JP3687754B2 - 衣服ハンガー - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は,ハンガーの幅を衣服の寸法に合わせて調節できるようにした衣服ハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】
衣服はそれに適した寸法のハンガーにかけて初めて最適な状態で表示され保持される。
したがって、衣服製造業者や小売り業者は、これを達成するために、幅が固定されたハンガーでいろいろな寸法のものを揃えるか、あるいは、調節可能な幅のハンガーを用いたりしている。同様に、最終消費者は幅が固定したハンガーを用いたり、あるいは、その衣服の寸法に調節できる幅のハンガーを用いたりもする
【0003】
従来、異なった寸法の衣服に合わせてハンガーの幅を選択的に調節する構造を含む種々の形態の衣服ハンガーが提案されている。本件特許出願人の米国特許第5,085,358号、同第5,102,019号では、このような従来構造の引用文献で行なっているような構造を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ハンガーの幅を調節したり、そこに掛けられるようになる衣服の寸法を表示したりする改良構造を取り入れた衣服ハンガーに関するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明による衣服ハンガーは、中央部で鈍角に折り曲げられた細長い第1,第2の支持アームを有するフレームと、回転可能に装着した少なくともつのホイール(ピニオン)からなる移動伝達機構と、前第1,第2の支持アームに沿って平行移動できるようにそれぞれ装着した第1,第2の延長部材とを包含し、こられ延長部材の各々が前記移動伝達機構に連結していて前記延長部材をそれぞれの支持アームに沿って往復平行移動させるトングを包含することを特徴とするものである。
本発明の重要な特徴によれば、調節自在の寸法表示器がハンガーに組み込まれていることである。或る形態では、この表示器は手動で調節して一定幅のハンガーの寸法を表示することができる。別の実施例では、表示器は調節可能な延長部材に作動可能に連結してあって調節されたハンガー寸法を自動的に表示することができる。
【0006】
【作用】
或る好ましい実施例による衣服ハンガーは、中央部分から互いに反対の方向に延び、間に鈍角をなす第1,第2の細長い支持アームによって特徴づけられる。前記第1,第2の支持アームは、前記アームに沿って往復平行移動できる第1,第2の延長部材をそれぞれ担持している。第1,第2の延長部材は、共に、少なくとも1つの回転可能に装着したホイールに連結してあるので、一方の延長部材がその支持アームに沿って平行移動すると、対応して他方の延長部材もその支持アームに沿って(すなわち、内方か外方へ)平行移動するようになる
【0007】
第1の好ましい実施例はホイール(ピニオン)と第1,第2の延長部材とを包含し、各延長部材は可撓性のトング(舌片状部材)を包含しており、これらのトングはそれぞれ直径方向に対向した部分に沿ってホイール(ピニオン)に係合している。ホイール(ピニオン)はトングに形成した歯と噛み合うような向きの周方向に構成した歯を持つと好ましい。好ましくは、各延長部材とそれに対応したアームとの間に案内構造が配置してあるので、延長部材の動を容易にすると共に、アームから外れるのを防ぐことができる。他の好ましい実施例では、数の連結したホイール(ピニオン)を包含し、各可撓性のトングはそれぞれ別々にこれら連結したホイール(ピニオン)に係合するようになっている
【0008】
もう一つ別の実施例では、調節ノブがホイール(ピニオン)に連結してあるので、ホイール(ピニオン)を手動で回転させて延長部材の平行移動をし易くする。また更に別の実施例では、電気モータがホイール(ピニオン)を駆動するために設けられる。
【0009】
【実施例】
本発明の新規な特徴は添付の特許請求の範囲に明確に述べてある。本発明は、添付図面に関連した以下の説明から最も良く理解して貰えよう。
【0009】
図1は本発明による衣服ハンガー20の好ましい実施例を示す面図である。ハンガー20は、中央部52で鈍角に折り曲げられた細長いアーム24,26を有するフレーム22を包含する。アーム24と26との間は鈍角30をもって構成され、それぞれ摺動可能な延長部材34,36のそれぞれ支持するように配置されている。延長部材は、それぞれ、そこから突出する可撓性のラック44,46を有し、これらラックはフレーム22の中央部分52に回転可能に装着されたピニオン歯車50と噛み合うように案内される。ラック44,46の可撓性により、それぞれのラックが、ピニオン50に対して接線方向であって且つ各々のアーム24,26に実質的に平行な経路セグメントを包含する案内経路をたどれるようになる
【0010】
こうして、各延長部材34,36は、それぞれその対応するアームに沿って、両方向矢印54で示すように、往復平行移動することができる。延長部材34,36の移動は、左右延長部材をそれぞれ片手で握り、内方へ押し込んだり或いは外方へ引っ張り出したりすることによって達成できる。あるいは、フレームを片手で握り、他方の手で延長部材を内方あるいは外方へ押圧してもよい。各可撓性ラック44,46のピニオン50との噛み合いにより、一方の延長部材がフレーム中央部52からの間隔を変えると、他方の延長部材でも同じ分だけの間隔が変化するようになる。すなわち、延長部材34,36はそれぞれのアーム24,26上で互いに反対方向へ往復平行移動する。
【0011】
延長部材34,36がフレーム中央部52に向かって押圧されると、ピニオン50は方向60へ回転し、フレーム中央部52から離れるように押圧された場合、ピニオン50は方向62へ回転する。ハンガー20の部品間で摩擦が起きると、調整されなければ延長部材34,36は静止状態になる。しかしながら、これは爪64の形をした位置錠止部材で錠止を確実にできる。すなわち、爪64ピニオン50と選択的に錠止係合するように摺動させることで実現できる。
【0012】
これにより、ハンガー20は、延長部材34,36の間の横方向間隔(選んだ衣服を最も効果的に支持することのできる間隔)を迅速かつ容易に調節することができる。延長部材34,36は、衣服に最もフィット支持するように必要に応じて簡単に手で内方あるいは外方へ押圧され、所望間隔を決めたら、別の衣服に対して再調節されるまで、その所望間隔を保ったままにその位置に留めておく。ハンガーは、アーム22、24間に鈍角30を持って作ることができ、この鈍角、たとえばコートのように、選んだ衣服を最良状態に収容して支持することができる
【0013】
次に、図1〜図4に対する好ましい実施例のより詳しい説明を行う(図2、図3、図4は、それぞれ、図1の2−2、3−3、4−4平面に沿った断面図である)。ここでわかるように、フレーム22はアーム24,26と、中央部52とを構成している。
アーム2426とのの中央部52は、鈍角30を持って折り曲げた構成になっている。すなわちアーム24と26の各々がそれぞれ内端部71,72のところで中央部52へ結合されている。フレーム22はアーム24,26の外端部75,76間を側方へ延びる内部室74を限定した中空ハウジングの形をしているまた、フレーム22は、たとえばポリマーで成形され、側方に配置された隔離線80に沿って相互に結合されるような、2つの半分部分22A,22Bからなるものであってもよい。側方に向いた一対のスロット84、86が、それぞれ、アーム24,26の上面に沿って構成してあって、室74と連通している。
【0014】
下方室壁94からボス92を隔てて位置付けることによって通路90が形成される。同様の通路96も、他方の別のボス98を下方室壁94から隔てて位置付けることによって形成される。これらのボス92,98は、中央部52から互いに反対方向へ離隔して位置付けられているので、通路90,96はそれぞれ、アーム24,26とほぼ平行になるように構成されている。
【0015】
図1,図2に示すように、延長部材34はプレート112と直交して配置された衣服衝合部材110を包含する。この衣服衝合部材110は、ハンガー技術の分野で周知の方法で衣服を支えるように適切に形成される。たとえば、衣服衝合部材110は、図1,図2に示すように、円弧状の上面114を限定してコート肩部の内面をぴったりと支持することができる。あるいは、部材110は、ドレスの肩ストラップを支持するようにフックを構成してもよい。
【0016】
プレート112はスロット84を通して挿入され、室74内を横方向へ摺動されると、延長部材34は矢印54で示すように、アーム24に沿って往復平行移動するように摺動自在に支持される。スロット84は、内端部と外端部122,124間にあって、延長部材34に隣接していて、延長部材34の側方移動を制限する止め部の役割を形成している。
【0017】
プレート112の下端から側方内向きに、長くて可撓性のあるトング130が延びている。このトング130の上面には複数の離隔した歯132が形成されており、トング130と歯132とが一緒になって上記の可撓性ラック44を形成する。
【0018】
ピニオン50は、ラックの歯132と回転可能に噛み合うような形状の複数の離隔した歯136をしている。ピニオン50は、フレーム中央部52において、フレーム半分部分22A,22B間に支持された軸137に回転可能に装着されている。フレーム中央部52は、間に円弧状の通路138(通路90,96の間に位置する)を形成するような寸法でピニオン50が設計され中央部50に位置決めされている、というように構成されている。
【0019】
延長部材34がフレーム22内に据えつけられると、そのラックが通路90,138と96を次々に通って配置されるようになる。可撓性ラック44が通路138を通して送られるにつれて、ラックの歯132がピニオン50の歯136と噛み合うようになる。延長部材34が中央部52に向って摺動させられている場合、その可撓性ラック44も通路90,138,96を通って摺動して行きこれにより、ピニオン50が方向60へ回転するようにさせる。延長部材34が中央部52から離れるように摺動された場合には、可撓性ラック44は通路90,138,96を通って摺動して行き、これにより、ピニオン50が方向62へ回転するようにさせる。このように、可撓性ラック44は1つの経路に沿って往復動して、ピニオン50と噛み合うように或る。この経路は通路90,138,96を含み、通路90,96によって限定される経路セグメントは、それぞれ、実質的にアーム24,26と整合する。
【0020】
延長部材36は上記延長部材34の場合と同様にフレーム22によって支持されるが、この場合、延長部材36はスロット86を通って摺動し、その可撓性ラック46は通路150,152,154を連続して通過するようになる。通路150,154はそれぞれボス156,158によって形成される。これらのボスは、室上壁面160から離隔して、また、中央部52からも反対方向に離隔して位置している。ピニオン50と室上壁面160の間のスペースによって円弧状の通路152が形成されている。
【0021】
したがって、可撓性ラック44,46は、ピニオン50の直径方向で相対向した部分に沿ってそれぞれがピニオン50に噛み合い、それぞれの経路に沿って移動する。各々の経路は、ピニオン50から側方に隔して、それぞれアーム24,26と整合しているようになる経路セグメントを包含する。各経路は、また、ピニオン50から半径方向に離隔した円弧状の経路セグメント、すなわち、通路138,152をも包含する。
【0022】
ハンガー20の使用にあたっては、使用者はまず各延長部材34,36を握り、内方へあるいは外方へ押圧して、矢印54(図1に示す)に沿って側方へ移動させると、ピニオン50がラック44,46の側方移動に従って回転することになる。すなわち、延長部材が内方に押圧された場合には、ピニオン50は方向60へ回転し、外方に押圧された場合には、ピニオンは方向62へ回転する。
【0023】
あるいは、使用者は片手でフレーム22を握り、延長部材の一方を中央部52に向かって、あるいはそこから離れる方向に押圧する。その延長部材のラックの側方押圧は、ピニオン52を介して、他方のラックの側方押圧に変換されることになる。その結果、反対側の延長部材が最初の延長部材に従って移動する。すなわち、延長部材34が内方へ押圧されると、延長部材36同じ速度で内方へ移動する。
【0024】
アーム24,26間の鈍角30は、一般的に肩部と肩部(あるいは別の部分も)との間に鈍角が形成されている衣服、たとえば、コート、シャツ、ドレスなどを効果的に支持しようとする場合に必要である。この鈍角30より、ハンガー20がこのような衣服を自然の形で支持できるようになるので衣服の型崩れを防止し、その寿命を延ばすことができる。たとえば、コートを掛けるためのハンガーでは、110度乃至150度の鈍角30をもって形成される。上述した構造上の特徴(特に、可撓性ラックおよびそれらが案内される経路セグメント)は、アーム24,26がその間に所望の鈍角30をもって配置されるところにある
【0025】
ラックに必要な可撓性について図5で説明する。図5は、延長部材36が、延長部材34の対応する部分と同様に、衣服衝合部材111と、プレート113と、円弧面115とを持つことを示している。可撓性ラック46は、位置46Aまで上方へ、位置46Bまで下方へ折り曲げてある。このラックは弾性ポリマー、たとえば、ポリプロピレンで形成すると好ましく、延長部材36の他の部分と一体に形成することができる。あるいは、ラック46を別個に形成し、たとえば、トングのべース116に沿って結合したり鋲止めしたりなど、従来周知の方法で、延長部材の他の要素に結合してもよい。
【0026】
図1,図4は、室74内に摺動自在に装着してあって、ピニオン50と係合する第1位置とピニオン50から隔した第2位置との間で選択的に移動する爪64を示す。爪64の端は離隔した歯170を構成してこの錠止係合を容易にすると好ましい。図4に示すように、爪64はピン172上に支持されており、このピンがフレーム22にあるスロット174内で摺動する。ピン172の外端にはノブ176が備わっており、使用者はこのノブを押圧して、爪とピニオン50との係合/離脱を行うことができる。爪64が図1に示す離隔した位置に移動したとき、ピニオン50は解放されて回転し、その結果、延長部材34,36をそれぞれのアームに沿って平行移動させるようになる
【0027】
別の実施例において、位置錠止部材(爪)64を弾性材料で形成して、曲がった触覚のような止め作用をもたらすので、これにより、延長部材34,36の位置を錠止し、しかも、所定限界値より大きい力が加わったときに、その側方移動を許すようになっている。すなわち、限界値を超える側方力が延長部材34,36にかかると、爪が曲がるため、ピニオン歯136が爪64を過ぎて摺動あるいはクリック移動して、これら部材間に新しい錠止係合関係が定まるようになる。爪64とフレーム22の間にスプリングを配置して、爪64をその係合位置すなわち錠止位置へ押圧するようにしてもよい。スプリングの復帰力や爪材料などは、弾性所望の限界値に従って選ぶとよい。
【0028】
上述した位置錠止機構はピニオン50の係合を伴ったが、錠止部材は、ラック44,46のよう延長部材平行移動を伴った別の機構と同様な曲がり係合になるよう押圧するようにしてもよい。
【0029】
別の好ましい実施例では、衣服ハンガー20の部品間に動摩擦を持つように設計されていて、延長部材34,36がハンガー使用者によって力が加えられない限り固定位置に留まるようになっている。たとえば、通路90,96,150,154は充分に制限を受けていて、そこを通過するラックを屈服して折れ曲がるように把持するようになる。このような好ましい実施例では、爪64のような錠止部材を必要としない。
【0030】
衣服ハンガー20は、他にもハンガー一般的に含まれる構造も備えている。特に、中央部52は上方に延びてボス180を形成し、このボスが、衣服ハンガーを種々の衣料支持体、たとえば、クローゼットのロッドからつり下げるための円弧状のフック182を回転自在に支持する。加えて、フレーム22は、他の衣服、たとえば、スラックスを支持するために、アーム端75、76連結した側方ロッド184を構成している。
【0031】
図6は、別の好ましいラック案内構造を示す、図1と同様の図である。図6に示すフレーム222は、フレーム22と同様にピニオン50とボス98,158とを有する。しかしながら、フレーム22のボス94,156に代えて、ボス224,226が用いられている。ボス224はさらに側方へ延び、下方室壁94から離れるように湾曲している。ボス226もさらに側方へ延び、上方室壁160から離れるように湾曲している。したがって、ボス224と下方壁94は、ピニオン50から側方へ隔たり、スロット84に接近するにつれて幅が広がっていくという通路234を構成する。同様に、ボス226と上壁160は、ピニオン50から側方へ隔たり、スロット86に接近するにつれて幅が広がっていくという通路236を構成する。
【0032】
使用にあたって、通路234,236はフレーム222を組立てた後で延長部材を挿入するのを容易にする。これは図6に示してあり、可撓性ラック44の端240が、スロット86を通して挿入されボス226と衝合している状態で示してある。ラック44が内方へ押圧されるにつれ、円弧状のボス226ラック通路236を通るように方向づけて、ピニオン50と係合させると共に、ボス158と上壁160の間の通路を通過するよう誘導する。スロット84を通してのラック44の挿入(図1に示す)同様に円弧状ボス224によって容易になる。
【0033】
図2は、図1に矢印54で示すように、アーム24に沿って往復動可能に支持されている延長部材34を示している。この移動を容易にするために、プレート112が延長部材34から下降してアーム24の室74内で摺動する。
【0034】
図7は、アーム24Aが室74Aを有し、この室が内壁面に複数のスロット252を構成している別の好ましい実施例のハンガ250を示す、図2と同の図である。延長部材34Aはプレート112Aを有し、このプレートが一対のリブ254を構成し、各々のリブは異なったスロット252にそれぞれ摺動自在に受け入れられる。リブ254の角隅256は面取りしてあり、リブをスロット252にスナップ嵌合するまで押し下げるのを容易にする。スロット252及びリブ254は、図1の矢印54に沿った方向に向いている。
【0035】
こうして、延長部材34Aは、リブ254とスロット252の摺動係合によってアーム24に沿って滑らかに案内される。さらに、スロット252およびそこに収容されたリブ254は、延長部材34Aがアーム24Aから外れるのを防ぐ。もちろん、ハンガー250のもう一方のアームおよび延長部材にも同様の構造が設けてある。
【0036】
図8〜図11には別の好ましい調節自在の衣服ハンガー320が示しあり、このハンガーは、そのラックピニオンを手動でも自動でも回転させるために、回転可能な調節ノブとオプションの電気モータとを包含する。したがって、この実施例320では、延長部材の間隔は、調節ノブを手で回転して変えることもできるし、電気スイッチを単に回すだけで変えることできる。
【0037】
図8は、図1と同様の面図であり、ハンガー320は、アーム324,326の形をしている一対の細長い支持部材を有するフレーム322を包含する。これらのアームは、図1のハンガー20と同様に、その間に鈍角330が形成されるように配置されている。アーム324,326は、それぞれ延長部材334,336を摺動可能に支持しており、これらの延長部材はそこから延び出ている可撓性ラック344,346を有する。
【0038】
可撓性ラック344,346はフレーム中央部352で回転可能に装着されたピニオン350と噛み合うように案内される。ラック344、346の可撓性の故に、各ラックはピニオン350に対して接線方向の案内経路をたどることができる。図8および図8の9−9線に沿った拡大断面図である図9でわかるように、可撓性ラック346は延長部材336から内方へ延び、ピニオン350とフレーム322の張り出した円弧状リップ部362との間に形成された通路360を通過する。そして、通路360可撓性ラック346をピニオン350と噛み合うように案内する。ピニオン350を通り超した後、可撓性ラック346はフレーム上壁面の下面364に沿って案内される(この表面346は中央でリップ部362に移行する)。重力により、可撓性ラック346の端部366は、図8に示すように、壁364から垂れ下がるようになる
【0039】
同様にして、可撓性ラック344も延長部材334から内方へ延び、ピニオン350とフレーム322の外方へ延びる円弧状のリップ部372の間に形成された通路370を通過し通路370可撓性ラック344をピニオン350と係合するように案内する。通路370を通り越した後、可撓性ラック344は可撓性ラック346との接触によってその下へ移動するのを妨げられ、重力により、ラック端374が図8に示すようにラック344の下方へ垂れ下がるようになる
【0040】
図8に示す実施例において、ピニオン350は、ピニオン350よりも直径が大きい調節ノブ380と一体に同軸に形成されている。ノブ380の外側表面382にはぎざぎざが付いていて、これがフレーム322の下側から出ていて、図8に示すように、表面382に触れるようになっている。ピニオン350とノブ380の組み合わせは、フレーム322に構成されたジャーナル384,396に回転自在に収容される軸390,392を構成する。
【0041】
使用する場合、表面382に指で圧力を加えて、ノブ380をいずれかの方向へ回転させ。これ一体のピニオン350を回転させ、可撓性ラック344,346を中央ピニオン352に向かって引っ張るか、あるいは、中央部352から離れるように押すことになる。その結果、延長部材334、336は、両方向矢印398で示すように、アーム324,326に沿って往復動する。あるいは、延長部材334,336を使用者が直接握って、実施例20に対して上述したように、内方または外方へ押圧することによってフレーム322に沿ってこれらの延長部材を往復動させてもよい。
【0042】
衣服ハンガー320は中央部352で枢着された円弧状のフック400によって適切な衣服支持体からつり下げられるようになっている。ロッド401がアーム324,326間で水平方向に配設されて、他の衣服、たとえば、スラックスなどを保持するようになっている。
【0043】
図9は、電気モータ402と、一対のバッテリ404と、これらのバッテリ404をモータ402に接続して双方向回転を行わせる電気スイッチ406も示している。モータ402は、電気モータの分野では周知の方法で軸408を駆動する歯車を包含し得る。モータ、バッテリ、およびスイッチは、ハウジング410に収容されており、モータ組立体412を形成し、そこからモータ軸が408が出ている。ピニオン軸392にはくぼみ414が限定されている。モータ軸408およびくぼみ414には両方とも刻み目がつけられているので、軸408がくぼみ414内に収容されたときに、軸とくぼみが容易に回転可能に錠止されるようになる
【0044】
モータ組立体412は、破線420で示すように、フレーム322の側に取り外し自在に取り付けられるようになっている。種々の周知のアタッチメント構造を使用できる。例示した構造では、ハウジング410は、そこから突出して、拡大ヘッド424を有する、一体成形された足部422がある。これらの足部422は、ハンガー・フレーム322にぴったりと嵌められたソケット(図示せず)に受け入れられる。大ヘッド424を有するヘッド424は、弾力的であるが取り外し自在にフレーム322のソケット内に保持されるように、弾性ポリマーで形成されるのが好ましい。このように、ハンガー320モータ組立体412を素早く設置したり取り外したりすることによって、ピニオン352の自動作動を行ったり、自動作動機能を外したりすることもできる。自動操作の場合には、簡単なスイッチ406操作、ピニオン350の双方向回転を指令し、その結果、印398で示すように延長部材334,336をフレーム322に沿って移動させることができる。
【0045】
フレーム322は一般的に開放底部を有するU字形をしており、これは図8の10−10線平面に沿った拡大断面図である図10に最も良く示してある。延長部材334は9−9線平面に沿ってスリーブ430を構成しており、このスリーブはフレーム・アーム324上に摺動自在に収容されている。室上壁432には相対向した一対の円弧状肩部434が限定されており、これらの肩部は衣服をぴったりと支持するように形成してある。室下壁440には、U字形フレーム322内に上昇して、フレームの中央部352に向かって延びている可撓性のトング442が配置されている。トング442には更にずっと遠くまで延びた端部に歯が限定されていて、図11(a)に示すように可撓性ラック344を形成している。
【0046】
図11(a)は図8の曲線10内の構造の拡大図であり、ラックおよびピニオン歯の別の好ましい実施例を示している。この実施例において、歯は、可撓性ラック344,ピニオン350にそれぞれ形成した側方に向いた***444、445であり、ピニオン350とラック344の間で力を伝達するようになっている。***444,445はV字形の輪郭を持つように図示してあるが、他の***輪郭を用いてもラック及びピニオン間で力を伝達できる。
【0047】
発明は、力を伝達するのに適した別の表面形態へと広げることもできる。図11(b)は、摩擦ホイール450および可撓性トング452がそれぞれの間で力の伝達を行う摩擦面453,456を形成している実施例を示している。たとえば、表面453,456は織物で形成し、摩擦ホイール450に対して接線方向のベクトルに沿って力を伝達するように、粗面仕上げとしてもよい。摩擦錠止部材を設けてホイール450と選択的に係合させ、延長部材334,336を固定位置に保持するようにしてもよい。たとえば、図1の爪64に類似した錠止部材を設けてその摩擦面をホイール350の表面380と係合させてもよい。このような錠止部材が外れると、延長部材334、336は自由になってそれぞれのアームに沿って平行移動できる。
【0048】
図1に示すハンガー実施例20では、直径方向に対向して可撓性ラック44,46と係合する部分を有する一のピニオン歯車50を包含していた。同様の構造が、図8のハンガー実施例320に関しても開示された。しかし、本発明の教示は、可撓性ラックと係合するのに、複数個のピニオンあるいは平歯車が使用できる、ということにも敷延され得ることは了解されたい。たとえば、図12は好ましい実施例のハンガー500を示した図で、図1の中央部に類似した図であるが、ここでは一対のピニオン501,502が側方に間隔を置いて配置され、その間にこれらピニオンより小さいピニオン504を収容している。ピニオン501,502は、それぞれ、ピニオン504の直径方向に相対向した部分に係合している。
【0049】
歯車501,502、及び504は、ハンガー・フレーム508の室506の中央部内に回転自在に装着してある。可撓性ラック510,512が延長部材(図示せず)から中央部まで内方へ延びており、ここで、可撓性ラックの各々がそれぞれ対応するピニオン501,502と係合する。特に、ラック510は、ピニオン501と室下壁520の間で摺動しながら、ピニオン5101と噛み合う。ボス522は、ラック510が上方移動してピニオン502と噛み合うのを防止している。
【0050】
同様にして、可撓性ラック512もピニオン502と噛み合い、室上壁524とボス52の間で摺動して、ピニオン50との噛み合いを回避するようになっている。中央ピニオン504との相互係合により、ピニオン501,502は同じ角速度で同じ方向に回転するのを確実にする。こうして、可撓性ラック510に取り付けた延長部材がフレーム508に沿って側方内向きに動かされた場合、この動きはピニオン501,502,504を介して伝達され、可撓性ラック512にも同様の内向きの運動を生じさせる。ラック510,512の端52,530は上下の室壁520,524とそれぞれ接触しているが、実際には自由端で、壁から離れるようになっている。
【0051】
複数のピニオンを有する別の好ましい実施例ハンガー540が図13に示してある。ハンガー540は一対の相互に噛み合ったピニオン542,544を有し、これらピニオンはハンガー・フレーム548の室546の中央部内に回転自在に装着されている。可撓性ラック550は延長部材(図示せず)から内方中央部にまで延び出ており、ここで、ピニオン542の上面と係合する。ラック550はボス552によってこの係合状態へ案内される。このボスはフレーム548の上壁554から下降している。別のボス556も、ピニオン544上方に位置し且つ上壁554から離隔して、フレーム548の室壁から延在して配置されているック550は、ピニオン542を通過した後ボス556と室上壁554の間を案内される。こうして、ラック550は、最初はピニオン542と係合するように案内されるその後はピニオン544と係合しないように案内されるようになる
【0052】
別のラック558が反対側の延長部材から内方に延び出ている。ラック550,558は、それぞれ、室546の幅の二分の一の幅を有するように形成され、ラック558はラック550の背後に通る。図示しないが、ボス552、556に類似したボスが、ラック558をピニオン544と係合するように案内し、そして、ピニオン542と離隔した関係に案内するように設けてある。ボス552に類似したボスは室上壁554から下降しており、ボス552から後方に隔たって位置する。ボス556に類似したボスが室後壁564から後方から内方へ延び出ており、ラック558がピニオン542と噛み合うのを防いでいる。こうして、ラック558はラック550の背後に通り、ピニオン544と噛み合うようになるが、ピニオン542からは離隔されている。ハンガー実施例540の特徴に従って、ラック550,558とそれにそれぞれ取り付けられた延長部材は、ハンガー中央部に関して対称的であり、したがって、両者は同じ部品であるので、2つの部分は逆になるように単純に反転されて、それぞれフレーム547の対向端に摺動され得る。
【0053】
固定した寸法の衣服ハンガー560の中央部が図14の面図に示してあり、図15は図14の15−15線平面に沿った図である。ハンガー560は寸法表示機構561を有し、これはフレーム564内に回転自在に支持された軸563を有するホイール562を包含する。衣服寸法表示565がホイールの面566の周囲に設けてあり、フレーム562にある窓568を通して見ることができる。止めボール569がフレーム564及びホイール562の間に配置されている。止めボール569は、ホイール562の反対面571にある円弧状部に沿って配置された複数のへこみ570の中に収容されるようになっている。ホイール562フレーム564は、たとえばプラスチックなどの弾性材料で作り、止め位置間の移動に降伏屈曲抵抗を与えることができる。この降伏屈曲抵抗は、止めボール569の取り付けの際に片寄せスプリングを設けることによって高めることができる。ホイール562にある各々の止め位置により、異なった数字表示565が窓568に表示されるように、へこみ570は配置されている。
【0054】
まず、第一使用としては、衣服をハンガー560に吊るしてから、衣服の対応する寸法が窓568に表示されるまでホイール562回転させる。衣服が新たに異なった寸法のものと取り替えられたときに新しい寸法に対応する表示が出せるように、ホイール562は迅速に回転させられるようになる。衣服を繰り返し取り変える衣料店やその他で営業的に使用する場合に、ハンガー560を使用すれば、時間の節約になると共に、手作業による取り替え作業や(たとえば、ハンガー・フック182に付けるような寸法表示環など)衣服寸法表示部品の節減にもなる。
【0055】
第二使用においては、寸法表示機構561を使用して、固定ハンガーそれ自体の寸法を示すことができる。この使用では、衣服ハンガー560は種々の寸法に作られ、そして、各ハンガー560のホイール562が適切な寸法表示565まで回転される。寸法表示機構561のこの第二使用では、止めボール569の代わりに、もっと恒久的な錠止機構、たとえば、フレーム564,ホイール562に挿入したピンを用いてもよい。
【0056】
図14では数字の寸法を示しているが、寸法表示565は。目的となる衣服に適した寸法表示、たとえば、S、M、L、XL(小、中、大、特大)などでもよい。また、ホイール562にさらに第2のホイールを用い、より細かく分析した寸法、すなわち、1の位の桁と10分の1の位の桁の寸法を表示するようにしてもよい。
【0057】
調節自在の衣服ハンガーでも、図14,15に示す寸法表示機構561をその調節機構に連結することができる。たとえば、図14,15の寸法表示器を図8の調節ノブ及びピニオンと組み合わせて、図16に示す好ましい実施例とすることができる。図16と、図16の17ー17線平面に沿った図である図17は、中央部352の隣接壁582を切り抜いた観察窓580を示し、ノブ380の隣接側面583は露出されているのを示している。コート寸法を示す表示584がノブ側面583に付けられている。図8に関して説明したように、ノブ380を回転させると、ピニオン350が、可撓性ラック344,346およびそれらに取り付けられている延長部材334,336それぞれを相対向する方向へ移動させるようになる。そして、延長部材が調節されたところのコトーの寸法を、窓580を通して表示された寸法表示584表示する。
【0058】
図18と、図18の19ー19線平面に沿った図である図19は、別の寸法表示器実施例を示している。これら図では、ピニオン50の隣接軸がかなり拡大されていることを示している。この拡大した軸590は、中央部352にある拡大ジャーナル592を貫いて延びており、その面594を露出させている。面594には矢印マーク596が付けられており、一方、寸法表示598は中央部352の隣接壁600上に表示されている。従って、ピニオン350が回転して可撓性ラック344、346を移動させると、矢印596も回転し、矢印が適当な寸法表示598を表示するようになる。
【0059】
別の寸法表示器兼調節実施例が図20に示してある。この図は、図8に示したような右側アーム326および右側延長部材336の図である。図20において、アーム326の隣接側面610には寸法表示612があり、延長部材336は表示窓604の2つの側部を形成するように形づけられている。従って、延長部材336をアーム326上で新しい位置に動かして行けば、窓604がコート寸法を表示して行くので、適切なコート寸法まで動かせばよい
【0060】
図21および図22は、図1に示すハンガーとほぼ同じ方法で作ったハンガーの中央部を示している。図21において、アーム22,24それぞれの内側端部は、室662を限定している中央部650から外側へ湾曲して延び出ており、この室内には、側方に離隔した軸654,656周囲を回転できるホイール658、660が装着してある。各ホイールは複数の円周歯662を備えており、これらの円周歯はそれぞれ互いに他方のホイールの歯と噛み合うようになっているので、一方のホイール658の一方向への回転は他方のホイール660を反対方向へ同じ量だけ回転させる、という効果がある
【0061】
延長部材(図21には図示せず)は、それぞれ、細長い、実質的に撓まないトング664、666を備えている。各トングには複数個の歯668が形成されており、これらの歯がそれぞれ対応するホイール658,660の歯662と噛み合い、その結果、トング664,666のいずれか一方が後方へあるいは前方へ移動したときに、他方のトングもその動きと反対方向に同じ量だけ駆動するようになる。各トングの、それぞれの延長部材から遠く離れた方の端部は、ホイールを越えて先に延びており、その結果、図21,図22に示すように、各トング同士が中央部室652内で交差することになる。
図22に示すように、トング664,666の遠い方の端668,670は室652内に並行して設置されている。
【0062】
作動時は、トング664,666の最外端668,670は、室652の内壁面に実質的に隣接した最も内方位置にあるので、これは延長部材のトングの内方移動の止めとして作用する。トング664に連結された延長部材が外側へ物理的に動かされると、ホイール658が反時計方向に回転すると共に、ホイール660は時計方向に回転して、図21の右方へ、対応する量だけ、アーム664,666の最外方端668,670がトングとそれぞれのホイール658、660間の接触領域に行くまで、トング666を強制的に動かすようにする。また、このとき、アーム22上の延長部材が端部止め224と係合し、延長部材がさらに移動するのを阻止し、それ故、トング664、666がさらに移動するのを阻止する。
【0063】
前記のことからわかるように、調節自在の衣服ハンガーの実施例を、衣服とそれを支持するハンガー間の適合性を向上させるように、この明細書では側方調節を行うのに適したものとして説明してきた。本発明による装置は、それぞれの衣服寸法に合わせて迅速に調節することができる。延長部材を、異なった衣服、たとえば、コート、ドレスに合わせて異なった形状とすることもできる。ハンガーは、異なった衣服に合った延長部材を摺動自在に交換することによって、いろいろに変更できる。ここでは、本発明ハンガーの実施例を、フレーム中央部から相対向する方向に移動する、対になった延長部材を有するものとして開示してきたが、ハンガー・フレームの一端部に単一の延長部材を配置することを含めて他の実施例も可能である。
【0064】
ここに説明した本発明の好ましい実施例は例示であり、種々の修正、寸法変更および再配置が容易に可能であり、結果は同じであり、これらすべては添付の請求の範囲内に含まれると考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による好ましい実施例を示す調節自在の衣服ハンガーの立面図である。
【図2】 図1の2−2線平面に沿った拡大断面図である。
【図3】 図1の3−3線平面に沿った拡大断面図である。
【図4】 図1の4−4線平面に沿った拡大断面図である。
【図5】 図1の延長部材のうちの1つを示す正面図であり、ラックの可撓性を示す図である。
【図6】 図1のラック・ガイドの別の好ましい実施例を示す、図1と同様の図である。
【図7】 別の好ましいアーム・延長部材実施例を示す、図2と同様の図である。
【図8】 別の好ましい調節自在の衣服ハンガー実施例の正面図である。
【図9】 図8の9−9線平面に沿った拡大図である。
【図10】 図8の10−10線平面に沿った拡大図である。
【図11】 (a)は図7の曲線11内の構造の拡大図であり、(b)は(a)と同様の図である。
【図12】 図1の中央部に類似した図であり、別の好ましいピニオン実施例を示す図である。
【図13】 別の好ましいピニオン実施例を示す、図12と同様の図である。
【図14】 本発明による寸法表示装置を有する固定ハンガーの正面図である。
【図15】 図14の側面図である。
【図16】 図8の中央部の図であり、寸法表示装置を示す図である。
【図17】 図16の側面図である。
【図18】 図16と同様の図であり、別の寸法表示装置を示す図である。
【図19】 図18の側面図である。
【図20】 図8の一端の図であり、別の寸法表示装置を示す図である。
【図21】 別の実施例の中央部の一部拡大断面図である。
【図22】 図21の中央部の横断面図である。
【符号の説明】
20 調節自在の衣服ハンガー
22 フレーム
24 アーム
26 アーム
30 鈍角
34 延長部材
36 延長部材
44 可撓性ラック
46 可撓性ラック
50 ピニオン
52 フレーム中央部
90 通路
92 ボス
94 室下壁
96 通路
98 ボス
110 衣服衝合部材
112 プレート
130 可撓性トング

Claims (11)

  1. 調節自在の衣服ハンガーであって、
    中央部で鈍角に折り曲げることにより形成された細長い第1,第2の支持アームを有するフレームと、
    前記第1,第2の支持アームに該第1,第2の支持アームの長手方向に沿ってそれぞれ往復平行移動できるように装着されたハンガー幅調節用の第1,第2の延長部材と、
    前記第1及び第2の延長部材の何れか一方が往復平行移動させた時に該移動に連動して他方の延長部材を往復移動させる移動伝達機構と、
    を包含し、
    前記移動伝達機構は、前記フレームの中央部箇所に回転可能に装着された少なくとも1つのピニオンを備え、
    前記第1の延長部材は、前記第1の支持アーム側から前記鈍角に折り曲げられた中央部と前記ピニオンとの外周間に形成される円弧状通路を通して前記第2の支持アーム側ヘ達する長さの可撓性トングを有し、前記第2の延長部材は、前記第2の支持アーム側から前記鈍角に折り曲げられた中央部と前記ピニオンとの外周間に形成される円弧状通路を通して前記第1の支持アーム側ヘ達する長さの可撓性トングを有し、前記第1及び第2の延長部材の可撓性トングには前記ピニオンに噛み合うラック歯がそれぞれ形成されていることを特徴とする調節自在の衣服ハンガー。
  2. 前記第1,第2支持アーム間の鈍角は110度〜150度であることを特徴とする請求項1記載の調節自在の衣服ハンガー。
  3. 前記移動伝達機構は、前記フレームの中央部箇所に回転可能に装着された、直接もしくは間接的に互いに噛み合う少なくとも第1および第2のピニオンを備え、
    前記第1の延長部材の可撓性トングのラック歯は前記第1のピニオンと噛み合い、前記第2の延長部材の可撓性トングのラック歯は前記第2のピニオンと噛み合うように構成されていることを特徴とする請求項1記載の調節自在の衣服ハンガー。
  4. 前記第1及び第2の延長部材の位置を選択的に錠止するための錠止手段を含むことを特徴とする請求項1記載の調節自在の衣服ハンガー。
  5. 前記錠止手段は、前記延長部材に加えられる力が予定の閾値を超えた場合に前記第1及び第2延長部材が平行移動できるように前記トングを摩擦を持って把持する手段を含むことを特徴とする請求項記載の調節自在の衣服ハンガー。
  6. 前記第1,第2の延長部材をそれぞれの支持アームに沿って案内する手段を包含することを特徴とする請求項1記載の調節自在の衣服ハンガー。
  7. 前記伝達移動機構は、前記ピニオンに同軸に取り付けられ、前記第1及び第2延長部材を支持アームに沿って平行移動させる調節ノブを備えることを特徴とする請求項1記載の調節自在の衣服ハンガー。
  8. 前記調節ノブは、前記第1,第2の延長部材がそれぞれの支持アームに沿った往復平行移動に従ってハンガーの衣服支持寸法を示すための手段を備えることを特徴とする請求項7記載の調節自在の衣服ハンガー。
  9. 前記第1,第2の延長部材がそれぞれの支持アームに沿った往復平行移動に従ってハンガーの衣服支持寸法を示すための手段を備えることを特徴とする請求項1記載の調節自在の衣服ハンガー。
  10. 前記伝達移動機構は、前記ピニオンに同軸に取り付けられ、前記第1及び第2延長部材を支持アームに沿って平行移動させる電気モータを備えることを特徴とする請求項1記載の調節自在の衣服ハンガー。
  11. 前記前記第1及び第2延長部材が支持アームから外れるのを防ぐための手段を備えることを特徴とする請求項1記載の調節自在の衣服ハンガー。
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