JP3698270B2 - ロータリースイッチ - Google Patents

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孝 丸橋
健一 市村
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朝日松下電工株式会社
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、自動車のパワーウィンドガラスの位置検出スイッチに好適なロータリースイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスイッチは取付に際して、その位置・角度などを精度良く調節をする必要があった。なぜなら、パワーウィンドガラスの所定の検出位置に対応して駆動体を介して制御されるスイッチ動作のタイミングを正確に合わせる必要があるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこうした従来技術では、当然のことながらスイッチ取付作業に時間がかかる上、動作精度の面でも思わしい結果を得にくいという解決すべき課題があることに着目されるべきである。本発明はこのような解決課題に初めて着目して、駆動体により駆動されるロータリースイッチの動作精度向上を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明を要約すると、固定接片を内底部に固定したケースと、回転動作により固定接片と接離する回転接片を保持したローターと、ローターと摩擦により組み付けられてローターを回転動作させるとともに、ローターが所定の回転位置に達した状態でローターとケースの各ストッパーの当接によりローターとの相対回転位置が前記摩擦に抗してスリップして変化する駆動体を備えるとともに、ケースと駆動体に各々設けた第二、第三ストッパーに両端が各々係止されて駆動体を定位置に復帰させるコイルバネをケースの外周に設けたロータリースイッチであって、第二ストッパーはケースの外側に駆動体の方向に略L状に突出されるように設けられて、前記コイルバネは第二ストッパーの内側に通され、第三ストッパーは第二ストッパーの外側面に位置するように駆動体から突出されているロータリースイッチである。
【0005】
【作用】
本発明によれば、外部より駆動体に回転力が加えられると、回転接片と一体となったローターが駆動体との摩擦により回転する。そして、ローターが所定の回転位置に達した状態でローターとケースの各ストッパーが当接するようになる。その後も駆動体に回転力が加えられると、互いに摩擦で組み付けられた駆動体とローター間で摩擦に抗してスリップが発生し、駆動体は回転するがローターは停止する。このため、駆動体のストップ位置がばらついて過度に回転した場合でもローターが所定の回転位置に停止するため、回転接片と固定接片との接離は正常に作動する。
【0006】
【実施例】
次に、本発明の実施例を説明するが、それはあくまで本発明に基づいて採択された具体的例示であり、本発明をその実施例のみに特有な事項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範囲は、請求項に示した事項あるいはその事項と実質的に等価である事項に基づいて定めなければならない。
【0007】
図示実施例は、一対の円弧状の固定接片1を内底部にインサート成形などで固定した樹脂製のケース2と、回転動作により固定接片1と接離する一対の接点3をもつ回転接片4を保持した樹脂製のローター5と、ローター5と摩擦により組み付けられてローター5を回転動作させるとともに、ローター5が所定の回転位置に達した状態でローター5とケース2の各ストッパー6,7の当接によりローター5との相対回転位置が前記摩擦に抗してスリップして変化する駆動体8を備えたロータリースイッチである。
【0008】
さらに詳述すれば、ローター5の外周面(又は駆動体8においてローター5の外周に位置する部分の内周面)に複数の突起9を設けてローター5と駆動体8を摩擦により組み付けている。ケース2と駆動体8の第二、第三ストッパー10,11に両端が各々係止されて駆動体8を定位置(図2の状態)に復帰させるコイルバネ12をケース2の外周に設ける。防水用のOリング13をケース2の内周面と駆動体8のケース2内の部分の外周面の間に挟む。固定接片1は延長されケース2の側面を通じて端子14が導出される。回転接片4とローター5の取付は、ローター5の下面に形成した一対の突起15を回転接片4に通してから突起15をかしめてなされる。駆動体8の一端には図示されないリンクなどを結合する凸部などの駆動部16を設ける。回転接片4とローター5及び駆動体8はケース2の内底部から突出された軸17の外周に回転可能にはめ合わされる。駆動体8とケース2との組み付けは、駆動体8においてケース2の内部に位置する部分の外周に形成した小突起18をケース2の内周開口縁付近にある溝19にはめ合わせて行われる。なお、ストッパー7は全体として半円周状をなしているが、ストッパー機能を達成できる部分のみを設けてもよい。さらに、図から明らかなように、第二ストッパー10はケース2の外側に駆動体8の方向に略L状に突出されるように設けられて、前記コイルバネ12は第二ストッパー10の内側に通され、第三ストッパー11は第二ストッパー10の外側面に位置するように駆動体8から突出されている。
【0009】
本実施例によれば、外部より駆動部16を介して駆動体8に回転力が加えられると、回転接片4と一体となったローター5が駆動体8との摩擦により回転する。そして、ローター5が所定の回転位置に達した状態でローター5とケース2の各ストッパー6,7が当接するようになる。その後も駆動体8に回転力が加えられると、互いに摩擦で組み付けられた駆動体8とローター5間で摩擦に抗してスリップが発生し、駆動体8は回転するがローター5は停止する。このため、駆動体8のストップ位置がばらついて過度に回転した場合でもローター5が所定の回転位置に停止するから、回転接片4と固定接片1との接離は正常に作動する。ちなみに、本実施例では前記のようにローター5が所定の回転位置に停止した状態で回転接片4は固定接片1,1間を橋絡して端子14,14間が閉じられる。次に、駆動体8が前記とは逆方向に駆動されると、コイルバネ12の付勢力も加わって駆動体8の回転とともに摩擦によりローター5も共に回転し、駆動体8が定位置(図2の状態)に復帰する。この状態では、回転接片4が固定接片1,1と離れて端子14,14間が開く。
【0010】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、駆動体のストップ位置がばらついて過度に回転した場合でもローターが所定の回転位置に停止するため、回転接片と固定接片との接離は正常に作動し、駆動体により駆動されるロータリースイッチにおける動作精度向上が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す分解斜視図
【図2】 同組立断面図
【符号の説明】
1 固定接片
2 ケース
4 回転接片
5 ローター
6,7 ストッパー
8 駆動体
9 突起
10 第二ストッパー
11 第三ストッパー
12 コイルバネ
13 Oリング

Claims (1)

  1. 固定接片を内底部に固定したケースと、回転動作により固定接片と接離する回転接片を保持したローターと、ローターと摩擦により組み付けられてローターを回転動作させるとともに、ローターが所定の回転位置に達した状態でローターとケースの各ストッパーの当接によりローターとの相対回転位置が前記摩擦に抗してスリップして変化する駆動体を備えるとともに、ケースと駆動体に各々設けた第二、第三ストッパーに両端が各々係止されて駆動体を定位置に復帰させるコイルバネをケースの外周に設けたロータリースイッチであって、第二ストッパーはケースの外側に駆動体の方向に略L状に突出されるように設けられて、前記コイルバネは第二ストッパーの内側に通され、第三ストッパーは第二ストッパーの外側面に位置するように駆動体から突出されているロータリースイッチ。
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