JP3713153B2 - ロックおよびアンロック検出用スイッチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車用ドアのロックおよびアンロックを検出する検出用スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より自動車用ドアの錠に連結して、ドアのロックまたはアンロックの状態を検出して表示灯に表示するための信号を送出する検出用スイッチは接点部分が摺動する構造となっていた。以下図5を用いて説明する。
図5は従来のロックおよびアンロックを検出する検出用スイッチを自動車用ドアの錠に連結した状態を示す側面図で一部断面にした図である。
図5において、1は検出用スイッチ。2は、別体のシリンダー錠、3はキーである。4は検出用スイッチ1のケース5の両側から延びた一対の連結腕で、連結部7を備え、この連結部7がシリンダー錠2の側面に設けられた連結用受部6と嵌合して連結される。8はロータ、9はロータ8に設けられた結合部で、シリンダー錠2の回動部10と嵌合し、キー3を回すことによりロータ8が回動する。11はケース5とロータ8との間の防水用O(オー)リングである。12はロータ8の背面に設けられた板バネで先端に接点13を備えている。14はプリント基板15に設けられたロックアンロックパターン(接点)、16は回動部10に結合され、該回動部10と一緒に回動するリンクで、このリンク16は図示せぬドアロックボタン等に連結されている。
従来のロックおよびアンロックを検出する検出用スイッチでは、このように構成されていたため、キー3を操作する度に、接点部分(板バネ12に設けられた接点13と、プリント基板15に設けられたロックアンロックパターン)が摺動する構造であった。
【0003】
このため、ロックアンロックパターン14の導体部と絶縁部との段差や隙間が生じ、ロータ8が回動すると、前記、段差や隙間によってチャッタリングが発生する問題があり、また、摺動により、接点部分(板バネ12に設けられた接点13と、プリント基板15に設けられたロックアンロックパターン)の摩耗が激しく、検出用スイッチ1の寿命を短くしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のロックおよびアンロックを検出する検出用スイッチでは、接点部分が摺動する構造であったため、チャッタリングが発生し、また、摩耗が激しく、自動車用ドアに取り付けた場合、自動車の耐用年数よりも検出用スイッチ1の寿命が短いため、検出用スイッチ1を途中で取り替えなければならない欠点があった。
【0005】
この発明の目的は、この点に着目し、接点部分の摩耗を減じて寿命を延ばすと共にチャッタリングの発生しないスイッチ構造にすることにより、途中で検出用スイッチ1を取り替える必要のないロックおよびアンロックを検出する検出用スイッチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するためには、請求項1の発明では、キーにより操作されるシリンダー錠の回動部にカムを有するロータを嵌合させ、このロータのカムにより対面して設けた接点部の一方の接点を押圧することにより接点を導通させる自動車用ドアのロックおよびアンロック検出用スイッチにおいて、前記カムはシリンダ錠の回動部回転軸に対して垂直な面上でその回転軸を中心として回転する凸部であり、前記対面して設けた接点部は、一方の接点が前記カムに押圧され回転軸を中心として半径方向へ移動し他方の接点と導通されることにより達成出来る。
請求項2の発明では、前記カムはロータの外周面に設けられたことにより達成出来る。
請求項3の発明では、前記ロータを回転支持するとともに収容するケースを有し、前記対面して設けた接点部がケースに取り付けられていることにより達成出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】
次にこの発明の第1の実施の形態を図面に基づき説明する。図1はこの発明の第1の実施の形態を説明するための図で、ロックおよびアンロックを検出する検出用スイッチを自動車用ドアの錠に連結した状態を示す一部断面側面図である。
図2は図1のA−A断面の矢示図である。
図1・図2において、22は検出用スイッチ。2は別体のシリンダー錠、3はキーである。4は一対の連結腕で、検出用スイッチ22のケース5の両側から延びている。また、連結腕4には先端付近に連結部7が設けられ、この連結部7がシリンダー錠2の側面に設けられた連結用受部6と嵌合して連結される。なお、この実施の形態では、シリンダー錠2の側面に連結用受部6を凸部として設け、連結部7を同形の透孔としているが、反対に連結部7を凸部とし、連結用受部6を同形の透孔または同形の有底穴としても良い。
8は検出用スイッチ22のロータ、9はこのロータ8に設けられた結合部で、シリンダー錠2の回動部10と嵌合し、キー3を回すことによりロータ8が回動する構造となっている。11はケース5とロータ8との間の防水用O(オー)リングである。16は回動部10に結合され、該回動部10と一緒に回動するリンクで、このリンク16は図示せぬドアロックボタン等に連結されている。17はロータ8の背面に設けられたカム。18は先端に接点19を備えた接点板で、キーが操作されロータ8が回動することによりカム17が矢印BまたはCの方向(図2)に移動し、このカム17によって押圧される。接点板18が押圧されると接点19がプリント基板20上に設けられたロックアンロックパターン21に圧接され、図示せぬ表示ランプ等を点灯する。31は充填剤、23は電線である。このように、第1の実施の形態では、ロータ8の背面にカムを設け、このカムが固定側に設けられた接点板18を押圧することにより、接点部分が接離する構造としたので、チャッタリングが発生することが無く、摺動摩擦により接点部分が摩耗することが無く検出用スイッチ22の寿命を延ばすことが出来る。
【0008】
次にこの発明の第2の実施の形態を図面に基づき説明する。図3はこの発明の第2の実施の形態を説明するための図で、ロックおよびアンロックを検出する検出用スイッチを自動車用ドアの錠に連結した状態を示す一部断面側面図である。図4は図3D−D断面の矢示図である。
図3・図4において、24は検出用スイッチ。2は別体のシリンダー錠、3はキーである。4は一対の連結腕で、検出用スイッチ24のケース5の両側から延びている。また、連結腕4には先端付近に連結部7が設けられ、この連結部7がシリンダー錠2の側面に設けられた連結用受部6と嵌合して連結される。なお、この実施の形態では、シリンダー錠2の側面に連結用受部6を設け、連結部7を同形の透孔としているが、反対に連結部7を凸部とし、連結用受部6を同形の透孔または同形の有底穴としても良い。16は回動部10に結合され、該回動部10と一緒に回動するリンクで、このリンク16は図示せぬドアロックボタン等に連結されている。23aはグランド用電線、23bはロックアンロック用電線である。25は検出用スイッチ24のロータで円筒状に形成されている。ロータ25は前述と同様にキー3を回すことにより回動する構造となっている。26はこのロータ25の外周に設けられたカム、27は第1の接点板、28はこの接点板27の先端に設けられた接点、29は第1の接点板27と対向して設けられたロックアンロック接点板である。
【0009】
この様に構成された検出用スイッチ24において、キー3が操作されロータ25が回動することによりカム26が時計回り方向または反時計回り方向(図4)に移動し、第1の接点板27を押圧する。それにより接点28がロックアンロック接点板29に接触し導通することにより図示せぬ表示灯が点灯する。30は裏カバー、31は充填剤である。
このように、第2の実施の形態では、ロータ25の外周にカム26を設け、このカム26が固定側に設けられた第1の接点板27を押圧することにより、接点部分が接離する構造としたので摺動摩擦により接点部分が摩耗することが無く検出用スイッチ24の寿命を延ばすことが出来る。
【0010】
【発明の効果】
この発明は、キーにより操作されるシリンダー錠の回動部にカムを有するロータを嵌合させ、このロータのカムにより対面して設けた接点部の一方の接点を押圧することにより接点を導通させることにより、接点部分が接離する構造としたので、接点部分の摺動によりチャッタリングが発生することもなく、また、摺動摩擦により接点部分が摩耗することが無く検出用スイッチ24の寿命を延ばすことが出来る。それによって、自動車の耐用年数よりも寿命が長い検出用スイッチを提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を説明するための要部分解断面図である。
【図2】図1のA−A断面の矢示図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態を説明するための要部分解断面図である。
【図4】図3のC−C断面の矢示図である。
【図5】従来のロックおよびアンロックを検出する検出用スイッチを自動車用ドアの錠に連結した状態を示す側面図で一部断面にした図である。
【符号の説明】
1,22,24 検出用スイッチ
2 シリンダ錠
3 キー
4 連結腕
5 ケース
6 連結用凸部
7 連結部
8,25 ロータ
9 結合部
10 回動部
11 Oリング
12 板バネ
13,19,28 接点
14,21 ロックアンロックパターン
15,20 プリント基板
16 リンク
17,26 カム
18 接点板
27 第1の接点板
29 ロックアンロック接点板
30 カバー
31 充填剤
Claims (3)
- キーにより操作されるシリンダー錠の回動部にカムを有するロータを嵌合させ、このロータのカムにより対面して設けた接点部の一方の接点を押圧することにより接点を導通させる自動車用ドアのロックおよびアンロック検出用スイッチにおいて、前記カムはシリンダ錠の回動部回転軸に対して垂直な面上でその回転軸を中心として回転する凸部であり、前記対面して設けた接点部は、一方の接点が前記カムに押圧され回転軸を中心として半径方向へ移動し他方の接点と導通されることを特徴とするロックおよびアンロック検出用スイッチ。
- 前記カムはロータの外周面に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のロックおよびアンロック検出用スイッチ。
- 前記ロータを回転支持するとともに収容するケースを有し、前記対面して設けた接点部がケースに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至2記載のロックおよびアンロック検出用スイッチ。
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- 1998-11-26 JP JP33581398A patent/JP3713153B2/ja not_active Expired - Fee Related
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