JP3702132B2 - ディスプレイ装置用の画面角度調整装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、壁面に大型のディスプレイ装置を取り付け、その画面角度を調節する際に用いて好適な、ディスプレイ装置用の画面角度調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、テレビ、その他のディスプレイ装置として、CRTに代えて、液晶、プラズマ、或は多数の発光ダイオードや小型放電ランプ等を画素として用いた薄型で大型のものが開発されており、これらのものは、薄型であるため、壁面に丁度額縁のように取り付けることが可能となっている。かかる場合に、取り付け後に画面角度を任意に調節できる専用の画面角度調節装置があれば、さまざまな取付場所、設置状況等に応じてディスプレイ装置の画面を見やすい角度に設置できて便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのためのさまざまな画面角度調節装置が公知であるが、ディスプレイ装置の画面を任意の傾斜角度でフリーストップさせることができたり、取付壁面との間で干渉が生じないように工夫したり、画面を縦長方向と横長方向のどちらでも取り付けることができるようにしたものは見当たらない。
【0004】
この発明の目的は、ディスプレイ装置を横長方向と縦長方向のいずれの方向にも取り付けることができ、しかも、それぞれにおいて任意の傾斜角度で安定停止保持し、取付壁面との間で干渉が生じないように工夫した、ディスプレイ装置用の画面角度調整装置を提供せんとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するためにこの発明は、建造物の壁面に取り付けるベースプレートと、このベースプレートに対しリンク機構を利用したリフト手段を介してフリーストップにリフト可能かつ傾斜可能に取り付けられたリフトプレートと、このリフトプレートに回転機構を介して回転可能に取り付けられたところのディスプレイ装置を取り付けるサポートプレートとから成り、前記リフト手段はリフト位置の傾斜角度を少なくとも2段階に選択できるように構成したリフト角度規制手段を有し、前記回転機構は第1の回転位置とこの第1の回転位置より90°回転した第2の回転位置でロックできる回転ロック手段を有し、前記リフト角度規制手段は、前記リンク機構のリフトアームに作用して前記リフトアームの傾動角度を第1の規制角度に規制する制御部材と、前記サポートプレートの回動動作に連動して前記リフトアームと前記制御部材に作用して前記リフトアームの傾動角度を前記第1の規制角度より小さい第2の規制角度に規制するロックピンとを有し、前記回転ロック手段は、サポートプレートと共に回転するカムプレートと、このカムプレートに設けた前記第1の回転位置と前記第2の回転位置に各々設けた第1係止凹部及び第2係止凹部と、この第1係止凹部と第2係止凹部に係合する係止部材と、この係止部材を前記第1の回転位置と前記第2の回転位置でロックする回転ロック部材とで構成したことを特徴とする。
前記ロックピンは、さらに一方向へ摺動附勢されて前記リフトプレートに設けられると共に、前記サポートプレートの回動に伴って移動するロックプレートに取り付けられていることを特徴とする。
前記回転機構は、さらに、前記リフトプレートに取り付けた固定シャフトに前記サポートプレートを回転可能に軸受させて成り、このサポートプレートと前記固定シャフトとの間に、前記サポートプレートをフリクション回動させるフリクション機構を設けたものであることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
図面はこの発明の一実施の形態を示し、1は壁面2に取り付けられるベースプレートであり、3はこのベースプレート1に対し後述するリフト手段4,4を介してリフト可能かつ傾斜可能に取り付けられたリフトプレートである。5はこのリフトプレート3に対して回転可能に取り付けられたサポートプレートであり、このサポートプレート5に大型のディスプレイ装置6が取り付けられる構成となっている。ディスプレイ装置6としては、液晶、プラズマ、多数の発光ダイオードや小型放電ランプ等を用いたものが代表的なものであるが、このものに限定されることなくさまざまな発光体、発光手段を用いたものが含まれる。要するに薄型で壁面に取り付けることの出来るものであればこのディスプレイ装置に含まれる。
【0007】
リフト手段4,4は、ベースプレート1とリフトプレート3の各両側部に設けられており、ベースプレート1の両側部より折り曲げて立ち上げた立上片1a,1aと、この立上片1a,1aの上部位置より内側に立ち上げた支持片1b,1bとの間に軸架した第1支軸7,7によってその上端部を固定させた第1アーム8,8と、この第1アーム8,8の下端部を立上片1a,1aへ固定する第2支軸9,9に揺動可能にその上端部を軸着させると共に、その下端部側をリフトプレート3の両側に設けた収納凹部3a,3aに固定させた第3支軸10,10に回動可能に軸着させて成る第1リフトアーム11,11と、上述した第1支軸7,7に第1アーム8,8と同軸にしかも回動可能にその上端部を軸着させると共に、収納凹部3a,3a内を通って、その下側位置を第4支軸12,12に回動可能に軸着された第2リフトアーム13,13と、第1支軸7,7と第4支軸12,12との間に軸架され、第1支軸7,7には回転可能に、第4支軸12,12には固定されたチルトアーム14,14とから構成されている。リフト手段4,4には、後述するように、第2リフトとアーム13,13に作用してリフトプレート3の傾動角度を第1の規制角度に規制するために第4支軸12,12に軸支された制御部材53,53と、リフトプレートの傾動角度を第2の規制角度に規制するために、サポートプレート5に一方向へ摺動附勢されて設けられたロックプレート49,49に取り付けられたロックピン52,52・52,52とからなるリフト角度規制手段48,48が設置されている。
【0008】
第1リフトアーム11,11と第2リフトアーム13,13をそれぞれリフトプレート3に対して軸支する第3支軸10,10と第4支軸12,12には、第1チルト機構15,15と第2チルト機構16,16が設けられ、第1リフトアーム11,11と第2リフトアーム13,13が任意の回転位置で安定停止され、リフトプレート3が任意のリフト位置で安定停止できるように構成されている。
【0009】
この第1、第2チルト機構15,15・16,16は、各々フリクショントルクを生じさせる部分が第1リフトアーム11,11の一方の側板11a,11aか、収納凹部3a,3aの一方の側板3b,3bに固定させたフリクションプレート17,17かという点が相違するのみであるが、まず、図4における第1チルト機構15,15の右側のものから説明する。
【0010】
この第1チルト機構15は、とくに図8に示したように、リフトプレート3の収納凹部3aの側板3b,3bの左側のものに非回転に固定され、取付ナット18で固着された第3支軸10が、第1リフトアーム11の両側板11a,11aを回転可能に支持する側に設けられており、両側板11a,11aの外側のものを、大径部10aとフリクションワッシャー20で挟み、このフリクションワッシャー20にスプリングワッシャー21と押え用平ワッシャー22を順次当接させ、第3支軸10に取り付けた締付ナット10bを締め付けることにより、大径部10aとフリクションワッシャー20との間に挟んだ第1リフトアーム11の一方の側板11aに回動時のフリクショントルクを発生させるようにしたものである。尚、図4における左側の第1チルト機構15は、上述した右側の第1チルト機構15と構成が同じであるので、詳しい説明を省略する。
【0011】
第2チルト機構16も第1チルト機構15と同じ理由によって、図4における右側のもののみを説明する。とくに図9に示したように、チルトアーム14に一端部を固定し、収納凹部3aの両側板3b,3bと第2リフトアーム13の両側板13a,13aを回動可能に挿通させた第4支軸12の大径部12aと、フリクションワッシャー24で、収納凹部3aの側板3b,3bの一方のものとこの一方の側板3bに固定したフリクションプレート25を挟み、フリクションワッシャー24にスプリングワッシャー23と押え用平ワッシャー26を順次当接させ、第4支軸12に取り付けた締付ナット12bを締め付けることにより、大径部12aとフリクションワッシャー24との間に挟んだフリクションプレート25と側板3bとの間に第2リフトアーム13の回動時にフリクショントルクを発生させるようにしたものである。
【0012】
尚、各チルト機構15,16の構成は、上記のものに限定されない。例えば大径部10aと第1リフトアーム11の側板11aとの間、及び大径部12aと側板3bとの間に、フリクションワッシャーやスプリングワッシャーを一方のみ、或は組み合わせて設けても良い。また、フリクションワッシャー24と第2リフトアーム13の側板13aとの間、及びフリクションワッシャー24とフリクションプレート25との間にさらにフリクションワッシャーを設けることは任意である。さらに、各フリクションワッシャーとスプリングワッシャーの間に、平ワッシャーを介在させても良い。スプリングワッシャーは、これを複数枚としたり、ウェーブワッシャーの単数枚或いは複数枚を用いることができる。
【0013】
とくに図4と図11に示したように、27はリフト手段4,4のロック手段であり、ベースプレート1より切り起こしたロックプレート1c,1cと第2リフトアーム13,13にホルダー28,28を介して取り付けられた係止ローラ29,29より構成されている。
【0014】
次に、サポートプレート5の回転機構30について説明する。
【0015】
とくに図4と図7と図10に示したように、リフトプレート3の略中心部に、取付ナット31を介して非回転に固着された固定シャフト32には、サポートプレート5がフリクション機構33を介して所定のフリクショントルクが加えられた時にのみ回転するように取り付けられており、このサポートプレート5にカムプレート34が取付リング部材35を介して固定されている。36はリフトプレート3に取り付けられた軸受リング部材であり、取付リング部材35の内周に接している。
この回転機構30のフリクション機構33は、とくに図4と図7と図11に示したように、サポートプレート5を固定シャフト32の大径部32aと固定シャフト32に取り付けたフリクションワッシャー38で挟む構成であり、フリクションワッシャー38にさらにスプリングワッシャー39、押え用平ワッシャー40の順に重ね、締付ナット41で締め付けることにより、大径部32aとフリクションワッシャー38をサポートプレート5に圧接させ、サポートプレート5に所定の回転トルクを加えられた時にのみ該サポートプレート5が回転する構成となっている。図10では固定シャフト32の大径部32aとサポートプレート5との間にフリクションワッシャー37を介在させてあるが、このように構成しても良い。とくに図4に示したように、回転ロック手段Rのカムプレート34はその外周の90°間隔の回転位置に第1係止凹部34aと第2係止凹部34bを有し、この各第1、2係止凹部34a,34bと係合すべく係止ローラ42がその自由端に取り付けた係止部材43が引張コイルスプリング44で水平方向へ回動を附勢されつつリフトプレート3へ取り付けられている。45は係止部材43の係止ローラ42がカムプレート34の第1、第2係止凹部34a,34bに係合した回転位置をキープする回転ロック部材であり、トーションスプリング46により、上下方向へ回動を附勢されている。このように、サポートプレートと共に回転するカムプレートと、このカムプレートに設けた前記第1の回転位置と前記第2の回転位置に各々設けた第1係止凹部及び第2係止凹部と、この第1係止凹部と第2係止凹部に係合する係止部材と、この係止部材を第1の回転位置と第2の回転位置でロックする回転ロック部材とで回転ロック手段Rを構成している。リフトプレート3には、さらに軸支位置を支点とする弧状のガイド溝3cが設けられており、サポートプレート5より突設したストッパーピン47の先端が嵌入している。
【0016】
次に、とくに図4に示したように、横長のディスプレイ装置6を縦長に用いる場合のリフトプレート3のリフト角度規制手段48,48について説明する。リフトプレート3には左右互い違いの方向へ摺動するように一対のロックプレート49,49が取り付けられており、この各ロックプレート49,49は引張コイルスプリング50,50によって、互いに左右に離れる方向へ摺動附勢されているが、この動きはストッパーピン47がロックプレート49,49の一方のものより突設した係止片49aと当接することによってロックされている。そして、連結プレート51により連結された一方のロックプレート49を動かすと、他方のロックプレート49も同時に動くように構成されている。この各ロックプレート49,49には、各一対のロックピン52,52が取り付けられており、とくに図11に示したように、ロック時にこのロックピン52,52がフリクションプレート25,25に設けた透孔と収納凹部3a,3aに設けた透孔を貫通して第2リフトアーム13,13と第4支軸12,12に軸着した制御部材53,53に設けた係合孔53a及び切欠53b内に嵌入するようになっている。
【0017】
したがって、とくに図4と図11に示したように、ロック手段27,27の係止ローラ29,29とベースプレート1側のロックプレート1c,1cとが係合している状態にあっては、リフトプレート3はベースプレート1と略平行な位置にロックされている。他方、サポートプレート5に取り付けられたディスプレイ装置6は、図4に示したように、回転ロック手段Rのカムプレート34の第1係止凹部34aへ係止部材43の係止ローラ42が落ち込んでいる状態の時には横長の取付状態となっており、この状態は回転ロック部材45が係止部材43の揺動をロックさせていることにより安定した取付状態を保っている。
【0018】
以上の状態からディスプレイ装置6に手をかけて強く手前側へ引くと、ロック手段27,27の係止ローラ29,29とロックプレート1c,1cとの間の係合が外れることから、リフトプレート3はリンク機構を利用したリフト手段4,4によって、若干持ち上がりつつ傾動することになり、図3に示したように、この実施の形態のものでは20°の角度まで傾動することになる。その間第1、第2チルト機構15,15・16,16によって、リフトプレート3は任意の位置で停止することができるので、ディスプレイ装置6を任意の傾斜角度で安定停止保持させることが可能である。リフトプレート3が20°の第1の規制角度まで開かれると、リフト角度規制手段48,48を構成する制御部材53がストッパーとなってそれ以上の傾動を阻止する。
【0019】
このことにより、とくに図3に示したように、ディスプレイ装置の下端部が壁面2に接触するのを防止することができる。
【0020】
次に、ディスプレイ装置の設置状態を横長状態から90°回転させて縦長状態にする場合について説明する。
【0021】
この場合には、係止部材43をロックしている回転ロック部材45を動かして係止部材43が自由に揺動できるようにした後、ディスプレイ装置6を手で拘えて左方向へ捩じると、係止ローラ42がカムプレート34の第1係止凹部34aより脱出し、サポートプレート5が左方向へ回転して、このサポートプレート5に取り付けたディスプレイ装置6の回転が可能となる。ディスプレイ装置6を90°回転させると、回転ロック手段Rの係止部材43の係止ローラ42がカムプレート34の第2係止凹部34bへ落ち込むことによって停止され、それ以上回転することはできない。そこで、回転ロック部材45を元に戻すと、係止部材43はカムプレート34をその回転位置でロックすることになる。このようにしてディスプレイ装置6の90°回転は可能となる。この状態を示したのが図16である。
【0022】
次に、ディスプレイ装置6を縦長とした場合には、リフトプレート3が20°まで傾動できるとすると、ディスプレイ装置6の下端部が壁面2に当たって互いに干渉状態が生じてしまうことから、この場合にはリフトプレート3の傾動角度を規制する必要がある。そのためにこの発明はリフト角度規制手段48を設けてある。
【0023】
先に説明したように、サポートプレート5が回転すると、ストッパーピン47も共に回転し、ロックプレート49の係止片49aに対する当接を解くので、各ロックプレート49は引張コイルスプリング50,50の牽引力によって水平摺動し、ロックピン52,52・52,52がリフトプレート3の収納凹部3a,3aと第2リフトアーム13,13と、制御部材53,53の各々の側板を貫通してロックする。この際に、図11に示したように、図4において上側に位置するロックピン52,52が、第2リフトアーム13,13と、制御部材53,53を貫通する部分には、図11に示したように長孔53bが設けられている。このことから、制御部材53,53の揺動が阻止され、第2リフトアーム13,13の若干の揺動が可能となることから、リフトプレート3は実施の形態のものでは約5°の第2の規制角度の傾動が可能となる。そして、この角度だけディスプレイ装置6は壁面2に対し傾斜させることができる。この状態を示したものが図17である。
【0024】
この状態は、サポートプレート5を元の位置に戻す時に、共に回動するストッパーピン47がロックプレート49,49の一方の係止片49aを押してロックプレート49,49を後退させて元位置に戻すことによって解除される。
【0025】
【発明の効果】
この発明は以上のように構成したので、次のような効果を奏し得る。
【0026】
請求項1のように構成すると、横長のディスプレイ装置を横長のままか、或は縦長にして保持することができた上で、横長の場合には、制御部材がリンク機構のリフトアームに作用してディスプレイ装置の傾斜角度を第1の規制角度に規制された傾斜角度に該ディスプレイ装置を傾斜させることができる上に、縦長の場合には、ロックピンがリンク機構のリフトアームと制御部材に作用してディスプレイ装置の傾斜角度を前記第1の規制角度より小さい第2の規制角度に規制する傾斜角度に視制し、該ディスプレイ装置の下端部壁面に接触しないように傾斜させることができるものであることから、とくに大型画面の平面型ディスプレイ装置の設置位置や高さの自由度が増大することができる上に、回転機構によりディスプレイ装置を回転させてカムプレートと係止部材とロックプレートにより、当該ディスプレイ装置を横長の状態と縦長の状態で安定的に停止保持させておくことができるという効果を奏し得る。
【0027】
請求項2のように構成すると、請求項1と同じ効果を奏した上で、簡単な構成で、フリクション機構によりディスプレイ装置を横長にしたり縦長にしたりする際に、回転させるに当たりその回転動作をゆっくりとしたものにして、ディスプレイ装置や画面角度調整装置に衝撃を与えることを防止できるという効果を奏し得る。
【0028】
請求項3のように構成すると、簡単な構成で、請求項1と同じ効果を奏した上で、ディスプレイ装置の回転操作と共に回転するサポートプレートの動作に連動して摺動するロックプレートによって、ロックピンを摺動させてディスプレイ装置を第2の規制角度の傾斜角度にディスプレイ装置を傾動させることができるという効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るディスプレイ装置用の画面角度調整装置にディスプレイ装置を横長に取り付ける場合の正面図である。
【図2】 図1の状態を側面から見た側面図である。
【図3】 図2の状態からディスプレイ装置を20°傾斜させた状態の側面図である。
【図4】 この発明に係るディスプレイ装置用の画面角度調整装置の正面図である。
【図5】 図4の右側面図である。
【図6】 図5の状態からリフトプレートをリフトさせ20°傾斜させた状態の側面図である。
【図7】 図4のA−A線断面図である。
【図8】 図4のB−B線断面図である。
【図9】 図4のC−C線断面図である。
【図10】 図4のD−D線断面図である。
【図11】 図4のE−E線断面図である。
【図12】 図4のF−F線断面図である。
【図13】 図1の状態からサポートプレートを90°回転させた状態の正面図である。
【図14】 図13の側面図である。
【図15】 図14の状態からディスプレイ装置を5°傾斜させた状態の側面図である。
【図16】 図4の状態からサポートプレートを90°回転させた状態の正面図である。
【図17】 図16の状態からリフトプレートを5°リフトさせた状態の右側面図である。
【符号の説明】
1 ベースプレート
2 壁面
3 リフトプレート
4 リフト手段
5 サポートプレート
6 ディスプレイ装置
11 第1リフトアーム
13 第2リフトアーム
15 第1チルト機構
16 第2チルト機構
27 ロック手段
30 回転機構
32 固定シャフト
33 フリクション機構
R 回転ロック手段
34 カムプレート
43 係止部材
45 回転ロック部材
47 ストッパーピン
48 リフト角度規制手段
49 ロック部材
50 引張コイルスプリング
52 ロックピン
53 制御部材

Claims (3)

  1. 建造物の壁面に取り付けるベースプレートと、このベースプレートに対しリンク機構を利用したリフト手段を介してフリーストップにリフト可能かつ傾斜可能に取り付けられたリフトプレートと、このリフトプレートに回転機構を介して回転可能に取り付けられたところのディスプレイ装置を取り付けるサポートプレートとから成り、前記リフト手段はリフト位置の傾斜角度を少なくとも2段階に選択できるように構成したリフト角度規制手段を有し、前記回転機構は第1の回転位置とこの第1の回転位置より90°回転した第2の回転位置でロックできる回転ロック手段を有し、前記リフト角度規制手段は、前記リンク機構のリフトアームに作用して前記リフトアームの傾動角度を第1の規制角度に規制する制御部材と、前記サポートプレートの回動動作に連動して前記リフトアームと前記制御部材に作用して前記リフトアームの傾動角度を前記第1の規制角度より小さい第2の規制角度に規制するロックピンとを有し、前記回転ロック手段は、サポートプレートと共に回転するカムプレートと、このカムプレートに設けた前記第1の回転位置と前記第2の回転位置に各々設けた第1係止凹部及び第2係止凹部と、この第1係止凹部と第2係止凹部に係合する係止部材と、この係止部材を前記第1の回転位置と前記第2の回転位置でロックする回転ロック部材とで構成したことを特徴とする、ディスプレイ装置用の画面角度調整装置。
  2. 前記ロックピンは、さらに、一方向へ摺動附勢されて前記リフトプレートに設けられると共に、前記サポートプレートの回動に伴って移動するロックプレートに取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載のディスプレイ装置用の画面角度調整装置。
  3. 前記回転機構は、さらに、前記リフトプレートに取り付けた固定シャフトに前記サポートプレートを回転可能に軸受させて成り、このサポートプレートと前記固定シャフトとの間に、前記サポートプレートをフリクション回動させるフリクション機構を設けたものであることを特徴とする、請求項1に記載のディスプレイ装置用の画面角度調整装置。
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