JP3692206B2 - 排気再燃コンバインドサイクルプラント - Google Patents

排気再燃コンバインドサイクルプラント Download PDF

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    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

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  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はガスタービンからの排ガスを排ガスボイラに導いて蒸気を発生せしめ、この蒸気で蒸気タービンを駆動するようにした排気再燃コンバインドサイクルプラントにおける燃料のガス化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2には、排気再燃コンバインドサイクルにおいて、重油、オリマルジョン、石炭等の粗悪燃料をガス化してガスタービンに導くようにした燃料ガス化発電システムの従来の1例が示されている。図2において、207はガスタービン、201は同ガスタービン207の燃焼用空気を圧縮する圧縮機、206は同圧縮機からの圧縮空気中に燃料を噴射して燃焼せしめるための燃焼器である。
【0003】
208は排ガスボイラ、210は蒸気タービン、211は凝縮器(復水器)、212は給水用のポンプであり、上記ガスタービン207の排気ガスはガスタービン排気管56を経て排ガスボイラ208に導入され、ここで上記給水用のポンプ212により送給されるボイラ給水と熱交換して過熱蒸気を発生する。この過熱蒸気は上記蒸気タービン210に入り膨張仕事をして蒸気タービン発電機(図示省略)を駆動し、凝縮器211にて冷却され復水する。上記排ガスボイラ208を経た排気ガスは脱硝装置209でNOx(窒素酸化物)等の有害成分を除去された後大気中に排出される。
【0004】
また、203は燃料のガス化炉、202は圧縮機であり、上記ガスタービンの圧縮機201にて圧縮され上記燃焼器206に送られる燃焼用空気の一部は、上記圧縮機202にてさらに高温、高圧に加圧されて上記ガス化炉203に導入される。上記ガス化炉203には、重油、オリマルジョン、石炭等の粗悪燃料が導入されており、同ガス化炉203においては、この粗悪燃料を上記圧縮機202からの高温高圧空気を介して部分燃焼することにより、この粗悪燃料をガス化する。
【0005】
204は冷却器、205はクリーンアップ装置であり、上記ガス化炉203においてガス化された燃料は上記冷却器204にて冷却、降温された後、上記クリーンアップ装置205に送られ、脱塵、脱硫処理が施こされる。上記クリーンアップ装置205にて清浄化されたガス化燃料はガスタービンの燃焼器206に送られ、上記圧縮機201からの圧縮空気を介して燃焼せしめられた後、上記ガスタービン207に送られ膨張仕事をしてガスタービン発電機(図示省略)を駆動する。
【0006】
また、特開平7−208111号には、粗悪燃料を気化器(分溜器)に導き、この気化器にて上記粗悪燃料を加熱して軽質燃料と重質分とに分離し、軽質燃料を凝縮器にて冷却、液化した後、ポンプによりガスタービンの燃焼器に送ってガスタービン用燃料として使用するとともに、上記重質分はポンプにより排ガスボイラに送ってガスタービン排気ガスにより燃焼するようにした排気再燃コンバインドサイクルプラントが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図2に示されるような燃料ガス化装置を備えたコンバインドサイクルプラントにおいては、次のような問題点がある。
【0008】
(1)ガス化炉203は、圧力が約30kg/cm2 、温度が1600℃という高温、高圧下で運転されるため、高温下で高い応力が発生し、かかる応力による破損の可能性を抱えており、信頼性が低い。また上記クリーンアップ装置205は、上記のように高圧化されたガス化燃料を通して作動するため、耐圧性に課題があり、機器としての信頼性が低い。
【0009】
(2)上記ガス化燃料は、上記クリーンアップ装置205を通すため冷却器204により冷却、降温する必要があり、このためサイクルの熱効率が低下する。
【0010】
(3)上記ガス化炉203、クリーンアップ装置205ともに大容量のものを使用せざるを得ないので、ガス化燃料流量の変更等の制御における制御性に課題がある。
【0011】
(4)上記ガス化燃料はガスタービン207のみで燃焼せしめられているため、ガスタービン207出口の排気ガス中の酸素濃度が未だ高い状態にあり、排気ガスによる熱損失が大きく、この面からもプラントの熱効率が低下する。
【0012】
(5)ガス化炉203、クリーンアップ装置205あるいは冷却器204等の機器は、高圧下で作動せしめられるので、その耐久性を維持するため高価な機器を必要とする。
【0013】
また特開平7−208111号の発明においては、気化器(分溜器)は粗悪燃料を軽質燃料と重質分とを分離するのみのもので、ガスタービンの燃焼器にガス化されない、軽質の液体燃料が送られており、ガス化燃料を得るには格別なガス化装置を必要とする。
【0014】
また上記発明においては気化器における加熱源は上記軽質燃料と重質分との分離に利用された後、系外に放出されており、この分の熱損失を生ずる。
【0015】
従って本発明の第1の目的は、排気再燃コンバインドサイクルプラントにおいて、高い耐腐食性を有するとともに高強度を持つことにより信頼性が高い燃料ガス化装置を低い設備コストで以って実現することにある。また第2の目的は、燃料のガス化にガスタービン排気ガスの熱量を有効に利用することによりプラントの熱効率を向上せしめることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決するもので、その要旨とする手段は、ガスタービンの排気ガスを排ガスボイラに導き、同排ガスボイラにて上記排ガスによりボイラ給水を加熱し蒸気を発生せしめ、この蒸気により蒸気タービンを駆動するように構成された排気再燃コンバインドサイクルプラントにおいて、粗悪燃料等の重質分を含む原燃料を加熱して軽質燃料と重質分を含む残渣分とに分離する蒸溜装置と、同蒸溜装置で分離された上記軽質燃料を冷却する冷却器と、同冷却器を経た軽質燃料を加熱しガス化して上記ガスタービンの燃焼器に送る蒸発器と、上記残渣分を上記排ガスボイラに送る残渣供給路と、上記排ガスボイラで発生した蒸気を、上記蒸発器及び蒸溜装置をこの順に経て排ガスボイラに還流させる蒸気管路とを備え、上記蒸気管を通流する蒸気を上記蒸発器にて上記軽質燃料の気化のための加熱源として利用した後、上記蒸溜装置にて上記軽質燃料と残渣分とを分離するための加熱源として利用するように構成されてなることを特徴とする排気再燃コンバインドサイクルプラントにある。
【0017】
上記手段によれば、重質分を含む原燃料は、蒸溜装置において軽質燃料と重質分を含む残渣分とに分離され、軽質燃料をガス化してガスタービン用燃料に、残渣分を排ガスボイラ111にて燃焼せしめているので、軽質燃料はNa(ナトリウム)、K(カリウム)、V(バナジウム)等の高温腐食成分が含まれない清浄な燃料となる。これによって従来のもののような高価なクリーンアップ装置を用いることなく清浄なガス化燃料を得ることができる。
【0018】
また、上記蒸溜装置はほぼ大気圧でかつ200℃〜800℃と従来のガス化装置よりも低圧、低温で作動することができるので、高い耐圧、耐熱材料で構成することを要さず、低コストとなる。さらに、上記軽質燃料をガス化する蒸発器や蒸溜装置出口の燃料を冷却する凝縮器、ポンプ104等の機器には、上記のような腐食成分を含まない燃料が通流されるので、高温腐食の発生が防止される。
【0019】
従って、高い耐腐食性を有するとともに高強度を有し、さらに設備コストが低減された燃料ガス化装置が得られる。
【0020】
また、ガスタービン排気ガスからの加熱により発生した蒸気を蒸発器にて軽質燃料のガス化に利用し、次いで蒸溜装置にて原燃料の軽質分と残渣分との分離に利用した後排ガスボイラに還流させて再利用するので、ガスタービン排気ガスの熱が原燃料からの軽質分と重質分との分離及び軽質燃料のガス化に利用されることとなり、しかも利用後の残熱は排ガスボイラに還流することにより、熱の放出は無い。これによってプラントの熱効率が向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下図1を参照して本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る燃料ガス化装置を備えたコンバインドサイクルプラントの系統図である。
【0022】
図1において、108はガスタービン、107は同ガスタービン108の燃焼用空気を圧縮する圧縮機、106は同圧縮機からの圧縮空気中に燃料を噴射して燃焼せしめるための燃焼器である。
【0023】
111は排ガスボイラ、114は蒸気タービン、115は凝縮器(復水器)、113は給水用のポンプであり、上記ガスタービン108の排気ガスはガスタービン排気管56を経て排ガスボイラ111に導入され、ここで後述するような熱交換を行って過熱蒸気を発生せしめる。
【0024】
この過熱蒸気は上記蒸気タービン114に入り膨張仕事をして蒸気タービン発電機(図示省略)を駆動し、凝縮器115にて冷却され復水する。上記凝縮器115にて復水したボイラ給水はポンプ113により給水管52を経て上記排ガスボイラ111に送られる。
【0025】
101は蒸溜装置であり、重油、オリマルジョン、石炭等の粗悪燃料が導入され、この粗悪燃料を軽質燃料と重質分を含む残渣分とに分離するものである。
【0026】
上記蒸溜装置101の軽質燃料出口は、凝縮器102、燃料タンク103、ポンプ104、及び蒸発器105をこの順に経て上記ガスタービンの燃焼器106に接続される。また、上記蒸溜装置101の残渣分出口は、残渣供給管51に設けられた燃料タンク109及びポンプ110を経て上記排ガスボイラ111に接続される。
【0027】
54は上記排ガスボイラ111からの過熱蒸気が通流する過熱蒸気管であり、上記排ガスボイラ111から上記蒸発器105を経て上記蒸溜装置101に接続されている。53は上記蒸溜装置101の蒸気出口と排ガスボイラ111とを接続する還流蒸気管である。
【0028】
また112はクリーンアップ装置であり、上記排ガスボイラ111の排気ガス出口に接続され、排気ガスの脱塵、脱硫を行なう。
【0029】
上記のように構成されたコンバインドサイクルプラントの稼動時において、排ガスボイラ111において、ガスタービン排気管56を経たガスタービン排気ガスにより発生せしめられた過熱蒸気は蒸気タービンへの主蒸気管57から分岐された蒸気管54を通って蒸発器105及び蒸溜装置101に導かれている。
【0030】
上記蒸溜装置101においては、これに導入されている上記粗悪燃料を、蒸発器105において後述するような熱交換を行い蒸気管54を経て導入された蒸気で加熱することにより、軽質燃料と重質分を含む残渣分とに分離する。この軽質燃料は凝縮器102に送られ、ここで水等の冷却剤によって冷却、降温された後、燃料タンク103に一旦貯えられる。
【0031】
同燃料タンク103内に貯えられた上記軽質燃料はポンプ104により昇圧され、蒸発器105に送られる。上記蒸発器105においては、上記排ガスボイラ111からの過熱蒸気により上記軽質燃料を加熱することによりこれを蒸発、気化せしめ、ガス化燃料とする。そしてこのガス化燃料はガスタービンの燃焼器106に送られ上記のようにして燃焼に供せられる。
【0032】
一方、上記蒸溜装置101にて分離された残渣分は燃料タンク109に一旦貯えられた後、残渣供給管51内をポンプ110によって加圧され、上記排ガスボイラ111に供給される。そしてこの残渣分は、排ガスボイラ111において上記ガスタービン排気管56を経て導入される排気ガスによって燃焼せしめられ、蒸気発生のための加熱源として利用される。
【0033】
また、上記蒸溜装置101において粗悪燃料の蒸溜に利用された蒸気は還流蒸気管53を通って排ガスボイラ111に還流され、ガスタービンの排気ガスにより加熱され、過熱蒸気となって蒸気タービン114を駆動する。さらに上記排ガスボイラ111にて蒸気を発生せしめた排気ガスはクリーンアップ装置112において脱塵、脱硫処理が施こされて清浄化された後大気中に放出される。
【0034】
上記のように、かかるコンバイドサイクルプラントにおいては、粗悪燃料は、蒸溜装置101において軽質燃料と重質分を含む残渣分とに分離され、軽質燃料をガス化してガスタービン用燃料に、残渣分を排ガスボイラ111にて燃焼せしめているので、軽質燃料はNa(ナトリウム)、K(カリウム)、V(バナジウム)等の高温腐食成分が含まれない清浄な燃料となる。これによって従来のもののような高価なクリーンアップ装置を用いることなく清浄なガス化燃料が得られ、ガスタービン燃焼器106での燃焼に供される。
【0035】
また、上記軽質燃料をガス化する蒸発器105や蒸溜装置101出口の燃料を冷却する凝縮器102、ポンプ104等の機器には、上記のような腐食成分を含まない燃料が通流されるので、高温腐食の発生が防止され高い耐久性を有する。さらに、蒸溜装置101は、ほぼ大気圧で温度200〜800℃程度と従来のガス化炉に較べ格段に低い作動条件で作動できるため、耐久性が大で、高い信頼性を有する。
【0036】
また、粗悪燃料のうち上記軽質分を分離した重質分を含む残渣分は排ガスボイラ111に送られ、ガスタービン排気ガスを利用して燃焼せしめて蒸気発生熱量として回収されることにより、排気ガス熱の有効利用がなされ、排気熱損失が減少し熱効率が向上する。また、上記残渣分を排ガスボイラで燃焼させることにより、ガスタービン排気ガス中のNOx濃度が低減される。
【0037】
さらに、ガスタービン排気ガスからの加熱により発生した蒸気を蒸発器105にて軽質燃料のガス化に利用し、次いで蒸溜装置101にて原燃料の軽質分と残渣分との分離に利用した後排ガスボイラ111に還流させて再利用するので、ガスタービン排気ガスの熱が原燃料からの軽質分と重質分との分離及び軽質燃料のガス化の双方に利用されることとなり、しかも利用後の残熱は排ガスボイラに還流されることから、熱の放出は無い。これによってプラントの熱効率が向上する。
【0038】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されており、本発明によれば、重質分を含む原燃料は蒸溜装置において、軽質燃料と重質分を含む残渣分とに分離され、軽質燃料をガス化してガスタービン用燃料に、残渣分を排ガスボイラ111にて燃焼せしめているので、軽質燃料は高温腐食成分が含まれない清浄な燃料となる。これによって従来のもののような高価なクリーンアップ装置を用いることなく清浄なガス化燃料を得、これをガスタービン用燃料として使用することができる。
【0039】
また、蒸溜装置はほぼ大気圧でかつ200℃〜800℃と従来のガス化装置よりも低圧、低温で作動させることができるので、高い耐圧、耐熱材料で構成することを要さず、低コストとなる。また、上記軽質燃料をガス化する蒸発器や蒸溜装置出口の燃料を冷却する凝縮器、ポンプ104等の機器には、上記のような腐食成分を含まない燃料が通流されるので高温腐食の発生を防止することができる。従って、高い耐腐食性を有するとともに高強度を有し、さらに設備コストが低減された燃料ガス化装置が得られる。
【0040】
また、ガスタービン排気ガスからの加熱により発生した蒸気を蒸発器にて軽質燃料のガス化に利用し、次いで蒸溜装置にて原燃料の軽質分と残渣分との分離に利用した後排ガスボイラに還流させて再利用するので、ガスタービン排気ガスの熱が原燃料からの軽質分と重質分との分離及び軽質燃料のガス化に利用されることとなり、しかも利用後の残熱は排ガスボイラに還流することから、熱の放出が無くなり、これによってプラントの熱効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る排気再燃コンバインドサイクルプラントの系統図。
【図2】従来例を示す図1応当図。
【符号の説明】
101 蒸溜装置
102 凝縮器
103 燃料タンク
104 ポンプ
105 蒸発器
106 燃焼器
107 圧縮機
108 ガスタービン
109 燃料タンク
110 ポンプ
111 排ガスボイラ
112 クリーンアップ装置
113 ポンプ
114 蒸気タービン
115 凝縮器
51 残渣供給管
52 給水管
53 還流蒸気管
54 蒸気管
56 ガスタービン排気管

Claims (1)

  1. ガスタービンの排気ガスを排ガスボイラに導き、同排ガスボイラにて上記排ガスによりボイラ給水を加熱し蒸気を発生せしめ、この蒸気により蒸気タービンを駆動するように構成された排気再燃コンバインドサイクルプラントにおいて、粗悪燃料等の重質分を含む原燃料を加熱して軽質燃料と重質分を含む残渣分とに分離する蒸溜装置と、同蒸溜装置で分離された上記軽質燃料を冷却する冷却器と、同冷却器を経た軽質燃料を加熱、ガス化して上記ガスタービンの燃焼器に送る蒸発器と、上記残渣分を上記排ガスボイラに送る残渣供給路と、上記排ガスボイラで発生した蒸気を、上記蒸発器及び蒸溜装置をこの順に経て排ガスボイラに還流させる蒸気管路とを備え、上記蒸気管を通流する蒸気を上記蒸発器にて上記軽質燃料の気化のための加熱源として利用した後、上記蒸溜装置にて上記軽質燃料と残渣分とを分離するための加熱源として利用するように構成されてなることを特徴とする排気再燃コンバインドサイクルプラント。
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