JP3689402B2 - スライド式シートの位置検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のフロアに沿ってスライド可能なシートに設けたセンサと、フロアに設けた磁気を遮蔽する遮蔽体とを備え、シートのスライドに伴って前記遮蔽体がセンサに沿うように位置したときに、シートが所定の位置にあることを検出するスライド式シートの位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかるスライド式シートの位置検出装置は、下記特許文献により公知である。このスライド式シートの位置検出装置は、シートの前後位置に応じてエアバッグ装置等の作動を制御するためのもので、シートに設けたセンサとフロアに設けた磁性体製のフランジとの相対的な位置関係に応じて、シートの位置を磁気的に検出するようになっている。
【0003】
【特許文献】
米国特許第6053529号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のものは、シートが前方に移動するとフランジがセンサに沿うように位置し、シートが後方に移動するとフランジがセンサから離れるように位置するため、シートが前方位置にあるときにセンサがむき出しになってしまい、そこに異物が挟まったり付着したりする場合があった。そして前記異物が磁性体である場合には、センサが異物をフランジと誤認してシートの位置を誤検出する可能性があった。
【0005】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、スライド式シートの位置検出装置において、磁気を遮蔽する異物の接近によりセンサに誤検出が発生するのを未然に防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、車両のフロアに沿ってスライド可能なシートに設けた磁気センサ又は磁性体センサと、フロアに設けられて磁気を遮蔽する磁性体製の遮蔽体とを備え、シートのスライドに伴って前記遮蔽体が前記磁気センサ又は磁性体センサの検出部に沿うように位置したときに、該センサが作動してシートが所定の位置にあることを検出するスライド式シートの位置検出装置において、前記磁気センサ又は磁性体センサが前記遮蔽体以外の遮蔽体によって作動するのを防止する誤検出防止手段を設け、この誤検出防止手段は、前記遮蔽体に接続、固定されて磁気を透過する非磁性体製の物体であり、該物体は、前記磁気センサ又は磁性体センサの移動経路に沿って短冊状に延びていて、シートが前記所定の位置以外の位置にあるときに前記磁気センサ又は磁性体センサの検出部を覆うことを特徴とする。
【0007】
また請求項2の発明は、車両のフロアに沿ってスライド可能なシートに設けた磁気センサ又は磁性体センサと、フロアに設けられて磁気を遮蔽する磁性体製の遮蔽体とを備え、シートのスライドに伴って前記遮蔽体が前記磁気センサ又は磁性体センサの検出部に沿うように位置したときに、該センサが作動してシートが所定の位置にあることを検出するスライド式シートの位置検出装置において、前記磁気センサ又は磁性体センサが前記遮蔽体以外の遮蔽体によって作動するのを防止する誤検出防止手段を設け、この誤検出防止手段は、前記遮蔽体以外の遮蔽体が前記センサに接近するのを阻止するようフロアに設けられて磁気を透過する非磁性体製の阻止部材であり、該阻止部材は、前記磁気センサ又は磁性体センサの移動経路に沿って棒状に延びていて、シートが前記所定の位置以外の位置にあるときに前記磁気センサ又は磁性体センサの検出部と対向することを特徴とする。
【0008】
各請求項の上記構成によれば、シートが所定の位置にあることをフロアに設けた磁気を遮蔽する遮蔽体への接近により検出する磁気センサ又は磁性体センサが前記遮蔽体以外の遮蔽体によって作動しないように誤検出防止手段を設けたので、シートの位置の誤検出を確実に防止することができる。
【0009】
また特に請求項1の上記構成によれば、シートが検出すべき所定位置にあるときには、フロアに設けた前記遮蔽体が磁気センサ又は磁性体センサの検出部に沿う位置にあり、またシートが検出すべき所定位置以外の位置にあるときには、遮蔽体に接続、固定された非磁性体製の短冊状物体が磁気センサ又は磁性体センサの検出部に沿う位置にあるため、センサの検出部は常に前記遮蔽体あるいは前記磁気を透過する物体の何れかによって覆われることになり、センサに磁気を透過する異物が接近して誤検出が発生するのを未然に防止することができる。
【0010】
また特に請求項2の上記構成によれば、シートが検出すべき所定位置以外の位置にあるときには、フロアに設けた非磁性体製の棒状阻止部材により、センサの検出部に磁気を透過する異物が接近するのを阻止して、誤検出が発生するのを未然に防止できる。
【0011】
尚、実施例の遮蔽部材23および被検出部材23′は本発明の遮蔽体に対応し、実施例のカバー部材24は本発明の磁気を透過する物体に対応する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。 図1〜図5は本発明の第1実施例を示すもので、図1は自動車の車室前部の斜視図、図2は図1の2部拡大図、図3は図2の3部拡大図、図4は図2の4−4線断面図、図5は図2の5−5線断面図である。
【0013】
図1および図2に示すように、自動車の助手席のシートSはシートクッション11、シートバック12およびヘッドレスト13を備える。フロア14にリベット15…で固定した左右一対のベース部材16,16の上面に左右一対のシートレール17,17が溶接されており、これらのシートレール17,17に、シートクッション11の左右両側面に固定した一対のシートフレーム18,18が前後摺動自在に支持される。左側のベース部材16、シートレール17およびシートフレーム18は、右側のベース部材16、シートレール17およびシートフレーム18と実質的に左右対称な構造を有しており、図2には右側のベース部材16、シートレール17およびシートフレーム18が示される。
【0014】
図3〜図5を併せて参照すると明らかなように、シートレール17は上面が開口したC字状断面の部材から構成される。板状のシートフレーム18の下縁にリベット19…で支持板20が固定されており、シートフレーム18と支持板20との間に挟まれてリベット21…で固定されたスライダ22が、シートレール17の内部に摺動自在に嵌合する。シートレール17の前端下面とベース部材16の前端上面との間に磁性体(例えば、鉄)よりなる遮蔽部材23が溶接されており、この遮蔽部材23はU字状に屈曲した先端に鉛直方向に延びる遮蔽部23aを備える。遮蔽部材23の遮蔽部23aに、非磁性体(例えば、合成樹脂)よりなる短冊状のカバー部材24の前端がボルト25,25で固定される。カバー部材24はベース部材16の側壁に沿って前後方向に延びている。
【0015】
尚、遮蔽部材23はフロア14にベース部材16を介して支持されているが、それをフロア14に直接支持しても良い。つまり、遮蔽部材23は固定部であるフロア14に直接的あるいは間接的に支持することができる。
【0016】
シートフレーム18の前後方向中間部にステー26が前記リベット19,19で固定されており、その先端のセンサ支持部26aに磁気センサ27がボルト28およびナット29で固定される。このとき、磁気センサ27に突設した位置決め突起27aがセンサ支持部26aに形成した位置決め孔26bに係合することにより、磁気センサ27が回り止めされる。合成樹脂のような非磁性体で構成された磁気センサ27の本体部27bは、下面が開放したU字状断面を有しており、その溝部27cを挟んだ一側に永久磁石30が固定され、他側にホールICよりなる磁気検出部31が固定される。
【0017】
しかして、シートフレーム18,18に固定したスライダ22,22をフロア14に固定したシートレール17,17に案内されてシートSが前後にスライドするとき、シートSが前端位置に達すると遮蔽部材23の遮蔽部23aが磁気センサ27の本体部27bの溝部27cに入り込み、永久磁石30と磁気検出部31との間を遮るため、永久磁石30から出た磁力線が磁気検出部31に達しなくなることで、シートSが前端位置にあることが検出される(図5参照)。
【0018】
シートSが前端位置から後方にスライドすると、遮蔽部23aが磁気センサ27の本体部27bの溝部27cから離脱するため、永久磁石30から出た磁力線が磁気検出部31に達することで、シートSが前端位置にないことが検出される(図4参照)。このとき、遮蔽部23aの代わりにカバー部材24が溝部27cに入り込んで永久磁石30と磁気検出部31との間を遮るが、非磁性体の合成樹脂で構成されたカバー部材24は磁力線を透過させるため、磁気センサ27の検出性能が影響を受けることはない。
【0019】
シートSが前端位置にない場合でも、磁気センサ27の永久磁石30と磁気検出部31との間に磁性体の異物が挟まったり付着したりすると、その異物を磁性体の遮蔽部23aと誤認してシートSが前端位置にあると誤検出される可能性がある。しかしながら、本実施例によれば、シートSがスライド範囲の何れの位置にある場合でも、遮蔽部23aあるいはカバー部材24の少なくとも一方が磁気センサ27の本体部27bの溝部27cに存在して、磁気検出部31を覆うため、その遮蔽部23aあるいはカバー部材24によって磁性体の異物が溝部27cに挟まったり付着したりするのを防止し、誤検出の発生を未然に回避できる。
【0020】
次に、図6に基づいて本発明の第2実施例を説明する。
【0021】
第1実施例の磁気センサ27は永久磁石30から出る磁力線を磁気検出部31で検出するものであるが、第2実施例は前記磁気センサ27の代わりに磁性体の近接を検出する磁性体センサ27′を備えるとともに、被検出部材23′およびカバー部材24を備える。被検出部材23′およびカバー部材24は第1実施例の遮蔽部材23およびカバー部材24と同一の部材である。
【0022】
シートSが前端位置に達すると、磁気を遮蔽する遮蔽体である磁性体(例えば、鉄)製の被検出部材23′の先端の被検出部23a′が磁性体センサ27′の検出部に沿うように位置することで、シートSが前端位置にあることが検出される。シートSが前端位置以外の位置にあるとき、カバー部材24が磁性体センサ27′の検出部に沿うように位置するが、カバー部材24は非磁性体(例えば、合成樹脂)製であるために磁性体センサ27′によって検出されることはない。
【0023】
そして、シートSがスライド範囲の何れの位置にある場合でも、被検出部23a′あるいはカバー部材24の少なくとも一方が磁性体センサ27′の検出部に沿うように位置するため、その被検出部23a′あるいはカバー部材24によって磁性体の異物が磁性体センサ27′に付着するのを防止し、誤検出の発生を未然に回避することができる。
【0024】
次に、図7に基づいて本発明の第3実施例を説明する。
【0025】
第1実施例では遮蔽部材23の遮蔽部23aに固定した短冊状のカバー部材24で磁気センサ27を覆って誤検出を防止しているが、第3実施例はベース部材16に設けた一対の支持部16a,16aに非磁性体よりなる棒状の阻止部材32を固定したものである。阻止部材32は磁気センサ27の検出部に対向してその移動経路の下方に沿って延びており、例えばフロア14に転がった飲料水の空き缶等の磁性体が磁気センサ27に接近するのを阻止することで、その磁気センサ27の誤検出を防止するようになっている。
【0026】
尚、阻止部材32はフロア14にベース部材16を介して支持されているが、それをフロア14に直接支持しても良い。つまり、阻止部材32は固定部であるフロア14に直接的あるいは間接的に支持することができる。
【0027】
次に、図8に基づいて第1参考例を説明する。
【0028】
第1参考例は前記第3実施例の変形であって、第3実施例では棒状の阻止部材32を用いているのに対し、第1参考例の阻止部材33は底面が開放した箱状の部材であって、底面の開口部をベース部材16の上面に重ね合わせた状態で複数本のボルト34…で固定される。阻止部材33は磁気センサ27の移動経路の全域と遮蔽部材23とを覆っており、遮蔽部材23は阻止部材33の側面に形成した開口33aを通して該阻止部材33の内部に挿入され、また磁気センサ27のステー26は阻止部材33の上面に形成したスリット33bを通して移動可能である。
【0029】
その結果、遮蔽部材23以外の如何なる磁性体も阻止部材33により阻止されて磁気センサ27に接近することができず、磁気センサ27の誤検出を確実に防止することができる。
【0030】
尚、阻止部材33はフロア14にベース部材16を介して支持されているが、それをフロア14に直接支持しても良い。つまり、阻止部材33は固定部であるフロア14に直接的あるいは間接的に支持することができる。
【0031】
次に、図9に基づいて第2参考例を説明する。
【0032】
前記第1実施例〜前記第3実施例及び第1参考例ではカバー部材24あるいは阻止部材32,33が移動不能に固定されているが、第2参考例ではセンサ27を支持する合成樹脂製のステー26が上壁26c、側壁26dおよび後壁26eを備えており、これらの上壁26c、側壁26dおよび後壁26eによって遮蔽部材23以外の磁性体がセンサ27に接近するのを阻止して誤検出を防止することができる。例えば、後席に座った乗員が持つ傘の先端が後方から前席側に延びても、後壁26dによって傘の先端がセンサ27に接近するのを阻止することができる。尚、ステー26の上壁26cは第1実施例〜第3実施例及び第1参考例のセンサ支持部26aの機能も兼ね備えている。
【0033】
この第2参考例によれば、本発明の阻止部材を構成する上壁26c、側壁26dおよび後壁26eがセンサ27と共に前後方向に移動するので、その寸法をセンサ27を覆うだけの最小限の寸法にして小型化を図ることができる。
【0034】
以上、本発明の実施例及び参考例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0035】
例えば、実施例では遮蔽部材23および被検出部材23′を鉄製としているが、磁気を遮蔽する磁性体であれば任意の材質を採用することができる。
【0036】
また実施例ではシートSの前端位置を検出しているが、後端位置や中間位置を検出することも可能である。
【0037】
また第3実施例において、第2実施例と同様に前記磁気センサ27の代わりに磁性体の近接を検出する磁性体センサ27′を用い、遮蔽部材23の代わりに被検出部材23′を用いても良い。
【0038】
【発明の効果】
以上のように各請求項の発明によれば、シートが所定の位置にあることをフロアに設けた磁気を遮蔽する遮蔽体への接近により検出する磁気センサ又は磁性体センサが前記遮蔽体以外の遮蔽体によって作動しないように誤検出防止手段を設けたので、シートの位置の誤検出を確実に防止することができる。
【0039】
また特に請求項1の発明によれば、シートが検出すべき所定位置にあるときには、フロアに設けた前記遮蔽体が磁気センサ又は磁性体センサの検出部に沿う位置にあり、またシートが検出すべき所定位置以外の位置にあるときには、遮蔽体に接続、固定された非磁性体製の短冊状の物体が磁気センサ又は磁性体センサの検出部に沿う位置にあるため、センサの検出部は常に前記遮蔽体あるいは前記磁気を透過する物体の何れかによって覆われることになり、センサに磁気を透過する異物が接近して誤検出が発生するのを未然に防止することができる。
【0040】
また特に請求項2の発明によれば、シートが検出すべき所定位置以外の位置にあるときには、フロアに設けた非磁性体製の棒状阻止部材により、センサの検出部に磁気を透過する異物が接近するのを阻止して、誤検出が発生するのを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車の車室前部の斜視図
【図2】 図1の2部拡大図
【図3】 図2の3部拡大図
【図4】 図2の4−4線断面図
【図5】 図2の5−5線断面図
【図6】 本発明の第2実施例に係る、前記図4に対応する図
【図7】 本発明の第3実施例に係る、前記図2に対応する図
【図8】 第1参考例に係る、前記図2に対応する図
【図9】 第2参考例に係る、前記図2に対応する図
【符号の説明】
14 フロア
23 遮蔽部材(遮蔽体)
23′ 被検出部材(遮蔽体)
24 カバー部材(磁気を透過する物体、誤検出防止手段)
27 磁気センサ
27′ 磁性体センサ
31 検出部
32 阻止部材(誤検出防止手段)
S シート
Claims (2)
- 車両のフロア(14)に沿ってスライド可能なシート(S)に設けた磁気センサ(27)又は磁性体センサ(27′)と、フロア(14)に設けられて磁気を遮蔽する磁性体製の遮蔽体(23,23′)とを備え、
シート(S)のスライドに伴って前記遮蔽体(23,23′)が前記磁気センサ(27)又は磁性体センサ(27′)の検出部に沿うように位置したときに、該センサ(27,27′)が作動してシート(S)が所定の位置にあることを検出するスライド式シートの位置検出装置において、
前記磁気センサ(27)又は磁性体センサ(27′)が前記遮蔽体(23,23′)以外の遮蔽体によって作動するのを防止する誤検出防止手段を設け、
この誤検出防止手段は、前記遮蔽体(23,23′)に接続、固定されて磁気を透過する非磁性体製の物体(24)であり、
該物体(24)は、前記磁気センサ(27)又は磁性体センサ(27′)の移動経路に沿って短冊状に延びていて、シート(S)が前記所定の位置以外の位置にあるときに前記磁気センサ(27)又は磁性体センサ(27′)の検出部を覆うことを特徴とする、スライド式シートの位置検出装置。 - 車両のフロア(14)に沿ってスライド可能なシート(S)に設けた磁気センサ(27)又は磁性体センサ(27′)と、フロア(14)に設けられて磁気を遮蔽する磁性体製の遮蔽体(23,23′)とを備え、
シート(S)のスライドに伴って前記遮蔽体(23,23′)が前記磁気センサ(27)又は磁性体センサ(27′)の検出部に沿うように位置したときに、該センサ(27,27′)が作動してシート(S)が所定の位置にあることを検出するスライド式シートの位置検出装置において、
前記磁気センサ(27)又は磁性体センサ(27′)が前記遮蔽体(23,23′)以外の遮蔽体によって作動するのを防止する誤検出防止手段を設け、
この誤検出防止手段は、前記遮蔽体(23,23′)以外の遮蔽体が前記センサ(27,27′)に接近するのを阻止するようフロア(14)に設けられて磁気を透過する非磁性体製の阻止部材(32)であり、
該阻止部材(32)は、前記磁気センサ(27)又は磁性体センサ(27′)の移動経路に沿って棒状に延びていて、シート(S)が前記所定の位置以外の位置にあるときに前記磁気センサ(27)又は磁性体センサ(27′)の検出部と対向することを特徴とする、スライド式シートの位置検出装置。
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