JP3685695B2 - 電子レンジ - Google Patents

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  • Relay Circuits (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子レンジに関し、特に、高圧トランスへの突入電流の抑えられた電子レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子レンジでは、マグネトロンから高周波の電波が発振されることにより、食品が加熱される。なお、マグネトロンへ電力を供給するために、電子レンジでは、高圧トランスが搭載されている。
【0003】
トランスは、コアに、磁性材料を用いられているため、磁界Hと磁束密度Bにヒステリシス特性を有する(図11(A)参照)。また、図11(B)に、高圧トランスの電圧波形(破線)と、磁束波形(実線:電流波形)を示す。
【0004】
トランスにおいて、磁束の位相は、電圧位相よりもπ/2だけ進んでいる。また、図11から理解されるように、高圧トランスに生じる励磁束は、−Φから+Φまで変化する。そして、磁束が0、すなわち、電圧が最大となる位相であるP点またはQ点において、高圧トランスへの電力の供給が開始されると、当該高圧トランスに生じる突入電流を小さく抑えることができる。
【0005】
なお、実際に、高圧トランスへの電力の供給は、パワーリレーのON/OFFを制御することにより、制御される。ただし、パワーリレーの動作時間のバラつきにより、高圧トランスへの電力供給のタイミングにバラつきが生じ、これにより、高圧トランスに生じる突入電流が大きくなることがあった。
【0006】
そして、特開平2−160393号公報では、パワーリレーの動作時間のバラつきを抑えるために、パワーリレーの動作時間を短くする技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の公報に記載の技術だけでは、高圧トランスへの電力供給開始時の突入電流を完全に抑えることはできなかった。
【0008】
本願発明者がその原因を鋭意検討した結果、高圧トランスへの電力供給開始時の突入電流を抑えるには、従来に増して、交流電源から高圧トランスへの電力を供給するタイミングを正確に制御することが必要であると考えられた。また、高圧トランスへの電力供給開始時の突入電流は、その直前に、当該高圧トランスへの電力の供給を停止した際の、当該高圧トランスにおける残留磁束の状態によっても、影響を受けることがわかった。
【0009】
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、高圧トランスにおける突入電流を抑えることのできる電子レンジを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に従った電子レンジは、食品を加熱するマグネトロンと、前記マグネトロンに高電圧を供給するための高圧トランスと、所定の交流電源と前記高圧トランスを電気的に接続する第1の状態と、前記所定の交流電源と前記高圧トランスの接続を解除する第2の状態を取ることのできるリレーと、前記リレーの動作を制御するとともに、前記所定の交流電源の供給する電圧の位相である電源電圧位相を検出できる制御部とを備え、前記制御部は、前記リレーを、前回の前記第1の状態から前記第2の状態に切換えた時点での前記電源電圧位相に応じた電源電圧位相で、前記第2の状態から前記第1の状態に切換えて高圧トランスへの電力の供給を開始させるとともに、前記第2の状態から前記第1の状態に切換える前に、前記第2の状態から前記第1の状態に向けて、前記第1の状態となる手前まで、予備的に動作させることを特徴とする
【0011】
本発明によると、前回の高圧トランスへの電力の供給が停止された時点での電源電圧の位相から、当該高圧トランスにおける、電力の供給開始時の、残留磁束の状態を予測することができる。
【0012】
また、予備的な動作をさせることにより、リレーは、長期間第1の状態にされていない場合でも、制御部によって第2の状態から第1の状態に動作させられる際には、常に、スムーズに、状態を変更できる。
【0013】
したがって、高圧トランスに対して、残留磁束の状態を考慮しながら、電力の供給を開始できるため、当該高圧トランスにおける、突入電流を抑えることができる。
【0014】
さらに、制御部がリレーを第1の状態にする旨の指令を発してから実際にリレーが第1の状態になるまでの時間を一定にできるため、高圧トランスへの電力供給のタイミングを、正確に守ることができる。
【0015】
また、本発明に従った電子レンジは、前記制御部は、前回の前記第1の状態から前記第2の状態に切換えた時点での前記電源電圧位相を検出できなかった場合には、前記電源電圧位相が特定の位相にある時点で、前記高圧トランスへの電力の供給を開始させることが好ましい。
【0016】
これにより、高圧トランスにおける残留磁束の状態がどのような状態であっても、突入電流をある程度抑えられるような電源電圧の位相で、高圧トランスへの電力の供給を開始することができる。
【0017】
また、本発明に従った電子レンジは、前記制御部は、前記リレーに、複数回、前記予備的な動作を実行させることが好ましい。
【0018】
これにより、より確実に、リレーの動作をスムーズにできる。
【0019】
また、本発明に従った電子レンジは、前記制御部は、前記リレーに前記予備的な動作をさせた後は、前記リレーを前記第2の状態に戻すことが好ましい。
【0020】
これにより、リレーを予備的に動作させようとしたにも拘わらず、所定の交流電源から高圧トランスへと電力の供給が行なわれる、という事態を、確実に回避できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施の形態である電子レンジについて、図面を参照しつつ説明する。
【0022】
図1は、本実施の形態の電子レンジの正面図である。電子レンジ1は、主に、本体2、ドア3、および、操作パネル6からなる。本体2は、主に、本体枠5、および、当該本体枠5の外郭を覆う外装部とから構成されている。本体枠5の内部には、食品を収容できる加熱室10が設けられている。加熱室10には、当該加熱室10内の温度を検出するためのサーミスタ26が備えられている。そして、ドア3は、本体2の前面に、加熱室10を開閉可能に備えられている。
【0023】
操作パネル6には、電子レンジ1に対してユーザが種々の情報を入力するための複数のキーが備えられている。また、操作パネル6には、加熱調理の残り時間等の、電子レンジ1の状態を示す表示部60が備えられている。表示部60は、たとえば液晶パネルからなり、数字等の記号を表示できる。
【0024】
図2に、電子レンジ1の、外装部を外した状態での斜視図を示す。
本体枠5上であって、加熱室10の右隣には、加熱室10内にマイクロ波を供給するためのマグネトロン21が備えられている。また、マグネトロン21の下方には、マグネトロン21に高電圧を供給するための高圧トランス22が備えられている。また、マグネトロン21の後方には、マグネトロン21や高圧トランス22を冷却するための冷却ファン23が備えられている。
【0025】
図3に、電子レンジ1の電気的構成を示す。
電子レンジ1は、外部の交流電源20から、電力を供給される。電子レンジ1は、当該電子レンジ1の動作を全体的に制御する制御回路11を備えている。また、電子レンジ1は、加熱室10内を照らす庫内灯10A、冷却ファン23を回転させるブロアモータ23A、マグネトロン21にマイクロ波を発振させるための高周波発振回路12を備えている。高周波発振回路12には、マグネトロン21および高圧トランス22が含まれる。
【0026】
また、電子レンジ1では、ドアスイッチ3Aおよびモニタスイッチ3Bが備えられている。ドアスイッチ3Aおよびモニタスイッチ3Bは、いずれも、ドア3の開閉に連動して、図3に示す回路の開閉を切換えるスイッチである。ドアスイッチ3Aは、ドア3が開かれると回路を開き、ドア3が閉じられると回路を閉じる。これにより、ドア3が開かれたときには、交流電源20から高周波発振回路12への電力の供給が不可能となる。したがって、ドアスイッチ3Aが備えられていることにより、ドア3が開いているにも拘わらず、マグネトロン21がマイクロ波を発振する事態を回避できる。また、モニタスイッチ3Bは、ドア3が閉じられると回路を開き、ドア3が開かれると回路を閉じる。モニタスイッチ3Bが備えられていることにより、ドア3が開かれているにも拘わらず、ドアスイッチ3Aが溶着等により回路を開かない場合でも、交流電源20から高周波発振回路12への電力の供給が不可能となる。
【0027】
電子レンジ1では、さらに、スイッチ13,14を備えている。スイッチ13は、庫内灯10Aおよびブロアモータ23Aへの電力の供給を切換えるスイッチである。また、スイッチ14は、高周波発振回路12への電力の供給を切換えるスイッチである。スイッチ13,14の回路の開閉は、いずれも、制御回路11により、制御される。また、制御回路11は、操作パネル6およびサーミスタ26に接続され、これらとの間で、情報の入出力を行なえる。
【0028】
また、電子レンジ1には、交流電源20の隣接して、当該交流電源20に直列に、ヒューズ19が接続されている。これにより、交流電源20から電子レンジ1に、危険な高電流が流れ込むことを回避できる。
【0029】
さらに、電子レンジ1には、スイッチ11Aが備えられている。制御回路11は、電子レンジ1が動作している場合、スイッチ11Aに回路を閉じさせている。そして、所定時間電子レンジ1において加熱動作が行なわれない場合等には、制御回路11は、スイッチ11Aに回路を開かせることにより、当該制御回路11への電力の供給を停止させる。これにより、電子レンジ1において、待機電力が消費されることを回避できる。なお、操作パネル6上の所定のキーを操作されることにより、制御回路11は、スイッチ11Aに、回路を閉じさせることができる。
【0030】
一般的な交流電源から高圧トランス22への電力の供給を開始する際の、高圧トランス22における突入電流のピーク値は、前回、当該高圧トランス22に対する電力の供給が停止された際の交流電源の電圧の位相(以下、「オフ位相」と略す)に応じて変化する。また、上記の突入電流のピーク値は、高圧トランス22に対して電力の供給を開始する際の交流電源の電圧の位相(以下、「オン位相」と略す)に応じても、変化する。これらのことについて、図4を参照しつつ、さらに詳細に説明する。なお、以下の文章では、適宜、高圧トランス22に電力の供給を開始することを、「オン制御」と略す。
【0031】
図4は、オン位相に対する、突入電流のピーク値を示す図である。なお、図4では、直前のオフ位相が、200°〜360°(10π/9〜2π)の場合を実線Aで、20°〜180°(π/9〜π)の場合を破線Bで示している。
【0032】
まず、実線Aでは、オン位相がA1 およびA2 の場合に、突入電流が極小値を取っている。なお、A1 とはπ/2より少し低い値(π/3程度)であり、A2 とは3π/2よりも少し高い値(5π/3程度)である。したがって、制御回路11は、オフ位相が10π/9〜2πであると判断すると、次回のオン制御では、電源電圧の位相がA1 またはA2 となるタイミングで高圧トランス22への電力の供給を開始させる制御を行なう。
【0033】
一方、破線Bでは、オン位相がB1 およびB2 の場合に、突入電流が極小値を取っている。なお、B1 とはπ/2より少し高い値(2π/3程度)であり、B2 とは3π/2よりも少し低い値(4π/3程度)である。したがって、制御回路11は、オフ位相がπ/9〜πであると判断すると、次回のオン制御では、電源電圧の位相がB1 またはB2 となるタイミングで高圧トランス22への電力の供給を開始させる制御を行なう。
【0034】
なお、突入電流は、実線Aではオン位相がπのときに、また、破線Bではオン位相が0(2π)のときに、極大値をとる。実線A、破線Bのいずれの場合でも、極大値の突入電流の電流値は、極小値の電流値の5倍程度となる。つまり、上記したようにオン位相を制御することにより、電子レンジ1では、突入電流を、最大1/5程度に抑える、という効果を奏することができる。
【0035】
また、制御回路11は、オフ位相が、上記以外、つまり、0〜π/9またはπ〜10π/9であると判断すると、次回のオン制御では、電源電圧の位相がπ/2または3π/2となるタイミングに合わせて、高圧トランス22への電力の供給を開始する制御を行なう。これは、電源電圧の位相がπ/2または3π/2となると、図11(B)に破線で示すように、磁束が最小となり、これにより、突入電流を最小に抑えることができるためである。
【0036】
図3から理解されるように、高周波発振回路12に対する電力の供給の有無の切換えは、スイッチ14に回路を開閉させることによって行なわれる。なお、スイッチ14は、リレーにより構成される。また、制御回路11には、スイッチ14を構成するリレーに対応したリレーコイルが備えられている。そして、スイッチ14による回路の開閉は、制御回路11が、当該リレーコイルへの通電状態を切換えることにより、切換えられる。
【0037】
ここで、制御回路11による、電源電圧の位相に応じたスイッチ14の動作の制御を、図5を参照して、より詳細に説明する。図5は、電源電圧の波形を、リレー駆動信号の状態およびリレーの接点状態と共に示す図である。なお、電源電圧の波形とは、交流電源20の供給する電圧の時間変化に対応する。リレー駆動信号の状態とは、制御回路11が、スイッチ14に回路を閉じさせるための信号を発したタイミング、つまり、上記のリレーコイルに通電を開始したタイミングを意味している。そして、リレー接点状態とは、スイッチ14が、回路を開閉している状態を意味している。なお、図5では、スイッチ14が回路を開いているときはリレー接点がOffであると記載され、回路と閉じているときはリレー接点がOnであると記載されている。また、図5には、A〜Cの、3パターンの、リレー駆動信号の状態とリレーの接点状態が示されている。
【0038】
まず、Aパターンについて、電源電圧の波形、リレー駆動信号A、および、リレー接点状態Aを参照する。このパターンでは、電源電圧の位相がπ〜10π/9にあるときに、リレー接点がOnからOffに切換えられている。なお、スイッチ14は、制御回路11がリレー駆動信号を発してからToff後に、回路を開いている。そして、制御回路11は、電源電圧の位相がπ〜10π/9にあるときに、リレー接点がOnからOffに切換えられたことを検出できた場合には、電源電圧の位相がA1 でリレー接点がOffからOnに切換わるように、リレー駆動信号をOnにする。なお、リレー接点は、リレー駆動信号が発信されてからTon後に、Onに切換わる。
【0039】
次に、Bパターンについて、電源電圧の波形、リレー駆動信号B、および、リレー接点状態Bを参照する。このパターンでは、電源電圧の位相がπ/9〜πにあるときに、リレー接点がOnからOffに切換えられている。なお、スイッチ14は、制御回路11がリレー駆動信号を発してからToff後に、回路を開いている。そして、制御回路11は、電源電圧の位相がπ/9〜πにあるときに、リレー接点がOnからOffに切換えられたことを検出できた場合には、電源電圧の位相がB1 でリレー接点がOffからOnに切換わるように、リレー駆動信号をOnにする。
【0040】
次に、Cパターンについて、電源電圧の波形、リレー駆動信号C、および、リレー接点状態Cを参照する。このパターンは、制御回路11が、リレー接点がOnからOffに切換えられた時点での電源電圧の位相を検出できなかった状態を示している。制御回路11は、このような状態では、電源電圧の位相がπ/2である時点でリレー接点がOffからOnに切換わるように、リレー駆動信号をOnにする。電源電圧の位相がπ/2であれば、図4に示す実線Aまたは破線Bのいずれの場合であっても、突入電流のピーク値はさほど大きな値とはならないからである。具体的には、図4に示す実線Aまたは破線Bのいずれの場合であっても、突入電流のピーク値は、極大値の半分程度に抑えられる。なお、同様の理由から、リレー接点をOffからOnに切換えるのは、電源電圧の位相が3π/2の時点であってよい。
【0041】
以上説明したように、制御回路11は、高圧トランス22への突入電流のピーク値を抑えるように、スイッチ14の動作を制御する。つまり、通常の加熱調理では、調理メニュー等で予め定められた時間の加熱が完了すると、制御回路11は、電源電圧の位相が0〜π/9またはπ〜10π/9となったときにスイッチ14に回路を開かせて、高周波発振回路12(高圧トランス22)への電力の供給を停止させる。
【0042】
また、加熱調理の途中でドア3が開かれる等により、電源電圧の位相が0〜π/9およびπ〜10π/9以外にあるときに高圧トランス22への電力の供給が停止された場合には、制御回路11は、スイッチ14が回路を開いた時点での電源電圧の位相を検出しておく。そして、当該電源電圧の位相に応じて、次回、スイッチ14に回路を閉じさせるタイミングを調整する(図5のパターンAまたはパターンB)。そして、このように、スイッチ14に回路を閉じさせるタイミングを制御することにより、高圧トランス22における突入電流を、1/5程度まで抑えることができる(図4参照)。
【0043】
ただし、制御回路11は、前回、スイッチ14が回路を開いた時点での電源電圧の位相を検出できなかった場合には、電源電圧の位相がπ/2または3π/2でスイッチ14に回路を閉じさせる(図5のパターンC)。このように制御を行なうだけでも、高圧トランス22における突入電流を、極大値の半分程度に抑えることができる。つまり、高圧トランス22における突入電流を、1/2.5程度で抑えることができる。
【0044】
なお、スイッチ14は、上記したように、リレーによって構成される。そして、スイッチ14による回路の開閉を長期間行なわなかった場合、当該スイッチ14を構成するリレーの動きが鈍る事態が想定される。図6に、スイッチ14について、長期間回路の開閉を行なわせなかった後、連続的に、回路の開閉をさせた際の、制御回路11がリレーコイルへ通電を開始してから実際に回路が閉じるまでの時間(動作時間)の変化を示す。図6において、縦軸は、動作時間を示し、横軸は、長期間回路の開閉を行なわなかった後の、スイッチ14(リレー)の動作回数を示す。
【0045】
図6を参照して、リレーの動作時間は、1回目ではT2 (10.4msec程度)となり、2回目ではT1 (8.8msec程度)となり、3回目以降ではT0 (8msec程度)となる。このことから、スイッチ14に、長期間、回路の開閉動作を行なわせていなければ、スイッチ14の動作時間は安定しなくなることが理解される。
【0046】
そこで、電子レンジ1では、マグネトロン21に加熱動作を開始させる際、スイッチ14に、予備的な動作をさせた後、図3に示す回路を閉じさせる。この予備的な動作を、図7のタイミングチャートを参照して、より具体的に説明する。なお、図7のタイミングチャートは、マグネトロン21による加熱動作を実行させる際に制御回路11の発する信号のタイミングチャートである。そして、図7(A)は、スイッチ13の動作を切換えるための信号についてのチャートであり、図7(B)は、スイッチ14の動作を切換えるための信号についてのチャートである。なお、スイッチ13およびスイッチ14は、いずれもリレーにより構成されており、図7(A)および図7(B)に示す信号は、それぞれ、対応するリレーを駆動するためのリレーコイルへの、通電のON/OFFについての信号である。
【0047】
加熱動作を開始する際、まず、制御回路11は、スイッチ13についてのリレー駆動信号をONして、スイッチ13に回路を閉じさせる。これにより、庫内灯10Aが点灯し、冷却ファン23が回転する。
【0048】
そして、制御回路11は、スイッチ14についてのリレー駆動信号を、TxだけONする。これにより、図3に示す回路を開く状態にあったスイッチ14が、Txの期間だけ、当該回路を閉じる方向に移動する(図7(B)中のJ1 のパルスに対応)。なお、スイッチ14は、対応するリレーコイルにTxという期間だけ通電されても、図3に示す回路を閉じる状態にまでは移動しない。そして、その後、制御回路11は、Tyだけ、スイッチ14についてのリレー駆動信号をOFFする。これにより、スイッチ14は、図3の回路を開く方向に移動する。なお、スイッチ14は、Txの期間だけ図3の回路を閉じる方向に移動した後、Tyの期間、対応するリレーコイルへの通電を解除されると、完全に、図3の回路を開く状態となる。そして、その後、制御回路11は、スイッチ14に図3の回路を閉じさせるように、継続的に、スイッチ14についてのリレー駆動信号をONにする。
【0049】
つまり、電子レンジ1では、スイッチ14に、継続的に回路を閉じさせる前に、J1 に対応させて、予備的な移動を実行させる。これにより、スイッチ14が長期間動作していない場合でも、高圧トランス22に通電させるために図3の回路を閉じさせる前に、スイッチ14の動作を滑らかにすることができる。これにより、制御回路11によって、スイッチ14に図3の回路を閉じさせるタイミング、つまり、高圧トランス22に電力の供給を開始するタイミングを、正確に制御できる。
【0040】
なお、上記した予備的な移動は、図7(B)に示すように1回に限定されない。図7(C)は、図7(B)の変形例である。そして、予備的な移動は、図7(C)中のJ1 〜J3 のように、複数回実行されてもよい。
【0051】
次に、電子レンジ1において加熱動作が実行される際の、制御回路11による処理内容を説明する。図8に、制御回路11によって実行されるメインルーチンのフローチャートを示す。
【0052】
図8を参照して、まず、制御回路11は、S1で、操作パネル6において、加熱動作の開始を指示する操作がなされたか否かを判断する。当該操作がなされたと判断すると、S2に進む。
【0053】
S2で、制御回路11は、マグネトロン21による加熱を開始させるための加熱開始処理を実行して、S3に進む。加熱開始処理の詳細については後述する。
【0054】
S3で、制御回路11は、S2で加熱を開始してから、予め定められた加熱時間が経過したか否か、または、操作パネル6において加熱動作を終了させる旨の操作がなされたか否かを判断する。そして、まだ加熱時間が経過していないと判断し、かつ、加熱動作を終了させるような操作がなされていないと判断すると、S4に進む。一方、加熱時間が経過したか、または、加熱動作を終了させるような操作がなされたと判断すると、S5に進む。なお、電子レンジ1では、複数の調理メニューに対応した加熱調理が可能であり、加熱時間は、そのメニューごとに、異なった時間が定められる。
【0055】
S5で、制御回路11は、スイッチ14に図3の回路を開かせることにより、高周波発振回路12への電力の供給を停止させて、S6に進む。なお、制御回路11は、交流電源20の電圧の位相が0〜π/9またはπ〜10π/9にあるときにスイッチ14に回路を開かせる。
【0056】
S6で、制御回路11は、内臓するメモリに、S5でスイッチ14に回路を開かせた際の交流電源20の電圧の位相(0〜π/9またはπ〜10π/9)を書込み、S10に進む。
【0057】
一方、S4で、制御回路11は、ドア3が開かれる等により、高周波発振回路12への電力の供給が中断されたか否かを判断する。そのような中断があれば、S7に進み、そのような中断がなければ、S3に戻る。
【0058】
S7で、制御回路11は、スイッチ14に、図3の回路を開かせて、S8に進む。これにより、電子レンジ1では、加熱が中断された場合、再度、加熱の開始を指示する旨の操作がなされたことを条件として、加熱動作が実行される。
【0059】
S8で、制御回路11は、加熱が中断された時点で、交流電源20が供給していた電圧の位相を検出できるか否かを判断する。検出できた場合には、S9で、検出した位相を、内臓するメモリに書込み、S1に戻る。一方、検出できなかった場合には、そのまま、S1に戻る。
【0060】
一方、S10では、制御回路11は、加熱が終了した旨を、音声または表示により報知して、S11に進む。
【0061】
S11で、制御回路11は、加熱室10の温度に応じて、表示部60の表示態様を変化させる温度報知処理を実行した後、S1に戻り、加熱を指示する操作を待つ。なお、温度報知処理の詳細な内容については、後述する。
【0062】
次に、S2の、加熱開始処理の内容について、説明する。図9は、加熱開始処理のサブルーチンのフローチャートである。
【0063】
加熱開始処理では、まずS21で、制御回路11は、図7を参照して説明したように、スイッチ14を予備的に移動させて、S22に進む。
【0064】
S22で、制御回路11は、内臓するメモリに、高圧トランス22への通電が停止された際の交流電源20の電圧の位相が書込まれているか否かを判断する。当該位相が書込まれていると判断すると、S23に進み、書込まれていないと判断すると、S24に進む。
【0065】
S23では、制御回路11は、メモリに書込まれている位相θが、0〜π/9またはπ〜10π/9に含まれるか否かを判断する。そして、当該範囲に含まれると判断すると、S24に進み、含まれないと判断すると、S25に進む。
【0066】
S25で、制御回路11は、メモリに書込まれている位相θが、10π/9<θ<2πの範囲にあるか否かを判断する。そして、当該範囲にあると判断すると、S26に進み、含まれないと判断すると、S27に進む。
【0067】
S24,S26,S27のそれぞれで、制御回路11は、スイッチ14に図3の回路を閉じさせる際の交流電源20の電圧の位相NPを、π/2または3π/2,A1 またはA2 ,B1 またはB2 と決定して、S28に進む。
【0068】
S28で、制御回路11は、S24,S26またはS27で決定したNPで、スイッチ14に図3の回路を閉じさせ、S29で、メモリに書込んだ位相をクリアして、リターンする。
【0069】
次に、図8のS11の温度報知処理について、説明する。図10は、温度報知処理のサブルーチンのフローチャートである。
【0070】
温度報知処理で、制御回路11は、まず、S111で、サーミスタ26の検出温度Ttが100℃を超えているか否かを判断する。越えていると判断すると、S113に進み、100℃以下であると判断すると、S112に進む。
【0071】
S112では、制御回路11は、表示部60のバックライトの色を赤として、S111に戻る。
【0072】
S113では、制御回路11は、サーミスタ26の検出温度Ttが50℃を下回ったか否かを判断する。そして、まだ50℃を下回っていないと判断すると、S114に進み、表示部60のバックライトの色を橙として、S111に戻る。一方、50℃を下回ったと判断すると、S115に進む。
【0073】
S115で、制御回路11は、表示部60のバックライトの色を黄として、S116に進む。
【0074】
S116で、制御回路11は、サーミスタ26の検出温度Ttが50℃未満となってから所定の時間(たとえば3分)が経過したか否かを判断する。そして、まだ、当該所定の時間が経過していないと判断すると、S111に戻り、所定の時間が経過したと判断すると、S117に進む。S117では、表示部60の表示を終了させ、リターンする。
【0075】
以上説明した温度報知処理によると、Ttが100℃を越える場合には、表示部60のバックライトの表示色は赤とされ、Ttが50℃から100℃の場合には、表示部60のバックライトの表示色は橙とされ、Ttが50℃を下回る場合には、表示部60のバックライトの表示色は黄とされる。これにより、加熱調理が終了した後であっても、間接的に、ユーザに、加熱室10の温度を知らせることができるため、ユーザが、加熱室10が高温であることを知らずに、不用意に加熱室10または電子レンジ1に触れることを回避できる。
【0076】
また、Ttが50℃を下回ってから所定の時間が経過すると、表示部60の表示が終了する。これにより、表示部60が、無駄に表示動作を行なうことを回避できる。したがって、電子レンジ1では、加熱調理後に、ユーザに、加熱室10が高温であることについて注意を喚起しながら、電力を無駄に消費することを回避できる。
【0077】
また、制御回路11は、温度報知処理において、Ttに応じて表示部60のバックライトの表示色を変更したが、これに代えて、表示部60において表示される文字や数字等の記号の表示色を変更してもよい。
【0078】
なお、S117において、制御回路11は、表示部60における表示動作を終了させることに代えて、スイッチ11Aに回路を開かせることにより、当該制御回路11への電力の供給を停止させてもよい。なお、制御回路11への電力の供給が停止されるということは、電子レンジ1に対する電力の供給が停止されることに相当する。
【0079】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の電子レンジの正面図である。
【図2】 図1の電子レンジの、外装部を外した状態の斜視図である。
【図3】 図1の電子レンジの、電気的構成を示す図である。
【図4】 図1の電子レンジの高圧トランスに対して電力の供給を開始する際の、交流電源の電圧の位相に対する、突入電流のピーク値を示す図である。
【図5】 図1の電子レンジについて、電源電圧の波形、リレー駆動信号の状態、および、リレーの接点状態を示す図である。
【図6】 図1の電子レンジにおいて、高周波発振回路への電力の供給の有無を切換えるリレーについて、長期間回路の開閉を行なわせなかった後、連続的に回路の開閉をさせた際の、リレーコイルへ通電を開始してから実際に回路が閉じるまでの時間(動作時間)の変化を示す図である。
【図7】 図1の電子レンジにおいて加熱を実行する際の、制御回路の、各種スイッチのON/OFFを切換える信号のタイミングチャートである。
【図8】 図1の電子レンジの制御回路が実行するメインルーチンのフローチャートである。
【図9】 図8の加熱開始処理のサブルーチンのフローチャートである。
【図10】 図8の温度報知処理のサブルーチンのフローチャートである。
【図11】 電子レンジにおける、高圧トランスの特性を示す図である。
【符号の説明】
1 電子レンジ、6 操作パネル、10 加熱室、11 制御回路、11A,13,14 スイッチ、12 高周波発振回路、20 交流電源、21 マグネトロン、22 高圧トランス、60 表示部。

Claims (4)

  1. 食品を加熱するマグネトロンと、
    前記マグネトロンに高電圧を供給するための高圧トランスと、
    所定の交流電源と前記高圧トランスを電気的に接続する第1の状態と、前記所定の交流電源と前記高圧トランスの接続を解除する第2の状態を取ることのできるリレーと、
    前記リレーの動作を制御するとともに、前記所定の交流電源の供給する電圧の位相である電源電圧位相を検出できる制御部とを備え、
    前記制御部は、前記リレーを、前回の前記第1の状態から前記第2の状態に切換えた時点での前記電源電圧位相に応じた電源電圧位相で、前記第2の状態から前記第1の状態に切換えて高圧トランスへの電力の供給を開始させるとともに、前記第2の状態から前記第1の状態に切換える前に、前記第2の状態から前記第1の状態に向けて、前記第1の状態となる手前まで、予備的に動作させることを特徴とする電子レンジ。
  2. 前記制御部は、前回の前記第1の状態から前記第2の状態に切換えた時点での前記電源電圧位相を検出できなかった場合には、前記電源電圧位相が特定の位相にある時点で、前記高圧トランスへの電力の供給を開始させることを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ。
  3. 前記制御部は、前記リレーに、複数回、前記予備的な動作を実行させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子レンジ。
  4. 前記制御部は、前記リレーに前記予備的な動作をさせた後は、前記リレーを前記第2の状態に戻すことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1つに記載の電子レンジ。
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