影モードがバルブ撮影モードである場合、上記設定手段は、撮影者による設定にしたがって上記設定を行なうことを特徴とする、請求項1記載の撮像装置。
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