JP3721511B2

JP3721511B2 - Locking device for doors for small items

Info

Publication number: JP3721511B2
Application number: JP2001127574A
Authority: JP
Inventors: 義男池田; 英明鈴木; 隆一西村
Original assignee: Toyota Auto Body Co Ltd; Howa Plastics Co Ltd
Current assignee: Toyota Auto Body Co Ltd; Howa Plastics Co Ltd
Priority date: 2001-04-25
Filing date: 2001-04-25
Publication date: 2005-11-30
Anticipated expiration: 2021-04-25
Also published as: JP2002322854A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のインストルメントパネルの上部等に設けられる小物入れの扉をロックするロック装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、自動車のインストルメントパネルの上部に設けられた扉付きの小物入れが知られている。この種の小物入れは、上部に扉が設けられ、その扉はその後縁部を水平方向の枢軸により上方に開放可能に枢支され、扉を下方に閉じた際、扉の先端側（自由端側）に突設したフックが、小物入れ本体側の対応位置に設けたフック係止部に係止され、扉がロックされる構造である（例えば特開平１１−３２１４６９号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来の小物入れ用扉のロック装置は、ロック解除ノブが扉のフックの位置から離れた小物入れ本体の側部上に配置されているため、ロック解除ノブの動きを扉のフックの係止部に伝達するために、棒部材を摺動可能に配設し、さらにロック解除ノブの動きを棒部材に伝えるために、複数のカムやアームを軸支して複雑に各部材を連結する必要があった。このため、ロック装置の構造が複雑化すると共に大型化して、その配置場所が制限されると共に、製造時の組付に時間がかかり、さらに、各部材にがたつきが生じ易く、安定した良好な性能の製品が得られにくい等の問題があった。
【０００４】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、構造が簡単で部品点数が少なく小形化できると共に、容易に組付を行なうことができる小物入れ用扉のロック装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の小物入れ用扉のロック装置は、小物入れ本体の上部後縁部に扉がその自由端を前に上方に開放可能に軸支され、扉の自由端近傍の内側にフックが傾動可能に設けられ、小物入れ本体の上部にフックが進入する開口部が形成され、扉の閉鎖時に該フックが該開口部に進入した際、開口部の内側縁部に設けたフック係止部にフックが係止されて扉をロックする小物入れ用扉のロック装置において、開口部の内側に開閉可能に配置され、開口部を内側から閉じる蓋体と、蓋体を回動可能に軸支し中央内側に嵌合部を有するリテーナと、リテーナの嵌合部に嵌合されるノブケースと、ノブケース内に押し込み摺動可能に配設されると共に、摺動時にフックに係合してフックをアンロック側に傾動させるアンロック部を設けたアンロックノブと、アンロックノブを小物入れ本体の一部に設けた孔から突出するように付勢するばね部材と、を一体に組み付けてロック装置ユニットが形成され、ロック装置ユニットが小物入れ本体内の所定位置に固定されたことを特徴とする。
【０００６】
ここで、ノブケースとリテーナの嵌合部間には、アンロックノブをノブケース内に挿入した状態でノブケースをリテーナの嵌合部に嵌合させた際、ノブケースを嵌合部の所定位置に係止させる係止手段を設けることができる。また、フックとフック係止部は、フックがアンロックノブの押し込み操作により、後方に傾動して、開口部内側の前縁部に設けられたフック係止部との係止を解除するように構成することができる。さらに、ばね部材は、リテーナの嵌合部内に、アンロックノブを前方に付勢して配設することができる。
【０００７】
【作用】
このような構成のロック装置は、その製造の際の組み付け時に、先ず、リテーナの元部に蓋体を軸支し、リテーナの嵌合部内にばね部材を掛止し、ノブケース内にアンロックノブを挿入した状態で、リテーナの嵌合部内にノブケースの元部の嵌合部を嵌め込み、ロック装置ユニットを組み立てる。そして、このロック装置ユニットを、小物入れ本体の内側の所定位置に、その蓋体を開口部の内側に位置させ、アンロックノブの先端を小物入れ本体前面の孔から突出させた状態で、固定して組み付けを行なう。
【０００８】
このように、ロック装置ユニットが、蓋体、リテーナ、ノブケース、アンロックノブ、ばね部材の最少の部材から構成されるから、部品点数が従来に比べ少なくなり、小形に形成することができ、さらに予め一体に組み立てたロック装置ユニットを、小物入れ本体の内側に固定するように組み付けるから、組み付け作業が簡単で、少ない作業工数で迅速に組み立てを行なうことができる。
【０００９】
このようなロック装置では、扉を閉じると、扉のフックが開口部内の蓋体を押し開きながら開口部に進入し、開口部の内側縁部に設けたフック係止部にフックが係止されて扉がロックされる。扉を開く際にはアンロックノブを押すと、アンロックノブのアンロック部がフックを押して傾動させ、フックと開口部の内側縁部に設けたフック係止部との係止を解除して、アンロック状態とし、扉を開放する。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図１は自動車のインストルメントパネルの上部に配設される小物入れの斜視図を示し、図２は扉を開いた状態の小物入れの斜視図を示し、図３はその小物入れの扉２のロック装置の断面図を示し、図４はロック装置ユニット１０の斜視図を示している。１は小物入れ本体であり、上部には上方を開放した収納室１ａが設けられ、前面側にはレジスタ１３を設けた空気吹出口１２が一体的に形成されている。ロック装置ユニット１０は、その収納室１ａの前部中央の本体内に配設され、ロックを解除するためのアンロックノブ４がその前部中央に露出して押し込み可能に装着される。
【００１１】
扉２は、収納室１ａの上部を覆い、かつインストルメントパネルの上面と同一面を構成するように配設される。扉２の後縁部は、水平方向の枢軸２ａにより上方に開放可能に軸支され、枢軸２ａの下方側部に扉２と共に回動する部分歯車１４が設けられ、この部分歯車１４は小物入れ本体１の側部に設けた小歯車１５に噛合する。更に、部分歯車１４の近傍に開放ばね１９が装着され、扉２を開放側に付勢する。小歯車１５は適度な負荷を持って回動するように軸支され、扉２がアンロック状態となって開放ばね１９の付勢力により開く際、扉２は小歯車１５のダンパー作用により緩やかに開くように動作する。
【００１２】
扉２の先端側（自由端側）の中央内側に、フック３が下向きにかつ前後方向に傾動可能に取り付けられる。このフック３には、図２、３に示すように、鉤部３ａが正面側を向いて形成され、その正面中央には後述のアンロックノブ４のアンロック部４が押すための凹部３ｂが設けられている。このようなフック３の元部には水平方向の枢軸３ｃが設けられ、この枢軸３ｃによってフック３は所定の角度範囲で前後方向に回動可能に軸支される。また、枢軸３ｃにはねじりコイルばね１６が装着され、フック３を前方の係止側に付勢している。
【００１３】
一方、小物入れ本体１上の収納室１ａの前縁部中央には、扉２の閉鎖時にフック３が進入する矩形の開口部１７が形成され、この開口部１７の内側には後述のロック装置ユニット１０の一部である蓋体９がこの開口を内側から閉じるように回動可能に配置される。また、開口部１７の内側縁部に、図２、図７に示すようなフック係止部１８が形成され、開口部１７の内側に図４、５に示すようなロック装置ユニット１０が装着される。
【００１４】
図４、５において、４は扉２を開く際にアンロック操作を行なうアンロックノブであり、元部の中央上部にアンロック部５が斜め上方に突き出すように突設される。アンロックノブ４の両側にはガイド凸部４ａが長手方向に突設される。このアンロック部５はアンロックノブ４の押し込み操作時に、扉２のフック３の凹部３ｂを押して、フック３をロック解除方向に傾動させる。
【００１５】
アンロックノブ４は、ノブケース６内にその先端（前部）を突出して前後に摺動可能に挿入されるが、ノブケース６の内側面にはガイド凹部６ｃが形成され、アンロックノブ４のガイド凸部４ａがこのガイド凹部６ｃに係合し前後方向の移動を良好にガイドされる。また、ノブケース６の元部には、後述のリテーナ８の嵌合部８ａ内に嵌合可能な嵌合部６ａが形成され、更にその嵌合部６ａの外側の両側面には係止手段として爪部６ｄが突設される。リテーナ８の嵌合部８ａへの組付・嵌合時には、爪部６ｄがリテーナ８の長穴８ｅに係止され、固定される。係止手段としての爪部６ｄと長穴８ｅの位置関係は上記とは逆に構成することもできる。さらに、ノブケース６の両側にはねじ孔、位置決め孔を設けた取付部６ｂが形成される。
【００１６】
リテーナ８は、図５に示すように、立体的な枠状に形成され、前部下段にノブケース６を嵌合可能な形状の嵌合部８ａを設け、元部上段に蓋体装着部８ｂを設け、両側にねじ孔や位置決め孔を設けた取付部８ｃ，８ｄを形成して構成される。リテーナ８の嵌合部８ａ内の両側部には、ノブケース６の嵌合部６ａの両側爪部６ｄが係止される長穴８ｅが形成され、また、嵌合部８ａの中央には凸部８ｆが突設され、中央に孔７ａを有するばね部材（板ばね）７がこの凸部８にその孔７ａをはめて嵌合部８ａ内に装着される。
【００１７】
蓋体装着部８ｂの両側には軸孔８ｇが設けられ、その軸孔８ｇに蓋体９の両側の軸９ａが回動可能に嵌合される。蓋体９を閉鎖方向（上方）に付勢するためのねじりコイルばね１１が蓋体９に装着される。また、蓋体９の前縁部中央にはアンロック部５が係合する係合凹部９ｂが形成される。
【００１８】
上記構成のロック装置ユニット１０の各部材は、ノブケース６がアンロックノブ４を内側に挿入した状態で、リテーナ８の嵌合部８ａ内にノブケース６の元部の嵌合部６ａを差し込むように嵌め合わせる。このとき、ノブケース６の嵌合部６ａが所定位置まで嵌入したとき、爪部６ｄがリテーナ８側の長穴８ｅに嵌入し、確実に組み付けが行なわれる。また、このとき、リテーナ８の嵌合部８ａ内のばね部材７はノブケース６内のアンロックノブ４の背面を前方に付勢した状態となり、リテーナ８とノブケース６の前部の取付部６ｂと８ｃが合わせた状態に組み付けられる。
【００１９】
このように、リテーナ８の元部に蓋体９を軸支し、リテーナ８の嵌合部８ａ内にばね部材７を掛止し、ノブケース６内にアンロックノブ４を挿入した状態で、リテーナ８の嵌合部８ａ内にノブケース６の元部の嵌合部６ａを差し込むように嵌め込むだけで、簡単かつ確実にロック装置ユニット１０の組立を完了することができる。また、このロック装置ユニット１０は、ノブケース６、アンロックノブ４、ばね部材７、リテーナ８、及び蓋体９の最少の部材から構成されるから、部品点数が従来のものに比べ少なくなり、図４のように小形に形成することができる。
【００２０】
そして、上記のように組み立てられたロック装置ユニット１０は、小物入れ本体１の内側の所定位置に、図３の如くその蓋体９を開口部１７の内側に位置させ、アンロックノブ４の先端を本体前面の孔から突出させた状態で、取付部６ｂ，８ｃ，８ｄ及び取付ねじを用いて取付・固定される。
【００２１】
このような構成の小物入れは、自動車のインストルメントパネル上に装着され、扉２を上から押して閉めると、扉２の自由端中央のフック３が、小物入れ本体１側の対応位置に設けた開口部１７に、その内側の蓋体９を押し開きながら進入し、フック３の前部両側の鉤部３ａが、図７のように開口部１７の内側前縁部のフック係止部１８に係止され、扉２がロックされる。フック係止部１８はねじりコイルばね１６により係止方向（前方）に付勢されているため、そのロック状態は保持される。
【００２２】
次に、扉２を開くために、アンロックノブ４を押すと、図８のように、アンロックノブ４が内側に移動し、斜め上方に突設されたアンロック部５が扉２のフック３の凹部３ｂを押し上げる。これによって、フック３が元部の枢軸３ｃを軸に上方に回動し、フック３の鉤部３ａとフック係止部１８との係合がはずれ、図９に示すように、扉２はその元部の枢軸２ａを軸にして開放ばね１９のばね力により上方への付勢力を受けて上に向けて回動し開放される。フック３が退出した開口部１７は、ねじりコイルばね１１の付勢力により蓋体９が上に向けて回動し、閉鎖される。
【００２３】
【発明の効果】
以上説明したように、本願発明の小物入れ用扉のロック装置によれば、ロック装置ユニットが、蓋体、リテーナ、ノブケース、アンロックノブ、ばね部材の最少の部材から構成されるから、部品点数が従来に比べ少なくなり、小形に形成することができ、さらに予め一体に組み立てたロック装置ユニットを、小物入れ本体の内側の所定位置に固定するように組み付けるから、組み付け作業が簡単で、少ない作業工数で、迅速に組み立てを行なうことができる。
【００２４】
また、請求項２のように、ノブケースとリテーナの嵌合部間に、アンロックノブをノブケース内に挿入した状態でノブケースをリテーナの嵌合部に嵌合させた際、係止手段によりノブケースを嵌合部の所定位置に係止させるように構成すれば、ロック装置ユニットの組み立てを、より簡単にがたつきなく行なうことができる。
【００２５】
更に、請求項３のように、アンロックノブの押し込み操作により、フックが後方に傾動して、開口部内側の前縁部に設けられたフック係止部との係止を解除するよう構成すれば、簡単な構造のロック装置ユニットにより、扉のロック及びアンロックを円滑に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態を示す小物入れの斜視図である。
【図２】扉を開いた状態の同小物入れの斜視図である。
【図３】小物入れ用扉のロック装置の拡大断面図である。
【図４】ロック装置ユニットの斜視図である。
【図５】同ロック装置ユニットの分解斜視図である。
【図６】扉の閉鎖時における図４のＡ−Ａ線位置の断面図である。
【図７】扉の閉鎖時における図４のＢ−Ｂ線位置の断面図である。
【図８】アンロックノブを押した際の図４のＡ−Ａ線位置の断面図である。
【図９】扉の開放時における図４のＡ−Ａ線位置の断面図である。
【符号の説明】
１−小物入れ本体
２−扉
３−フック
４−アンロックノブ
５−アンロック部
６−ノブケース
７−ばね部材
８−リテーナ
９−蓋体
１０−ロック装置ユニット
１７−開口部
１８−フック係止部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a lock device that locks a door of an accessory box provided on an upper part of an instrument panel of an automobile.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, an accessory case with a door provided on an upper part of an instrument panel of an automobile is known. This type of accessory case is provided with a door at the top, and the door is pivoted so that its rear edge can be opened upward by a horizontal pivot, and when the door is closed downward, the front end side of the door (free end) The hook projecting on the side) is engaged with a hook engaging portion provided at a corresponding position on the accessory case main body side, and the door is locked (see, for example, JP-A-11-32469).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this conventional door lock device for an accessory case, since the unlocking knob is disposed on the side of the accessory case body away from the position of the door hook, the movement of the unlocking knob is controlled by the door hook. In order to transmit to the locking part, the bar member is slidably arranged, and in order to transmit the movement of the unlocking knob to the bar member, a plurality of cams and arms are pivotally supported to connect each member in a complicated manner. There was a need to do. For this reason, the structure of the locking device becomes complicated and large, and the location of the locking device is limited, and it takes time to assemble at the time of manufacture. There was a problem that it was difficult to obtain a product with high performance.
[0004]
The present invention has been made in view of the above points, and it is an object of the present invention to provide a door lock device for an accessory case that has a simple structure, has a small number of parts, can be reduced in size, and can be easily assembled. And
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the door lock device for an accessory case according to the present invention is pivotally supported on the upper rear edge of the accessory case body so that the door can be opened upward with its free end in front. A hook is tiltably provided inside the vicinity, and an opening for the hook to enter is formed in the upper part of the accessory case body. When the hook enters the opening when the door is closed, the opening is formed on the inner edge of the opening. In the accessory door locking device in which the hook is locked to the provided hook locking portion to lock the door, the lid is disposed inside the opening so as to be openable and closable, and the lid is closed from the inside. A retainer that is pivotally supported and has a fitting portion inside the center, a knob case that is fitted to the fitting portion of the retainer, a push case that is slidably disposed in the knob case, and that is attached to the hook when sliding. Unlock to engage and tilt the hook to the unlock side The lock knob unit and the spring member that urges the unlock knob so as to protrude from the hole provided in a part of the accessory case body are integrally assembled to form the lock device unit. It is characterized by being fixed at a predetermined position in the body.
[0006]
Here, when the knob case is fitted to the fitting portion of the retainer with the unlocking knob inserted into the knob case between the fitting portion of the knob case and the retainer, the knob case is locked at a predetermined position of the fitting portion. Locking means can be provided. Further, the hook and the hook locking portion are configured such that the hook is tilted rearward by the pushing operation of the unlocking knob, and the locking with the hook locking portion provided at the front edge portion inside the opening portion is released. can do. Further, the spring member can be disposed in the fitting portion of the retainer by urging the unlock knob forward.
[0007]
[Action]
When the lock device having such a structure is assembled during manufacture, first, a lid is pivotally supported on the base of the retainer, a spring member is hooked in the fitting portion of the retainer, and an unlock knob is mounted in the knob case. In the inserted state, the fitting portion at the base of the knob case is fitted into the fitting portion of the retainer, and the lock device unit is assembled. The locking device unit is fixed in a predetermined position on the inside of the accessory case, with its lid positioned on the inside of the opening, and with the tip of the unlocking knob protruding from the hole in the front of the accessory case. And assemble.
[0008]
Thus, since the locking device unit is composed of the minimum members of the lid, the retainer, the knob case, the unlocking knob, and the spring member, the number of parts can be reduced as compared with the prior art, and it can be formed in a small size. Since the lock device unit assembled as one unit is assembled so as to be fixed to the inside of the accessory case main body, the assembling work is simple and the assembly can be quickly performed with a small number of work steps.
[0009]
In such a locking device, when the door is closed, the hook of the door enters the opening while pushing open the lid in the opening, and the hook is locked to the hook locking portion provided at the inner edge of the opening. The door is locked. When the unlocking knob is pushed to open the door, the unlocking part of the unlocking knob pushes and tilts the hook, releasing the hook and the hook locking part provided at the inner edge of the opening, and unlocking. Lock and open the door.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows a perspective view of an accessory case disposed on the upper part of an instrument panel of an automobile, FIG. 2 shows a perspective view of the accessory case with the door opened, and FIG. 3 shows the door 2 of the accessory case. FIG. 4 shows a perspective view of the locking device unit 10. Reference numeral 1 denotes an accessory case main body. A storage chamber 1a having an open top is provided at an upper portion, and an air outlet 12 provided with a resistor 13 is integrally formed on the front side. The lock device unit 10 is disposed in the main body at the front center of the storage chamber 1a, and an unlock knob 4 for releasing the lock is mounted on the front center so as to be exposed and pushed.
[0011]
The door 2 covers the upper part of the storage chamber 1a, and is arrange | positioned so that the same surface as the upper surface of an instrument panel may be comprised. The rear edge of the door 2 is pivotally supported by a horizontal pivot 2a so as to be opened upward, and a partial gear 14 that rotates together with the door 2 is provided on the lower side of the pivot 2a. It meshes with a small gear 15 provided on the side of the main body 1. Further, an opening spring 19 is mounted in the vicinity of the partial gear 14 and biases the door 2 to the opening side. The small gear 15 is pivotally supported so as to rotate with an appropriate load. When the door 2 is unlocked and opened by the urging force of the opening spring 19, the door 2 is loosened by the damper action of the small gear 15. Operates to open.
[0012]
A hook 3 is attached to the center inner side of the front end side (free end side) of the door 2 so as to be tiltable downward and in the front-rear direction. As shown in FIGS. 2 and 3, the hook 3 is formed with a flange portion 3 a facing the front side, and a recess 3 b for pushing an unlocking portion 4 of an unlocking knob 4 described later is provided at the center of the front surface. It has been. A horizontal pivot 3c is provided at the base of the hook 3, and the pivot 3 is pivotally supported by the pivot 3c so as to be pivotable in the front-rear direction within a predetermined angle range. Further, a torsion coil spring 16 is attached to the pivot 3c, and the hook 3 is urged toward the front locking side.
[0013]
On the other hand, a rectangular opening 17 into which the hook 3 enters when the door 2 is closed is formed in the center of the front edge of the storage chamber 1a on the accessory case body 1, and a lock device described later is formed inside the opening 17. A lid 9 that is a part of the unit 10 is rotatably arranged so as to close the opening from the inside. 2 and FIG. 7 is formed on the inner edge of the opening 17, and the locking device unit 10 as shown in FIGS. The
[0014]
4 and 5, reference numeral 4 denotes an unlocking knob that performs an unlocking operation when the door 2 is opened. The unlocking knob 5 protrudes obliquely upward at the center upper portion of the base part. On both sides of the unlock knob 4, guide protrusions 4 a are projected in the longitudinal direction. When the unlocking knob 4 is pushed in, the unlocking part 5 pushes the recess 3b of the hook 3 of the door 2 to tilt the hook 3 in the unlocking direction.
[0015]
The unlock knob 4 is inserted into the knob case 6 so that its front end (front part) protrudes and is slidable back and forth. A guide recess 6c is formed on the inner surface of the knob case 6, and the guide protrusion of the unlock knob 4 is formed. 4a engages with the guide recess 6c, and the movement in the front-rear direction is well guided. In addition, a fitting portion 6a that can be fitted in a fitting portion 8a of a retainer 8 to be described later is formed at the base portion of the knob case 6, and furthermore, locking means are provided on both side surfaces outside the fitting portion 6a. A claw portion 6d is projected. At the time of assembling / fitting the retainer 8 to the fitting portion 8a, the claw portion 6d is locked and fixed to the elongated hole 8e of the retainer 8. The positional relationship between the claw portion 6d as the locking means and the long hole 8e can be reversed. Furthermore, attachment portions 6b provided with screw holes and positioning holes are formed on both sides of the knob case 6.
[0016]
As shown in FIG. 5, the retainer 8 is formed in a three-dimensional frame shape. The retainer 8 is provided with a fitting portion 8 a having a shape capable of fitting the knob case 6 at the lower front portion, and the lid mounting portion 8 b at the upper portion of the original portion. And mounting portions 8c and 8d provided with screw holes and positioning holes on both sides. A long hole 8e is formed on both sides of the fitting portion 8a of the retainer 8 so as to be engaged with both side claws 6d of the fitting portion 6a of the knob case 6, and a convex portion is formed at the center of the fitting portion 8a. A spring member (leaf spring) 7 having a projection 8f and having a hole 7a at the center is fitted into the fitting portion 8a by fitting the hole 7a into the convex portion 8.
[0017]
A shaft hole 8g is provided on both sides of the lid mounting portion 8b, and shafts 9a on both sides of the lid 9 are rotatably fitted in the shaft hole 8g. A torsion coil spring 11 for urging the lid body 9 in the closing direction (upward) is attached to the lid body 9. In addition, an engagement recess 9 b that engages with the unlock portion 5 is formed at the center of the front edge of the lid 9.
[0018]
Each member of the locking device unit 10 having the above configuration is fitted so that the fitting portion 6a of the base portion of the knob case 6 is inserted into the fitting portion 8a of the retainer 8 in a state in which the knob case 6 has inserted the unlocking knob 4 inside. Match. At this time, when the fitting portion 6a of the knob case 6 is fitted to a predetermined position, the claw portion 6d is fitted into the elongated hole 8e on the retainer 8 side, and the assembly is reliably performed. At this time, the spring member 7 in the fitting portion 8a of the retainer 8 is in a state where the back surface of the unlock knob 4 in the knob case 6 is urged forward, and the retainer 8 and the mounting portions 6b and 8c at the front of the knob case 6 are placed. Is assembled in a combined state.
[0019]
In this manner, the lid 9 is pivotally supported at the base of the retainer 8, the spring member 7 is hooked in the fitting portion 8 a of the retainer 8, and the unlocking knob 4 is inserted into the knob case 6, and the retainer 8 The assembly of the locking device unit 10 can be completed simply and reliably by simply fitting the fitting portion 6a of the knob case 6 into the fitting portion 8a. Further, since the lock device unit 10 is composed of the knob member 6, the unlock knob 4, the spring member 7, the retainer 8, and the cover member 9, the number of parts is reduced as compared with the conventional one. It can be formed as small as
[0020]
The locking device unit 10 assembled as described above has its lid 9 positioned inside the opening 17 as shown in FIG. 3 at a predetermined position inside the accessory case body 1 and the tip of the unlocking knob 4 is moved. In a state where it protrudes from the hole on the front surface of the main body, it is mounted and fixed using the mounting portions 6b, 8c and 8d and mounting screws.
[0021]
The accessory case having such a configuration is mounted on an instrument panel of an automobile, and when the door 2 is pushed and closed from above, a hook 3 at the center of the free end of the door 2 is provided at a corresponding position on the accessory case body 1 side. The lid 9 inside the opening 17 is entered while being pushed open, and the hooks 3a on both sides of the front part of the hook 3 enter the hook engaging part 18 on the inner front edge of the opening 17 as shown in FIG. The door 2 is locked. Since the hook locking portion 18 is biased in the locking direction (forward) by the torsion coil spring 16, the locked state is maintained.
[0022]
Next, when the unlocking knob 4 is pushed to open the door 2, the unlocking knob 4 is moved inward as shown in FIG. 8, and the unlocking part 5 projecting obliquely upward is formed on the hook 3 of the door 2. The recess 3b is pushed up. As a result, the hook 3 pivots upward about the pivot 3c of the original part, and the hook 3a of the hook 3 and the hook locking part 18 are disengaged. As shown in FIG. With the pivot 2a of the base portion as an axis, the spring force of the release spring 19 receives an upward biasing force and rotates upward to be released. The opening 17 from which the hook 3 is retracted is closed by the lid body 9 turning upward by the biasing force of the torsion coil spring 11.
[0023]
【The invention's effect】
As described above, according to the accessory case locking device of the present invention, the locking device unit is composed of the minimum members of the lid, the retainer, the knob case, the unlocking knob, and the spring member. Compared to the conventional case, it can be formed in a small size, and since the lock unit unit assembled in advance is assembled so as to be fixed at a predetermined position inside the accessory case body, the assembling work is simple and the number of work steps is small. As a result, assembly can be performed quickly.
[0024]
Further, when the knob case is fitted to the fitting portion of the retainer with the unlocking knob inserted in the knob case between the fitting portion of the knob case and the retainer, the knob case is fitted by the locking means. If it is configured to be locked at a predetermined position of the joint portion, the assembly of the lock device unit can be performed more easily and without backlash.
[0025]
Further, as in claim 3, if the hook is tilted rearward by the pushing operation of the unlocking knob, the locking with the hook locking portion provided at the front edge portion inside the opening is released. The door can be locked and unlocked smoothly by the lock device unit having a simple structure.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an accessory case showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of the accessory case with the door open.
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of the accessory door locking device.
FIG. 4 is a perspective view of a lock device unit.
FIG. 5 is an exploded perspective view of the locking device unit.
6 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 4 when the door is closed.
7 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG. 4 when the door is closed.
8 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 4 when the unlock knob is pushed.
9 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 4 when the door is opened.
[Explanation of symbols]
1-Accessory body 2-door 3-hook 4-unlock knob 5-unlock part 6-knob case 7-spring member 8-retainer 9-lid 10-lock device unit 17-opening 18-hook engaging part

Claims

小物入れ本体の上部後縁部に扉がその自由端を前に上方に開放可能に軸支され、該扉の自由端近傍の内側にフックが傾動可能に設けられ、該小物入れ本体の上部に該フックが進入する開口部が形成され、該扉の閉鎖時に該フックが該開口部に進入した際、該開口部の内側縁部に設けたフック係止部に該フックが係止されて該扉をロックする小物入れ用扉のロック装置において、
該開口部の内側に開閉可能に配置され、該開口部を内側から閉じる蓋体と、
該蓋体を回動可能に軸支し中央内側に嵌合部を有するリテーナと、
該リテーナの嵌合部に嵌合されるノブケースと、
該ノブケース内に押し込み摺動可能に配設されると共に、摺動時に前記フックに係合して該フックをアンロック側に傾動させるアンロック部を設けたアンロックノブと、
該アンロックノブを該小物入れ本体の一部に設けた孔から突出するように付勢するばね部材と、
を一体に組み付けてロック装置ユニットが形成され、該ロック装置ユニットが前記小物入れ本体内の所定位置に固定されたことを特徴とする小物入れ用扉のロック装置。A door is pivotally supported at the upper rear edge of the accessory case body so that the door can be opened upward with its free end forward, and a hook is tiltably provided inside the vicinity of the free end of the door, on the upper part of the accessory case body. An opening into which the hook enters is formed, and when the hook enters the opening when the door is closed, the hook is locked to a hook locking portion provided at an inner edge of the opening. In the door lock device for the accessory case that locks the door,
A lid that can be opened and closed inside the opening, and closes the opening from the inside;
A retainer that pivotally supports the lid and has a fitting portion inside the center;
A knob case fitted to the fitting portion of the retainer;
An unlock knob provided in the knob case to be pushed and slidable, and provided with an unlock portion that engages with the hook during sliding and tilts the hook to the unlock side;
A spring member for biasing the unlocking knob so as to protrude from a hole provided in a part of the accessory case body;
A device for locking an accessory door, wherein a lock device unit is formed by integrally assembling the lock device unit, and the lock device unit is fixed at a predetermined position in the accessory case body.

前記ノブケースとリテーナの嵌合部間に、アンロックノブを該ノブケース内に挿入した状態で該ノブケースを前記リテーナの嵌合部に嵌合させた際、該ノブケースを該嵌合部の所定位置に係止させる係止手段が設けられた請求項１記載の小物入れ用扉のロック装置。When the knob case is fitted to the fitting portion of the retainer with an unlocking knob inserted between the fitting portion of the knob case and the retainer, the knob case is engaged with a predetermined position of the fitting portion. 2. The accessory door locking device according to claim 1, further comprising locking means for stopping.

前記フックが前記アンロックノブの押し込み操作により、後方に傾動して、前記開口部内側の前縁部に設けられた前記フック係止部との係止を解除するように構成された請求項１記載の小物入れ用扉のロック装置。The hook is tilted rearward by a pushing operation of the unlocking knob, and is configured to release the engagement with the hook engagement portion provided at the front edge portion inside the opening. Locking device for doors for small items.

前記リテーナの嵌合部内に前記ばね部材が前記アンロックノブを前方に向けて付勢するように配設された請求項１記載の小物入れ用扉のロック装置。The accessory door locking device according to claim 1, wherein the spring member is disposed in the fitting portion of the retainer so as to urge the unlocking knob forward.