JP3719851B2

JP3719851B2 - Drainage equipment

Info

Publication number: JP3719851B2
Application number: JP18684798A
Authority: JP
Inventors: 昭八清水
Original assignee: Mirai Kogyo KK
Current assignee: Mirai Kogyo KK
Priority date: 1998-06-16
Filing date: 1998-06-16
Publication date: 2005-11-24
Anticipated expiration: 2018-06-16
Also published as: JP2000001887A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建物の壁内に配設される排水装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
近年、建物の壁厚、特に住宅等の各部屋を仕切る壁厚が薄くなる傾向にある。そこで、従来においては、この薄くなった壁厚に合わせて、壁内に配設される排水管もまたその径を小さくせざるを得なかった。その結果、前記排水管における、必要な排水流量を確保することができず、特に、流しやトイレ等からの生活汚物を含む排水にあっては、管詰まりを起こす虞があり、その対策が望まれていた。
【０００３】
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、壁厚の薄い壁内に配設される場合であっても、必要な排水流量を確保することができる排水装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る排水装置は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項１に記載の発明に係る排水装置は、建物の壁内に配設されて、内部を排水が流れる本体管部を備える排水用管体と、キャップと、化粧板とからなる。ここで、前記本体管部は、前記排水が流れる方向に直交する断面形状が、前記壁の厚さ方向に比して前記壁に沿う方向に長く延びる形状となるように形成されている。また、前記排水用管体は、前記本体管部に、前記壁の表側に向かって開口するとともに、前記壁の表側に配備される表側排水管を接続するための第１の接続部を備える。前記キャップは、前記第１の接続部に着脱可能に取り付けられる。そして、前記化粧板は、孔を備え、その孔から前記キャップが前記壁の表側に臨むようにしてその壁の表側に着脱可能に取り付けられる。こうして、本体管部は、排水が流れる方向に直交する断面形状が、壁の厚さ方向に比して壁に沿う方向に長く延びる形状となっているので、その本体管部の断面の内側空間面積を大きくすることができる。また、その結果、本体管部の内部を流れる排水流量を大きくすることができる。
【０００５】
また、請求項２に記載の発明に係る排水装置のように、前記第１の接続部は、前記本体管部の上部側に設けられ、また、前記排水用管体は、前記本体管部の下部側に、床の下に配備される床下排水管が接続される、第２の接続部を備えてもよい。こうして、この排水用管体が、本体管部の上部側に第１の接続部を備え、また、下部側に第２の接続部を備えることにより、第１の接続部に接続される表側排水管を流れる排水は、この本体管部に流れ込み、さらに、第２の接続部に接続される床下排水管に流される。
【０００６】
また、請求項３に記載の発明に係る排水装置のように、前記本体管部の前記断面の内側空間面積は、前記表側排水管の、その延びる方向、つまりは表側排水管の内部を流れる排水のその流れる方向に直交する断面の内側空間面積以上となるのが望ましい。これにより、表側排水管と比較して、本体管部における排水流量が十分に確保される。
【０００７】
また、請求項４に記載の発明に係る排水装置のように、前記第２の接続部は、前記本体管部から、前記床にほぼ沿う方向に延びてもよい。これにより、第２の接続部に接続される床下排水管を、床にほぼ沿うように配設することが容易となる。
また、請求項５に記載の発明に係る排水装置のように、前記第２の接続部は、前記本体管部から、水平方向よりも下がる方向に突出するように延びて形成されていてもよい。
【０００８】
また、請求項６に記載の発明に係る排水装置のように、前記本体管部に、その本体管部の内部を点検するための、前記壁の表側から開閉可能となる点検口が設けられてもよい。これにより、排水用管体が、管詰まりを起こした場合等において、点検口を開くことで、その点検口を介して本体管部の内部を点検するとともに前記管詰まりを取り除くことが可能となる。
【０００９】
また、請求項７に記載の発明に係る排水装置のように、前記点検口は、前記第１の接続部と前記第２の接続部との間に設けられるのが望ましい。これにより、本体管部の内部を点検する場合に、第１の接続部と第２の接続部との間の点検口を開くことで、内部の、第１の接続部回りおよび第２の接続部回りの点検を行うことができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【００１１】
図１ないし図５は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号１は、建物の床である。２は、建物の間仕切用の壁であり、２枚の壁面パネル２ａ、２ｂが、胴縁２ｃの両側に宛てがわれるようにして固定されている。３は、壁２内に配設される排水用管体であり、内部を排水が流れる本体管部３ａを備えている。
【００１２】
この本体管部３ａは、中空の内部を排水が流れる方向に長手となる略直方体形状をしており、その長手方向が、例えば、上下方向となるようにして、壁２内に配設される。そして、本体管部３ａは、その長手方向である排水が流れる方向に直交する断面形状（図示実施の形態においては水平断面の形状）が、壁２の厚さ方向Ｘに比して壁２に沿う方向Ｙ、すなわち、前記壁２の厚さ方向Ｘに直交する方向Ｙに長く延びる形状（図示実施の形態においては長方形形状）となるように形成されている（図４参照）。さらに、図示実施の形態においては、本体管部３ａの前記断面の内側空間面積Ｓ１（図４参照）は、後述する表側排水管４の、その延びる方向に直交する断面の内側空間面積Ｓ２（図５参照）以上となるっている。そして、本体管部３ａには、その上端部分に、左右の両側に平板状に突出する取付部３ｂ、３ｂが設けられており、その取付部３ｂ、３ｂには、上下に貫通する取付孔３ｃ、３ｃが穿設されている。
【００１３】
また、排水用管体３は、本体管部３ａの上部側に、第１の接続部３ｄ、そして、本体管部３ａの下部側に、第２の接続部３ｅを備えている。第１の接続部３ｄは、壁２の表側に向かって開口するように、壁２の一方の壁面パネル２ａの裏面と対向する面３ｆから、その面３ｆと直交する方向（つまり水平方向）に筒状に突出するように延びて形成されている。そして、この第１の接続部３ｄには、壁２の表側に配備される表側排水管４が接続される。
【００１４】
第２の接続部３ｅは、本体管部３ａの、床１の下に通じる下部側の前記面３ｆから、その面３ｆと直交する方向（つまり水平方向）よりも若干下がる方向に筒状に突出するように延びて形成されており、その延びる方向は、床１にほぼ沿う方向となっている。そして、この第２の接続部３ｅには、床１の下に配備される床下排水管５が接続される。こうして、第１の接続部３ｄに接続される表側排水管４を流れる排水は、この排水用管体３の本体管部３ａに流れ込み、さらに、第２の接続部３ｅに接続される床下排水管５に流される。
【００１５】
また、本体管部３ａには、その本体管部３ａの内部を点検するための、壁２の表側から開閉可能となる点検口３ｇが設けられている。この点検口３ｇは、第１の接続部３ｄと第２の接続部３ｅとの間に位置し、壁２の表側に向かって開口するように、本体管部３ａの前記面３ｆから、その面３ｆと直交する方向（つまり水平方向）に、第１の接続部３ｄよりも短く、筒状に突出するように延びて形成されている。そして、この点検口３ｇには、内周面に雌ネジ部３ｈが螺設されている。さらに、この点検口３ｇには、表側から開閉可能となるように、前記雌ネジ部３ｈと螺合する雄ネジ部３ｉが外周面に螺設されるとともに外周面にオーリングからなるパッキン３ｊを備えた蓋部材３ｋが設けられている。
【００１６】
ここで、この排水用管体３は、予め、建物の壁２内に配設されるものであり、図３に示すように、本体管部３ａの第２の接続部３ｅが建物の床１の下に位置するようにして、２枚の壁面パネル２ａ、２ｂの間に配設される。また、これと同時に、床下排水管５が、この排水用管体３の第２の接続部３ｅに、接着等により固定されるようにして接続される。このとき、排水用管体３の第１の接続部３ｄは、壁面パネル２ａに穿設された第１の孔２ｄに挿入され、点検口３ｇは、蓋部材３ｋとともに、壁面パネル２ａに穿設された第２の孔２ｅに挿入される。そして、この排水用管体３の上面３ｍおよび取付部３ｂ、３ｂが壁２内の胴縁２ｃの下面に宛てがわれるようにして、固着具（図示せず）、例えば、取付孔３ｃを介して胴縁２ｃにねじ込まれる木ネジ等により、胴縁２ｃに取り付けられる。さらに、この第１の接続部３ｄには、キャップ６が、嵌め込まれるようにして取り付けられる。このとき、キャップ６は、第１の接続部３ｄの内周面に備えられたオーリングからなるパッキン３ｎに圧入されるようにして、着脱可能に取り付けられる。そして、壁面パネル２ａの表側には、化粧板７が、木ネジ等の固着具８、８により、着脱可能に取り付けられる。この化粧板７は、上下方向が長手方向となる略長方形平板形状をしており、その上部に穿設された孔７ａが、第１の接続部３ｄと嵌合し、その下部が、点検口３ｇを塞ぐ蓋部材３ｋを覆うようになっている。
【００１７】
そして、流し、トイレ等の器具（図示せず）を設置するにあたって、図２に示すように、その器具と第１の接続部３ｄとをつなぐように、表側排水管４が配備される。この際、キャップ６が第１の接続部３ｄから取り外されて、表側排水管４が、第１の接続部３ｄの内周面に備えられたパッキン３ｎに圧入されるようにして、その第１の接続部３ｄに着脱可能に接続される。ここで、本体管部３ａの内部を点検する場合には、化粧板７を壁面パネル２ａから取り外し、さらに、蓋部材３ｋを点検口３ｇから取り外すことにより、内部の点検が行われる。
【００１８】
次に、以上の構成からなる排水用管体３の作用効果について説明する。この排水用管体３の本体管部３ａは、排水が流れる方向に直交する断面形状が、壁２の厚さ方向Ｘに比して壁２に沿う方向Ｙに長く延びる形状となっているので、その本体管部３ａの断面の内側空間面積Ｓ１を大きくすることができる。また、その結果、本体管部３ａの内部を流れる排水流量を大きくすることができ、この排水用管体３が壁厚の薄い壁２内に配設される場合であっても、必要な排水流量を確保することができる。また、特に、図示実施の形態においては、本体管部３ａの断面の内側空間面積Ｓ１は、表側排水管４の、その延びる方向、つまりは表側排水管４の内部を流れる排水のその流れる方向に直交する断面の内側空間面積Ｓ２以上となっており、表側排水管４と比較して、本体管部３ａにおける排水流量が十分に確保される。
【００１９】
また、第１の接続部３ｄには、表側排水管４が着脱可能に接続される構造となっているので、流し、トイレ等の器具の設置を容易に行うことができる。また、第２の接続部３ｅは、本体管部３ａから、床１にほぼ沿う方向に延びており、第２の接続部３ｅに接続される床下排水管５を、床１にほぼ沿うように配設することが容易となっている。
【００２０】
また、本体管部３ａに、その本体管部３ａの内部を点検するための点検口３ｇが設けられており、この排水用管体３が、管詰まりを起こした場合等において、化粧板７を取り外すとともに、蓋部材３ｋを点検口３ｇから取り外すようにしてその点検口３ｇを開くことで、その開いた点検口３ｇを介して本体管部３ａの内部を点検するとともに前記管詰まりを取り除くことができる。さらに、点検口３ｇは、第１の接続部３ｄと第２の接続部３ｅとの間に設けられているので、この一つの点検口３ｇを開くだけで、本体管部３ａ内部の、特に管詰まりを起こしやすい、第１の接続部３ｄ回りの屈曲部および第２の接続部３ｅ回りの屈曲部の点検を行うことができる。
【００２１】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、排水用管体３を、壁２の表側と床１の下とをつなぐための管体に適用するだけでなく、階上と階下とをつなぐための管体に適用してもよく、その他建物の壁２内に配設される管体全般に適用することができる。また、本体管部３ａの、排水が流れる方向に直交する断面形状は、長方形形状でなくとも、長円形形状等、壁２の厚さ方向Ｘに比して壁２に沿う方向Ｙに長く延びる形状であればどのような形状であってもよい。
【００２２】
また、点検口３ｇは、第１の接続部３ｄと第２の接続部３ｅとの間に設けるだけでなく、図６に示すように、さらに第１の接続部３ｄの上方に設けてもよく、また、第１の接続部３ｄと第２の接続部３ｅとの間に設けることなく第１の接続部３ｄの上方のみに設けてもよい。また、第１の接続部３ｄに、表側排水管４が着脱可能に接続されなくとも、接着等により固定されるようにして接続されてもよい。
【００２３】
また、第２の接続部３ｅは、本体管部３ａから床１にほぼ沿う方向に延びなくとも、図７に示すように、本体管部３ａから下方に延びるものであってもよい。この場合、第２の接続部３ｅには、例えば、略Ｔ字形状の管継手Ｋ１を介して、床下排水管５、５が接続されてもよい。
【００２４】
なお、排水用管体３は、建物内における排水位置を、将来の部屋の改装等に備えて変更できるように、その建物の建築時に予め設置する管体として好適に用いることができるが、そのような管体に限られないことは言うまでもない。
【００２５】
【発明の効果】
以上、詳述したところから明らかなように、この発明に係る排水装置によれば、次の効果がある。
【００２６】
請求項１に記載された排水装置によれば、排水が流れる方向に直交する、本体管部の断面の内側空間面積を大きくすることができるので、壁厚の薄い壁内に配設される場合であっても、必要な排水流量を確保することができる。
【００２７】
また、請求項２に記載された排水装置によれば、加えて、この排水用管体を介すことで、壁の表側に配備される表側排水管を流れる排水を、床の下に配備される床下排水管に流すことができる。
【００２８】
また、請求項３に記載された排水装置によれば、加えて、表側排水管と比較して、本体管部における排水流量を十分に確保することができる。
【００２９】
また、請求項４および５に記載された排水装置によれば、加えて、第２の接続部に接続される床下排水管を、容易に床にほぼ沿うように配設することができる。
【００３０】
また、請求項６に記載された排水装置によれば、加えて、排水用管体が、管詰まりを起こした場合等において、点検口を開くことで、本体管部の内部を点検するとともに前記管詰まりを取り除くことができる。
【００３１】
また、請求項７に記載された排水装置によれば、加えて、本体管部の内部を点検する場合に、点検口を開くことで、内部の、第１の接続部回りおよび第２の接続部回りの点検を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施の形態の、分解斜視図である。
【図２】同じく、排水用管体を壁内に配設して、表側排水管を接続した状態の縦断面図である。
【図３】同じく、排水用管体を壁内に配設して、第１の接続部にキャップを取り付けた状態の縦断面図である。
【図４】図２における、Ａ−Ａ線による拡大断面図である。
【図５】図２における、Ｂ−Ｂ線による拡大断面図である。
【図６】この発明の他の実施の形態の、排水用管体の斜視図である。
【図７】この発明のさらに他の実施の形態の、縦断面図である。
【符号の説明】
１床２壁
３排水用管体３ａ本体管部
３ｄ第１の接続部３ｅ第２の接続部
３ｇ点検口４表側排水管
５床下排水管６キャップ
７化粧板７ａ孔
Ｓ１内側空間面積Ｓ２内側空間面積[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a drainage device disposed in a building wall.
[0002]
[Background Art and Problems to be Solved by the Invention]
In recent years, the wall thickness of buildings, in particular, the wall thickness separating each room such as a house, tends to be thin. Therefore, conventionally, the diameter of the drain pipe disposed in the wall has to be reduced in accordance with the reduced wall thickness. As a result, the required drainage flow rate cannot be ensured in the drainage pipe, and in particular, in the drainage containing daily waste from sinks and toilets, there is a risk of pipe clogging. It was rare.
[0003]
The present invention has been made to solve the above-described conventional drawbacks, and the purpose of the present invention is to secure a necessary drainage flow rate even when it is disposed in a thin wall. It is in providing the drainage device which can do.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the object, the drainage device according to the present invention has the following configuration. That is,
The drainage device according to the first aspect of the present invention includes a drainage pipe body that is disposed within a wall of a building and includes a main body pipe portion through which drainage flows , a cap, and a decorative board . Here, the main body tube portion, the cross-sectional shape perpendicular to the direction in which the waste water flows are compared with the thickness direction of the wall that is formed to have a longer shape extending in the direction along the wall. Moreover, the said drainage pipe body is provided with the 1st connection part for connecting to the said main body pipe part toward the front side of the said wall, and connecting the front side drainage pipe arrange | positioned at the front side of the said wall. The cap is detachably attached to the first connection portion. And the said decorative board is provided with a hole, and is attached to the front side of the wall so that the said cap faces the front side of the said wall from the hole so that attachment or detachment is possible. Thus, since the cross-sectional shape orthogonal to the direction in which the drainage flows is longer in the direction along the wall than the thickness direction of the wall, the main body pipe portion has an inner space in the cross section of the main body pipe portion. The area can be increased. As a result, it is possible to increase the flow rate of drainage flowing inside the main body pipe part.
[0005]
Further, as in the drainage device according to the second aspect of the present invention, the first connection portion is provided on the upper side of the main body pipe portion , and the drainage pipe body is provided on the main body pipe portion. You may provide the 2nd connection part to which the underfloor drain pipe arrange | positioned under a floor is connected to a lower part side. Thus, the drainage pipe body includes the first connection portion on the upper side of the main body pipe portion and the second connection portion on the lower side, thereby connecting the front side drainage to the first connection portion. The drainage flowing through the pipe flows into the main body pipe section and further flows into the underfloor drain pipe connected to the second connection section.
[0006]
Further, as in the drainage device according to the third aspect of the present invention, the inner space area of the cross section of the main body pipe portion is the drainage flowing in the extending direction of the front side drainage pipe, that is, the inside of the front side drainage pipe. It is desirable that the area is equal to or greater than the inner space area of the cross section perpendicular to the flowing direction. Thereby, compared with a front side drainage pipe, the drainage flow rate in a main part pipe part is fully ensured.
[0007]
Further, as in the drainage device according to the fourth aspect of the invention, the second connection portion may extend from the main body tube portion in a direction substantially along the floor. Thereby, it becomes easy to arrange | position the underfloor drain pipe connected to a 2nd connection part so that a floor may be followed substantially.
Further, as in the drainage device according to the invention described in claim 5, the second connection portion may be formed to extend from the main body tube portion so as to protrude in a direction lower than the horizontal direction. .
[0008]
In addition, as in the drainage device according to the invention of claim 6 , the main body pipe portion is provided with an inspection port that can be opened and closed from the front side of the wall for inspecting the inside of the main body pipe portion. Also good. Thus, discharge water pipe body, in such a case that caused the tube plugging and opening the access door, and can be removed the tube clogging with inspecting the inside of the main body tube portion through the access port Become.
[0009]
In addition, as in the drainage device according to the seventh aspect of the present invention, it is desirable that the inspection port is provided between the first connection portion and the second connection portion. Thereby, when inspecting the inside of the main body pipe portion, the inside of the inside of the first connection portion and the second connection are opened by opening an inspection port between the first connection portion and the second connection portion. Inspection around the part can be performed.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
It will be described below with reference embodiment of this inventions embodiment in the drawings.
[0011]
1 to 5 shows an embodiment of the present onset bright. Reference numeral 1 in the figure denotes a building floor. Reference numeral 2 denotes a building partition wall, and two wall panels 2a and 2b are fixed so as to be directed to both sides of the trunk edge 2c. Reference numeral 3 denotes a drainage pipe disposed in the wall 2, and includes a main body pipe portion 3a through which drainage flows.
[0012]
The main body pipe portion 3a has a substantially rectangular parallelepiped shape that is long in the direction in which drainage flows through the hollow interior, and is disposed in the wall 2 such that the longitudinal direction is, for example, the vertical direction. . The main body pipe portion 3 a has a cross-sectional shape (horizontal cross-sectional shape in the illustrated embodiment) perpendicular to the flow direction of drainage, which is the longitudinal direction, on the wall 2 as compared to the thickness direction X of the wall 2. It is formed so as to have a shape that extends long in the direction Y along, that is, the direction Y orthogonal to the thickness direction X of the wall 2 (refer to FIG. 4). Further, in the illustrated embodiment, the inner space area S1 (see FIG. 4) of the cross section of the main body pipe portion 3a is the inner space area S2 (see FIG. 4) of the cross section orthogonal to the extending direction of the front side drain pipe 4 described later. 5)) or more. The main body tube portion 3a is provided with mounting portions 3b and 3b projecting in a flat plate shape on both the left and right sides at the upper end portion, and the mounting portions 3b and 3b have mounting holes 3c penetrating vertically. 3c is drilled.
[0013]
Further, the drainage pipe body 3 includes a first connection part 3d on the upper side of the main body pipe part 3a, and a second connection part 3e on the lower side of the main body pipe part 3a. The first connecting portion 3d opens from the surface 3f facing the back surface of one wall surface panel 2a of the wall 2 so as to open toward the front side of the wall 2 in a direction orthogonal to the surface 3f (that is, in the horizontal direction). It is formed to extend so as to protrude in a cylindrical shape. And the front side drain pipe 4 provided in the front side of the wall 2 is connected to this 1st connection part 3d.
[0014]
The second connecting portion 3e protrudes in a cylindrical shape in a direction slightly lower than the surface 3f on the lower side of the main body tube portion 3a that communicates with the bottom of the floor 1 in a direction perpendicular to the surface 3f (that is, the horizontal direction). The extending direction is substantially along the floor 1. And the underfloor drain pipe 5 provided under the floor 1 is connected to this 2nd connection part 3e. Thus, the drainage flowing through the front side drainage pipe 4 connected to the first connection part 3d flows into the main body pipe part 3a of the drainage pipe body 3, and is further connected to the second connection part 3e. 5
[0015]
The main body pipe portion 3a is provided with an inspection port 3g that can be opened and closed from the front side of the wall 2 for inspecting the inside of the main body pipe portion 3a. The inspection port 3g is located between the first connecting portion 3d and the second connecting portion 3e, and opens from the surface 3f of the main body tube portion 3a so as to open toward the front side of the wall 2. In a direction perpendicular to 3f (that is, in the horizontal direction), the first connection portion 3d is shorter than the first connection portion 3d and extends so as to protrude in a cylindrical shape. The inspection port 3g is internally threaded with a female screw portion 3h. Further, the inspection port 3g is provided with a male screw portion 3i screwed to the female screw portion 3h on the outer peripheral surface so as to be openable and closable from the front side and a packing 3j made of O-ring on the outer peripheral surface. The provided lid member 3k is provided.
[0016]
Here, the drainage pipe body 3 is disposed in advance in the wall 2 of the building, and as shown in FIG. 3, the second connection part 3e of the main body pipe part 3a is the floor 1 of the building. It is arrange | positioned between the two wall surface panels 2a and 2b so that it may be located under. At the same time, the underfloor drain pipe 5 is connected to the second connection portion 3e of the drain pipe 3 so as to be fixed by adhesion or the like. At this time, the first connecting portion 3d of the drainage pipe body 3 is inserted into the first hole 2d formed in the wall surface panel 2a, and the inspection port 3g is formed in the wall surface panel 2a together with the lid member 3k. Inserted into the second hole 2e. Then, the upper surface 3m and the mounting portions 3b, 3b of the drainage pipe body 3 are directed to the lower surface of the trunk edge 2c in the wall 2 so as to pass through a fixing tool (not shown), for example, the mounting hole 3c. It is attached to the trunk edge 2c with a wood screw or the like screwed into the trunk edge 2c. Further, the cap 6 is attached to the first connecting portion 3d so as to be fitted. At this time, the cap 6 is detachably attached so as to be press-fitted into the packing 3n made of an O-ring provided on the inner peripheral surface of the first connecting portion 3d. And the decorative board 7 is attached to the front side of the wall surface panel 2a so that attachment or detachment is possible by the fixing tools 8,8, such as a wood screw. The decorative plate 7 has a substantially rectangular flat plate shape whose vertical direction is the longitudinal direction, and a hole 7a drilled in an upper portion thereof is fitted with the first connecting portion 3d, and a lower portion thereof is an inspection port. The cover member 3k that covers 3g is covered.
[0017]
And when installing appliances (not shown), such as a sink and a toilet, as shown in FIG. 2, the front side drain pipe 4 is arranged so that the appliance and the 1st connection part 3d may be connected. At this time, the cap 6 is removed from the first connection portion 3d, and the front drainage pipe 4 is press-fitted into the packing 3n provided on the inner peripheral surface of the first connection portion 3d. The connection part 3d is detachably connected. Here, when inspecting the inside of the main body pipe portion 3a, the interior is inspected by removing the decorative plate 7 from the wall surface panel 2a and further removing the lid member 3k from the inspection port 3g.
[0018]
Next, the effect of the drainage pipe body 3 having the above configuration will be described. Since the main body pipe portion 3a of the drainage pipe body 3 has a cross-sectional shape orthogonal to the direction in which the drainage flows, it extends longer in the direction Y along the wall 2 than in the thickness direction X of the wall 2. The inner space area S1 of the cross section of the main body tube portion 3a can be increased. As a result, it is possible to increase the flow rate of drainage flowing through the inside of the main body pipe portion 3a, and even if the drainage pipe body 3 is disposed in the wall 2 having a thin wall thickness, the necessary drainage is required. A flow rate can be secured. In particular, in the illustrated embodiment, the inner space area S1 of the cross section of the main body pipe portion 3a is in the extending direction of the front side drain pipe 4, that is, in the flowing direction of the drainage flowing through the inside of the front side drain pipe 4. Compared with the front side drainage pipe 4, the drainage flow rate in the main body pipe part 3a is sufficiently ensured.
[0019]
Moreover, since it has the structure where the front side drain pipe 4 is detachably connected to the first connecting portion 3d, it is possible to easily install a sink, a toilet or the like. Moreover, the 2nd connection part 3e is extended in the direction which substantially follows the floor 1 from the main body pipe part 3a, and the underfloor drain pipe 5 connected to the 2nd connection part 3e is substantially along the floor 1. It is easy to arrange.
[0020]
The main body pipe portion 3a is provided with an inspection port 3g for inspecting the inside of the main body pipe portion 3a. When the drainage pipe body 3 is clogged, the decorative plate 7 is attached to the main body pipe portion 3a. In addition to removing the lid member 3k from the inspection port 3g, the inspection port 3g is opened to inspect the inside of the main body pipe portion 3a through the opened inspection port 3g and remove the clogged tube. it can. Furthermore, since the inspection port 3g is provided between the first connection portion 3d and the second connection portion 3e, it is necessary to open this one inspection port 3g, particularly inside the main body tube portion 3a. It is possible to check the bent portion around the first connecting portion 3d and the bent portion around the second connecting portion 3e, which are likely to be clogged.
[0021]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various other modifications are possible. For example, the drainage pipe body 3 may be applied not only to a pipe body for connecting the front side of the wall 2 and the floor 1 but also to a pipe body for connecting the upper floor and the lower floor, In addition, the present invention can be applied to all pipes disposed in the wall 2 of the building. In addition, the cross-sectional shape of the main body pipe portion 3a perpendicular to the direction in which the drainage flows is not rectangular, but extends longer in the direction Y along the wall 2 than the thickness direction X of the wall 2, such as an oval shape. Any shape may be used as long as it has a shape.
[0022]
Further, the inspection port 3g may be provided not only between the first connection portion 3d and the second connection portion 3e but also above the first connection portion 3d as shown in FIG. Further, it may be provided only above the first connection portion 3d without being provided between the first connection portion 3d and the second connection portion 3e. Moreover, even if the front side drain pipe 4 is not detachably connected to the first connecting portion 3d, it may be connected so as to be fixed by adhesion or the like.
[0023]
Further, the second connection portion 3e may extend downward from the main body tube portion 3a as shown in FIG. 7 without extending from the main body tube portion 3a in a direction substantially along the floor 1. In this case, the underfloor drain pipes 5 and 5 may be connected to the second connection portion 3e through, for example, a substantially T-shaped pipe joint K1.
[0024]
Incidentally, discharge water pipe body 3, a drainage position within the building, so that it can be changed in preparation for the refurbishment, and future room, but can be suitably used as a tube body pre-installed during construction of the building, Needless to say, it is not limited to such a tube.
[0025]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, the drainage device according to the present invention has the following effects.
[0026]
According to the drainage device described in claim 1, since the inner space area of the cross section of the main body pipe portion perpendicular to the direction in which the drainage flows can be increased, the case where the drainage device is disposed in a thin wall. Even so, the necessary drainage flow rate can be secured.
[0027]
In addition, according to the drainage device described in claim 2, in addition, the drainage flowing through the front drainage pipe arranged on the front side of the wall is deployed under the floor through the drainage pipe body. It can be sent to the underfloor drain pipe.
[0028]
Moreover, according to the drainage device described in claim 3, in addition to the front side drainage pipe, the drainage flow rate in the main body pipe portion can be sufficiently secured.
[0029]
Moreover, according to the drainage device described in claims 4 and 5 , in addition, the underfloor drain pipe connected to the second connecting portion can be easily arranged substantially along the floor.
[0030]
Further, according to the drainage device according to claim 6, in addition, waste water pipe body, in such a case that caused the tube plugging and opening the access door, as well as inspect the inside of the main tube portion The tube clogging can be removed.
[0031]
According to the drainage device described in claim 7 , in addition, when inspecting the inside of the main body pipe part, by opening the inspection port, the inside around the first connection part and the second connection Inspection around the part can be performed.
[Brief description of the drawings]
[1] of one embodiment of the inventions is an exploded perspective view.
FIG. 2 is also a longitudinal sectional view showing a state in which a drain pipe is disposed in a wall and a front drain pipe is connected.
FIG. 3 is also a longitudinal sectional view showing a state in which a drain pipe is disposed in a wall and a cap is attached to a first connection portion.
4 is an enlarged cross-sectional view taken along line AA in FIG. 2. FIG.
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view taken along line BB in FIG.
[6] of another embodiment of this inventions is a perspective view of a drainage tube.
[7] of still another embodiment of the inventions is a longitudinal sectional view.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Floor 2 Wall 3 Drain pipe 3a Main body pipe part 3d 1st connection part 3e 2nd connection part 3g Inspection port 4 Front side drain pipe 5 Underfloor drain pipe 6 Cap
7 decorative panel 7a hole S1 inner space area S2 inner space area

Claims

建物の壁内に配設されて、内部を排水が流れる本体管部を備える排水用管体と、キャップと、化粧板とからなる排水装置であって、
前記本体管部は、前記排水が流れる方向に直交する断面形状が、前記壁の厚さ方向に比して前記壁に沿う方向に長く延びる形状となるように形成され、また、
前記排水用管体は、前記本体管部に、前記壁の表側に向かって開口するとともに、前記壁の表側に配備される表側排水管を接続するための第１の接続部を備え、
前記キャップは、前記第１の接続部に着脱可能に取り付けられ、
前記化粧板は、孔を備え、その孔から前記キャップが前記壁の表側に臨むようにしてその壁の表側に着脱可能に取り付けられることを特徴とする排水装置。A drainage device that is disposed in a wall of a building and includes a drainage pipe body having a main body pipe portion through which drainage flows , a cap, and a decorative board ,
The main body pipe portion is formed so that a cross-sectional shape perpendicular to the direction in which the drainage flows is a shape extending longer in the direction along the wall than in the thickness direction of the wall ,
The drainage pipe body includes a first connection portion that opens to the main body pipe portion toward the front side of the wall and connects a front side drainage pipe disposed on the front side of the wall,
The cap is detachably attached to the first connection portion,
The said decorative board is equipped with a hole, The drainage apparatus characterized by being attached to the front side of the wall so that the said cap may face the front side of the said wall so that attachment or detachment is possible .

請求項１に記載の排水装置であって、
前記第１の接続部は、前記本体管部の上部側に設けられ、また、
前記排水用管体は、前記本体管部の下部側に、床の下に配備される床下排水管が接続される、第２の接続部を備えることを特徴とする排水装置。The drainage device according to claim 1,
The first connection part is provided on the upper side of the main body pipe part ,
The drainage tube is at the bottom side of the main body tube portion, underfloor drainage pipe to be deployed under the floor is connected, drainage device, characterized in that it comprises a second connecting portion.

請求項２に記載の排水装置であって、
前記本体管部の前記断面の内側空間面積は、前記表側排水管の、その延びる方向に直交する断面の内側空間面積以上となることを特徴とする排水装置。The drainage device according to claim 2,
The drainage device according to claim 1, wherein an inner space area of the cross section of the main body pipe portion is equal to or greater than an inner space area of a cross section of the front drain pipe perpendicular to the extending direction.

請求項２または３に記載の排水装置であって、
前記第２の接続部は、前記本体管部から、前記床にほぼ沿う方向に延びることを特徴とする排水装置。The drainage device according to claim 2 or 3,
The drainage device, wherein the second connection portion extends from the main body tube portion in a direction substantially along the floor.

請求項４に記載の排水装置であって、The drainage device according to claim 4,
前記第２の接続部は、前記本体管部から、水平方向よりも下がる方向に突出するように延びて形成されていることを特徴とする排水装置。The drainage device, wherein the second connection portion extends from the main body tube portion so as to protrude in a direction lower than a horizontal direction.

請求項２ないし５のいずれか１項に記載の排水装置であって、
前記本体管部に、その本体管部の内部を点検するための、前記壁の表側から開閉可能となる点検口が設けられることを特徴とする排水装置。 A drainage device according to any one of claims 2 to 5,
The drainage device according to claim 1, wherein an inspection port that can be opened and closed from the front side of the wall for inspecting the inside of the main body pipe portion is provided in the main body pipe portion .

請求項６に記載の排水装置であって、The drainage device according to claim 6,
前記点検口は、前記第１の接続部と前記第２の接続部との間に設けられることを特徴とする排水装置。The drainage device, wherein the inspection port is provided between the first connection portion and the second connection portion.