JP3700174B2 - レーザプリンタにおける用紙反転機構および画像形成装置における用紙反転機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置における用紙反転機構に関し、特に、用紙搬送路を有するレーザプリンタなどの画像形成装置における用紙反転機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置の一例としてレーザプリンタが知られている。このレーザプリンタにおいて、従来、用紙の両面に印字するための用紙反転機構を備えたレーザプリンタが提案されている。
【0003】
図12は、従来のレーザプリンタにおける用紙反転機構を示した斜視図である。図13は、図12に示した従来の用紙反転機構のトレイを示した平面図であり、図14は、図12に示した従来の用紙反転機構の上部ガイドを示した斜視図である。図15は、図12に示した従来の用紙反転機構の150−150線に沿った断面図であり、図16は、図12に示した従来の用紙反転機構のトレイを取り外した状態での160−160線に沿った断面図である。図17は、図12に示した従来の用紙反転機構のローラ保持部材を示した拡大斜視図である。まず、図12〜図17を参照して、従来のレーザプリンタにおける用紙反転機構の構造について説明する。
【0004】
従来のレーザプリンタにおける用紙反転機構では、図12に示すように、ベース101にトレイ102が脱着可能に取り付けられている。このトレイ102は、図13に示すように、下面102aと上面102bとを有している。そして、後述するように、トレイ102の下面102aは、下部用紙搬送路106(図15参照)を構成するとともに、トレイ102の上面102bは、上部用紙搬送路107(図15参照)を構成する。また、図12に示すように、ベース101には、トレイ102がベース101に装着されたときにトレイ102の上方に配置されるように、上部ガイド103が取り付けられている。この上部ガイド103には、図14に示すように、4個の取り付け部103aが一体的に設けられている。この4個の取り付け部103aは、4個のねじ104によりベース101(図12参照)に取り付けられている。また、上部ガイド103は、下面103bを有している。そして、後述するように、上部ガイド103の下面103bは、トレイ102の上面102bとともに、上部用紙搬送路(図15参照)を構成する。
【0005】
そして、図15に示すように、ベース101の内側底面101aとトレイ102の下面102aとによって、片面が印字された用紙が搬送される下部用紙搬送路106が構成されている。また、トレイ102の上面102bと上部ガイド103の下面103bとによって、反転された用紙が搬送される上部用紙搬送路107が構成されている。そして、下部用紙搬送路106に搬送された用紙を反転して上部用紙搬送路107に搬送するための反転部108が、下部用紙搬送路106と上部用紙搬送路107とを接続するように設けられている。
【0006】
また、下部用紙搬送路106および上部用紙搬送路107の側部には、図12に示すように、側板109が設けられている。側板109には、図16に示すように、上部用紙搬送路107(図15参照)に対応する溝部109aが設けられている。そして、側板109の溝部109aの下側には、2個の駆動ローラ110が回転可能に取り付けられている。また、溝部109aの上側には、2個の駆動ローラ111が回転可能に取り付けられている。そして、駆動ローラ110は、側板109に取り付けられたモータ112により駆動されるとともに、駆動ローラ111は、プリンタ本体に取り付けられたモータ(図示せず)により駆動される。また、2個の駆動ローラ110の上方には、それぞれ、駆動ローラ110と接触することにより回転される従動ローラ113が設けられている。2個の駆動ローラ111の下方には、それぞれ、駆動ローラ111と接触することにより回転される従動ローラ114が設けられている。そして、従動ローラ113および114は、それぞれ、側板109の所定の支点回りに回動可能に取り付けられたローラ保持部材115および116(図16および図17参照)に回転可能に保持されている。
【0007】
また、図16に示すように、ローラ保持部材115および116には、それぞれ、ねじりばね105が組み込まれている。このねじりばね105の付勢力によりローラ保持部材115が下方向に回動するので、従動ローラ113は、常に駆動ローラ110に押圧された状態になっている。また、ねじりばね105の付勢力によりローラ保持部材116が上方向に回動するので、従動ローラ114は、常に駆動ローラ111に押圧された状態になる。この状態で、駆動ローラ110および111と従動ローラ113および114との間に用紙の端部を通過させることによって、上部用紙搬送路107(図15参照)に位置する用紙を搬送することができる。
【0008】
次に、図15を参照して、従来のレーザプリンタにおける用紙反転機構の用紙搬送時の動作としては、まず、図15中の矢印Eに沿って、片面が印字された用紙が下部用紙搬送路106に搬送される。そして、用紙の後端が反転部108の所定の箇所に到達したことが検知された後、図15中の矢印Fに沿って、下部用紙搬送路106から反転部108を経由して上部用紙搬送路107に用紙が搬送される。この際、用紙が反転部108を通過するので、上部用紙搬送路107には、印字面が反転された用紙が搬送される。最後に、上部用紙搬送路107に搬送された用紙は、駆動ローラ110および111と従動ローラ113および114との間を通過することにより図15中の矢印G方向に搬送される。そして、図15中の矢印G方向に搬送された用紙は、プリンタ本体の印字部(図示せず)に搬送される。
【0009】
ここで、上部用紙搬送路107の途中で紙づまりが発生した場合、まず、トレイ102を図15中の矢印H方向に引き出してベース101からトレイ102を取り外す。そして、トレイ102が装着されていたスペースに手を挿入して、紙づまりした用紙を取り除く。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のレーザプリンタにおける用紙反転機構では、上記したように、駆動ローラ110および111は、ねじりばね105の付勢力により、常に、従動ローラ113および114に押圧されているため、駆動ローラ110および111と従動ローラ113および114とに挟まれた紙づまりした用紙を取り除きにくいという不都合があった。この場合、紙づまりした用紙を強引に取り除こうとすると、破れた用紙が上部用紙搬送路107の内部に残ってしまうなどの問題点があった。
【0011】
その一方、従来では、紙づまりを防止するために、種々の構造が提案されている。これらは、たとえば、特開平4−230785号公報および特開平4−350687号公報などに開示されている。
【0012】
上記特開平4−230785号公報では、所定の支点回りに回動するアームに回転可能に取り付けられた定着ローラ(駆動ローラ)を有する構造において、偏心カムの回転によりアームを揺動させることによって、定着ローラ(駆動ローラ)と加圧ローラ(従動ローラ)とを接触させたり、または、分離させたりする機構が開示されている。これにより、紙づまりした際に、偏心カムを回転することによって、定着ローラ(駆動ローラ)と加圧ローラ(従動ローラ)とが分離されるので、紙づまりした用紙を取り除くことが可能になる。しかしながら、上記特開平4−230785号公報の機構では、偏心カムおよびアームなどを用いるため、機構が複雑になり部品点数が増加するという問題点がある。
【0013】
また、上記特開平4−350687号公報では、所定の支点回りに回動するアームに回転可能に取り付けられた加圧ローラ(従動ローラ)を有する構造において、カムラッチ手段を回動することによりアームを揺動させることによって、定着ローラ(駆動ローラ)と加圧ローラ(従動ローラ)とを接触させたり、または、分離させたりする機構が開示されている。これにより、紙づまりした際に、カムラッチ手段を回動することによって、定着ローラ(駆動ローラ)と加圧ローラ(従動ローラ)とが分離されるので、紙づまりした用紙を取り除くことが可能となる。しかしながら、上記特開平4−350687号公報の機構では、カムラッチ手段およびアームなどを用いるため、機構が複雑になり部品点数が増加するという問題点がある。
【0014】
また、上記した特開平4−230785号公報および特開平4−350687号公報では、定着ローラと加圧ローラとを含む定着ユニット以外で紙づまりが発生した場合の対策がなされていない。このため、定着ユニット以外で紙づまりが発生した場合、紙づまりした用紙を取り除きにくいという不都合があると考えられる。
【0015】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、
この発明の目的は、部品点数を増加することなく、容易に、紙づまりした用紙を取り除くことが可能なレーザプリンタにおける用紙反転機構を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1におけるレーザプリンタにおける用紙反転機構は、ベースと、ベースに脱着可能に装着されたトレイと、4個の取り付け部が4個のねじによりベースに取り付けられ、トレイがベースに装着されたときにトレイの上方に配置される上部ガイドと、ベースの内側底面とトレイの下面とによって構成され、片面が印字された用紙が搬送される下部用紙搬送路と、下部用紙搬送路に搬送された用紙を反転するための反転部と、トレイの上面と上部ガイドの下面とによって構成され、反転部により反転された用紙を搬送するための上部用紙搬送路と、用紙搬送路の側部に設けられ、上部用紙搬送路に対応する溝部が設けられた側板と、側板の上部用紙搬送路に対応する溝部の下側に回転可能に取り付けられ、第1モータにより回転される用紙搬送用の2個の第1駆動ローラと、側板の上部用紙搬送路に対応する溝部の上側に回転可能に取り付けられ、第2モータにより回転される用紙搬送用の2個の第2駆動ローラと、2個の第1駆動ローラの上方に設けられ、2個の第1駆動ローラと接触することにより回転される用紙搬送用の2個の第1従動ローラと、2個の第1従動ローラを回転可能に保持するとともに、所定の支点回りに回動可能な2個の第1ローラ保持部材と、2個の第2駆動ローラの下方に設けられ、2個の第2駆動ローラと接触することにより回転される用紙搬送用の2個の第2従動ローラと、2個の第2従動ローラを回転可能に保持するとともに、所定の支点回りに回動可能な2個の第2ローラ保持部材とを含むレーザプリンタにおける用紙反転機構において、上部ガイドは、ベースに上下方向に移動可能に4個のねじにより取り付けられており、上部ガイドの4個の取り付け部と4個のねじとの間にそれぞれ組み込まれ、上部ガイドを下方向に付勢するための4個の圧縮ばねと、上部ガイドの側板側に一体的に設けられ、4個の圧縮ばねの付勢力により2個の第1ローラ保持部材の所定部分を下方向に押圧して2個の第1ローラ保持部材の2個の第1従動ローラが保持された部分を下方向に回動させることによって、2個の第1従動ローラを2個の第1駆動ローラに押圧するための2個の第1リブと、上部ガイドの側板側に一体的に設けられ、4個の圧縮ばねの付勢力により2個の第2ローラ保持部材の所定部分を下方向に押圧して2個の第2ローラ保持部材の2個の第2従動ローラが保持された部分を上方向に回動させることによって、2個の第2従動ローラを2個の第2駆動ローラに押圧するための2個の第2リブと、2個の第2ローラ保持部材に一体的に設けられ、2個の第2リブが2個の第2ローラ保持部材を押圧することが可能なように、側板の外側に突出した突出部とを備えたことを特徴とする。
【0017】
請求項1では、上記のように、上下方向に移動可能に取り付けられた上部ガイドを下方向に付勢するための圧縮ばねを設けるとともに、圧縮ばねの付勢力により第1および第2ローラ保持部材を下方向に押圧するための第1および第2リブを設けることによって、上部用紙搬送路の途中で紙づまりが発生した場合に、トレイを取り外した後、トレイが装着されていたスペースに上部ガイドを押上げるように手を挿入すれば、圧縮ばねにより下方向に付勢されていた上部ガイドが上方向に持ち上げられる。これにより、上部ガイドに設けられた第1および第2リブも上方向に移動するので、第1および第2リブの第1および第2ローラ保持部材に対する下方向の押圧力が解除される。このため、第1ローラ保持部材に保持された第1従動ローラの第1駆動ローラに対する押圧力と、第2ローラ保持部材に保持された第2従動ローラの第2駆動ローラに対する押圧力とが解除されるので、容易に、第1および第2駆動ローラと第1および第2従動ローラとに挟まれた用紙を取り除くことができる。また、用紙搬送時には、第1リブおよび第2リブが設けられた上部ガイドは、圧縮ばねにより下方向に付勢された状態となっているので、第1ローラ保持部材の第1従動ローラが保持された部分が下方向に回動した状態になる。これにより、第1従動ローラは、第1駆動ローラに押圧された状態になっている。また、第2ローラ保持部材の第2従動ローラが保持された部分が上方向に回動するので、第2従動ローラは、第2駆動ローラに押圧された状態になっている。この状態で、第1および第2駆動ローラと第1および第2従動ローラとの間に用紙の端部を通過させることによって、上部用紙搬送路に位置する用紙を搬送することができる。
【0018】
また、請求項1では、第2リブが第2ローラ保持部材を押圧することが可能なように、側板の外側に突出した突出部を第2ローラ保持部材に設けることによって、用紙搬送時に、第2リブが側板の外側に突出した第2ローラ保持部材の突出部を押圧することにより第2ローラ保持部材の第2従動ローラが保持された部分を回動させることができるので、第2リブが上部用紙搬送路を通過する用紙の妨げとはならない。また、第1および第2リブを上部ガイドに一体的に設けることによって、第1および第2リブを設けたとしても部品点数が増加することがない。さらに、上下方向に移動可能に取り付けられた上部ガイドの4個の取り付け部と4個のねじとの間にそれぞれ4個の圧縮ばねを組み込むことによって、上記のように、第1従動ローラおよび第2従動ローラをそれぞれ第1駆動ローラおよび第2駆動ローラに押圧するように付勢することができるので、従来のように、ローラ保持部材に4個のねじりばねを組み込む必要がない。これにより、4個の圧縮ばねを新たに追加したとしても部品点数が増加することがない。また、突出部を第2ローラ保持部材に一体的に設けることによって、突出部を設けたとしても部品点数が増加することがない。
【0019】
請求項2における画像形成装置における用紙反転機構は、ベースと、ベースに脱着可能に装着されたトレイと、ベースに上下方向に移動可能に取り付けられた上部ガイドと、トレイの上面と上部ガイドの下面とによって構成され、用紙を搬送するための用紙搬送路と、用紙搬送路の側部に設けられた側板と、側板の用紙搬送路に対応する位置に回転可能に取り付けられ、駆動源により回転される用紙搬送用の駆動ローラと、駆動ローラと接触することにより回転される用紙搬送用の従動ローラと、従動ローラを回転可能に保持するとともに、所定の支点回りに回動可能なローラ保持部材と、上部ガイドを下方向に付勢するための付勢手段と、上部ガイドの側板側に設けられ、付勢手段の付勢力によりローラ保持部材の所定部分を押圧してローラ保持部材の従動ローラが保持された部分を回動させることによって、従動ローラを駆動ローラに押圧するための押圧手段とを備える。
【0020】
請求項2では、上記のように、上下方向に移動可能に取り付けられた上部ガイドを下方向に付勢するための付勢手段を設けるとともに、付勢手段の付勢力によりローラ保持部材を押圧するための押圧手段を設けることによって、用紙搬送路の途中で紙づまりが発生した場合に、トレイを取り外した後、トレイが装着されていたスペースに上部ガイドを押上げるように手を挿入すれば、付勢手段により下方向に付勢されていた上部ガイドが上方向に持ち上げられる。これにより、上部ガイドに設けられた押圧手段も上方向に移動するので、押圧手段のローラ保持部材に対する押圧力が解除される。このため、ローラ保持部材に保持された従動ローラの駆動ローラに対する押圧力が解除されるので、容易に、駆動ローラと従動ローラとに挟まれた用紙を取り除くことができる。また、用紙搬送時には、押圧手段が設けられた上部ガイドは、付勢手段により下方向に付勢された状態となっているので、ローラ保持部材の従動ローラが保持された部分が回動した状態になる。これにより、従動ローラは、駆動ローラに押圧された状態になっている。この状態で、駆動ローラと従動ローラとの間に用紙の端部を通過させることによって、用紙搬送路に位置する用紙を搬送することができる。
【0021】
請求項3における画像形成装置における用紙反転機構は、請求項2の構成において、上部ガイドは、その取り付け部がねじによりベースに上下方向に移動可能に取り付けられており、付勢手段は、上部ガイドの取り付け部とねじとの間に組み込まれた圧縮ばねを含む。このように構成すれば、上記のように、従動ローラを駆動ローラに押圧するように付勢することができるので、従来のように、ローラ保持部材に4個のねじりばねを組み込む必要がない。これにより、4個の圧縮ばねを新たに追加したとしても部品点数が増加することがない。
【0022】
請求項4における画像形成装置における用紙反転機構は、請求項2または3の構成において、従動ローラは、駆動ローラの上方に設けられた第1従動ローラと、駆動ローラの下方に設けられた第2従動ローラとを含み、ローラ保持部材は、第1従動ローラを保持する第1ローラ保持部材と、第2従動ローラを保持する第2ローラ保持部材とを含み、押圧手段は、第1ローラ保持部材の所定部分を下方向に押圧して第1ローラ保持部材の第1従動ローラが保持された部分を下方向に回動させる第1リブと、第2ローラ保持部材の所定部分を下方向に押圧して第2ローラ保持部材の第2従動ローラが保持された部分を上方向に回動させる第2リブとを含み、第2ローラ保持部材に設けられ、第2リブが第2ローラ保持部材を押圧することが可能なように、側板の外側に突出した突出部をさらに備える。このように構成すれば、用紙搬送時に、第2リブが側板の外側に突出した第2ローラ保持部材の突出部を押圧することにより第2ローラ保持部材の第2従動ローラが保持された部分を回動させることができるので、第2リブが用紙搬送路を通過する用紙の妨げとはならない。
【0023】
請求項5における画像形成装置における用紙反転機構は、請求項4の構成において、第1リブおよび第2リブは、上部ガイドに一体的に設けられている。このように構成すれば、第1および第2リブを設けたとしても部品点数が増加することがない。
【0024】
請求項6における画像形成装置における用紙反転機構は、請求項4の構成において、突出部は、第2ローラ保持部材に一体的に設けられている。このように構成すれば、突出部を設けたとしても部品点数が増加することがない。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0026】
図1は、本発明の一実施形態によるレーザプリンタにおける用紙反転機構を示した斜視図である。図2は、図1に示した一実施形態による用紙反転機構のトレイを示した平面図であり、図3は、図1に示した一実施形態による用紙反転機構の上部ガイドを示した斜視図である。図4は、図1に示した一実施形態による用紙反転機構の50−50線に沿った断面図であり、図5は、図1に示した一実施形態による用紙反転機構のトレイを取り外した状態での60−60線に沿った断面図である。図6は、図1に示した一実施形態による用紙反転機構のローラ保持部材を示した拡大斜視図であり、図7および図8は、図5に示した一実施形態による用紙反転機構の側板の駆動ローラ周辺部分を示した拡大図である。まず、図1〜図8を参照して、本実施形態によるレーザプリンタにおける用紙反転機構の構造について説明する。
【0027】
本実施形態によるレーザプリンタにおける用紙反転機構では、図1に示すように、ベース1にトレイ2が脱着可能に取り付けられている。このトレイ2は、図2に示すように、下面2aと上面2bとを有している。そして、後述するように、トレイ2の下面2aは、下部用紙搬送路6(図4参照)を構成するとともに、トレイ2の上面2bは、上部用紙搬送路7(図4参照)を構成する。また、図1に示すように、ベース1には、トレイ2がベース1に装着されたときにトレイ2の上方に配置されるように、上部ガイド3が取り付けられている。この上部ガイド3には、図3に示すように、4個の取り付け部3aが一体的に設けられている。この4個の取り付け部3aは、4個のねじ4によりベース1(図1参照)に取り付けられている。また、上部ガイド3は、下面3dを有している。そして、後述するように、上部ガイド3の下面3dは、トレイ2の上面2bとともに、上部用紙搬送路7(図4参照)を構成する。
【0028】
ここで、本実施形態では、図1に示すように、上部ガイド3は、4個のねじ4によりベース1に対して上下方向に移動可能に取り付けられている。そして、上部ガイド3の4個の取り付け部3aと4個のねじ4との間には、それぞれ、圧縮ばね5が組み込まれている。この圧縮ばね5の付勢力によって、上部ガイド3は、常に、下方向に付勢されている。そして、図3に示すように、上部ガイド3の側部には、2個のリブ3bが一体的に設けられている。また、上部ガイド3の取り付け部3aの1個には、2個のリブ3cが一体的に設けられている。なお、リブ3bは、本発明の「第1リブ」および「押圧手段」の一例であり、リブ3cは、本発明の「第2リブ」および「押圧手段」の一例である。また、圧縮ばね5は、本発明の「付勢手段」の一例である。
【0029】
そして、図4に示すように、ベース1の内側底面1aとトレイ2の下面2aとによって、片面が印字された用紙が搬送される下部用紙搬送路6が構成されている。また、トレイ2の上面2bと上部ガイド3の下面3dとによって、反転された用紙が搬送される上部用紙搬送路7が構成されている。そして、下部用紙搬送路6に搬送された用紙を反転して上部用紙搬送路7に搬送するための反転部8が、下部用紙搬送路6と上部用紙搬送路7とを接続するように設けられている。
【0030】
また、下部用紙搬送路6および上部用紙搬送路7の側部には、図1に示すように、側板9が設けられている。側板9には、図5に示すように、上部用紙搬送路7(図4参照)に対応する溝部9aが設けられている。この側板9は、上部用紙搬送路7を通過する用紙の端面が接触することによって、用紙が斜行するのを防止する機能を有する。また、側板9の溝部9aは、上部用紙搬送路7を通過する用紙の端部を通過させることによって、用紙をガイドする機能を有する。
【0031】
そして、側板9の溝部9aの下側には、2個の駆動ローラ10が回転可能に取り付けられている。また、溝部9aの上側には、2個の駆動ローラ11が回転可能に取り付けられている。そして、駆動ローラ10は、側板9に取り付けられたモータ12により駆動されるとともに、駆動ローラ11は、プリンタ本体に取り付けられたモータ(図示せず)により駆動される。また、2個の駆動ローラ10の上方には、それぞれ、駆動ローラ10と接触することにより回転される従動ローラ13が設けられている。2個の駆動ローラ11の下方には、それぞれ、駆動ローラ11と接触することにより回転される従動ローラ14が設けられている。そして、2個の従動ローラ13は、それぞれ、側板9の所定の支点回りに回動可能に取り付けられた2個のローラ保持部材15に回転可能に保持されている。2個の従動ローラ14は、それぞれ、側板9の所定の支点回りに回動可能に取り付けられた2個のローラ保持部材16に回転可能に保持されている。
【0032】
なお、駆動ローラ10は、本発明の「第1駆動ローラ」の一例であり、駆動ローラ11は、本発明の「第2駆動ローラ」の一例である。また、従動ローラ13は、本発明の「第1従動ローラ」の一例であり、従動ローラ14は、本発明の「第2従動ローラ」の一例である。また、ローラ保持部材15は、本発明の「第1ローラ保持部材」の一例であり、ローラ保持部材16は、本発明の「第2ローラ保持部材」の一例である。また、モータ12は、本発明の「第1モータ」および「駆動源」の一例である。
【0033】
ここで、本実施形態では、ローラ保持部材15は、図17に示した従来のローラ保持部材115および116と同様の形状を有する。その一方、ローラ保持部材16は、図6に示すように、ローラ保持部材16に一体的に設けられた突出部16aを有する。この突出部16aは、側板9(図1参照)の外側に突出するように設けられている。そして、ローラ保持部材15は、図7に示すように、リブ3bにより下方向に押圧されている。これにより、ローラ保持部材15の従動ローラ13が保持された部分が下方向に回動するので、従動ローラ13は、駆動ローラ10に押圧される。また、ローラ保持部材16の突出部16aは、図8に示すように、リブ3cにより下方向に押圧されている。これにより、ローラ保持部材16の従動ローラ14が保持された部分が上方向に回動するので、従動ローラ14は、駆動ローラ11に押圧される。この状態で、駆動ローラ10および11と従動ローラ13および14との間に用紙の端部を通過させることによって、上部用紙搬送路7(図4参照)に位置する用紙を搬送することができる。
【0034】
図9は、図1に示した一実施形態による用紙反転機構の紙づまりが発生した場合の動作を説明するためのトレイを取り外した状態での60−60線に沿った断面図である。図10および図11は、図9に示した一実施形態による用紙反転機構の紙づまりが発生した場合の動作を説明するための側板の駆動ローラ周辺部分を示した拡大図である。次に、図4および図9〜図11を参照して、本実施形態によるレーザプリンタにおける用紙反転機構の用紙搬送時の動作について説明する。
【0035】
本実施形態によるレーザプリンタにおける用紙反転機構の用紙搬送時の動作としては、まず、図4中の矢印Aに沿って、片面が印字された用紙が下部用紙搬送路6に搬送される。そして、用紙の後端が反転部8の所定の箇所に到達したことが検知された後、図4中の矢印Bに沿って、下部用紙搬送路6から反転部8を経由して上部用紙搬送路7に用紙が搬送される。この際、用紙が反転部8を通過するので、上部用紙搬送路7には、印字面が反転された用紙が搬送される。最後に、上部用紙搬送路7に搬送された用紙は、駆動ローラ10および11と従動ローラ13および14との間を通過することにより図4中の矢印C方向に搬送される。そして、図4中の矢印C方向に搬送された用紙は、プリンタ本体の印字部(図示せず)に搬送される。
【0036】
なお、上部用紙搬送路7の途中で紙づまりが発生した場合、まず、トレイ2を図4中の矢印D方向に引き出してトレイ2を取り外す。そして、トレイ2が装着されていたスペースに手を挿入して、紙づまりした用紙を取り除く。この場合、本実施形態では、図9に示すように、トレイ2(図4参照)が装着されていたスペースに上部ガイド3を押上げるように手を挿入すれば、圧縮ばね5により下方向に付勢されていた上部ガイド3が上方向に持ち上げられる。このため、上部ガイド3に設けられたリブ3bおよび3cも上方向に移動するので、図10および図11に示すように、リブ3bおよび3cのローラ保持部材15および16に対する下方向の押圧力が解除される。これにより、ローラ保持部材15に保持された従動ローラ13の駆動ローラ10に対する押圧力と、ローラ保持部材16に保持された従動ローラ14の駆動ローラ11に対する押圧力とが解除されるので、容易に、駆動ローラ10および11と、従動ローラ13および14とに挟まれた用紙を取り除くことができる。
【0037】
また、本実施形態では、上記のように、上部ガイド3に一体的に設けられたリブ3cがローラ保持部材16を押圧することが可能なように、ローラ保持部材16に側板9の外側に突出した突出部16aを設けることによって、用紙搬送時に、リブ3cが側板9の外側に突出したローラ保持部材16の突出部16aを押圧することによりローラ保持部材16の従動ローラ14が保持された部分を回動させることができるので、リブ3cが上部用紙搬送路7を通過する用紙の妨げとはならない。また、リブ3bおよび3cを上部ガイド3に一体的に設けることによって、リブ3bおよび3cを設けたとしても部品点数が増加することがない。さらに、上下方向に移動可能に取り付けられた上部ガイド3の4個の取り付け部3aと4個のねじ4との間にそれぞれ4個の圧縮ばね5を組み込むことによって、上記のように、従動ローラ13および14をそれぞれ駆動ローラ10および11に押圧するように付勢することができるので、従来のように、ローラ保持部材115および116に4個のねじりばね105(図16参照)を組み込む必要がない。これにより、4個の圧縮ばね5を新たに追加したとしても部品点数が増加することがない。また、突出部16aをローラ保持部材16に一体的に設けることによって、突出部16aを設けたとしても部品点数が増加することがない。
【0038】
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0039】
たとえば、上記実施形態では、本発明をレーザプリンタにおける用紙反転機構に適用する例を示したが、本発明はこれに限らず、レーザプリンタ以外の画像形成装置における用紙反転機構にも適用可能である。
【0040】
また、上記実施形態では、上部ガイド3を下方向に付勢するために圧縮ばね5を用いたが、本発明はこれに限らず、他の付勢手段を用いて上部ガイド3を下方向に付勢するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、部品点数を増加することなく、容易に、紙づまりした用紙を取り除くことが可能なレーザプリンタにおける用紙反転機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるレーザプリンタにおける用紙反転機構を示した斜視図である。
【図2】図1に示した一実施形態による用紙反転機構のトレイを示した平面図である。
【図3】図1に示した一実施形態による用紙反転機構の上部ガイドを示した斜視図である。
【図4】図1に示した一実施形態による用紙反転機構の50−50線に沿った断面図である。
【図5】図1に示した一実施形態による用紙反転機構のトレイを取り外した状態での60−60線に沿った断面図である。
【図6】図1に示した一実施形態による用紙反転機構のローラ保持部材を示した拡大斜視図である。
【図7】図5に示した一実施形態による用紙反転機構の側板の駆動ローラ周辺部分を示した拡大図である。
【図8】図5に示した一実施形態による用紙反転機構の側板の駆動ローラ周辺部分を示した拡大図である。
【図9】図1に示した一実施形態による用紙反転機構の紙づまりが発生した場合の動作を説明するためのトレイを取り外した状態での60−60線に沿った断面図である。
【図10】図9に示した一実施形態による用紙反転機構の紙づまりが発生した場合の動作を説明するための側板の駆動ローラ周辺部分を示した拡大図である。
【図11】図9に示した一実施形態による用紙反転機構の紙づまりが発生した場合の動作を説明するための側板の駆動ローラ周辺部分を示した拡大図である。
【図12】従来のレーザプリンタにおける用紙反転機構を示した斜視図である。
【図13】図12に示した従来の用紙反転機構のトレイを示した平面図である。
【図14】図12に示した従来の用紙反転機構の上部ガイドを示した斜視図である。
【図15】図12に示した従来の用紙反転機構の150−150線に沿った断面図である。
【図16】図12に示した従来の用紙反転機構のトレイを取り外した状態での160−160線に沿った断面図である。
【図17】図12に示した従来の用紙反転機構のローラ保持部材を示した拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 トレイ
2a 下面
2b 上面
3 上部ガイド
3a 取り付け部
3b リブ(第1リブ;押圧手段)
3c リブ(第2リブ;押圧手段)
3d 下面
4 ねじ
5 圧縮ばね(付勢手段)
6 下部用紙搬送路
7 上部用紙搬送路
8 反転部
9 側板
9a 溝部
10 駆動ローラ(第1駆動ローラ)
11 駆動ローラ(第2駆動ローラ)
12 モータ(第1モータ;駆動源)
13 従動ローラ(第1従動ローラ)
14 従動ローラ(第2従動ローラ)
15 ローラ保持部材(第1ローラ保持部材)
16 ローラ保持部材(第2ローラ保持部材)
16a 突出部
Claims (6)
- ベースと、前記ベースに脱着可能に装着されたトレイと、4個の取り付け部が4個のねじにより前記ベースに取り付けられ、前記トレイが前記ベースに装着されたときに前記トレイの上方に配置される上部ガイドと、前記ベースの内側底面と前記トレイの下面とによって構成され、片面が印字された用紙が搬送される下部用紙搬送路と、前記下部用紙搬送路に搬送された前記用紙を反転するための反転部と、前記トレイの上面と前記上部ガイドの下面とによって構成され、前記反転部により反転された前記用紙を搬送するための上部用紙搬送路と、前記用紙搬送路の側部に設けられ、前記上部用紙搬送路に対応する溝部が設けられた側板と、前記側板の前記上部用紙搬送路に対応する溝部の下側に回転可能に取り付けられ、第1モータにより回転される用紙搬送用の2個の第1駆動ローラと、前記側板の前記上部用紙搬送路に対応する溝部の上側に回転可能に取り付けられ、第2モータにより回転される用紙搬送用の2個の第2駆動ローラと、前記2個の第1駆動ローラの上方に設けられ、前記2個の第1駆動ローラと接触することにより回転される用紙搬送用の2個の第1従動ローラと、前記2個の第1従動ローラを回転可能に保持するとともに、所定の支点回りに回動可能な2個の第1ローラ保持部材と、前記2個の第2駆動ローラの下方に設けられ、前記2個の第2駆動ローラと接触することにより回転される用紙搬送用の2個の第2従動ローラと、前記2個の第2従動ローラを回転可能に保持するとともに、所定の支点回りに回動可能な2個の第2ローラ保持部材とを含むレーザプリンタにおける用紙反転機構において、
前記上部ガイドは、前記ベースに上下方向に移動可能に前記4個のねじにより取り付けられており、
前記上部ガイドの4個の取り付け部と前記4個のねじとの間にそれぞれ組み込まれ、前記上部ガイドを下方向に付勢するための4個の圧縮ばねと、
前記上部ガイドの前記側板側に一体的に設けられ、前記4個の圧縮ばねの付勢力により前記2個の第1ローラ保持部材の所定部分を下方向に押圧して前記2個の第1ローラ保持部材の前記2個の第1従動ローラが保持された部分を下方向に回動させることによって、前記2個の第1従動ローラを前記2個の第1駆動ローラに押圧するための2個の第1リブと、
前記上部ガイドの前記側板側に一体的に設けられ、前記4個の圧縮ばねの付勢力により前記2個の第2ローラ保持部材の所定部分を下方向に押圧して前記2個の第2ローラ保持部材の前記2個の第2従動ローラが保持された部分を上方向に回動させることによって、前記2個の第2従動ローラを前記2個の第2駆動ローラに押圧するための2個の第2リブと、
前記2個の第2ローラ保持部材に一体的に設けられ、前記2個の第2リブが前記2個の第2ローラ保持部材を押圧することが可能なように、前記側板の外側に突出した突出部とを備えたことを特徴とする、レーザプリンタにおける用紙反転機構。 - ベースと、
前記ベースに脱着可能に装着されたトレイと、
前記ベースに上下方向に移動可能に取り付けられた上部ガイドと、
前記トレイの上面と前記上部ガイドの下面とによって構成され、用紙を搬送するための用紙搬送路と、
前記用紙搬送路の側部に設けられた側板と、
前記側板の前記用紙搬送路に対応する位置に回転可能に取り付けられ、駆動源により回転される用紙搬送用の駆動ローラと、
前記駆動ローラと接触することにより回転される用紙搬送用の従動ローラと、
前記従動ローラを回転可能に保持するとともに、所定の支点回りに回動可能なローラ保持部材と、
前記上部ガイドを下方向に付勢するための付勢手段と、
前記上部ガイドの前記側板側に設けられ、前記付勢手段の付勢力により前記ローラ保持部材の所定部分を押圧して前記ローラ保持部材の前記従動ローラが保持された部分を回動させることによって、前記従動ローラを前記駆動ローラに押圧するための押圧手段とを備えた、画像形成装置における用紙反転機構。 - 前記上部ガイドは、その取り付け部がねじにより前記ベースに上下方向に移動可能に取り付けられており、
前記付勢手段は、前記上部ガイドの取り付け部と前記ねじとの間に組み込まれた圧縮ばねを含む、請求項2に記載の画像形成装置における用紙反転機構。 - 前記従動ローラは、前記駆動ローラの上方に設けられた第1従動ローラと、前記駆動ローラの下方に設けられた第2従動ローラとを含み、
前記ローラ保持部材は、前記第1従動ローラを保持する第1ローラ保持部材と、前記第2従動ローラを保持する第2ローラ保持部材とを含み、
前記押圧手段は、前記第1ローラ保持部材の所定部分を下方向に押圧して前記第1ローラ保持部材の前記第1従動ローラが保持された部分を下方向に回動させる第1リブと、前記第2ローラ保持部材の所定部分を下方向に押圧して前記第2ローラ保持部材の前記第2従動ローラが保持された部分を上方向に回動させる第2リブとを含み、
前記第2ローラ保持部材に設けられ、前記第2リブが前記第2ローラ保持部材を押圧することが可能なように、前記側板の外側に突出した突出部をさらに備える、請求項2または3に記載の画像形成装置における用紙反転機構。 - 前記第1リブおよび第2リブは、前記上部ガイドに一体的に設けられている、請求項4に記載の画像形成装置における用紙反転機構。
- 前記突出部は、前記第2ローラ保持部材に一体的に設けられている、請求項4に記載の画像形成装置における用紙反転機構。
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