JP3693830B2 - Connection structure of cover body in rotary tiller - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロータリ耕耘機におけるカバー体の連結構造に係り、詳しくは、中間カバーに固設したブラケットによって、中間カバーとロータリカバーの後端部とを支持するとともに、中間カバーとリヤカバーの前端部とを支持するようにし、構造が簡単でありながら、強度的に優れたカバー体の連結構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、トラクタの後部に装着されるロータリ耕耘機には、ロータリカバーの後端部にリヤカバーが連結され、耕耘軸を中心にロータリカバーを前後回動させることにより、リヤカバーを作業条件に適応した位置に回動調節して耕耘作業を行っているが、耕耘土塊の持回りや後方への流れを円滑にするためには、リヤカバーの下方空間の懐を深くする必要から、ロータリカバーの後端部に中間カバーを連結し、中間カバーの後端部にリヤカバーを連結して耕耘作業を行っている。
【０００３】
ところが、従来のロータリカバーと中間カバーおよびリヤカバーは、それぞれ両端で軸支して連結されているので、リヤカバーを作業条件に適応した位置に調節するために、ロータリカバーを前後回動させると、軸支部が強度的に曲げ荷重に対して弱く、中央部が変形し易くなるという不具合があり、一方強度を確保するために板厚を厚くして補強すると、重量が重くなって前後回動操作が円滑にできなくなるという不具合もある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記のような実状に鑑み、従来の不具合を解決すべく創案されたものであって、その意図するところは、中間カバーにブラケットを固設し、該ブラケットを支持部材としてロータリカバーと中間カバーとを支持するとともに、リヤカバーと中間カバーとを支持することにより、構造が簡単で軽量化ができ、しかも強度的に優れたロータリ耕耘機におけるカバー体の連結構造を提供することを課題とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明が採用した第１の技術手段は、ロータリカバーの後端部とリヤカバーの前端部とを中間カバーを介して連結し、リヤカバーをロータリカバーおよび中間カバーとともに耕耘軸を中心に前後回動自在に構成したロータリ耕耘機のカバー体において、上記中間カバーの中央部上面に開口部をロータリカバー側に向けて平面視コ字状に形成したブラケットを固設するとともに、上記ブラケットの前端部で中間カバーとロータリカバーの後端部とを支持し、かつブラケットの後端部でリヤカバーの前端部を支持するように構成したことを特徴とするものである。
【０００６】
本発明が採用した第２の技術手段は、中間カバーに固設した上記ブラケットの前端部をロータリカバーの中央後部に固設したブラケットに穿設した前後方向の長穴に連結ピンを介して枢支し、中間カバーの回動支点を上記長穴内で、摺動可能に支持したことを特徴とするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図１ないし図６において、１はトラクタ、２はトラクタ１の後部に連結されたロータリ耕耘機であって、該ロータリ耕耘機２は機体の中央部にギヤケース３が固設され、その上部には側面視略Ｖ字状に形成された２枚の板材からなる側板４ａ、４ｂを所要の間隔を存して対向状に立設してなるトップマスト４が固定されている。該トップマスト４は、その前方側上部がトラクタ１に設けたオートヒッチ５に連結ピン６を介して連結されており、後部側上部には図示しない尾輪や畦立器７ａなどを装着するためのツールバー７がネジ式調節装置８を介して上下角度調節自在に支持されている。
【０００８】
９は機体の一側に配設されたチェンケースであって、該チェンケース９はギヤケース３から左右に延設されたアーム１０の一端に固設されており、該チェンケース９とアーム１０の他端に固定されたサイドプレート１１とによって、耕耘爪１２ａを装着した耕耘軸１２が支持され、該耕耘軸１２がチェンケース９に内装した伝動機構により回転駆動されるようになっている。
【０００９】
１３は耕耘軸１２にし装着した耕耘爪１２ａの回転軌跡の上方を覆うロータリカバーであって、該ロータリカバー１３は側面視円弧状に形成した天板１３ａと、その左右両側に形成した側板１３ｂとからなり、耕耘軸１２を中心に前後回動自在に構成されている。ロータリカバー１３の中央後部上面には補強板１４ａが固設され、該補強板１４ａを介してロータリカバー１３の前後回動を支持するブラケット１４が、その後部側をロータリカバー１３の後端部より後方に突出させた状態で固設されている。ブラケット１４は２枚の板材によって形成した側板１４ｂ、１４ｃを所要の間隔を存して対向状に立設して構成され、それぞれの側板１４ｂ、１４ｃには前後方向の長穴１４ｄ、１４ｄが穿設されている。
【００１０】
上記ロータリカバー１３の後端部には断面略楕円形のパイプからなる中間カバー１５が回動自在に装着されており、該中間カバー１５の後端部には耕深を検出するリヤカバー１６が後方下方に延設されている。上記中間カバー１５の両端面には中空部を塞ぐ側板１５ａが固設されており、該側板１５ａはハンドル１７に軸支したロックピン１８をロータリカバー１３の側板１３ｂに設けた上下２箇所の穴１９、２０に挿入することにより、上下２段に選択的に固定できるようになっている。また、中間カバー１５には左右２箇所に吊持用ブラケット２１が固設されており、該ブラケット２１とリヤカバー１６側に設けたブラケット１６ａとを介してリヤカバー１６の吊りロッド２２が上下移動自在に支持されている。
【００１１】
２３は中間カバー１５の中央部上面に固設されたブラケットであって、該ブラケット２３は比較的肉厚の薄い板材で開口部２３ａをロータリカバー１３側に向けて平面視コ字状に形成されており、その両側板２３ｂ、２３ｃをロータリカバー１３のブラケット１４の両側板１４ｂ、１４ｃの外側に位置させた状態で、前端部側を上記ブラケット１４の両側板１４ｂ、１４ｃに穿設した前後方向の長穴１４ｄ、１４ｄに連結ピン２４を介して連結し、中間カバー１５の回動支点を摺動自在に支持するとともに、閉塞部側の面部２３ｄにリヤカバー１６の前端部を回動可能に支持する取付金具２５が緊締具２６を介して固設されている。
【００１２】
上記ブラケット１４の近傍には側面視逆Ｌ字状の支持部材２７が固設されており、該支持部材２７にはゴム製の緩衝材２８が設けられている。緩衝材２８はロータリカバー１３とともに、中間カバー１５およびリヤカバー１６を前方に回動した際、ギヤケース３に当接してガタ付きを防止するものである。
【００１３】
図７はロータリカバー１３の前後回動構成を示すものであって、トップマスト４の下方部に側方から側板４ｂ、４ａに向けて支軸２９を回動自在に貫通軸架し、該支軸２９にトップマスト４の側板４ａ、４ｂ間に位置させた作動アーム３０の基端部を固設するとともに、作動アーム３０の先端部は、基端部をロータリカバー１３のブラケット１４の側板１４ｂ、１４ｃ間にピン３１を介して連結したロッド３２の先端部にピン３３を介して連結されている。
【００１４】
上記支軸２９には操作レバー３４がその基端部に固定した二股状の取付体３４ａによって前後方向（回動方向）から挟持した状態で連結ピン３５を介して前後回動自在に連結されているとともに、該連結ピン３５には付勢弾機３６が捲装されている。上記付勢弾機３６は支軸２９を中心としてその前後に突出した連結ピン３５の一端側から他端側へ支軸２９の底部を経て一体的に捲装されたコイル弾機によって形成され、その前後余長部はそれぞれ立上り状に折曲させて、二股状の取付体３４ａに係止させてある。
【００１５】
３７はトップマスト４の一側上部に固設された側面視円弧状のガイド孔であって、このガイド孔３７にはリヤカバー１６が標準耕の耕深を検出する位置に操作レバー３４を係止する係止部３７ａ、リヤカバー１６が代掻き、浅耕などを検出する位置に操作レバー３４を係止する係止部３７ｂが形成されている。そして、操作レバー３４が係止部３７ａ、３７ｂに係止されると、付勢弾機３６の付勢力により強固に弾持されて、耕耘作業中機体の振動などによって外れることがないようにしてある。
【００１６】
叙上の構成において、いま、ロータリ耕耘機２を使用して耕耘作業を行う場合には、トラクタ１の後部にロータリ耕耘機２を装着し、リヤカバー１６を標準耕、代掻き、浅耕、畦立など、作業条件に適応した耕深を検出する位置に調節する。リヤカバー１６の調節は、作業者がトラクタ１に搭乗したまま操作レバー３４を前後方向へ操作するのみで、簡単に行うことができる。
【００１７】
すなわち、操作レバー３４をガイド孔３７に沿って前方へ操作すると、支軸２９の前方へ回動に伴って作動アーム３０が前方に回動し、その先端部に連結ピン３３を介して連結されたロッド３２がロータリカバー１３を耕耘軸１２周りに前方に回動させてリヤカバー１６の下端部を上動させ、操作レバー３４の中間部が係止部３７ａに係止すると、リヤカバー１６は標準耕に適応した耕深を検出する位置に調節保持される。
【００１８】
一方、浅耕や代掻きを行う場合は、操作レバー３４をガイド孔３７に沿って後方へ操作すると、支軸２９の後方への回動に伴って作動アーム３０が後方に回動し、その先端部に連結ピン３３を介して連結されたロッド３２がロータリカバー１３を耕耘軸１２周りに後方に回動させてリヤカバー１６の下端部を下動させ、操作レバー３４の中間部が係止部３７ｂに係止すると、リヤカバー１６は浅耕や代掻き作業に適応した耕深を検出する位置に調節保持される。
【００１９】
なお、畦立作業を行う場合は、操作レバー３４を前方に回動させてリヤカバー１６の下端部を上動させるとともに、ネジ式調節装置８を操作してツールバー７の上下角度を上方へ調節したうえ、畦立器７ａを装着して作業を行えばよい。
【００２０】
上記操作レバー３４の操作により、耕耘軸１２を中心にロータリカバー１３、中間カバー１５およびリヤカバー１６が前後回動されると、各カバーの連結部は前後回動過程で曲げ荷重を受けることになる。
ところが、中間カバー１５の中央部上面にはブラケット２３が固設されており、ロータリカバー１３と中間カバー１５との連結は、中間カバー１５に固設したブラケット２３の前端部がロータリカバー１３の中央後部に固設したブラケット１４に穿設した前後方向の長穴１４ｄに連結ピン２４を介して摺動自在に枢支された状態で連結されているとともに、中間カバー１５とリヤカバー１６との連結は、上記ブラケット２３の後端部が取付金具２５を介してリヤカバー１６の前端部に連結されているので、各レバーの連結部が受ける曲げ荷重は、中間カバー１５の回動支点の前後方向への移動によって軽減され、連結部には無理な曲げ荷重を受ける慣れがなく、簡単な構造でありながら、強度的に優れた連結構造とすることができる。
このため、中間カバー１５のブラケット２３は比較的肉厚の薄い板材でよいので軽量化ができ、操作レバー３４の前後回動操作も円滑にできる。
【００２１】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、中間カバーのブラケットによって中間カバーとロータリカバーの後端部とを支持するとともに、中間カバーとリヤカバーの前端部を支持し、特に中間カバーのブラケットの前端部をロータリカバーのブラケットに穿設した前後方向の長穴に連結ピンを介して枢支し、中間カバーの回動支点を摺動可能に支持するようにしたものであるから、作業条件に適応した耕深を検出する位置にリヤカバーを調節すべく前後回動させた際、各カバーの連結部が受ける曲げ荷重は、中間カバーの回動支点の前後方向への移動によって軽減することができ、連結部には無理な曲げ荷重を受ける惧れがない。したがって、簡単な構造でありながら、強度的に優れた連結構造とすることができる許りでなく、中間カバーのブラケットも比較的肉厚の薄い板材でよいので軽量化ができ、コストの低減も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】深耕作業時におけるロータリ耕耘機の全体側面図
【図２】畦立作業時におけるロータリ耕耘機の全体側面図
【図３】代掻き作業時におけるロータリ作業機の全体側面図
【図４】ロータリ耕耘機の全体斜視図
【図５】要部の側面図
【図６】同上平面図
【図７】ロータリカバーの前後回動構成を示す側面図
【符号の説明】
２ ロータリ耕耘機
１２ 耕耘軸
１３ ロータリカバー
１４ ブラケット
１４ｄ 長穴
１５ 中間カバー
１６ リヤカバー
２３ ブラケット
２４ 連結ピン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a connecting structure for a cover body in a rotary tiller. Specifically, the intermediate cover and the rear end of the rotary cover are supported by a bracket fixed to the intermediate cover, and the front end of the intermediate cover and the rear cover. The cover structure is related to the connecting structure of the cover body which is simple in structure and excellent in strength.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a rotary cultivator mounted on the rear part of a tractor has a rear cover connected to the rear end of the rotary cover, and the rotary cover is rotated back and forth around the tilling shaft so that the rear cover is adapted to the working conditions. However, in order to make the swollen soil limp and smooth flow backward, it is necessary to deepen the space below the rear cover, so that the rear cover of the rotary cover The intermediate cover is connected, and the rear cover is connected to the rear end of the intermediate cover to perform the tilling work.
[0003]
However, since the conventional rotary cover, the intermediate cover, and the rear cover are pivotally supported at both ends, respectively, when the rotary cover is rotated back and forth in order to adjust the rear cover to a position adapted to the working conditions, the shaft There is a problem that the support part is weak against bending load and the center part is easily deformed. On the other hand, if the plate is thickened and reinforced to secure the strength, the weight becomes heavy and the forward / backward rotation operation becomes difficult. There is also a problem that it cannot be smoothly performed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been devised to solve the conventional problems in view of the above situation, and the intention is to fix a bracket to an intermediate cover, and use the bracket as a support member to form a rotary cover. It is an object to provide a connection structure for a cover body in a rotary tiller that supports the intermediate cover and supports the rear cover and the intermediate cover, which is simple in structure and light in weight, and excellent in strength. To do.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the first technical means adopted by the present invention is to connect the rear end of the rotary cover and the front end of the rear cover via an intermediate cover, and the rear cover together with the rotary cover and the intermediate cover. In the rotary cultivator cover body configured to be pivotable back and forth around the center, a bracket formed in a U-shape in plan view with the opening facing the rotary cover side on the upper surface of the central portion of the intermediate cover, The front end portion of the bracket supports the intermediate cover and the rear end portion of the rotary cover, and the rear end portion of the bracket supports the front end portion of the rear cover.
[0006]
According to a second technical means adopted by the present invention, the front end of the bracket fixed to the intermediate cover is pivoted through a connecting pin through a longitudinal hole formed in the bracket fixed to the center rear portion of the rotary cover. The pivot fulcrum of the intermediate cover is slidably supported in the elongated hole.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. 1 to 6, 1 is a tractor, 2 is a rotary cultivator connected to the rear part of the tractor 1, and the rotary cultivator 2 has a gear case 3 fixed at the center of the fuselage, and an upper part thereof. A top mast 4 is fixed, which is formed by standing side plates 4a and 4b made of two plate members formed in a substantially V shape in a side view and facing each other at a predetermined interval. The top mast 4 is connected at its front upper part to an auto hitch 5 provided on the tractor 1 via a connecting pin 6, and a tail wheel or a stand 7 a (not shown) is mounted on the rear upper part. The tool bar 7 is supported via a screw type adjusting device 8 so that the vertical angle can be adjusted.
[0008]
9 is a chain case disposed on one side of the machine body. The chain case 9 is fixed to one end of an arm 10 extending from the gear case 3 to the left and right. A tilling shaft 12 fitted with a tilling claw 12 a is supported by a side plate 11 fixed to the other end, and the tilling shaft 12 is rotationally driven by a transmission mechanism built in the chain case 9.
[0009]
Reference numeral 13 denotes a rotary cover that covers the top of the rotation trajectory of the tilling claw 12a attached to the tilling shaft 12. The rotary cover 13 includes a top plate 13a formed in an arc shape when viewed from the side, and side plates 13b formed on both left and right sides thereof. It is comprised so that it can rotate back and forth around the tilling shaft 12. A reinforcing plate 14a is fixed to the upper surface of the central rear portion of the rotary cover 13, and the bracket 14 that supports the forward / backward rotation of the rotary cover 13 through the reinforcing plate 14a has a rear side thereof from the rear end portion of the rotary cover 13. It is fixed in a state of protruding backward. The bracket 14 is configured by standing side plates 14b and 14c formed by two plate members so as to face each other at a predetermined interval, and the side plates 14b and 14c are respectively provided with longitudinal holes 14d and 14d. It is installed.
[0010]
An intermediate cover 15 made of a pipe having a substantially elliptical cross section is rotatably mounted at the rear end portion of the rotary cover 13, and a rear cover 16 for detecting the tilling depth is located at the rear end of the intermediate cover 15. It extends downward. Side plates 15 a that close the hollow portions are fixed to both end faces of the intermediate cover 15, and the side plates 15 a are provided with two upper and lower holes provided on the side plate 13 b of the rotary cover 13 with lock pins 18 pivotally supported on the handle 17. By being inserted into 19 and 20, it can be selectively fixed to the upper and lower two stages. In addition, suspension brackets 21 are fixed to the intermediate cover 15 at two positions on the left and right sides, and the suspension rod 22 of the rear cover 16 is movable up and down via the bracket 21 and a bracket 16a provided on the rear cover 16 side. It is supported.
[0011]
Reference numeral 23 denotes a bracket fixed to the upper surface of the central portion of the intermediate cover 15, and the bracket 23 is a relatively thin plate material and is formed in a U-shape in plan view with the opening 23a facing the rotary cover 13 side. In the state where both side plates 23b, 23c are positioned outside both side plates 14b, 14c of the bracket 14 of the rotary cover 13, the front end side is formed in the side plates 14b, 14c of the bracket 14 in the front-rear direction. Are connected to the oblong holes 14d and 14d via a connecting pin 24 so that the rotation fulcrum of the intermediate cover 15 is slidably supported, and the front end portion of the rear cover 16 is rotatably supported by the surface portion 23d on the closing portion side. A mounting bracket 25 to be fixed is fixed via a tightening tool 26.
[0012]
A support member 27 having an inverted L-shape in side view is fixed in the vicinity of the bracket 14, and a rubber cushioning material 28 is provided on the support member 27. The cushioning material 28, together with the rotary cover 13, is in contact with the gear case 3 to prevent rattling when the intermediate cover 15 and the rear cover 16 are rotated forward.
[0013]
FIG. 7 shows a front / rear rotation structure of the rotary cover 13. A support shaft 29 is pivoted through the lower portion of the top mast 4 from the side toward the side plates 4 b, 4 a, and The base end portion of the operating arm 30 positioned between the side plates 4 a and 4 b of the top mast 4 is fixed to the shaft 29, and the distal end portion of the operating arm 30 is the base end portion of the side plate 14 b of the bracket 14 of the rotary cover 13. , 14c are connected via a pin 33 to the tip of a rod 32 connected via a pin 31.
[0014]
An operating lever 34 is connected to the support shaft 29 via a connecting pin 35 in a state where the operating lever 34 is clamped from the front-rear direction (rotation direction) by a bifurcated attachment body 34a fixed to the base end thereof. At the same time, the connecting pin 35 is equipped with an urging ammunition 36. The urging ammunition 36 is formed by a coil ammunition that is integrally mounted from one end side to the other end side of the connecting pin 35 that protrudes forward and backward around the support shaft 29 through the bottom portion of the support shaft 29. The front and rear surplus portions are each bent in a rising shape and locked to a bifurcated attachment body 34a.
[0015]
Reference numeral 37 denotes a guide hole having a circular arc shape when viewed from the side, which is fixed to one upper part of the top mast 4. The operation lever 34 is engaged with the guide hole 37 at a position where the rear cover 16 detects a standard tillage depth. A locking portion 37b for locking the operation lever 34 is formed at a position where the locking portion 37a and the rear cover 16 are used as a substitute for detecting shallow tillage. When the operating lever 34 is locked to the locking portions 37a and 37b, the operating lever 34 is firmly held by the urging force of the urging ammunition 36 so that it does not come off due to vibration of the airframe during the tillage work. is there.
[0016]
In the above configuration, when the rotary cultivator 2 is used for the tilling work, the rotary cultivator 2 is attached to the rear portion of the tractor 1 and the rear cover 16 is standardly plowed, plowed, shallowly plowed, or standed. For example, adjust the position to detect the tillage depth suitable for the working conditions. The rear cover 16 can be adjusted simply by operating the operation lever 34 in the front-rear direction while the operator is riding on the tractor 1.
[0017]
That is, when the operation lever 34 is operated forward along the guide hole 37, the operating arm 30 is rotated forward as the support shaft 29 is rotated forward, and is connected to the tip end portion thereof via the connecting pin 33. When the rod 32 rotates the rotary cover 13 forward around the tilling shaft 12 to move the lower end of the rear cover 16 upward, and the middle part of the operation lever 34 is locked to the locking part 37a, the rear cover 16 is It is adjusted and held at the position where the plowing depth adapted to is detected.
[0018]
On the other hand, when shallow plowing or plowing is performed, when the operation lever 34 is operated rearward along the guide hole 37, the operating arm 30 rotates rearward along with the rearward rotation of the support shaft 29, and the tip thereof. The rod 32 connected to the part via the connecting pin 33 rotates the rotary cover 13 rearward around the tilling shaft 12 to move the lower end of the rear cover 16 downward, and the intermediate part of the operation lever 34 is the locking part 37b. When the rear cover 16 is locked, the rear cover 16 is adjusted and held at a position for detecting a tilling depth adapted to shallow plowing or plowing work.
[0019]
When the upright work is performed, the operation lever 34 is rotated forward to move the lower end of the rear cover 16 upward, and the screw type adjusting device 8 is operated to adjust the vertical angle of the tool bar 7 upward. In addition, the work may be performed by attaching the upright 7a.
[0020]
When the rotary cover 13, the intermediate cover 15, and the rear cover 16 are rotated back and forth around the tilling shaft 12 by the operation of the operation lever 34, the connecting portion of each cover receives a bending load in the back and forth rotation process. .
However, the bracket 23 is fixed on the upper surface of the central portion of the intermediate cover 15, and the rotary cover 13 and the intermediate cover 15 are connected to each other by connecting the front end of the bracket 23 fixed to the intermediate cover 15 to the center of the rotary cover 13. The intermediate cover 15 and the rear cover 16 are connected to a long hole 14d in the front-rear direction drilled in the bracket 14 fixed at the rear portion in a state of being slidably supported via a connection pin 24. Since the rear end portion of the bracket 23 is connected to the front end portion of the rear cover 16 via the mounting bracket 25, the bending load received by the connecting portion of each lever is applied in the front-rear direction of the rotation fulcrum of the intermediate cover 15. It is reduced by the movement, and the connecting portion is not accustomed to receiving an excessive bending load, and it is possible to obtain a connecting structure with excellent strength while having a simple structure.
For this reason, since the bracket 23 of the intermediate cover 15 may be a relatively thin plate material, the weight can be reduced, and the operation lever 34 can be smoothly rotated back and forth.
[0021]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, the intermediate cover and the rear end of the rotary cover are supported by the bracket of the intermediate cover, and the intermediate cover and the front end of the rear cover are supported. The front end of the bracket is pivotally supported via a connecting pin in a longitudinal hole drilled in the bracket of the rotary cover, and the pivot point of the intermediate cover is slidably supported. When the rear cover is rotated back and forth to adjust the rear cover to a position that detects the tillage depth suitable for the conditions, the bending load received by the connecting part of each cover should be reduced by moving the rotation fulcrum of the intermediate cover in the front-rear direction. There is no fear that the connecting part will receive an excessive bending load. Therefore, it is not allowed to have a connection structure with an excellent strength in spite of a simple structure, and the bracket of the intermediate cover may be a relatively thin plate material, so the weight can be reduced and the cost can be reduced. Can be planned.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view of a rotary cultivator during deep plowing work. FIG. 2 is an overall side view of a rotary cultivator during upright work. FIG. 3 is an overall side view of a rotary cultivator during plowing work. Overall perspective view of rotary tiller [Fig. 5] Side view of essential parts [Fig. 6] Plan view of the same [Fig.
2 Rotary tiller 12 Tillage shaft 13 Rotary cover 14 Bracket 14d Slot 15 Intermediate cover 16 Rear cover 23 Bracket 24 Connecting pin

Claims (2)

ロータリカバーの後端部とリヤカバーの前端部とを中間カバーを介して連結し、リヤカバーをロータリカバーおよび中間カバーとともに耕耘軸を中心に前後回動自在に構成したロータリ耕耘機のカバー体において、上記中間カバーの中央部上面に開口部をロータリカバー側に向けて平面視コ字状に形成したブラケットを固設するとともに、上記ブラケットの前端部で中間カバーとロータリカバーの後端部とを支持し、かつブラケットの後端部でリヤカバーの前端部を支持するように構成したことを特徴とするロータリ耕耘機におけるカバー体の連結構造。In a rotary cultivator cover body in which the rear end portion of the rotary cover and the front end portion of the rear cover are connected via an intermediate cover, and the rear cover is configured to be rotatable forward and backward around the tilling shaft together with the rotary cover and the intermediate cover. A bracket is formed on the upper surface of the middle part of the intermediate cover with the opening formed in a U-shape in plan view with the opening facing the rotary cover, and the intermediate cover and the rear end of the rotary cover are supported by the front end of the bracket. And a structure for connecting the cover body in the rotary tiller, wherein the rear end portion of the bracket supports the front end portion of the rear cover. 中間カバーに固設した上記ブラケットの前端部をロータリカバーの中央後部に固設したブラケットに穿設した前後方向の長穴に連結ピンを介して枢支し、中間カバーの回動支点を上記長穴内で、摺動可能に支持したことを特徴とする請求項１記載のロータリ耕耘機におけるカバー体の連結構造。The front end of the bracket fixed to the intermediate cover is pivotally supported via a connecting pin in a longitudinal hole drilled in the bracket fixed to the center rear portion of the rotary cover, and the pivot point of the intermediate cover is 2. The cover connecting structure for a rotary tiller according to claim 1, wherein the cover is slidably supported in the hole.

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