JP3708307B2 - プッシュスイッチ付回転操作型電子部品およびその製造方法 - Google Patents

プッシュスイッチ付回転操作型電子部品およびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主としてオーディオ機器、ビデオ機器等における音量調整、タイマー調整用等に使用される回転操作型電子部品と回路切換用プッシュスイッチの組合せ等、操作軸を回転操作と上下動操作するプッシュスイッチ付回転操作型電子部品およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電子部品の技術を、プッシュスイッチ付回転操作型エンコーダを例として図6〜図9を用いて説明する。
【0003】
図6は従来のプッシュスイッチ付回転操作型エンコーダの正面断面図であり、同図において、1は金属棒からなる操作軸で、軸受2の円形孔2Aに上端から挿入されて回転運動および上下動が可能なようにその中間円形部1Aを嵌合保持されており、3は成形樹脂製の回転接点体で、下面に平面接点板4を有する円板部3Aと、その中心に垂直に立てられた円筒部3Bからなり、円筒部3Bが軸受2の円形孔2Aに下端から挿入されて、回転運動が可能なようにその外形を嵌合保持されている。
【0004】
そして、円筒部3Bの非円形貫通孔3Cには、上記操作軸1の下方の非円形細径部1Bが回転運動は伝達されるが上下動は伝わらないように嵌合され、円板部3Aの下側に出た操作軸1の溝部1Dに、図7の斜視図に示すようなC形成形ワッシャ5が下端部1Cのテーパ部から挿入されて操作軸1の抜け止め部を形成している。
【0005】
また、回転接点体3の円板部3Aの下面には図6のA−A線における断面図である図8に示すように中心円部4Aとこれから放射状に伸ばされた複数個の直線状部4Bからなる平面接点板4がインサート成形して固定され、所定の間隔をあけて対向した下方の固定基板6から伸ばされた三本の弾性脚7Aおよび7B,7Cの先端の弾性接点8Aおよび8B,8Cが各々この平面接点板4の中心円部4Aおよび直線状部4Bに弾接して回転部品部(エンコーダ部)9を構成しており、弾性接点8B,8Cの位置は回転方向に少しずれるように設定されている。
【0006】
さらに、固定基板6の下方にはスイッチ基板10が配設され、その上面中央の凹部10A内には上記操作軸1と同心位置の中央固定接点11Aおよび外周位置の外周固定接点11Bがインサート成形により固定されており、外周固定接点11B上には弾性金属薄板製のドーム状可動接点12の外周下端が載せられて、プッシュスイッチ部13を構成していると共に、ドーム状可動接点12の上部には、プッシュ板14を介して上記操作軸1の下端部1Cが当接しており、この状態において、操作軸1の溝部1Dに挿入されたC形成形ワッシャ5は回転接点体3の円板部3Aの下面の凹部天面に当接している。
【0007】
そして、上記の軸受2、固定基板6およびスイッチ基板10を重ね合わせて、軸受2の上方からコの字形取付金具15の脚部で挟み込み、スイッチ基板10の裏面で脚部先端15Aを折り曲げることにより全体が連結固定されている。
【0008】
次に、このプッシュスイッチ付回転操作型エンコーダの動作について説明すると、まず操作軸1の上方先端部1Eを回転操作することにより、操作軸1の回転運動に伴って回転接点体3が回転させられ、その下面の平面接点板4に対して3つの弾性接点8Aおよび8B,8Cが中心円部4Aおよび直線状部4B上を摺動していき、各々の接点に接続された端子16Aおよび16B,16Cの16A−16B間および16A−16C間にパルス信号を出力して回転部品部9として機能する。
【0009】
そして、この回転操作時には操作軸1は上下方向には動かず、プッシュスイッチ部13は動作しない。
【0010】
次に、図9の断面図に矢印で示すように操作軸1の上方先端部1Eに押し力を加えて操作軸1を下方に動かすと、その下端部1Cがプッシュ板14を介してドーム状可動接点12を押してプッシュスイッチ部13を動作させる。
【0011】
この時に、回転部品部9の回転接点体3は下方へは動かず、勿論回転もしないので回転部品部9は動作しない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来のプッシュスイッチ付回転操作型電子部品(プッシュスイッチ付回転操作型エンコーダ)では、C形成形ワッシャ5を操作軸1の下方の溝部1Dに挿入することにより操作軸1の抜け止め部を組立形成しているが、この方式はC形成形ワッシャ5を必要とすると共にその挿入作業は回転接点体3の下面の凹部内で細径の溝部1DにC形成形ワッシャ5を挿入する作業であるため非常に難しく、さらにC形成形ワッシャ5の挿入状態を確認し難いという課題があった。
【0013】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、C形成形ワッシャ等の別部品を使用しないで操作軸の抜け止め部を容易に組立形成することができるプッシュスイッチ付回転操作型電子部品およびその製造方法を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のプッシュスイッチ付回転操作型電子部品は、軸受の円形孔に嵌合保持された操作軸の下方に設けた非円形係合部および係合用凹部に、回転部品部の回転接点体の非円形保持部および弾性爪部を係合させることにより、操作軸と回転接点体を共回りはするが一定範囲の操作軸の上下動が可能なように結合させて、回転部品部およびその下方のプッシュスイッチ部を各々回転操作およびプッシュ操作するようにしたものである。
【0015】
これにより、ワッシャ等を使用しないで操作軸の抜け止め部を容易に組立形成することができるプッシュスイッチ付回転操作型電子部品およびその製造方法を実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、円形貫通孔を有する軸受と、この軸受の円形貫通孔に円形中間部を回転および上下動可能に嵌合保持され上端部が軸受よりも上方に突出すると共に下方に非円形係合部および係合用凹部を有する操作軸と、円板部の上面に操作軸の非円形係合部に嵌合する非円形保持部および操作軸の係合用凹部にはまり込む弾性爪部を有し下面に可動接点を有する回転接点体ならびに可動接点と係合して電気信号を発生する固定接点を有する固定基板で形成される回転部品部と、この回転部品部の下方に配設されて操作軸の下端部で押されることにより動作するプッシュスイッチ部と、軸受と回転部品部およびプッシュスイッチ部を外方から連結固定するコの字形取付金具からなるプッシュスイッチ付回転操作型電子部品としたものであり、操作軸の抜け止め部を操作軸の係合用凹部に回転接点体の弾性爪部をはめ込んで結合させる構成としたため、ワッシャ等の別部品を使用しないで操作軸の抜け止め部を組立形成することができ、安価で組立作業性のよいプッシュスイッチ付回転操作型電子部品を実現することができるという作用を有する。
【0017】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、回転接点体の弾性爪部の外周を軸受の円形貫通孔の内壁に当接嵌合させたものであり、操作軸に強い引き力が加わった場合に、弾性爪部が操作軸の係合用凹部から抜けようとして外方に開こうとしても軸受の円形貫通孔の内壁に当接しているため外方へ開かず、操作軸が抜け難くなるという作用を有する。
【0018】
請求項3に記載の発明は、あらかじめ操作軸の非円形係合部と係合用凹部に回転接点体の非円形保持部および弾性爪部を係合させて、操作軸と回転接点体を結合させた回転接点体付操作軸を、操作軸の上端部から軸受の円形貫通孔に挿入して組み立てる請求項1または2に記載のプッシュスイッチ付回転操作型電子部品の製造方法としたものであり、操作軸の係合用凹部内に回転接点体の弾性爪部を容易に確実にはめ込んで組み立てることができるという作用を有する。
【0019】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、プッシュスイッチ部の構成部品と回転部品部の固定基板を仮結合してスイッチブロックとし、コの字形取付金具を基準として下方から軸受、回転接点体付操作軸、スイッチブロックを順次積み重ねて組合せ、コの字形取付金具の脚部で全体を挟み込み、スイッチブロックの裏面で脚部先端を折り曲げることにより各部材を連結固定するようにしたものであり、プッシュスイッチ付回転操作型電子部品をコの字形取付金具を基準として一方向から組み立てることができるので、効率良い組立作業をすることができると共に自動機による組み立ても容易にできるという作用を有する。
【0020】
以下、本発明の実施の形態について、プッシュスイッチ付回転操作型エンコーダを例として図1〜図5を用いて説明する。
【0021】
なお、本実施の形態において、従来の技術の項で説明したものと同じ構成の部分については同じ番号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0022】
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態によるプッシュスイッチ付回転操作型エンコーダの正面断面図であり、同図において、21は金属ダイカスト等からなる操作軸で、同図および図2(a)の外観斜視図の上方に示すように、その中間部から上方が円形部21Aとなり、下方に円形中心に対して対称な二ヶ所の非円形係合部としての突部21Bと、これに対して直角な位置の一対の係合用凹部21Cを有すると共に下端部は円形細径部21Dとなっており、円形部21Aの下部を金属ダイカスト等からなる軸受22の円形貫通孔22Aに回転および上下動可能に嵌合保持され、その上端部は軸受22から上方へ突出して操作部21Eを構成している。
【0023】
一方、23は円板部23Aの中心に操作軸21の下端部の円形細径部21Dが挿通する中心孔23Bを備えると共に、円板部23Aの下面に従来の技術の場合と同様の平面接点板4をインサート成形等により固定している成形樹脂製の回転接点体であり、図2(a)の外観斜視図の下方に示すように、その上面の対向する二つの壁部23Cに非円形保持部として設けられた溝部23Dが、上記操作軸21の二つの非円形係合部としての突部21Bと共回りするが上下動可能に嵌合すると共に、これと直角な位置に設けられた一対の弾性爪部23Eが操作軸21の一対の係合用凹部21Cにはめ込まれることにより抜け止め部を構成して、操作軸21の上下動を一定の範囲に規制している。
【0024】
この回転接点体23を操作軸21と組合せ結合する方法は、図2(a)に示すように両者が単独の個片の状態において、回転接点体23の中心孔23Bに操作軸21の円形細径部21Dを挿入すると共に、回転接点体23の二つの溝部23Dに操作軸21の二つの突部21Bを嵌合させるように両者を組合せることにより、回転接点体23の一対の弾性爪部23Eがその弾性によって開きながら簡単にかつ確実に操作軸21の係合用凹部21Cにはめ込まれて、図2(b)に示すように回転接点体付操作軸24とすることができるものである。
【0025】
そして、上記回転接点体23の円板部23Aの下面の平面接点板4に所定の間隔をあけて対向した下方の固定基板6から伸ばされた三つの弾性接点8が各々この平面接点板4の中心円部および直線状部(共に図示せず)に弾接して回転部品部(エンコーダ部)25を形成していることは、従来の技術の場合と同じである。
【0026】
さらに、固定基板6の下方に配設されたスイッチ基板10の上面に中央固定接点11Aおよび外周固定接点11Bがインサート成形により固定され、外周固定接点11Bの上に弾性金属薄板製のドーム状可動接点12が載せられてプッシュスイッチ部13を構成していることも従来の技術の場合と同様であるが、このドーム状可動接点12の上部には、プッシュ板14を介して回転接点体23の中心孔23Bを貫通して下方に突出した操作軸21の円形細径部21Dが当接しており、この状態において上記回転接点体23の弾性爪部23Eは操作軸21の係合用凹部21C内の下端部に位置している。すなわち、操作軸21はその上下動可能範囲の上端部に位置している。
【0027】
そして、以上のように配設された軸受22、固定基板6およびスイッチ基板10を重ね合わせ、軸受22の上方から伸ばされたコの字形取付金具15の脚部で挟み込んで全体を連結固定していることも従来の技術の場合と同じである。
【0028】
このように構成されたプッシュスイッチ付回転操作型エンコーダの動作について説明する。
【0029】
まず、操作軸21の操作部21Eを回転操作すると、操作軸21の非円形係合部である突部21Bと嵌合した非円形保持部である壁部23Cの溝部23Dを介して回転接点体23が共回りし、その下面の平面接点板4に対して弾性接点8が弾接摺動して各々の接点に接続された端子16間にパルス信号を出力して回転部品部(エンコーダ部)25として機能する。
【0030】
そして、この回転操作時に操作軸21が上下方向に動かずプッシュスイッチ部13が動作しないことは従来の技術の場合と同様である。
【0031】
また、図3の断面図に矢印で示すように操作軸21の操作部21Eに下方への押し力を加えると、操作軸21は突部21Bが回転接点体23の壁部23Cの溝部23Dの内周にガイドされながら下方に動き、回転接点体23の中心孔23Bから下方に突出している円形細径部21Dの先端がプッシュスイッチ部13のプッシュ板14を介してドーム状可動接点12を押して中央固定接点11Aと外周固定接点11Bとの間を接続させ、プッシュスイッチ部13を動作させる。
【0032】
そして、操作軸21の操作部21Eに加える押し力を除くと、ドーム状可動接点12の弾性復元力によってプッシュ板14すなわち操作軸21が押し上げられて元の図1の状態に復帰する。
【0033】
この操作軸21のプッシュ操作時に、回転部品部25の回転接点体23は下方へは動かず勿論回転もしないので、回転部品部25が動作しないことも従来の技術の場合と同様である。
【0034】
以上のように本実施の形態によれば、操作軸の抜け止め部を安価で容易に組立形成することができるプッシュスイッチ付回転操作型電子部品を提供することができるものである。
【0035】
なお、本実施の形態において、操作軸21の抜け止め部を構成する回転接点体23の弾性爪部23Eの外周を軸受22の円形貫通孔22Aの内径とほぼ同じにして円形貫通孔22Aの内壁に当接嵌合させると、操作軸21に強い引っ張り力が加わった場合に弾性爪部23Eが操作軸21の係合用凹部21Cから抜けようとして外方に開こうとしても円形貫通孔22Aの内壁に弾性爪部23Eの外周が抑えられているため弾性爪部23Eの開きを規制でき、操作軸21の抜け強度を大きくすることができるものである。
【0036】
また、上記の説明においては回転部品部が回転操作型エンコーダである場合を例として説明したが、これは回転操作型可変抵抗器等の他の電子部品としてもよいことは言うまでもない。
【0037】
(実施の形態2)
図4は本発明の第2の実施の形態によるプッシュスイッチ付回転操作型エンコーダの製造方法を説明する断面図であり、同図に示すようにコの字形取付金具15を基準として、まず、その上面中央孔15Bおよび対向する脚部15C間に軸受22の円筒部22Bおよび基部22Cを各々下方からはめ込み、続いて、あらかじめ操作軸21と回転接点体23を単独の個片の状態で結合させた回転接点体付操作軸の操作軸21の操作部21Eを、上記軸受22の円形貫通孔22Aに下方により挿入嵌合させ、最後にその下方からスイッチブロック26の固定基板27側を上にしてコの字形取付金具15の対向する脚部15Cにはめ込み、スイッチ基板28の裏面で脚部先端15Aを折り曲げることにより、プッシュスイッチ付回転操作型エンコーダとして完成するものである。
【0038】
なお、上記のスイッチブロック26は、図5に示すようにスイッチ基板28の上面中央の凹部28A内に、ドーム状可動接点12およびプッシュ板14を載せた後、回転部品部29の固定基板27を重ね合わせて成形樹脂製の固定基板27の下面に設けたダボ27Aをスイッチ基板28に設けた段付き孔28Bに通し、スイッチ基板28の裏面側の段付き孔28B内に突出した上記ダボ27Aの先端をカシメることにより結合したものである。
【0039】
このように、プッシュスイッチ部30の構成部品と回転部品部29の固定基板27をあらかじめスイッチブロック26として一体化しておくことにより、プッシュスイッチ付回転操作型電子部品をコの字形取付金具15を基準として全部品を一方向から組み立てることができるため、効率的な組立作業ができると共に、自動機による組み立ても容易に可能となるものである。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、C形成形ワッシャ等を使用しないで操作軸の抜け止め部を容易に組立形成することができるので、安価で組立作業性がよく、しかも操作軸の抜け強度が大きいプッシュスイッチ付回転操作型電子部品を提供することができるという有利な効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるプッシュスイッチ付回転操作型電子部品であるプッシュスイッチ付回転操作型エンコーダの正面断面図
【図2】(a)同要部である操作軸と回転接点体の斜視図
(b)同操作軸と回転接点体の結合状態を示す斜視図
【図3】同操作軸を押した状態の正面断面図
【図4】本発明の第2の実施の形態によるプッシュスイッチ付回転操作型エンコーダの製造方法を説明する断面図
【図5】同要部であるプッシュスイッチ部をブロック化する方法を説明する断面図
【図6】従来のプッシュスイッチ付回転操作型電子部品であるプッシュスイッチ付回転操作型エンコーダの正面断面図
【図7】同要部であるC形成形ワッシャの斜視図
【図8】同図6のA−A線における断面図
【図9】同操作軸を押した状態の正面断面図
【符号の説明】
4 平面接点板
6,27 固定基板
8 弾性接点
10,28 スイッチ基板
11A 中央固定接点
11B 外周固定接点
12 ドーム状可動接点
13,30 プッシュスイッチ部
14 プッシュ板
15 コの字形取付金具
15A 脚部先端
15B 上面中央孔
15C 脚部
16 端子
21 操作軸
21A 円形部
21B 突部
21C 係合用凹部
21D 円形細径部
21E 操作部
22 軸受
22A 円形貫通孔
22B 円筒部
22C 基部
23 回転接点体
23A 円板部
23B 中心孔
23C 壁部
23D 溝部
23E 弾性爪部
24 回転接点体付操作軸
25,29 回転部品部(エンコーダ部)
26 スイッチブロック
27A ダボ
28A 凹部
28B 段付き孔

Claims (4)

  1. 円形貫通孔を有する軸受と、この軸受の円形貫通孔に円形中間部を回転および上下動可能に嵌合保持され上端部が軸受よりも上方に突出すると共に下方に非円形係合部および係合用凹部を有する操作軸と、円板部の上面に操作軸の非円形係合部に嵌合する非円形保持部および操作軸の係合用凹部にはまり込む弾性爪部を有し下面に可動接点を有する回転接点体ならびに可動接点と係合して電気信号を発生する固定接点を有する固定基板で形成される回転部品部と、この回転部品部の下方に配設されて操作軸の下端部で押されることにより動作するプッシュスイッチ部と、軸受と回転部品部およびプッシュスイッチ部を外方から連結固定するコの字形取付金具からなるプッシュスイッチ付回転操作型電子部品。
  2. 回転接点体の弾性爪部の外周を軸受の円形貫通孔の内壁に当接嵌合させた請求項1に記載のプッシュスイッチ付回転操作型電子部品。
  3. あらかじめ操作軸の非円形係合部と係合用凹部に回転接点体の非円形保持部および弾性爪部を係合させて操作軸と回転接点体を結合させた回転接点体付操作軸を、操作軸の上端部から軸受の円形貫通孔に挿入して組み立てる請求項1または2に記載のプッシュスイッチ付回転操作型電子部品の製造方法。
  4. プッシュスイッチ部の構成部品と回転部品部の固定基板を仮結合してスイッチブロックとし、コの字形取付金具を基準として下方から軸受、回転接点体付操作軸、スイッチブロックを順次積み重ねて組み合わせ、コの字形取付金具の脚部で全体を挟み込み、スイッチブロックの裏面で脚部先端を折り曲げることにより各部材を連結固定する請求項3に記載のプッシュスイッチ付回転操作型電子部品の製造方法。
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