JP3683919B2 - 平たくなる腕貫枕 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は取扱い便利で、通気性に富んだ、シート状物に一体化して止め具にて咬止する等の簡単な操作で、枕体を形成しその際枕を巻き込む様にすれば、腕を保護できる、腕枕、手枕の補助具と言うべきものである。
【0002】
【従来の技術】
従来子供などに添寝する場合、腕枕をよくするが、こうすると身体が密着して腕で囲むので、子供の肩部が寒くなく、相互に暖かくて子供は安心してよく寝付く。又腕を幼児の後頭部に当てて抱いていて、そのまま寝床等に置き寝かし付けることが多いが、この場合腕が直接幼児等の後頭部に接触しているので、その部分では汗ばみ、首筋等に汗もができたり、気持悪がることがある。この際寝付いたら寝床等に設けた別の枕体に頭部を移動して、腕を抜き取らねばならないので、浅い眠りに付いたばかりの幼児等には枕体が変わり、ゆり起こす結果になる。この様な場合には、よく長時間腕枕をするので腕枕している方でも、腕が圧迫されて苦痛になる。又年若い夫婦で相手を腕枕する場合にも、寝入っているので思わず長時間になり、腕がシビレ痛むことがある。更に寝相の悪い人はすぐ枕を放ることになるが、自身の腕を本発明品の枕にすれば探さなくてもよく便利であり、又腕枕の性癖の人も多いがいずれも長時間になれば、やはり翌朝腕が痛み、仕事にも支障を来すことがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の枕体は平たくならないために、かたずけ整頓する時、収納する時、梱包し運搬する時等にかさばり、ゴロゴロして邪魔になったりした。又使用して汚れた場合、内部の洗浄等が容易ではなかった。更に通気性のある立体化した中空構造物であるために、素材として予定している柔軟性、可撓性のある軽い合成樹脂等による一体化製造は、成形等の製造方法が極めて困難であり、従って費用がかさみ安価に供用し難かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、芯材型枠からなる腕貫枕であって、該芯材型枠は、強靱柔軟性、可撓性ある材質で材料の厚みを増し、かつ、多数の小孔を穿設した長方形平板と、該長方形平板に連なる接合部片からなり、該長方形平板の端部及び該接合部片の各に複数の嵌着部分を設けてなり、該長方形平板の3カ所以上の箇所及び該長方形平板と該接合部片の境界箇所には、枕幅方向に切り込みが設けられ、該嵌着部分同士を嵌着したときに該切り込みの総数と等しい角数の多角形状の筒枕を形成する。
【0005】
【作用】
本発明は、通気性に優れた構造物である枕を、多孔性の長方形平板に一体化成型製造でき、止め具の位置にて、高さと大きさを自由に変えられる利点を持ち、腕等も圧迫から保護できる枕体であり、枕体と接触する後頭部が蒸れたりすることもなく頭寒足熱を行い易く心地よい睡眠がとれる。
【0006】
【実施例】
以下添付図面に従って一実施例を説明すれば、軽くて柔軟性、可撓性ある合成繊維、合成樹脂等の強靱な材質で本質的には、材料の厚みを増して丈夫になり芯枠1としたものの、全面に多数の小孔2を穿設し、又は網状となったシート状の素材に、ボタン状止め具、ベルクロ(登録商標)、嵌脱接合具等の止め具部品3を単数又は複数設けてなる接着部片4を含めて4部片以上を可折自在とする蝶番薄身5の切り込みを入れて、三角形以上の多角形で角を大きく丸めた歪み円筒を形成して、大人が腕を通せる大きさにする。又止め具装置3の受止部を予備に設けて置き、咬止部分をづらすことにより、容易に使用する人に応じて、高さが自由に選べる様にする。
【0007】
【発明の効果】
上述の様に、本発明品は、枕体の高さが可変であるので幼児等に授乳する時には、脇息の様に用い肘を保護して、幼児等を寝かし付けながら長時間の授乳を楽にすることもでき、夏期には、枕体に薄地の枕カバーをつけても、内部が透けているので、かえって清潔で清涼感に溢れ、寝苦しくなく汗ばむこともない。そして冬期には、枕体1に更にクッション性のある保温材で被覆すれば軽くて、柔らかく、暖かい枕体になる。そして枕として使用しない時には、特に夏期にはシート状に展開してお尻の蒸れない座布団とか、長椅子等の背持たれとか、背中敷きになり、かたずけ整頓する時とか、押し入れ等に収納する時にゴロゴロかさばらなくて、非常に便利であり、旅行、屋外キャンプ等の携帯用にも持ち運びし易く最適である。本発明品の内部を腕が貫通しているので、内部で手首と肘を曲げることによって、枕体をしっかりと保持でき、簡単に脱落したり、幼児等の後頭部に当たる角度が回転等によってかわることもなく、安全な添寝枕である。
【図面の簡単な説明】
[第1図]は本発明の使用例を表す斜視図である。
[第2図]は本発明の側図面である。
[第3図]は本発明の展開図である。
【符号の説明】
1 多角形の歪み円筒の芯型、比較的材料の厚みを増した部分
2 芯材に通気性を高めるために設けた多数の小孔
3 嵌脱装置等止め具部分
4 嵌着部分を配してなる接着部片
5 蝶番になる可折自在横方向に長い材料の切り込み薄身部分
【産業上の利用分野】
本発明は取扱い便利で、通気性に富んだ、シート状物に一体化して止め具にて咬止する等の簡単な操作で、枕体を形成しその際枕を巻き込む様にすれば、腕を保護できる、腕枕、手枕の補助具と言うべきものである。
【0002】
【従来の技術】
従来子供などに添寝する場合、腕枕をよくするが、こうすると身体が密着して腕で囲むので、子供の肩部が寒くなく、相互に暖かくて子供は安心してよく寝付く。又腕を幼児の後頭部に当てて抱いていて、そのまま寝床等に置き寝かし付けることが多いが、この場合腕が直接幼児等の後頭部に接触しているので、その部分では汗ばみ、首筋等に汗もができたり、気持悪がることがある。この際寝付いたら寝床等に設けた別の枕体に頭部を移動して、腕を抜き取らねばならないので、浅い眠りに付いたばかりの幼児等には枕体が変わり、ゆり起こす結果になる。この様な場合には、よく長時間腕枕をするので腕枕している方でも、腕が圧迫されて苦痛になる。又年若い夫婦で相手を腕枕する場合にも、寝入っているので思わず長時間になり、腕がシビレ痛むことがある。更に寝相の悪い人はすぐ枕を放ることになるが、自身の腕を本発明品の枕にすれば探さなくてもよく便利であり、又腕枕の性癖の人も多いがいずれも長時間になれば、やはり翌朝腕が痛み、仕事にも支障を来すことがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の枕体は平たくならないために、かたずけ整頓する時、収納する時、梱包し運搬する時等にかさばり、ゴロゴロして邪魔になったりした。又使用して汚れた場合、内部の洗浄等が容易ではなかった。更に通気性のある立体化した中空構造物であるために、素材として予定している柔軟性、可撓性のある軽い合成樹脂等による一体化製造は、成形等の製造方法が極めて困難であり、従って費用がかさみ安価に供用し難かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、芯材型枠からなる腕貫枕であって、該芯材型枠は、強靱柔軟性、可撓性ある材質で材料の厚みを増し、かつ、多数の小孔を穿設した長方形平板と、該長方形平板に連なる接合部片からなり、該長方形平板の端部及び該接合部片の各に複数の嵌着部分を設けてなり、該長方形平板の3カ所以上の箇所及び該長方形平板と該接合部片の境界箇所には、枕幅方向に切り込みが設けられ、該嵌着部分同士を嵌着したときに該切り込みの総数と等しい角数の多角形状の筒枕を形成する。
【0005】
【作用】
本発明は、通気性に優れた構造物である枕を、多孔性の長方形平板に一体化成型製造でき、止め具の位置にて、高さと大きさを自由に変えられる利点を持ち、腕等も圧迫から保護できる枕体であり、枕体と接触する後頭部が蒸れたりすることもなく頭寒足熱を行い易く心地よい睡眠がとれる。
【0006】
【実施例】
以下添付図面に従って一実施例を説明すれば、軽くて柔軟性、可撓性ある合成繊維、合成樹脂等の強靱な材質で本質的には、材料の厚みを増して丈夫になり芯枠1としたものの、全面に多数の小孔2を穿設し、又は網状となったシート状の素材に、ボタン状止め具、ベルクロ(登録商標)、嵌脱接合具等の止め具部品3を単数又は複数設けてなる接着部片4を含めて4部片以上を可折自在とする蝶番薄身5の切り込みを入れて、三角形以上の多角形で角を大きく丸めた歪み円筒を形成して、大人が腕を通せる大きさにする。又止め具装置3の受止部を予備に設けて置き、咬止部分をづらすことにより、容易に使用する人に応じて、高さが自由に選べる様にする。
【0007】
【発明の効果】
上述の様に、本発明品は、枕体の高さが可変であるので幼児等に授乳する時には、脇息の様に用い肘を保護して、幼児等を寝かし付けながら長時間の授乳を楽にすることもでき、夏期には、枕体に薄地の枕カバーをつけても、内部が透けているので、かえって清潔で清涼感に溢れ、寝苦しくなく汗ばむこともない。そして冬期には、枕体1に更にクッション性のある保温材で被覆すれば軽くて、柔らかく、暖かい枕体になる。そして枕として使用しない時には、特に夏期にはシート状に展開してお尻の蒸れない座布団とか、長椅子等の背持たれとか、背中敷きになり、かたずけ整頓する時とか、押し入れ等に収納する時にゴロゴロかさばらなくて、非常に便利であり、旅行、屋外キャンプ等の携帯用にも持ち運びし易く最適である。本発明品の内部を腕が貫通しているので、内部で手首と肘を曲げることによって、枕体をしっかりと保持でき、簡単に脱落したり、幼児等の後頭部に当たる角度が回転等によってかわることもなく、安全な添寝枕である。
【図面の簡単な説明】
[第1図]は本発明の使用例を表す斜視図である。
[第2図]は本発明の側図面である。
[第3図]は本発明の展開図である。
【符号の説明】
1 多角形の歪み円筒の芯型、比較的材料の厚みを増した部分
2 芯材に通気性を高めるために設けた多数の小孔
3 嵌脱装置等止め具部分
4 嵌着部分を配してなる接着部片
5 蝶番になる可折自在横方向に長い材料の切り込み薄身部分
Claims (1)
- 芯材型枠からなる腕貫枕であって、
該芯材型枠は、強靱柔軟性、可撓性ある材質で材料の厚みを増し、
かつ、多数の小孔を穿設した長方形平板と、該長方形平板に連なる接合部片からなり、該長方形平板の端部及び該接合部片の各に複数の嵌着部分を設けてなり、
該長方形平板の3カ所以上の箇所及び該長方形平板と該接合部片の境界箇所には、枕幅方向に切り込みが設けられ、
該嵌着部分同士を嵌着したときに該切り込みの総数と等しい角数の多角形状の筒枕を形成する腕貫枕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25407194A JP3683919B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 平たくなる腕貫枕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25407194A JP3683919B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 平たくなる腕貫枕 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0880238A JPH0880238A (ja) | 1996-03-26 |
JP3683919B2 true JP3683919B2 (ja) | 2005-08-17 |
Family
ID=17259823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25407194A Expired - Fee Related JP3683919B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 平たくなる腕貫枕 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3683919B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100257996B1 (ko) * | 1997-08-29 | 2000-06-01 | 구자익 | 팔지지구 |
KR200469293Y1 (ko) * | 2013-07-08 | 2013-10-14 | 김인수 | 팔베개 기구 |
CN114631722A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-06-17 | 安徽信息工程学院 | 一种可调节的睡枕 |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP25407194A patent/JP3683919B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0880238A (ja) | 1996-03-26 |
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A521 | Written amendment |
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