JP3709730B2 - データ中継装置及びデータ中継方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ中継装置及びデータ中継方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は例えば特開平7−67186号公報に示された従来のホームバスシステムの各構成要素を示すシステム構成図である。
図12において、101はテレビや電話やパソコン等のホームバス機器、102はホームバス制御チャネル、103はこのホームバス制御チャネル102を介して前記ホームバス機器101の動作を制御するホームバスコントローラ、104はこのホームバスコントローラ103にシステム情報を設定するホームバスシステム設定器、108Aはこのホームバスシステム104と前記ホームバス制御チャネル102とを接続するコネクタである。
また、図13はホームバスシステム設定器104の内部構成を示すブロック図であり、図13において、105はメモリ105Aとバッテリ105Bとからなり、システム情報に関する設定データ等を蓄積するデータ蓄積部、106は動作中のステータスやシステム情報、設定データ等を表示する表示部、107は前記データ蓄積部105および表示部106を制御し、オフライン時にパソコンにて編集した設定データ等をデータ蓄積部105に蓄積し、オンライン時にはデータ蓄積部105に蓄積された設定データに基づいて、システム情報を設定する制御部である。108はホームバスシステム設定器104とホームバス制御チャネル102とを接続するホームバスインタフェース部であり、コネクタ108Aによりホームバス制御チャネル102と接続される。109はRS−232C等のパソコンインタフェース部であり、コネクタ109Aによりパソコン等と接続される。
【0003】
次に動作について説明する。まず、ホームバスシステム設定器104をパソコンインタフェース部109を介してパソコンと接続し、パソコンで編集、作成したシステム情報や設定データを、ホームバスシステム設定器104内のデータ蓄積部105のメモリ105Aに蓄積する。このシステム情報は、内部バッテリ105Bによって設定現場まで保存される。
このホームバスシステム設定器104によりシステム情報や設定データを設定する現場において、ホームバスシステム設定器104をホームバス制御チャネル102に接続し、ホームバスコントローラ103の内部メモリにシステム情報をロードする。そして、ホームバスコントローラ103は、このロードされたシステム情報に従って、ホームバス機器101を制御するとともに、ホームバス制御チャネル102と外部との通信の制御を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のホームバスコントローラのようなデータ中継装置においては、システム情報を予め設定しておくだけであるため、伝送路の状態などの状況に応じた適切なデータの伝送を行うことはできなかった。例えば、ホームバス制御チャネル102に接続された機器に対して外部から動画像のような広い帯域を必要とするデータ伝送を行いたいという要求があったが、既にホームバス制御チャネル102は他の機器により使用中で残りの帯域が足りなかった場合、その動画像のデータの伝送を諦めるか、帯域が空くまで待たなければならなかった。すなわち、伝送路の残り帯域や、データの優先度やサービス品質等を反映した伝送を行えず、伝送容量オーバーが発生した場合、データ欠落が発生したり、データ転送が不可能になるという問題があった。
【0005】
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、状況に応じた効率のよい伝送を行うことができるデータ中継装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るデータ中継装置は、送信先端末が接続された第一の伝送路の状態を監視する伝送路監視手段と、送信元端末が接続された第二の伝送路より入力されたデータを伝送路監視手段の監視結果に基づいて処理する入力データ処理手段と、入力データ処理手段におけるデータの処理状態と伝送路監視手段の監視結果とに基づく通知情報を送信先端末に通知する通知手段とを備えるようにしたものである。
【0007】
また、伝送路監視手段は、前記第一の伝送路に接続された端末の状態を監視するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明に係るデータ中継装置の実施形態を示すブロック図である。図1において、1は第一の伝送路20の状態を監視する伝送路監視手段、2はこの伝送路監視手段1による監視結果に基づいて第二の伝送路21からの入力データを処理する入力データ処理手段、3はこの入力データ処理手段2により処理される処理方法を端末装置10〜13に通知する通知手段である。
【0019】
以下に図2に示すフローチャートを用いて動作を説明する。図2においてステップS1は伝送路監視手段1の動作を示している。伝送路監視手段1は第一の伝送路20で使用されている帯域を監視する(ステップS11)。ここでいう第一の伝送路20で使用されている帯域とは、第二の伝送路21に接続された端末間で使用されている帯域のことである。そして、この第一の伝送路20において使用可能な残りの帯域がどれだけ存在するかという情報を監視結果として入力データ処理手段2に通知する(ステップS12)。例えば、第一の伝送路20を使って端末装置12と端末装置13が通信を行っており、第一の伝送路20の使用可能な全帯域100Kbpsに対して70Kbpsを使用している場合、使用可能な残りの帯域は30Kbpsであるという監視結果を入力データ処理手段2に通知する。
【0020】
そして、伝送路監視手段1による監視結果に基づいて入力データ処理手段2が動作する。図2においてステップS2は入力データ処理手段2の動作を示している。入力データ処理手段2では、伝送路監視手段1による監視結果、すなわち第一の伝送路20の使用可能な残りの帯域の情報に基づいて、第二の伝送路21からの全入力データを第一の伝送路20に出力するのに必要な帯域が残っているかを計算する(ステップS21)。この結果、入力データ処理手段2は、送信可能か否かを判断し(ステップS22)、送信可能であればデータを送信する(ステップS23)。また、送信不可能な場合はそのデータを廃棄し(ステップS24)、廃棄した旨を通知手段3へ通知する(ステップS25)。
例えば、入力データ処理手段2は伝送路監視手段1による使用可能帯域は30Kbpsであるという情報から、入力データ60Kbpsは送信不可能であるという結果を算出する。入力データ処理手段2は、入力データ60Kbpsは使用可能な帯域が30Kbpsであるため廃棄した旨を通知手段3へ通知する。
【0021】
図2においてステップS3は通知手段3の動作を示しており、入力データ処理手段2よりデータを廃棄した旨の情報を受け取った通知手段3は、データを廃棄した旨を廃棄されたデータの送信元端末、ここでは送信元端末装置10へ通知する(ステップS31)。通知手段3よりこの通知を受け取った送信元端末装置10は、使用可能な帯域分だけのデータを送り直してもよいし、圧縮して使用可能帯域内に収まるようにして送り直してもよい。
例えば、入力データ処理手段2より入力データ60Kbpsは使用可能な帯域が30Kbpsであるため廃棄したという情報を受け取った通知手段3は、この情報を廃棄されたデータの送信元端末装置10へ通知する。こうすることにより、送信元端末装置10は次に状況に応じたより適切なデータ送信等の処置を行うことが可能となる。例えば、通知手段3よりこの通知を受け取った送信元端末装置10は、使用可能な帯域30Kbps分だけのデータを送り直してもよいし、60Kbpsを使用するデータを1/2に圧縮して送り直してもよい。この結果、廃棄したデータについても一部或いは全てのデータが送信可能となり、無駄に何度も廃棄されるデータを送り続けることがなくなるので、効率よいデータ伝送ができる。
【0022】
以上説明したように、端末が接続された第一の伝送路の状態を監視する伝送路監視手段と、この伝送路監視手段の監視結果に基づいて、端末が接続された第二の伝送路より入力されたデータを処理する入力データ処理手段と、この入力データ処理手段におけるデータの処理状態と前記伝送路監視手段の監視結果とに基づく通知情報を前記端末に通知する通知手段とを備えることにより、第一の伝送路の状態を送信元端末に通知することができるので、送信元端末が適切な処置を行え、状況に応じた効率のよい伝送を行うことができる。
【0023】
なお、本実施の形態では中継装置に第一の伝送路と第二の伝送路の2つの伝送路しか接続されていないが、送信側の伝送路(第一の伝送路)と受信側の伝送路(第二の伝送路)とが、それぞれ複数接続されていても同様の効果を得ることができる。
【0024】
また、本実施の形態では、通知手段3は入力データを廃棄した旨を送信元端末装置10に通知しているが、それを送信先端末装置11に通知するようにしてもよい。この結果、自装置宛のデータの廃棄を通知された送信先端末装置が、送信元端末装置に対して必要なデータ分だけ送るよう、或いはデータを圧縮して送るよう指示することにより、状況に応じた効率のよい伝送を行うことができる。
【0025】
また、本実施の形態では、第一の伝送路20の使用可能な残りの帯域の情報に基づいて、第二の伝送路21からの全入力データを第一の伝送路20に出力するのに必要な帯域が残っているかを計算するというステップS21の処理を入力データ処理手段2が行っているが、この処理を伝送路監視手段1が行っても同様の効果を得ることができる。この場合、ステップS21の処理を含めた結果が伝送路監視手段1の監視結果となり、この監視結果とデータを廃棄したか否かという入力データ処理手段2による処理結果とに基づく通知情報を、通知手段3により送信元端末装置に通知する。
【0026】
また、本実施の形態では第二の伝送路21に直接送信元端末装置10が接続されているが、他のデータ中継装置を介して接続されている場合も同様の効果を得ることができる。
【0027】
実施の形態2.
本実施の形態では、入力データを解析する手段を設けた場合について説明する。図3は入力データ解析手段を設けた場合のブロック図であり、図3において4は第二の伝送路21からデータ中継装置に入力されたデータを解析する入力データ解析手段である。その他の上記実施の形態と同様の部分は同じ番号で示した。
【0028】
以下に図4に示すフローチャートを用いて動作を説明する。第二の伝送路21からデータ中継装置に入力されたデータは入力データ解析手段4に入力され、入力データ解析手段4では入力データのヘッダ内に示された優先度の解析および解析された優先度情報(タグ)を入力データに付加する作業が行われる。
図4においてステップS4は入力データ解析手段4の動作を示している。入力データ解析手段4において、入力されたデータは優先度の解析を待つ間一時的にバッファ(図示せず)に蓄積される。入力データの優先度の解析は、ヘッダ内に各ペイロードの優先順位を示す優先度フラグを参照して行う(ステップS41)。あるいは、ヘッダ内のオプション部を優先度フラグとして割り当てている場合、その部分を参照する。この優先度フラグの情報に基づいて優先度を決定し、この優先度情報をタグ情報として生成する。そして、一時的にバッファに蓄積しておいたデータにこのタグ情報を付加する(ステップS42)。この付加されたタグ情報に基づいて、どの優先度の入力データがどれだけ第一の伝送路20の帯域を使用するかを入力データ処理手段2に通知する(ステップS43)。
例えば、優先度が0から3の4段階に分かれており、ヘッダ内の優先度フラグを解析して生成されたタグ情報から、図5に示すように第一の伝送路20の使用可能な全帯域100Kbpsに対して優先度0のデータが10Kbps、優先度1のデータが15Kbps、優先度2のデータが5Kbps、優先度3のデータが20Kbpsを占有するという解析結果が出た場合、この解析結果を入力データ処理手段2に通知する。
【0029】
一方、図4においてステップS1は上記実施の形態で説明した伝送路監視手段1の動作と同様の動作を示している。伝送路監視手段1は第一の伝送路20で使用されている帯域を監視する(ステップS11)。ここでいう第一の伝送路20で使用されている帯域とは、第二の伝送路21に接続された端末間で使用されている帯域のことである。そして、この第一の伝送路20において使用可能な残りの帯域がどれだけ存在するかという情報を監視結果として入力データ処理手段2に通知する(ステップS12)。例えば、第一の伝送路20を使って端末装置12と端末装置13が通信を行っており、第一の伝送路20の使用可能な全帯域100Kbpsに対して60Kbpsを使用している場合、使用可能な残りの帯域は40Kbpsであるという監視結果を入力データ処理手段2に通知する。
【0030】
そして、入力データ解析手段4による解析結果および伝送路監視手段1による監視結果に基づいて入力データ処理手段2が動作する。図4においてステップS2は入力データ処理手段2の動作を示している。入力データ処理手段2では、入力データ解析手段4による解析結果、すなわち各優先度の入力データがどれだけの帯域を使用するかという情報と、伝送路監視手段1による監視結果、すなわち第一の伝送路20の使用可能な残りの帯域の情報とに基づいて、優先度の高い方から何番目までの入力データが第一の伝送路20の使用可能な帯域内に収まるかを計算する(ステップS201)。この結果、入力データ処理手段2は、入力データ解析手段4により付加されたタグを参照して送信可能な優先度の入力データであるか否かを判断し(ステップS202)、送信可能な優先度の入力データについては送信を行い(ステップS203)、送信不可能な優先度の入力データについては廃棄し(ステップS204)、廃棄した旨を通知手段3へ通知する(ステップS205)。
例えば、入力データ処理手段2が入力データ解析手段4により図5に示すような解析結果を得るとともに伝送路監視手段1により第一の伝送路20の使用可能帯域は40Kbpsであるという情報を得たとする。この場合、優先度0のデータ10Kbps、優先度1のデータ15Kbpsおよび優先度2のデータ5Kbps(計30Kbps)が送信可能であり、優先度3のデータ20Kbpsは使用可能な残りの帯域が10Kbpsであるため送信不可能であるという結果を算出する。入力データ処理手段2は、この算出結果に従い、入力データ解析手段4により付加されたタグを参照して、優先度0から2のデータを送信先に送信する。また、送信不可能であると判断した優先度3のデータは廃棄し、優先度3のデータ20Kbpsは使用可能な帯域が10Kbpsであるため廃棄した旨を通知手段3へ通知する。
【0031】
図4においてステップS3は通知手段3の動作を示しており、入力データ処理手段2よりデータを廃棄した旨の情報を受け取った通知手段3は、データを廃棄した旨を廃棄されたデータの送信元端末10へ通知する(ステップS31)。通知手段3よりこの通知を受け取った送信元端末装置10は、使用可能な帯域分だけのデータを送り直してもよいし、圧縮して使用可能帯域内に収まるようにして送り直してもよいし、優先度を上げて送り直してもよい。以上のような処理を全ての入力データについて繰り返す(ステップS6)。
例えば、入力データ処理手段2より使用可能な帯域が10Kbpsであるため優先度3のデータ20Kbpsは廃棄したという情報を受け取った通知手段3は、この情報を廃棄されたデータの送信元端末装置10へ通知する。通知手段3よりこの通知を受け取った送信元端末装置10は、使用可能な帯域10Kbps分だけのデータを送り直してもよいし、20Kbpsを使用するデータを1/2に圧縮して送り直してもよい。この結果、廃棄したデータについても一部或は全てのデータが送信可能となる。
【0032】
以上説明したように、前記第二の伝送路より入力するデータを解析する入力データ解析手段を備えるとともに、前記入力データ処理手段は前記入力データ解析手段による解析結果と前記伝送路監視手段による監視結果に基づいて前記第二の伝送路より入力されたデータを処理することにより、第一の伝送路の使用状況を送信元端末に通知することができるので、状況に応じた効率のよい伝送を行うことができる。
【0033】
なお、本実施の形態では中継装置に第一の伝送路と第二の伝送路の2つの伝送路しか接続されていないが、送信側の伝送路(第一の伝送路)と受信側の伝送路(第二の伝送路)とが、それぞれ複数接続されていても同様の効果を得ることができる。
【0034】
また、本実施の形態では入力データ解析手段1でヘッダ内に示された優先度からタグを作成しているが、タグを作成せず、ヘッダ内の優先度情報を直接使用するようにしても同様の効果を得ることができる。
【0035】
また、本実施の形態では、通知手段3は送信元端末装置10からの入力データを廃棄した旨を送信元端末装置10に通知しているが、送信先端末装置11に通知するようにしてもよい。この結果、自装置宛のデータが廃棄されたことを認識した送信先端末装置が、送信元端末装置に対して必要なデータ分だけ再度送るよう、或いはデータを圧縮して送るよう指示したり、優先度を上げて送り直すよう指示することにより、状況に応じた効率のよい伝送を行うことができる。
【0036】
また、本実施の形態では、優先度に基づいて帯域の割り当てを行っているが、許容遅延時間や、リアルタイムデータ/非リアルタイムデータのようなデータ種別等、レベルを付けられるパラメータにより割り当てを行うようにしても同様の効果を得ることができる。
【0037】
また、本実施の形態では第二の伝送路21に直接送信元端末装置10が接続されているが、他のデータ中継装置を介して接続されている場合も同様の効果を得ることができる。
【0038】
実施の形態3.
本実施の形態では、前記入力データ解析手段による解析結果と前記伝送路監視手段による監視結果に基づいて前記伝送路内のデータを制御する伝送路内データ制御手段を設けた場合について説明する。図6は伝送路内データ制御手段を設けた場合のブロック図であり、図6において5は伝送路内データ制御手段である。その他の上記実施の形態と同様の部分は同じ番号で示した。
【0039】
以下に図7に示すフローチャートを用いて動作を説明する。図7において伝送路監視手段1の動作を示すステップS1及び入力データ解析手段4の動作を示すステップS4については、上記実施の形態と同様であるため説明を省略する。
図7においてステップS2は入力データ処理手段2の動作を示している。入力データ処理手段2では、入力データ解析手段4による解析結果、すなわち各優先度の入力データがどれだけの帯域を使用するかという情報と、伝送路監視手段1による監視結果、すなわち第一の伝送路20で各優先度のデータがどれだけ帯域を使用しており、使用可能な残りの帯域はどれだけかという情報とに基づいて、既に送信中(第一の伝送路20に接続された端末装置間の通信で帯域を使用中)のデータに加え、全入力データを第一の伝送路20に出力するのに必要な帯域が不足していると判断した場合は、全データのうち優先度の高い方から何番目までのデータが第一の伝送路20の全帯域内に収まるかを計算する(ステップS211)。
この結果に基づき、入力データ処理手段2は、既に送信中のデータ及び入力データの全データについて以下のような個々の処理を行う。例えば、まずあるデータが送信可能な優先度のデータであるか否かを判断する(ステップS212)。送信可能な優先度のデータである場合(ステップS212でYes)、既に送信中のデータであるか入力データであるかを判断し(ステップS213)、既に送信中のデータである場合(ステップS213で送信中のデータ)はそのまま何もせず(すなわち端末装置間でのデータ送信は継続される)、入力データである場合(ステップS213で入力データ)はその入力データを送信先端末装置11に送信する(ステップS214)。
また、ステップS212で送信可能な優先度のデータでないと判断された場合(ステップS212でNo)、ステップS215で既に送信中のデータであるか入力データであるかを判断する。既に送信中のデータである場合(ステップS215で送信中のデータ)はデータ送信を中止する旨を伝送路内データ制御手段5に通知し(ステップS216)、入力データである場合(ステップS215で入力データ)はその入力データを廃棄し(ステップS217)、その入力データを廃棄した旨を通知手段3に通知する(ステップS218)。
例えば、入力データ解析手段4による図5に示すような解析結果及び伝送路監視手段1による図8に示すような監視結果を得る。これらに基づいて入力データ処理手段2は優先度0のデータ30Kbps(入力データ10Kbps、送信中データ20Kbps)、優先度1のデータ40Kbps(入力データ15Kbps、送信中データ25Kbps)、優先度2のデータ25Kbps(入力データ5Kbps、送信中データ20Kbps)が送信可能であり、優先度3のデータ30Kbps(入力データ20Kbps、送信中データ10Kbps)は送信不可能であるという結果を算出する。入力データ処理手段2は、この算出結果に従い、優先度0から2のデータのうち送信中のデータについてはそのまま何もせず(すなわち端末装置間でのデータ送信は継続される)、優先度0から2のデータのうち入力データについてはそのデータを送信先端末装置11に送信する。また、優先度3のデータのうち送信中のデータについてはデータ送信を中止する旨を伝送路内データ制御手段5に通知する。
図7においてステップS5は伝送路内データ制御手段5の動作を示しており、入力データ処理手段2よりデータ送信を中止する旨を通知された伝送路内データ制御手段5は、通知されたデータ送信を中止する(ステップS51)。
例えば、上述の例では使用可能な帯域が5Kbpsであるため優先度3の送信中データ10Kbpsについてはデータ送信を中止する旨を入力データ処理手段2より通知された伝送路内データ制御手段5は、通知された内容のデータ送信を中止する制御を行う。
【0040】
一方、優先度3のデータのうち入力データについてはそのデータを廃棄し、データを廃棄した旨を通知手段3に通知する。
図7においてステップS3は通知手段3の動作を示しており、入力データ処理手段2よりデータを廃棄した旨の情報を受け取った通知手段3は、廃棄した旨を廃棄されたデータの送信元端末装置10へ通知する(ステップS31)。通知手段3よりこの通知を受け取った送信元端末装置10は、使用可能な帯域分だけのデータを送り直してもよいし、圧縮して使用可能帯域内に収まるようにして送り直してもよい。
例えば、使用可能な帯域が5Kbpsであるため優先度3のデータ20Kbpsについては廃棄したという情報を入力データ処理手段2より受け取った通知手段3は、この情報を廃棄されたデータの送信元端末装置10へ通知する。通知手段3よりこの通知を受け取った送信元端末装置10は、使用可能な帯域5Kbps分だけのデータを送り直してもよいし、20Kbpsを使用するデータを1/4に圧縮して送り直してもよいし、優先度を上げて送り直してもよい。この結果、廃棄したデータについても一部或は全てのデータが送信可能となる。
以上のような処理を既に送信中のデータ及び入力データの全てについて繰り返す(ステップS6)。このようにして、送信中のデータであるか入力データであるかにかかわらず、優先度の高いデータに優先的に帯域を割り当てることができ、限られた帯域を効率的に使用することができる。
【0041】
以上説明したように、前記入力データ解析手段による解析結果と前記伝送路監視手段による監視結果に基づいて前記第一の伝送路内のデータを制御する伝送路内データ制御手段を備えることにより、伝送路内で既に送信中のデータも制御することができるので、送信中のデータであるか入力データであるかにかかわらず、限られた帯域を優先度の高いデータに割り当てることができる。
【0042】
なお、本実施の形態では中継装置に第一の伝送路と第二の伝送路の2つの伝送路しか接続されていないが、送信側の伝送路(第一の伝送路)と受信側の伝送路(第二の伝送路)とが、それぞれ複数接続されていても同様の効果を得ることができる。
【0043】
また、本実施の形態では、伝送路内データ制御手段5が該当するデータ送信を中止して終了しているが、伝送路内データ制御手段5によりデータ送信を中止させられた端末装置は、使用可能な帯域分だけのデータを送り直してもよいし、圧縮して使用可能帯域内に収まるようにして送り直してもよいし、優先度を上げて送り直してもよい。
【0044】
また、本実施の形態では、通知手段3は送信元端末装置10からの入力データを廃棄した旨を送信元端末装置10に通知しているが、送信先端末装置11に通知するようにしてもよい。この結果、廃棄した旨を通知された送信先端末装置11が、送信元端末装置10に対して必要なデータ分だけ送るよう、或いはデータを圧縮して送るよう指示したり、優先度を上げて送り直すよう指示することにより、状況に応じた効率のよい伝送を行うことができる。
【0045】
また、本実施の形態では、優先度に基づいて帯域の割り当てを行っているが、許容遅延時間や、リアルタイムデータ/非リアルタイムデータのようなデータ種別等、レベルを付けられるパラメータにより割り当てを行うようにしても効率のよい伝送を行うことができる。
【0046】
また、本実施の形態では第二の伝送路21に直接送信元端末装置10が接続されているが、他のデータ中継装置を介して接続されている場合も同様の効果を得ることができる。
【0047】
実施の形態4.
上記実施の形態では、伝送制御手段3により制御される制御方法を制御方法通知手段4が端末に通知する場合について説明したが、本実施の形態では、制御方法通知手段4が通知した制御方法に対する端末からの応答に基づいて伝送方法を制御する場合について説明する。
【0048】
以下に図9に示すフローチャートを用いて動作を説明する。図9において伝送路監視手段1の動作を示すステップS1及び入力データ解析手段4の動作を示すステップS4については、上記実施の形態と同様である。
図9においてステップS2は入力データ処理手段2の動作を示している。入力データ処理手段2では、伝送路監視手段1による伝送路の使用可能な残りの帯域の情報と、入力データ解析手段4による各優先度の入力データがどれだけの帯域を使用するかという情報とに基づいて、優先度の高い方から何番目までのデータが伝送路の使用可能な帯域内に収まるかを計算する(ステップS221)。そして、この計算結果を通知手段3へ通知する(ステップS222)。
例えば、入力データ処理手段2が入力データ解析手段4により図5に示すような解析結果を得るとともに伝送路監視手段1により第一の伝送路20の使用可能帯域は40Kbpsであるという情報を得たとする。この場合、優先度0のデータ10Kbps、優先度1のデータ15Kbpsおよび優先度2のデータ5Kbps(計30Kbps)が送信可能であり、優先度3のデータ20Kbpsは使用可能な残りの帯域が10Kbpsであるため送信不可能であるという結果を算出する。そして、この算出結果を通知手段3へ通知する。
【0049】
図9においてステップS3は通知手段3の動作を示しており、入力データ処理手段2より算出結果を受け取った通知手段3は、送信不可能であると算出されたデータの送信元端末装置10にその旨を通知する(ステップS301)。この通知を受け取った送信元端末装置10は入力データ処理手段2に対して、使用可能な帯域分だけのデータを送信するよう指示したり、圧縮して使用可能帯域内に収まるようにして送り直す旨を通知したりと、処理方法について要求を返送してくるので、その要求を待つ(ステップS302)。入力データ処理手段2が送信元端末装置10からの要求を受け入れず処理方法が決定しなかった場合(ステップS303でNo)、決まらなかったことを送信元端末装置10に通知し、再度送信元端末装置10からの要求を待つ。入力データ処理手段2が送信元端末装置10からの要求を受け入れて処理方法が決定した場合(ステップS303でYes)、入力データ処理手段2は、先に送信可能と算出したデータを送信すると共に、送信不可能と算出したデータを交渉により決定した処理方法に従って処理する(ステップS304)。
例えば、入力データ処理手段2より優先度3のデータ20Kbpsは使用可能帯域が10Kbpsであるため送信不可能であるという情報を受け取った通知手段3は、この情報を送信不可能であると算出されたデータの送信元端末装置10に通知する。通知手段3よりこの通知を受け取った送信元端末装置10は、使用可能な帯域10Kbps分だけのデータを送信するよう指示したり、20Kbpsを占有するデータを1/2に圧縮して送り直す旨を通知したりと、処理方法について要求を行う。このような交渉の末(この交渉は何回行ってもよい)、データを1/2に圧縮して送り直すという処理方法に決定したとすると、入力データ処理手段2は、先に送信可能と算出したデータを送信し、送信不可能と算出したデータを廃棄するとともに、1/2に圧縮して送り直されたデータを送信する。
【0050】
以上説明したように、入力データ処理手段が、前記通知手段により通知された通知情報に対する端末からの応答に基づいて入力データを処理することにより、入力データの処理方法を端末と交渉を行って決定することができるので、状況に応じた効率のよい伝送を行うことができる。
【0051】
なお、本実施の形態では、入力データ処理手段2が送信元端末装置10と処理方法の交渉を行った後に全てのデータ(先に送信可能と算出したデータ及び交渉により処理方法を決定したデータ)の送信を行っているが、入力データ処理手段2により送信可能と算出したデータについては送信を行い、その後送信不可能と算出したデータについて交渉を行った後、交渉結果に基づいてデータを送信するようにしてもよい。
【0052】
また、本実施の形態では、入力データ処理手段2は送信不可能と算出したデータを廃棄する前に送信元端末装置10と交渉を行っているが、入力データ処理手段2は送信不可能と算出したデータを廃棄し、その旨を通知手段3により送信元端末装置10に通知した後、データを圧縮して送り直す等の交渉を送信元端末装置10と行うようにしても同様の効果を得ることができる。
【0053】
また、本実施の形態では、入力データ処理手段2は送信元端末装置10と交渉を行って処理方法を決定しているが、送信先端末装置11と交渉を行うようにしても、効率のよい伝送を行うことができる。
例えば、入力データ処理手段2は送信元端末装置10との交渉の末、データを圧縮して送信しようと決定し(或いは最初から送信元端末装置10が圧縮形式でデータを送信しようとし)、通知手段3を介してその旨を送信先端末装置11に通知したとする。しかし、送信先端末装置11は圧縮形式をサポートしていないため、圧縮しないフォーマットでデータを送信するよう入力データ処理手段2と交渉を行う。この交渉結果を通知された送信元端末装置は圧縮しないフォーマットでデータを送信する。このようにして、送信先端末装置の状況も考慮して処理方法を決定できるので、効率のよい伝送を行うことができる。
【0054】
また、中継装置内或いは中継装置と別装置内のデータの圧縮機能を利用することにより、入力データ処理手段2により送信不可能と算出されたデータを圧縮して送信してよいか否かを通知手段3と端末(送信元端末装置、送信先端末装置)との間で交渉してデータを送信するようにすれば、効率のよい伝送を行うことができる。また、端末に通知のみ行い了解を得ずにデータを送信するようにしてもよい。
【0055】
また、伝送路に接続された端末の状態を監視し、その監視結果を考慮して入力データ処理手段2が入力データを処理するようにすれば、更に効率のよい伝送を行うことができる。
例えば、送信先端末装置11がどのような圧縮機能をサポートしているか等の伝送路監視手段1による監視結果を知ることにより、入力データ処理手段2により送信不可能と算出されたデータについて、交渉を行うことなく送信先端末装置11がサポートしている圧縮機能で圧縮して送信することができるので、伝送路に接続された端末の状態を考慮した更に効率のよい伝送を行うことができる。
【0056】
また、前記入力データ解析手段による解析結果と前記伝送路監視手段による監視結果に基づいて前記伝送路内のデータを制御する伝送路内データ制御手段を備えても、効率のよい伝送を行うことができる。
【0057】
また、本実施の形態では第二の伝送路21に直接送信元端末装置10が接続されているが、他のデータ中継装置を介して接続されている場合も同様の効果を得ることができる。
【0058】
実施の形態5.
上記実施の形態では、受信したデータに基づき確保するべき帯域を算出してデータを送信する場合について説明したが、伝送路の帯域を管理する帯域管理手段6を備え、この帯域管理手段6により伝送すべきデータ用の帯域を確保してから実際のデータを送信する場合について図10を用いて説明する。図10において、6は入力データ解析手段内に設けられた帯域管理手段である。その他の上記実施の形態と同様の部分は同じ番号で示した。
【0059】
以下に図11に示すフローチャートを用いて動作を説明する。例えば、IEEE1394バスのようにリアルタイム系のデータ転送モード及び非リアルタイム系のデータ転送モードの使用可能帯域がそれぞれ決められている場合、入力データ解析手段4は、帯域管理手段6からの情報をもとに、複数種類のリアルタイム系データによりどれだけの帯域が要求されているかを算出し(ステップS401)、入力データ解析手段4はこの算出結果を入力データ処理手段2に通知する(ステップS402)。例えば、入力データ解析手段4は、25Kbps、15Kbps、10Kbpsの帯域を要求するリアルタイム系データが存在すると算出し、これらの値を入力データ処理手段2に通知する。
【0060】
伝送路監視手段1は第一の伝送路20で使用されている帯域を監視しており(ステップS101)、リアルタイム系データ転送モードで送信可能な残りの帯域がどれだけ存在するかという情報を入力データ処理手段2に通知する(ステップS102)。例えば、リアルタイム系のデータ転送モードの使用可能帯域が50Kbpsで、このうち、リアルタイム系データ転送モードで既に10Kbpsが使用されているとする。この場合、リアルタイム系データ転送モードで40Kbpsが送信可能であるので、その値を入力データ処理手段2に通知する。
【0061】
そして、入力データ処理手段2は、入力データ解析手段4による解析結果および伝送路監視手段1による監視結果に基づいてリアルタイム系データ転送モードで要求されている帯域と残りの使用可能帯域とを比較する(ステップS231)。比較した結果、要求されている帯域が残りの帯域より少ない場合は(ステップS232でNo)全ての帯域を確保し(ステップS233)、要求されている帯域が残りの帯域より多い場合は(ステップS232でYes)、要求されているリアルタイム系データのうちどの要求が送信不可能であるかを算出し(ステップS234)、この算出結果を通知手段3に通知する(ステップS235)。例えば、入力データ処理手段2は、前述のようにリアルタイム系データ転送モードで要求されている帯域は25Kbps、15Kbps、10Kbpsであるという情報と、使用可能な帯域40Kbpsという情報とを比較し、比較した結果、例えば使用可能な帯域を最も効率的に使用できるかを基準にして、10Kbpsの帯域を要求するリアルタイム系データが送信不可能であることを算出し、この算出結果を通知手段3に通知する。
【0062】
入力データ処理手段2より算出結果を受け取った通知手段3は、この帯域要求の要求元端末である送信元端末装置10にそのリアルタイム系データを非リアルタイム系データ転送モードで送信してもよいか否かを通知する(ステップS311)。通知手段3よりこの通知を受け取った送信元端末装置10は、非リアルタイム系の転送モードで送信してもよいと判断すると(ステップS312でYes)、その旨を入力データ処理手段2に通知し(ステップS313)、この通知を受け取った入力データ処理手段3はそのリアルタイム系データを非リアルタイム系データ転送モードで送信する(ステップS314)。(このとき、そのリアルタイム系データを非リアルタイム系データ転送モードで送信する旨を送信先端末装置11にも通知する。)この結果、そのリアルタイム系データは送信不可として処理されることなく(通常は帯域不足で送信不可となる)送信先端末装置11へ転送される。また、送信元端末装置10が、そのリアルタイム系データはリアルタイム系転送モードで送信する必要があり、非リアルタイム系転送モードでの送信を拒否した場合は(ステップS312でNo)、その旨を入力データ処理手段2に通知し(ステップS315)、入力データ処理手段2はそのリアルタイム系データを送信不可として処理する(ステップS316)。
以上説明したように、第一の伝送路の伝送帯域を管理する帯域管理手段を備えることにより、第一の伝送路の伝送帯域の状態を端末に通知することができるので、状況に応じた効率のよい伝送を行うことができる。
【0063】
なお、本実施の形態では中継装置に第一の伝送路と第二の伝送路の2つの伝送路しか接続されていないが、送信側の伝送路(第一の伝送路)と受信側の伝送路(第二の伝送路)とが、それぞれ複数接続されていても同様の効果を得ることができる。
【0064】
また、本実施の形態では、帯域管理機能を入力データ管理手段が持っているが、中継装置内の他の手段が持っても或いは中継装置とは別の装置が持っても、同様の効果を得ることができる。
【0065】
また、本実施の形態では要求されている帯域と使用可能な帯域とを比較して、使用可能な帯域を最も効率的に使用できるかを基準にして、どの要求に対する帯域を確保するかを判断しているが、優先度等を基準としてどの要求に対する帯域を確保するかを判断しても、同様の効果を得ることができる。
【0066】
前記実施の形態と同様に、送信元端末装置や送信先端末装置に通知したり、これらの端末と交渉したり、或いは伝送路に接続された端末の状態を監視するようにしても、同様の効果を得ることができる。
【0067】
【発明の効果】
本発明に係るデータ中継装置によれば、送信先端末が接続された第一の伝送路の状態を監視する伝送路監視手段と、送信元端末が接続された第二の伝送路より入力されたデータを伝送路監視手段の監視結果に基づいて処理する入力データ処理手段と、入力データ処理手段におけるデータの処理状態と伝送路監視手段の監視結果とに基づく通知情報を送信先端末に通知する通知手段とを備えることにより、前記第一の伝送路の状態を前記通知手段から前記送信先端末に通知することができるので、状況に応じた効率のよい伝送を行うことができる。
【0068】
また、前記通知手段は、前記第一の伝送路に接続された端末の状態を前記送信先端末に通知することができるので、状況に応じた効率のよい伝送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るデータ中継装置の実施形態を示すブロック図
【図2】 本発明に係るデータ中継装置の動作を示すフローチャート
【図3】 本発明に係るデータ中継装置の実施形態を示すブロック図
【図4】 本発明に係るデータ中継装置の動作を示すフローチャート
【図5】 入力データ解析手段による解析結果の例を示す表
【図6】 本発明に係るデータ中継装置の実施形態を示すブロック図
【図7】 本発明に係るデータ中継装置の動作を示すフローチャート
【図8】 伝送路監視手段による監視結果の例を示す表
【図9】 本発明に係るデータ中継装置の動作を示すフローチャート
【図10】 本発明に係るデータ中継装置の実施形態を示すブロック図
【図11】 本発明に係るデータ中継装置の動作を示すフローチャート
【図12】 従来のホームバスシステムの各構成要素を示すシステム構成図
【図13】 ホームバスシステム設定器の内部構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 伝送路監視手段
2 入力データ処理手段
3 通知手段
4 入力データ解析手段
5 伝送路内データ制御手段
6 帯域管理手段
10 送信元端末装置
11 送信先端末装置
12、13 端末装置
20 第一の伝送路
21 第二の伝送路

Claims (2)

  1. 送信先端末が接続された第一の伝送路の状態を監視する伝送路監視手段と、送信元端末が接続された第二の伝送路より入力されたデータを上記伝送路監視手段の監視結果に基づいて処理する入力データ処理手段と、上記入力データ処理手段におけるデータの処理状態と前記伝送路監視手段の監視結果とに基づく通知情報を前記送信先端末に通知する通知手段とを備えたことを特徴とするデータ中継装置。
  2. 前記伝送路監視手段は、前記第一の伝送路に接続された端末の状態を監視することを特徴とする請求項1に記載のデータ中継装置。
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