JP3704579B2 - 加藤式半円柱状凸付き餅収納袋 - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、つきたての餅などを、手を汚す事なく収納し、且つ、餅が硬化したときには、袋に付いた突起部で出来た溝で包丁などを利用しなくても容易に手で同じ大きさに、切り分けることが出来る収納袋に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来よりの収納袋は、ポリエチレン製の、収納袋であった。したがって餅が、硬化した時には袋から出し包丁などの刃物などで切り分ける作業を伴った。更に切り分ける際には餅全体を保存袋から出さなくてはならないので長期冷凍保存する時にはどうしても空気に触れる部分が多くなってしまい、角の部分が乾燥から硬質化してしまう。
【０００３】
【発明が解決しょうとする課題】
本発明は、その欠点を、なくすために、収納袋に凸部を取り付けることにより、餅に切り分ける溝を作ることができ、包丁を使わずに、必要な量だけ容易に切り分けられるので、残った餅を長期冷凍保存しても乾燥による硬質化とカビを防ぐことが出来るのを課題として研究をすすめた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
収納袋から餅全体を出さずに切り分けるには、餅が柔らかいうちに、餅に小分け出来る溝を作ることである。その凸部の形状はどのようなものが理想的かを実験と理論で追究した結果、半円柱状の横凸部（１）を収納袋の上面にとりつけ、底面には上面とは違った向きに半円柱状の縦凸部（２）をとりつけることが最上であることを発見した。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の形態について説明する。
（イ） 半円柱状の横凸部（１）を収納袋本体（３）の上面に装着する。
（ロ） 半円柱状の縦凸部（２）を収納袋本体（３）の底面に半円柱状の横凸部（１）とは違った向きに装着する。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、収納袋の内側に柔らかい餅を入れこの餅が硬化することで半円柱状の横凸部（１）と半円柱状の縦凸部（２）とで出来た溝で餅を必要量だけ取り出すことができ、収納袋に残った餅を空気を遮断することでカビと水分蒸発による硬質化を防ぐことができた。
【０００６】
【発明の効果】
柔らかい餅を収納袋に入れるだけで必要量を刃物を使わずに取り分ける溝を作ることができ、餅のカビ防止のための長期冷凍保存によく見られる硬質化も防ぐというメリットをもった半円柱状の凸部を付けた収納袋である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の斜視図である。
【図２】本発明の一部を切り欠いた断面詳細図である。
【図３】本発明を底面から見た斜視図である。
【符号の説明】
（１） 半円柱状の横凸部 （４） 圧接部
（２） 半円柱状の縦凸部
（３） 収納袋本体

Claims (1)

1. 袋の上面に半円柱状の横凸部（１）、袋の底面に半円柱状の縦凸部（２）を付けた収納袋。

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