JP3690750B1 - オイルフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 オイルフィルタ取り付け部に螺着する際には、オイルフィルタ本体を容易に回旋してオイルフィルタを螺着することができ、オイルフィルタの脱着時には、オイルシールがオイルフィルタとともに確実に離脱されるオイルフィルタを提供する。
【解決手段】 有底筒状容器の開口部に装着される蓋部材が、環状シール部材が嵌装される嵌装溝の内周側に沿って外周に向けて環状に折曲された抜け止め折曲爪と、前記複数の抜け止め折曲爪の間に開口された係止孔とを有し、前記環状シール部材は、前記嵌装溝部に遊嵌される環状シール本体と、前記環状シール本体の内周側に周設された内周鍔部と、前記係止孔に対応して前記内周鍔部から突設された係止突起とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、オイルフィルタに関し、特に、内燃機関内の各部材および各部を潤滑する潤滑油(以下、「オイル」という。)をろ過、清浄化するオイルフィルタに関する。
内燃機関を構成する部材または各部の円滑な作動を促すために、各部材または各部を潤滑するために用いられるオイル、例えば、エンジンの回転部および摺動部を潤滑するエンジンオイルには、摩擦、磨耗、燃料の燃焼、あるいはオイル自体の劣化などによって、金属粉、カーボン、スラッジ等が混入する。これらの金属粉等は、ピストンやベアリングの損傷の原因となる。そこで、これらの金属粉等を含むオイルをエンジン内から抜き出してろ過、清浄化し、清浄化したオイルを、再び、エンジン内に供給して循環使用するために、オイルフィルタが用いられる。こうしたオイルフィルタとして、オイル流入口およびオイル流出口を有する有底筒状の容器内にろ過材を備え、オイルポンプ等によってオイル流入口から流入されるオイル中の金属粉等をろ過材でろ過し、そのろ過済みのオイルを流出口から吐出するカートリッジ型のものが知られている。このオイルフィルタは、例えば、オイルクーラ、エンジンのシリンダブロック等に設けられたオイルフィルタ取り付け部に、オイルフィルタ取り付け部とオイルフィルタとの接合部からのオイル漏れを防止するために、オイルシール(O−リング)を介して前記オイルフィルタ取り付け部に液密に取り付けられる(特許文献1参照)。
このようなオイルフィルタにおいて、オイル中に含まれる金属粉等によってろ過性能の低下または目詰まり等によって、未ろ過のオイルがろ過材をバイパスして直接エンジン内へ返送されると、ベアリング等の摩耗、焼付の原因となる。そこで、オイルフィルタは、内燃機関の使用時間等に応じて、劣化したオイルとともに、所定の時期に交換される。
このオイルフィルタの交換に際して、オイルシールも信頼性を保持するため交換される。しかし、このオイルフィルタの交換時に、オイルシールがオイルフィルタ側から脱離して、内燃機関のオイルフィルタ取り付け部側に付着することがある。
そこで、オイルフィルタの交換に伴うオイルシールの交換や装着を確実なものとするために、蓋部の底面に設けた装着溝にオイルシールを嵌装し、このオイルシールの内周縁に全周にわたって周設された内周鍔部と、この内周鍔部の周方向に設けられた複数条の環状凸条部と、前記オイルシールの内周から外周に向けて前記環状凸条部の頭部を覆うように折曲された折曲部とを設け、オイルフィルタの脱着時に、この環状凸条部と折曲部との係合によって、オイルシールがオイルフィルタ側に保持される構造が用いられている。
しかし、このオイルフィルタでは、脱着時に内周鍔部が折曲部に引っ掛かるものの、オイルシールとオイルフィルタ取り付け部が強く貼り付いている場合には、オイルシールをオイルフィルタ取り付け部から剥がし難い場合があった。
特開2002−122014号公報
そこで、本発明の目的は、オイルフィルタをオイルフィルタ取り付け部に螺着する際には、オイルフィルタ本体を容易に回旋してオイルフィルタを螺着することができ、オイルフィルタの脱着時には、オイルシールがオイルフィルタとともに確実に離脱されるオイルフィルタを提供することにある。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明のオイルフィルタは、一端に開口部を有する有底筒状容器と、前記有底筒状容器内に収容されたろ過部材と、前記開口部に装着される蓋部材と、前記蓋部材に装着される環状シール部材とを備え、内燃機関のオイルフィルタ取り付け部に螺着されるオイルフィルタであって、前記蓋部材は、オイル導入孔およびオイル導出孔を有するオイル導出入部と、前記オイル導出入部を囲む底面外周側に環状に刻設された嵌装溝部と、前記オイル導出入部を囲んで前記嵌装溝部の内周に沿って設けられたシール部材抜け止め部とを備え、前記シール部材抜け止め部は、前記オイル導出入部を囲んで外周に向けて折曲された複数の抜け止め折曲爪と、前記複数の抜け止め折曲爪の間に開口された係止孔とを有し、前記環状シール部材は、前記嵌装溝部に遊嵌される環状シール本体と、前記環状シール本体の内周側に周設された内周鍔部と、前記係止孔に対応して前記内周鍔部から突設された係止突起とを備え、前記係止突起は、その頂部が、前記抜け止め折曲爪の内面より高くなるように、前記内周鍔部から突設されるとともに、前記係止突起は、一端に前記内周鍔部の周方向に傾斜した傾斜面と、他端に前記内周鍔部に垂直な当接面とを有し、前記オイルフィルタ取り付け部からオイルフィルタを脱着する際に、前記抜け止め折曲爪の一側端に前記当接面が当接し、前記オイルフィルタ取り付け部にオイルフィルタを螺着する際に、前記抜け止め折曲爪の他側端が前記傾斜面を摺動して前記頂部を越えて回旋するようにしたことを特徴とする。
このオイルフィルタでは、前記オイルフィルタ取り付け部にオイルフィルタを螺着する際には、オイルフィルタが螺着方向に円滑に回転して安定して螺着される。また、オイルフィルタをオイルフィルタ取り付け部から脱着する際には、環状シール部材が取り付け部側に貼り付いていた場合にも、係止突起が係止孔と係合して、オイルフィルタ取り付け部に対して確実に回転される結果、環状シール部材が取り付け部から剥がされ、オイルフィルタから脱落することがない。
このオイルフィルタでは、前記係止突起の頂部が前記抜け止め折曲爪の内面より高くなるように、前記内周鍔部から突設されていることによって、オイルフィルタの脱着時に前記係止突起が前記抜け止め折曲爪の側端に当接して係止され、環状シール部材がオイルフィルタ取り付け部側に貼り付いていた場合にも、環状シール部材がオイルフィルタ取り付け部から剥がされ、オイルフィルタから脱落することがない。
このオイルフィルタでは、前記係止突起が前記傾斜面を有することによって、オイルフィルタを前記内燃機関の前記オイルフィルタ取り付け部に螺着する際に、前記抜け止め折曲爪が前記傾斜面上を摺動して前記係止突起の頂部を越えて移動して、オイルフィルタが螺着方向に円滑に回転することが可能となる。また、オイルフィルタをオイルフィルタ取り付け部から脱着する際には、前記係止突起の当接面が前記抜け止め折曲爪の側端に当接して、環状シール部材が抜け止め折曲爪とともに回転して、環状シール部材が取り付け部側に貼り付いていた場合にも、環状シール部材が取り付け部から剥がされ、オイルフィルタから脱落することがない。
請求項に係る発明は、一端に開口部を有する有底筒状容器と、前記有底筒状容器内に収容されたろ過部材と、前記開口部に装着される蓋部材と、前記蓋部材に装着される環状シール部材とを備え、内燃機関のオイルフィルタ取り付け部に螺着されるオイルフィルタであって、前記蓋部材は、オイル導入孔およびオイル導出孔を有するオイル導出入部と、前記オイル導出入部を囲む底面外周側に環状に刻設された嵌装溝部と、前記オイル導出入部を囲んで前記嵌装溝部の内周に沿って設けられたシール部材抜け止め部とを備え、前記シール部材抜け止め部は、前記オイル導出入部を囲んで外周に向けて折曲された複数の抜け止め折曲爪と、前記複数の抜け止め折曲爪の間に開口された係止孔とを有し、前記環状シール部材は、前記嵌装溝部に遊嵌される環状シール本体と、前記環状シール本体の内周側に周設された内周鍔部と、前記係止孔に対応して前記内周鍔部から突設された係止突起とを備え、前記係止突起は、その頂部が、前記抜け止め折曲爪の内面より高くなるように、前記内周鍔部から突設されるとともに、前記係止孔は、オイルフィルタの螺着時に、前記環状シール本体がオイルフィルタ取り付け部に当接した後、螺着完了までの回転角より大きい開口角を有することを特徴とする。
このオイルフィルタでは、前記係止孔は、オイルフィルタの螺着時に、前記環状シール本体がオイルフィルタ取り付け部に当接した後、螺着完了までの回転角より大きい開口角を有することによって、オイルフィルタをオイルフィルタ取り付け部に螺着するに際して、係止突起が、環状シール本体がオイルフィルタ取り付け部に当接した後、螺着完了までの係止孔内の一端から他端まで移動する。したがって、抜け止め折曲爪は、螺着完了直前に円滑に回転して、オイルフィルタが螺着方向に円滑に回転して安定して螺着される。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のオイルフィルタにおいて、前記係止突起は、前記内周鍔部を横断して前記抜け止め折曲爪の内面に向けて突設された断面略半円状の係止突条で構成され、前記抜け止め折曲爪は、周方向の側端に前記内周鍔部に向けて突設された係止庇部を有することを特徴とする。
このオイルフィルタでは、オイルフィルタ取り付け部に螺着する際には、係止突条が抜け止め折曲爪の内側に潜り込み、抜け止め折曲爪は螺着方向に円滑に回転して安定してオイルフィルタが螺着され、また、オイルフィルタをオイルフィルタ取り付け部から脱着する際には、前記係止突条が前記係止庇部に当接して係止されることによって、環状シール部材が取り付け部側に貼り付いていた場合にも、環状シール部材がオイルフィルタ取り付け部から剥がされ、オイルフィルタから脱落することがない。
請求項4に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のオイルフィルタにおいて、前記係止孔は、前記シール部材抜け止め部の外周方向に開口された切り欠き孔であることを特徴とする。
このオイルフィルタでは、前記係止孔が、前記シール部材抜け止め部の外周方向に開口された切り欠き孔であることによって、オイルフィルタを組立てる際に、前記嵌装溝への前記環状シール部材の嵌装を容易に行うことができる。
請求項5に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のオイルフィルタにおいて、前記係止孔は、前記シール部材抜け止め部に穿設された貫通孔であることを特徴とする。
このオイルフィルタでは、前記貫通孔に前記係止突起が遊嵌されることによって、オイルフィルタに環状シール部材が確実に保持される。
請求項1に記載の発明によれば、オイルフィルタをオイルフィルタ取り付け部に螺着する際には、環状シール部材はオイルフィルタ取り付け部に均一な面圧で押圧されるとともに、オイルフィルタ本体を容易に回旋してオイルフィルタを螺着することができ、環状シール部材がオイルフィルタ取り付け部側に貼り付いていた場合にも、環状シール部材がオイルフィルタ取り付け部から剥がされ、オイルフィルタとともに確実に離脱されるため、オイルフィルタの脱着が容易である。
また、オイルフィルタの脱着時に前記係止突起が前記抜け止め折曲爪の側端に当接して係止され、環状シール部材がオイルフィルタ取り付け部側に貼り付いていた場合にも、環状シール部材がオイルフィルタ取り付け部から剥がされ、オイルフィルタから脱落することがない。
さらに、オイルフィルタをオイルフィルタ取り付け部に螺着する際には、オイルフィルタが螺着方向に円滑に回転することが可能となる。また、オイルフィルタをオイルフィルタ取り付け部から脱着する際には、環状シール部材がオイルフィルタ取り付け部側に貼り付いていた場合にも、環状シール部材がオイルフィルタ取り付け部から剥がされ、オイルフィルタから脱落することがない。
請求項2に記載の発明によれば、前記抜け止め折曲爪が、螺着時に円滑に回転して安定してオイルフィルタを螺着することができる。
請求項3に記載の発明によれば、オイルフィルタ取り付け部に螺着する際には、抜け止め折曲爪は螺着方向に円滑に回転して安定してオイルフィルタが螺着され、また、オイルフィルタをオイルフィルタ取り付け部から脱着する際には、環状シール部材が取り付け部側に貼り付いていた場合にも、環状シール部材がオイルフィルタ取り付け部から剥がされ、脱落することがない。
請求項4に記載の発明によれば、オイルフィルタを組立てる際に、前記嵌装溝への前記環状シール部材の嵌装を容易に行うことができる。
請求項に記載の発明によれば、貫通孔に前記係止突起が遊嵌されることによって、オイルフィルタに環状シール部材が確実に保持される。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るオイルフィルタ1の外観および一部を切り欠いて示すとともに、そのオイルフィルタ1を螺着するオイルフィルタ取り付け部5を示す外観図、図2はオイルフィルタ1およびオイルフィルタ取り付け部5の断面図、図3はオイルフィルタ1をオイルフィルタ取り付け部5から脱着した状態の底面の斜視図である。
図1に示すオイルフィルタ1は、有底筒状容器2と、有底筒状容器2の一端に開口された開口部3に装着される蓋部材4とを備え、蓋部材4側をオイルフィルタ取り付け部(内燃機関のオイルフィルタ取り付け部)5に着脱自在に螺着できるように構成されている。なお、本発明において、オイルフィルタが螺着されるオイルフィルタ取り付け部5は、エンジンブロック、オイルクーラ等に設けられるオイルフィルタの取り付け部を総称する。
有底筒状容器2は、ドーム状の頭部6と、その頭部6に続く円筒状の胴部7とを備える。有底筒状容器2の内部には、図2に示すように、フィルタエレメント(ろ過部材)8が、円筒状のホルダ9の外周に支持されて収容されている。ホルダ9は、パンチングメタル等で構成され、多数の穴10が穿設されている。このホルダ9は、支持プレート11と頭部6の内面との間に圧縮して収容された押さえスプリング12により下端9aが蓋部材4側へ圧接されている。また、支持プレート11の下部には貫通部13が形成され、フィルタエレメント8により濾過されて穴10を通って貫通部13に流入したオイルがエンジン側へ返送される。
蓋部材4は、底板4aと、セットプレート4bとで構成される。底板4aは、略円板状をなし、その外周部には、有底筒状容器2の胴部7の開口端外周縁に設けられる折り曲げ周縁部7aと係合される折り曲げ係合部4cが形成され、内周部には、オイル導出入部4dが開口されている。また、セットプレート4bは、蓋部材4のフィルタエレメント8側に配設される。このセットプレート4bの中央には、円筒状のボス14が突設され、このボス14を貫通して、前記オイル導出入部4dに連通するオイル導出孔14aが穿設され、また、ボス14の外周には、前記オイル導出入部4dに連通する複数のオイル導入孔14bが穿設されている。ボス14の内周には、雌ネジ部14cが刻成され、オイルフィルタ取り付け部5の中央に突設された管継手部15の外周に刻設された雄ねじ部15aに螺嵌されるようになっている。そして、オイルフィルタ1をオイルフィルタ取り付け部5に螺着した時には、オイル導出孔14aに螺嵌された管継手部15の軸に穿設された中心孔15bは、前記貫通部13と連通して、エンジンブロック、オイルクーラ等へのオイル流入口が構成される。
また、オイルフィルタ取り付け部5には、前記管継手部15を囲んで複数のオイル流出孔5bが穿設されている。このオイル流出孔5bは、オイルフィルタ1をオイルフィルタ取り付け部5に螺着した時には、前記オイル導出入部4dを介して、オイルフィルタ1のオイル導入孔14bに連通し、エンジンブロック、オイルクーラ等から未ろ過のオイルがオイルフィルタ1内のフィルタエレメント8の外側に導入され、フィルタエレメント8によってろ過、清浄化されて、ホルダ9に穿設された穴10を通り、貫通部13を通って中心孔15bからろ過されたオイルが返送される。
そして、蓋部材4の底板4aには、図2および図3に示すように、前記オイル導出入部4dを囲む底面外周側に環状に嵌装溝部16が刻設され、この嵌装溝部16に環状シール部材17が嵌装される。また、前記オイル導出入部4dを囲む前記嵌装溝部16の内周側に沿って、シール部材抜け止め部18が環状に形成されている。シール部材抜け止め部18は、底板4aを外周に向けて折曲して形成された24の抜け止め折曲爪18aと、前記24の抜け止め折曲爪18aの間に開口された24の係止孔19とが形成されている。
さらに、前記環状シール部材17は、環状シール本体17aと、前記環状シール本体17aの内周側に周設された内周鍔部17bと、前記内周鍔部17bの周方向に24の係止孔19に対応して前記内周鍔部17bの周縁底面17cから突設された24の係止突起20とを備える。各係止突起20は、図3に示すように、前記内周鍔部17bの周方向に向けて傾斜した傾斜面20aと、前記傾斜面20aと反対側に、前記内周鍔部17bに垂直な当接面20bとを有する。傾斜面20aの傾斜角度は、前記内周鍔部17bに対して30〜89度程度である。
そして、各係止突起20は、図4(図3のC−C線矢視断面図)に示すように、その頂部20cが、前記抜け止め折曲爪18aの内面18cより高く、外面18dより低くなるように、前記内周鍔部17bから突設されている。
このオイルフィルタ1において、環状シール部材17は、抜け止め折曲爪18aの外側から係止孔19に順次、係止突起20を遊挿し、嵌装溝部16に環状シール本体17aを嵌装することによって、取り付けることができる。そして、この環状シール部材17を装着したオイルフィルタ1は、オイルフィルタ取り付け部5の管継手部15に設けた雄ネジ部15aにボス14の雌ネジ部14cを螺嵌することによって、オイルフィルタ取り付け部5に螺着することができる。
このオイルフィルタ1の螺着に際して、抜け止め折曲爪18aは、図5(a)に示す矢印A方向に回転される。そして、オイルフィルタ1の螺着が進むと、まず、抜け止め折曲爪18aの一側端18eが係止突起20の傾斜面20aに当接される。そして、雄ネジ部15aにボス14の雌ネジ部14cを螺嵌する最終の締め付け完了直前、すなわち、雌ネジ部14c(雄ネジ部15a)のほぼ1ピッチ分の締め付けが行われている時には、環状シール部材17の環状シール本体17aは、オイルフィルタ取り付け部5に当接されてオイルフィルタ取り付け部5と底板4aとの間で圧縮される。このとき、内周鍔部17bは底板4a側に押圧され、抜け止め折曲爪18aの一側端18eは、係止突起20の傾斜面20aに当接して傾斜面20a上を摺動し、図5(b)に示すように、係止突起20の頂部20cを変形させながら超えて、図5(c)に示すように、矢印A方向に円滑に回転される。このとき、オイルフィルタ1の螺着によって係止突起20の頂部20cの高さが低くなるに伴って、抜け止め折曲爪18aの一側端18eは、係止突起20の傾斜面20aに沿って傾斜面20a上を円滑に摺動する。これによって、オイルフィルタ1が螺着方向(A方向)に円滑に回転して安定して螺着される。
また、前記管継手部15の雄ねじ部15aからボス14の雌ネジ部14cを外してオイルフィルタ1をオイルフィルタ取り付け部5から脱着する際には、オイルフィルタ1は、図5(a)〜(c)に示す矢印A方向とは反対方向に回転される。この脱着が進行するにしたがって、環状シール部材17の環状シール本体17aは、オイルフィルタ取り付け部5と底板4aとによる圧縮から開放される。このとき、図4に示すように、係止突起20の頂部20cは、抜け止め折曲爪18aの内面18cよりも高くなり、図5(a)に示すように、抜け止め折曲爪18aが矢印B方向に回転すると、図6(b)に示すように、抜け止め折曲爪18aの他側端18fは、係止突起20の当接面20bに当接し、これによって抜け止め折曲爪18aは係止される。そして、オイルフィルタ1の脱着に際して、抜け止め折曲爪18aが矢印B方向に回転されるに伴って、環状シール部材17もオイルフィルタ取り付け部5に対して回転される。これによって、環状シール部材17がオイルフィルタ取り付け部5に貼り付いていた場合でも、環状シール部材17は、オイルフィルタ取り付け部5から剥がされる。したがって、環状シール部材17は、オイルフィルタ取り付け部5に貼着されたまま、オイルフィルタから脱落することがない。
次に、図7は、本発明の第2実施形態に係るオイルフィルタ21の底面を示す斜視図である。このオイルフィルタ21において、有底筒状容器2等については、前記第1実施形態と同様であるので、それらの各部についての説明を省略する。
このオイルフィルタ21において、蓋部材24は、オイル導出入部24dを囲んで、外周側に底板を折曲して形成された4つの抜け止め折曲爪28aと、4つの抜け止め折曲爪28aの間に開口された4つの係止孔29とからなるシール部材抜け止め部28を有する。
係止孔29は、オイルフィルタの螺着時に、前記シール本体がオイルフィルタ取り付け部に当接した後、螺着完了までの回転角より大きい開口角θを有する。開口角θは、通常、シール部材抜け止め部28の全周の40度程度である。ここで、開口角θとは、図7に示すとおり、係止孔29の一端から他端までの蓋部材24の中心軸に対する回転角をいう。この開口角θは、オイルフィルタ1の螺着時の回転角に相当する。
また、環状シール部材27は、環状シール本体27aと、環状シール本体27aの内周側に周設された内周鍔部27bと、内周鍔部27bの周方向に係止孔29に対応して前記内周鍔部27bから突設された係止突起30とを備える。各係止突起30は、内周鍔部27bの周方向に向けて、前記内周鍔部27bに垂直な当接面30b1,30b2とを有する。
そして、各係止突起30は、図4に示した例と同様に、その頂部30cが、前記抜け止め折曲爪28aの内面28cより高く、外面28dより低くなるように、前記内周鍔部27bから突設されている。
このオイルフィルタ21をオイルフィルタ取り付け部に螺着する際には、オイルフィルタ1の螺着が進み、最終の締め付け完了直前、すなわち、環状シール部材27の環状シール本体27aは、オイルフィルタ取り付け部に当接された後、螺着完了までの間、抜け止め折曲爪28aは、図8(a)に示すとおり、矢印A方向に回転する。このとき、係止孔29は、開口長Lが、前記のとおり、前記環状シール本体がオイルフィルタ取り付け部に当接した後、螺着完了までの回転角より大きいため、係止突起30は、図8(a)に示すように、係止孔29内の一端から、図8(b)に示すように、係止孔29内の他端まで移動する。したがって、抜け止め折曲爪28aは雄ねじ部(図示せず)の0.1ピッチ分に相当する螺着完了直前に、円滑に回転して、これによって、オイルフィルタ21螺着方向(A方向)に円滑に回転し、安定して螺着することができる。
また、オイルフィルタ21をオイルフィルタ取り付け部(図示せず)から脱着する際には、オイルフィルタ21は、図8(a)に示す矢印A方向とは反対方向に回転される。この脱着が進行するにしたがって、環状シール部材27の環状シール本体27aは、オイルフィルタ取り付け部と底板とによる圧縮から開放される。このとき、係止突起30の頂部30cは、抜け止め折曲爪28aの内面28cよりも高くなり、抜け止め折曲爪28aが矢印A方向とは反対方向に回転すると、抜け止め折曲爪28aの他側端28fは、係止突起30の当接面30b1に当接し、これによって抜け止め折曲爪28aは係止される。そして、オイルフィルタ21の脱着に際して、抜け止め折曲爪28aが回転されるに伴って、環状シール部材27もオイルフィルタ取り付け部に対して回転される。これによって、環状シール部材27がオイルフィルタ取り付け部に貼り付いていた場合でも、環状シール部材27は、オイルフィルタ取り付け部から剥がされる。したがって、環状シール部材27は、オイルフィルタ取り付け部に貼着されたまま、脱落することがない。
また、図9は、本発明の第3実施形態に係るオイルフィルタの係止突起および抜け止め折曲爪を示す図である。
この第3実施形態に係るオイルフィルタでは、係止突起は、環状シール部材47の内周側に周設された内周鍔部47bを横断して突設された断面略半円柱状の係止突条50で構成され、抜け止め折曲爪48aは、側端に前記周縁底面に向けて突設された係止庇部48bを有するものである。係止突条50の高さは、抜け止め折曲爪48aの内側の高さに対して−0.1〜−5.0mmになるように構成される。これによって、オイルフィルタがオイルフィルタ取り付け部に螺着するときに、係止突条50が抜け止め折曲爪48aに引っ掛からなくなる。
この第3実施形態に係るオイルフィルタの螺着に際しては、抜け止め折曲爪48aは、矢印A方向に回転される。そして、オイルフィルタの螺嵌が進み、最終の締め付け完了直前には、環状シール部材47の環状シール本体47aは、オイルフィルタ取り付け部に当接されてオイルフィルタ取り付け部と底板との間で圧縮される。このとき、係止突条50の頂部50cは、抜け止め折曲爪48aの係止庇部48bの下を通過して抜け止め折曲爪48aの内側に潜り込み、抜け止め折曲爪48aは、矢印A方向に円滑に回転される。これによって、オイルフィルタが螺着方向(A方向)に円滑に回転して安定して螺着が行われる。
また、第3実施形態に係るオイルフィルタをオイルフィルタ取り付け部から脱着する際には、オイルフィルタは、図9に示す矢印A方向とは反対方向に回転される。この脱着が進行するにしたがって、環状シール部材47の環状シール本体47aは、オイルフィルタ取り付け部と底板とによる圧縮から開放される。そして、環状シール部材47の係止突条50の頂部50cが抜け止め折曲爪48aの係止庇部48bに当接して、環状シール部材47もオイルフィルタ取り付け部に対して回転される。これによって、環状シール部材47がオイルフィルタ取り付け部に貼り付いていた場合でも、環状シール部材47は、オイルフィルタ取り付け部から剥がされる。したがって、環状シール部材47は、オイルフィルタ取り付け部に貼着されたまま、脱落することがない。
本発明のオイルフィルタは、前記の第1実施形態〜第3実施形態に限定されず、蓋部材および環状シール部材は、各種の変形が可能である。例えば、前記第1実施形態〜第3実施形態では、係止孔は、前記抜け止め折曲爪の外周方向に開口された切り欠き孔の形状を有するが、本発明はこの形態の係止孔に制限されない。例えば、図10に示すとおり、前記抜け止め折曲爪の外周方向に開口されず、抜け止め折曲爪に穿設された貫通孔49であってもよい。この貫通孔49によっても、オイルフィルタの装着時には、係止突起60が貫通孔49に遊嵌されるとともに、オイルフィルタの脱着時には係止突起60が抜け止め折曲爪部58に係止されて、オイルフィルタに環状シール部材が確実に保持される。
さらに、前記の第1実施形態では、24の抜け止め折曲爪18aを有する形態を、第2実施形態では、4つの抜け止め折曲爪28aを有する形態をそれぞれ示したが、本発明のオイルフィルタは、これらの実施形態に限定されず、抜け止め折曲爪18a,28a,38aの個数が異なる形態としてもよい。例えば、係止突起は、内周鍔部の全周に亘って2〜30個程度突設されていてもよい。
また、前記内周鍔部および前記係止突起または係止突条は、前記抜け止め折曲爪と接触する面に非接着性被膜が形成されていると、好ましい。非接着性被膜としては、例えば、シリコンコーティング等が挙げられる。この非接着性被膜は、オイルフィルタ取り付け部への環状シール部材の貼着を防止して、オイルフィルタの脱着を円滑に行うために有効である。
本発明の第1実施形態に係るオイルフィルタの外観を一部を切り欠いて示す図である。 第1実施形態に係るオイルフィルタとオイルフィルタ取り付け部の模式断面図である。 第1実施形態に係るオイルフィルタの底面を示す斜視図である。 図3に示すC−C線矢視断面図である。 (a)、(b)および(c)は、第1実施形態に係るオイルフィルタの螺着時における係止突起の作用を説明する図である。 (a)、(b)および(c)は、第1実施形態に係るオイルフィルタの脱着時における係止突起の作用を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係るオイルフィルタの底面を示す斜視図である。 (a)、(b)および(c)は、本発明の第2実施形態に係るオイルフィルタの螺着時における係止突起の作用を説明する図である。 本発明の第3実施形態に係るオイルフィルタの底面の一部を示す斜視図である。 本発明の実施形態の変形例を示すオイルフィルタの底面の一部を示す斜視図である。
符号の説明
1 オイルフィルタ
2 有底筒状容器
3 開口部
4 蓋部材
4d オイル導出入部
5 オイルフィルタ取り付け部
14a オイル導出孔
14b オイル導入孔
14c 雌ネジ部
15 管継手部
15a 雄ネジ部
16 嵌装溝部
17 環状シール部材
17a 環状シール本体
17b 内周鍔部
18 シール部材抜け止め部
18a 抜け止め折曲爪
19 係止孔
20 係止突起
20a 傾斜面
20b 当接面
20c 頂部

Claims (5)

  1. 一端に開口部を有する有底筒状容器と、前記有底筒状容器内に収容されたろ過部材と、前記開口部に装着される蓋部材と、前記蓋部材に装着される環状シール部材とを備え、内燃機関のオイルフィルタ取り付け部に螺着されるオイルフィルタであって、
    前記蓋部材は、オイル導入孔およびオイル導出孔を有するオイル導出入部と、前記オイル導出入部を囲む底面外周側に環状に刻設された嵌装溝部と、前記オイル導出入部を囲んで前記嵌装溝部の内周に沿って設けられたシール部材抜け止め部とを備え、
    前記シール部材抜け止め部は、前記オイル導出入部を囲んで外周に向けて折曲された複数の抜け止め折曲爪と、前記複数の抜け止め折曲爪の間に開口された係止孔とを有し、
    前記環状シール部材は、前記嵌装溝部に遊嵌される環状シール本体と、前記環状シール本体の内周側に周設された内周鍔部と、前記係止孔に対応して前記内周鍔部から突設された係止突起とを備え
    前記係止突起は、その頂部が、前記抜け止め折曲爪の内面より高くなるように、前記内周鍔部から突設されるとともに、
    前記係止突起は、一端に前記内周鍔部の周方向に傾斜した傾斜面と、他端に前記内周鍔部に垂直な当接面とを有し、前記オイルフィルタ取り付け部からオイルフィルタを脱着する際に、前記抜け止め折曲爪の一側端に前記当接面が当接し、前記オイルフィルタ取り付け部にオイルフィルタを螺着する際に、前記抜け止め折曲爪の他側端が前記傾斜面を摺動して前記頂部を越えて回旋するようにしたことを特徴とするオイルフィルタ。
  2. 一端に開口部を有する有底筒状容器と、前記有底筒状容器内に収容されたろ過部材と、前記開口部に装着される蓋部材と、前記蓋部材に装着される環状シール部材とを備え、内燃機関のオイルフィルタ取り付け部に螺着されるオイルフィルタであって、
    前記蓋部材は、オイル導入孔およびオイル導出孔を有するオイル導出入部と、前記オイル導出入部を囲む底面外周側に環状に刻設された嵌装溝部と、前記オイル導出入部を囲んで前記嵌装溝部の内周に沿って設けられたシール部材抜け止め部とを備え、
    前記シール部材抜け止め部は、前記オイル導出入部を囲んで外周に向けて折曲された複数の抜け止め折曲爪と、前記複数の抜け止め折曲爪の間に開口された係止孔とを有し、
    前記環状シール部材は、前記嵌装溝部に遊嵌される環状シール本体と、前記環状シール本体の内周側に周設された内周鍔部と、前記係止孔に対応して前記内周鍔部から突設された係止突起とを備え
    前記係止突起は、その頂部が、前記抜け止め折曲爪の内面より高くなるように、前記内周鍔部から突設されるとともに、
    前記係止孔は、オイルフィルタの螺着時に、前記環状シール本体がオイルフィルタ取り付け部に当接した後、螺着完了までの回転角より大きい開口角を有することを特徴とするオイルフィルタ。
  3. 前記係止突起は、前記内周鍔部を横断して前記抜け止め折曲爪の内面に向けて突設された断面略半円状の係止突条で構成され、前記抜け止め折曲爪は、周方向の側端に前記内周鍔部に向けて突設された係止庇部を有することを特徴とする請求項2に記載のオイルフィルタ。
  4. 前記係止孔は、前記シール部材抜け止め部の外周方向に開口された切り欠き孔であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のオイルフィルタ。
  5. 前記係止孔は、前記シール部材抜け止め部に穿設された貫通孔であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のオイルフィルタ。
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