JP3720584B2 - 事務機器の管理システムとそのホストコンピュータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの事務機器(OA機器;オフィスオートメーション機器)の管理システム、特に事務機器における消耗品の在庫データを管理、通報する事務機器の管理システムと、その事務機器を管理するホストコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】
OA機器においては、機器内の用紙やトナー等の消耗品が無くなった場合に、これを検知して操作パネルにその旨を表示するようになっており、このことによりユーザーに補充を促すことが行われている。ところで、一般に消耗品の在庫管理は、ユーザーに任されているため、不慣れなユーザーの場合あるいは不慣れでなくても消耗品が無くなるまで気が付かないケースがある。その場合、消耗品を手配してから到着するまでOA機器が使用出来なくなる不具合がある。
【0003】
このようなことから通信機能を備えたOA機器が、回線を介してホストコンピュータに接続されたOA機器管理システムが提案されている。この管理システムでは、各OA機器におけるトナーエンドやトナーニアエンド、用紙の単位枚数終了、ステープル針の単位使用量の終了の場合に、回線を通じてホストコンピュータにそのデータを送信し、これら稼動情報をホストコンピュータで管理するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のOA機器管理システムは、各OA機器が、トナーエンドやトナーニアエンドが発生した場合、あるいは用紙の消費量やステープル針の消費量が規定の値を超えた場合に、ホストコンピュータにデータを送信するものであり、ホストコンピュータは、単にトナーエンド等を受信することで消耗品の消費量をカウントしているだけである。従って、ユーザー側の消耗品の在庫を管理補充するためのものではなく、上述したユーザーサイドでの消耗品の管理補充を行うことはできない。
【0005】
この問題を解決するためには、各OA機器の消耗品の使用データを常に監視しておき、ホストコンピュータの在庫量データに基づいて、ユーザーサイドの在庫が補充時期に来ているか否か判断し、配送部等に消耗品の配送指示を営業の担当者等が行うようにすることが考えられる。しかし、用紙などは多数の種類のOA機器で使用され、ユーザーも多数いることから、管理することが困難になっている。従って、ユーザーからの電話などによる要求によって消耗品の手配を行っているのが実情である。
【0006】
本発明は事務機器における消耗品の在庫管理を行い、消耗品の在庫切れを無くすことにより、ユーザー側での負担と、供給者側での補充の負担を軽減することができる事務機器の管理システム、およびそのホストコンピュータを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、消耗品の状態を管理する管理手段と、アダプタ装置とデータ送受信を行う通信手段とを備えた事務機器と、事務機器およびホストコンピュータとの通信制御を行う制御手段を備えたアダプタ装置と、アダプタ装置と通信を行う通信手段と、該通信手段により送受信されるデータ、アダプタ装置および事務機器の管理データを蓄積する記憶手段とを備えたホストコンピュータとを有する事務機器の管理システムにおいて、アダプタ装置の制御手段が、事務機器で所定量の消耗品が使用されたときにその情報をホストコンピュータに通知し、そのホストコンピュータが、事務機器における単位期間の消耗品平均使用量に基づいて上記通知の平均間隔を設定し、該設定した平均間隔を超えて上記通知がない場合に警告を行うデータ処理手段を備えたものである。
【0008】
上記目的を達成するために、請求項2記載の発明は、消耗品の状態を管理する管理手段と、アダプタ装置とデータ送受信を行う通信手段とを備えた事務機器と、事務機器およびホストコンピュータとの通信制御を行う制御手段を備えたアダプタ装置と、アダプタ装置と通信を行う通信手段と、該通信手段により送受信されるデータ、アダプタ装置および事 務機器の管理データを蓄積する記憶手段とを備えたホストコンピュータとを有する事務機器の管理システムにおいて、アダプタ装置の制御手段が、事務機器で所定量の消耗品が使用されたときにその情報をホストコンピュータに通知し、ホストコンピュータが、上記通知から特定の消耗品の使用量が発注量に達したと判断した場合に、当該消耗品に加え、使用量が発注量に比して所定量少ない上記特定の消耗品以外の他の消耗品についても発注処理を行うデータ処理手段を備えたものである。
【0009】
上記目的を達成するために、請求項3記載の発明は、アダプタ装置と通信を行う通信手段と、該通信手段により送受信されるデータ、アダプタ装置および該アダプタ装置と通信可能な事務機器の管理データを蓄積する記憶手段とを備えたホストコンピュータであって、事務機器における単位期間の消耗品平均使用量に基づいて、該事務機器からの所定量の消耗品が使用されたときのその情報の通知の平均間隔を設定し、該設定した平均間隔を超えて上記通知がない場合に警告を行うデータ処理手段を設けたものである。
【0010】
上記目的を達成するために、請求項4記載の発明は、アダプタ装置と通信を行う通信手段と、該通信手段により送受信されるデータ、アダプタ装置および該アダプタ装置と通信可能な事務機器の管理データを蓄積する記憶手段とを備えたホストコンピュータであって、事務機器からの所定量の消耗品が使用されたときのその情報の通知から特定の消耗品の使用量が発注量に達したと判断した場合に、当該消耗品に加え、使用量が発注量に比して所定量少ない上記特定の消耗品以外の他の消耗品についても発注処理を行うデータ処理手段を備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態を示す事務機器の管理システムのブロック図である。複数種類のOA機器101〜105からなるOA機器群100と、アダプタ装置200と、ホストコンピュータ300と、外部システム400からなる。アダプタ装置200は、通信回線500に接続され、ホストコンピュータ300からの指令をOA機器群100に転送したり、逆にOA機器群100からの各種情報を通信回線500を経由してホストコンピュータ300に転送する。このアダプタ装置200は、24時間通電を行っていて、通常、OA機器群100の電源がオフされている夜間でもホストコンピュータ300との通信を可能にしている。
【0012】
なお、1台のアダプタ装置200には、複数のOA機器101〜105が接続できる。アダプタ装置200とOA機器群100とは、シリアル通信RS−485によりマルチドロップ接続をしていて、アダプタ装置200からのポーリング、セレクティングによりOA機器群100との通信を行っている。
【0013】
ホストコンピュータ300の通信手段は、アダプタ装置200とデータの送受信を行い、またOA機器群100ともデータの送受信を行う。また、ホストコンピュータ300と外部システム400とは通信回線600を介してデータの送受信を行う。外部システム400は、配送システム、顧客管理システム等に最終的に接続される。
【0014】
ホストコンピュータ300の記憶手段は、各OA機器101〜105、アダプタ装置200の各種管理情報を記憶している。また、各OA機器101〜105に関する使用者の情報も記憶することができる。また、各OA機器101〜105での消耗品の使用量を計数することができる。また、各OA機器101〜105での想定在庫量を記憶することができる。さらに、各OA機器101〜105で使用する消耗品の種別、量、発注単位を記憶することができる。
【0015】
ホストコンピュータ300のデータ処理手段は、OA機器群100から通報される消費された単位毎のデータを受信した通信手段(通信回線500)からのデータにより、OA機器群100の現在の在庫量から使用量を減算して想定在庫量を計算する。想定在庫量が設定されている値よりも少なくなった場合には、外部システム400との通信を行う通信手段(通信回線600)に対して、該当OA機器の必要管理情報を選択付加して外部へデータ通信を行うように指示する。通信手段からの通信成功を受けて、データ処理手段は想定在庫量を初期設定し、記憶手段に格納する。
【0016】
ホストコンピュータ300の表示手段は、現在のホストコンピュータ300で保持する各種データを表示する。ホストコンピュータ300の印刷手段は、現在のホストコンピュータ300で保持する各種データを印刷する。
【0017】
図2はアダプタ装置のブロック図である。アダプタ装置200は、OA機器群100の制御、及び通信回線500を経由してホストコンピュータ300からの指令の送受信を実行する制御部201、OA機器群100からの各種通報により、ホストコンピュータ300に発呼を行うオートダイアラ部202、通信回線500をOA機器群100側に接続するか、一般電話機204側に接続するかの切り替え制御を行う回線制御部203により概略構成される。
【0018】
制御部201は、詳細は省略するが一般OA機器と同じように、制御プログラムを格納する制御ROM、これを読み出すことにより制御を実行するCPU、データを一時格納するRAM、電池によりバックアップされた不揮発RAM、シリアル通信制御ユニット、入出力ポート、現在時刻を知るためのリアルタイムクロック等により構成される。
【0019】
不揮発RAMには、ホストコンピュータ300、OA機器群100の一方から他方への転送データ、OA機器群100の中から1台を特定するそれぞれのデバイスコード及びIDコード、ホストコンピュータ300の電話番号、回線接続が不成功だった場合の再発呼回数、再発呼間隔等を記憶している。
【0020】
OA機器群100の消耗品の使用データと、ある時のOA機器群100の設置場所におけるOA機器群100内の在庫量及びその場所での在庫量に基づいて、消耗品が補充時期に来ているか判断し、配送部等に消耗品の配送指示を行う。このような補充時期を判断するためには、ホストコンピュータ300において、ユーザー側の現在の消耗品在庫量を正確に把握しておく必要がある。ユーザー側の消耗品の在庫量は、例えば、あるときに当初の在庫量を調査し、その在庫量をホストコンピュータ300に設定することにより、実在庫量とホストコンピュータ300での想定在庫量の同期を取ることにより設定する。
【0021】
以下、具体的動作について説明する。OA機器群100が使用する消耗品は多岐にわたるが、例として紙について説明する。紙はサイズにより種類が多数あるし、また、消耗品として登録している用紙の製品も多数ある。ここではそれを分かり易くするために、A4,A3の紙で記述する。また製品もある特定の製品について記述するものとする。OA機器の例として複写機を考える。
【0022】
複写機で消耗品の使用量を計数できるものとする。この計数は、使用する紙の種類で別々に計数できる場合と、紙が格納されている場所でのサイズと方向により計数できる場合がある。複写機を使用する度に、該当の計数機が計数を行い、予め複写機で設定された枚数を計数すると、フラグを立て、ホストコンピュータ300へ通知する状態が発生したことを示す。このフラグはホストコンピュータ300へ通知するために、アダプタ装置200へ状態情報が伝達されると降ろされる。こうすることにより、使用量に応じた回数の状態がホストコンピュータ300へ通知される。
【0023】
アダプタ装置200は、それに接続されたOA機器群100を判別するコードを持っており、ホストコンピュータ300にはその情報が記憶されている。接続されているOA機器群100との通信を行っており、通信をすることによりアダプタ装置200はOA機器群100の状態を監視している。各種状態変化の度にその状態情報を引き取り、情報の種類により直ちにホストコンピュータ300に通知するもの、蓄積しておくもの等、その情報により処理を実行する。消耗品使用によるフラグを見て状態が変化したことを知り、このフラグ状態をOA機器群100より取り込む。
【0024】
アダプタ装置200は、OA機器群100が消耗品を規定量使用したことを認識し、その内容をホストコンピュータ300に通信回線500を通して送信する。送信するに当たって、送信する相手を選択することが出来るので、消耗品の情報の通信先として登録してあるホストコンピュータ300の識別番号(電話番号等)に従って接続する。通信は通報(コールと呼ぶ)の種類により識別子等が当てられており、効率が良い通信を行う。
【0025】
また、アダプタ装置200は、ホストコンピュータ300からのコマンドによって、通信先へのテスト通報を行う機能を有する。これはホストコンピュータ300からのコマンドにより、アダプタ装置200に識別される通報先にテスト通報を行うものである。コマンドを受信すると通信を終了し、ある定められたもしくは設定された、もしくはコマンドによる規定回数の再試行を含んだ通信を行うため、ある時間後にテスト通報を実行する。これにより、ホストコンピュータ300とアダプタ装置200の間の通信路の確認が可能となる。
【0026】
また同じように、OA機器群100は、ホストコンピュータ300からのコマンドにより、通信先へのテスト通報を行う機能を有する。またOA機器群100は、ホストコンピュータ300からのコマンドによらないテスト通報機能を有することにより、ホストコンピュータ300とは非同期でのテストを行うことができる。ホストコンピュータ300は、OA機器群100の管理情報として、OA機器群100の識別子、登録日、ユーザー情報、連絡先、サービス担当、販売店等の情報と共に、消耗品、例えば紙の種類(コート紙、一般紙)、サイズ、発注量、発注情報送信先等の情報も記憶する。
【0027】
使用量データ算出方法は、使った使用量を累積する方法と、初期設定値から使用量を減算する方法がある。使用量累積方式では、外部に通報するための基準は客との契約による使用量であり、使用量減算方式では、客先における消耗品の実在庫量と記憶する想定在庫量の同期を取ることにより、想定在庫量が契約で定められた在庫量より少なくなったことを検出すると発注情報が生成される。その発注情報は外部システム400を含めた当該システム外へ通知する。通知の種類は、例えばFAXであったり、表示装置への表示であったり、印刷機器への印刷であったり、通信回線を経由した通知である。
【0028】
OA機器群100は、サプライコールとなる消耗品の消耗量単位をその入力部より設定することができる。これによりユーザー毎での通報間隔の最適化を図ることができる。また、ホストコンピュータ300よりこのデータをOA機器群に通信回線500を介して設定することができる。OA機器群100は、消耗品を規定使用量使用すると、規定使用量を使用したことを示すデータをホストコンピュータ300に通報する機能を有するが、その機能を有効にするか無効にするかを設定することができる。それはホストコンピュータ300から通信回線500を介して設定することもできるし、OA機器群100の入力部からも可能である。
【0029】
発注点は、ユーザー毎やOA機器毎に設定されているが、長期休暇などにより、消耗品の配送が遅れてユーザー側における消耗品不足が発生することがある。それを防ぐために、長期休暇が発生する場合には、従来の設定よりも少ない量での発注をすることによりユーザー側の消耗品は一時的には多くなるが、消耗品切れを防ぐことができる。そのために、発注点の設定を一律に変更することにより、従来よりも早期に消耗品の発注、配送が可能となる。また、一律でなく特定のユーザー、特定のOA機器のみを対象とすることも可能となる。そのために、暦機能を持たせ(これはユーザー毎、OA機器毎の何れでも可能)、その期間は従来の発注点とは別の発注点に従う。これは逆に消耗品の消費の少ない時期の設定も可能であるので、その場合には後述の監視期間を変更することにより対応が可能となる。
【0030】
一定間隔で来る予定のサプライコールが来ない場合には、システムアラームを出す。ユーザー毎に(具体的にはOA機器毎に)、月間の平均使用量が判明しているため、上記方式での通知では、通知するコールの間隔を想定することができる。しかし何らかの事情(OA機器の不具合)通信装置不良等によりサプライコールが通知出来ない場合があるので、それを想定して、OA機器毎、ユーザー毎と、平均使用量等により、平均通知間隔を設定し、コールが発生した時点から次のコールの到来までの間について時間監視を行う。設定した時間を経過してもコールが到来しない場合には警告を表示したり印刷を行う。または外部システム400に対して通知を行うことによりユーザーの在庫の確認を実際に行って、ユーザーでの消耗品切れの防止を行う。
【0031】
1種類の消耗品に対して、その度に発送していては配送が増えるだけであるので、それを避けるために、ある消耗品がその発注量に達した場合に、他の契約されている消耗品についても検査するが、その場合には規定値に達していなくてもある範囲内であれば(例えば発注量検出の30%以内)、同時に発注する。例として、A4の紙とA3の紙で示すと、A4の紙の消費量がある基準に達した判断した場合には、A4の紙の発注を外部システム400に行うが、そのとき、同時発注を許可しているユーザーに対しては、A3の紙の発注点に達していなくても、同時発注点に達していた場合にはA3の紙の発注も同時に行う。これにより2回の配送を1回の配送で行うことができ、配送費用も削減できる。
【0032】
消耗品のうち、用紙などは多数の種類のOA機器で同時使用されていることが通常であり、実際のOA機器での使用量と、それによる実在庫量変動は、ホストコンピュータ300における想定在庫量と食い違いが発生する。これは定期的、または補充のときに再設定する方法等により常に同期を取ることができる。しかしながら、ホストコンピュータ300側から配送センターに配送指示を行ってから実際にユーザー側に配送が行われるまでにはタイムラグがある。定常的なタイムラグは、ホストコンピュータ300側で把握できるが、配送タイミングがずれたり、配送の数量が変更になったときに、ホストコンピュータ300側にフィードバックがなければ正確な在庫管理を行うことができなくなる。そこで本実施形態では、ユーザーの発注量に対して、ユーザー側の消耗品を管理するOA機器に対する割り当て量(実際には発注量−他のOA機器使用量)を設定することにより、ユーザーへの発注量の適正化を図ることができる。
【0033】
図3、図4はホストコンピュータにおける消耗品管理業務のフロー図である。上述した内容をまとめたものであるが、ユーザーからのサプライコールを受けたとき、ホストコンピュータ300では、(10)サプライコール受信、(11)発注点検出(長期休暇対応)、(12)受注データ作成、(13)休暇情報受信、(14)受注データ送信、(15)システム在庫問い合わせ、(16)棚卸依頼処理、(17)棚卸入力、(18),(19)受注状況照会等の処理を行う。なお、図中、1は使用量データベース、2は休暇データベース、3は機器、顧客データベース、4はログファイル、5は受注データベース、6は休暇予定入力、7は在庫引当て、8は発注報告、9は出荷指示、10は配送、11はシステム在庫問い合わせ、12は印刷、13は発注報告書、14は納品、15は現在個数、16は表示、17は棚卸警告リスト、18は棚卸入力依頼、19は棚卸入力依頼票、20は返答無し、21は返答有り、22は棚卸入力、23は照会入力、24は統計データベース、25は受注状況、26は受注状況印刷、の各機能、あるいは処理を示す。
【0034】
【発明の効果】
この発明によれば、ホストコンピュータが、事務機器における消耗品の在庫管理を行い、消耗品の在庫切れを無くすことにより、ユーザー側での負担と、供給者側での補充の負担を軽減することができる。
【0035】
請求項1,3記載の発明によれば更に、サプライコール(事務機器からの所定量の消耗品が使用されたときのその情報の通知)のタイミングが経過してもサプライコールが無い場合に異常と判断する(設定した平均間隔を超えて上記通知がない場合に警告を行う)ことにより、ユーザー側の消耗品切れを防止することができる。
【0036】
請求項2,4記載の発明によれば更に、1回の発注で他の消耗品も一緒に発注することにより、配送回数を減らすことができ、消耗品発注の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す事務機器の管理システムのブロック図である。
【図2】 アダプタ装置のブロック図である。
【図3】 ホストコンピュータにおける消耗品管理業務のフロー図(その1)である。
【図4】 ホストコンピュータにおける消耗品管理業務のフロー図(その2)である。
【符号の説明】
100 OA機器群
101〜105 OA機器
200 アダプタ装置
300 ホストコンピュータ
400 外部システム
500,600 通信回線
Claims (4)
- 消耗品の状態を管理する管理手段と、アダプタ装置とデータ送受信を行う通信手段とを備えた事務機器と、
前記事務機器およびホストコンピュータとの通信制御を行う制御手段を備えたアダプタ装置と、
前記アダプタ装置と通信を行う通信手段と、該通信手段により送受信されるデータ、前記アダプタ装置および事務機器の管理データを蓄積する記憶手段とを備えたホストコンピュータとを有する事務機器の管理システムにおいて、
前記アダプタ装置の制御手段は、前記事務機器で所定量の消耗品が使用されたときにその情報を前記ホストコンピュータに通知し、
前記ホストコンピュータは、前記事務機器における単位期間の消耗品平均使用量に基づいて前記通知の平均間隔を設定し、該設定した平均間隔を超えて前記通知がない場合に警告を行うデータ処理手段を有することを特徴とする事務機器の管理システム。 - 消耗品の状態を管理する管理手段と、アダプタ装置とデータ送受信を行う通信手段とを備えた事務機器と、
前記事務機器およびホストコンピュータとの通信制御を行う制御手段を備えたアダプタ装置と、
前記アダプタ装置と通信を行う通信手段と、該通信手段により送受信されるデータ、前記アダプタ装置および事務機器の管理データを蓄積する記憶手段とを備えたホストコンピュータとを有する事務機器の管理システムにおいて、
前記アダプタ装置の制御手段は、前記事務機器で所定量の消耗品が使用されたときにその情報を前記ホストコンピュータに通知し、
前記ホストコンピュータは、前記通知から特定の消耗品の使用量が発注量に達したと判断した場合に、当該消耗品に加え、使用量が発注量に比して所定量少ない前記特定の消耗品以外の他の消耗品についても発注処理を行うデータ処理手段を有することを特徴とする事務機器の管理システム。 - アダプタ装置と通信を行う通信手段と、該通信手段により送受信されるデータ、前記アダプタ装置および該アダプタ装置と通信可能な事務機器の管理データを蓄積する記憶手段とを備えたホストコンピュータであって、
前記事務機器における単位期間の消耗品平均使用量に基づいて、該事務機器からの所定量の消耗品が使用されたときのその情報の通知の平均間隔を設定し、該設定した平均間隔を超えて前記通知がない場合に警告を行うデータ処理手段を設けたことを特徴とするホストコンピュータ。 - アダプタ装置と通信を行う通信手段と、該通信手段により送受信されるデータ、前記アダプタ装置および該アダプタ装置と通信可能な事務機器の管理データを蓄積する記憶手段とを備えたホストコンピュータであって、
前記事務機器からの所定量の消耗品が使用されたときのその情報の通知から特定の消耗品の使用量が発注量に達したと判断した場合に、当該消耗品に加え、使用量が発注量に比して所定量少ない前記特定の消耗品以外の他の消耗品についても発注処理を行うデータ処理手段を有することを特徴とするホストコンピュータ。
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