JP3709319B2 - 端末からホストコンピュータへの再接続方法 - Google Patents

端末からホストコンピュータへの再接続方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホストコンピュータ上のアプリケーションプログラムと端末上のアプリケーションプログラムとが公衆網等の通信回線を通して接続され対話処理を実行する場合に関し、特に通信回線で障害が発生しその後、障害が回復した時の端末からホストコンピュータへの再接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホストコンピュータと端末間の通信回線が切断された場合の再接続方式は、ホストコンピュータ側で端末のネットワーク上のアドレス等を含むセッション情報を記憶しておき、一定時間ホストコンピュータ側で接続状態を保持し、再接続時には端末から再び送信されたセッション情報と前記記憶したセッション情報とを比較して一致すれば再接続を行うか、再接続に関する情報の管理は全く行わず、一定時間無通信状態が継続する事による回線切断を行っていた。
再接続に関する情報を保持する形でのシステムの一例が、特開平11−187146号公報に記載されている。
【0003】
この公報に記載された通信方式は、ホスト側で上位アプリケーションのセッションを保持し、端末からの回線再接続要求に対して再接続が完了すると、端末側からの再接続要求時のアプリケーションレベルでのセッションを再接続するシステムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来技術には、次のような問題点があった。
【0005】
第1の問題点は、ホストコンピュータの上位アプリケーションと端末アプリケーション間のセッションを再接続するための手順は、ホストコンピュータの上位アプリケーションに大きく依存し、汎用的なプロトコルが規定されていないため、セッションを保持した状態でのアプリケーションレベルにおける再接続が困難なことである。
【0006】
例えば、通信障害が発生し、ホストコンピュータは、その障害発生を認識したが端末がそれを認識していない場合、逆に、通信障害を端末は認識したが、ホストコンピュータが認識していない場合等障害発生の認知についても不整合が生ずる場合がある。
【0007】
第2の問題点は、特開平11−187146号の発明のように通信回線からの通信障害による切断通知を受けた場合にも、ホストコンピュータ側では端末側からの再接続要求に応えるためにセッションを保持するため、セッションを保持するためだけのホストコンピュータ使用時間が増大し、コストパフォーマンスが悪いことである。
【0008】
本発明は、端末からインターネット等を含む公衆網を使用し、通信サーバ経由でホストコンピュータに接続する環境において、端末と通信サーバ間の通信回線が障害の発生により切断された時、切断された事を通信サーバが認識できていない状態が発生した場合、一旦ホストコンピュータ及び上位アプリケーションのセッションを初期化してから再接続することで端末からの再接続が二重ログインや回線使用中などの理由によって拒否されてしまう問題を解決できる構成を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願の第1の発明の端末からホストコンピュータへの再接続方法は、ホストコンピュータと、ホストコンピュータの通信機能を受け持つ通信サーバと、公衆回線によるネットワークを介して通信サーバと接続され前記ホストコンピュータ上のアプリケーションプログラムと連携して業務処理を実行する端末と、を備えるシステムにおける端末からホストコンピュータへの再接続方法において
前記端末は、前記ホストコンピュータとの接続時、前記端末のアプリケーションプログラムからセッション情報を受け取ると、自身のセッション情報記憶部に同じセッション情報が無いかをチェックし、同じセッション情報が無い場合は、アプリケーションプログラムから受け取った前記セッション情報を前記通信サーバに送信し、前記通信サーバから端末識別子が付加された前記セッション情報を受信するとそれをセッション情報記憶部に記憶し、同じセッション情報がある場合は、セッション情報記憶部から取り出した前記セッション情報を前記通信サーバに送信し、
前記通信サーバは、前記端末から前記セッション情報を受信すると自身のセッション情報記憶部に記憶するセッション情報を検索して同じセッション情報の有無をチェックし、同じセッション情報が無い場合は、端末識別子を生成して受信した前記セッション情報に付加してセッション情報記憶部に記憶するとともに端末識別子を付加したセッション情報を前記端末に送信し、同じセッション情報がある場合は、該セッション情報に記述されたログオフコマンドに従って前記ホストコンピュータのアプリケーションプログラムとの接続を解放し、再度前記ホストコンピュータとの接続を行う、
ことを備える。
【0010】
本願の第2の発明の端末からホストコンピュータへの再接続方法は、第1の発明において、前記端末と前記通信サーバとを接続する前記公衆回線で通信障害の発生により通信が一旦途絶しその回復後、前記端末は前記通信サーバに端末識別子を含む前記セッション情報を送信しそれを受信した前記通信サーバは前記セッション情報に従い前記ホストコンピュータとのセッションの解放と回線の切断を実行しその後前記ホストコンピュータとの回線の接続と前記セッション情報に基づくセッションの確立を行うことを備える。
【0011】
本願の第3の発明の端末からホストコンピュータへの再接続方法は、第1の発明において、前記通信サーバは、前記端末と前記通信サーバとを接続する前記公衆回線で発生した通信障害の認知をした場合又は、規定された時間前記端末との通信が行われない場合、前記セッション情報記憶部のセッション情報に従いホストコンピュータとのセッションの解放と回線の切断を実行することを備える。
【0012】
本願の第4の発明の端末からホストコンピュータへの再接続方法は、第1、2又は3の発明において、前記通信サーバは通信障害の発生を直接的又は、間接的に認知すると、前記ホストコンピュータとのセッションの解放と回線の切断処理によって前記ホストコンピュータ上のアプリケーションプログラムのログオフを行うことでアプリケーションプログラムの初期化を実行することを備える。
【0013】
本願の第5の発明の端末からホストコンピュータへの再接続方法は、第1の発明において、前記通信サーバは、前記端末からの接続要求時前記端末から送信された前記セッション情報が前記通信サーバの前記セッション情報記憶部に登録がされてない場合新規の接続要求と見なし、登録がされている場合は、再接続要求と見なすことを備える。
【0014】
本願の第6の発明の端末からホストコンピュータへの再接続方法は、第1の発明において、前記セッション情報は、前記端末を特定するネットワーク上のアドレスと、前記ホストコンピュータを特定するネットワーク上のアドレスと、前記端末とホストコンピュータ間で通信を行うための通信パスを特定するユニットアドレスと、前記ホストコンピュータで設定された前記セッション情報を開放する手続きを記載したセッション解放スクリプトと、前記端末識別子と、を含むことを備える。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0016】
図1を参照すると、本実施例は、ホストコンピュータ1と、ホストコンピュータ1の通信機能を受け持つ通信サーバ2と、インターネット等を含む公衆回線によるネットワークを介して通信サーバ2と接続された端末3と、から構成されている。この構成において、例えば、端末3上の端末エミュレータ又はその上で動作するアプリケーションプログラムからホストコンピュータ1のアプリケーションプログラムに接続を要求し、通信サーバ2を介してホストコンピュータ1上のアプリケーションプログラムと接続し、両プログラム同士が連携して業務処理を行う場合を想定している。
【0017】
通信サーバ2の内部には、プログラム制御により実現される接続制御処理部20と、端末識別子制御部21と、セッション情報を保持するセッション情報記憶部22と、を含んでいる。
【0018】
端末3の内部には、ホストコンピュータとの対話処理を行う端末エミュレータ30と、プログラム制御により実現されるセッション情報送受信部31と、を含んでいる。
【0019】
通信サーバ2の接続制御処理部20は、端末通信処理部200と、ホスト通信処理部201と、を備えている。端末通信処理部200は、ホストコンピュータ1から受信したデータを端末3に対して通知するとともに、端末3との間でセッション情報の送受信を行う。
【0020】
ホスト通信処理部201は、端末3からの送受信要求及び接続・切断要求に従ってホストコンピュータ1との通信を行う。
【0021】
通信サーバ2の端末識別子制御部21は、端末識別子管理部210と、端末識別子記憶部211と、を備えている。端末識別子管理部210は、数字とアルファベットからなる16進数表記文字列の組み合わせによって端末識別子を作成し、当該識別子を管理するために必要な記憶領域を確保する。また、接続制御処理部20からの端末識別子破棄要求によって、指定された端末識別子を記憶する記憶領域を解放する。端末識別子記憶部211は、端末識別子管理部210によって作成された端末識別子を記憶する記憶領域であり、現在使用されている端末3の端末識別子及び当該端末が最後に送受信した時刻情報と、を記憶している。
【0022】
端末3のセッション情報送受信部31は、セッション情報管理部310と、セッション情報記憶部311と、を備えている。セッション情報管理部310は、端末からホストコンピュータへの新規に接続する時に送信すべきセッション情報と、通信サーバ2から受信したセッション情報の送受信の管理、及びセッション情報記憶部311へのセッション情報の登録や削除処理を行う。セッション情報記憶部311は、セッション情報管理部310によって送受信されたセッション情報を記憶している。
【0023】
次に、本発明の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。
【0024】
次に、図1〜図3を参照して本実施例の動作について詳細に説明する。
【0025】
図1及び端末3のホストコンピュータ1との接続処理動作を示した図2のフローチャートに基づいて、端末3の接続処理を説明する。
【0026】
端末エミュレータ30は、ホストコンピュータ1への接続処理要求を上位のアプリケーションからの指示により行うが、その時自身の有するセッション情報を伴って発行する(ステップS1)。端末3のセッション情報送受信部31内のセッション情報管理部310は、この要求を受け付ける(ステップS2)。セッション情報送受信部31は、通信サーバ2に対して接続要求を発呼し接続を完了する(ステップS3)。
【0027】
セッション情報管理部310は、端末エミュレータ30から与えられたセッション情報を元に、セッション情報記憶部311を検索し、既に同じセッション情報の登録のあるなしをチェックする(ステップS4)。セッション情報記憶部311内に、端末エミュレータ30から与えられたセッション情報が登録されていなければ、新規接続の場合となるが、セッション情報管理部310は、セッション情報記憶部311に対してセッション情報の暫定登録を要求する(ステップS5)。そして、通信サーバ2に端末エミュレータ30から受け取った端末識別子を含まないセッション情報を送信する(ステップS7)。
【0028】
逆に、(ステップS4)での判定で、セッション情報記憶部311内に、端末エミュレータ30から与えられたセッション情報が既に登録されている場合は、一旦通信サーバとの接続後、回線の障害等によって切断され再度復旧した場合となるが、セッション情報内に登録されている端末識別子とともにこれを取り込み(ステップS6)、当該セッション情報を通信サーバ2に対して送信する(ステップS7)。その後、セッション情報送受信部31は、通信サーバ2から端末識別子を含むセッション情報を受信する(ステップS8)。セッション情報送受信部31は、セッション情報記憶部311に対して通信サーバ2から受け取った端末識別子を含むセッション情報の正式登録を行う(ステップS9)。よって、端末3においては、セッション情報送受信部31のみが新規接続か再接続かを認識していることになる。
【0029】
次に、図1及び通信サーバ2の動作を示した図3のフローチャートに基づいて、通信サーバ2の接続処理を説明する。
【0030】
通信サーバ2では、最初に端末3からの接続要求を受け付ける(ステップS10)。次に、接続制御処理部20の端末通信処理部200は、端末3から送信されてきたセッション情報の受信を行う(ステップS11)。端末3から受信したセッション情報をもとに、端末通信処理部200はセッション情報記憶部22を検索する(ステップS12)。(ステップS13)での検索内容のチェックの結果、セッション情報記憶部22内に、端末3から送信されたセッション情報が未登録の場合、(ステップS14)において端末通信処理部200は、端末識別子制御部21に対して新たな端末識別子の割り当てを指示する。
【0031】
端末通信処理部200から端末識別子の割り当てを指示された端末識別子制御部21は、端末識別子管理部210に対して端末識別子の新規の割り当てを要求する。端末識別子管理部210は、端末識別子記憶部211に新規割り当てした端末識別子を登録し、端末通信処理部200に新規に割り当てた端末識別子を与えるとともに制御を戻す。接続制御処理部20は、端末3から受信したセッション情報に与えられた端末識別子を付加してこれをセッション情報記憶部22に登録して(ステップS14)の処理を終了し、(ステップS18)に行く。
【0032】
尚、ここでセッション情報記憶部22に登録される1つのセッション情報は、
(1)端末3を特定するネットワーク上のアドレス
(2)ホストコンピュータ1を特定するネットワーク上のアドレス
(3)端末3−ホストコンピュータ1間で通信を行うための通信パスを特定するユニットアドレス
(4)ホストコンピュータ1で設定されたセッション情報を開放する手続き(ログオフするためのコマンド)を記載したセッション解放スクリプト
(5)通信サーバ2の端末識別子制御部21が端末3に対して割り当てた端末識別子
から構成されている。ここで(1)〜(4)の情報は、端末3から送信される情報である。
【0033】
そして、ホスト通信処理部201に対して、ホストコンピュータ1に対する回線及びセッションの開設を指示する。ホストコンピュータ1との回線及びセッションの開設が完了した段階で、接続制御処理部20は、端末通信処理部200に対して端末3への端末識別子を含むセッション情報の送信を指示する。
【0034】
逆に、(ステップS13)の判定で、端末3から受信したセッション情報がセッション情報記憶部22に端末識別子とともに既に登録されている場合、セッション情報記憶部22内に含まれる端末識別子をそのまま使用し、端末識別子の新規の割り当て要求を行わない(ステップS15)。そして、端末通信処理部200は、セッション情報記憶部22内の当該セッション情報を取得する(ステップS16)。セッション情報記憶部接続制御処理部20は、ホスト通信処理部201に対してホストコンピュータ1との回線の切断及びセッションの解放を実行させる(ステップS16)。セッションの解放処理においては、セッション情報のセッション解放スクリプトで指示されたログオフコマンドに従い実行する。回線の切断とセッションの解放後、再度ホストコンピュータ1との接続とセッションの確立を行う(ステップS18)。
【0035】
回線及びセッション再接続が完了した段階で、接続制御処理部20は、端末通信処理部200に対して端末3への端末識別子を含むセッション情報の送信を指示する(ステップS19)。
【0036】
以上の処理によって端末3と通信サーバ2との接続が完了する。接続完了後、ホストコンピュータ1のアプリケーションプログラムと端末3のアプリケーションプログラムとの間での業務処理等が開始される。
【0037】
次に、業務処理が終了し、端末3とホストコンピュータ1との回線の切断時の処理を述べる。
【0038】
端末3のアプリケーションプログラムからホストコンピュータ1のアプリケーションプログラムへのログオフコマンドは、通信サーバ2を経由してホストコンピュータ1のアプリケーションプログラムに通知される。尚、セッション情報内のセッション解放スクリプトは、このログオフコマンドの処理手続きから構成されている。ホストコンピュータ1のアプリケーションプログラムは、ログオフ処理を終了するとログオフ完了メッセージを端末3に送信する。これを受信した端末3ではアプリケーション層での処理の終了を受け、回線の切断要求をホストコンピュータ1にあげる。通信サーバ2はこれを受信すると、ホストコンピュータ1との間のセッションの解放と回線の切断を実行する。通信サーバ2の接続制御処理部20は、ホストコンピュータ1からのセッション解放の通知を受けると、セッション情報記憶部22内の端末3に関わるセッション情報を消去するとともに、当該端末3に割り当てられた端末識別子の解放を端末識別子制御部21に対して指示する。そして回線解放完了の通知を端末3に対して行い、端末3との回線を切断する。
【0039】
通信サーバ2からの回線解放通知を受信した端末3のセッション情報送受信部31は、セッション情報記憶部311内の当該セッションに関わる情報の消去を指示しホストコンピュータ1との回線を切断して全ての処理を終了する。
【0040】
次に、端末3とホストコンピュータ1のアプリケーションプログラムによる業務処理の実施中に通信障害が通信サーバ2と端末3との間で発生した場合を前述した説明をベースにして行う。
【0041】
通信サーバ2が端末3からホストコンピュータ1に対するログオフ要求を受信する前に、端末3と通信サーバ2との通信回線が一旦障害等により切断され、その後、障害が復旧して再接続を行う場合、障害の復旧を認識した端末3は、通信サーバ2に対して端末識別子を含むそれまでセッション情報記憶部311内に保有していたセッション情報を通信サーバ2に対して送信する。
【0042】
当該情報を受信した通信サーバ2の接続制御処理部20は、セッション情報記憶部22を検索し、該当するセッション情報が存在する場合は、セッション情報に含まれるセッション解放スクリプトに従ってホストコンピュータ1とのセッション解放処理を行い、セッション情報記憶部22上の当該セッション情報記憶域を解放した後、ホストコンピュータ1とのセッションの再接続を行い、接続情報記憶部22への再登録を行う。この場合、端末識別子は回線切断前に使用していたものをそのまま使用し、それを端末3から受信したセッション情報とまとめてセッション情報記憶部22に再登録する。
【0043】
接続情報記憶部22に該当するセッション接続情報が存在しない場合は、新規接続として扱う。これは通信障害の発生を端末3経由で間接的に認識するのではなく、通信サーバ2自体も既に直接認識していて、ホストコンピュータ1とのセッション等の解放を事前に行っていた場合である。ホストコンピュータ1との回線及びセッションの接続後、端末識別子の割り当てを行い、新規に割り当てられた端末識別子と端末3から受信したセッション情報とをまとめてセッション情報記憶部22に登録する。
そして接続情報記憶部22のセッション情報のあるなしに関わらず、端末3への端末識別子を含むセッション情報の送信を行う。端末3ではこのセッション情報を受信するとセッション情報記憶部311にこれを記憶する。以上の処理によって端末3とホストコンピュータ1のアプリケーションプログラムによる業務処理の再開が可能となる。
【0044】
尚、通信サーバ2に対して、一定時間経過しても端末識別子に対応する端末からの再接続要求がない場合、または通信回線から通信サーバ2に対して端末3との接続が切断された旨の通知を受け付けた場合には、接続制御処理部20はセッション情報記憶部22を参照し、セッション情報に含まれるセッション解放スクリプトに従ってホストコンピュータ1とのセッション解放処理を行い、端末識別子制御部21に対して、当該端末識別子の破棄を行う。セッション情報記憶部22上に保持されていた端末3についてのセッション情報も消去される。
【0045】
これにより、通信サーバ2とホストコンピュータ1で保持していた端末3に関わるセッション情報は全て消去されることになり、再接続として扱うべき端末の特定が可能となり、再接続として扱う場合でも、ホストコンピュータから見た場合は、新規接続として扱われるため、二重ログインなどによる接続拒否を発生させることなく接続できる。
【0046】
尚、通信サーバ2の有する機能をホストコンピュータ1に取り込むことで、通信サーバ2の存在しない端末3と直接ホストコンピュータ1が接続される構成に対しても、本発明の内容が容易に適用できることは明らかであろう。
【0047】
【発明の効果】
第1の効果は、ログオフ処理をする前に通信回線が切断され、再接続する場合でも、二重ログイン等による接続拒否が発生しない事にある。
【0048】
第2の効果は、再接続時にホストコンピュータとのセッションを再初期化するため、端末側とホストコンピュータ側でセッション及びアプリケーションの動作状態に矛盾が発生しない事にある。
【0049】
第3の効果は、本実施例による実装が容易であり、複雑な処理機構を必要としない事から、再接続時に通信サーバ側におけるオーバヘッドを軽減できる事にある。
【0050】
第4の効果は、端末が一意な識別子を持つことにより、意図しない端末からの不正な再接続要求を防止できる事にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を表すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における端末の通信サーバとの接続処理を表すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例における通信サーバの端末との接続処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ
2 通信サーバ
20 接続制御処理部
200 端末通信処理部
201 ホスト通信処理部
21 端末識別子制御部
210 端末識別子管理部
211 端末識別子記憶部
22 セッション情報記憶部
3 端末
30 端末エミュレータ
31 セッション情報送受信部
310 セッション情報管理部
311 セッション情報記憶部

Claims (6)

  1. ホストコンピュータと、ホストコンピュータの通信機能を受け持つ通信サーバと、公衆回線によるネットワークを介して通信サーバと接続され前記ホストコンピュータ上のアプリケーションプログラムと連携して業務処理を実行する端末と、を備えるシステムにおける端末からホストコンピュータへの再接続方法において
    前記端末は、前記ホストコンピュータとの接続時、前記端末のアプリケーションプログラムからセッション情報を受け取ると、自身のセッション情報記憶部に同じセッション情報が無いかをチェックし、同じセッション情報が無い場合は、アプリケーションプログラムから受け取った前記セッション情報を前記通信サーバに送信し、前記通信サーバから端末識別子が付加された前記セッション情報を受信するとそれをセッション情報記憶部に記憶し、同じセッション情報がある場合は、セッション情報記憶部から取り出した前記セッション情報を前記通信サーバに送信し、
    前記通信サーバは、前記端末から前記セッション情報を受信すると自身のセッション情報記憶部に記憶するセッション情報を検索して同じセッション情報の有無をチェックし、同じセッション情報が無い場合は、端末識別子を生成して受信した前記セッション情報に付加してセッション情報記憶部に記憶するとともに端末識別子を付加したセッション情報を前記端末に送信し、同じセッション情報がある場合は、該セッション情報に記述されたログオフコマンドに従って前記ホストコンピュータのアプリケーションプログラムとの接続を解放し、再度前記ホストコンピュータとの接続を行う、
    ことを特徴とする端末からホストコンピュータへの再接続方法
  2. 前記端末と前記通信サーバとを接続する前記公衆回線で通信障害の発生により通信が一旦途絶しその回復後、前記端末は前記通信サーバに前記端末識別子を含む前記セッション情報を送信しそれを受信した前記通信サーバは前記セッション情報に従い前記ホストコンピュータとのセッションの解放と回線の切断を実行しその後前記ホストコンピュータとの回線の接続と前記セッション情報に基づくセッションの確立を行うことを特徴とする請求項1記載の端末からホストコンピュータへの再接続方法
  3. 前記通信サーバは、前記端末と前記通信サーバとを接続する前記公衆回線で発生した通信障害の認知をした場合又は、規定された時間前記端末との通信が行われない場合、前記セッション情報記憶部の前記セッション情報に従いホストコンピュータとのセッションの解放と回線の切断を実行することを特徴とする請求項1記載の端末からホストコンピュータへの再接続方法
  4. 前記通信サーバは通信障害の発生を直接的又は、間接的に認知すると、前記ホストコンピュータとのセッションの解放と回線の切断処理によって前記ホストコンピュータ上のアプリケーションプログラムのログオフを行うことでアプリケーションプログラムの初期化を実行することを特徴とする請求項1、2又は3記載の端末からホストコンピュータへの再接続方法
  5. 前記通信サーバは、前記端末からの接続要求時前記端末から送信された前記セッション情報が前記通信サーバの前記セッション情報記憶部に登録がされてない場合新規の接続要求と見なし、登録がされている場合は、再接続要求と見なすことを特徴とする請求項1記載の端末からホストコンピュータへの再接続方法
  6. 前記セッション情報は、前記端末を特定するネットワーク上のアドレスと、前記ホストコンピュータを特定するネットワーク上のアドレスと、前記端末と前記ホストコンピュータ間で通信を行うための通信パスを特定するユニットアドレスと、前記ホストコンピュータで設定されたセッション情報を開放する手続きを記載したセッション解放スクリプトと、前記端末識別子と、を含むことを特徴とする請求項1記載の端末からホストコンピュータへの再接続方法
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