JP3719473B2

JP3719473B2 - Tape printer

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Publication number: JP3719473B2
Application number: JP26504397A
Authority: JP
Inventors: 一己神田; 悟森山; 美香子尾藤; 瑞恵寺井
Original assignee: Brother Industries Ltd
Current assignee: Brother Industries Ltd
Priority date: 1997-09-10
Filing date: 1997-09-10
Publication date: 2005-11-24
Anticipated expiration: 2017-09-10
Also published as: JPH1178129A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テープ印字装置に関し、特に定長モードで定長印字する為の設定長を、入力したテキストの文字や記号の幅情報や各種のスペース情報を加算演算して求めた最小テープ長として求めるようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、本願出願人は、特開平５─８４９９４号公報に記載のように、印字媒体である印字テープに文字や記号のキャラクタやマークを印字し、ファイルの背表紙に貼付するのに適したラベルを作成するのに好適なテープ印字装置を提案し、実用化した。このラベル作成装置は、キーボード、ディスプレイ、サーマル印字方式の印字機構を備え、印字媒体としての印字テープ（例えば、テープ幅６、９、１２、１８、２４mm）に、キャラクタやマークを、種々の文字サイズや書体で印字できるように構成してある。
【０００３】
ところで、例えば、ファイルの「表題」や「内容」を印字用テープに印字してラベルを作成し、このラベルをファイルの所定の貼付領域の全域に綺麗に貼付したい場合があることから、テキストを印字する印字範囲のテープ長さが設定したテープ長となるように定長モードで定長印字できるテープ印字装置が提案されている。例えば、特開平５−１０４８１０号公報には、印字範囲の長さをテープ長として予め設定しておき、選字ダイヤルを回転操作することで複数の文字や記号からなるテキストが入力され、印字キーの押下により印字が指示されたときには、これら複数の文字や記号の文字幅の全てを加算した総文字幅を求め、その総文字幅が設定長よりも短いときには、各文字間のスペースを均等に拡大した定長印字処理が実行されるが、総文字幅が設定したテープ長を越えるときにはエラーが表示されて定長印字処理が中止されるようにしたテープ印字装置が提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、特開平５−１０４８１０号公報に記載のテープ印字装置においては、印字キーを押下した時点で、初めて、設定したテープ長にて印字が不可能なことが報知されるのであって、テープ長を設定してる時点では、そのテープ長にて印字が可能であるか否か知ることができない。また、設定したテープ長が入力したテキストの総文字幅よりもどれくらい短いのか、または、そのテープ長をどれだけ長くしたら印字可能となるのかを知ることができない。そのため、設定したテープ長にて印字不可能な場合には、テープ長が長くなるように設定し直しては印字キーを押下するという操作を、エラーが表示されなくなるまで繰り返さなければ成らず、その操作が煩雑化するという問題がある。
【０００５】
また、設定したテープ長にて印字可能な場合であっても、文字間のスペースがどれくらいの大きさになるのかは、印字してみなければ判らず、印字の結果、設定したテープ長が入力したテキストの総文字幅よりも長く、文字間のスペースが所望の大きさよりも大きい場合には、テープ長を短くなるように設定し直しては印字キーを押下するという操作を繰り返さなければ成らず、その操作が煩雑化すると共に、多量の印字用テープを無駄にするという問題がある。本発明の目的は、入力した複数の文字や記号からなるテキストに対して、テープ長を設定する場合に、容易に最小テープ長を知ることができると共に、その最小テープ長に基づいてテープ長を設定することが可能であり、テープ長を設定する操作が容易となり、経済的に定長印字を行い得るようなテープ印字装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
請求項１に係るテープ印字装置は、文字や記号からなるテキスト及び種々の指令を入力する為の入力手段と、ディスプレイを含む表示手段と、複数の文字や記号の種々の文字サイズのドットパターンデータを記憶した文字情報記憶手段と、印字媒体であるテープに印字する印字手段と、テキストを印字する印字範囲のテープ長さが入力設定される設定長となるように印字する定長モードを設定するモード設定手段と、定長モードのときに、設定長を入力設定する設定長設定手段とを備えたテープ印字装置において、入力されたテキストを印字可能な最小テープ長を演算するテープ長演算手段を備え、前記設定長設定手段は、前記入力手段により入力された所定の指令に基づいて、前記テープ長演算手段で演算された最小テープ長を、前記設定長を変更する為の変更値として入力する最小テープ長入力手段と、前記最小テープ長入力手段により入力された変更値を記憶する変更値記憶手段と、前記変更値記憶手段に記憶された変更値を表示手段のディスプレイに数値にて表示させる表示制御手段と、前記変更値記憶手段に記憶された変更値を増減する為の増減手段と、前記変更値記憶手段に記憶された変更値を設定長として確定する確定手段とを備えたことを特徴とするものである。
【０００７】
入力手段により複数の文字や記号からなるテキストが入力されると、テープ長演算手段は、文字情報記憶手段から、例えば、テープ幅に見合う所定の文字サイズの幅情報に基づいて、各文字や記号の文字幅を加算した総文字幅と、各文字間毎に設ける最小の基準スペースの総合計と、テキストの先頭と末尾に夫々設ける余白とを加算することで、テキストを印字可能な最小テープ長を演算する。そして、モード設定手段で定長モードが設定されているときに、例えば、最小テープ長をディスプレイに表示させるように所定の指令が入力されたときには、設定長設定手段により、テキストを印字する印字範囲のテープ長さとして設定する設定長がその最小テープ長に変更される。そして、印字手段によりテキストが、その最小テープ長である設定長に基づいて定長印字される。
更に、必要に応じて表示制御手段により、テープ長演算手段で演算された最小テープ長が表示手段のディスプレイに数値にて表示される。そして、このとき、テキストを印字する為の設定長がその最小テープ長に変更される。この場合、最小テープ長に変更された設定長を、増減手段により増加側つまり長くなるように設定でき、また減少側つまり短くなるように設定できる。
【０００８】
請求項２に係るテープ印字装置は、請求項１の発明において、更に、テキスト印字の為の文字サイズを設定するサイズ設定手段を設け、前記テープ長演算手段は前記サイズ設定手段で設定された文字サイズに基づいて最小テープ長を演算することを特徴とするものである。この場合には、サイズ設定手段により種々の文字サイズのうちの所望の文字サイズが設定されると、テープ長演算手段は、設定された文字サイズの幅情報を文字情報記憶手段から受け、その文字サイズに基づいてテキストを印字可能な最小テープ長を演算する。その他、請求項１と同様の作用を奏する。
【０００９】
請求項３に係るテープ印字装置は、請求項１または２の発明において、前記テープ長演算手段は、文字や記号が入力される毎に前記最小テープ長を演算することを特徴とするものである。この場合、テープ長演算手段は、文字や記号が入力される毎に、その入力された文字や記号の幅情報を、それまでに既に入力されているテキストの総文字幅に加算するだけで、新規の総文字幅を求めるので、最小テープ長演算を簡単化して、テープ長演算処理時間を短縮化できる。その他、請求項１または２と同様の作用を奏する。
【００１０】
請求項４に係るテープ印字装置は、請求項１〜３の何れかの発明において、前記入力手段は、カーソルキーを備え、前記増減手段は、カーソルキーの操作によって前記変更値記憶手段に記憶された変更値を増減することを特徴とするものである。この場合、定長印字の為の設定長を任意の長さに容易に増減させることができる。その他、請求項１〜３の何れかと同様の作用を奏する。
【００１１】
請求項５に係るテープ印字装置は、請求項１〜４の何れかの発明において、前記入力手段は、数字キーを備え、前記表示制御手段は、数字キーが操作されたときに、表示手段のディスプレイに表示された複数桁からなる変更値の各桁を、１桁分左スクロールさせて最上位桁の数値を消去するとともに、数字キーの操作により入力された数値を最下位桁に表示させることを特徴とするものである。この場合には、定長印字の為の設定長を任意の長さに容易に変更できる。その他、請求項１〜４の何れかと同様の作用を奏する。
【００１２】
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。本実施形態は、複数の文字や記号などからなるテキストを印字媒体である印字テープに印字可能なテープ印字装置に本発明を適用した場合のものである。図１に示すように、テープ印字装置１の本体カバー２の上面には、文字や記号や数字などの文字キーに加えて、種々の機能キーなどが設けられたキーボード（入力手段に相当する）４が配設され、そのキーボード４の直ぐ後側には、入力した文字や記号を表示可能な液晶ディスプレイ５が設けられるとともに、後述するテープカセット２０は、本体カバー２の裏側のカセットカバー３を開閉することで交換可能になっている。
【００１４】
また、そのカセットカバー３に対応する本体カバー２の内部には、サーマルヘッド１１を備えたサーマル印字機構１０が配設されている。また、切断用ノブ２０を押圧操作することで、印字した印字テープ９を図示外の切断機構により手動で切断できるようになっている。次に、サーマルヘッド１１を含むサーマル印字機構（印字手段に相当する）１０について、図２に基づいて説明する。
【００１５】
矩形状のテープ収納カセットＣＳには、透明なフィルムからなる印字用テープ９が巻装されたテープスプール８と、インクリボン１２が巻装されたリボン供給スプール１３と、このインクリボン１２を巻取る巻取りスプール１４と、印字用テープ９と同一幅を有する両面テープ１５が剥離紙を外側にして巻装された供給スプール１６と、これら、印字用テープ９と両面テープ１５とを接合させる接合ローラとが回転自在に設けられている。印字用テープ９とインクリボン１２とが重なる位置には、サーマルヘッド７が立設され、これら印字用テープ９とインクリボン１２とをサーマルヘッド７に押圧するプラテンローラ１７と両面テープ９・１５を接合ローラ１０に押圧する送りローラ１８とは支持体１９に回転可能に枢支されている。このサーマルヘッド７には、４８個の発熱素子からなる発熱素子群が上下方向に列設されている。
【００１６】
従って、接合ローラ１０と巻取りスプール１４とがテープ駆動モータ（図３参照）５４で所定の回転方向に夫々同期して駆動されながら発熱素子群に通電されたとき、印字用テープ９上には複数のドット列により文字が印字され、しかも印字用テープ９は両面テープ１５を接合した状態でテープ送り方向Ａにテープ送りされて本体フレーム２外に送出される。尚印字機構ＰＭの詳細については特開平２−１０６５５５号公報を参照。
【００１７】
次に、テープ印字装置１の制御系は、図３のブロック図に示すように構成されている。制御装置４０は、ＣＰＵ４１と、このＣＰＵ４１にデータバスなどのバス４２を介して接続されたフォントＲＯＭ４３と、ＲＯＭ４４及びＲＡＭ４５と、入出力インターフェース４６と、ビデオＲＡＭを有するディスプレイコントローラ（ＬＣＤＣ）４７と、入出力インターフェース４６に接続された駆動回路４８〜５０とから構成されている。ここで、これら液晶ディスプレイ５やＬＣＤＣ４７などで表示手段が構成されている。
【００１８】
前記フォントＲＯＭ（文字情報記憶手段に相当する）４３には、複数の文字や記号などのキャラクタの各々に関して、各キャラクタの文字幅情報と、表示用ドットパターンデータが格納されるとともに、複数の文字サイズの印字用ドットパターンデータが文字や記号のコードデータに対応させて格納されている。前記入出力インターフェース４６には、キーボード４と、テープカセットＣＳに設けられたその種類を示す検出用穴群（図示略）に基づいてテープカセットＣＳの種類を検出するカセット検出センサ５１とが接続されるとともに、ディスプレイコントローラ（ＬＣＤＣ）４７には液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）５が接続され、駆動回路４８〜５０には警告用ブザー５３と、サーマルヘッド１１と、テープ駆動モータ５４とが接続されている。
【００１９】
前記ＲＯＭ４４には、キーボード４から入力された文字や記号や数字などのキャラクタのコードデータに対応させて、ディスプレイコントローラ４７を制御する表示駆動制御プログラム、テキストメモリ４５ａに格納された文字や記号について、印字に供するドットパターンデータを作成する印字制御プログラムや、作成されたドットパターンデータについて、１ドット列毎のドットパターンデータを順次サーマルヘッド１１やテープ駆動モータ４４に出力して印字する印字駆動制御プログラム、本願特有の後述のテープ印字制御の制御プログラムなどが格納されている。
【００２０】
前記ＲＡＭ４５のテキストメモリ４５ａには、キーボード４から入力された文字や記号からなるテキストのデータが格納される。サイズメモリ４５ｂには、設定された文字サイズのデータが格納される。設定長メモリ（変更値記憶手段に相当する）４５ｃには、定長印字の為の設定長の寸法が格納される。テープ長メモリ４５ｄには、演算で求められたテキストの最小テープ長のデータが格納される。印字データバッファ４５ｅには、テキストメモリ４５ａに格納されたキャラクタコードに対応するドットパターンデータが展開して格納される。更に、ＲＡＭ４５には、ＣＰＵ４１で演算した演算結果を一時的に格納する各種メモリなどが設けられている。
【００２１】
次に、テープ印字装置１の制御装置４０で行なわれる、テープ印字制御のルーチンについて、図４〜図５のフローチャートに基づいて説明する。尚、図中符号Ｓｉ（ｉ＝１０、１１、１２・・・）は各ステップである。このテープ印字装置１に電源が投入されると、ＲＡＭ４５の各メモリをリセットしたり、サーマル印字機構１０を初期化するなどの初期設定が実行された後、この制御が開始される。
【００２２】
この制御が開始され、キーボード４の文字サイズ設定キーが操作されたときには（Ｓ10・Ｓ11：Yes ）、数値キーで設定される文字サイズのデータをサイズメモリ４５ｂに格納する文字サイズ設定処理が実行され（Ｓ15）、Ｓ10にリターンする。次に、アルファベット文字や数字キーなどの印字可能キーが操作されたときには（Ｓ10：Yes ，Ｓ11：No、Ｓ12：Yes ）、その入力された文字や数字のコードデータがテキストメモリ４５ａに記憶され（Ｓ16）、テープ長演算処理が実行され、そのテープ長演算で求められた最小テープ長がテープ長メモリ４５ｄに格納され（Ｓ17）、Ｓ10にリターンする。
【００２３】
このテープ長演算処理について説明すると、例えば、文字「Ａ」に続けて文字「Ｂ」が入力されたとき、各文字「Ａ」，「Ｂ」の文字幅情報と、これら文字間に設ける最小の基準スペースＳＡと、これら文字「Ａ」，「Ｂ」からなるテキストの先頭と末尾とに夫々設ける余白ＳＹとを加算した、テキストを印字可能な最小テープ長が演算される。そして、更に文字「Ｃ」が入力されたときには、テキスト「ＡＢ」の最小テープ長に、その文字「Ｃ」の文字幅情報と１つの文字間基準スペースＳＡとを加算した新規の最小テープ長が求められる。即ち、文字や記号が入力される毎に最小データ長が演算されるので、最新の最小テープ長演算が簡単化する。
【００２４】
次に、定長モードキーが操作されたときに（Ｓ10：Yes ，Ｓ11・Ｓ12：No、Ｓ13：Yes ）、定長モードフラグＴＦがセットされていて定長モードが設定されているときには（Ｓ18：Yes ）、定長モードフラグＴＦがリセットされて定長モードが解除される（Ｓ19）。一方、定長モードフラグＴＦがリセットされていて定長モードが解除されているときには（Ｓ18：No）、定長モードフラグＴＦがセットされて定長モードが設定される（Ｓ20）。そして、設定モードの設定状態がディスプレイ５に表示される（Ｓ21）。例えば、定長モードが設定されたときには、図６（ａ）に示すようにディスプレイ５に「ＯＮ」が表示され、また定長モードが解除されたときには、図６（ｂ）に示すようにディスプレイ５に「ＯＦＦ」が表示される。
【００２５】
次に、定長印字の為の設定長を設定する設定処理（図５参照）が実行される（Ｓ22）。この制御が開始されたときに、定長モードフラグＴＦがリセットされているときには（Ｓ30：No）、この制御を直ぐに終了してテープ印字制御のＳ10にリターンするが、定長モードフラグＴＦがセットされていて、定長モードのときには（Ｓ30：Yes ）、設定長メモリ４５ｃに格納されている設定長を読み出してディスプレイ５に表示される（Ｓ31）。このとき、設定長メモリ４５ｃに何れの数値も記憶されていないときには、予め設定されたデフォルトの数値、例えば図６（ｃ）に示すように、「10.0」ｃｍが設定長メモリ４５ｃに記憶され且つ表示される。
【００２６】
そして、現在までに入力したテキストの最小テープ長を表示させる為に、テープ長表示キーが操作されたときには（Ｓ32・Ｓ33：Yes ）、テープ長メモリ４５ｄから読み出した最小テープ長の数値がディスプレイ５に表示され（Ｓ39）、同時に設定長メモリ４５ｃの設定長がテープ長メモリ４５ｄの最小テープ長に変更され（Ｓ40）、Ｓ31にリターンする。例えば、図７に示すように、テキスト「ＡＢＣＤＥ」を入力したときに、各文字「ＡＢＣＤＥ」の文字幅と、４つの文字間基準スペースＳＡと、２つの余白ＳＹとを加算した印字可能な最小テープ長が「7.5 」cmのときには、図６（ｄ）に示すように、その「7.5 」cmが表示され、設定長メモリ４５ｃにもその数値「7.5 」が格納される。ここで、Ｓ 31 が表示制御手段に相当し、Ｓ 40 が最小テープ長入力手段に相当する。
【００２７】
次に、上カーソルキーが操作されたときには（Ｓ32：Yes ，Ｓ33：No、Ｓ34：Yes ）、設定長メモリ４５ｃに記憶している設定長ＳＬとして、その数値を「0.1 」cmだけ増加させた新規の数値で記憶される（Ｓ41）。また、下カーソルキーが操作されたときには（Ｓ32：Yes ，Ｓ33・34：No、Ｓ35：Yes ）、設定長メモリ４５ｃに記憶している設定長ＳＬとして、その数値を「0.1 」ｃｍだけ減少させた新規の数値で記憶される（Ｓ42）。ここで、これら上下のカーソルキーを連続操作するときには、設定長ＳＬを、「0.1 」ずつ連続させて増加又は減少させるようにしてもよい。
【００２８】
一方、数字キーが操作されたときには（Ｓ32：Yes ，Ｓ33〜Ｓ35：No、Ｓ36：Yes ）、ディスプレイ５に表示されている３桁からなる設定長ＳＬの各数値が１桁分だけ左スクロールされ、最上桁の数値が消えて入力した数値が最下位桁に表示される（Ｓ43）。そして、最終的に、確定キーが操作されたときに（Ｓ32：Yes ，Ｓ33〜Ｓ36：No、Ｓ37：Yes ）、現在設定されている設定長ＳＬが、その設定長ＳＬに対する設定長下限値Ｓａと設定長上限値Ｓｂとの許容範囲外のときには（Ｓ44：No）、エラー表示されるが（Ｓ46）、設定長ＳＬが許容範囲内のときには（Ｓ44：Yes ）、その設定長ＳＬが確定され（Ｓ45）、この制御を終了してＳ10にリターンする。ここで、Ｓ 45 が確定手段に相当する。
【００２９】
ここで、設定長下限値Ｓａは、メカ的な要因で印字不可能なテープ長（例えば、印字位置と、切断位置との間の距離よりも短いテープ長は印字できない）に若干のマージンを加えた値（例えば、約５cm）です。また、設定長上限値Ｓｂは、機械的な制約ではなく、いたずらに長いテープ長が設定されないように設けられた値（例えば、約３０cm）です。
【００３０】
一方、取消しキーが操作されたときには（Ｓ32：Yes ，Ｓ33〜Ｓ37：No、Ｓ38：Yes ）、設定された新規の設定長が無効にされ、つまり設定長メモリ４５ｃには前回の設定長が格納され（Ｓ47）、この制御を終了して同様にＳ10にリターンする。そして、テープ印字制御において、印字キーが操作されたときには（Ｓ10：Yes ，Ｓ11〜Ｓ13：No、Ｓ14：Yes ）、入力されたテキストが設定長メモリ４５ｃの設定長に基づいて定長印字される（Ｓ23）。
【００３１】
例えば、図７に示すように、テキスト「ＡＢＣＤＥ」を入力する一方、定長モードのときに、テープ長表示キーを操作するだけで設定長として、そのテキスト「ＡＢＣＤＥ」を印字可能な最小テープ長に設定され、その設定長で定長印字されることから、入力したテキストの定長印字を経済的に且つ簡単にしかも見栄えよく行なうことができる。ここで、テープ印字制御に設けられたテープ長演算処理制御などでテープ長演算手段が構成され、定長モードキーや定長モードフラグＴＦなどでモード設定手段が構成され、文字サイス設定キーやサイズメモリ４５ｂなどでサイズ設定手段が構成され、Ｓ 22 により設定長設定手段が構成されている。
【００３２】
このように、サーマル印字機構１０やキーボード４やディスプレイ５を備えるとともに、その制御装置４０にフォントＲＯＭ４３を設けたテープ印字装置１において、テープ印字制御に、テープ長演算処理制御やモード設定制御や設定長設定処理制御を設け、キーボード４を介して入力されたテキストの最小テープ長を求める一方、定長印字の為の設定長として最小テープ長に変更し、この最小テープ長に基づいてテキストを定長印字するので、定長印字を経済的に且つ簡単にしかも見栄えよく行なうことができる。
【００３３】
また、文字サイズ設定キーを操作することで、テキスト印字の為の文字サイズを設定できるようにし、更に設定された文字サイズに基づいて最小テープ長が演算されるので、定長印字するテキストの文字サイズを任意に設定でき、しかも設定した所望の文字サイズに相応しい最小の設定長でテキストを定長印字することができる。また、テープ長表示キーの操作により、入力したテキストの最小テープ長をディスプレイ５に数値にて表示し、そのテープ長表示キーによる表示指令でテキストを印字する為の設定長がその最小テープ長に変更されるので、入力したテキストに相応しい最小テープ長をディスプレイに表示させるのと同時に、定長印字の為の設定長を最小テープ長に自動的に変更することができる。
【００３４】
更に、上下カーソルキーの操作で設定長メモリ４５ｃの設定長を増減できるようにしたので、定長印字の為の設定長を任意の長さに容易に増減させることができる。特に、設定長を最小テープ長に変更後は、その最小テープ長を増すことで設定長を設定できるので、設定長が短かすぎて、印字不可能となることもなく、また、文字間スペースの大きさも容易に想像できるので、設定長の設定操作が極めて容易になる。また、文字や記号が入力される毎に、それまでに既に入力されているテキストの総文字幅に入力文字の文字幅を加算するだけで、新規の総文字幅を求め、最新のテキストを印字可能な最小テープ長を演算するので、最小テープ長演算を簡単化して、テープ長演算処理時間の短縮化を図ることができる。更に、設定される設定長を記憶する設定長メモリ４５ｃをＲＡＭ４５に設けたので、後続的に入力する別のテキストの各々についても、同様の設定長を用いて、容易に且つ迅速に定長印字を実行することができる。
【００３５】
ここで、前記実施形態の変更形態として、複数の文字や記号からなるテキストを印字可能な最小テープ長は、各文字や記号の文字幅だけを加算することで求めるようにしてもよい。また、印字に供する文字サイズは使用する印字テープ９のテープ幅に基づいて自動的に設定するようにしてもよい。更に、２行又は３行からなるテキストを定長印字する場合には、各行の最小テープ長のうちの長い方の最小テープ長を採用するようにしてもよい。本発明の技術的思想の範囲内において、前記実施形態に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々の変更を加えることもあり得る。尚、リボン色の異なる複数のリボンカセット３０を順次取り換えて多色印字する種々のテープ印字装置に本発明を適用し得ることは勿論である。
【００３６】
【発明の効果】
請求項１の発明によれば、文字や記号からなるテキスト及び種々の指令を入力する為の入力手段と、ディスプレイを含む表示手段と、複数の文字や記号の種々の文字サイズのドットパターンデータを記憶した文字情報記憶手段と、印字媒体であるテープに印字する印字手段と、テキストを印字する印字範囲のテープ長さが入力設定される設定長となるように印字する定長モードを設定するモード設定手段と、定長モードのときに、設定長を入力設定する設定長設定手段とを備えたテープ印字装置において、テープ長演算手段を備え、設定長設定手段は、最小テープ長入力手段と、変更値記憶手段と、増減手段と、表示制御手段と、確定手段とを備え、入力されたテキストの最小テープ長を求める一方、定長印字の為の設定長として最小テープ長に変更し、この最小テープ長に基づいてテキストを定長印字するので、定長印字を経済的に且つ簡単にしかも見栄えよく行なうことができる。
更に、入力したテキストに相応しい最小テープ長をディスプレイに表示させるのと同時に、定長印字の為の設定長を最小テープ長に自動的に変更することができる。しかも、最小テープ長に変更された設定長を、任意の長さに容易に増減させることができる。従って、設定長を最小テープ長に変更後に、任意の長さに増やせば、印字不可能な設定長を設定することもないし、文字間スペースが大きくなりすぎるように長すぎる設定長を設定することもない。
【００３７】
請求項２の発明によれば、更に、テキスト印字の為の文字サイズを設定するサイズ設定手段を設け、前記テープ長演算手段は前記サイズ設定手段で設定された文字サイズに基づいて最小テープ長を演算するので、定長印字するテキストの文字サイズを任意に設定でき、しかも設定した所望の文字サイズに相応しい最小の設定長でテキストを定長印字することができる。
【００３８】
請求項３の発明によれば、請求項１または２と同様の効果を奏するが、前記テープ長演算手段は、文字や記号が入力される毎に最小テープ長を演算するので、入力されたテキストの最小テープ長演算を簡単化して、テープ長演算処理時間の短縮化を図ることができる。
【００３９】
請求項４の発明によれば、請求項１〜３の何れかと同様の効果を奏するが、前記入力手段は、文字や記号の印字位置を変更する為のカーソルキーを備え、前記増減手段は、カーソルキーの操作によって前記変更値記憶手段に記憶された変更値を増減することを特徴とするものである。この場合、定長印字の為の設定長を任意の長さに容易に増減させることができる。
請求項５の発明によれば、請求項１〜４の何れかと同様の効果を奏するが、入力手段は、数字キーを備え、表示制御手段は、数字キーが操作されたときに、表示手段のディスプレイに表示された複数桁からなる変更値の各桁を、１桁分左スクロールさせて最上位桁の数値を消去するとともに、数字キーの操作により入力された数値を最下位桁に表示させるので、定長印字の為の設定長を任意の長さに容易に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】テープ印字装置の斜視図である。
【図２】印字状態のサーマル印字機構の平面図である。
【図３】テープ印字装置の制御系のブロック図である。
【図４】テープ印字制御のルーチンの概略フローチャートである。
【図５】設定長設定処理制御のルーチンの概略フローチャートである。
【図６】定長モードや設定長の設定に関する表示例であり、（ａ）は定長モード設定状態の表示例であり、（ｂ）は定長モード解除状態の表示例であり、（ｃ）はデフォルト値を設定長とする表示例であり、（ｄ）は演算で求められた最小テープ長を設定長とする表示例である。
【図７】入力したテキスト「ＡＢＣＤＥ」を定長印字した印字テープの平面図である。
【符号の説明】
１テープ印字装置
４キーボード
５液晶ディスプレイ
１０サーマル印字機構
１１サーマルヘッド
４０制御装置
４１ＣＰＵ
４４ＲＯＭ
４５ＲＡＭ
４５ｃ設定長メモリ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to a tape printer, and in particular, a set length for performing a fixed length printing in a fixed length mode is defined as a minimum tape length obtained by adding and calculating the width information of characters and symbols of input text and various space information. DemandMeIt is related to what I did.
[0002]
[Prior art]
  Conventionally, the applicant of the present application, as described in Japanese Patent Laid-Open No. 5-84994, has a label suitable for printing characters and symbols, characters and marks on a printing tape, which is a printing medium, and affixing it to a back cover of a file. Proposed a tape printer suitable for producing the printer. This label producing apparatus includes a keyboard, a display, and a thermal printing type printing mechanism. Characters and marks are printed on a printing tape (for example, tape width 6, 9, 12, 18, 24 mm) as a printing medium. It is configured to print in size and typeface.
[0003]
  By the way, for example, you may want to create a label by printing the file's title and content on a printing tape, and you may want to apply this label neatly to the entire area of the file. There has been proposed a tape printing apparatus capable of performing constant length printing in the constant length mode so that the tape length of the printing range to be printed becomes the set tape length. For example, in Japanese Patent Laid-Open No. 5-104810, the length of a print range is set in advance as a tape length, and text composed of a plurality of characters and symbols is input by rotating a character selection dial. When printing is instructed by pressing, the total character width is calculated by adding all the character widths of these multiple characters and symbols. When the total character width is shorter than the set length, the spaces between the characters are evenly distributed. An enlarged constant-length printing process is executed, but a tape printing apparatus has been proposed in which an error is displayed and the fixed-length printing process is stopped when the total character width exceeds a set tape length.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
  As described above, in the tape printer described in Japanese Patent Laid-Open No. 5-104810, when the print key is pressed, it is informed for the first time that printing cannot be performed with the set tape length. At the time when the tape length is set, it is impossible to know whether printing is possible with the tape length. In addition, it is impossible to know how much the set tape length is shorter than the total character width of the input text or how long the tape length can be printed. Therefore, if printing is not possible with the set tape length, you must repeat the operation of pressing the print key after resetting the tape length to be longer until no error is displayed. There is a problem that the operation becomes complicated.
[0005]
  Even if printing is possible with the set tape length, the size of the space between characters cannot be determined without printing, and the set tape length is input as a result of printing. If the length of the text is longer than the total character width and the space between characters is larger than the desired size, the tape length must be shortened and the operation of pressing the print key must be repeated. However, the operation is complicated and a large amount of printing tape is wasted. The object of the present invention is to easily know the minimum tape length when setting the tape length for the input text or symbols, and to determine the tape length based on the minimum tape length. An object of the present invention is to provide a tape printing apparatus which can be set, facilitates an operation of setting a tape length, and can perform constant length printing economically.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
  The tape printer according to claim 1 is an input unit for inputting text and various commands including characters and symbols, a display unit including a display, and dot pattern data of various character sizes of a plurality of characters and symbols. Is a character information storage means that stores information and a print mediumPrinting on tapePrinting means and, Mode setting means for setting the fixed length mode for printing so that the tape length of the print range for printing text is the set length that is set for input, and the set length for setting and inputting the set length in the fixed length mode Setting means andTape length calculation means for calculating the minimum tape length capable of printing the input text in a tape printer equipped withThe set length setting means inputs a minimum tape length calculated by the tape length calculation means as a change value for changing the set length based on a predetermined command input by the input means. A minimum tape length input means, a change value storage means for storing a change value input by the minimum tape length input means, and a change value stored in the change value storage means is displayed numerically on the display of the display means Display control means for causing, increase / decrease means for increasing / decreasing the change value stored in the change value storage means, and confirmation means for determining the change value stored in the change value storage means as a set length;It is characterized by comprising.
[0007]
  When text composed of a plurality of characters and symbols is input by the input means, the tape length calculation means, for example, from the character information storage means, based on width information of a predetermined character size that matches the tape width, The total tape width that can be printed by adding the total character width, the total of the minimum reference space provided between each character, and the margins provided at the beginning and end of the text respectively. Is calculated. When the fixed length mode is set by the mode setting means, for example, when a predetermined command is input to display the minimum tape length on the display, the set lengthSettingBy the means, the set length set as the tape length of the print range for printing the text is changed to the minimum tape length. Then, the text is printed at a fixed length by the printing means based on the set length which is the minimum tape length.
  Furthermore, the minimum tape length calculated by the tape length calculating means is displayed numerically on the display means by the display control means as required. At this time, the set length for printing the text is changed to the minimum tape length. In this case, the set length changed to the minimum tape length can be set so as to increase or become longer by the increase / decrease means, and can be set so as to decrease or become shorter.
[0008]
  According to a second aspect of the present invention, there is provided the tape printer according to the first aspect, further comprising size setting means for setting a character size for text printing, wherein the tape length calculation means is the character set by the size setting means. The minimum tape length is calculated based on the size. In this case, when a desired character size of various character sizes is set by the size setting means, the tape length calculation means receives the width information of the set character size from the character information storage means, and the character Calculate the minimum tape length that can print text based on size. In addition, the same effects as those of the first aspect are achieved.
[0009]
  The tape printer according to claim 3 is the invention of claim 1 or 2,The tape length calculating means calculates the minimum tape length every time a character or symbol is input. In this case, each time a character or symbol is input, the tape length calculation means simply adds the width information of the input character or symbol to the total character width of the text that has already been input, Since the new total character width is obtained, the minimum tape length calculation can be simplified and the tape length calculation processing time can be shortened.In addition, the same effects as in the first or second aspect are achieved.
[0010]
  A tape printer according to a fourth aspect is the one according to the first to third aspects.AnyIn the invention,The input means includes a cursor key, and the increase / decrease means increases / decreases the change value stored in the change value storage means by operating the cursor key. In this case, the set length for fixed-length printing can be easily increased or decreased to an arbitrary length.In addition, claims 1 to 3EitherThe same effect is exhibited.
[0011]
  A tape printer according to a fifth aspect is the one according to the first to fourth aspects.AnyIn the invention,The input means includes a numeric key, and when the numeric key is operated, the display control means causes each digit of the changed value displayed on the display of the display means to scroll left by one digit. The numerical value of the most significant digit is erased and the numerical value input by the operation of the numeric key is displayed in the least significant digit. In this case, the set length for the fixed length printing can be easily changed to an arbitrary length.In addition, claims 1 to 4EitherThe same effect is exhibited.
[0012]
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the present embodiment, the present invention is applied to a tape printer capable of printing a text composed of a plurality of characters, symbols, and the like on a printing tape that is a printing medium. As shown in FIG. 1, a keyboard (corresponding to an input means) provided with various function keys in addition to character keys such as characters, symbols and numbers on the upper surface of the main body cover 2 of the tape printer 1. 4 is provided, and a liquid crystal display 5 capable of displaying input characters and symbols is provided immediately behind the keyboard 4, and a tape cassette 20 to be described later is provided with a cassette cover 3 on the back side of the body cover 2. It can be exchanged by opening and closing.
[0014]
  A thermal printing mechanism 10 including a thermal head 11 is disposed inside the main body cover 2 corresponding to the cassette cover 3. Further, by pressing the cutting knob 20, the printed printing tape 9 can be manually cut by a cutting mechanism not shown. Next, a thermal printing mechanism (corresponding to printing means) 10 including the thermal head 11 will be described with reference to FIG.
[0015]
  In the rectangular tape storage cassette CS, a tape spool 8 around which a printing tape 9 made of a transparent film is wound, a ribbon supply spool 13 around which an ink ribbon 12 is wound, and the ink ribbon 12 are wound up. A take-up spool 14, a supply spool 16 in which a double-sided tape 15 having the same width as the printing tape 9 is wound with the release paper facing outside, and a joining roller for joining the printing tape 9 and the double-sided tape 15. And are rotatably provided. A thermal head 7 is erected at a position where the printing tape 9 and the ink ribbon 12 overlap each other, and a platen roller 17 and a double-sided tape 9.15 that press the printing tape 9 and the ink ribbon 12 against the thermal head 7 are provided. The feed roller 18 that presses against the joining roller 10 is pivotally supported by the support 19 so as to be rotatable. On the thermal head 7, a heating element group composed of 48 heating elements is arranged in the vertical direction.
[0016]
  Therefore, when the heating roller is energized while the joining roller 10 and the take-up spool 14 are driven in synchronization with each other in a predetermined rotational direction by a tape drive motor (see FIG. 3) 54, Characters are printed by a plurality of dot rows, and the printing tape 9 is tape-fed in the tape feeding direction A with the double-sided tape 15 being joined and sent out of the main body frame 2. For details of the printing mechanism PM, see JP-A-2-106555.
[0017]
  Next, the control system of the tape printer 1 is configured as shown in the block diagram of FIG. The control device 40 includes a CPU 41, a font ROM 43 connected to the CPU 41 via a bus 42 such as a data bus, a ROM 44 and a RAM 45, an input / output interface 46, a display controller (LCDC) 47 having a video RAM, Drive circuits 48 to 50 connected to the input / output interface 46 are included. Where these liquid crystal displays5And LCDC47 etc. constitute display means.
[0018]
  The font ROM (corresponding to character information storage means) 43 stores character width information of each character and display dot pattern data for each character such as a plurality of characters and symbols, and a plurality of characters. The size dot pattern data for printing is stored in correspondence with the code data of characters and symbols. The input / output interface 46 includes a keyboard 4 and a tape cassette.CSA cassette detection sensor 51 for detecting the type of the tape cassette CS is connected to the display controller (LCDC) 47 based on a group of detection holes (not shown) indicating the type of the liquid crystal display (LCDC) 47. 5)ButA warning buzzer 53, the thermal head 11, and a tape drive motor 54 are connected to the drive circuits 48-50.
[0019]
  In the ROM 44, a display drive control program for controlling the display controller 47 in correspondence with character code data such as characters, symbols and numbers inputted from the keyboard 4, characters and symbols stored in the text memory 45a, Print control program for creating dot pattern data to be used for printing, and print drive control program for sequentially printing the dot pattern data for each dot row to the thermal head 11 or the tape drive motor 44 for the created dot pattern data A tape printing control program, which will be described later, peculiar to the present application is stored.
[0020]
  In the text memory 45a of the RAM 45, text data consisting of characters and symbols inputted from the keyboard 4 is stored. The size memory 45b stores data of the set character size. Set length memory (Changed value45c (corresponding to the storage means) stores the dimension of the set length for the fixed length printing. The tape length memory 45d stores data of the minimum tape length of the text obtained by calculation. In the print data buffer 45e, the dot pattern data corresponding to the character code stored in the text memory 45a is developed and stored. Further, the RAM 45 is provided with various memories that temporarily store the calculation results calculated by the CPU 41.
[0021]
  Next, a tape printing control routine performed by the control device 40 of the tape printer 1 will be described with reference to the flowcharts of FIGS. In the figure, reference sign Si (i = 10, 11, 12,...) Represents each step. When the tape printer 1 is powered on, this control is started after initial settings such as resetting each memory of the RAM 45 and initializing the thermal printing mechanism 10 are executed.
[0022]
  When this control is started and the character size setting key of the keyboard 4 is operated (S10 / S11: Yes), the character size setting process for storing the character size data set by the numerical keys in the size memory 45b is executed. (S15), the process returns to S10. Next, when a printable key such as an alphabetic character or a numeric key is operated (S10: Yes, S11: No, S12: Yes), the code data of the inputted character or number is stored in the text memory 45a ( S16) The tape length calculation process is executed, the minimum tape length obtained by the tape length calculation is stored in the tape length memory 45d (S17), and the process returns to S10.
[0023]
  This tape length calculation process will be described. For example, when a character “B” is input after a character “A”, the character width information of each character “A” and “B” and the minimum width provided between these characters The minimum tape length capable of printing the text is calculated by adding the reference space SA and the margins SY provided at the beginning and end of the text consisting of these characters “A” and “B”. When the character “C” is further input, a new minimum tape length obtained by adding the character width information of the character “C” and one inter-character reference space SA to the minimum tape length of the text “AB” is obtained. Desired. That is, since the minimum data length is calculated each time a character or symbol is input, the latest minimum tape length calculation is simplified.
[0024]
  Next, when the fixed length mode key is operated (S10: Yes, S11 / S12: No, S13: Yes), when the fixed length mode flag TF is set and the fixed length mode is set (S18). : Yes), the fixed length mode flag TF is reset and the fixed length mode is canceled (S19). On the other hand, when the fixed length mode flag TF is reset and the fixed length mode is released (S18: No), the fixed length mode flag TF is set and the fixed length mode is set (S20). Then, the setting state of the setting mode is displayed on the display 5 (S21). For example, when the fixed length mode is set, “ON” is displayed on the display 5 as shown in FIG. 6A, and when the fixed length mode is canceled, the display is displayed as shown in FIG. 6B. “OFF” is displayed in FIG.
[0025]
  Next, a setting process (see FIG. 5) for setting a set length for constant length printing is executed (S22). When the constant length mode flag TF is reset when this control is started (S30: No), this control is immediately terminated and the process returns to the tape printing control S10, but the constant length mode flag TF is set. In the fixed length mode (S30: Yes), the set length stored in the set length memory 45c is read and displayed on the display 5 (S31). At this time, when no numerical value is stored in the set length memory 45c, a preset default numerical value, for example, “10.0” cm is stored in the set length memory 45c as shown in FIG. Is displayed.
[0026]
  When the tape length display key is operated in order to display the minimum tape length of the text input so far (S32 / S33: Yes), the numerical value of the minimum tape length read from the tape length memory 45d is displayed on the display 5. At the same time, the set length of the set length memory 45c is changed to the minimum tape length of the tape length memory 45d (S40), and the process returns to S31. For example, as shown in FIG. 7, when the text “ABCDE” is input, the minimum printable value is obtained by adding the character width of each character “ABCDE”, four inter-character reference spaces SA, and two margins SY. When the tape length is “7.5” cm, as shown in FIG. 6D, the “7.5” cm is displayed, and the numerical value “7.5” is also stored in the set length memory 45c.Where S 31 Corresponds to the display control means, and S 40 Corresponds to the minimum tape length input means.
[0027]
  Next, when the up cursor key is operated (S32: Yes, S33: No, S34: Yes), the numerical value is increased by "0.1" cm as the set length SL stored in the set length memory 45c. A new numerical value is stored (S41). When the down cursor key is operated (S32: Yes, S33 / 34: No, S35: Yes), the set length SL stored in the set length memory 45c is decreased by "0.1" cm. The new numerical value is stored (S42). Here, when these upper and lower cursor keys are continuously operated, the set length SL may be continuously increased or decreased by “0.1”.
[0028]
  On the other hand, when the numeric key is operated (S32: Yes, S33 to S35: No, S36: Yes), each numerical value of the set length SL consisting of three digits displayed on the display 5 is scrolled to the left by one digit. The numerical value of the uppermost digit disappears and the input numerical value is displayed in the lowest digit (S43). Finally, when the enter key is operated (S32: Yes, S33 to S36: No, S37: Yes), the currently set set length SL is the set length lower limit Sa for the set length SL. If the set length upper limit Sb is outside the allowable range (S44: No), an error is displayed (S46). If the set length SL is within the allowable range (S44: Yes), the set length SL is determined. (S45), this control is terminated and the process returns to S10.Where S 45 Corresponds to the determination means.
[0029]
  Here, the set length lower limit Sa adds a slight margin to a tape length that cannot be printed due to mechanical factors (for example, a tape length shorter than the distance between the printing position and the cutting position cannot be printed). Value (for example, about 5cm). The set length upper limit Sb is not a mechanical restriction, and is a value (for example, about 30 cm) provided so that an unnecessarily long tape length is not set.
[0030]
  On the other hand, when the cancel key is operated (S32: Yes, S33 to S37: No, S38: Yes), the set new set length is invalidated, that is, the previous set length is stored in the set length memory 45c. (S47), this control is terminated, and the process similarly returns to S10. In the tape print control, when the print key is operated (S10: Yes, S11 to S13: No, S14: Yes), the input text is printed at a fixed length based on the set length of the set length memory 45c. (S23).
[0031]
  For example, as shown in FIG. 7, while the text “ABCDE” is input, the minimum tape length that allows the text “ABCDE” to be printed as a set length simply by operating the tape length display key in the fixed length mode. Since the fixed length printing is performed with the set length, the fixed length printing of the input text can be performed economically, easily, and with good appearance. Here, the tape length calculation means is configured by the tape length calculation control provided in the tape printing control, the mode setting means is configured by the fixed length mode key, the fixed length mode flag TF, etc., and the character size setting key and size Size setting means is configured by the memory 45b, etc.S twenty two Thus, a set length setting means is configured.
[0032]
  As described above, in the tape printer 1 provided with the thermal printing mechanism 10, the keyboard 4 and the display 5 and provided with the font ROM 43 in the control device 40, tape length calculation processing control, mode setting control and setting are performed for tape printing control. Length setting processing control is provided to determine the minimum tape length of text input via the keyboard 4, while changing to the minimum tape length as the set length for fixed-length printing, and the text is determined based on this minimum tape length. Since long printing is performed, constant-length printing can be performed economically, easily, and with good appearance.
[0033]
  In addition, the character size setting key can be operated to set the character size for text printing, and the minimum tape length is calculated based on the set character size. The size can be arbitrarily set, and the text can be printed at a fixed length with the minimum set length suitable for the desired character size. Also, by operating the tape length display key, the minimum tape length of the input text is displayed numerically on the display 5, and the set length for printing the text by the display command by the tape length display key is the minimum tape length. Since it is changed, the minimum tape length suitable for the entered text is displayed on the display, and at the same time, the set length for the fixed length printing can be automatically changed to the minimum tape length.
[0034]
  Furthermore, since the set length of the set length memory 45c can be increased / decreased by operating the up / down cursor keys, the set length for the fixed length printing can be easily increased / decreased to an arbitrary length. In particular, after changing the set length to the minimum tape length, the set length can be set by increasing the minimum tape length, so the set length is too short to prevent printing, and there is no space between characters. Since the size of can be easily imagined, the setting operation of the set length becomes extremely easy. Also, each time a character or symbol is entered, simply adding the character width of the input character to the total character width of the text that has already been entered, the new total character width is obtained, and the latest text is printed. Since the minimum possible tape length is calculated, the minimum tape length calculation can be simplified and the tape length calculation processing time can be shortened. Further, since the set length memory 45c for storing the set length to be set is provided in the RAM 45, the fixed length printing can be easily and quickly performed for each of the other texts to be subsequently input using the same set length. Can be executed.
[0035]
  Here, as a modified form of the above embodiment, the minimum tape length capable of printing text composed of a plurality of characters and symbols may be obtained by adding only the character width of each character or symbol. The character size used for printing may be automatically set based on the tape width of the printing tape 9 to be used. Further, when a fixed length print of text consisting of two or three lines, the longer minimum tape length of the minimum tape lengths of each line may be adopted. Within the scope of the technical idea of the present invention, various modifications may be made to the embodiment based on existing techniques or techniques obvious to those skilled in the art. Needless to say, the present invention can be applied to various tape printing apparatuses that sequentially replace a plurality of ribbon cassettes 30 having different ribbon colors and perform multicolor printing.
[0036]
【The invention's effect】
  According to the first aspect of the present invention, there are provided input means for inputting text and various commands including characters and symbols, display means including a display, and dot pattern data of various character sizes of a plurality of characters and symbols. Stored character information storage means and print mediumPrinting on tapePrinting means and, Mode setting means for setting the fixed length mode for printing so that the tape length of the print range for printing text is the set length that is set for input, and the set length for setting and inputting the set length in the fixed length mode Setting means andTape length calculation means in a tape printing apparatus comprisingThe set length setting means includes a minimum tape length input means, a change value storage means, an increase / decrease means, a display control means, and a confirmation means.The minimum tape length of the input text is obtained, while the set length for fixed-length printing is changed to the minimum tape length, and the text is printed at a fixed length based on this minimum tape length. Can be done economically, easily and in good looks.
  Furthermore, at the same time as displaying the minimum tape length suitable for the input text on the display, the set length for the fixed length printing can be automatically changed to the minimum tape length. In addition, the set length changed to the minimum tape length can be easily increased or decreased to an arbitrary length. Therefore, if the set length is changed to the minimum tape length and then increased to an arbitrary length, the set length that cannot be printed is not set, and the set length is set too long so that the space between characters becomes too large. Nor.
[0037]
  According to the invention of claim 2, there is further provided a size setting means for setting a character size for text printing, wherein the tape length calculation means determines a minimum tape length based on the character size set by the size setting means. Since the calculation is performed, the character size of the text to be printed at a fixed length can be set arbitrarily, and the text can be printed at a fixed length with the minimum set length suitable for the desired character size..
[0038]
  Claim 3According to the invention of claim 1,Or 2However, since the tape length calculation means calculates the minimum tape length every time a character or symbol is input, the tape length calculation processing can be simplified by simplifying the minimum tape length calculation of the input text. Time can be shortened.
[0039]
  Claim4According to the present invention, claims 1 to3ofEitherHas the same effect,The input means includes a cursor key for changing a printing position of characters and symbols, and the increase / decrease means increases / decreases a change value stored in the change value storage means by operating the cursor key. Is. In this case, the set length for fixed-length printing can be easily increased or decreased to an arbitrary length.
  According to the invention of claim 5, the same effect as in any one of claims 1 to 4 is obtained, but the input means includes a numeric key, and the display control means is configured to display the display means when the numeric key is operated. Since each digit of the changed value consisting of multiple digits displayed on the display is scrolled one digit to the left to erase the most significant digit, the numeric value entered by operating the numeric keys is displayed at the least significant digit. The set length for fixed-length printing can be easily changed to an arbitrary length.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a tape printer.
FIG. 2 is a plan view of a thermal printing mechanism in a printing state.
FIG. 3 is a block diagram of a control system of the tape printer.
FIG. 4 is a schematic flowchart of a routine for tape printing control.
FIG. 5 is a schematic flowchart of a set length setting process control routine;
6A and 6B are display examples relating to the setting of the fixed length mode and the set length, wherein FIG. 6A is a display example of the fixed length mode setting state, and FIG. 6B is a display example of the fixed length mode release state; ) Is a display example in which the default value is the set length, and (d) is a display example in which the minimum tape length obtained by calculation is the set length.
FIG. 7 is a plan view of a print tape on which an input text “ABCDE” is printed at a fixed length.
[Explanation of symbols]
    1 Tape printer
    4 Keyboard
    5 Liquid crystal display
  10 Thermal printing mechanism
  11 Thermal head
  40 Control device
  41 CPU
  44 ROM
  45 RAM
45c setting length memory

Claims

文字や記号からなるテキスト及び種々の指令を入力する為の入力手段と、ディスプレイを含む表示手段と、複数の文字や記号の種々の文字サイズのドットパターンデータを記憶した文字情報記憶手段と、印字媒体であるテープに印字する印字手段と、テキストを印字する印字範囲のテープ長さが入力設定される設定長となるように印字する定長モードを設定するモード設定手段と、定長モードのときに、設定長を入力設定する設定長設定手段とを備えたテープ印字装置において、
入力されたテキストを印字可能な最小テープ長を演算するテープ長演算手段を備え、
前記設定長設定手段は、
前記入力手段により入力された所定の指令に基づいて、前記テープ長演算手段で演算された最小テープ長を、前記設定長を変更する為の変更値として入力する最小テープ長入力手段と、
前記変更値を記憶する変更値記憶手段と、
前記変更値記憶手段に記憶された変更値を表示手段のディスプレイに数値にて表示させる表示制御手段と、
前記変更値記憶手段に記憶された変更値を増減する為の増減手段と、
前記変更値記憶手段に記憶された変更値を設定長として確定する確定手段と、
を備えたことを特徴とするテープ印字装置。Input means for inputting text consisting of characters and symbols and various commands, display means including a display, character information storage means storing dot pattern data of various character sizes of a plurality of characters and symbols, and printing Printing means for printing on the tape that is the medium, mode setting means for setting the constant length mode for printing so that the tape length of the print range for printing the text is set to the input length, and in the constant length mode In addition, in a tape printer having a set length setting means for inputting and setting a set length ,
Tape length calculation means for calculating the minimum tape length that can print the input text ,
The set length setting means includes:
Minimum tape length input means for inputting the minimum tape length calculated by the tape length calculation means as a change value for changing the set length based on a predetermined command input by the input means;
Change value storage means for storing the change value;
Display control means for displaying the change value stored in the change value storage means numerically on the display of the display means;
Increase / decrease means for increasing / decreasing the change value stored in the change value storage means;
Confirmation means for confirming the change value stored in the change value storage means as a set length;
A tape printer characterized by comprising:

更に、テキスト印字の為の文字サイズを設定するサイズ設定手段を設け、前記テープ長演算手段は前記サイズ設定手段で設定された文字サイズに基づいて最小テープ長を演算することを特徴とする請求項１に記載のテープ印字装置。 A size setting means for setting a character size for text printing is provided, and the tape length calculation means calculates a minimum tape length based on the character size set by the size setting means. The tape printer according to 1.

前記テープ長演算手段は、文字や記号が入力される毎に前記最小テープ長を演算することを特徴とする請求項１または２に記載のテープ印字装置。The tape printing apparatus according to claim 1 or 2, wherein the tape length calculation means calculates the minimum tape length every time a character or a symbol is input.

前記入力手段は、カーソルキーを備え、The input means includes a cursor key,
前記増減手段は、カーソルキーの操作によって前記変更値記憶手段に記憶された変更値を増減することを特徴とする請求項１〜３の何れかに記載のテープ印字装置。The tape printing apparatus according to claim 1, wherein the increase / decrease unit increases or decreases the change value stored in the change value storage unit by operating a cursor key.

前記入力手段は、数字キーを備え、The input means includes numeric keys,
前記表示制御手段は、数字キーが操作されたときに、表示手段のディスプレイに表示された複数桁からなる変更値の各桁を、１桁分左スクロールさせて最上位桁の数値を消去するとともに、数字キーの操作により入力された数値を最下位桁に表示させることを特徴とする請求項１〜４の何れかに記載のテープ印字装置。The display control means erases the numerical value of the most significant digit by scrolling each digit of the changed value composed of a plurality of digits displayed on the display of the display means by one digit when the numeric key is operated. The tape printing apparatus according to claim 1, wherein a numerical value input by operating a numeric key is displayed in the least significant digit.