JP3698198B2 - 画像形成方式 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真法を用いたプリンター、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置の画像形成方式に関し、特に、感光体等の潜像担持体上に形成されたトナー像が一次転写され、このトナー像をさらに記録媒体に二次転写する中間転写媒体を備えた画像形成装置の画像形成方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真技術を用いた画像形成装置は、潜像担持体としての外周面に感光層を有する感光体と、この感光体の外周面を一様に帯電させる帯電手段と、この帯電手段により一様に帯電させられた外周面を選択的に露光して静電潜像を形成する露光手段と、この露光手段により形成された静電潜像に現像剤としてのトナーを帯電させて付与し可視像(トナー像)とする現像手段と、この現像手段により現像されたトナー像を用紙等の記録媒体に転写させる転写装置とを有している。
【0003】
そして、感光体上に現像されたトナー像を用紙等の記録媒体に転写させる転写装置としては、従来、感光体上に形成されたトナー像が転写(一次転写)され、このトナー像をさらに記録媒体に転写(二次転写)する中間転写媒体を備えたものが知られている。
【0004】
図9は、このような中間転写媒体を備えた画像形成装置の1例を示す図で、(a)は概略斜視図、(b)は図(a)におけるb−b部分断面図である。
【0005】
図9において、201は感光体であり、導電層201aと、この導電層201a上に形成された感光層201bとを有している。導電層201aは接地されている。
【0006】
202は中間転写媒体であり、例えば体積抵抗値が略107 〜1014Ωcmの誘電体(中抵抗層)で構成されている。このような中間転写媒体202は、合成樹脂等に導電性カーボンを混練することによって作成することができる。
【0007】
中間転写媒体202は、少なくとも画像形成時には感光体201と接触し、この接触部R1が一次転写部を形成する。一次転写部R1には、中間転写媒体202の内方に一次転写ローラ203が配置されており、この一次転写ローラ203の圧接によって中間転写媒体202に一次転写電圧が印加される。
【0008】
また、中間転写媒体202には、二次転写電圧を印加する二次転写ローラ204が圧接され、この圧接部が二次転写部R2を形成する。二次転写部R2には、中間転写媒体202の内方からバックアップローラ205が配置されている。
【0009】
画像形成時には、先ず、感光体201および中間転写媒体202が回転駆動され、感光体201の感光層201bが帯電手段(図示せず)で一様に帯電させられた後に露光手段(図示せず)で選択的に露光されて静電潜像が形成される。次いで、静電潜像に現像手段(図示せず)で現像剤であるトナーが付与されて可視像(トナー像)となり、このトナー像が、一次転写部R1において中間転写媒体202上に転写され、その後、二次転写部R2において、この二次転写部R2に供給される用紙等の記録媒体に転写される。
【0010】
トナー像が転写された記録媒体は、図示しない定着器を通過することによってトナー像が定着される。
【0011】
上記のような均一な抵抗体で形成される中間転写媒体202を有する画像形成装置においては、一般的に転写電界は転写部裏面に当接する一次転写ローラ203により付与されるが、中間転写媒体202に歪み等が発生したり一次転写ローラ203にごみが付着した場合、部分的に電界が付与できなくなり転写部の電界が不均一となり転写された画像にむらが発生する。
【0012】
そこで、中間転写媒体202として、図10に示すように、合成樹脂からなる絶縁性基体202cの上に一体的に形成された導電層202aと、その上に一体的に形成され感光体201に圧接される抵抗層202bとで構成されたものを用いるものも知られており、その場合は、その中間転写媒体202の側縁部において抵抗層202bを帯状に除去して導電層202aを帯状に露出しておき、この露出部に電極ローラが接触して一次転電圧を印加するようにしている。このように導電層202aを有する中間転写媒体202を用いる画像形成装置においては、中間転写媒体202に歪みが発生したり、転写部のローラーにごみが付着した場合にも、転写部全域に均一な転写の電界が付与できるため、転写に起因する画像むらがなくなるという長所を有する。
【0013】
このような一次転電圧が印加される導電層202aを有する中間転写媒体202を用いる画像形成装置においては、高速化のために一次転写と二次転写のタイミングを重なるようにしなければならないため、一次転写電圧電源として定電圧電源を、二次転写電圧電源として定電流電源を用いている(特開平9−160395号)。
【0014】
なお、米国特許第5,243,392号においては、体積抵抗値が略1012Ωcm以上で、緩和時間が0.3〜200msという高抵抗ベルトの中間転写体媒体を用いて効率的に二次転写を行わせるものが提案されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
図9、図10のような構成において、体積抵抗率の低い中間転写媒体202を用いると、ライン間にトナーが飛び散ったり抜けたりする現象が顕著に発生にしてライン画像の劣化が顕著だったり、感光体メモリを発生させやすかったりするが、中間転写媒体202の体積抵抗率をある程度高くすることで、これらの問題は解決可能である。
【0016】
しかしながら、抵抗率が高くなると、中間転写媒体に感光体からの電荷が帯電して電荷が抜け難くなり、問題が生じる。具体的には、感光体表面電位と中間転写媒体のベルト表面電位がある一定電位差以上になると放電が生じ、中間転写媒体が感光体のマイナス電荷を受けて(感光体をマイナス帯電する場合)、中間転写媒体が帯電することが起こる。そのため、帯電された感光体に対して中間転写媒体が接触して一次転写を繰り返す毎に中間転写媒体の表面電位は低下する。通常、連続で印字されるとき、すなわち、二次転写後直ちに一次転写を行うときには、二次転写バイアスによって逆極性の電圧が印加され中間転写媒体電位は一旦元に戻るが、正規の画像形成時以外の、中間転写媒体上にトナーが存在しない時、現像器が感光体に当接して画像形成をしていない時、初期化時、印字前の前回転時、印字後の後回転時、あるいは、中間転写媒体上に濃度調整のためのパッチ画像を形成した後等において、感光体を回転中常時帯電していると、中間転写媒体の表面電位はその帯電によるマイナス電荷を受けて大きく低下し、その状態から次の画像形成を行うと中間転写媒体表面電位がさらに大きく低下し、一次転写効率の悪化が生じるという問題があった。
【0017】
一次転写を定電流制御することで感光体画像部に対して一定の仕事をする(一定の電位差が形成される)から、少なくとも一次転写した瞬間には中間転写媒体表面電位の上記のような問題は生じない。
【0018】
しかしながら、前記したように、一次転写電圧電源としてコスト的に安価な定電圧電源を用いる場合には、中間転写媒体表面電位は大きく低下し、感光体画像部との電位差が不足した状態は解消されないため、転写効率が低下するという問題が生じてしまうことが分かった。
【0019】
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、一次転写電圧電源として定電圧電源を用いる場合の中間転写媒体表面電位の変動をなくして転写効率を安定化させる画像形成方式を提供することある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の画像形成方式は、回転しつつ帯電手段により表面に一様に帯電され、露光手段により選択的に放電されて静電潜像が形成される潜像担持体と、この潜像担持体の表面に選択的に異なる色のカラートナーを付与して前記潜像を可視像とする複数の現像器と、順次異なる色のカラートナーにより現像されたトナー像を中間転写媒体に転写する一次転写部と、中間転写媒体上に重ね合わせられて転写された全色カラートナー像を記録紙に転写する二次転写部とを有し、前記一次転写部においてバイアスを印加するための一次転写バイアス印加電源として定電圧電源が用いられている画像形成装置において、
前記帯電手段による帯電領域に対応する前記中間転写媒体上の領域が、前記二次転写部における二次転写バイアス印加領域よりはみ出ないように、前記二次転バイアス印加及び解除のタイミングが定められていることを特徴とするものである。
【0021】
本発明のもう1つの画像形成方式は、回転しつつ帯電手段により表面に一様に帯電され、露光手段により選択的に放電されて静電潜像が形成される潜像担持体と、この潜像担持体の表面に選択的に異なる色のカラートナーを付与して前記潜像を可視像とする複数の現像器と、順次異なる色のカラートナーにより現像されたトナー像を中間転写媒体に転写する一次転写部と、中間転写媒体上に重ね合わせられて転写された全色カラートナー像を記録紙に転写する二次転写部とを有し、前記一次転写部においてバイアスを印加するための一次転写バイアス印加電源として定電圧電源が用いられている画像形成装置において、
前記帯電手段により前記潜像担持体の帯電を行い、前記二次転写部において前記中間転写媒体から記録紙に二次転写を行わないモードを備えており、
前記モード時に、前記二次転写部において、前記帯電手段による帯電領域に対応する前記中間転写媒体上の領域全部を含む領域に二次転バイアスを印加するように、前記二次転バイアス印加及び解除のタイミングが定められていることを特徴とするものである。
【0023】
本発明においては、帯電手段による帯電領域に対応する中間転写媒体上の領域が、二次転写部における二次転写バイアス印加領域よりはみ出ないように、二次転バイアス印加及び解除のタイミングが定められており、また、帯電手段により潜像担持体の帯電を行い、二次転写部において中間転写媒体から記録紙に二次転写を行わないモードを備えており、そのモード時に、二次転写部において、帯電手段による帯電領域に対応する中間転写媒体上の領域全部を含む領域に二次転バイアスを印加するように、二次転バイアス印加及び解除のタイミングが定められているので、潜像担持体からその帯電電荷が中間転写媒体に放電により移って中間転写媒体の表面電位の低下が起こることがなくなり、中間転写媒体の表面電位の変動を最小限に抑えることができるため、一次転写効率の悪化、一次転写不良が発生し難く、装置のコストアップも生じない信頼性のある画像形成装置を実現することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像形成方式を適用する電子写真法を用いた画像形成装置のプリンターの1例の全体の構成を説明する。
【0025】
図1は、本発明の画像形成方式を適用する画像形成装置の1つの実施形態を示す図である。また、図2は、図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。この画像形成装置は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色のトナーを重ね合わせてフルカラー画像を形成したり、ブラック(K)のトナーのみを用いてモノクロ画像を形成する装置である。この画像形成装置では、ホストコンピュータ等の外部装置から画像信号が制御ユニット1のメインコントローラ11に与えられると、このメインコントローラ11からの指令に応じてエンジンコントロトラ12が画像形成手段として機能するエンジン部Eの各部を制御してシートSに画像信号に対応する画像を形成する。
【0026】
このエンジン部Eでは、像担持体ユニット2の感光体21にトナー像を形成可能となっている。すなわち、像担特体ユニット2は、図1の矢印方向に回転可能な感光体21を備えており、さらに、感光体21の周りにその回転方向に沿って、帯電手段としての帯電ローラ22、現像手段としての現像器23Y、23C、23M、23K、及び、クリーニング部24がそれぞれ配置されている。帯電ローラ22は、帯電バイアス発生部121から高電圧が印加されており、感光体21の外周面に当接して外周面を均一に帯電させる。感光体21は、図3に示すように、導電層21aと、この導電層21a上に形成された感光層21bとを有している。
【0027】
そして、この帯電ローラ22によって帯電された感光体21の外周面に向けて露光ユニット3からレーザ光Lが照射される。この露光ユニット3は、図2に示すように、画像信号切換部122と電気的に接続されており、この画像信号切換部122を介して与えられる画像信号に応じてレーザ光Lを感光体21上に走査露光して感光体21上に画像信号に対応する静電潜像を形成する。例えば、エンジンコントローラ12のCPU123からの指令に基づき、画像信号切換部122がパッチ作成モジュール124と導通している際には、パッチ作成モジュール124から出力されるパッチ画像信号が露光ユニット3に与えられてパッチ潜像が形成される。一方、画像信号切換部122がメインコントローラ11のCPU111と導通している際には、ホストコンピュータ等の外部装置よりインターフェース112を介して与えられた画像信号に応じてレーザ光Lを感光体21上に走査露光して感光体21上に画像信号に対応する静電潜像が形成される。
【0028】
こうして形成された静電潜像は現像部23によってトナー現像される。すなわち、この実施形態では、現像部23として、イエロー用の現像器23Y、シアン用の現像器23C、マゼンタ用の現像器23M、及び、ブラック用の現像器23Kがこの順序で感光体21に沿って配置されている。これらの現像器23Y、23C、23M、23Kは、それぞれ感光体21に対して接離自在に構成されており、エンジンコントローラ12からの指令に応じて、上記4つの現像器23Y、23M、23C、23Kの中の1つの現像器が選択的に感光体21に当接すると共に、現像バイアス発生部125によって高電圧が現像器の現像ローラ25に印加されて選択された色のトナーを感光体21の表面に付与して感光体21上の静電潜像を顕在化する。
【0029】
現像部23で現像されたトナー像は、ブラツク用現像器23Kとクリーニング部24との間に位置する一次転写領域Rlで転写ユニット4の中間転写ベルト41上に一次転写される。なお、この転写ユニット4の構造については後で詳述する。
【0030】
また、一次転写領域R1から周方向(図1の矢印方向)に進んだ位置には、クリーニング部24が配置されており、一次転写後に感光体21の外周面に残留付着しているトナーを掻き落とす。
【0031】
次に、転写ユニット4の構成について説明する。この実施形態では、転写ユニット4は、ローラ42〜47と、これら各ローラ42〜47に掛け渡された中間転写ベルト41と、この中間転写ベルト41に転写された中間トナー像をシートSに二次転写する二次転写ローラ48とを備えている。
【0032】
この中間転写ベルト41は、図10で説明した従来例と同様に、図3に断面を示すように、合成樹脂からなる絶縁性基体41cの上に一体的に形成された導電層41aと、その上に一体的に形成され感光体21に圧接される抵抗層41bとで構成されたものを用いており、その中間転写ベルト41の側縁部において抵抗層41bを帯状に除去して導電層41aを帯状に露出しておき、この露出部に電極ローラ50が接触することにより、一次転写バイアス発生部126から一次転写電圧が印加されている。そして、カラー画像をシートSに転写する場合には、一次転写バックアップローラ42を実線位置へ変倚させて中間転写ベルト41を感光体21に圧接させて、感光体21上に形成される各色のトナー像を中間転写ベルト41の導電層41aに印加された一次転写電圧によって中間転写ベルト41上に転写させ、感光体21と中間転写ベルト41を循環駆動させて各色のトナー像を中間転写ベルト41上に重ね合わせて転写してカラー像を形成すると共に、給排紙ユニット6の給紙部63によってカセット61、手差しトレイ62あるいは増設カセット(図示省略)からシートSを取出して二次転写領城R2に搬送する。そして、二次転写バックアップローラ45に対してシートSの裏面側から二次転写ローラ48を実線位置へ変倚させて圧接し、二次転写バイアス発生部129から二次転写電圧を印加して、このシートSにカラー像を二次転写してフルカラー画像を得る。また、モノクロ画像をシートSに転写する場合には、感光体21上にブラックトナー像のみを形成し、中間転写ベルト41上に転写し、カラー画像の場合と同様にして二次転写領域R2に搬送されてきたシートSに転写してモノクロ画像を得る。
【0033】
なお、二次転写後、中間転写ベルト41の外周面に残留付着しているトナーについては、ベルトクリーナ49によって除去される。このベルトクリーナ49は、中間転写ベルト41を挟んでローラ46と対向して配置されており、適当なタイミングでクリーナブレードが中間転写ベルト41に対して当接してその外周面に残留付着しているトナーを掻き落す。
【0034】
また、ローラ43の近傍には、中間転写ベルト41の外周面に形成されるパッチ画像の濃度を検出するためのパッチセンサPSが配置されると共に、中間転写ベルト41の基準位置を検出するための同期用読取センサRSが配置されている。
【0035】
図1に戻って、エンジン部Eの構成説明を続ける。転写ユニット4によってトナー像が転写されたシートSは、給排紙ユニット6の給紙部63によって所定の給紙経路(2点鎖線)に沿づて二次転写碩域R2の下流側に配設された定着ユニット5に搬送され、搬送されてくるシートS上のトナー像をシートSに定着する。そして、当該シートSはさらに給紙経路630にそって排紙部64に搬送される。
【0036】
この排紙部64は2つの排紙経路641a、641bを有しており、一方の排紙経路641aは定着ユニット5から標準排紙トレイに延びると共に、他方の排紙経路641bは排紙経路641aと略平行に、再給紙部66とマルチビンユニットとの間に延びている。これらの排紙経路641a、641bに沿って3組のローラ対642〜644が設けられており、定着済みのシートSを標準排紙トレイやマルチビンユニット側に向けて排出したり、その他方面側にも画像を形成するために再給紙部66側に搬送したりする。
【0037】
この再給紙部66は、図1に示すように、上記のように排紙部64から反転搬送されてきたシートSを再給紙経路664(2点鎮線)に沿って給紙部63のゲートローラ対637に搬送するものであり、再給紙経路664に沿って配設された3つの再給紙ローラ対661〜663で構成されている。このように、排紙部64から搬送されてきたシートSを再給紙経路664に沿ってゲートローラ対637に戻すことによって給紙部63においてシートSの非画像形成面が中間転写ベルト41を向いて当該面に画像を二次転写可能となる。
【0038】
なお、図2において、符号113はホストコンピュータ等の外部装置よりイーターフェース112を介して与えられた画像を記憶するためにメインコントローラ11に設けられた画像メモリであり、符号127はエンジン部Eを制御するための制御データやCPU123における演算結果等を一時的に記憶するためのRAMであり、さらに、符号128はCPU123で行う演算プログラム等を記憶するROMである。
【0039】
ここで、上記の画像形成装置においては、一次転写部R1で中間転写ベルト41に一次転写電圧を印加する一次転写バイアス発生部126は定電圧電源から構成され、二次転写領域R2で二次転写ローラ48に二次転写電圧を印加する二次転写バイアス発生部129は定電流電源から構成されている。
【0040】
また、帯電バイアス発生部121から帯電ローラ22に印加される帯電バイアスは−1300Vであり、感光体21の表面電位は−700Vに均一に帯電される。また、中間転写ベルト41の抵抗層41bの体積抵抗率は、一次転写電圧250V印加時で1.5×1012Ωcm(23℃,65%RH)であり、一次転写バイアス発生部126から中間転写ベルト41に印加される一次転写バイアスは300Vである。
【0041】
ところで、このような画像形成装置において、通常は、図4(b)のタイミンングチャートに示すように、二次転写領城R2において二次転写バイアス発生部129から二次転写ローラ48に印加する二次転写バイアスは、帯電ローラ22で感光体21に印加する帯電バイアスの印加の始まりより遅く、帯電バイアスの印加の終わりより早いタイミングで印加されている。ここで、図4(b)のタイミンングチャートにおいて、横軸の時間的に対応する位置相互には、プロセス位置が異なる場合、そのプロセスの上流と下流の間の位置の差とプロセス速度に応じた時間的な遅れが存在するが、画像形成上は対応する位置であり、そのような場合に同じ時間の位置に図示してある。本発明の以下のタイミンングチャートにおいても同じである。
【0042】
このように、二次転写バイアスを印加する領域が帯電バイアス印加領域より狭く、相互に両領域を重ねた場合に帯電バイアス印加領域がはみ出る場合は、前記の発明が解決しようとする課題の項で述べたように、中間転写ベルト41のそのはみ出た部分の表面電位が大きく低下し、その状態から次の画像形成を行うと、中間転写ベルト41のその部分の表面電位がさらに大きく低下し、一次転写効率の悪化、一次転写不良を起こして良好な画像形成ができなくなる。
【0043】
そこで、この現象を立証するために次のような実験を行った。中間転写ベルト(媒体)41を0周から9周まで回転させ。その回転に対応して、1周目の最初から7周目の最後までに対応する感光体21領域を帯電ローラ22で連続的に帯電バイアスを印加して帯電させ、その間現像器23Y、23C、23M、23Kを感光体21から離間させておいて露光現像動作を行わせずに、かつ、1周目から7周目にかけて一次転写バイアス発生部126から中間転写ベルト41に一次転写バイアスを印加させながら、1周目から6周目にかけて一次転写バックアップローラ42を実線位置へ変倚させて中間転写ベルト41を感光体21に圧接させて5回の一次転写に対応する動作を行わせ、6周目で二次転写バックアップローラ45に対して二次転写ローラ48を実線位置へ変倚させて二次転写バイアスを中間転写ベルト41に印加して二次転写に対応する動作を行わせた場合、すなわち、タイミングチャート上、帯電バイアス印加を二次転写バイアス印加の解除後に解除した場合の、0周目から9周目までの中間転写ベルト(媒体)41の表面電位の推移を調べた。ただし、9周目で再び一次転写バイアスを印加させている。その結果を図6(a)に示す。
【0044】
この図6(a)の結果から明らかなように、中間転写ベルト(媒体)41の表面電位は0周目で0Vであるが、1周目では一次転写バイアス印加により約300Vになっており、2周目から5周目にかけての一次転写に対応する動作毎に表面電位は約190Vまで順次低下する。そして、6周目の二次転写に対応する動作で定電流電源の二次転写バイアス発生部129から流れ込んだ電流により表面電位は1周目の電位と略等しい約300Vまで上昇するが、7周目に入ると二次転写バイアスは解除されるのに対して感光体21には帯電バイアスが印加され続けているので、感光体21からその帯電電荷が中間転写ベルト(媒体)41に放電により移るため、表面電位は約90V低下する。そのため、帯電バイアス、一次転写バイアス、二次転写バイアスが切られて本来は初期状態になるべき8周目の表面電位は0Vに戻らず約−90Vとなる。この影響が残って9周目で再び一次転写バイアスを印加しても、表面電位は1周目と同じ約300Vにはならず、約210V程度に止まる。したがって、この後2周目から5周目にかけての一次転写に対応する動作と同じ動作を繰り返した場合、表面電位は2周目から5周目の場合よりより低下してしまい、一次転写効率の悪化、一次転写不良を招いてしまう。
【0045】
そこで、この問題を解決するために、図6(a)の場合と同様の実験と行った。その結果を図6(b)に示す。ただし、この場合は、帯電バイアスは1周目の最初から6周目の最後までしか印加せず、タイミングチャート上、帯電バイアスを二次転写バイアス印加の解除後には印加しなかった。
【0046】
この図6(b)の結果から明らかなように、0周目から6周目までは、図6(a)の場合と同様に、中間転写ベルト(媒体)41の表面電位は0周目で0Vであるが、1周目では一次転写バイアス印加により約300Vになっており、2周目から5周目にかけての一次転写に対応する動作毎に表面電位は約190Vまで順次低下する。そして、6周目の二次転写に対応する動作で定電流電源の二次転写バイアス発生部129から流れ込んだ電流により表面電位は1周目の電位と略等しい約300Vまで上昇する。しかし、7周目に入ると二次転写バイアスは解除されると共に、感光体21に対する帯電バイアスも解除されるので、感光体21から中間転写ベルト(媒体)41に帯電電荷が放電により移ることがなく、表面電位の低下は起きない。したがって、帯電バイアス、一次転写バイアス、二次転写バイアスが切られている8周目の表面電位は初期状態の0Vに戻り、9周目で再び一次転写バイアスを印加すると、表面電位は1周目と同じ約300Vになる。そのため、この後2周目から5周目にかけての一次転写に対応する動作と同じ動作を繰り返した場合、表面電位は2周目から5周目の場合と略同じになり、一次転写効率の悪化、一次転写不良は起こらない。
【0047】
このことから、通常の画像形成過程において、中間転写ベルト(媒体)41上で二次転写バイアスを印加する領域が帯電バイアス印加領域に対応する領域以下であり、相互に重ねた場合に帯電バイアス印加領域がはみ出ることがないようにすれば、帯電電荷が中間転写ベルト(媒体)41に移って表面電位の低下が起こることによる一次転写効率の悪化、一次転写不良は起こらないと言える。
【0048】
そこで、通常の画像形成過程において、図4(a)のタイミンングチャートに示すように、二次転写領城R2において二次転写バイアス発生部129から二次転写ローラ48に印加する二次転写バイアスは、帯電ローラ22で感光体21に印加する帯電バイアスの印加の始まりより早いか同じにし、帯電バイアスの印加の解除より早いか同じタイミングで印加を解除するようにする。
【0049】
これを図5により分かりやすく示す。図5は中間転写ベルト41上での二次転写バイアス印加領域と帯電ローラ22による帯電バイアス印加領域(実際には感光体21上での領域であるが、一次転写領域R1を介して中間転写ベルト41上の領域に対応させられる。)との関係を示す図であり、図5(a)は最大画像形成長さ一杯に二次転写バイアス印加領域をとった場合であり、図5(b)は最大画像形成長さより小さい領域に二次転写バイアス印加領域をとった場合である。図5(a)の最大画像形成長さ一杯に二次転写バイアス印加領域をとった場合には、帯電バイアス印加領域はその二次転写バイアス印加領域内の領域であって、破線で囲んだ画像形成領域の外で二次転写バイアス印加領域内の領域で、帯電バイアスの印加の開始と終了のタイミングを設定することにより、帯電電荷の放電による中間転写ベルト41の表面電位の低下が起こらなくなる。図5(b)の最大画像形成長さより小さい領域に二次転写バイアス印加領域をとった場合にも同様に、帯電バイアス印加領域はその二次転写バイアス印加領域内の領域であって、破線で囲んだ画像形成領域の外で二次転写バイアス印加領域内の領域で、帯電バイアスの印加の開始と終了のタイミングを設定するが、二次転写バイアス印加領域外の斜線でハッチングを描いた領域に帯電バイアスの印加の開始と終了のタイミングを設定することはできない。この斜線のハッチングの領域に帯電バイアスの印加の開始と終了のタイミングがくると、前記のように、帯電バイアス印加領域が二次転写バイアス印加領域からはみ出てしまい、一次転写効率の悪化、一次転写不良を起こして良好な画像形成ができなくなる。
【0050】
さて、以上は中間転写ベルト41に転写された中間トナー像を二次転写部R2でシートSに二次転写する正規の画像形成時において、帯電バイアス印加領域が二次転写バイアス印加領域からはみ出ないようにして一次転写効率の悪化、一次転写不良を防止する場合の説明であったが、正規の画像形成時以外であって二次転写を行わないが、感光体21を帯電するモードが存在する。例えば、正規の画像形成モートの前に、中間転写ベルト41上に濃度調整のためのパッチ画像を形成するとき、感光体21のクリーニング部24及び中間転写ベルト41のベルトクリーナ49に潤滑材としてトナーを供給してクリーニング動作を確実にするとき、あるいは、現像器23Y、23C、23M、23Kの感光体21への機械的離当接を確認するとき等である。この場合も、感光体21からその帯電電荷が中間転写ベルト(媒体)41に放電により移るため、以後の正規の画像形成時に表面電位が大きく低下し、一次転写効率の悪化、一次転写不良を起こして良好な画像形成ができなくなる。そこで、このような場合も、本来必要のない二次転写バイアスをその中間転写ベルト(媒体)41上の帯電バイアス印加領域に対応する領域をカバーしてその帯電バイアス印加領域が二次転写バイアス印加領域をはみ出ることがないように印加することにより、このような一次転写効率の悪化、一次転写不良の問題を避けることができる。以下に、図7と図8のタイミングチャートを参照にしてそれらの場合の実施例について説明する。
【0051】
図7は、濃度調整のためのパッチ画像を形成するモード時のタイミングチャートであり、中間転写ベルト(媒体)41の1周に対応するタイミングで、パッチ作成モジュール124から出力されるパッチ画像信号(ビデオ信号)が露光ユニット3に与えられて感光体21上にパッチ潜像が形成される。もちろん画像形成装置のメインモータはこの中間転写ベルト(媒体)41の1周の時期にONとなっており、その潜像形成のために、パッチ画像信号より早いタイミングで始まりそのパッチ画像信号の終了より遅いタイミングで終わるように、帯電バイアス発生部121から帯電ローラ22に帯電バイアスが印加され、その間感光体21表面は均一に帯電される。そして、パッチ画像信号と同じタイミングで現像器23Y、23C、23M、23Kの1つがエンジンコントローラ12からの指令に応じて選択されて感光体21に当接すると共に、現像バイアス発生部125によってその現像器の現像ローラ25に現像バイアスが印加されて感光体21上のパッチ潜像が顕在化される。なお、図7中、両側の破線は、帯電バイアスの印加時と解除時に対応するタイミングを示す。
【0052】
中間転写ベルト41の1周目において帯電バイアスの立ち上がりと同じタイミングで一次転写バックアップローラ42が変倚されて中間転写ベルト41が感光体21に圧接され一次転写バイアスが印加されるため、パッチトナー画像は中間転写ベルト41に一次転写され、パッチセンサPSで濃度が検出されると共に、その前後の帯電電荷が中間転写ベルト41に放電により移る。なお、中間転写ベルト41のベルトクリーナ49も一次転写バイアス印加と同時に動作して中間転写ベルト41の清掃を開始し、濃度検出後のパッチトナー画像がクリーニングされる。
【0053】
中間転写ベルト41の次の1周目においては、メインモータの回転、一次転写バイアスの印加は継続しているが、最早帯電バイアスは印加されていない。この次の1周目において、2本の破線間の帯電バイアスの印加時と解除時のタイミングより早く始まり遅く終わるタイミングで二次転写バイアス発生部129から二次転写ローラ48に二次転写バイアスが印加される。したがって、帯電電荷が移って低下した中間転写ベルト41の表面電位もこの二次転写バイアスにより初期状態に戻され、以後の正規の画像形成時に表面電位が低下することはなくなる。なお、この二次転写バイアス印加時にはパッチトナー画像はベルトクリーナ49でクリーニング除去されているため、二次転写ローラ48はトナーで汚れることはない。
【0054】
次に、図8は、現像器23Y、23C、23M、23Kの感光体21への機械的離当接を確認し、また、感光体21のクリーニング部24及び中間転写ベルト41のベルトクリーナ49に潤滑材としてトナーを供給するモード時のタイミングチャートであり、中間転写ベルト41の1周に対応するタイミングで、メインモータがONとなり、同時に、帯電バイアスの印加、一次転写バイアスの印加、中間転写ベルト41のベルトクリーナ49の動作がONとなる。
【0055】
その後、中間転写ベルト41の1周目において、現像器23Y、23C、23M、23Kが順次選択されて感光体21に当接すると共に現像ローラ25に現像バイアスが印加される。ただし、現像器23Y、23C、23Mの当接時にはビデオ信号が存在しないので、感光体21には潜像が形成されず、帯電電位がそのままのためにトナー像は形成されない。これに対して現像器23K当接時には、ビデオ信号が存在し感光体21に潜像が形成されているので、感光体21上にトナー像が形成される。その後、帯電バイアスの印加が解除される。この図8においても、両側の破線は、帯電バイアスの印加時と解除時に対応するタイミングを示している。
【0056】
中間転写ベルト41の1周目において帯電バイアスの立ち上がりと同じタイミングで一次転写バックアップローラ42が変倚されて中間転写ベルト41が感光体21に圧接され一次転写バイアスが印加されるため、現像器23K当接時に形成され現像された黒のトナー像は中間転写ベルト41に一次転写され、中間転写ベルト41のベルトクリーナ49でクリーニングされてベルトクリーナ49に潤滑材としてトナーが供給されると共に、一次転写されなかった一部のトナーが感光体21のクリーニング部24にも同様に供給される。そして、この中間転写ベルト41の1周目において、現像器23Y、23C、23M、23Kの当接時の帯電電荷が中間転写ベルト41に放電により移る。
【0057】
中間転写ベルト41の次の1周目においては、メインモータの回転、一次転写バイアスの印加は継続しているが、最早帯電バイアスは印加されていない。この次の1周目において、2本の破線間の帯電バイアスの印加時と解除時のタイミングより早く始まり遅く終わるタイミングで二次転写バイアス発生部129から二次転写ローラ48に二次転写バイアスが印加される。したがって、帯電電荷が移って低下した中間転写ベルト41の表面電位もこの二次転写バイアスにより初期状態に戻され、以後の正規の画像形成時に表面電位が低下することはなくなる。なお、この二次転写バイアス印加時にはトナー像はベルトクリーナ49でクリーニング除去されているため、二次転写ローラ48はトナーで汚れることはないのは図7と同様である。
【0058】
以上のように、本発明の画像形成方式は、帯電手段としての帯電ローラ22による帯電領域に対応する中間転写ベルト41上の領域が、二次転写部R2における二次転写バイアス印加領域よりはみ出ないように、二次転バイアス印加及び解除のタイミングを定めたものであり、また、帯電ローラ22により感光体21の帯電を行い、二次転写部R2において中間転写ベルト41からシートSに二次転写を行わないモードにおいて、二次転写部R2において、帯電ローラ22による帯電領域に対応する中間転写ベルト41上の領域全部を含む領域に二次転バイアスを印加するように、二次転バイアス印加及び解除のタイミングを定めたものであり、感光体21からその帯電電荷が中間転写ベルト41に放電により移って中間転写ベルト41の表面電位の低下が起こることがなくなり、一次転写効率の悪化、一次転写不良が発生し難くなる。
【0059】
以上、本発明の画像形成方式を実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。
【0060】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の画像形成方式によると、帯電手段による帯電領域に対応する中間転写媒体上の領域が、二次転写部における二次転写バイアス印加領域よりはみ出ないように、二次転バイアス印加及び解除のタイミングが定められており、また、帯電手段により潜像担持体の帯電を行い、二次転写部において中間転写媒体から記録紙に二次転写を行わないモードを備えており、そのモード時に、二次転写部において、帯電手段による帯電領域に対応する中間転写媒体上の領域全部を含む領域に二次転バイアスを印加するように、二次転バイアス印加及び解除のタイミングが定められているので、潜像担持体からその帯電電荷が中間転写媒体に放電により移って中間転写媒体の表面電位の低下が起こることがなくなり、中間転写媒体の表面電位の変動を最小限に抑えることができるため、一次転写効率の悪化、一次転写不良が発生し難く、装置のコストアップも生じない信頼性のある画像形成装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成方式を適用する画像形成装置の1つの実施形態を示す図である。
【図2】図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】中間転写ベルトと感光体の層構成示す断面図である。
【図4】本発明の画像形成方式における正規の画像形成時の装置のタイミンングチャートを通常の装置のタイミンングチャートと対比して示す図である。
【図5】図4(a)の場合の中間転写ベルト上での二次転写バイアス印加領域と帯電バイアス印加領域との関係を示す図である。
【図6】本発明の動作を立証するための実験結果を示す図である。
【図7】本発明の画像形成方式を適用した濃度調整のためのパッチ画像を形成するモード時のタイミングチャートである。
【図8】本発明の画像形成方式を適用した現像器の感光体への機械的離当接を確認し、感光体のクリーニング部及び中間転写ベルトのベルトクリーナに潤滑材としてトナーを供給するモード時のタイミングチャートである。
【図9】中間転写媒体を備えた画像形成装置の1例を示す図である。
【図10】図9の変形例における中間転写媒体と感光体の層構成示す断面図である。
【符号の説明】
E…エンジン部
S…シート
L…レーザ光
R1…一次転写領域
R2…二次転写領城
PS…パッチセンサ
RS…同期用読取センサ
1…制御ユニット
2…像担持体ユニット
3…露光ユニット
4…転写ユニット
5…定着ユニット
6…給排紙ユニット
11…メインコントローラ
12…エンジンコントロトラ
21…感光体
21a…導電層
21b…感光層
22…帯電ローラ
23…現像部
23Y…イエロー用現像器
23C…シアン用現像器
23M…マゼンタ用現像器
23K…ブラック用現像器
24…クリーニング部
25…現像ローラ
41…中間転写ベルト
41a…導電層
41b…抵抗層
41c…絶縁性基体
42…一次転写バックアップローラ
43、44…ローラ
45…二次転写バックアップローラ
46、47…ローラ
48…二次転写ローラ
49…ベルトクリーナ
50…電極ローラ
61…カセッ
62…手差しトレイ
63…給紙部
64…排紙部
66…再給紙部
111…CPU
112…インターフェース
113…画像メモリ
121…帯電バイアス発生部
122…画像信号切換部
123…CPU
124…パッチ作成モジュール
125…現像バイアス発生部
126…一次転写バイアス発生部
127…RAM
128…ROM
129…二次転写バイアス発生部
630…給紙経路
637…ゲートローラ対
641a、641b…排紙経路
642〜644…ローラ対
661〜663…再給紙ローラ対
664…再給紙経路

Claims (2)

  1. 回転しつつ帯電手段により表面に一様に帯電され、露光手段により選択的に放電されて静電潜像が形成される潜像担持体と、この潜像担持体の表面に選択的に異なる色のカラートナーを付与して前記潜像を可視像とする複数の現像器と、順次異なる色のカラートナーにより現像されたトナー像を中間転写媒体に転写する一次転写部と、中間転写媒体上に重ね合わせられて転写された全色カラートナー像を記録紙に転写する二次転写部とを有し、前記一次転写部においてバイアスを印加するための一次転写バイアス印加電源として定電圧電源が用いられている画像形成装置において、
    前記帯電手段による帯電領域に対応する前記中間転写媒体上の領域が、前記二次転写部における二次転写バイアス印加領域よりはみ出ないように、前記二次転バイアス印加及び解除のタイミングが定められていることを特徴とする画像形成方式。
  2. 回転しつつ帯電手段により表面に一様に帯電され、露光手段により選択的に放電されて静電潜像が形成される潜像担持体と、この潜像担持体の表面に選択的に異なる色のカラートナーを付与して前記潜像を可視像とする複数の現像器と、順次異なる色のカラートナーにより現像されたトナー像を中間転写媒体に転写する一次転写部と、中間転写媒体上に重ね合わせられて転写された全色カラートナー像を記録紙に転写する二次転写部とを有し、前記一次転写部においてバイアスを印加するための一次転写バイアス印加電源として定電圧電源が用いられている画像形成装置において、
    前記帯電手段により前記潜像担持体の帯電を行い、前記二次転写部において前記中間転写媒体から記録紙に二次転写を行わないモードを備えており、
    前記モード時に、前記二次転写部において、前記帯電手段による帯電領域に対応する前記中間転写媒体上の領域全部を含む領域に二次転バイアスを印加するように、前記二次転バイアス印加及び解除のタイミングが定められていることを特徴とする画像形成方式。」
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