JP3720619B2 - Cable closure - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバケーブル等の接続部或いは余長部を収納するためのケーブルクロージャに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図７及び図８を用いて、従来のケーブルクロージャについて説明する。
【０００３】
光ファイバケーブル等の接続部或いは余長部を収納するためのケーブルクロージャＣは、前面に開口部１ａを有するケース本体１と該ケース本体１の開口部１ａを閉塞するケース蓋２とからなり、ケース蓋２の下端部は、ケース本体１の下端部に取着された枢軸３に枢支されている。また、ケース本体１ａには、光ファイバケーブル等をケース本体内に導入するケーブル導入口１ｂが形成されているとともに、ケーブル外被把持金具やテンションメンバー固定金具等が設けられており、更に、ケース本体１ａには、支持台４と該支持台４の先端に枢支されたトレイ支持金具５とが設けられており、トレイ支持金具５には、トレイＴが多段に取り付けられている。なお、６は、ケース本体１に形成された半円形状凹部１ｃとケース蓋２に形成された半円形状凹部２ａとにより形成されるケーブル導入口である。
【０００４】
ケース本体１の上部には、架空用支持金具１ｄが設けられており、この架空用支持金具１ｄを利用して、ケース本体１の開口部１ａがケース蓋２により閉塞されたケーブルクロージャＣを、架設用ワイヤロープＷに吊り下げるように構成されている。
【０００５】
光ファイバ心線等の接続換え等を行う際には、ケース本体１にケース蓋２を取り付けている適当数の締め付けボルト７を取り外した後、図７に示されているように、枢軸３を中心に、ケース本体１に対して、略９０°の位置までケース蓋２を回動させる。次いで、トレイ支持金具５を、ケース本体１に取り付けている止めネジ８を取り外して、図７に実線で示されているトレイＴが多段に取り付けられているトレイ支持金具５を、図７に二点鎖線で示されているように、トレイＴが略水平になるような位置まで回動させて、光ファイバ心線等の接続換え等を行う。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、光ファイバ心線等の接続換え等は、トレイ支持金具５を回動させて、トレイＴを略水平位置に維持した状態で行うが、従来のケーブルクロージャにおいては、トレイ支持金具５が、光ファイバ心線等の接続換え等の作業中に、誤って、水平位置から下方に回動するというトラブルが発生するという問題があった。このように、トレイ支持金具５が水平位置から下方に回動すると、トレイＴに収容されたファイバ心線等とトレイＴから導出されたファイバ心線等に、不必要な力が加わり、ファイバ心線等が損傷することになる。
【０００７】
本発明の目的は、上述した従来のケーブルクロージャが有する課題を解決することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、先端部に穿設された長溝（４０ｂ）の支持ブロック（１ｅ）側近傍の上縁に形成された水平状のストッパー（４０ｃ）を有する一対の垂直板状の支持板（４０ａ）と、前記ストッパー（４０ｃ）を挟んで前記長溝（４０ｂ）と反対側に位置する前記一対の支持板（４０ａ）に取着されたロッド（４０ｅ）とを有する支持部材（４０）、平板状のトレイ載置部（５０ａ）と、該トレイ載置部（５０ａ）に対して略垂直に延在する側枠（５０ｂ）と、該側枠（５０ｂ）に対して略垂直に前記トレイ載置部（５０ａ）と反対方向に延在する係止具取付部（５０ｃ）と、相対する垂直側部（５０ｆ）の先端部に形成された側面形状が略方形状の係止部（５０ｆ’）と、該係止部（５０ｆ’）に取着されているとともに前記支持板（４０ａ）に穿設された長溝（４０ｂ）に挿入される係合ピン（５０ｇ）とを有するトレイ取付部材（５０）、及び、前記トレイ取付部材（５０）を前記支持部材（４０）方向に付勢するための前記係合ピン（５０ｇ）と前記ロッド（４０ｅ）との間に張設された弾性部材（２０）とを有し、前記係止部（５０ｆ’）の前記ストッパー（４０ｃ）側に位置する上部角部（５０ｆ”）付近が前記ストッパー（４０ｃ）に当接することにより、前記トレイ取付部材（５０）と前記支持部材（４０）とが略水平状態に維持されるように構成されており、且つ、前記トレイ取付部材（５０）を、前記弾性部材（２０）の付勢力に抗して前記支持部材（４０）から離れる方向に動かして、前記係止部（５０ｆ’）と前記ストッパー（４０ｃ）との当接を解除することにより、前記トレイ取付部材（５０）を上方に回動することができるように構成されており、また、前記側枠（５０ｂ）に水平部分（５０ｂ’）を延設するとともに、該水平部分（５０ｂ’）と前記トレイ載置部（５０ａ）とを蝶番（５０ｈ）により連結することにより、前記側枠（５０ｂ）が、前記トレイ載置部（５０ａ）に対して回動可能に構成されており、更に、前記トレイ載置部（５０ａ）の下面に結合部材（ｖ１）が取着されているとともに、前記側枠（５０ｂ）の水平部分（５０ｂ’）の下面には、前記トレイ載置部（５０ａ）の下面に取着された結合部材（ｖ１）に接着可能な結合部材（ｖ２）を取着したものである。
【０００９】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら、本実施例に限定されるものではない。なお、支持台４と該支持台４の先端に枢支されたトレイ支持金具５以外の構成については、上述した従来のケーブルクロージャと実質的に同一であるので、支持台４と該支持台４の先端に枢支されたトレイ支持金具５以外の具体的な構成については、その説明を省略するとともに、同じ符号が使用されている。
【００１０】
上述した支持台４に相当する本発明の支持部材４０は、ケース本体１の適当な支持ブロック１ｅに、ネジ１０等の適当な固着具により取着された一対の垂直板状の支持板４０ａを有しており、支持板４０ａは、水平方向に所定の間隔を置いて配置されている。水平板４０ａの先端部には、支持板４０ａの長手方向に沿って、長溝４０ｂが形成されており、また、長溝４０ｂの支持ブロック１ｅ側近傍の上縁には、互いに離反する方向に延在する水平状のストッパー４０ｃが形成されている。更に、ストッパー４０ｃを挟んで、長溝４０ｂと反対側に位置する支持板４０ａには透孔４０ｄが穿設されており、該透孔４０ｄには、ロッド４０ｅが挿着されている。なお、４０ｆは、長溝４０ｂと反対側の支持板４０ａの端部に形成された折曲部４０ｇに穿設された、上記のネジ１０が挿通されるネジ孔である。
【００１１】
５０は、上述したトレイ支持金具５に相当する、板材を屈曲することにより形成されるトレイ取付部材であり、トレイ取付部材５０は、トレイＴが多段に載置される平板状のトレイ載置部５０ａと、トレイ載置部５０ａの先端部から、トレイ載置部５０ａに対して略直角に延在する側枠５０ｂと、該側枠５０ｂの先端部から、側枠５０ｂに対して略直角に、トレイ載置部５０ａと反対方向に延在する係止具取付部５０ｃと、側枠５０ｂと反対側に位置するトレイ載置部５０ａの先端部に形成されたトレイ載置部５０ａと同一面上に延在する幅狭部５０ｄと、幅狭部５０ｄに延設された幅狭部５０ｄより幅の広い略長方形状の連結部５０ｅとを有している。
【００１２】
トレイ取付部材５０の連結部５０ｅの長手方向両端部には、連結部５０ｅの面に対して略直交するとともに、側枠５０ｂと同じ方向に延在する垂直側部５０ｆが形成されている。垂直側部５０ｆは、連結部５０ｅを越えて外側に延在しており、垂直側部５０ｆの先端部には、側面形状が略方形状の係止部５０ｆ’が形成されている。また、係止部５０ｆ’の略中央部には、互いに、その先端が接近する方向に延びる係合ピン５０ｇが取着されている。
【００１３】
次に、支持部材４０とトレイ取付部材５０との連結手段について説明する。
【００１４】
トレイ取付部材５０の係止部５０ｆ’に取着された係合ピン５０ｇを、支持部材４０の支持板４０ａに穿設された長溝４０ｂに挿入するとともに、支持部材４０の支持板４０ａに穿設された長溝４０ｂに挿入された係合ピン５０ｇの先端部と、支持部材４０の支持板４０ａに穿設された透孔４０ｄに挿着されたロッド４０ｅとの間に、それぞれ、コイルスプリング２０の両端を係止させる。コイルスプリング２０により、トレイ取付部材５０が、支持部材４０方向に付勢されるように構成されており、トレイ取付部材５０の係止部５０ｆ’に取着された係合ピン５０ｇが、支持部材４０の支持板４０ａに穿設された長溝４０ｂのロッド４０ｅ側縁部に当接している。この状態においては、トレイ取付部材５０の係止部５０ｆ’のストッパー４０ｃ側角部５０ｆ”付近が、支持部材４０のストッパー４０ｃに当接しており、図２及び図３（ａ）に示されているように、トレイ取付部材５０と支持部材４０とが略水平状態に維持されており、トレイ取付部材５０が下方に回動することが防止されている。
【００１５】
トレイ取付部材５０と支持部材４０とが略水平となっている状態で、トレイ取付部材５０に載置されているトレイＴに収納されている光ファイバ心線の接続換え等の作業を行う。光ファイバ心線の接続換え等の作業が終了した際には、図３（ｂ）に示されているように、トレイ取付部材５０を、コイルスプリング２０の付勢力に抗して、支持部材４０から離れる方向に、略水平方向に移動させて、トレイ取付部材５０の係止部５０ｆ’のストッパー４０ｃ側角部５０ｆ”を、支持部材４０のストッパー４０ｃの係合から外し、その後、図３（ｃ）に示されているように、係合ピン５０ｇを中心に、トレイ取付部材５０を、支持部材４０に対して略直交するまで上方に回動させる。次いで、トレイ取付部材５０の係止具取付部５０ｃに穿設された透孔に挿着されている止めネジ８を、ケース本体１に形成されている図示されていないネジ孔に螺合させることにより、図１に示されているように、トレイ取付部材５０をケース本体１に取り付ける。その後、ケース本体１の開口部１ａをケース蓋２で閉塞し、締め付けボルト７により、ケース本体１にケース蓋２を取り付ける。
【００１６】
本発明においては、支持部材４０の支持板４０ａに穿設された長溝４０ｂに挿入された係合ピン５０ｇの先端部と、支持部材４０の支持板４０ａに穿設された透孔４０ｄに挿着されたロッド４０ｅとの間に張設されたコイルスプリング２０により、トレイ取付部材５０が、支持部材４０方向に付勢され、トレイ取付部材５０の係止部５０ｆ’のストッパー４０ｃ側角部５０ｆ”付近が、支持部材４０のストッパー４０ｃに当接しているので、作業中に不意に、トレイ取付部材５０が、支持部材４０から離れる方向に移動して、トレイ取付部材５０の係止部５０ｆ’と支持部材４０のストッパー４０ｃとの係合が外れて、トレイ取付部材５０が、自重により、係合ピン５０ｇを中心に、下方に回動するようなことが防止できる。
【００１７】
なお、上述した実施例においては、締め付けボルト７により、ケース蓋２をケース本体１に取り付ける例や、止めネジ８により、トレイ取付部材５０をケース本体１に取り付ける例が示されているが、締め付けボルト７や止めネジ８に限定されることなく、種々の固着手段を適用することができる。また、トレイ取付部材５０を、支持部材４０方向に付勢するものであれば、コイルスプリング２０に限定されることなく、ゴムバンド等の弾性部材を使用することができる。
【００１８】
次に、図４〜図６を用いて、本発明のケーブルクロージャの別の実施例について説明するが、この実施例においては、トレイ取付部材５０の構成が異なる以外は、上述した実施例と同じであるので、トレイ取付部材５０の上記実施例との相違点のみについて、以下に説明する。
【００１９】
本実施例においては、側枠５０ｂに、トレイ載置部５０ａと面一に形成された水平部分５０ｂ’を延設するとともに、側枠５０ｂとトレイ載置部５０ａとを、蝶番５０ｈにより連結し、水平状態のトレイ載置部５０ａに対して、側枠５０ｂを下方に回動可能に構成したものである。また、トレイ載置部５０ａの下面には、針状部材が密集した結合部材ｖ１を取着するとともに、該結合部材ｖ１に対応するように、同じく針状部材が密集した結合部材ｖ２を、側枠５０ｂの水平部分５０ｂ’の下面に取着して、側枠５０ｂを下方に回動させた際に、側枠５０ｂの結合部材ｖ２を、トレイ載置部５０ａの結合部材ｖ１に接着させて、側枠５０ｂがふらつかないように構成されている。トレイ取付部材５０のトレイ載置部５０ａに多段に取り付けられたトレイＴを略水平状態に維持して、光ファイバ心線等の接続換え等の作業を行う際に、側枠５０ｂが、図４において二点鎖線で示されているように、下方に回動するとともに、結合部材ｖ１、ｖ２により、側枠５０ｂがふらつかないように、側枠５０ｂがトレイ載置部５０ａに保持されているので、側枠５０ｂが、光ファイバ心線等の接続換え等の作業の邪魔にならない。結合部材ｖ１、ｖ２は、上述した針状部材が密集した部材に限らず、ループ、フックからなるベルクロファスナー等、種々の結合部材を用いることができる。
【００２０】
また、本実施例においては、垂直側部５０ｆの係止部５０ｆ’のトレイ載置部５０ａ側の上部角部５０ｈが円弧状に形成されている。このように、係止部５０ｆ’のトレイ載置部５０ａ側の上部角部５０ｈが円弧状に形成されているので、上述した図３（ｂ）に示されているように、トレイ取付部材５０を、コイルスプリング２０の付勢力に抗して、支持部材４０から離れる方向に、略水平方向に移動させることなく、図６（ａ）に示されているように、単に、トレイ取付部材５０を、係合ピン５０ｇを中心に上方に回動させると、トレイ取付部材５０の円弧状に形成された上部角部５０ｈが、支持部材４０のストッパー４０ｃのトレイ取付部材５０側の先端縁４０ｃ’に接触し、案内されながら、ストッパー４０ｃのトレイ取付部材５０側の先端縁４０ｃ’が、垂直側部５０ｆに形成された凹部５０ｉに入り込むまで、トレイ取付部材５０が回動し、その後、更に、トレイ取付部材５０を回動させると、図６（ｃ）に示されているように、垂直側部５０ｆに形成された凹部５０ｉに入り込んで垂直側部５０ｆと当接したストッパー４０ｃのトレイ取付部材５０側の先端縁４０ｃ’を支点として、トレイ取付部材５０が、支持部材４０に対して略直交するまで上方に回動する。次いで、トレイ取付部材５０の係止具取付部５０ｃに穿設された透孔に挿着されている止めネジ８を、ケース本体１に形成されている図示されていないネジ孔に螺合させることにより、図１に示されているように、トレイ取付部材５０をケース本体１に取り付ける。その後、ケース本体１の開口部１ａをケース蓋２で閉塞し、締め付けボルト７により、ケース本体１にケース蓋２を取り付ける。
【００２１】
上述したように、係止部５０ｆ’のトレイ載置部５０ａ側の上部角部５０ｈを円弧状に形成することにより、上述した図３（ｂ）に示されているように、トレイ取付部材５０を、コイルスプリング２０の付勢力に抗して、支持部材４０から離れる方向に、略水平方向に移動させることなく、単に、トレイ取付部材５０を、係合ピン５０ｇを中心に上方に回動させることにより、トレイ取付部材５０を、水平状態から、支持部材４０に対して略直交するまで上方に回動することができる。
【００２２】
上述した２つの実施例においては、トレイ取付部材５０を、水平状態から支持部材４０に対して上方に回動させる例を説明したが、図３（ｂ）及び図６（ｂ）に示されているトレイ取付部材５０の水平状態から、トレイ取付部材５０を、コイルスプリング２０の付勢力に抗して、支持部材４０から離れる方向に、略水平方向に移動させて、トレイ取付部材５０の係止部５０ｆ’のストッパー４０ｃ側角部５０ｆ”を、支持部材４０のストッパー４０ｃの係合から外し、その後、係合ピン５０ｇを中心に、トレイ取付部材５０を下方に回動させることもできる。この際、ケース蓋２は、下方に回動するトレイ取付部材５０の邪魔にならないように、ケース本体１の下方に位置するまで回動させておく。このように、トレイ取付部材５０を下方に略垂直状態に回動させることにより、ケース本体１の開口部１ａをより大きく開口することができ、ケース本体１内における種々の作業の作業性が向上することになる。
【００２３】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような構成を有しているので、以下に記載する効果を奏することができる。
【００２４】
作業中に不意に、トレイ取付部材が、支持部材から離れる方向に移動して、トレイ取付部材の係止部と支持部材のストッパーとの係合が外れて、トレイ取付部材が、自重により、下方に回動するようなことが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明のケーブルクロージャの一部切り欠きを含む側面図である。
【図２】図２は本発明のケーブルクロージャの要部斜視図である。
【図３】図３は本発明のケーブルクロージャの要部側面図である。
【図４】図４は本発明の他の実施例のケーブルクロージャの一部切り欠きを含む側面図である。
【図５】図５は本発明の他の実施例のケーブルクロージャの要部斜視図である。
【図６】図６は本発明のの他の実施例のケーブルクロージャの要部側面図である。
【図７】図７は従来のケーブルクロージャの側面図である。
【図８】図８はケース本体がケース蓋により閉塞された状態のケーブルクロージャの側面図である。
【符号の説明】
Ｃ・・・・・・・・ケーブルクロージャ
Ｔ・・・・・・・・トレイ
１・・・・・・・・ケース本体
２・・・・・・・・ケース蓋
２０・・・・・・・コイルスプリング
４０・・・・・・・支持部材
４０ｃ・・・・・・ストッパー
４０ｅ・・・・・・ロッド
５０・・・・・・・トレイ取付部材
５０ｆ’・・・・・係止部
５０ｇ・・・・・・係合ピン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cable closure for storing a connection part or an extra length part such as an optical fiber cable.
[0002]
[Prior art]
A conventional cable closure will be described with reference to FIGS.
[0003]
A cable closure C for storing a connection part or an extra length part such as an optical fiber cable is composed of a case body 1 having an opening 1a on the front surface and a case lid 2 for closing the opening 1a of the case body 1. The lower end portion of the case lid 2 is pivotally supported by a pivot 3 attached to the lower end portion of the case main body 1. The case main body 1a is formed with a cable introduction port 1b for introducing an optical fiber cable or the like into the case main body, and is provided with a cable jacket holding bracket, a tension member fixing bracket, and the like. The main body 1a is provided with a support base 4 and a tray support bracket 5 pivotally supported at the tip of the support base 4, and the tray T is attached to the tray support bracket 5 in multiple stages. Reference numeral 6 denotes a cable introduction port formed by a semicircular recess 1 c formed in the case body 1 and a semicircular recess 2 a formed in the case lid 2.
[0004]
An aerial support bracket 1d is provided on the upper portion of the case body 1, and the cable closure C in which the opening 1a of the case body 1 is closed by the case lid 2 using the aerial support bracket 1d, It is comprised so that it may suspend from the wire rope W for construction.
[0005]
When changing the connection of an optical fiber core or the like, after removing an appropriate number of fastening bolts 7 attaching the case lid 2 to the case body 1, the pivot 3 is moved as shown in FIG. In the center, the case lid 2 is rotated with respect to the case body 1 to a position of approximately 90 °. Next, the set screw 8 attached to the case main body 1 is removed from the tray support bracket 5, and the tray support bracket 5 to which the trays T indicated by solid lines in FIG. As indicated by the dashed line, the tray T is rotated to a position where it is substantially horizontal, and the connection of the optical fiber core or the like is changed.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the connection change of the optical fiber core wire and the like is performed in a state where the tray support metal fitting 5 is rotated and the tray T is maintained in a substantially horizontal position. However, in the conventional cable closure, the tray support metal fitting is used. However, there is a problem that a trouble of accidentally turning downward from the horizontal position occurs during the operation of changing the connection of the optical fiber core wire or the like. As described above, when the tray support bracket 5 is rotated downward from the horizontal position, unnecessary force is applied to the fiber cores and the like accommodated in the tray T and the fiber cores led out from the tray T, and the fiber cores. Wires etc. will be damaged.
[0007]
An object of the present invention is to solve the problems of the conventional cable closure described above.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a pair of vertical stoppers (40c) having a horizontal stopper (40c) formed at the upper edge in the vicinity of the support block (1e) side of the long groove (40b) drilled in the tip. A support having a plate-like support plate (40a) and a rod (40e) attached to the pair of support plates (40a) located on the opposite side of the long groove (40b) across the stopper (40c). A member (40) , a flat tray mounting portion (50a) , a side frame (50b) extending substantially perpendicular to the tray mounting portion (50a) , and the side frame (50b) The locking tool mounting part (50c) that extends substantially vertically in the opposite direction to the tray mounting part (50a) and the side surface formed at the tip of the opposing vertical side part (50f) are substantially rectangular. locking part ', a locking unit (50f (50f)' when being attached to) bets The support plate tray mounting member (50) having an engaging pin (50 g) which is inserted into a long groove is formed in (40a) (40b), and, the tray mounting member (50) said support member ( 40) an elastic member (20) stretched between the engaging pin (50g) for biasing in the direction and the rod (40e), and the locking portion (50f ′) The tray mounting member (50) and the supporting member (40) are maintained in a substantially horizontal state by virtue of the vicinity of the upper corner (50f ″) located on the stopper (40c) side coming into contact with the stopper (40c). The tray mounting member (50) is moved in a direction away from the support member (40) against the urging force of the elastic member (20), and the locking portion ( 50f ′) and the stopper (40c) Extending by releasing the abutment, the and the tray mounting member (50) is configured to be able to pivot upwardly, also the horizontal portion on the side frame (50b) and (50b ') and And connecting the horizontal portion (50b ') and the tray mounting portion (50a) with a hinge (50h), so that the side frame (50b) is connected to the tray mounting portion (50a). is configured to be rotatable Te, further, together with the coupling member (v1) is attached to the lower surface of the tray mounting portion (50a), the horizontal portion of the side frame (50b) of (50b ') On the lower surface, a connecting member (v2) that can be bonded to the connecting member (v1) attached to the lower surface of the tray mounting portion (50a ) is attached.
[0009]
【Example】
Hereinafter, examples of the present invention will be described. However, the present invention is not limited to these examples as long as the gist of the present invention is not exceeded. Since the configuration other than the support base 4 and the tray support bracket 5 pivotally supported at the tip of the support base 4 is substantially the same as the conventional cable closure described above, the support base 4 and the support base 4 are the same. The description of the specific configuration other than the tray support bracket 5 pivotally supported at the tip of the head is omitted, and the same reference numerals are used.
[0010]
The support member 40 of the present invention corresponding to the above-described support base 4 has a pair of vertical plate-like support plates 40a attached to an appropriate support block 1e of the case body 1 with an appropriate fixing tool such as a screw 10. The support plate 40a is disposed at a predetermined interval in the horizontal direction. A long groove 40b is formed at the tip of the horizontal plate 40a along the longitudinal direction of the support plate 40a. The upper edge of the long groove 40b in the vicinity of the support block 1e extends in a direction away from each other. A horizontal stopper 40c is formed. Further, a through hole 40d is formed in the support plate 40a located on the opposite side of the long groove 40b across the stopper 40c, and a rod 40e is inserted into the through hole 40d. Reference numeral 40f denotes a screw hole through which the screw 10 is inserted, which is formed in a bent portion 40g formed at the end of the support plate 40a opposite to the long groove 40b.
[0011]
Reference numeral 50 denotes a tray mounting member formed by bending a plate material, which corresponds to the tray support fitting 5 described above. The tray mounting member 50 is a flat tray mounting portion on which the trays T are mounted in multiple stages. 50a, a side frame 50b extending from the front end portion of the tray mounting portion 50a at a substantially right angle to the tray mounting portion 50a, and a substantially right angle from the front end portion of the side frame 50b to the side frame 50b. The same surface as the tray mounting portion 50a formed at the front end of the tray mounting portion 50a located on the opposite side of the side frame 50b and the latch mounting portion 50c extending in the opposite direction to the tray mounting portion 50a. A narrow portion 50d that extends upward and a substantially rectangular connecting portion 50e that is wider than the narrow portion 50d that extends to the narrow portion 50d.
[0012]
At both ends in the longitudinal direction of the connecting portion 50e of the tray mounting member 50, vertical side portions 50f that are substantially orthogonal to the surface of the connecting portion 50e and extend in the same direction as the side frame 50b are formed. The vertical side portion 50f extends outward beyond the connecting portion 50e, and a locking portion 50f ′ having a substantially square side surface is formed at the tip of the vertical side portion 50f. Further, an engaging pin 50g extending in a direction in which the tips approach each other is attached to a substantially central portion of the locking portion 50f ′.
[0013]
Next, connection means between the support member 40 and the tray mounting member 50 will be described.
[0014]
The engaging pin 50g attached to the locking portion 50f ′ of the tray mounting member 50 is inserted into the long groove 40b formed in the support plate 40a of the support member 40, and is formed in the support plate 40a of the support member 40. The coil spring 20 is inserted between the distal end of the engaging pin 50g inserted into the long groove 40b and the rod 40e inserted into the through hole 40d formed in the support plate 40a of the support member 40. Lock both ends. The tray mounting member 50 is biased in the direction of the support member 40 by the coil spring 20, and the engagement pin 50 g attached to the locking portion 50 f ′ of the tray mounting member 50 is a support member. The long groove 40b formed in the 40 support plate 40a is in contact with the edge of the rod 40e side. In this state, the vicinity of the stopper 40c side corner portion 50f ″ of the locking portion 50f ′ of the tray mounting member 50 is in contact with the stopper 40c of the support member 40, as shown in FIGS. 2 and 3A. As shown, the tray mounting member 50 and the support member 40 are maintained in a substantially horizontal state, and the tray mounting member 50 is prevented from rotating downward.
[0015]
In a state where the tray mounting member 50 and the support member 40 are substantially horizontal, operations such as connection change of the optical fiber cores stored in the tray T placed on the tray mounting member 50 are performed. When the work such as the connection change of the optical fiber core wire is completed, the tray mounting member 50 is held against the urging force of the coil spring 20 as shown in FIG. 3, and is moved in a substantially horizontal direction to disengage the stopper 40 c side corner portion 50 f ″ of the locking portion 50 f ′ of the tray mounting member 50 from the engagement of the stopper 40 c of the support member 40, and then FIG. As shown in c), the tray mounting member 50 is rotated upwardly about the engaging pin 50g until it is substantially orthogonal to the support member 40. Next, the latch of the tray mounting member 50 is locked. As shown in FIG. 1, the set screw 8 inserted into the through hole formed in the mounting portion 50 c is screwed into a screw hole (not shown) formed in the case body 1. And the tray mounting member 50 in the case It is attached to the main body 1. Thereafter, the opening 1a of the case main body 1 is closed with the case lid 2, and the case lid 2 is attached to the case main body 1 with the fastening bolts 7.
[0016]
In the present invention, the front end of the engagement pin 50g inserted into the long groove 40b formed in the support plate 40a of the support member 40 and the through hole 40d formed in the support plate 40a of the support member 40 are inserted. The tray mounting member 50 is biased in the direction of the support member 40 by the coil spring 20 stretched between the rod 40e and the stopper 40c side corner portion 50f ″ of the locking portion 50f ′ of the tray mounting member 50. Since the vicinity is in contact with the stopper 40c of the support member 40, the tray mounting member 50 is unexpectedly moved away from the support member 40 during the operation, and the locking portion 50f ′ of the tray mounting member 50 It is possible to prevent the support member 40 from being disengaged from the stopper 40c and the tray mounting member 50 from rotating downward about the engagement pin 50g due to its own weight.
[0017]
In the above-described embodiment, an example in which the case lid 2 is attached to the case body 1 with the fastening bolt 7 and an example in which the tray attachment member 50 is attached to the case body 1 with the set screw 8 are shown. Various fixing means can be applied without being limited to the bolt 7 and the set screw 8. Further, as long as the tray mounting member 50 is urged in the direction of the support member 40, the elastic member such as a rubber band can be used without being limited to the coil spring 20.
[0018]
Next, another embodiment of the cable closure of the present invention will be described with reference to FIGS. 4 to 6. In this embodiment, the configuration of the tray mounting member 50 is different, but the same as the above-described embodiment. Therefore, only the difference of the tray mounting member 50 from the above embodiment will be described below.
[0019]
In the present embodiment, a horizontal portion 50b ′ formed flush with the tray mounting portion 50a is extended to the side frame 50b, and the side frame 50b and the tray mounting portion 50a are connected by a hinge 50h. The side frame 50b is configured to be rotatable downward with respect to the horizontal tray mounting portion 50a. Further, a coupling member v1 in which needle-like members are densely attached is attached to the lower surface of the tray mounting portion 50a, and a coupling member v2 in which needle-like members are similarly densely attached to the side so as to correspond to the coupling member v1. When the side frame 50b is attached to the lower surface of the horizontal portion 50b ′ of the frame 50b and the side frame 50b is rotated downward, the coupling member v2 of the side frame 50b is adhered to the coupling member v1 of the tray mounting portion 50a. The side frame 50b is configured not to fluctuate. When the tray T mounted in multiple stages on the tray mounting portion 50a of the tray mounting member 50 is maintained in a substantially horizontal state and the work such as connection change of the optical fiber core wire is performed, the side frame 50b is shown in FIG. Since the side frame 50b is held by the tray mounting portion 50a so that the side frame 50b is not swung by the coupling members v1 and v2, as indicated by the two-dot chain line in FIG. The side frame 50b does not interfere with the operation of changing the connection of the optical fiber core or the like. The coupling members v1 and v2 are not limited to the above-described members in which the needle-like members are dense, and various coupling members such as a Velcro fastener including a loop and a hook can be used.
[0020]
In this embodiment, the upper corner portion 50h on the tray mounting portion 50a side of the locking portion 50f ′ of the vertical side portion 50f is formed in an arc shape. Thus, since the upper corner portion 50h on the tray mounting portion 50a side of the locking portion 50f ′ is formed in an arc shape, as shown in FIG. As shown in FIG. 6 (a), the tray mounting member 50 is simply moved away from the support member 40 in the direction away from the supporting member 40 against the urging force of the coil spring 20. When the engaging pin 50g is pivoted upward, the upper corner portion 50h formed in the arc shape of the tray mounting member 50 is brought to the tip edge 40c ′ of the stopper 40c of the supporting member 40 on the tray mounting member 50 side. While contacting and guided, the tray mounting member 50 rotates until the leading edge 40c ′ of the stopper 40c on the tray mounting member 50 side enters the recess 50i formed in the vertical side portion 50f. Mounting When the member 50 is rotated, as shown in FIG. 6 (c), the tray mounting member 50 side of the stopper 40c that enters the concave portion 50i formed in the vertical side portion 50f and contacts the vertical side portion 50f. The tray mounting member 50 is rotated upward until it is substantially orthogonal to the support member 40, with the leading edge 40c ′ of the first mounting edge 40c ′ as a fulcrum. Next, the set screw 8 inserted into the through hole formed in the locking member mounting portion 50 c of the tray mounting member 50 is screwed into a screw hole (not shown) formed in the case body 1. Thus, as shown in FIG. 1, the tray attachment member 50 is attached to the case body 1. Thereafter, the opening 1 a of the case body 1 is closed with the case lid 2, and the case lid 2 is attached to the case body 1 with the fastening bolts 7.
[0021]
As described above, by forming the upper corner portion 50h on the tray mounting portion 50a side of the locking portion 50f ′ in an arc shape, as shown in FIG. The tray mounting member 50 is simply pivoted upward about the engaging pin 50g without moving it substantially horizontally in the direction away from the support member 40 against the biasing force of the coil spring 20. Thus, the tray mounting member 50 can be rotated upward from the horizontal state until it is substantially orthogonal to the support member 40.
[0022]
In the above-described two embodiments, the example in which the tray mounting member 50 is rotated upward with respect to the support member 40 from the horizontal state has been described. FIG. 3B and FIG. The tray mounting member 50 is moved in a substantially horizontal direction in a direction away from the support member 40 against the urging force of the coil spring 20 from the horizontal state of the tray mounting member 50, and the tray mounting member 50 is locked. It is also possible to disengage the stopper 40c side corner portion 50f ″ of the portion 50f ′ from the engagement of the stopper 40c of the support member 40, and then turn the tray mounting member 50 downward about the engaging pin 50g. At this time, the case lid 2 is rotated until it is positioned below the case main body 1 so as not to interfere with the tray mounting member 50 that rotates downward. By rotating in the vertical state, the opening 1a of the case body 1 can be opened larger, and the workability of various operations in the case body 1 is improved.
[0023]
【The invention's effect】
Since the present invention has the configuration described above, the following effects can be achieved.
[0024]
During operation, the tray mounting member suddenly moves away from the support member, the engagement between the tray mounting member and the stopper of the support member is disengaged, and the tray mounting member moves downward due to its own weight. Can be prevented from rotating.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a cable closure according to the present invention including a partial cutout.
FIG. 2 is a perspective view of an essential part of the cable closure of the present invention.
FIG. 3 is a side view of the main part of the cable closure of the present invention.
FIG. 4 is a side view including a partial cutout of a cable closure according to another embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view of an essential part of a cable closure according to another embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a side view of an essential part of a cable closure according to another embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a side view of a conventional cable closure.
FIG. 8 is a side view of the cable closure in a state where the case main body is closed by the case lid.
[Explanation of symbols]
C ... Cable closure T ... Tray 1 ... Case body 2 ... Case cover 20 ... · Coil spring 40 ······· Support member 40c ··· Stopper 40e ··· Rod 50 · · · Tray mounting member 50f '· · · Locking portion 50g ... ・ engagement pin

Claims (1)

先端部に穿設された長溝（４０ｂ）の支持ブロック（１ｅ）側近傍の上縁に形成された水平状のストッパー（４０ｃ）を有する一対の垂直板状の支持板（４０ａ）と、前記ストッパー（４０ｃ）を挟んで前記長溝（４０ｂ）と反対側に位置する前記一対の支持板（４０ａ）に取着されたロッド（４０ｅ）とを有する支持部材（４０）、平板状のトレイ載置部（５０ａ）と、該トレイ載置部（５０ａ）に対して略垂直に延在する側枠（５０ｂ）と、該側枠（５０ｂ）に対して略垂直に前記トレイ載置部（５０ａ）と反対方向に延在する係止具取付部（５０ｃ）と、相対する垂直側部（５０ｆ）の先端部に形成された側面形状が略方形状の係止部（５０ｆ’）と、該係止部（５０ｆ’）に取着されているとともに前記支持板（４０ａ）に穿設された長溝（４０ｂ）に挿入される係合ピン（５０ｇ）とを有するトレイ取付部材（５０）、及び、前記トレイ取付部材（５０）を前記支持部材（４０）方向に付勢するための前記係合ピン（５０ｇ）と前記ロッド（４０ｅ）との間に張設された弾性部材（２０）とを有し、前記係止部（５０ｆ’）の前記ストッパー（４０ｃ）側に位置する上部角部（５０ｆ”）付近が前記ストッパー（４０ｃ）に当接することにより、前記トレイ取付部材（５０）と前記支持部材（４０）とが略水平状態に維持されるように構成されており、且つ、前記トレイ取付部材（５０）を、前記弾性部材（２０）の付勢力に抗して前記支持部材（４０）から離れる方向に動かして、前記係止部（５０ｆ’）と前記ストッパー（４０ｃ）との当接を解除することにより、前記トレイ取付部材（５０）を上方に回動することができるように構成されており、また、前記側枠（５０ｂ）に水平部分（５０ｂ’）を延設するとともに、該水平部分（５０ｂ’）と前記トレイ載置部（５０ａ）とを蝶番（５０ｈ）により連結することにより、前記側枠（５０ｂ）が、前記トレイ載置部（５０ａ）に対して回動可能に構成されており、更に、前記トレイ載置部（５０ａ）の下面に結合部材（ｖ１）が取着されているとともに、前記側枠（５０ｂ）の水平部分（５０ｂ’）の下面には、前記トレイ載置部（５０ａ）の下面に取着された結合部材（ｖ１）に接着可能な結合部材（ｖ２）が取着されていることを特徴とするケーブルクロージャ。A pair of vertical plate-like support plates (40a) having a horizontal stopper (40c) formed at the upper edge in the vicinity of the support block (1e) side of the long groove (40b) drilled in the tip, and the stopper A support member (40) having a rod (40e) attached to the pair of support plates (40a) located on the opposite side of the long groove (40b) across (40c) , a flat tray mounting portion and (50a), the side frame extending substantially perpendicularly to the tray mounting portion (50a) and (50b), substantially perpendicular to the tray mounting portion with respect to said side frame (50b) (50a) A locking tool mounting portion (50c) extending in the opposite direction, a locking portion (50f ') having a substantially square side surface formed at the tip of the opposing vertical side portion (50f) , and the locking part drilled in the support plate (40a) together are attached to (50f ') Groove (40b) in engagement pin inserted (50 g) tray mounting member (50) having a, and the engagement for urging the tray mounting member (50) to the support member (40) direction pin and an (50 g) and the rod elastic member (20) stretched between the (40e), the stopper (40c) upper corner located on the side portion of the locking portion (50f ') ( 50f ″) is in contact with the stopper (40c) so that the tray mounting member (50) and the support member (40) are maintained in a substantially horizontal state, and the tray The attachment member (50) is moved away from the support member (40) against the urging force of the elastic member (20), so that the contact between the locking portion (50f ') and the stopper (40c) is reached. By releasing the contact Ray and the mounting member (50) is configured to be able to pivot upwardly, also the horizontal portion (50b ') on the side frame (50b) as well as extend a horizontal portion (50b') And the tray mounting portion (50a) are connected by a hinge (50h), so that the side frame (50b) is configured to be rotatable with respect to the tray mounting portion (50a). the with the lower surface to the coupling member of the tray mounting portion (50a) (v1) is attached to the lower surface of the horizontal portion (50b ') of the side frame (50b), said tray mounting portion (50a The cable closure is characterized in that a bonding member (v2) that can be bonded is attached to the coupling member (v1) attached to the lower surface of ) .

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