JP3683610B2 - 伸縮式モップ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は伸縮式モップに関するものであり、更に詳しくは、シート状の払拭布をしわが寄った短縮状態としわが寄らない伸長状態とのいずれの状態にも取り付け可能な伸縮式モップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より清掃用のモップとして、握柄の先端の取付部に紙や不織布等からなるシート状の払拭布を装着して使用するものは公知である。この種のモップは、糸束からなる払拭布を使用する他のモップに比べると小形且つ軽量で、床や家具、置物、装飾品等の清掃に手軽に使用できるという利点を有している。
しかしながら、従来のこの種のモップは、払拭布を取り付けるための上記取付部が、一定の幅及び長さを有する定形の平板状をなしているため、例えば家具の間の細長い隙間を清掃するような場合に不便であった。また、シート状の払拭布は一般に厚さが薄いため、清掃時の弾力性を持たせようとする場合には複数枚を重ねて使用しなければならず、無駄が多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の技術的課題は、払拭布を取り付けるための取付部を伸縮自在とすることにより、家具等の間の細長い隙間を確実に清掃することができると共に、不織布の弾力性を簡単に増減調節することが可能なモップを得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明によれば、シート状をなす清掃用の払拭布と、該払拭布を着脱自在に取り付けるためのモップ本体とからなり、該モップ本体は、上記払拭布を装着する取付部と、該取付部の基端部に連設された握持用の柄とからなっていて、上記取付部が、複数の細長い棒状の部材を摺動式に結合することにより伸縮自在であると共に、これらの部材を伸長位置と短縮位置とに係止可能であり、また、上記払拭布が、上記モップ本体の取付部を挿入する筒状部を有し、上記取付部の伸縮長さに応じた長さに伸縮させた状態で該取付部に装着可能であることを特徴とする伸縮式モップが提供される。
本発明においては、上記取付部が、少なくとも先端部に払拭布に係止する係止手段を有している。
また、上記取付部は扁平であることが望ましい。
本発明において好ましくは、上記取付部が伸縮自在に結合された第1及び第2の2つの部材からなっていて、基端側の第1部材が硬質素材からなり、先端側の第2部材が弾性ある軟質素材からなっている。
上記取付部は、それを最小長さに短縮した状態で第1部材と第2部材がほぼ同長であることが望ましい。
【0005】
【作用】
上記構成の伸縮式モップにおいて、取付部を伸長させた状態で払拭布を取り付けた時は、該払拭布も伸長した状態となり、この状態で使用することにより、家具の間の細長い隙間等を簡単に清掃することができる。
上記取付部を短縮すると、その短縮長さに応じた長さに払拭布も短縮し、該払拭布はしわ寄せ状態となる。このため、払拭布の見掛けの厚さが増大し、清掃時の弾力性も増大する。
【0006】
【実施例】
図面は本発明に係る伸縮式モップの一実施例を示すものであるが、本発明はこのような実施例の構成に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で構成に種々の改変を加え得ることは当然のことである。
【0007】
図1及び図2に示す伸縮式モップは、モップ本体1と、このモップ本体1に着脱自在の払拭布2とからなっている。
上記モップ本体1は、払拭布2を取り付けるための取付部4と、該取付部4の基端部に連設された握持用の柄5とからなっており、上記取付部4は、伸縮自在に結合された複数(図示した実施例では2本)の細長い棒状部材4a,4bによって構成され、基端側部材である第1部材4aの基端部には上記柄5が取り付けられ、先端側部材である第2部材4bの先端部には、払拭布2に係止する係止手段6が付設されている。この係止手段6は、払拭布2に係止することができるものであれば何でも良く、例えば切り込み、先が鍵形に曲がったフック、面ファスナにおける鉤爪状突子側部材などが好適に使用される。上記第1部材4aの基端部にも同様の係止手段6を設けることができる。
【0008】
上記第1及び第2部材4a及び4bは、金属や合成樹脂、ゴム等の素材で形成することができ、その場合、両方を硬質素材で形成しても弾性ある軟質素材で形成しても良いが、好ましくは、先端側の第2部材4bをゴムや合成樹脂等の弾性ある軟質素材により形成し、基端側の第1部材4aをそれより硬いゴムや合成樹脂あるいは金属等の硬質素材により形成することであり、こうすることにより、第1部材4aによる第2部材4bの支持が確実なものになって、伸長時に取付部4が必要上に撓むのを防止することができる。
【0009】
また、両部材4a,4bの長さは、それらを最小長さに短縮したとき第2部材4bがほぼ第1部材4aの長さの範囲内に納まるようにしても良いが、図示したように、最小短縮時(図4参照)に第1部材4aと第2部材4bがほぼ同長になるように構成することが望ましい。具体的な例で示すと、第1部材4aの長さを約20cm、第2部材4bの長さを約30〜40cmとして、最小短縮時に第2部材4bが第1部材4aから約10〜20cm程突出するように構成することが望ましい。このように構成することにより、取付部4の最大伸長時(図1参照)は勿論のこと、最小短縮時においても、該取付部4を必要に応じて基端側の硬質部分と先端側の軟質部分とに使い分けて清掃することができる。
【0010】
なお、図示の例では、最小短縮時に取付部4が全体として均一形状となるように、第2部材4bの先半部の第1部材4aから常時突出する部分の断面形状及び大きさを、第1部材4aと同じにしているが、必ずしもこのように第2部材4bの先半部の大きさを第1部材4aに合せる必要はなく、全体を均一な大きさに形成することもできる。
また、上記両部材4a,4bの断面形状は、円形や角形など清掃に支障を来さない如何なる形状であってもよいが、好ましくは図3に示すような長方形状又は楕円形等の扁平形状である。
【0011】
更に、上記両部材4a,4bの結合方法は任意であって、図1〜4に示すように一方の部材4a(又は4b)の内部へ他方の部材4b(又は4a)を伸縮自在に挿入する方法に限らず、図5に示すように、一方の部材4a(又は4b)の軸方向に設けた蟻溝状の結合溝11内に、他方の部材4b(又は4a)の軸方向に設けた鳩尾形の結合条12を摺動自在に嵌合させる方法など、色々な構成を用いることができる。
【0012】
一方、上記柄5は、取付部4に角度をもって取り付けられ、180度反転させることができるようになっており、これにより、モップを上下反転させて払拭布2の両面を清掃に使用できるようになっている。
上記柄5を、可撓性素材により形成して取付部4に一体的に取り付け、撓みにより180度反転させるようにすることもできる。
【0013】
また、上記払拭布2は、紙や不織布等の繊維状シート7a,7bを複数枚重ね合せ、それらを結合部8において一体に結合したもので、中央部分に筒状部9を有し、該筒状部9内にモップ本体1の上記取付部4を挿入することにより、該取付部4に装着されるものである。このとき、取付部4に設けた上記係止手段6が払拭布2に係止し、該払拭布2の脱落が防止される。
上記シート7a,7bを結合するための結合手段としては、糸による縫着や接着等の適宜手段を用いることができる。
上記払拭布2の側縁には、多数の切り込みを入れることによって短冊状の小片2aを形成することができ、これにより、該払拭布2の集塵能力を向上させることができる。
【0014】
上記構成を有する伸縮式モップにおいて、図1に示すように、取付部4を構成する部材4a,4bを伸長させた状態で払拭布2を取り付けた時は、該払拭布2も伸長した状態となり、この状態で清掃に使用することにより、家具の間の細長い隙間等を簡単に清掃することができる。このとき、取付部4の少なくとも先端に設けた係止手段6が払拭布2に係止するため、該払拭布2は確実に取付状態に保持され、清掃時等に不要に脱落することがない。
また、上記第2部材4bが軟質素材で構成されている場合には、狭い隙間を主としてこの第2部材4bの弾性力を利用して有効且つ効率良く掃除することができ、該第2部材4bの先端が隙間の奥壁に突き当たっても、該第2部材4bの緩衝性により衝撃が吸収されると共に、壁等に傷を付けることがない。
【0015】
一方、図4に示すように、上記取付部4を短縮すると共に、その短縮長さに応じた長さに払拭布2を短縮させることにより、該払拭布2は多くのしわが寄った状態となる。このため、該払拭布2の見掛けの厚さが増大し、清掃時の弾力性が向上する。
【0016】
上記取付部4は、最大伸長時(図1参照)と最小短縮時(図4参照)との間の少なくとも1つ以上の位置に係止させ得るようになっていることが望ましく、これにより、清掃対象部位に最も合った長さに伸縮調節して効率良い清掃を行うことができる。上記取付部4を任意の伸縮長さに係止させるための手段としては、摩擦によるもの、突起と窪みの相互係止によるものなど、任意の構成を用いることができる。
【0017】
【発明の効果】
以上に詳述したように、本発明によれば、払拭布を取り付けるための取付部を伸縮自在としたので、それを伸長させた場合には家具の間などの細長い隙間の清掃に適したモップとすることができ、取付部を短縮した場合には、払拭布をしわ寄せ状態にして見掛けの厚さを増大させることにより、弾力性のある使用感に勝れたモップとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモップの一実施例を示す伸長状態での平面図である。
【図2】図1におけるA−A線での断面図である。
【図3】図1におけるB−B線での拡大断面図である。
【図4】図1のモップを短縮した状態の平面図である。
【図5】取付部の伸縮結合方法の別例を示す図3と同様位置での断面図である。
【符号の説明】
1 モップ本体 2 払拭布
4 取付部 4a,4b 部材
5 柄 6 係止手段
9 筒状部

Claims (5)

  1. シート状をなす清掃用の払拭布と、該払拭布を着脱自在に取り付けるためのモップ本体とからなり、該モップ本体は、上記払拭布を装着する取付部と、該取付部の基端部に連設された握持用の柄とからなっていて、上記取付部が、複数の細長い棒状の部材を摺動式に結合することにより伸縮自在であると共に、これらの部材を伸長位置と短縮位置とに係止可能であり、また、上記払拭布が、上記モップ本体の取付部を挿入する筒状部を有し、上記取付部の伸縮長さに応じた長さに伸縮させた状態で該取付部に装着可能であることを特徴とする伸縮式モップ。
  2. 上記取付部が、少なくとも先端部に払拭布に係止する係止手段を有することを特徴とする請求項1に記載の伸縮式モップ。
  3. 上記取付部が扁平であることを特徴とする請求項1又は2に記載の伸縮式モップ。
  4. 上記取付部が第1及び第2の2つの部材からなっていて、基端側の第1部材が硬質素材からなり、先端側の第2部材が弾性ある軟質素材からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の伸縮式モップ。
  5. 上記取付部を最小長さに短縮した状態で上記第1部材と第2部材がほぼ同長であることを特徴とする請求項4に記載の伸縮式モップ。
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