JP3719947B2 - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は固体撮像装置及びその製造方法に関するものであり、特に半導体基板上に光変換素子を集積化した固体撮像装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、フォトダイオードで形成される光変換素子と走査素子とで構成されるMOS型固体撮像装置が知られ、例えば、特許第2594992号公報には、光変換素子としての複数のフォトダイオード上に、走査素子としてのMOS型トランジスタを形成し、1画素あたりのシリコン基板上の占有面積を小さくして、高解像度化を可能にしたMOS型固体撮像装置が記載されている。
【0003】
このようなMOS型固体撮像装置の断面図を図8(a)に、その回路図を図8(b)に示す。
図8(a)、(b)に示されるように、シリコン基板1上のPウエル2内にフォトダイオード3が形成され、フォトダイオード3の信号電荷を読み出すためのMOSトランジスタスイッチ60、信号電荷を増幅するための画素アンプMOSトランジスタ61、信号電荷をリセットするためのリセットMOSトランジスタ62等が各画素毎に設けられている。
【0004】
フォトダイオード3は、熱酸化膜4及びP型拡散層5で分離され、MOSトランジスタスイッチ60は、ゲート60G及びドレイン60Dを構成している。
リセットMOSトランジスタスイッチ62は、絶縁層6を挟んだフォトダイオード3上に形成され、ソース62S、ゲート62G、ドレイン63を構成している。なお、ソース62Sは画素アンプMOSトランジスタ61のゲート61Gも兼ねている。
【0005】
また、リセットMOSトランジスタスイッチ62上には絶縁膜7及び絶縁膜8、ドレイン線64が設けられている。
このようなMOS型固体撮像装置において、フォトダイオード3上のシリコン領域における深さ方向の厚さを100nm以下とすると、この厚さ方向に透過する光の減衰量は小さくなる。従って、シリコン領域の存在によるフォトダイオードの感度の低下を、ヒトの視覚では無視できる程度の量に抑えることができる。
【0006】
このようなMOS型固体撮像装置には、図8(b)に示す回路図に示すように、画素アンプMOSトランジスタ61によって増幅された信号電荷を転送するための垂直信号線48と、転送されてきた信号電荷をスイッチ49、50を介して蓄積するための蓄積容量51、52が縦方向の各列毎に設けられている。
さらにスイッチ49、50をそれぞれ横方向に接続し、帰還抵抗58を有する出力アンプ57、出力端子59へつながる水平信号線55、65等が設けられている。
【0007】
MOSトランジスタスイッチ60は、フォトゲート選択回路(図示せず)によりフォトゲート線47を介して走査される。
画素アンプMOSトランジスタ61のドレイン及びリセットMOSトランジスタ62のドレインは、画素アンプ選択回路(図示せず)によりドレイン線46を介して走査される。
【0008】
リセットMOSトランジスタ62のゲートに接続されている垂直信号線48はスイッチ53を介してリセットゲート線54に接続されている。
このようなMOS型固体撮像装置では、半導体基板の表面側にのみ、光変換素子及び読出し素子が形成されているので、上方から入力される光情報が、金属配線により一部反射されてしまい、信号雑音比(S/N比)が小さくなり、光信号が低下するという問題がある。
【0009】
このような問題に対して、所定のS/N比を得るために、光変換素子を構成する不純物領域の占有面積を拡大する方法が知られているが、光変換素子と読出し素子とが2次元的に配列されているため、一画素当たりの占有面積が大きくなり、ある程度のところで限界が生じるという問題がある。
【0010】
例えば、上記特許第2594992号公報には、半導体基板の表面に、信号電荷を蓄積する複数個のフォトダイオードを光情報に応じて2次元的に設けてなる光変換素子と、この光変換素子に蓄積した信号電荷を読み出すための半導体素子(以下、「読出し素子」という)とを有してなり、読出し素子の少なくとも1つが、半導体基板の光変換素子領域上に絶縁膜を介して設けられてなる固体撮像装置が開示されている。
【0011】
しかしながら、このような方法においても、読出し素子を配線するための金属配線領域部分において光情報が反射されてしまい、S/N比の低下が発生するという問題がある。
【0012】
本発明の目的は、光変換素子の占有面積をある程度大きくしても問題がなく、かつ光変換素子領域に入光する光が反射されて発生するノイズ(S/N比を大きくできる)小さくして、高解像度化やチップ面積の縮小化が可能なMOS型固体撮像装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記問題に鑑み、本発明者は鋭意研究した結果、第1半導体基板の表面に、光変換素子を光情報に応じて2次元的に設け、光変換素子上に遮光膜を介して、光変換素子が蓄積した信号電荷を読み出すための素子を有する第2半導体基板を設けてなる固体撮像装置により、光情報を第1半導体基板裏面から取り込むことにより、上記の問題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0014】
かくして本発明によれば、光情報を取り込み信号電荷に変換する光変換素子を内部に有する第1半導体基板と、第2半導体基板と、この第2半導体基板の表面に形成され、前記光変換素子に蓄積した信号電荷を読み出すための半導体素子と、前記第1半導体基板と前記第2半導体基板の表面と対向する裏面とを絶縁膜を介して貼り合わせるための金属層とを備えてなり、さらに、第2半導体基板の表面から第1半導体基板に達するコンタクトが形成されてなることを特徴とする固体撮像装置が提供される。
【0015】
また、本発明によれば、第1半導体基板の内部に光情報を取り込み信号電荷に変換する光変換素子を形成する工程と、前記第1半導体基板上に、酸化膜および第1金属をこの順で積層形成する工程と、第2半導体基板上に、酸化膜および第2金属をこの順で積層形成する工程と、前記第1金属と第2金属を融着して、前記第1半導体基板と第2半導体基板とを貼り合わせる工程と、第2半導体基板の第2金属層と対向する表面から第1半導体基板に達するコンタクトを形成する工程と、第2半導体基板の第2金属と対向する表面に光変換素子に蓄積した信号電荷を読み出すための半導体素子を形成する工程と、第1半導体基板を所望の厚みに研磨する工程とを含むことを特徴とする固体撮像装置の製造方法が提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】
フォトダイオードを使用する固体撮像装置の1つとして、CMOSイメージセンサーがある。CMOSイメージセンサーの1画素あたりの回路構成は、フォトダイオードと3つの読み出し用トランジスタで構成される3トランジスター型及びフォトダイオードと4つの読み出し用トランジスタとで構成される4トランジスタ型の2つが一般的に知られている。
【0017】
3トランジスタ型CMOSイメージセンサーのセル平面図を図5(a)に、また、その回路図を図6に示す。
以下、3トランジスタ型CMOSイメージセンサーの動作方法を説明する。
【0018】
まず、リセットトランジスタ12をオンにすることで配線上に残っている電荷をドレイン線18に排出した後、リセットトランジスタ12をオフにする。次に、フォトダイオード11の光電変換により発生したキャリアにより増幅トランジスタ13のゲートに電荷が蓄積されて増幅トランジスタ13がオンになる。同時に選択トランジスタ14をオンにすると信号線15に信号が読み出されるというしくみである。
【0019】
次に、4トランジスタ型CMOSイメージセンサーのセル平面図を図5(b)に、またその回路図を図7に示す。
以下、4トランジスタ型CMOSイメージセンサーの動作方法を説明する。
【0020】
まず、リセットトランジスタ23をオンにすることで配線上に残っている電荷をドレイン線27に排出した後、リセットトランジスタ23をオフにする。次に、読み出しトランジスタ20をオンにすることでフォトダイオード19の光電変換により発生したキャリアが増幅トランジスタ21側に流れ込む。この際に読み出しトランジスタ20をオフにすると増幅トランジスタ21のゲートに電荷が蓄積されて増幅トランジスタがオンになる。同時に選択トランジスタ22をオンにすると信号線24に信号が読み出されるというしくみである。
【0021】
以下、本発明を実施の形態に基づいて詳しく説明するが、本発明はこれらの実施の形態により限定されるものではない。
【0022】
実施形態1
[3トランジスタ型CMOSイメージセンサーの製造方法]
3トランジスタ型CMOSイメージセンサーの製造方法を、図5(a)のA−B断面における製造工程図[図1〜図3]に基づいて説明する。
図2(a)に示すように、第1半導体基板としてのシリコン単結晶基板31に、光変換素子となるフォトダイオードを形成するための不純物の注入と、各画素の光変換素子を電気的に分離する不純物領域を形成するための注入をレジストマスクを用いて行う。
【0023】
第1半導体基板としては、シリコン、ゲルマニウム等の元素半導体、GaAs、InGaAs、ZnSe等の化合物半導体が挙げられる。なかでもシリコン基板が好ましい。
光変換素子を形成するための不純物の注入としては、シリコン単結晶基板31の表面から深さ約2〜48μmまでの領域に、注入エネルギーを数100KeV〜数10MeV、ドーズ量を1013〜1016ions/cm2にしてイオン注入を複数回実施して、濃度1017〜1019ions/cm3程度のN型不純物層28を形成する。次に、シリコン単結晶基板31の表面から深さ約48〜50μmの領域に濃度1016〜1017ions/cm3程度のN型不純物層29を注入エネルギー数100keV〜数10MeV、ドーズ量1012〜1014ions/cm2の条件でイオン注入して形成する。次に、シリコン単結晶基板31の表面から深さ約50〜51μmの領域に濃度1017〜1018ions/cm3程度のP型不純物層30を注入エネルギー数100keV〜数10MeV、ドーズ量1013〜1015ions/cm2の条件でイオン注入して形成する。
【0024】
このN型不純物層29及びP型不純物層30は、後述する図1(a)に示すシリコン単結晶基板31の研磨後に、研磨面にイオン注入することによりそれぞれ形成してもよい。
P型不純物層30は、フォトダイオード(前記のN型不純物層28)に形成される電荷が、表面リークにより減少するのを防止するため、空乏層が発生するN型不純物層28を基板表面から遠ざけている。
【0025】
また、各画素の光変換素子を電気的に分離するP型不純物領域32を形成するための注入を行う。その注入は、光変換素子の電気的分離として機能するのであれば特に限定されるものではなく、注入エネルギー数100keV〜数10MeV、ドーズ量1013〜1015ions/cm2の条件で行われ、濃度1018〜1020ions/cm3程度のP型不純物領域32が形成される。
【0026】
上記の不純物の注入に用いられるP型不純物としては、例えばホウ素を用いることができ、N型不純物としては、例えばアンチモン、ヒ素、リン等を用いることができる。
次に、図2(b)に示すように、シリコン単結晶基板31の表面にSiO2層34を1000〜4000Å程度の厚さに成膜する。
次に、SiO2層34の上に、第1金属としての低融点金属であるAlをスパッタリングしてAl層33を形成する。
【0027】
次に、図2(c)に示すように、シリコン単結晶基板31とは別に、第2半導体基板としてのシリコン基板37を準備し、この表面にSiO2層36を1000〜4000Å程度の厚さに成膜し、SiO2層36上に第2金属としてのAl層をスパッタリングして形成する。
第2半導体基板としては、シリコン基板以外にも、第1半導体基板で挙げた基板を用いることができる。
第1金属および第2金属としては、金、銀、アルミニウム、銅、ニッケル、チタン等、酸化インジウム錫(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化錫(SnO)等の材料から構成されるものを用いることができる。中でもアルミニウムを用いるのが好ましい。
【0028】
シリコン単結晶基板31のAl層33とシリコン基板37のAl層とを重ね合せて、500〜600℃の窒素雰囲気中でアニールすることにより、両方のAl層が接着メタルとなり、互いに強く接着し、Alの単層膜35が形成される。このとき、SiO2層34、36が存在するため、Alの不純物がシリコン単結晶基板31及びシリコン基板37にそれぞれ拡散することはない。
【0029】
次に、図2(d)に示すように、シリコン基板37を、公知の方法により、機械的又は化学的に研磨し、1000〜5000Å程度の厚さにしてシリコン活性層を形成する。
以上のようにして、SiO2層内に遮光膜(Alの単層膜35)を有するSOI基板が得られる。
【0030】
次に、図3(a)に示すように、シリコン基板37の所定の位置に素子分離38を形成する。素子分離38の絶縁膜は、公知の素子分離形成法であるSTI法を用いて形成することができる。この場合、素子分離の膜厚は、通常、2000〜4000Å程度である。
【0031】
次に、図3(b)に示すように、シリコン基板37側に、光変換素子に蓄積された信号を読み出すためのコンタクトホール40を開口し、公知の手法であるCVD法等によりシリコン基板37表面及びコンタクトホール40側面に100〜2000Å程度の絶縁膜、例えば、SiO2膜を形成し、全面をエッチバックすることにより、ホール側壁にのみ絶縁膜39を形成する。
【0032】
コンタクトホール40は、コンタクトホール内に形成する配線を読出しトランジスタのゲートのみに接続させるものである。従って、コンタクトホール側壁(シリコン基板37表面)の全ての領域が絶縁膜39に覆われるようにオーバーエッチが行われる。
【0033】
次に、図3(c)に示すように、コンタクトホール40内にのみ配線42を形成する。その形成方法としては、N型不純物を含んだポリシリコンを公知の手法であるCVD法等でホールが完全に埋め込まれる膜厚以上の膜を堆積し、全面エッチバックを行う方法が挙げられる。
【0034】
次に、公知の方法で、増幅トランジスタ13、リセットトランジスタ12(図示しない)、選択トランジスタ14(図示しない)をシリコン基板37上に形成する。このとき、コンタクト配線41と読み出しトランジスタのゲート部を接続するための配線(図示しない)も形成する。
【0035】
次に、図3(d)に示すように、CVD法により、シリコン基板37表面に酸化膜43を膜厚5000〜10000Å程度に積層し、平坦化する。次いで、コンタクトホール44を開口し、タングステン等をCVD法でデポし、全面エッチバックを行い、コンタクトホール44内にタングステン配線を形成する。次に、酸化膜43及びタングステン配線上にAl等の金属層を形成し、フォト、エッチにより、コンタクトホール44上を含む所定位置に金属配線45が形成される。
【0036】
次に、図1(a)に示すように、シリコン単結晶基板31を、公知の方法により、機械的又は化学的に研磨する。その際に、SiO2層34とN型不純物層28との界面からシリコン単結晶基板31裏面までの膜厚を、光変換素子に、動作時の電圧を印加したときにシリコン単結晶基板31裏面方向に生じる空乏の深さに1000Åを加えた厚さ以下にする。このことは、固体撮像装置に入射した光のうち、実際に信号電荷を生じるものはフォトダイオードの空乏層内に吸収されたものだけであり、フォトダイオードの空乏層下のシリコン膜厚が厚ければ厚いほどシリコン単結晶基板中に入射信号が吸収されてしまうからである。換言すれば、入射光がフォトダイオードの空乏層に入射される前に減衰し、S/N比が低下してしまうことを避けるためである。また、一般的に、人の視感度は波長555nm近傍で最も高く、その前後の波長では急激に低下する。また、この波長555nmの光は、シリコン膜が1000Å以下であればほとんど透過するという性質を有することから、シリコン膜による入射光の劣化を人の視覚では無視できる程度の量に抑えるためでもある。
【0037】
実施形態2
[4トランジスタ型CMOSイメージセンサーの製造方法]
次に、図5(b)のA−B断面の工程断面図(図1〜図4)を用いて、本発明の4トランジスタ型CMOSイメージセンサーの製造方法を詳しく説明する。
【0038】
3トランジスタ型CMOSイメージセンサーでの実施例[図2(a)〜(d)]と同様に実施した後、図4(a)に示すように、素子分離38を形成した後、コンタクトホール57を開口し、公知の手法であるCVD法等でシリコン基板37表面及びコンタクトホール側面に100〜2000Å程度の絶縁膜(例えばSiO2膜)を形成し、全面をエッチバックすることにより、ホール側壁にのみ絶縁膜のサイドウォールスペーサー56を形成する。このコンタクトホール57は、信号読み出し用トランジスタのソース領域と接続するために、コンタクトホール上部(約50〜100Å程度)の側壁においてサイドウォールスペーサーが無くなるようにオーバーエッチを行う。次に、コンタクトホール57内にのみコンタクト配線を形成する。その方法は、N型不純物を含んだポリシリコンをCVD等でホールが完全に埋め込まれる膜厚以上の膜を形成し、全面をエッチバックすることにより行われる。
【0039】
次に、図4(b)に示すように、基板上に、読出しトランジスタ20、増幅トランジスタ21、リセットトランジスタ23(図示せず)、選択トランジスタ22(図示せず)を公知の方法で形成する。
このとき、コンタクト配線と読出しトランジスタ20のソース部が接続されるように配置する。
以下、図4(c)及び図1(b)に示すように、実施形態1と同様にして、4トランジスタ型CMOSイメージセンサーを製造する。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、一画素当たりの占有面積を小さくでき、かつ高解像度化が図れる。また、シリコン基板裏面から光変換素子までには、光情報を遮るか、または屈折させるような膜が存在せず、シリコン単層であるため、従来のものに比べて、S/N比、光信号の低下が改善される。また、上記の構造により、光変換素子が、半導体基板裏面において、ほぼセルピッチ大の大きさの受光部面積を確保できるため、従来技術のような集光率を高めるためのオンチップマイクロレンズが不要になり、コスト削減も同時に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3トランジスタ型と4トランジスタ型CMOSイメージセンサーの素子断面図である。
【図2】本発明の3トランジスタ型CMOSイメージセンサーの素子製造工程断面図である。
【図3】本発明の3トランジスタ型CMOSイメージセンサーの素子製造工程断面図である。
【図4】本発明の4トランジスタ型CMOSイメージセンサーの素子製造工程断面図である。
【図5】本発明の3トランジスタ型と4トランジスタ型CMOSイメージセンサーの単位セルの構成を示す平面図である。
【図6】本発明の3トランジスタ型CMOSイメージセンサーの回路図である。
【図7】本発明の4トランジスタ型CMOSイメージセンサーの回路図である。
【図8】従来のMOS型固体撮像装置の断面図及び回路図である。
【符号の説明】
1、31、37 シリコン基板(シリコン単結晶基板)
2 Pウエル
3、11、19 フォトダイオード
4 熱酸化膜
5 P型拡散層
6、7、8、39 絶縁膜
12、23 リセットトランジスタ
13、21 増幅トランジスタ
14、22 選択トランジスタ
15 信号線
16、25 アドレス線
17、26 リセット線
18、27、46、64 ドレイン線
20 読み出しトランジスタ
55、65 水平信号線
28、29 N型不純物層
30 P型不純物層
32 P型不純物領域
33 Al層
34、36 SiO2
35 Alの単層膜
38 素子分離
40、44、57 コンタクトホール
41 コンタクト配線
42 配線
43 酸化膜
45 金属配線
47 フォトゲート線
48 垂直信号線
49、50 スイッチ
51、52 蓄積容量
54 リセットゲート線
56 サイドウォールスペーサー
57 出力アンプ
58 帰還抵抗
59 出力端子
60 MOSトランジスタスイッチ
61 画素アンプMOSトランジスタ
62 リセットMOSトランジスタスイッチ
63 ドレイン

Claims (7)

  1. 光情報を取り込み信号電荷に変換する光変換素子を内部に有する第1半導体基板と、第2半導体基板と、この第2半導体基板の表面に形成され、前記光変換素子に蓄積した信号電荷を読み出すための半導体素子と、前記第1半導体基板と前記第2半導体基板の表面と対向する裏面とを絶縁膜を介して貼り合わせるための金属層とを備えてなり、さらに、第2半導体基板の表面から第1半導体基板に達するコンタクトが形成されてなることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 金属がアルミニウムである請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 光変換素子に蓄積した信号電荷を読み出すための半導体素子が、フォトダイオードと3つの読み出し用トランジスタとで構成された3トランジスタ型又はフォトダイオードと4つの読み出し用トランジスタとで構成された4トランジスタ型である請求項1又は2に記載の固体撮像装置。
  4. 光変換素子が、光変換素子に動作電圧を印加したときに生じる空乏の深さに1000Åを加えた厚さ以下の膜厚を有するN型層を構成してなる請求項1〜3のいずれかに記載の固体撮像装置。
  5. 第1半導体基板の内部に光情報を取り込み信号電荷に変換する光変換素子を形成する工程と、
    前記第1半導体基板上に、酸化膜および第1金属をこの順で積層形成する工程と、
    第2半導体基板上に、酸化膜および第2金属をこの順で積層形成する工程と、
    前記第1金属と第2金属を融着して、前記第1半導体基板と第2半導体基板とを貼り合わせる工程と、
    第2半導体基板の第2金属層と対向する表面から第1半導体基板に達するコンタクトを形成する工程と、
    第2半導体基板の第2金属と対向する表面に光変換素子に蓄積した信号電荷を読み出すための半導体素子を形成する工程と、
    第1半導体基板を所望の厚みに研磨する工程とを含むことを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  6. 第1金属及び第2金属としてアルミニウムを用いる請求項5に記載の固体撮像装置の製造方法。
  7. 光変換素子に蓄積した信号電荷を読み出すための半導体素子として、フォトダイオードと3つの読み出し用トランジスタとで構成された3トランジスタ型又はフォトダイオードと4つの読み出し用トランジスタとで構成された4トランジスタ型を用いる請求項5又は6に記載の固体撮像装置の製造方法。
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