JP3699145B2 - レンズシートおよびバックライト - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、液晶表示装置などに使われるレンズシートおよびバックライトに関するものであり、さらに詳しくは、バックライトの正面輝度を光学的な手段によって向上させることができるレンズシート、および、このようなレンズシートを用いたバックライトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年カラー液晶表示装置を備えた携帯用ノートパソコンや、カラー液晶パネルを使った携帯用液晶TVあるいはビデオ一体型液晶TVなどのバッテリー駆動製品において、液晶表示装置の消費電力がバッテリー駆動時間を伸ばすための障害になっている。中でも、液晶表示装置に使われているバックライトの消費電力の割合は大きく、この消費電力をできる限り低く抑えることがバッテリー駆動時間を伸ばし、上記製品の実用価値を高める上で重要な課題とされている。
【0003】
しかし、バックライトの消費電力を抑えことによって、バックライトの輝度を低下させたのでは液晶表示が見にくくなり好ましくない。そこで、バックライトの輝度を犠牲にすることなく消費電力を抑えるために、バックライトの光学的な効率を改善することが望まれている。これを実現する手段として、図8に示したように、片面にプリズム列2を形成したプリズムシート1を、導光体7の出射面側に載置したバックライト3が提案されている。このプリズムシート1による正面輝度の増加は次のようなメカニズムによって引き起こされる。
【0004】
このようなバックライト3では、導光体7からの出射光は、プリズムシート1に入射し、入射光の一部がプリズムシート1で屈折透過し、残りが反射して導光体7に戻される。例えば、図8に示したようなエッジライト式バックライト3では、一般的に正面輝度が比較的低く、斜め方向から見た輝度が高くなる指向特性を持っているため、プリズムシート1によって光線を屈折させることにより正面での輝度が増加するように指向特性を改善している。また、プリズムシート1からの反射光は、導光体7の出射面上に載置された拡散シート4で拡散反射され、出射面の輝度を増加させることができ、これに伴って正面輝度も増加される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図9は、このようなプリズムシート1のプリズム列2の断面を示したもので、プリズムシート1に入射した光線は、その入射角によって、プリズム斜面を直接透過して出射する成分a、一方のプリズム斜面で一旦反射した後、他方のプリズム斜面で再び反射して入射側に戻る成分b、一方のプリズム斜面で一旦反射した後、他方のプリズム斜面を透過して出射する成分cに分けられる。この場合、プリズム頂角の選択によっては、さらに多重反射する成分も存在するが、通常、その割合は少ないものである。このうち成分aは、正面方向すなわち観察方向に出射するものであり実際に利用される光線である。また、成分bは導光体7の出射面の拡散シート4で拡散反射され、出射面の輝度を増加させる有効な光線である。これに対して、成分cは液晶表示装置の有効な視野角外に広角度で出射する光線であり、正面輝度の増加には関与していない光線である。
【0006】
この結果、プリズムシート1から出射光は、プリズム列2の稜線に垂直な方向について、正面から±40゜前後の視野角(頂角90゜〜100゜、屈折率1.5〜1.59程度の場合)の範囲に分布する。これ以上の視野角になると、輝度は急激に低下し、一旦ほとんどゼロになった後に、さらに大きな視野角で再び輝度が増加する。このため、結果的に出射光の出射範囲を絞って輝度を増加した形になっている。
【0007】
しかしながら、近年、液晶パネルの指向特性の改善が進み、指向特性が狭い方向においても±40゜以上の視野角でも十分実用的なコントラストを示すものが開発されきており、±40゜前後の視野角以上の範囲において輝度が急激に低下するような指向特性を有するバックライト3は好ましくなく、視野角の増加に伴う輝度の低下が緩やかで、ある程度広い指向特性を示すバックライトが望まれている。
本発明は、正面方向での輝度が最も高くなるような指向特性を有し、所定の視野角以上においても角度の増加に伴って緩やかに低下する輝度分布を有するとともに、前述したような正面輝度の増加に関与していない成分cの発生を抑え、高効率の輝度増加効果を有するレンズシートおよびバックライトを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、このような状況に鑑み、レンズシートのレンズ形状について鋭意検討した結果、本発明に到達したものである。
すなわち、本発明のレンズシートは、少なくとも一方の面に、互いに母線が平行である二つの凸状曲柱面が左右対称に結合した形状単位が、該母線と垂直な方向に多数並んで形成され、該結合部における二つの凸状曲柱面の双方の接面が180゜より小さい角度で交わってなることを特徴とするものである。また、本発明のバックライトは、導光体の出射面側に、拡散反射機能を有する拡散層を介して、互いに母線が平行である二つの凸状曲柱面が左右対称に結合した形状単位が、少なくとも一方の面に該母線と垂直な方向に多数並んで形成され、該結合部における二つの凸状曲柱面の双方の接面が180゜より小さい角度で交わってなるレンズシートを載置したことを特徴とするものである。
【0009】
本発明のレンズシートは、図3に示したように、互いに母線が平行である二つの凸状曲柱面10、10’が左右対称に結合した形状のレンズ単位が、母線と垂直な方向に多数並んで形成されているもので、二つの凸状曲柱面10、10’の結合部11における夫々の凸状曲柱面に対する接面が180゜より小さい角度で交わるように結合した形状を有するものである。このような形状のレンズ単位を有すレンズシート9では、レンズシート9に入射した光線のうち、一方の凸状曲柱面10で反射された光線は、その多くが他方の凸状曲柱面10’で全反射され入射面側に戻り、一方の斜面で反射した後に他方の斜面から広角度に出射する正面輝度の増加に関与しない光線を低減することができる。
【0010】
また、本発明のレンズシート9においては、レンズ単位を構成する二つの凸状曲柱面10、10’の形状を、レンズシート9に入射した光線のうち一方の凸状曲柱面10で反射した光線が、他方の凸状曲柱面10’で入射方向に全反射するような形状とすることにより、直接透過光する光線と反射して戻る光線のみが存在し、一方の斜面で反射した後に他方の斜面から広角度に出射する光線が存在しないため好ましい。なお、他方の凸状曲柱面10’で全反射して入射面側に戻った光線は、導光体の出射面に設けられた拡散面で拡散反射され、出射面の輝度を増加させる有効な光線となる。
さらに、本発明においては、レンズシート9の斜面形状を曲面状とすることにより、従来のプリズムシートのように特定の視野角以上となると急激に輝度が低下するようなことがなく、典型的な例では、その輝度は30゜〜35゜から徐々に低下し、70゜〜80゜でゼロになるようななだらかな低下を示すことになる。
【0011】
次に、本発明の好ましい実施態様について、図1〜図4に基づいて具体的に説明する。図3は、本発明の好ましい態様におけるレンズシート9のxz断面図であり、(1)〜(3)式のφ=θc、p=Tである最も特徴的な場合の光路追跡を表したものである。前述したような正面輝度の増加に関与しない広角度に出射する光線を発生させないためには、一方の凸状曲柱面10で反射した光線がもう一方の凸状曲柱面10’に達する際に、常に全反射角以上の入射角で凸状曲柱面10’に入射するようにすればよい。すなわち、レンズ部の屈折率をnとした時、一方の凸状曲柱面10で反射した光線を、θc=sin-1(1/n)で表される全反射角θc以上の角度で凸状曲柱面10’入射させれば、B〜Dで示した光線のように凸状曲柱面10’で全反射して入射面側に戻ることになる。
【0012】
図3の右斜面の凸状曲柱面10の各点から見たとき、最も小さな入射角で左斜面の凸状曲柱面10’に入射する光線はP点からの反射光であるから、P点から凸状曲柱面10’の各点を結んだ直線と凸状曲柱面10’の各点における接面の法線となす角が全反射角θcと等しくなるように選べば、凸状曲柱面10の他の点からの反射光は全て凸状曲柱面10’で全反射することになる。すなわち、凸状曲柱面10’の谷に当たるO点を原点(0,0)にとると、P点の座標は(T,0)となり、凸状曲柱面10’は、x=0のときに次の式(4)の条件を満足し、0<x<T/2のときに次の式(5)の条件を満足すれば、凸状曲柱面10からの反射光は全て凸状曲柱面10’で全反射することになる。
【0013】
【数4】
z=0 (x=0) ・・・ (4)
【0014】
【数5】
dz/dx={ztanθc+(x-T)}/{(x-T)tanθc-z} (0<x<T/2) ・・・(5)
また、右斜面の凸状曲柱面10についても同様に、x=Tのときに次の式(6)の条件を満足し、T/2<x<Tのときに次の式(7)を満足すれば、凸状曲柱面10’からの反射光は全て凸状曲柱面10で全反射することになる。
【0015】
【数6】
z=0 (x=T) ・・・ (6)
【0016】
【数7】
-dz/dx={ztanθc-x}/{-xtanθc-z} (T/2<x<T) ・・・(7)
以上、φ=θc、p=Tの場合について説明したが、φ,pの値を調節することによって、レンズシート9の指向特性を変化させることが可能である。例えば、φ>θcあるいはp<Tの場合には、レンズ単位の斜面の傾斜は一様に緩くなり、有効な視野角をより広くすることができ、特に広い視野角を必要とする場合に有効となる。この場合、広角度で出射する光線は生じないが、視野角を広げたことによって正面輝度の増加率はφ=θc、p=Tの場合と比較して低下する傾向にある。正面輝度の増加率が低くなりすぎると、レンズシート9を使用するメリットが薄くなるため、φは大きくても1.2θc程度まで、pは小さくとも0.8T程度までとすることが好ましい。
【0017】
一方、φ<θcあるいはp>Tの場合には、視野角は狭まくなるが、正面輝度の増加率をより高めることがき、視野角を幾分犠牲にしても高い正面輝度を必要とする場合に有効となる。この場合、広角度で出射する光線を若干生じることになる。しかしながら、φの減少あるいはpの増加が僅かであれば、実際上は広角度で出射する光線はほとんど発生せず特に問題となならない。すなわち、図4には、pがTより僅かに大きい場合の光路追跡を示しているが、一方の凸状曲柱面10で反射した後に、他方の凸状曲柱面10’から広角度に出射する光線Cは、隣のレンズ単位に到達して再びレンズシート9に戻ってくるため、結果として広角度で出射する光線は殆ど発生しないこととなる。さらにpを大きくすれば、実質的に広角度に出射する光線が発生してくるが、その割合が僅かであれば実用上は大きな問題にはならない。φについても同様であり、広角度に出射する光線の割合が僅かとなる程度までφを小さくしても、実用上は大きな問題にはならない。しかし、pをあまり大きくしたり、φを小さくし過ぎたりすると、広角度で出射する光線の割合が増加して、正面輝度の低下を招くため好ましくない。このため、φは小さくとも0.8θc程度まで、pは大きくとも1.5T程度までとするのが好ましい。
【0018】
従って、本発明のレンズシート9において、レンズ単位を構成する凸上曲柱面の形状は、x=0あるいはx=Tのときに次の式(1)の条件を満足し、0<x<T/2のときに次の式(2)の条件を満足し、T/2<x<Tのときに次の式(3)の条件を満足するような形状とすることが好ましい。この場合、φは0.8θc〜1.2θcの範囲、pは0.8T〜1.5Tの範囲とする。
【0019】
【数8】
z=0 (x=0,x=T) ・・・ (1)
【0020】
【数9】
dz/dx={ztanφ+(x-p)}/{(x-p)tanφ-z} (0<x<T/2) ・・・(2)
【0021】
【数10】
-dz/dx={ztanφ+(T-x-p)}/{(T-x-p)tanφ-z} (T/2<x<0) ・・・(3)
本発明のレンズシート9は、図1に示すように、上記のような形状のレンズ単位8を、少なくとも一方の面に平行に多数本並べて形成したものである。通常、レンズシート9の厚さは0.1mm〜3mm程度、レンズ単位8のピッチTは30μm〜0.5mm程度とすることが好ましい。
このようなレンズシート9は、図8に示したプリズムシート1に換えて、導光体7の出射面側に載置して本発明のバックライト3を構成する。また、図2に示したように、本発明のレンズシート9をそのレンズ単位8を直交させて複数枚積層して使用することによって、バックライト3の正面輝度の増加効果をより向上させることができる。
【0022】
本発明のバックライトにおいては、導光体の出射面を拡散面とするか、出射面上に拡散シートを載置して、その上にレンズシートを載置して使用する。これは、レンズシートの入射面側に拡散反射機能を有する拡散面を設けることによって、レンズシートのレンズ単位を構成する一方の凸上曲柱面で反射された後に他方の凸状曲柱面で全反射して入射面側に戻った光線が、拡散面あるいは拡散シートで拡散反射され、再びレンズシートに入射し出射面の輝度を増加させる有効な光線となるためである。また、導光体の出射面と反対側の面には、通常、反射シート等によって反射層が形成されており、このような反射層によって、レンズシートのレンズ単位を構成する一方の凸上曲柱面で反射された後に他方の凸状曲柱面で全反射して入射面側に戻った光線のうち、拡散面あるいは拡散シートを透過して導光体に入射した光線が、反射層で射され再びレンズシートに入射し出射面の輝度を増加させる有効な光線となる。
【0023】
【実施例】
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
【0024】
実施例1
屈折率1.59のポリカーボネート、屈折率1.49のポリメチルメタクリレートからなる場合の夫々のレンズシートについて、式(4)〜(6)に基づいて、φ=θc、p=Tのときのレンズ単位の形状を求め、その断面形状を図5に夫々実線と点線で示した。この断面形状に基づいて、レンズ単位のピッチTを50μmとして、同図の断面形状と相似形のレンズパターンを形成した金型を製作した。この金型を使用して、厚さ0.5mmのポリカーボネート板(屈折率=1.59)に、熱プレスによってレンズパターンを転写してレンズシートを得た。次いで、エッジライト式導光体の出射面に拡散シートを載置したたうえに、得られたレンズシートを載置してバックライトを構成した。このバックライトについて、輝度の角度分布を測定し、その結果を図6に実線で示した。このときの正面輝度の増加率は1.4倍であった。なお、図6に点線で示した輝度の角度分布は、レンズシートを使用しないバックライトについて測定したものである。
【0025】
比較例1
頂角90゜のプリズムを50μmピッチで並べたレンズパターンを形成した金型を製作した。この金型を使用して、厚さ0.5mmのポリカーボネート板(屈折率1.59)に、熱プレスによってレンズパターンを転写してプリズムシートを得た。得られたプリズムシートを、エッジライト式導光体の出射面に拡散シートを載置したたうえに、得られたレンズシートを載置してバックライトを構成した。このバックライトについて、輝度の角度分布を測定し、その結果を図7に実線で示した。このときの正面輝度の増加率は1.55倍であった。なお、図7に点線で示した輝度の角度分布は、レンズシートを使用しないバックライトについて測定したものである。
【0026】
図6と図7との比較から明らかなように、本発明のレンズシートは従来のプリズムシートと比較して、その正面輝度は若干低下するものの、従来のプリズムシートのように視野角の増加に伴って急激な輝度の低下をまねくことなく、視野角の増加に伴って徐々に輝度が低下するという指向特性を示している。その結果、半値幅が約20゜程度広がり、広視野角の液晶パネルの性能を損なうことのない指向特性を有しているものである。また、図7に示した従来のプリズムシートのように、50゜以上の広角度領域での輝度の増加もなく、正面輝度の増加に関与しない広角度で出射する光線の発生が抑止されているものである。
【0027】
実施例2
図2に示したように、実施例1で得られたポリカーボネート製レンズシート二枚を使用して、そのレンズ単位を直交させて重ね合わせ、実施例1と同様にしてバックライトを構成した。このバックライトについて、正面輝度および輝度の角度分布を測定したところ、正面輝度の増加率は1.7倍であり、輝度の半値幅(視野角)は±35゜であった。
【0028】
【発明の効果】
本発明のレンズシートは、各レンズ単位の形状を、互いに母線が平行である二つの凸状曲柱面が左右対称に結合し、結合部における二つの凸状曲柱面の双方の接面が180゜より小さい角度で交わってなるような形状とすることによって、レンズシートの指向特性を改善し、その正面輝度の改善効果を損なうことなく広視野角の液晶パネルに使用可能な指向性を有するバックライトを提供することを可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズシートの一実施例の斜視図である。
【図2】本発明のレンズシートを使用したバックライトの一実施例の斜視図である。
【図3】本発明のレンズシートの作用を説明する断面図である。
【図4】本発明のレンズシートの作用を説明する断面図である。
【図5】本発明のレンズシートの片面に形成されるレンズ単位の設計例である。
【図6】実施例のレンズシートを使ったバックライトの輝度の角度変化を示す線図である。
【図7】比較例の従来プリズムシートを使ったバックライトの輝度の角度変化を示す線図である。
【図8】従来のプリズムシートあるいは本発明のレンズシートの使用される形態を示す斜視図である。
【図9】従来のプリズムシートの作用を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 ・・・ プリズムシート
2 ・・・ プリズム列
3 ・・・ バックライト
4 ・・・ 拡散フィルム
5 ・・・ 冷陰極管
6 ・・・ 反射フィルム
7 ・・・ 導光体
8 ・・・ レンズシート表面の形成単位
9 ・・・ 本発明による一実施例のレンズシート
10,10’ ・・・ の凸状曲柱面
11 ・・・ 結合部

Claims (4)

  1. 少なくとも一方の面に、互いに母線が平行である二つの凸状曲柱面が左右対称に結合した形状単位が、該母線と垂直な方向に多数並んで形成され、該結合部における二つの凸状曲柱面の双方の接面が180゜より小さい角度で交わってなることを特徴とするレンズシート。
  2. 凸状曲柱面が、レンズシートに入射した光線のうち一方の凸状曲柱面で反射した光線が、他方の凸状曲柱面で入射方向に全反射するような形状であることを特徴とする請求項1記載のレンズシート。
  3. レンズシートの法線に平行にz軸を、凸の曲柱面の母線に平行にy軸を、形状単位の列方向にx軸をとるとき、形状単位が以下の式(1)〜(3)を満足するような形状を有することを特徴とする請求項1記載のレンズシート。
    Figure 0003699145
    Figure 0003699145
    Figure 0003699145
    式(1)〜()において、φ=0.8θc〜1.2θc(但し、θc=sin−1(1/n)、nは形成単位の屈折率を表す。)、p=0.8T〜1.5T、Tは形成単位の幅を表す。
  4. 導光体の出射面側に、拡散反射機能を有する拡散層を介して、互いに母線が平行である二つの凸状曲柱面が左右対称に結合した形状単位が、少なくとも一方の面に該母線と垂直な方向に多数並んで形成され、該結合部における二つの凸状曲柱面の双方の接面が180゜より小さい角度で交わってなるレンズシートを載置したことを特徴とするバックライト。
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