JP3712973B2

JP3712973B2 - Pruning shears lock mechanism

Info

Publication number: JP3712973B2
Application number: JP2001372226A
Authority: JP
Inventors: 洋一郎久保
Original assignee: 株式会社サボテン
Priority date: 2001-12-06
Filing date: 2001-12-06
Publication date: 2005-11-02
Anticipated expiration: 2021-12-06
Also published as: JP2003169541A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、二枚の刃体をセンター軸で支持しセンター軸よりも基方の把持柄の開閉動作によって木の枝などを切断する剪定鋏において、一対の刃体を閉じた状態に保持させるロック機構に関する発明である。
【０００２】
【従来の技術】
二枚の刃体をセンター軸で支持し、基方の把持柄の開閉動作によって木の枝などを切断する従来の剪定鋏においても、一対の刃体を閉じた状態に保持させるロック機構は採用されている。従来のロック機構として、把持柄の基端部分に係止ベルトを設けておき閉じた状態でベルトを掛ける方法や、図８に示すように一方の把持柄Ａの基端部に刃体の開閉方向に回動するフック杆Ｃを軸着し、フック杆Ｃの先端に形成した掛け爪Ｄを他方の把持柄Ｂの柄尻Ｅに係止させる方法が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来のように、一対の刃体を閉じた状態で把持柄の基端部にベルトを掛けるストッパー機構や、図８に示すように一方の把持柄Ａの柄尻部分に設けたフック杆Ｃの掛け爪Ｄを他方の把持柄Ｂの柄尻Ｅに直接係止させる機構では、係脱の際に両手を使用する必要があるため作業能率が悪いという欠点があった。このような実情に鑑み、例えば作業中に片手がふさがっていても、もう片方の手で取り出して剪定作業を行い、あるいは剪定作業後に手に持ったままの状態でロックすることができるといった具合に、操作性に優れた剪定鋏を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では二枚の刃体１，２をセンター軸３で支持しセンター軸３よりも基方の把持柄４，５の開閉動作によって木の枝などを切断する剪定鋏において、一方の把持柄４の柄尻部分に刃体の開閉方向に回動し、把持柄４の長手の延長方向に回動させたロック解除位置と、他方の把持柄５方向に向けて回動させたロック位置の二つの位置を選択的に保持するべくバネによって付勢するとともに、係止孔９を形成した係止片６を軸着する。
他方の把持柄５の柄尻部分には、係止片６を軸着する把持柄４と対向する面に傾斜したガイド面 5a を形成するとともに、このガイド面 5a に把持柄５の長手方向に突出する掛け爪８を設ける。
そして、一方の把持柄４に軸着した係止片６をロック位置に回動させた状態で把持柄４，５の回動操作によって刃体を閉じるとき、係止片６が把持柄５の柄尻部分に形成したガイド面 5a に沿って回動し、ガイド面に形成した掛け爪８と係止片６に形成した係止孔９が係合するようにする。
【０００５】
上記した把持柄４の柄尻部分に軸着する係止片６は、把持柄の側面幅よりも狭い幅の板状とし、この係止片の一側方に柄尻の側面幅から突出する指掛け部15を形成しておくとよい。
具体的な構造として、把持柄４の内側面に溝 11 を形成し、この溝 11 に係止片の基端部分が嵌り込んだ状態で係止片を軸着する。また、溝 11 内に板バネ 12 を配置し、板バネ 12 の先端部分を係止片６の基端部分に押し付けるように当接させる。そして、板バネ 12 が当接する係止片６の基端部に、把持柄４の延長方向に回動した位置に保持するロック解除位置当接面 13 と、対向する把持柄の方向に回動させた位置に保持するロック位置当接面 14 を形成する。
【０００６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る剪定鋏のロック機構の好ましい実施形態を、添付の図面に基づいて説明する。
図１は、刃体を閉じた状態の剪定鋏全体の正面図、図２は、刃体を開いた状態の剪定鋏全体の正面図である。
【０００７】
図１，図２に示す剪定鋏は、受け刃である刃体１と、切刃である刃体２をセンター軸３で回動自在に支持し、センター軸３よりも基方の把持柄４と把持柄５の開閉動作によって木の枝などを切断するために使用するものである。刃体１と把持柄４及び刃体２と把持柄５は、それぞれ一体であってもよいが、把持柄と刃体はそれぞれ別体に形成して一体的に固定している。一対の把持柄４，５には常時開放方向に付勢するバネ10を装着してあり、手を離した自然な状態では図２に示すように開放され、常に把持柄４,５を握るだけの動作によって剪定作業を行うことができる。
【０００８】
受け刃である刃体１の把持柄４の柄尻部分には、刃体の開閉方向（開閉平面）で回動する係止片６を軸７着する。一方、切刃である刃体２の把持柄５の柄尻には、把持柄５の長手方向、図面上の下方に突出する掛け爪８を形成する。この係止片６は、図１に実線で示す下方に回動させた位置から、二点鎖線で示すように把持柄５方向に回動させることができるようにする。そして、係止片６に係止孔９を形成しておくことにより、掛け爪８が係止孔９に係合し刃体を開放する方向に付勢しているバネ10の力によってロック状態が維持される。
【０００９】
把持柄４に係止片６を軸着するには、図３及び図６から理解されるように、把持柄４の内側面に溝11を形成し、この溝11に係止片６の基端部分が嵌り込んだ状態で軸７止めする。このとき溝11内にバネ、一例として板バネ12を配置し、板バネ12の先端部分を係止片６の基端部分に押し付けるように当接させている。板バネ12が当接する係止片６の基端部には、図３に示すように把持柄の延長方向、すなわち下向きに回動させたときに板バネ12の先端部が面接触するロック解除位置当接面13と、図４に示すように、把持柄５方向に回動させたときに板バネ12の先端部が面接触するロック位置当接面14を形成している。ロック位置当接面14と板バネ12の作用による係止片６の停止位置は、掛け爪８と掛合して停止する位置よりも少し内側に大きく回動した位置とする。なお、係止片６に当接させるバネは、弾性によって所定位置を保持するものであれば板バネ以外のバネであってもよい。
【００１０】
前記構成とすることにより、係止片６は図３に示す把持柄４の長手の延長方向に回動させた位置すなわちロック解除位置と、係止片６を把持柄５の方向に向けて回動させた位置、すなわちロック位置に自然と保持されることになる。なお、係止片６に形成する係止孔９は、前記ロック位置において掛け爪８と係合する位置に形成してある。図面上、係止孔９は貫通孔として記載しているが、一定の深さの盲孔であってもよい。
【００１１】
係止片６を装着する把持柄４と対向する把持柄５の柄尻内側面は、大きなアールのガイド面5aとするとともに、掛け爪８の把持柄４と対向する面を、先方に向けて係止片から離れる方向に傾斜するガイド面8b、図面上ではアール面に形成する。また、係止片６の先端は丸みを形成し滑り易くしている。これにより図５（ａ）に示すように係止片と対向する把持柄５方向に回動させた状態で、矢印で示すように把持柄４と５を閉じて行く、換言すると使用状態において把持柄を強く握り締めると、最初に係止片の先端が把持柄５のガイド面5a及び掛け爪８のガイド面8bに当接し、図５（ｂ）に矢印で示すように板バネ12の弾発力に抗して少しずつ図面上下方に回動する。最終的に、掛け爪８と係止片６の係止孔９の位置が一致し、図４に示すロック状態となる。このロック状態では、板バネ12の弾発力によって係止片６が把持柄５方向に押し付けられるとともに、把持柄４と５はバネ10によって開く方向に付勢されている。これにより、係止片６と掛け爪８の係止状態が維持され、不用意にロック状態が解除されることがない。
【００１２】
係止片６は、把持柄５の柄尻部分の幅W’よりも少し狭い幅Ｗの板状とし、一側方に指掛け部15を突出させている。これにより、ロック状態にある把持柄を握った状態で指掛け部15を任意の部分、例えば作業者自身の衣服の一部などに引っ掛けて係止片を回動させることによりロック状態を解除し、剪定作業を行うことが可能となる。指掛け部15は、係止片６の左右いずれの側面、あるいは両側面に突出させるものであってもよいが、好ましくは一側面に突出させる。指掛け部15を突出させる方向は、把持柄を握ったときに作業者に対向する方向の側面に形成しておくとよい。このようにしておくと、作業者の衣服表面などで係止片の着脱操作を行い易く、かつ不用意に周辺のものに当たってロック状態が解除されることがない。このことは、右利き用と左利き用とでは指掛け部15が反対の側方に突出することを意味する。また指掛け部は側方に突出するだけでなく、図６に15’で示すように係止片６の長手方向に延長して、把持柄５の柄尻から少し突出するものとしておくと、より使い勝手がよい。
【００１３】
このように本発明のロック機構は、回動する係止片の係止孔９と柄尻の面から突出する掛け爪８の組み合わせであり、係脱方向が把持柄５の長手方向に突出する掛け爪に対して係止孔がある板状の係止片を押し付ける方向であるため、指掛け部15を衣服の一部などに引っ掛けるといった動作で係止片を回動させ、簡単にロック状態を解除することができる。そのため、従来の剪定鋏のように必ずしも両手を使ってロック解除を行う必要がなく、剪定作業をそれだけ円滑に進めることができる。
なお、本発明を実施する剪定鋏では、把持柄４，５の柄尻が尖っているようなものではなくある程度の柄尻面、図示実施形態ではガイド面5aを含めた傾斜面となっている。
【００１４】
【発明の効果】
請求項１記載の本発明剪定鋏のロック機構によれば、一方の把持柄の柄尻部分に軸着した係止片が回動することによって、他方の把持柄の柄尻部分に形成した掛け爪に係脱される。係止杆はバネの弾性によってロック位置と、ロック解除位置の二つの位置を選択的に保持させることができ、ロック位置に保持した状態で把持柄を握るだけの操作で、簡単に掛け爪に係止片を係合させ、ロック状態とすることができる。したがって、能率的に剪定作業を進めることができる。
【００１５】
請求項２記載の発明によれば、係止片を任意の部分に押し当て、押し当てた位置を支えとして係止片を回動させ、ロック位置とロック解除位置の変更操作を容易に行うことができる。
【００１６】
請求項３記載の発明によれば、請求項１記載の発明を簡単な構造で実現することができる。ロック状態及びロック解除状態のいずれの位置においても、板バネの力によって係止片をそのときの状態を維持し、不用意にロックされ、あるいはロックが解除されるようなことを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】刃体を閉じた状態の剪定鋏全体の正面図、
【図２】刃体を開いた状態の剪定鋏全体の正面図、
【図３】刃体を閉じたロック解除状態の把持柄の柄尻部分のみの縦断面図、
【図４】刃体を閉じたロック状態の把持柄の柄尻部分のみの縦断面図、
【図５】ロック解除状態からロック状態とする過程を示す柄尻部分の縦断面図、
【図６】ロック状態の柄尻部分を示す底面図、
【図７】ロック状態を実線で、ロック解除状態を二点鎖線で示す柄尻部分の側面図、
【図８】従来の剪定鋏のロック機構の一例を示す、柄尻部分のみの正面図。
【符号の説明】
１，２…刃体、３…センター軸、４，５…把持柄、 5a…ガイド面、６…係止片、７…軸、８…掛け爪、 8a…係止面、 8b…ガイド面、９…係止孔、 10…バネ、 11…溝、 12…板バネ、 13…ロック解除位置当接面、 14…ロック位置当接面、 15…指掛け部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention holds a pair of blades in a closed state in a pruning shear that supports two blades by a center shaft and cuts a tree branch or the like by opening and closing a grip handle at the base of the center shaft. The invention relates to a locking mechanism.
[0002]
[Prior art]
A lock mechanism that keeps a pair of blades closed even in a conventional pruning shear that supports two blades with a center shaft and cuts a tree branch by opening and closing the base grip handle Has been. As a conventional locking mechanism, a locking belt is provided at the proximal end portion of the grip handle and the belt is hooked in a closed state, or the blade body is opened and closed at the base end portion of one grip handle A as shown in FIG. A method is known in which a hook hook C that pivots in the direction is attached to a shaft, and a hook claw D formed at the tip of the hook hook C is engaged with the handle bottom E of the other gripping handle B.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
As in the prior art, a stopper mechanism that hangs the belt on the proximal end of the gripping handle with a pair of blades closed, or a hook ridge C provided on the handle bottom portion of one gripping handle A as shown in FIG. In the mechanism for directly engaging the hook nail D with the handle bottom E of the other handle B, there is a drawback in that work efficiency is poor because both hands need to be used when engaging and disengaging. In view of such circumstances, for example, even if one hand is occupied during the work, it can be taken out with the other hand and the pruning work can be performed, or it can be locked in the state held in the hand after the pruning work. An object of the present invention is to provide a pruning shear with excellent operability.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the present invention, pruning is performed by supporting two blade bodies 1 and 2 with a center shaft 3 and cutting a tree branch or the like by opening and closing operations of the grips 4 and 5 at the base of the center shaft 3. In the scissors, the handle is rotated in the opening / closing direction of the blade body on the handle bottom portion of one gripping handle 4 and rotated in the longitudinal extension direction of the gripping handle 4 and toward the other gripping handle 5. In order to selectively hold the two positions of the rotated lock position, the spring is biased by a spring, and a locking piece 6 having a locking hole 9 is pivotally attached.
An inclined guide surface 5a is formed at the handle bottom portion of the other grip handle 5 so as to face the grip handle 4 on which the locking piece 6 is pivotally attached, and the guide surface 5a is formed in the longitudinal direction of the handle handle 5a. A protruding hooking claw 8 is provided.
Then, when the blade is closed by the turning operation of the gripping handles 4 and 5 while the locking piece 6 pivotally attached to one gripping handle 4 is rotated to the lock position, the locking piece 6 It rotated along the guide surface 5a formed on Eshiri portion, locking holes 9 formed in the hanging claws 8 and the engaging piece 6 formed on the guide surface to so that to engage.
[0005]
The locking piece 6 pivotally attached to the handle bottom portion of the grip handle 4 is a plate having a width narrower than the side width of the handle handle, and projects from the side width of the handle bottom to one side of the lock piece. It is preferable to form the finger hook portion 15 in advance.
As a specific structure, a groove 11 is formed on the inner surface of the gripping handle 4 , and the locking piece is axially attached in a state where the base end portion of the locking piece is fitted in the groove 11 . Further , a leaf spring 12 is disposed in the groove 11 and brought into contact with the distal end portion of the leaf spring 12 so as to press against the proximal end portion of the locking piece 6. Then, at the base end portion of the locking piece 6 with which the leaf spring 12 abuts, the lock release position abutment surface 13 held at the position rotated in the extending direction of the grip handle 4 and the direction of the grip handle facing each other. A lock position contact surface 14 is formed to be held at the moved position .
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the pruning shears locking mechanism according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a front view of the entire pruning basket with the blade body closed, and FIG. 2 is a front view of the entire pruning basket with the blade body opened.
[0007]
The pruning shears shown in FIGS. 1 and 2 support a blade body 1 as a receiving blade and a blade body 2 as a cutting blade so as to be rotatable by a center shaft 3. And used to cut a tree branch or the like by opening and closing the gripping handle 5. The blade body 1 and the grip handle 4 and the blade body 2 and the grip handle 5 may be integrated, but the grip handle and the blade body are formed separately and fixed integrally. The pair of grips 4 and 5 are provided with springs 10 that are always urged in the opening direction, and are released as shown in FIG. The pruning work can be performed by the operation of.
[0008]
A locking piece 6 that rotates in the opening / closing direction (opening / closing plane) of the blade body is attached to the shaft 7 at the handle bottom portion of the grip handle 4 of the blade body 1 that is a receiving blade. On the other hand, a hook claw 8 that protrudes downward in the longitudinal direction of the gripping handle 5 in the drawing is formed on the handle bottom of the gripping handle 5 of the blade body 2 that is a cutting blade. The locking piece 6 can be rotated in the direction of the gripping handle 5 as indicated by a two-dot chain line from a position rotated downward indicated by a solid line in FIG. Then, by forming the locking hole 9 in the locking piece 6, the hooking claw 8 is engaged with the locking hole 9 and is locked by the force of the spring 10 biased in the direction of opening the blade body. Is maintained.
[0009]
In order to pivotally attach the locking piece 6 to the gripping handle 4, as understood from FIGS. 3 and 6, a groove 11 is formed on the inner surface of the gripping handle 4, and the base of the locking piece 6 is formed in the groove 11. The shaft 7 is fixed with the end portion fitted. At this time, a spring, for example, a leaf spring 12 is disposed in the groove 11, and the distal end portion of the leaf spring 12 is brought into contact with the base end portion of the locking piece 6. The base end portion of the locking piece 6 with which the leaf spring 12 abuts is unlocked so that the distal end portion of the leaf spring 12 is in surface contact when rotated in the extending direction of the grip handle, that is, downward as shown in FIG. As shown in FIG. 4, the position contact surface 13 and a lock position contact surface 14 with which the tip of the leaf spring 12 comes into surface contact when rotated in the direction of the gripping handle 5 are formed. The stop position of the locking piece 6 due to the action of the lock position abutment surface 14 and the leaf spring 12 is a position that is slightly rotated inwardly from the position where the locking piece 6 is engaged with the hooking pawl 8 and stopped. It should be noted that the spring to be brought into contact with the locking piece 6 may be a spring other than the leaf spring as long as it retains a predetermined position by elasticity.
[0010]
With the above configuration, the locking piece 6 is rotated in the longitudinal extension direction of the gripping handle 4 shown in FIG. 3, that is, the unlocking position, and the locking piece 6 is rotated toward the gripping handle 5. It is naturally held at the moved position, that is, the locked position. The locking hole 9 formed in the locking piece 6 is formed at a position where it engages with the hooking claw 8 at the locked position. Although the locking hole 9 is illustrated as a through hole in the drawing, it may be a blind hole with a certain depth.
[0011]
The handle bottom inner surface of the grip handle 5 that faces the grip handle 4 to which the locking piece 6 is attached is a large round guide surface 5a, and the surface of the hooking claw 8 that faces the grip handle 4 faces forward. The guide surface 8b is inclined in a direction away from the stop piece, and is formed as a rounded surface in the drawing. Further, the tip of the locking piece 6 is rounded to make it easy to slide. As a result, as shown in FIG. 5 (a), the grips 4 and 5 are closed as indicated by the arrows while being rotated in the direction of the grip 5 facing the locking piece. When the handle is strongly squeezed, the tip of the locking piece first comes into contact with the guide surface 5a of the grip handle 5 and the guide surface 8b of the hanging claw 8, and the spring of the leaf spring 12 as shown by the arrow in FIG. It turns downward on the drawing little by little against the force. Finally, the positions of the hooking claws 8 and the locking holes 9 of the locking pieces 6 coincide with each other, and the locked state shown in FIG. 4 is obtained. In this locked state, the latching piece 6 is pressed in the direction of the gripping handle 5 by the elastic force of the leaf spring 12, and the gripping handles 4 and 5 are urged in the opening direction by the spring 10. Thereby, the latching state of the latching piece 6 and the hanging claw 8 is maintained, and a locked state is not cancelled | released carelessly.
[0012]
The locking piece 6 is formed in a plate shape having a width W slightly narrower than the width W ′ of the handle bottom portion of the gripping handle 5, and a finger hook portion 15 is protruded on one side. Thereby, in a state where the grip handle in the locked state is gripped, the locked state is released by hooking the finger-hanging portion 15 on an arbitrary part, for example, a part of the worker's own clothes and turning the locking piece, Pruning work can be performed. The finger-hanging portion 15 may be protruded on either the left or right side surface or both side surfaces of the locking piece 6, but is preferably protruded on one side surface. The direction in which the finger-hanging portion 15 is projected may be formed on the side surface facing the operator when the grip handle is gripped. In this way, it is easy to perform the attaching / detaching operation of the locking piece on the surface of the worker's clothes and the like, and the locked state is not released by inadvertently hitting a peripheral object. This means that the finger-hanging portion 15 protrudes to the opposite side for right-handed use and left-handed use. In addition to protruding sideways, the finger-hanging portion extends in the longitudinal direction of the locking piece 6 as indicated by 15 'in FIG. Easy to use.
[0013]
Thus, the locking mechanism of the present invention is a combination of the locking hole 9 of the rotating locking piece and the hooking claw 8 protruding from the surface of the handle bottom, and the engagement / disengagement direction protrudes in the longitudinal direction of the grip handle 5. Since it is the direction to press the plate-shaped locking piece with the locking hole against the hanging claw, the locking piece can be rotated by the action of hooking the finger hooking part 15 on a part of clothes etc. It can be canceled. Therefore, it is not always necessary to perform unlocking using both hands as in the conventional pruning shears, and the pruning operation can proceed smoothly.
In the pruning shears embodying the present invention, the handle bottoms of the grip patterns 4, 5 are not sharp, but have a certain pattern bottom surface, which is an inclined surface including the guide surface 5a in the illustrated embodiment. .
[0014]
【The invention's effect】
According to the lock mechanism of the pruning shears of the present invention according to claim 1, the hook formed on the handle bottom part of the other grip handle is rotated by the locking piece pivotally attached to the handle bottom part of the one handle handle. It is engaged with the nail. The locking rod can be selectively held in the locked position and unlocked position by the elasticity of the spring, and it can be easily applied to the hook by simply holding the grip handle while holding it in the locked position. A locking piece can be engaged and it can be set as a locked state. Therefore, the pruning operation can be efficiently performed.
[0015]
According to the second aspect of the present invention, the locking piece is pressed against an arbitrary portion, and the locking piece is rotated with the pressed position as a support, so that the operation for changing the lock position and the unlocking position can be easily performed. Can do.
[0016]
According to the invention described in claim 3, the invention described in claim 1 can be realized with a simple structure. In any position of the locked state and the unlocked state, the state of the locking piece is maintained by the force of the leaf spring, and it is possible to avoid being locked inadvertently or being unlocked. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of the entire pruning bar with the blade closed;
FIG. 2 is a front view of the entire pruning ridge with the blade body open;
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of only the handle bottom portion of the grip handle in the unlocked state with the blade body closed;
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of only the handle bottom portion of the grip handle in a locked state with the blade body closed;
FIG. 5 is a longitudinal cross-sectional view of the handle bottom portion showing the process of changing from the unlocked state to the locked state;
FIG. 6 is a bottom view showing a handle bottom portion in a locked state;
FIG. 7 is a side view of a handle bottom portion showing a locked state by a solid line and an unlocked state by a two-dot chain line;
FIG. 8 is a front view of only the handle bottom portion showing an example of a conventional pruning shears locking mechanism.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1, 2 ... Blade body 3 ... Center axis | shaft 4,5 ... Grip handle, 5a ... Guide surface, 6 ... Locking piece, 7 ... Shaft, 8 ... Hanging claw, 8a ... Locking surface, 8b ... Guide surface, DESCRIPTION OF SYMBOLS 9 ... Locking hole, 10 ... Spring, 11 ... Groove, 12 ... Leaf spring, 13 ... Lock release position contact surface, 14 ... Lock position contact surface, 15 ... Finger hook part.

Claims

二枚の刃体をセンター軸で支持しセンター軸よりも基方の把持柄の開閉動作によって木の枝などを切断する剪定鋏において、
一方の把持柄の柄尻部分に刃体の開閉方向に回動し、把持柄の長手の延長方向に回動させたロック解除位置と、他方の把持柄方向に向けて回動させたロック位置の二つの位置を選択的に保持するべくバネによって付勢するとともに係止孔を形成した係止片を軸着し、
他方の把持柄の柄尻部分は、係止片を軸着する把持柄との対向面に、傾斜するガイド面を形成するとともに、該ガイド面に把持柄の長手方向に突出する掛け爪を設け、
一方の把持柄に軸着した係止片をロック位置に回動させた状態で把持柄の回動操作によって刃体を閉じるとき、係止片が前記他方の把持柄の柄尻部分に形成したガイド面に沿って回動し、ガイド面に形成した掛け爪と係止片に形成した係止孔が係合することを特徴とする剪定鋏のロック機構。 In pruning shears that support two blades on the center axis and cut tree branches etc. by opening and closing the grip handle at the base than the center axis,
A lock release position that is rotated in the opening / closing direction of the blade body in the handle bottom part of one grip handle and rotated in the longitudinal extension direction of the handle handle, and a lock position rotated in the direction of the other handle handle The locking piece that is biased by a spring and selectively formed with a locking hole to hold the two positions is pivotally attached,
The handle grip portion of the other gripping handle forms an inclined guide surface on the surface facing the gripping handle on which the locking piece is pivotally mounted, and a hooking claw protruding in the longitudinal direction of the gripping handle is provided on the guide surface. ,
When the blade is closed by rotating the gripping handle while the locking piece pivotally attached to one gripping handle is rotated to the locked position, the locking piece is formed on the handle bottom of the other gripping handle. A pruning shears locking mechanism that rotates along the guide surface and engages a hooking claw formed on the guide surface and a locking hole formed in the locking piece.

把持柄の柄尻部分に軸着する係止片は、把持柄の側面幅よりも狭い幅の板状とし、該板状とした係止片の一側方に柄尻の側面幅から突出する指掛け部を形成してなる請求項１記載の剪定鋏のロック機構。 The locking piece that is pivotally attached to the handle bottom portion of the grip handle has a plate shape that is narrower than the side width of the handle handle, and projects from the side width of the handle bottom to one side of the plate-shaped locking piece. The pruning shears locking mechanism according to claim 1, wherein a finger hooking portion is formed.

把持柄の内側面に溝を形成し、この溝に係止片の基端部分が嵌り込んだ状態で係止片を軸着するとともに、溝内に板バネを配置し板バネの先端部分を係止片の基端部分に押し付けるように当接させ、板バネが当接する係止片の基端部に把持柄の延長方向に回動した位置に保持するロック解除位置当接面と、対向する把持柄の方向に回動させた位置に保持するロック位置当接面を形成したことを特徴とする請求項１又は２記載の剪定鋏のロック機構。 A groove is formed on the inner surface of the gripping handle, and the locking piece is pivotally attached with the base end portion of the locking piece fitted into the groove, and a leaf spring is disposed in the groove so that the distal end portion of the leaf spring is Abutting to the base end part of the locking piece, facing the lock release position abutting surface that holds the base end of the locking piece with which the leaf spring abuts in the position rotated in the extending direction of the grip handle The pruning shears locking mechanism according to claim 1 or 2, wherein a lock position abutting surface is formed to be held at a position rotated in the direction of the grip handle .