JP3698184B2

JP3698184B2 - Paper cutting device

Info

Publication number: JP3698184B2
Application number: JP08656397A
Authority: JP
Inventors: 邦信矢島
Original assignee: Seiko Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp
Priority date: 1997-04-04
Filing date: 1997-04-04
Publication date: 2005-09-21
Anticipated expiration: 2017-04-04
Also published as: JPH10277988A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙切断装置、更に詳しくは各種印刷装置等の機器に装着され印字記録後に給送されてくる縦長の記録紙をカッタ刃に当接させて更に移動させることにより記録紙を切断する紙切断装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種の従来の紙切断装置を図４乃至図６に示す。図６（ａ）は従来技術の印刷装置に配置されたカッタ部の平面図であり、図６（ｂ）はカッタ刃の詳細図である。図５は従来の紙切断装置のカッタ取付部の代表例の断面説明図、図４はカッタ刃の詳細図である。
【０００３】
紙切断装置は、プリンター等の各種印刷機器３の出口部に配置されており、カッタ刃７はカッタ取付フレーム２に取付けられその刃部が切断位置の上流側の搬送経路と略平行となるように配置されている。カッタ刃７は、図４に示すように、刃部の形状はノコギリ刃状の刃高Ｈおよび等ピッチＰで形成され、且つその刃先の先端部ウは直線上に多数並んでいるものである。
【０００４】
上記構成のものにおいては、印刷機器３から送り出されたレシート６は、アから上方の矢印イ方向へ搬送され、カット時にオペレータにより矢印オ方向へ引っ張られ、カッタ７の先端部ウに当接して切断される。この場合、カッタの刃部面７ａと切断位置の上流側のレシート６とのなす曲げ角度θ１は大きいほど、また引っ張り角度θ２は小さいほど切れ味は向上するものである。
【０００５】
また、他の従来例として例えば、実開平２ー６５５６１号公報記載のように、カッタの刃先の形状を両端部と中央部とで変えているものがあった。この何れもが、その刃先の先端が直線上に配置されているものであり、全て刃先が記録紙と同時に当接可能に構成されて記録紙の出口に配置されているものであった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の紙切断装置では、全紙幅に多数の刃先が当接していることから、切断するに大きな力を要することから、オペレーターは刃部に対してレシートを一方の端から切断しようと斜めに当接させる。その結果、レシートは一方の端が刃部から外れて全幅がカットされず紙の端部がちぎれてしまうという課題があった。レシート６と刃先部ウとのいつきが悪い場合はレシート６が幅方向に移動して刃部から外れる量が多くなり、切断品質は大変悪いものであった。
【０００７】
又、この従来例の課題を防止するために、切断時のレシートが刃部付近で幅方向に移動しないように常時レシートと当接するように構成されるものもあったがその場合は、レシートの搬送時、特にはレシートの挿入時にレシートが刃部と当接して紙ジャム（紙詰まり）の原因となった。
【０００８】
本発明の目的は、上述の欠点を除去し、カッタの記録紙切断時に紙の全幅がカットされ端部のちぎれを防止する切れ味性能の向上および、搬送される記録紙のカッタ刃への引っかかりによる紙ジャムの防止の両立をはかった信頼性の高い紙切断装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明の紙切断装置は、各種印刷装置内部から給送されてくる記録紙をカッタ刃に当接させて切断する手動式の紙切断装置において、
前記カッタ刃は、前記記録紙とは記録紙幅の両端から当接するように刃の先端部が湾曲を形成する鋸歯状に形成され、
前記鋸歯状の刃先の高さは両端部の範囲のものは中央部の範囲のものよりも高く形成されると共に、刃先角度は、両端部の範囲の刃先角度が中央部の範囲の刃先角度よりも小さく形成されていることを特徴とする。
【００１０】
上記構成にすることにより、カッタ刃にたいして記録紙が幅方向に所望する位置から多少離れた位置に搬送されたとしても、切断時に記録紙をカッタ側に移動すると刃の先端部が湾曲に形成されているので、記録紙の必ず両端から当接して切断され、記録紙がいったん切断し始めると切断しやすくなる応力集中効果から切れ味は向上する。
また、上記構成にすることにより、切断時に記録紙とは複数の刃先が当接するので相対移動を防ぎ切れ味は向上する。
また、上記構成にすることにより、カッタ刃は、中央部に比して両端側の刃先が鋭利で且つ突出しているので、更に両端側から切断されやすくなると共に、切断時の力を少なくすることができるのでより切れ味が向上する。
【００１５】
また更には、カッタ刃の上流側に記録紙の搬送路の一部を形成する案内部であって、記録紙の幅方向にカッタ刃側を底部とし両端側が突出する略凹形状曲面の案内部を備えていることを特徴とする。
【００１６】
上記構成にすることにより、記録紙の直進性が向上するのでカッタ刃と記録紙の幅方向の相対位置は大きく変化しないので記録紙の幅に対しカッタ刃の幅を大きくとる必要がなく小型化できる。
【００１７】
従って、本発明によれば、カッタの記録紙切断の切れ味性能（ロール紙切断性能）が向上し、かつ送り出される記録紙の刃先への引っかかりによるジャム（紙詰まり）の発生がなくなる。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態の一例を、図面に基づいて説明する。
【００１９】
図１（Ａ）は、本発明の一実施例のカッタの全体の形状を示す正面図、同図（Ｂ）はその側面図である。
【００２０】
図１において、１０はシート材を切断するカッタであり、１１はカッタ１０の下部に開孔した一対の取付用孔である。また、１０−１，１０ー２はカッタ１０の刃先の両端部、１０ー３はその刃先の残り中央部、θ１はカッタ１０の曲げ角度、Ｈ１、Ｈ２は刃先の高さ、Ｐ１、Ｐ２は刃先のピッチ、Ｚ１、Ｚ２は刃先角度、Ｒは刃先端ウの全体形状の曲率半径である。
【００２１】
図１のように本願発明のカッタ刃１０は、刃先端ウが曲率Ｒの軌跡上にあって、且つ、その高さは両端部１０−１，１０ー２の範囲のものは、中央部１０−３の範囲のものよりも高く形成されている。
【００２２】
更に、カッタ刃１０の刃先角度は、両端部１０ー１，１０ー２の範囲の刃先角度Ｚ１が中央部１０ー３の範囲の刃先角度Ｚ２よりも、安全性に支障のない程度まで小さく形成されている。
【００２３】
従って、実施例のカッタ刃１０は、図示のようにわん曲形状となり、カッタ刃両端部分は刃先が鋭角で刃高が高い細目ノコギリ刃状となり、カッタ刃中央部分は刃先角度が少し広く刃高が低い太目ノコギリ刃状となる。そして、両端の細目部分および中央の太目部分の各刃先をつなぐと、中央部分が低いわん曲形状をもったカッタとなる。
【００２４】
図２は、図１のカッタ刃１０を取付けた本発明の紙切断装置の構成例を示す。
【００２５】
従来例の図５とはカッタ刃が本願のカッタ刃１０に置き換わったものであり、従来と同じもしくは同等の部品には同符号を付した。
【００２６】
次に、レシートの切断状況を説明する。プリンター等の機器３のアの位置から矢印イ方向へ送り出されたレシートは、カット時にオペレータにより矢印オ方向へ引っ張られ、カッタ刃１０の先端部ウに当接する。カッタ刃１０の先端部ウは、中央部１０−３がわん曲により後退していること、及び両端部１０−１，１０−２が中央部１０−３より高いことより、当接初期において、レシート６はその両端部のみががカッタ刃１０と当接する。
【００２７】
レシート６を更に矢印オ方向へ引っ張って移動させると、レシート６は、その両端部から切断されて中央部も切断される。
【００２８】
特に、本願は、カッタ刃１０の両端部分に鋭角の刃先を配置したことにより、レシート６との食いつきが良好で、レシート６幅方向に移動しにくいものである。例え、移動したとしても、刃の先端部が湾曲形状となっていることから中央部に移動されるので、レシート６がカッタ刃１０から外れることはなく、従って、カットされないでちぎれてしまうことは無く、切断品質は大きく向上するものとなる。
【００２９】
更に、カッタ刃１０による切れ味は、カッタ刃１０の先端部ウにおいて、案内部である刃部面１０ａと切断位置の上流側のレシート６とのなす曲げ角度θ１を大きくした方がよくなる。
【００３０】
上ケース４とカッタ刃１０の先端部ウまでの寸法カは近い方がより引っ張り角度θ２を小さく設定できる。レシート６の切断時は、カッタ刃１０の刃の先端部に対するレシートの引っ張り角度θ２が鋭角なほど、切断性能が向上する。
【００３１】
尚、本実施例では、カッタ刃１０の中央部を引くし刃先角度も大きくすることにより、手に怪我をしてしまう等の危険性が大きく低下させることができた。
【００３２】
次に、本願実施の形態の第２例を図３を用いて説明する。
【００３３】
さらに、図３は、カッタの平面図であり、前述の第１例との異なる点は、第１例の案内部の刃部面１０ａが平面であるのに対し第２例の案内部である刃部面１０ｂは、その面の中央部がレシート６から離れるような凹面に形成した点である。
【００３４】
このことにより、レシート６の両端部のくいつきがより向上すると共に、当接する記録紙も凹形状となって記録紙の剛性がましてその直進性が大きく向上する。従って、レシートを手切りカットするときの力の方向が、多少変わってもその進行方向に与える影響が少なくなることことから、記録紙の幅に対しカッタ刃の幅を大きくとる必要がなく小型化できる。
【００３５】
また、操作からみると右手を使って右側から、左手を使って左側からというように、左右どちらからでも円滑にカットすることができる。
【００３６】
また、紙案内の出口の形状をわん曲形状にして記録紙に曲面形状をつける構造にすると、更にカット性能が向上する。
【００３７】
上述の本実施例は、人の手など外部からの力によってレシートをカッタの刃に押し当てて切断する紙切断装置に関するものであり、外力の方向には図２に示すような矢印オ方向を中心にしてある程度のバラツキがあるので、比較的良好な切れ味を実現する上では、図２に示したθ２の角度をより鋭角にするよう、上ケースとの距離カおよび上ケースに突起物のない形状等を心がけることが大切である。
【００３８】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、カッタの先端を曲げて接触角度を大きくするのではなく全体の曲げ角度を大きくして、レシートの送り出しを円滑にすると供に、カッタ刃にわん曲形状をつけ両端部を高くすることにより引っ張り角度をできるだけ小さくしてよりレシートの接触をよくしている。またカッタ刃先の形状も両端を刃先角度の鋭角な、刃高の高い細目ノコギリ刃状に形成し、残りの中央部の刃先を刃高の低い刃先角度の広い、ピッチの広い太目ノコギリ刃状に形成したので、レシートの端部がちぎれることなくカットできることとなりレシートの切れ味を向上させ、尚かつ安全面にも配慮したカッタ刃にすることができた。さらに、中央部が低い曲面形状のカッタ刃を使えば、レシートの中央部に向かって曲面が付いているので、手切りカットするとき力の方向に刃が向いているため、左右どちらからでも滑らかにカットすることができる。また、印字後の記録紙に紙案内にわん曲形状をつけることにより、カッタが通常のものでも両端部の接触がよくなり滑らかにカットすることができる。従って本発明によれば、カッタのレシート切断の切れ味性能（シート切断性能）が向上し、かつ送り出されるレシートのカッタ刃先への引っかかりによる紙ジャム（紙詰り）の発生がなくなる。また、手切りカットの操作性の向上がみこまれる。
【００３９】
よって、本発明によれば、レシートの切断性能、操作性能を大幅に改善し、レシートの発行等による切断手段を、簡単な構成で尚かつ極めて低コストで提供できる大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態を示すカッタの正面図および側面図。
【図２】本発明の一実施形態を示す断面図。
【図３】本発明の第２の実施形態を示すカッタの平面図。
【図４】従来技術の例を示すカッタの正面図および側面図。
【図５】従来技術の例を示す断面図。
【図６】従来技術の例を示す平面図。
【符号の説明】
１ロール紙カバー
２カッタ取付フレーム
３プリンター等の機器
４上ケース
５前カバー
６レシート
７カッタ
８カッタ取付孔
１０カッタ
１１カッタ取付孔
１２カッタ
θ１カッタ曲げ角度
θ２シートと刃先の引っ張り角度
Ｐピッチ
Ｈ刃高
Ｚ刃先角度[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention cuts a recording paper by contacting a cutter blade with a vertically long recording paper that is mounted on a paper cutting device, more specifically, various printing devices, and is fed after printing and recording. The present invention relates to a paper cutting device.
[0002]
[Prior art]
A conventional paper cutting apparatus of this type is shown in FIGS. FIG. 6A is a plan view of a cutter unit arranged in a conventional printing apparatus, and FIG. 6B is a detailed view of a cutter blade. FIG. 5 is a cross-sectional explanatory view of a typical example of a cutter mounting portion of a conventional paper cutting device, and FIG. 4 is a detailed view of a cutter blade.
[0003]
The paper cutting device is disposed at the exit of various printing devices 3 such as a printer, and the cutter blade 7 is attached to the cutter mounting frame 2 so that the blade is substantially parallel to the conveyance path on the upstream side of the cutting position. Is arranged. As shown in FIG. 4, the cutter blade 7 is formed with a saw blade-shaped blade height H and an equal pitch P, and a large number of tips C of the blade tip are arranged in a straight line. .
[0004]
In the above configuration, the receipt 6 sent out from the printing device 3 is conveyed in the direction indicated by the arrow A above from A, pulled by the operator in the direction indicated by the arrow O at the time of cutting, and brought into contact with the distal end portion C of the cutter 7. Disconnected. In this case, the sharpness improves as the bending angle θ1 formed by the cutter blade surface 7a and the receipt 6 upstream of the cutting position increases and as the pulling angle θ2 decreases.
[0005]
Further, as another conventional example, for example, as described in Japanese Utility Model Laid-Open No. 2-65561, there is one in which the shape of the cutting edge of the cutter is changed between the both end portions and the central portion. In either case, the tip of the blade edge is arranged on a straight line, and all the blade edges are arranged so as to be able to contact simultaneously with the recording paper and are arranged at the outlet of the recording paper.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional paper cutting device, since a large number of cutting edges are in contact with the entire paper width, a large force is required for cutting. Therefore, the operator is inclined to cut the receipt from one end with respect to the blade portion. Abut. As a result, there was a problem that one end of the receipt was detached from the blade portion and the entire width was not cut and the end portion of the paper was torn off. When the contact between the receipt 6 and the blade edge portion c was bad, the amount of the receipt 6 moving in the width direction and coming off from the blade portion increased, and the cutting quality was very bad.
[0007]
In addition, in order to prevent the problems of this conventional example, there are some which are configured to always contact the receipt so that the receipt at the time of cutting does not move in the width direction near the blade portion. When transporting, especially when inserting a receipt, the receipt abuts against the blade, causing a paper jam (paper jam).
[0008]
The object of the present invention is to eliminate the above-mentioned drawbacks, improve the sharpness performance of cutting the entire width of the paper when cutting the recording paper of the cutter and prevent the tearing of the edge, and catching the conveyed recording paper on the cutter blade It is an object of the present invention to provide a highly reliable paper cutting device that achieves both paper jam prevention.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The paper cutting device of the present invention is a manual paper cutting device that cuts recording paper fed from the inside of various printing devices in contact with a cutter blade,
The cutter blade is formed in a sawtooth shape in which the tip of the blade forms a curve so as to come into contact with the recording paper from both ends of the recording paper width ,
The height of the serrated blade edge is formed higher in the range of both ends than in the range of the central portion, and the blade edge angle is larger than the blade edge angle in the range of the central portion. characterized that you are also formed small.
[0010]
With the above configuration, even if the recording paper is conveyed to a position slightly apart from the desired position in the width direction with respect to the cutter blade, when the recording paper is moved to the cutter side during cutting, the tip of the blade is formed in a curved shape. Therefore, the sharpness of the recording paper is improved by the stress concentration effect that makes it easy to cut once the recording paper starts to cut.
Further, with the above configuration, a plurality of cutting edges come into contact with the recording paper at the time of cutting, so that relative movement is prevented and sharpness is improved.
In addition, with the above configuration, the cutter blade has a sharper and more protruding edge than the center portion, so that it is easier to be cut from both ends and the force at the time of cutting is reduced. Can improve the sharpness.
[0015]
Still further, a guide portion that forms a part of the recording paper conveyance path upstream of the cutter blade, the guide portion having a substantially concave curved surface that protrudes from the cutter blade side at the bottom in the width direction of the recording paper. It is characterized by having.
[0016]
By adopting the above configuration, the straightness of the recording paper is improved, so the relative position in the width direction of the cutter blade and the recording paper does not change greatly, so it is not necessary to make the cutter blade wider than the width of the recording paper and downsizing it can.
[0017]
Therefore, according to the present invention, the cutting performance (roll paper cutting performance) of the recording paper of the cutter is improved, and jamming (paper jam) due to catching of the fed recording paper on the blade edge is eliminated.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an example of an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
FIG. 1A is a front view showing the overall shape of a cutter according to an embodiment of the present invention, and FIG. 1B is a side view thereof.
[0020]
In FIG. 1, reference numeral 10 denotes a cutter that cuts the sheet material, and reference numeral 11 denotes a pair of mounting holes opened in the lower part of the cutter 10. Further, 10-1 and 10-2 are both end portions of the cutting edge of the cutter 10, 10-3 is a remaining central portion of the cutting edge, θ1 is a bending angle of the cutter 10, H1 and H2 are heights of the cutting edge, and P1 and P2 are The pitch of the cutting edge, Z1 and Z2 are the cutting edge angle, and R is the curvature radius of the entire shape of the blade tip c.
[0021]
As shown in FIG. 1, the cutter blade 10 of the present invention has a blade tip C on the locus of curvature R and a height in the range of both end portions 10-1 and 10-2 is the center portion 10. It is formed higher than the range of -3.
[0022]
Further, the cutting edge angle of the cutter blade 10 is formed to be smaller to the extent that the cutting edge angle Z1 in the range of both end portions 10-1 and 10-2 does not hinder the safety than the cutting edge angle Z2 in the range of the central portion 10-3. Has been.
[0023]
Therefore, the cutter blade 10 according to the embodiment has a curved shape as shown in the drawing, the cutter blade both ends have a fine saw blade shape with a sharp edge and a high blade height, and the cutter blade has a slightly wider blade angle at the blade edge angle. Is a low-profile saw blade. When the cutting edges of the fine portions at both ends and the thick portions at the center are connected, a cutter having a curved shape with a low central portion is obtained.
[0024]
FIG. 2 shows a configuration example of the paper cutting device of the present invention to which the cutter blade 10 of FIG. 1 is attached.
[0025]
In FIG. 5 of the conventional example, the cutter blade is replaced with the cutter blade 10 of the present application, and the same reference numerals are given to the same or equivalent parts as the conventional one.
[0026]
Next, the cutting state of the receipt will be described. The receipt sent in the direction of the arrow A from the position of the device 3 such as a printer is pulled in the direction of the arrow E by the operator at the time of cutting, and comes into contact with the distal end c of the cutter blade 10. At the initial stage of contact, the front end portion c of the cutter blade 10 has the central portion 10-3 retracted due to bending and both end portions 10-1 and 10-2 are higher than the central portion 10-3. Only the both ends of the receipt 6 abut against the cutter blade 10.
[0027]
When the receipt 6 is further pulled and moved in the direction of arrow E, the receipt 6 is cut from both ends thereof, and the central portion is also cut.
[0028]
In particular, according to the present application, the cutting edge with the acute angle is disposed at both end portions of the cutter blade 10 so that the biting with the receipt 6 is good and the movement in the width direction of the receipt 6 is difficult. Even if it moves, since the tip of the blade has a curved shape and is moved to the center, the receipt 6 will not come off from the cutter blade 10, and therefore it will be cut without being cut. In this case, the cutting quality is greatly improved.
[0029]
Further, the sharpness of the cutter blade 10 is preferably improved by increasing the bending angle θ1 between the blade surface 10a serving as a guide and the receipt 6 on the upstream side of the cutting position at the tip end c of the cutter blade 10.
[0030]
The closer the distance between the upper case 4 and the tip of the cutter blade 10 is, the smaller the pulling angle θ2 can be set. When cutting the receipt 6, the cutting performance improves as the receipt pull angle θ2 with respect to the tip of the cutter blade 10 becomes sharper.
[0031]
In the present embodiment, by pulling the center portion of the cutter blade 10 and increasing the blade edge angle, the risk of injury to the hand could be greatly reduced.
[0032]
Next, a second example of the present embodiment will be described with reference to FIG.
[0033]
Further, FIG. 3 is a plan view of the cutter. The difference from the first example described above is the guide part of the second example, whereas the blade part surface 10a of the guide part of the first example is flat. The blade surface 10b is a point formed in a concave surface such that the central portion of the surface is separated from the receipt 6.
[0034]
As a result, the clinging of the both ends of the receipt 6 is further improved, and the recording paper that comes into contact also becomes concave, which increases the rigidity of the recording paper and greatly improves its straightness. Therefore, even if the direction of force when manually cutting the receipt is slightly changed, the effect on the direction of travel is reduced, so there is no need to increase the width of the cutter blade relative to the width of the recording paper. it can.
[0035]
From the viewpoint of operation, the right hand can be used to cut from the right side, and the left hand to use the left side.
[0036]
In addition, when the shape of the exit of the paper guide is curved and the recording paper is curved, the cutting performance is further improved.
[0037]
The above-described embodiment relates to a paper cutting device that presses a receipt against a cutter blade by an external force such as a human hand, and cuts the direction of an arrow O as shown in FIG. Since there is some variation at the center, in order to achieve a relatively good sharpness, there is no protrusion on the distance from the upper case and the upper case so that the angle θ2 shown in FIG. It is important to keep in mind the shape.
[0038]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the cutting edge is bent to increase the overall bending angle rather than bend the tip of the cutter to make the receipt smooth, and the cutter blade is curved. The height of both ends is increased by making the pulling angle as small as possible to improve the contact of the receipt. The cutter edge also has a sharp edge with a sharp edge and a fine saw blade shape with a high blade height. Since it was formed, the end portion of the receipt could be cut without tearing, and the sharpness of the receipt could be improved, and a cutter blade that also considered safety could be obtained. In addition, if you use a cutter blade with a curved surface at the center, the curved surface is attached toward the center of the receipt. Can be cut. Further, by forming a curved shape in the paper guide on the recording paper after printing, even if the cutter is a normal one, the contact at both ends is improved and the paper can be cut smoothly. Therefore, according to the present invention, the cutting performance (sheet cutting performance) of the receipt cutting of the cutter is improved, and the occurrence of paper jam (paper jam) due to catching of the delivered receipt on the cutter blade edge is eliminated. Moreover, the improvement of the operability of the hand cut is seen.
[0039]
Therefore, according to the present invention, there is a great effect that the cutting performance and operating performance of the receipt are greatly improved, and a cutting means by issuing a receipt or the like can be provided with a simple configuration and at an extremely low cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view and a side view of a cutter showing one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a plan view of a cutter showing a second embodiment of the present invention.
FIGS. 4A and 4B are a front view and a side view of a cutter showing an example of the prior art. FIGS.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing an example of a conventional technique.
FIG. 6 is a plan view showing an example of the prior art.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Roll paper cover 2 Cutter mounting frame 3 Printer etc. 4 Upper case 5 Front cover 6 Receipt 7 Cutter 8 Cutter mounting hole 10 Cutter 11 Cutter mounting hole 12 Cutter θ1 Cutter bending angle θ2 Pulling angle P of sheet and blade edge P Pitch H Blade High Z edge angle

Claims

各種印刷装置内部から給送されてくる記録紙をカッタ刃に当接させて切断する手動式の紙切断装置において、
前記カッタ刃は、前記記録紙とは記録紙幅の両端から当接するように刃の先端部が湾曲を形成する鋸歯状に形成され、
前記鋸歯状の刃先の高さは両端部の範囲のものは中央部の範囲のものよりも高く形成されると共に、刃先角度は、両端部の範囲の刃先角度が中央部の範囲の刃先角度よりも小さく形成されていることを特徴とする紙切断装置。In a manual paper cutting device that cuts recording paper fed from the inside of various printing devices in contact with the cutter blade,
The cutter blade is formed in a sawtooth shape in which the tip of the blade forms a curve so as to come into contact with the recording paper from both ends of the recording paper width ,
The height of the serrated blade edge is formed higher in the range of both ends than in the range of the central portion, and the blade edge angle is larger than the blade edge angle of the range of the central portion. paper cutting apparatus, characterized in that it is also formed small.

前記カッタ刃の上流側に前記記録紙の搬送路の一部を形成する案内部であって、前記記録紙の幅方向に前記カッタ刃側を底部とし両端側が突出する略凹形状曲面の案内部を備えていることを特徴とする請求項１記載の紙切断装置。 A guide part that forms a part of the conveyance path of the recording paper on the upstream side of the cutter blade, and has a substantially concave curved surface that protrudes from the cutter blade side at the bottom in the width direction of the recording paper. The paper cutting device according to claim 1, further comprising: