JP3695439B2 - 化粧サイドパネル取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、化粧サイドパネル取付構造に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、厚物・薄物を問わず様々な化粧サイドパネルを外観よく、容易に且つ確実に箱体の側板に取り付けることのできる、新しい化粧サイドパネル取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、収納庫や収納箱、棚、家具等の箱体(扉の有無は問わない)にあっては、その側板に化粧サイドパネルを取り付けて、外観性・意匠性の向上を図ることがしばしばある。
【0003】
この化粧サイドパネルの取付構造については、側板と化粧サイドパネルとにダボ孔を設け、両ダボ孔に嵌合させたダボによって側板と化粧サイドパネルとを連結固定するようにしたものが既に提案されている(特許文献1参照)。これによれば、化粧サイドパネルの外面からの釘打ちやネジ止めを必要とせず、化粧サイドパネルをその外観・意匠を損ねることなく所定位置にて取り付けることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−244号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1記載の取付構造では、ダボ孔を設けるために化粧サイドパネルを厚物とする必要があり、ダボ孔を穿孔できない薄物の化粧サイドパネルの使用は考慮できず、使用できる化粧サイドパネルの種類が限定されてしまうという不都合が考えられる。もちろん薄物についても釘打ちやネジ止めは避ける必要がある。
【0006】
そこで、この出願の発明は、以上のとおりの事情に鑑み、薄物の化粧サイドパネルであってもその外観・意匠を損ねることなく、容易に且つ確実に箱体の側板に取り付けることのできる、新しい化粧サイドパネル取付構造を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、箱体の側板に化粧サイドパネルを取り付ける化粧サイドパネル取付構造であって、箱体の側板の前端部に、箱体方向に膨らんだ差込補助空間を持つパネル差込溝部を有する見切り部材を取り付け、化粧サイドパネルの前端部を見切り部材のパネル差込溝部に差し込み、化粧サイドパネルの側面部を箱体の側板に接着させるようにしたことを特徴とする化粧サイドパネル取付構造を提供する。
【0008】
また、第2には、前記見切り部材には、その取付時に箱体の側板の前端角部に当たる位置決め凸部が設けられていることを特徴とする化粧サイドパネル取付構造、第3には、前記見切り部材のパネル差込溝部は、外方に膨らんだ差込補助空間を有していることを特徴とする化粧サイドパネル取付構造を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
上記のとおりの特徴を有するこの出願の発明によれば、たとえば図1〜図4に例示したように、箱体(1)の側板(11)の前端部にパネル差込溝部(31)を有する見切り部材(3)を取り付け、化粧サイドパネル(2)の前端部(21)を見切り部材(3)のパネル差込溝部(31)に差し込み、化粧サイドパネル(2)の側面部(22)を箱体(1)の側板(11)に接着させるようにすることで、厚物・薄物を問わず様々な種類の化粧サイドパネル(2)を、外面からの釘打ちやネジ止めをすることなく、外観よく、容易に且つ確実に箱体(1)の側板(11)へ取り付けることができる。また、見切り部材(3)の存在によって、化粧サイドパネル(2)の前木口部分を隠して綺麗な仕上がりを確保でき、さらにはその強度も高く維持できるようになる。
【0010】
より具体的には、図1〜図4の実施形態では、まず、見切り部材(3)は、箱体(1)の側板(11)の前端部側面に沿って当接して固定ネジ(4)(図3および図4参照)によるネジ固定や接着固定等によって取付固定される長平板状の取付片部(32)と、取付片部(32)の前端から延びた屈折板片でなるパネル差込溝部(31)とを有しており、全体で断面略L字形状をなしている。パネル差込溝部(31)は、取付片部(32)が側板(11)に取付固定された状態でその溝開口部分が箱体(1)の後方向を向くようになる。
【0011】
そして、この見切り部材(3)を利用して化粧サイドパネル(2)を箱体(1)の側板(11)に取り付けるのであるが、このとき、まず化粧サイドパネル(2)の前端部(21)を見切り部材(3)のパネル差込溝(31)へ斜め方向から差し込み、そのまま化粧サイドパネル(2)全体を側板(11)方向へ押して(図1中の矢印)その側面部(22)を側板(11)へ略当接させ、後は両面テープや接着剤等の接着手段(図示ナシ)により側面部(22)と側板(11)とを接着させる。
【0012】
これにより、化粧サイドパネル(2)自体には取付のための細工を何ら施す必要がないので、厚物であっても薄物であっても極めて簡単に箱体(1)の側板(11)への取り付けを実現することができ、もちろん釘打ちやネジ打ちもないので化粧面の外観・意匠を損ねることもない。また、見切り部材(3)のパネル差込溝(31)内に前端部(21)が差し込まれているので取付も所定位置にしっかりと決まる。さらには、パネル差込溝(31)に差し込まれた前端部(21)は外からは見えず覆い隠されることになるので、化粧サイドパネル(2)の前木口部分の綺麗な仕上がりを確保でき、且つ破損等も防止できる。すなわち、見切り部材(3)は、化粧サイドパネル(2)に対する取付機能だけでなく、その外観・強度保護機能をも果たしているのであり、そして当然に箱体(1)全体の外観性・意匠性の向上をももたらしている。この見切り部材(3)は、上記各機能の実現上、化粧サイドパネル(2)の高さ方向の略全長にわたる長尺物とすることが好ましく、たとえば押出し成形品が考慮される。
【0013】
以上の見切り部材(3)については、さらに、その取付時に箱体(1)の側板(11)の前端角部に当たる位置決め凸部(33)が設けられていることが好ましい。図1〜図4の実施形態では、取付片部(32)の前端から側板(11)方向に突出した突起片状の位置決め凸部(33)が設けられている。この位置決め凸部(33)を、取付片部(32)を側板(11)に略当接させる際に側板(11)の前端角部にあてがうことで、より正確な位置決めを実現できるのである。
【0014】
一方、見切り部材(3)のパネル差込溝部(31)については、箱体(1)方向に膨らんだ差込補助空間(31a)を有していること、ならびに、外方つまり箱体(1)とは反対の方向に膨らんだ差込補助空間(31b)を有していることがより好ましい。これらの差込補助空間(31a)(31b)の存在によって、化粧サイドパネル(2)の前端部(21)の差込時に、前端部(21)が挿入し易くまた差込状態で化粧サイドパネル(2)全体を側板(11)方向へ押す作業がよりやり易くなる。
【0015】
図1〜図4の実施形態では差込補助空間(31a)(31b)を有する形態となっているが、もちろんいずれか一方のみを有する形態でもよく、化粧サイドパネル(2)の前端部(21)の差し込みを容易ならしめる適宜の形態を考慮できる。
【0016】
また、図5は図4と同様に箱体(1)が扉(12)を備えた場合の実施形態、図6は扉(12)がない場合の実施形態であり、図4および図5ではパネル差込溝部(31)が扉(12)の厚さ分だけ取付片部(32)から前方に突出して設けられ、パネル差込溝部(31)の見切り前面(31c)と扉(12)の前面とが略面一になるように構成されており、図6では扉(12)がないのでパネル差込溝部(31)は取付片部(32)の前端からすぐ横に折れ曲がって設けられ、側板(11)の前端面と略面一になるように構成されている。この構成により扉(12)の有無にかかわりなく箱体(1)全体の外観性・意匠性のさらなる向上が図られる。
【0017】
またさらに、差込補助空間(31b)が設けられている図1〜図6の場合では、差し込まれた化粧サイドパネル(2)の前端部(21)を押える押え片(31d)がパネル差込溝(31)の内方に向かって設けられており、この押え片(31d)によって差込補助空間(31b)の膨らみがかたち作られているとともに、その先端が前端部(21)外面に当たって化粧サイドパネル(2)のガタツキを防ぎ、よりしっかりとした側板(11)への取付けを実現している。
【0018】
もちろん、この出願の発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能である。
【0019】
【発明の効果】
以上詳しく説明したとおり、この出願の発明によって、厚物・薄物を問わず様々な種類の化粧サイドパネルを、外面からの釘打ちやネジ止めをすることなく、外観よく、容易に且つ確実に箱体の側板へ取り付けることができ、また化粧サイドパネルの前木口部分を隠して綺麗な仕上がりを確保でき、さらにはその強度も高く維持することのできる、新しい化粧サイドパネル取付構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の一実施形態を示した平面図である。
【図2】図1の実施形態における見切り部材を説明するための斜視図である。
【図3】図1の実施形態における見切り部材を説明するための断面図である。
【図4】図1の実施形態を説明するための断面図である。
【図5】この出願の発明の別の一実施形態を示した断面図である。
【図6】この出願の発明のさらに別の一実施形態を示した断面図である。
【符号の説明】
1 箱体
11 側板
12 扉
2 化粧サイドパネル
21 前端部
22 側面部
3 見切り部材
31 パネル差込溝部
31a 差込補助空間
31b 差込補助空間
31c 見切り前面
31d 押え片
32 取付片部
33 位置決め凸部
4 固定ネジ

Claims (3)

  1. 箱体の側板に化粧サイドパネルを取り付ける化粧サイドパネル取付構造であって、箱体の側板の前端部に、箱体方向に膨らんだ差込補助空間を持つパネル差込溝部を有する見切り部材を取り付け、化粧サイドパネルの前端部を見切り部材のパネル差込溝部に差し込み、化粧サイドパネルの側面部を箱体の側板に接着させるようにしたことを特徴とする化粧サイドパネル取付構造。
  2. 見切り部材には、その取付時に箱体の側板の前端角部に当たる位置決め凸部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の化粧サイドパネル取付構造。
  3. 見切り部材のパネル差込溝部は、外方に膨らんだ差込補助空間を有していることを特徴とする請求項1または2記載の化粧サイドパネル取付構造。
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