JP3711404B2 - Stopper system for container orifice - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排出オリフィスを有する型の容器、より詳細には該オリフィスを選択的に閉塞しうるストッパシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
選択的に開閉する必要のある排出オリフィスを有する容器には多くの種類がある。ある環境ではこれを実現するのに比較的簡単な弁構造を利用することができる。しかし、高温の流動性材料の排出には実質的に異なった構造が必要である。
比較的複雑な弁機構が溶融金属用の容器のために案出されている。これらの弁は一般に交換可能な耐火性要素を用いる。弁の作動は、耐火性の板(複数)を相対的に摺動させて選択的に互いの開口を位置合わせすることにより行われる。
【0003】
この型の耐火性弁は作動が良好であることが判明しているが、多くの欠点を有している。まず、耐火性の板は連続使用すると摩耗しやすく、その結果排出特性が変化し、シールが損なわれかねない。
そのような弁において部品の交換が必要な場合には、この交換を行うのに必要な分解作業がきわめて大がかりで時間のかかるものである。その結果、手待ち時間が過大となる。
【0004】
容器のオリフィスの状態を制御するより未熟な方法としては砂を用いるものがある。砂をオリフィスに盛り溶融金属又はスラグの排出を防止するものである。オリフィスを開くときには、砂をどけてオリフィスを露出させる。
この作業を手動で行うときには、時間がかかり、厄介なものとなる。さらに、弁の作業者は、高温の容器のごく近くにいなければならないため、高温及び、より悪い場合には排出材料に身をさらすことになる。
【0005】
容器のオリフィスを密閉するための先行技術による別の方法は、排出材料をオリフィス中で固化させるものである。これはオリフィスの回りを冷却することにより行うことができる。オリフィスを通る流れを開始させるときには、固化材料を液状に加熱し、オリフィスの外に流出させるようにする。
別の利用可能な方法は、オリフィスに遊挿するストッパ要素を利用するものである。容器内の材料をストッパ要素の周囲に流し、固化させて完全なシールを形成する。材料を容器から流出させるには、ストッパ要素を加熱して固化材料を溶かし、ストッパを除去可能として流れを作るようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
一つの形態では、本発明は、容器とストッパアセンブリの組み合わせを提供する。容器は、流動性材料の供給のための貯蔵空間を画成する壁部、及び該壁部に設けられ、該貯蔵空間から該壁部を介して該貯蔵空間の外部に連通するオリフィスを有する。ストッパアセンブリは、フレームと、閉塞面を備え該フレームに設けられ該容器に対してi)該閉塞面が実質的に該オリフィスを閉塞する閉鎖位置と、ii)開放位置との間を移動可能なストッパ要素と、該ストッパ要素が該閉鎖位置にとどまるとき、該ストッパ要素を該容器に対して動かして該ストッパ要素が該容器に固着するのを防止する変位機構とを有する。
【0007】
一つの形態では、オリフィスは中心軸を有し、ストッパ要素は該オリフィスの中心軸と実質的に平行に該開放及び閉鎖位置間を移動する。
オリフィスは、その中心軸と交差する方向の断面でみて均一でない断面を有する。
一つの形態では、オリフィスは面によって形成され、ストッパ要素が閉鎖位置にあるとき、該ストッパ要素の閉塞面と該オリフィスを形成する面との間にギャップが形成される。
前記オリフィスを形成する面は環状で、中心軸を有する。ストッパの閉塞面は筒状で、中心軸を有する。オリフィスを形成する面及びストッパの閉塞面の中心軸は実質的に一致する。
一つの形態では、ストッパ要素は自由端を有し、ストッパ要素の閉塞面は該ストッパ要素の自由端において凸状である。
前記変位機構はストッパ要素を該容器に対して往復動させる。
一つの形態では、ストッパ要素は、該開放及び閉鎖位置間を実質的に直線的に移動可能であり、前記変位機構は、該ストッパ要素を該容器に対して該直線を中心に回動させる。
一つの形態では、ストッパ要素は耐火性材料及びセラミック材料の少なくとも一つで構成される本体を有する。
一つの形態では、ストッパ要素は、貫通路を備えた本体を有し、該貫通路は冷却液を流して該ストッパ要素の本体と熱交換させる所定の通路を形成する。
入口及び出口を前記貫通路と連通させることができる。加圧冷却流体が供給されて、該入口を介して該貫通路に至り、該貫通路から該出口へと移動する。
ストッパ要素の本体は、前記閉塞面を形成する分離可能な部分を有する。
本発明により、上記構成は前記容器の貯蔵空間内の溶融材料と組み合わせて用いることができる。
【0008】
別の形態では、本発明は容器のオリフィス用のストッパアセンブリを提供するものであり、該ストッパアセンブリは、フレームと、閉塞面を備え、該フレームに設けられ、該フレームに対してi)該閉塞面が容器のオリフィスを閉塞するため配置される閉鎖位置と、ii)該閉塞面が該第1位置から後退する開放位置との間を移動可能なストッパ要素と、該ストッパ要素が該閉鎖位置にとどまるとき、該ストッパ要素を該フレームに対して動かして該ストッパ要素が容器に固着するのを防止する変位機構とを有する。
【0009】
【発明の実施の形態】
まず図1−3を参照すると、10は本発明を適用するのにふさわしい廃棄物処理システムである。廃棄物処理システム10は、以下に個別に説明するいくつかの協働するサブシステムにより構成されている。12で示す廃棄物供給サブシステムは、廃棄物をスラグに再構成する焼却サブシステム14に廃棄物を送出し、該スラグは溶融した状態でスラグ溜サブシステム16に排出される。焼却サブシステム14は、主要な第1段階焼却ユニットとして機能する廃棄物処理装置18及び第2段階焼却ユニット20を含む。
【0010】
本発明は主として、廃棄物処理装置18の一部としてのトーチアセンブリ22に向けられたものであり、該トーチアセンブリ22は冷却サブシステム24を含む。トーチアセンブリ22のトーチ26の作動は制御サブシステム28を介して行われる。
【0011】
手短にいえば、廃棄物供給サブシステム12は、廃棄物を入れた個々の容器30を廃棄物処理装置18の上面に送出し、容器30はそこから焼却空間/熱分解室32に導入される。焼却空間32において廃棄物はスラグに再構成され、該スラグはスラグ溜サブシステム16に排出され、そこから適切に処分される。上記再構成での副生物のガスは集められて第2段階焼却ユニット20で処理される。制御サブシステム28により、トーチの作動と第2段階焼却ユニット20の作動とが調和する。トーチ26の作動時、トーチアセンブリ22と熱交換するように冷却液、好ましくは水を冷却サブシステム24を介して循環させる。廃棄物処理システム10内の個々のサブシステムを以下個別に詳細に説明する。なお、廃棄物処理装置18は、特定の配列に係る協働構成部品との関係で説明するが、本発明によれば他の環境でも使用可能である。
【0012】
廃棄物供給サブシステム12
廃棄物供給サブシステム12は、廃棄物収容容器30をインプット位置34から廃棄物処理装置18の上の送出位置36まで連続的に搬送するよう設計されている。サブシステム12は、全体として正方形の容器30を搬送するよう設計されている。安全及び生態学的理由から、容器30は好ましくはポリエチレンベース材料で作るが、そのような型の容器は商業化され容易に入手可能である。この型の容器30は焼却しても著しく有害で毒性のあるガスを発生しない。
【0013】
廃棄物供給サブシステム12は、一対の垂直に離隔したインプットコンベヤ38と、エレベータ部40と、アウトプットコンベヤ42とを有する。各コンベヤ38上の複数の筒状支持ローラ44はモータ46により駆動されて、各コンベヤ38のインプット端48から容器30を矢印50の方向にエレベータ部40へと前進させる。
【0014】
エレベータ部40は、容器30のための垂直搬送空間54を形成するフレーム52を有する。L形のリフト用台56はフレーム52に沿って空間54内を図2で実線で示す下方コンベヤ38のためのピックアップ位置と、空間54の上部の排出位置との間を案内される。リフト用台56は支持板58を担持し、該支持板には容器30を支持するための複数の筒状搬送ローラ60が取り付けられる。
【0015】
エンドレスチェーン62は垂直に離隔したスプロケット64、66に巻回される。下方のスプロケット66は軸68に固定され、該軸はモータ70により別のチェーン又はベルト72を介して駆動される。モータ70が作動されると、チェーン62が反対方向に選択的に駆動されて、チェーン62に取り付けられたリフト用台56を昇降させる。釣合重り74がチェーン62に取り付けられて、チェーン62を前進させリフト用台56を移動させるためモータ70により発生するトルクを減少させる。
【0016】
搬送ローラ60はモータ76により駆動されて、容器30をインプットコンベヤ38からアウトプットコンベヤ42に移送させる。支持板58は、垂直に延長する軸の回りを回転するようリフト用台56に枢動自在に取り付けられる。板58はモータ77を介して回転運動をし、これによってローラ60の配向が変えられて容器30の受容及び排出が容易になる。
【0017】
アウトプットコンベヤ42は、容器30をエレベータ部40から送出位置36の高さ、すなわち廃棄物処理装置18の上面のところの中間位置78に向ける。コンベヤ42は、筒状の支持ローラ80を有し、上流端81側の該ローラ80はモータ82により駆動される。コンベヤ42の下流端86側のローラ80は自由に回転可能である。
【0018】
コンベヤ42は関連する押しシステム88を有する。押しシステム88は、前進する容器30の後端とコンベヤ42の中間部で係合する板92を備えた片持ちの押しアーム90を含む。押しアーム90は、両頭矢印94で示すように、エアシリンダ96によってコンベヤ42の長さ方向に対し横方向に選択的に延長し、後退する。第2エアシリンダ98が延長し、後退して、両頭矢印100で示すように、エアシリンダ96及びアーム90をコンベヤ42の長さ方向と平行に移動させる。
【0019】
押しシステム88によって容器30をコンベヤ42に沿って前進させるためには、シリンダ96、98を作動してアーム90及び板92を下方及び図3の左側に移動させる。シリンダ96を作動して、コンベヤ42上の一つの容器30の後端に隣接させる。その後シリンダ98を作動すると、押し板92が左から右に移動し、容器30を中間位置78に前進させる。
【0020】
なお、各コンベヤ38、42及びリフト用台56上にはローラを図示してあるが、これらのローラに代えてチェーン又はゴムベルト等の他の公知の前進機構を用いることも可能である。
容器30は、一連の協働するダンパシステム104、106、108によって中間位置78から送出位置36に、さらに廃棄物処理装置18の上部入口開口102を経て焼却空間32に送られる。
【0021】
ダンパシステム104は垂直に延長した閉塞板110を有し、該板はシリンダ112によって、図3に実線で示す閉塞位置と、コンベヤ42及び中間位置78間の軌道から外れた後退位置との間を移動可能である。この閉塞板110の進退は、シリンダ112のロッド114が延長、後退することにより行われる。
ダンパシステム106は垂直に延長する閉塞板116を有し、該板はシリンダ118の作動によって、図3に実線で示す閉塞位置及び後退位置に選択的に配置される。
【0022】
ダンパシステム108は水平に配置された閉塞板120を有し、該板はシリンダ122を介して、該板が入口開口102を密閉する閉塞位置と、入口開口102を開いて容器30が焼却空間32に送られるのを可能にする後退位置との間を進退する。
囲い板124が入口開口102を覆うように設けられ、容器30が入口開口102に送られるときに通過する室125を画成する。さらに、囲い板126が容器30のため中間位置78において室128を画成する。
【0023】
作動時、閉塞板110を後退させると、コンベヤ42上を矢印130の方向に搬送される容器30は室128に排出される。次の閉塞板116を後退させると、ラム132が空気圧又は油圧シリンダ134を介して図3の上方に延長し、容器30を室125内の入口開口102の真上に駆動する。閉塞板120をシリンダ122を介して後退させると、容器30は自重により入口開口102と、通路139及び入口開口102を画成するネック138を介して焼却空間32に落下する。入口開口102及びネック通路139は、容器30がさしたる抵抗もなく焼却空間32へ通過するのに充分な大きさの筒状の径を有するのが好ましい。
【0024】
焼却サブシステム14
廃棄物処理装置18は、図1及び図4−9に示すように、焼却空間32を形成し、かつ溶融スラグを焼却空間32からスラグ溜サブシステム16に送るための排出ノズル142を画成する壁構造140を有する。焼却空間32を形成する壁構造140の内面144は防火性材料で構成する。適当な材料としては、SiO2又はTiO2、又は塩素ベース耐性MgO又はCaO等の耐酸材料がある。壁構造140の外部ケーシング146は、好ましくはステンレス鋼等の非磁性材料で構成する。
【0025】
焼却空間32の高温溶融/熱分解部148は、壁構造140の段部150によって形成される。段部150上の上方に突出するレッジ152はリザーバ154を形成する。入ってくる容器30は、焼却空間32を通ってリザーバ154内に、すなわちリザーバ154を形成する上向き面156上に送り込まれる。面156は、レッジ152、及び排出ノズル142により形成される排出通路160と連通する隣接の出口開口158に向けて下方に傾斜している。リザーバ154に堆積する容器30は、トーチ26からの熱が当たるよう戦略的に配置される。
【0026】
好ましい形態では、トーチ26は、容器30及びその中身を溶融させるプラズマアーク162を発生するプラズマトーチである。リザーバ154内で充分な量の材料がスラグに再構成されると、スラグの高さはレッジ152の高さを上まわり、スラグはレッジ152を越え、出口開口158及びノズル142の排出通路160を通ってノズル142の出口端164へと流れる。スラグのリザーバ154から出口開口158への排出は、継手168によって画成され、排出ノズル142の排出通路160と連通する通路166に吸引力を発生させることによりさらに容易になる。継手通路166に発生する吸引力により高温溶融部148から排ガスが吸引され、そこから第2段階の焼却ユニット20に送られる。
【0027】
焼却空間32の上部の排ガスは導管170を介して引き出される。導管170の環状の露出面は、焼却空間32を形成する内面144と同じ防火性材料で構成するのが好ましい。
【0028】
本発明によれば、トーチアセンブリ22は壁構造140を貫通する開口176に取り外し自在に取り付けられる。トーチアセンブリ22は、図1及び5−9に最もよく示すように、基板178と、図1、5及び6に示すように、基板178に動作位置にて取り外し可能に取り付けられるトーチホルダ180とから成る。トーチホルダ180は突出した筒状の要素182、183を有し、該要素はそれぞれくぼみ型の座184、186を有し、各座には単一のトーチ26が収容される。トーチホルダ180は、一対のトーチ26を互いに対し、かつ焼却空間32内の高温溶融部148に対し好ましい角度関係に保持するよう設計されている。
【0029】
本発明の別の側面は、トーチアセンブリ22に自蔵式の冷却システムを設けることにある。好ましい形態では、基板178及びトーチホルダ180は、互いに独立で、かつ廃棄物処理装置18の壁構造140から独立した冷却システムを備える。
【0030】
より詳細には、冷却構造は、冷却流体を循環させて基板178及びトーチホルダ180のそれぞれと熱交換させる手段から成る。トーチホルダ180の場合、冷却液用の流路188は金属フレーム190によって画成される。金属フレーム190は、複数の溶接金属部品により画成される。第1及び第2の実質的に平らなフレーム部品192、194はその間に流路188の一部を画成するための空間196を残して、一方が他方の中に嵌め合わされる。フレーム部品192、194は継目198に沿って溶接される。例示の筒状要素183は筒状のフレーム部品200により一部形成され、該フレーム部品はその内端202がフレーム部品194に溶接されている。環状空間204が筒状フレーム部品200の全周に保持され、空間196と連通して流路188の一部を構成している。
【0031】
供給源206からの冷却液、好ましくは水はポンプ208により加圧され、入口導管210を介してポンプ208からトーチホルダ180上の三つの入口ノズル212、214、216のそれぞれに送出され、通路188を通って金属フレーム190と熱交換し、出口ノズル218、220、222を経て、戻り導管224を介して水供給源206に戻される。
【0032】
基板178の冷却システムもまた、平らな部品228、230を含む金属フレーム226によって画成され、該部品がその間に流路232を形成する壁を構成する。壁を構成する部品228、230は継目234において溶接により接合される。冷却液は、入口ノズル236により入口導管210から通路232へ、そして戻り導管224に取り付けられた出口ノズル238に送られる。
【0033】
各フレーム190、226は防火、耐火性材料に埋め込まれている。基板のフレーム226は、壁構造140を貫通する開口176とサイズ及び形状が相補型の耐火性本体240を有する。金属バンド242が耐火性本体240を囲み、壁構成部品228の背後に溶接されている。耐火性本体240は、トーチホルダ180を受容するため形成されたくぼみ型の座244、及びトーチ26のための内方に拡開する開口246を有する。トーチホルダ180と座244との間には明瞭化のためわずかな空間を図示したが、この空間は本実施態様では存在しないものである。
【0034】
トーチホルダ180は、耐火性本体248と、これを囲む、基板178内の座244と整合した楕円形の金属バンド250とを有する。金属バンド250は、金属バンド250の周囲に内向きの肩部252が形成されるようフレーム部品192に溶接される。トーチホルダ180を基板178上の作動位置に置くと、肩部252が基板178の外向き面254と当接することになる。一対の取付用ブラケット256、258がトーチホルダ180を基板178上の作動位置に保持する。この配列によって、トーチホルダ180は基板178上の作動位置に取り外し可能に保持される。
【0035】
基板178はまた壁構造140上の作動位置に取り外し可能に保持される。基板178を壁構造140上に適切に位置づけるため、突部260、262が金属フレーム226に形成され、壁構造140の相補型のくぼみ264、266に収容されるようになっている。パッキン材料268がくぼみ264、266において突部260、262と壁構造140との間に配置される。
基板178は、この配列により、壁構造の開口176を密閉する。突部260、262とくぼみ264、266との協働により、基板178が常に開口176に整列することが確保される。これにより楕円形のトーチホルダ180もまた常に作動位置において基板178に整列される。
【0036】
トーチ26は、筒状要素182、183の座184、186に取り外し可能に配置可能である。例示の座186は、トーチ26の半径方向拡大部270をぴったりと受け入れる。トーチの拡大部270の肩部272が座186の底面274に当接すると、トーチの小径部276が耐火性本体248の貫通開口278内に突出し、これにぴったりと囲まれる。図7に示すように、筒状要素182の中心軸Xは、トーチホルダ180を二分する面Yに対し、筒状要素183の中心軸X1よりも大きく角度づけられている。トーチ26のトーチホルダ180への正確な整列がこの配列により確保される。
【0037】
上記構成により、トーチアセンブリ22は、トーチ26により最も激しい熱が発生する領域の近辺で冷却される。トーチホルダ180及び基板178を冷却するシステムは、互いに、かつ壁構造140から独立である。従って、何らかの理由により、いずれかの冷却システムを修理又は交換する必要が生じたときには、作業者はトーチホルダ180を基板178から、及び/又は基板178を壁構造140から分離すればよい。これにより、修理員が冷却システムに近づくため焼却空間32に入る必要はなくなる。また、修理員は、焼却空間に入らなくてもよいので、修理を行うのにシステム全体が冷却するのを待つ必要がない。万一いずれかの冷却システムの一部又は全部が故障した場合には、該当するシステムのみを独立に修理することができる。
【0038】
さらに、冷却システムは、金属フレーム190、226の部品を接合するのに用いられた溶接箇所が壁構造140の厚み内又はその外側に位置するよう設計されている。どちらの場合も、溶接箇所が高温溶融部148の激しい熱に直接曝されることはない。例えば、図9に示すように、筒状要素183とフレーム部品194との間の溶接及びフレーム部品192、194間の溶接は、壁構造140の外側に位置している。金属バンド250とフレーム部品192との間の溶接は、開口176内、すなわち壁構造140の厚み内に、壁構造の外側に隣接して位置している。図6において、継目234における溶接は壁構造140の外側にあり、金属バンド242とフレーム部品228間の溶接は、壁構造140の厚み内の、その外側に隣接した位置にある。
【0039】
このように、溶接箇所の破損や割れの可能性は、溶接箇所を高温溶融部148内の激しい熱に直接曝さないようにすることで最小にされている。万一破損の場合には、トーチアセンブリ22を取り外せば金属部品に容易に接近可能である。また、上記配列により、トーチ26の正確な取付及び取り外しが容易となる。記載した配列において、トーチ26は焼却空間32に対し常に適正に方向づけられて取り外し可能に取り付けられる。
【0040】
トーチ26は、ベースアノードと先端カソードとの間に空間を形成したプラズマトーチが好ましい。アノードとカソード間の電位差により高温溶融部148にプラズマアーク162が発生する。アークが発生する領域には圧縮空気を供給する。圧縮ガスをプロセスガスとして使用できるが、Ar、N2、CO2又はH2、又はこれらの混合ガスを使用することも知られている。
【0041】
好ましい形態では、バックアップバーナーを焼却空間32に取り付け、アーク162と平行となるよう整列させる。この配列により、焼却空間のリザーバ154における温度は1500−1600゜Cのオーダーとなる。バックアップバーナーの角度を変えることにより、バックアップバーナーからのアークは、トーチ26からのアークと相互に作用し螺旋状となる。
【0042】
第2段階焼却ユニット20は、小型ではあるが、壁構造140とほぼ同様に形成された壁構造282に同様のトーチアセンブリ22を組み入れている。壁構造282は、継手通路166及び導管170から排ガスを受けるためのインプット開口284を有する。排出ダクト286により、排ガスが壁構造282内の処理空間288で燃焼された後の無害の最終生成物が放出される。高温の排ガスに曝される全ての面は、防火性材料で作る。
【0043】
第2段階焼却ユニット20と関連するトーチアセンブリ22は、第1段階焼却ユニットに設けるトーチアセンブリ22と同様に構成され、取り付けられ及び冷却される。
好ましくは、850゜C以上の温度を発生させ排ガスを効率よく燃焼させるためバックアップバーナーを第2段階焼却ユニット20においても使用する。バックアップバーナーの角度は、前述の螺旋効果を得るため制御可能である。
【0044】
スラグ溜サブシステム16
スラグ溜サブシステム16は、図1及び10−12に示すように、キャリジ292に載置された二つ以上の溜バケット290から成り、該キャリジは容器294内を一対のガイドレール296に沿って移動可能である。キャリジ292は、レール296の上面に沿って動く車輪298を有する。容器294とキャリジ292との間で作用するエアシリンダ300は、延長及び後退してキャリジ292を両頭矢印302の方向に移動させる。キャリジ292は、図10に示すように二つのバケット290を収容するよう寸法取りされている。
【0045】
容器294は、中央に蓋アセンブリ304を有し、該アセンブリの中央には供給通路306が貫通して画成されている。蓋アセンブリ304は、各バケット290の上縁310に密接して供給通路306を各バケット290の内部貯蔵空間312と連通させる下方リム308を含む。回転可能なねじ314又は他の適当な垂直位置調整機構を介して、蓋アセンブリ304は下のバケット290に対して上げ下げできる。
【0046】
作動時、容器294は、廃棄物処理装置18の下に、排出ノズル142が供給通路306の真上に垂直に整列するよう配置される。蓋アセンブリ304は、ねじ314を介して図10に示す作動位置に降ろされる。所定の量の溶融スラグがバケット290にたまったら、蓋アセンブリ304を上昇させる。キャリジ292を次ぎに図10の右側にシフトし、空のバケット290を蓋アセンブリ304の下に位置させる。これと同時に、充填済のバケット290は開き戸316の近くまで移動し、該開き戸を開けることにより取り出し可能となる。次のバケット290が充填されると、キャリジ292は図10の左側にシフトされ、空のバケット290が蓋アセンブリ304の下にくるようにすると共に、充填済のバケットは別の開き戸318の近くに位置するので、該開き戸を開けてバケット290を空にすることができる。
【0047】
窓320により、容器294内の三つの異なる位置のそれぞれにあるバケット290の中身を視認することができる。容器294の上壁324に設けたライト322がバケット290の上の領域を照明して、窓320からのバケットの中身の確認を容易にする。
【0048】
制御サブシステム28
プラズマトーチ26のための点火システムを図1に326で示す。発電機328が点火システム326、及びトーチ26のためのプロセスガスを圧縮する空気圧縮機329に電力を供給する。流量調整弁330がプロセスガスの送出を制御する。制御パネル332を介して、水ポンプ208及び発電機328を作動を制御する。
【0049】
空気圧縮機329はまた、押しシステム88(図3)と関連するエアシリンダ96、98、スラグ溜システム16(図10−12)と関連するエアシリンダ300及び廃棄物供給サブシステム12(図3)に設けたエアシリンダ134を作動するための圧縮空気を供給する。弁342は、流量調整弁330がガスを送出する空気通路を開閉する。すべてのエアシリンダを油圧シリンダに置換することができ、その場合は空気圧縮機340の代わりに油圧ポンプを用いる。別の制御パネル344を廃棄物供給サブシステム12のために設ける。
【0050】
全体の作動
血液及び/又は尿で汚染された病院の廃棄物等の廃棄物を容器30に入れる。容器30は、インプットコンベヤ38に乗せられてエレベータ部40に移送され、アウトプットコンベヤ42の高さに引き上げられ、モータ76を作動しローラ60を回転させることによりその上に移送される。駆動モータ82を作動して、容器30をアウトプットコンベヤ42に沿って、押しアセンブリ88の板92によって拾われる地点まで前進させる。閉塞板110を後退させ、容器30を中間室128内に前進させる。閉塞板110は閉塞位置に戻され、閉塞板116が後退する。ラム132が容器30を室136内の閉塞板120の上に前進させるようシリンダ134を作動する。閉塞板116をその後閉塞位置に戻し、閉塞板120を後退させ、容器30が入口開口102を通って焼却空間32内に入るようにする。閉塞板120をその後閉塞位置に戻し入口開口102を覆う。容器30は高温溶融部148に堆積する。トーチ26によりプラズマ領域を発生させ容器30及びその中の廃棄物を再構成する。再構成の効率は、バックアップバーナーを用いることにより改良され、これにより処理温度は1500−1600゜Cに達する。容器30とその中身はこのように溶融スラグに再構成される。
【0051】
この再構成により発生する排気は、プラズマアークにより焼却空間32内で燃やされる。焼却空間32で完全に分解しない排ガスは、導管170及び通路166を介して第2段階焼却ユニット20に送出される。第2段階焼却焼却ユニット20では、プラズマ領域は同様なトーチアセンブリ22及びバックアップバーナーを介して発生する。好ましくは、トーチ26とバックアップトーチの組み合わせ効果による温度は850゜Cに達する。この高温の燃焼により、ガスは無毒化され、煙りに含まれる黒いすす粒子は除去され、ダイオキシンの発生も制御される。大気中に安全に放出できる無害のガスとなる。
【0052】
HCL及びSOx等の毒素がダクト286から最終的に排出されるガスから除去されるので、必要に応じて追加の処理工程を行うことができる。処理ガスを冷却塔におけるシャワーを介して55゜Cに冷却する。サイクロン乾燥機又はスクラバを用いて粒子を追加的に除去できる。この工程は、粒子汚染によっては省略できる。その後、毒素はアルカリ洗浄又はチャコールフィルタを介して除去できる。その結果、排ガスは環境に対して実質的に無害のものとなる。
【0053】
容器30及びその中身が再構成されるにつれて、スラグがリザーバ154に堆積する。ついには、スラグはレッジ152の高さにまで堆積し、出口開口158内に溢れ出、通路160を通過して排出ノズル142に至る。排出される溶融スラグは、排出ノズル142の通路166を介して吸引される高温の排気により加熱され続ける。
排出されるスラグはバケット290に堆積され、該バケットはモニターされて一杯になると取り出される。
【0054】
トーチアセンブリ22を修理又は交換する必要が生じたときには、制御装置332からの単純な指令によりトーチ26を停止でき、全システムの作動が中断する。トーチアセンブリ22の全体をその後取り外し、焼却空間32に入ることなくこれを修理できる。
上記システムは、本発明の精神から離れることなく多くの変形が可能である。例えば、上述した廃棄物供給サブシステム12に代えて単純なホッパーシステムを用いることができる。上記システム10において自動的に行われる工程の全体又は一部を手動で行うことができる。記載したダンパシステム104、106、108の数は、設計における選択事項である。溶融スラグは連続的にコンベヤに乗せて搬送することができる。上述したすべては熟慮した変形例の例示である。
【0055】
さて、図13−19を参照すると、廃棄物処理システム402のオリフィス400を選択的に閉塞するストッパアセンブリを全体として404に示す。
廃棄物処理システム402は、上述の廃棄物処理システム10と実質的に同様な全体構造及び機能を有する。廃棄物処理システム402は、ストッパアセンブリ404を使用するのに特に好適な一つの環境を例示するものである。しかしながら、ストッパアセンブリ404は、より一般的な用途を有し、流動性材料を入れるのに使用される実質的にどんな型の容器のオリフィスを選択的に閉塞するのに用いることができる。
【0056】
一般に、廃棄物処理システム402は、廃棄物408を焼却空間/熱分解室410に制御可能に送出する廃棄物供給サブシステム406を有し、該焼却空間/熱分解室において廃棄物408は、流動性の溶融スラグに再構成され、オリフィス400を介して廃棄物溜サブシステム412に選択的に流される。この再構成は、上述の焼却サブシステム14と類似の焼却サブシステム414によって行うことができる。この焼却サブシステム414は、耐火性の壁構造418によって画成される内部容器416を含み、該壁構造は再構成された廃棄物408からの溶融副生物のための貯蔵/堆積空間420を形成する。貯蔵/堆積空間420に堆積した溶融材料422は、重力によりオリフィス400を介して廃棄物溜サブシステム412と関連する連続的に整列した容器424まで流される。ストッパアセンブリ404は、図15に示す、溶融材料422が空間420からオリフィス400を通って流れることを許容される開放位置と、図14及び16に示す、溶融材料422の空間420からオリフィス400を通る流れが閉塞される閉鎖位置との間を選択的に移動可能である。
【0057】
耐火性のインサート427が壁構造418に取り付けられてオリフィス400を画成する。オリフィス400は軸線428を有し、オリフィス400の軸方向長さに沿った軸428と直角の断面で見て均一でない面積を有する。オリフィス400は、そのように見て、実質的に壁418の全厚みに亘って実質的に同形の、環状断面積を有する。オリフィス400を形成するインサート427の面430は、その出口端431に向けて外方にフレアになっており、これによりオリフィス400は壁構造418の外側に向けて漸進的に増大する断面積を有する。
【0058】
ストッパアセンブリ404は、車輪付きの下キャリジ434を備えたフレーム432を有し、該下キャリジによりフレーム432は廃棄物処理システム402の他の部分に対し便利に移動可能となり、これによってストッパアセンブリ404の作動位置への移動と、ストッパアセンブリ404を破棄物処理システム402の他の部分から引き離すことができるのでストッパアセンブリ404自体及びオリフィス400の近辺の廃棄物処理システム402の部分の修理とが容易化される。
【0059】
ストッパ要素426は、細長く、端部支持体436とキャリジ438との間に延長し、該キャリジはストッパ要素426の長さ方向の中心軸440と平行にフレーム432に対して移動して、以下に詳細に説明するようにストッパ要素を移動させる。
【0060】
端部支持体436は挿入部442を有し、該挿入部は、容器424の周囲にこれから離れて延長する外壁構造446に設けた相補型の開口444にぴったりと嵌入する。端部支持体436の周囲の拡大フランジアセンブリ448は、外壁構造446の外面450に当接し、ストッパアセンブリ404が図15−16の作動位置に置かれる。端部支持体436は、前述の、トーチアセンブリ22を固定するのに用いたのと類似の手段等によってその作動位置に適切に固定できる。
ストッパ要素426の本体452は、軸440を中心に回転するよう軸受アセンブリ454内に軸受けされている。本体452は軸受アセンブリ454に対し軸440に沿って摺動することも可能である。
【0061】
フレーム432はベッド要素456を有し、該ベッド要素は、互いに離隔した平行の案内レール458、460をそこから上昇した位置に支持する。案内レール458、460は、それぞれキャリジ438に設けられた懸垂型の案内フレーム461、462を貫通して延長して、キャリジ438がストッパ要素の軸440と平行に並進運動するのを案内し、これによってストッパ要素426を図15の開放位置と、図14及び16の閉鎖位置とを間を移動させる。
【0062】
キャリジ438の移動はねじ付き棒463を介して行われ、該棒はレール458、460間に位置し、その長さ方向軸464を中心に回転するようベッド要素456に支持される。棒463はキャリジ438から懸垂するスリーブ466内に螺合される。ねじ付き棒463は、ベッド要素456に対し長さ方向に固定されて保持されるようフレーム432に取り付けられる。その結果、ねじ付き棒463が回転すると、キャリジ438が並進運動をする。キャリジ438は、ストパ要素426がキャリジ438の軸方向の移動に従動するようストッパ要素426に接続される。
【0063】
ねじ付き棒463の回転は、出力軸470を有するモータ468を介して行うことができる。ベルト/チェーン472を軸470及びねじ付き棒463に巻回して、軸470の回転がねじ付き棒463に回転力を付与するようにする。モータ468は、電動モータ、油圧モータその他でよい。水圧モータを使用する場合には、流体供給管474を用いて流体を流体供給源574に及びから移送する。任意のクランクハンドル476をねじ付き棒463に接続し、ねじ付き棒463の手動回転によりキャリジ438及びストッパ要素426を移動できるようにする。
【0064】
ストッパ要素426は、そのほぼ全長に亘って筒状の閉塞面478及び凸状の自由端480を有する。ストッパアセンブリ404が作動位置にあって、ストッパ要素426が開放位置から閉鎖位置に向けて前進すると、ストッパ要素426は自由端480に案内されて挿入面30を経てオリフィス400内に至る。ストッパ要素426は、均一な径の外面478のかなりの長さ部分が壁446内のオリフィス400の均一な径を有する部分内に位置するよう充分に前進させる。面478の径はオリフィス400の径より若干小さく、環状のギャップを形成する。その結果、ストッパ要素426が閉鎖位置にあると、空間420内に堆積した溶融材料は、オリフィス400内の面478の回りのギャップにしみ出てくる。耐火性インサート427は充分冷めたままなので、しみ出た溶融材料は面478、430間のギャップ内で次第に固化して漏れ止めシールを形成する。もしストッパ要素426をこの閉鎖位置に止めておくと、ストッパ要素426は耐火性インサート427に固着してしまうことになる。
【0065】
本発明により、耐火性インサート427内の閉鎖位置においてストッパ要素426を連続的に動かす変位機構482が提供される。変位機構482は、ストッパ要素426が閉鎖位置にあるときオリフィス400の軸428と一致する軸440を中心にストッパ要素426を連続的に往復動させる。これを実現するため、モータ484をキャリジ438に取り付け、これを作動してディスク486を軸488を中心に回転させる。駆動リンク490が、ディスク486と、ストッパ要素426に取り付けられた駆動板491とを連結する。駆動リンク490の一端492は、軸488に対して半径方向に偏ったピボットピン494を介してディスク486に連結される。他端496は、ピボットピン498を介して、軸440から半径方向に偏った位置で駆動板491に取り付けられる。モータ484を介してディスク486をまず、図18に示すように、矢印500で示す時計方向に回転させると、リンク490が矢印501で示す反時計方向に板491を引っ張る。図19に示す状態の変位機構482をさらに回転させると、駆動リンク490が板491を矢印502で示すように時計方向に駆動する。この前後運動により、ストッパ要素が固化スラグによって耐火性インサート427内に固着するのが防止される。同時に、溶融材料が次第に固化するにつれて、連続運動する面478には固化材料により該面に正確に一致するシールが形成される。これにより、面478の周囲に好ましいシールが得られる。ストッパ要素426は固着しないので、望みのときに容易に開放位置に後退させて溶融材料を空間420から流すことができる。
【0066】
モータ484はどのような型のものでもよい。電動モータでも、油圧供給源475又は別の供給源により作動する油圧モータでもよい。
【0067】
本発明の別の側面は、図17に504で示す冷却システムを提供することにある。送出導管506が本体452を画成する外側導管508内に同軸に配置される。環状の冷却空間510が導管506、508間に画成される。この配列により、矢印511で示すように、送出導管506を通り、その自由端512を回って冷却空間510に至り、これを経て出口514に通じる冷却通路が形成される。供給源516からの冷却流体は、所定の経路に従い、導管518を通って送出導管506の入口520に入り、出口514から別の導管522を通って供給源516に戻される。この配列により、冷却流体はストッパ要素の本体452内を連続的に循環することができる。冷却媒体は空気又は水等の液体でもよい。
【0068】
図17の実施例では、ストッパ要素の本体452は、冷却通路を形成する第1部品522と、閉塞面478を形成する第2部品524との二つの主要部品を有する。カップリング526が部品522、524を接合するのに用いられている。第2部品524は、摩耗したときに交換しやすいようカップリング526と分離可能であると好ましい。
図17に示す実施例では、第2部品524はセラミック材料で作ってある。初期の実験を通して、セラミック材料を用いれば部品524のための内部補強構造が必要でないことが分かっている。
【0069】
セラミック材料を用いる代わりに、図20及び21に示すように、耐火性材料530を用いて対応する第2部品524’を形成することもできる。この実施例では、補強要素532を用い、対応するカップリング526’から突出させている。補強要素532は、カップリング526’に溶接され、そこから片持ち方式で突出する筒状本体534を有する。複数のひれ536が本体534に溶接され、本体534の周方向にも、長さ方向にも互い違いとなっている。耐火性材料は補強要素532の周囲に直接形成して部品524と同様な形状とすることができる。
【0070】
本発明の別の特徴は、ストッパ要素426の位置を廃棄物処理システム402の外部から観測することを可能とする視認管540(図14−15)を提供することにある。これにより、必要なシステムの状態の調整及びモニターが容易になる。
上述の具体的な実施例の開示は、本発明に含まれる広い概念を例証する意図の下になされたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による廃棄物処理装置を組み込んだ廃棄物処理システムの略正面図である。
【図2】図1の廃棄物処理システムの略側面図である。
【図3】図1及び2の廃棄物処理システムの部分略平面図である。
【図4】図1−3の廃棄物処理装置の焼却空間及び排出ノズルの部分拡大断面図である。
【図5】本発明による廃棄物処理装置のトーチアセンブリの拡大立面図である。
【図6】図5の線6−6についてのトーチアセンブリの断面図である。
【図7】図5及び6のトーチアセンブリのトーチホルダの拡大立面図である。
【図8】図7のトーチホルダ拡大底面図である。
【図9】図7の線9−9についてのトーチホルダの断面図である。
【図10】図1−3の廃棄物処理システムの溶融スラグ溜ユニットの立面図である。
【図11】図10の溶融スラグ溜ユニットの平面図である。
【図12】図10及び11の溶融スラグ溜ユニットの側面図である。
【図13】溶融スラグを選択的に流出させるオリフィスのためのストッパシステムを備えた本発明による廃棄物処理システムの改変形態の側面図である。
【図14】そのストッパ要素が閉鎖位置にある図13のストッパシステムの部分拡大正面図である。
【図15】ストッパ要素が開放位置にある図14と同様の図である。
【図16】ストッパシステムのストッパ要素が閉鎖位置にある図13−15の廃棄物処理システムの部分拡大平面図である。
【図17】図13−16のストッパシステムのストッパ要素の拡大断面図である。
【図18】ストッパ要素が閉鎖位置にあるときストッパ要素を往復動させる変位機構の拡大側面図であり、ストッパ要素が一方向に変位されている状態を示す図である。
【図19】ストッパ要素が図18におけるのとは反対方向に変位されている状態を示す図18と同様の図である。
【図20】別の形態のストッパ要素のための補強構造の拡大側面図である。
【図21】図20の線21−21についての補強構造の断面図である。
【符号の説明】
400 オリフィス
404 ストッパアセンブリ
418 壁構造
420 貯蔵空間
422 溶融材料
426 ストッパ要素
432 フレーム
478 閉塞面
482 変位機構[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a container of the type having a discharge orifice, and more particularly to a stopper system that can selectively close the orifice.
[0002]
[Prior art]
There are many types of containers with discharge orifices that need to be selectively opened and closed. In some environments, a relatively simple valve structure can be used to accomplish this. However, a substantially different structure is required for the discharge of hot fluid material.
A relatively complex valve mechanism has been devised for molten metal containers. These valves generally use replaceable refractory elements. The operation of the valve is performed by selectively aligning the openings of each other by relatively sliding the refractory plates.
[0003]
Although this type of refractory valve has been found to work well, it has a number of drawbacks. First of all, fire-resistant plates are subject to wear when used continuously, resulting in changes in discharge characteristics, which can damage the seal.
When replacement of parts is required in such a valve, the disassembling work required for this replacement is very large and time consuming. As a result, the waiting time becomes excessive.
[0004]
One more immature method of controlling the state of the container orifice is to use sand. Sand is placed in the orifice to prevent discharge of molten metal or slag. When opening the orifice, the sand is removed to expose the orifice.
Performing this task manually is time consuming and cumbersome. In addition, the valve operator must be in close proximity to the hot container, which exposes himself to high temperatures and, worse, the discharged material.
[0005]
Another prior art method for sealing the orifice of the container is to solidify the discharged material in the orifice. This can be done by cooling around the orifice. When starting the flow through the orifice, the solidified material is heated to a liquid state and flows out of the orifice.
Another available method is to utilize a stopper element that is loosely inserted into the orifice. The material in the container flows around the stopper element and solidifies to form a complete seal. To allow the material to flow out of the container, the stopper element is heated to melt the solidified material so that the stopper can be removed to create a flow.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In one form, the present invention provides a combination container and stopper assembly. The container includes a wall portion that defines a storage space for supplying the flowable material, and an orifice that is provided in the wall portion and communicates from the storage space to the outside of the storage space through the wall portion. The stopper assembly includes a frame and a closure surface and is mounted on the frame relative to the container i) movable between a closed position where the closure surface substantially closes the orifice and ii) an open position. A stopper element and a displacement mechanism that moves the stopper element relative to the container to prevent the stopper element from sticking to the container when the stopper element remains in the closed position.
[0007]
In one form, the orifice has a central axis and the stopper element moves between the open and closed positions substantially parallel to the central axis of the orifice.
The orifice has a non-uniform cross section when viewed in a cross section in a direction intersecting the central axis.
In one form, the orifice is formed by a surface, and when the stopper element is in the closed position, a gap is formed between the closing surface of the stopper element and the surface forming the orifice.
The surface forming the orifice is annular and has a central axis. The stopper closing surface is cylindrical and has a central axis. The central axis of the surface forming the orifice and the closing surface of the stopper substantially coincide.
In one form, the stopper element has a free end and the closure surface of the stopper element is convex at the free end of the stopper element.
The displacement mechanism reciprocates the stopper element relative to the container.
In one form, the stopper element is moveable substantially linearly between the open and closed positions, and the displacement mechanism rotates the stopper element about the straight line relative to the container.
In one form, the stopper element has a body composed of at least one of a refractory material and a ceramic material.
In one form, the stopper element has a body with a through passage that forms a predetermined passage through which coolant flows to exchange heat with the body of the stopper element.
An inlet and an outlet can be communicated with the through passage. Pressurized cooling fluid is supplied to reach the through path through the inlet and move from the through path to the outlet.
The body of the stopper element has a separable part that forms the closing surface.
According to the invention, the above configuration can be used in combination with a molten material in the storage space of the container.
[0008]
In another form, the present invention provides a stopper assembly for an orifice of a container, the stopper assembly comprising a frame and a closure surface, provided on the frame, i) the closure. A stopper element movable between a closed position in which the surface is arranged to close the orifice of the container; and ii) an open position in which the closing face is retracted from the first position; and the stopper element is in the closed position A displacement mechanism that, when staying, moves the stopper element relative to the frame to prevent the stopper element from sticking to the container.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Referring first to FIGS. 1-3, 10 is a waste treatment system suitable for applying the present invention. The
[0010]
The present invention is primarily directed to a
[0011]
In short, the
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
The transport roller 60 is driven by a
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
In order to advance the
[0020]
Although rollers are shown on the
The
[0021]
The
The
[0022]
The
A
[0023]
In operation, when the
[0024]
The
[0025]
The high temperature melting /
[0026]
In a preferred form, the
[0027]
The exhaust gas in the upper part of the
[0028]
In accordance with the present invention, the
[0029]
Another aspect of the present invention is to provide the
[0030]
More specifically, the cooling structure comprises means for circulating a cooling fluid to exchange heat with each of the
[0031]
Coolant, preferably water, from
[0032]
The cooling system for the
[0033]
Each
[0034]
The
[0035]
The
The
[0036]
The
[0037]
With the above configuration, the
[0038]
In addition, the cooling system is designed so that the welds used to join the parts of the metal frames 190, 226 are located within or outside the thickness of the
[0039]
In this way, the possibility of breakage or cracking of the welded portion is minimized by not directly exposing the welded portion to the intense heat in the high temperature melted
[0040]
The
[0041]
In a preferred form, a backup burner is attached to the
[0042]
The second
[0043]
The
Preferably, a backup burner is also used in the second
[0044]
The
[0045]
The
[0046]
In operation, the
[0047]
The
[0048]
An ignition system for the
[0049]
[0050]
Overall operation
Waste such as hospital waste contaminated with blood and / or urine is placed in the
[0051]
Exhaust gas generated by this reconstruction is burned in the
[0052]
HCL and SOxAnd other toxins are removed from the gas that is ultimately exhausted from the
[0053]
As the
The discharged slag is deposited in a
[0054]
When the
Many variations of the above system are possible without departing from the spirit of the present invention. For example, a simple hopper system can be used in place of the
[0055]
Referring now to FIGS. 13-19, generally designated 404 is a stopper assembly that selectively closes the
The
[0056]
Generally, the
[0057]
A
[0058]
The
[0059]
The
[0060]
The
The
[0061]
The
[0062]
[0063]
The rotation of the threaded
[0064]
The
[0065]
The present invention provides a
[0066]
The
[0067]
Another aspect of the present invention is to provide a cooling system shown at 504 in FIG. A
[0068]
In the embodiment of FIG. 17, the
In the embodiment shown in FIG. 17, the
[0069]
Instead of using a ceramic material, a corresponding second part 524 'can be formed using a
[0070]
Another feature of the present invention is to provide a viewing tube 540 (FIGS. 14-15) that allows the position of the
The above specific embodiment disclosures are made with the intention of illustrating the broad concepts contained in the present invention.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic front view of a waste disposal system incorporating a waste disposal apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic side view of the waste treatment system of FIG.
3 is a partial schematic plan view of the waste treatment system of FIGS. 1 and 2. FIG.
4 is a partial enlarged cross-sectional view of an incineration space and a discharge nozzle of the waste disposal apparatus of FIGS. 1-3. FIG.
FIG. 5 is an enlarged elevational view of a torch assembly of a waste disposal apparatus according to the present invention.
6 is a cross-sectional view of the torch assembly taken along line 6-6 of FIG.
7 is an enlarged elevation view of the torch holder of the torch assembly of FIGS. 5 and 6. FIG.
FIG. 8 is an enlarged bottom view of the torch holder of FIG.
9 is a cross-sectional view of the torch holder taken along line 9-9 in FIG.
10 is an elevational view of a molten slag reservoir unit of the waste disposal system of FIGS. 1-3. FIG.
11 is a plan view of the molten slag reservoir unit of FIG.
12 is a side view of the molten slag reservoir unit of FIGS. 10 and 11. FIG.
FIG. 13 is a side view of a modified form of a waste treatment system according to the present invention with a stopper system for an orifice for selectively discharging molten slag.
14 is a partially enlarged front view of the stopper system of FIG. 13 with its stopper element in the closed position.
15 is a view similar to FIG. 14 with the stopper element in the open position.
16 is a partially enlarged plan view of the waste treatment system of FIGS. 13-15 with the stopper element of the stopper system in the closed position. FIG.
17 is an enlarged cross-sectional view of the stopper element of the stopper system of FIGS. 13-16. FIG.
FIG. 18 is an enlarged side view of a displacement mechanism that reciprocates the stopper element when the stopper element is in the closed position, and shows a state in which the stopper element is displaced in one direction.
19 is a view similar to FIG. 18 showing a state in which the stopper element is displaced in the opposite direction to that in FIG.
FIG. 20 is an enlarged side view of a reinforcing structure for another form of stopper element.
21 is a cross-sectional view of the reinforcing structure taken along line 21-21 in FIG.
[Explanation of symbols]
400 orifice
404 Stopper assembly
418 Wall structure
420 Storage space
422 Molten material
426 Stopper element
432 frames
478 Blocking surface
482 Displacement mechanism
Claims (1)
[2]前記ストッパアセンブリが、前記開口に相補型の挿入部(442)を有する端部支持体(436)を備え、該挿入部が前記容器の外壁の開口に取り外し可能に嵌入されることにより前記容器に固定されるフレーム(432)と、
[3]前記挿入部(442)を貫通して該フレームに設けられた本体(452)と、該本体にカップリング(526)を介して分離可能に固着された筒状の閉塞面(478)と含み、
[4]該閉塞面が前記容器及びフレームに対して、i)実質的に該オリフィスを閉塞する閉鎖位置と、ii)該閉鎖位置から後退した開放位置との間を移動可能なストッパ要素(426)と、
[5]該ストッパ要素の前記本体を、軸受けアセンブリ(454)内に軸受けし、及び該軸受けアセンブリに対して摺動可能に把持し、該ストッパ要素を、前記開放及び閉鎖位置間で実質的に直線移動により往復動させ、該ストッパ要素が該閉鎖位置にとどまるとき、該ストッパ要素を前記容器及びフレームに対して動かして該ストッパ要素が該容器に固着するのを防止する変位機構(482)と、
を含み、
[6]前記オリフィスの中心軸(428)が、前記ストッパ要素の閉塞面の中心軸(440)と実質的に一致し、
[7]前記ストッパ要素の直線移動による往復動は前記中心軸と実質的に平行であり、
[8]前記オリフィスを形成するインサート(427)の面(430)の前記中心軸に直角な断面は環状で、該断面の面積は前記壁部(壁構造418)の外側に向けて漸進的に増大し、
[9]前記ストッパ要素の閉塞面の中心軸に直角な断面は前記オリフィスの中心軸に直角な断面よりも若干小さく、前記ストッパ要素が前記閉鎖位置にあるとき、前記閉塞面(478)と前記オリフィスを形成するインサートの面(430)との間にギャップが形成され、
[10]前記容器の貯蔵空間(420)内に堆積した溶融材料(422)が該ギャップにしみ出し固化して漏れ止めシールを形成し、
[11]前記変位機構が、前記ストッパ要素が前記閉鎖位置にあるとき、前記ストッパ要素を、前記中心軸を中心に回動させることにより前記容器に対して動かし、
[12]前記ストッパ要素の閉塞面(478)は凸状の自由端(480)を有し、
[13]前記ストッパ要素(426)の閉塞面(478)を形成する第2部品(524)が、耐火性材料及びセラミック材料(530)の少なくとも一つで構成され、
[14]前記ストッパ要素(426)が、貫通路(506、508)を備えた本体(第1部品522)を有し、該貫通路が冷却液を流して該ストッパ要素の前記第2部品と熱交換させる所定の通路を形成し、
[15]前記貫通路と連通する入口及び出口と該入口を介して該貫通路に至り、該貫通路から該出口ヘと移動する加圧冷却流体の供給源(516)とをさらに組み合わせて成る、
ことを特徴とする容器のオリフィス用ストッパシステム。
以上 [1] A wall (wall structure) (418) that defines a storage (deposition) space (420) for the supply of fluid material, extends around the wall away from the wall , and has an opening (444). And an outer wall (446) having a container (416) including an orifice (400) provided in the wall portion and communicating from the storage space to the outside of the storage space through the wall portion, and selecting the orifice A stopper system for an orifice of a container comprising a combination with a stopper assembly (404) which is closed
[2] The stopper assembly includes an end support (436) having a complementary insertion portion (442) in the opening, and the insertion portion is removably fitted into the opening in the outer wall of the container. A frame (432) fixed to the container ;
[3] A main body (452) provided on the frame through the insertion portion (442), and a cylindrical blocking surface (478) fixed to the main body through a coupling (526) in a separable manner. Including
[4] A stopper element (426) movable between the closed position in which the closing surface closes the orifice with respect to the container and the frame , and ii) the open position retracted from the closed position. )When,
[5] the body of the stopper element, and bearing the bearing assembly (454) within and slidably gripped against the shaft receiving assembly, the stopper element, substantially between the open and closed position A displacement mechanism (482) that reciprocates by linear movement to move the stopper element relative to the container and the frame to prevent the stopper element from sticking to the container when the stopper element remains in the closed position; ,
Including
[6] The central axis (428) of the orifice substantially coincides with the central axis (440) of the blocking surface of the stopper element;
[7] The reciprocating motion by the linear movement of the stopper element is substantially parallel to the central axis,
[8] The section (430) perpendicular to the central axis of the surface (430) of the insert (427) forming the orifice is annular, and the area of the section gradually increases toward the outside of the wall (wall structure 418). Increase ,
[9] The cross section perpendicular to the central axis of the closing surface of the stopper element is slightly smaller than the cross section perpendicular to the central axis of the orifice, and when the stopper element is in the closed position, the closing surface (478) and the A gap is formed between the face (430) of the insert forming the orifice,
[10] The molten material (422) deposited in the storage space (420) of the container oozes into the gap and solidifies to form a leak-proof seal ,
[11] the displacement mechanism, when the stop element is in said closed position, said stopper element to move relative to the container by Rukoto is rotated around the central axis,
[12] The blocking surface (478) of the stopper element has a convex free end (480) ;
[13] The second part (524) forming the blocking surface (478 ) of the stopper element (426) is composed of at least one of a refractory material and a ceramic material (530),
[14] The stopper element (426) has a main body (first part 522) provided with through-paths (506, 508), and the through-path flows cooling liquid to the second part of the stopper element. Forming a predetermined passage for heat exchange,
[15] A combination of an inlet and an outlet communicating with the through-passage and a supply source (516) of pressurized cooling fluid that reaches the through-passage through the inlet and moves from the through-passage to the outlet. ,
A stopper system for an orifice of a container.
that's all
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